JP6465552B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、電子写真方式を用いたカラー画像形成装置においては、画像信号によって変調されたレーザビームを回転多面鏡としてのポリゴンミラーで反射し、感光ドラム上を走査することによって静電潜像を形成し、画像形成を行っている。このような画像形成装置において、各色のレーザビームに対して光源を備えるスキャナを複数個用いた場合、装置本体が大型化し、またコストが増大してしまう。
そこで、装置の小型化及びコストダウンを図るために、複数色に対して共通のスキャナを用いる構成が知られている。さらには、特許文献1に開示されるように、スキャナを共通にし、複数の光源のうち1つの光源に対してのみBD(Beam Detect)センサを設けるようにしたものが考案されている。
また、特許文献2には、ポリゴンミラーの各鏡面に誤差αが生じた場合(図8(a)参照)、ポリゴンミラーの各鏡面をレーザが走査した際のBD信号の周期をBDセンサによって測定し、誤差を補正するために鏡面毎に補正値を算出するものが考案されている。
この補正値を加味することで、ポリゴンミラーの各鏡面に面分割誤差が生じる場合であっても、BDセンサを設けた光源以外の他の光源について正確なBD信号を生成することができるというものである。以下、BDセンサを設けた光源以外の光源に対するBD信号を擬似BD信号と呼ぶ。
特開平4−313776号公報 特許第4393133号公報
特許文献2に開示される擬似BD信号の生成を行う構成では、プリント指令を受けた後に、スキャナを起動してポリゴンミラーが画像形成を行うための回転速度に収束した後(定常回転状態)、擬似BD信号を生成するための補正値を算出する。その後画像形成を開始する。そのため、擬似BD信号の補正が必要ない構成と比較した場合、擬似BD信号を生成するための補正値を算出する時間分だけ画像形成の開始が遅れてしまう。その結果、プリント指令を受けたから1枚目の画像形成を完了するまでの時間であるファーストプリントアウトタイムが延びてしまう。
上記課題に鑑みて、本発明は、ファーストプリントアウトタイムが延びるのを抑制することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、
第1光源及び第2光源と、
現像剤像を担持する第1像担持体及び第2像担持体と、
前記第1光源からのレーザ光を鏡面で反射しつつ、前記第1光源からのレーザ光を反射している鏡面とは異なる鏡面で前記第2光源からのレーザ光を反射することで、前記第1光源からのレーザ光を前記第1像担持体上に走査しつつ、前記第2光源からのレーザ光を前記第2像担持体上に走査する回転多面鏡と、
を有し、
前記回転多面鏡によるレーザ光の走査によって前記第1像担持体及び第2像担持体上のそれぞれに静電潜像を形成し、形成された静電潜像を前記現像剤像として現像する画像形成装置において、
前記回転多面鏡の回転により各鏡面で反射される前記第1光源からのレーザ光を検出して信号を出力する検出手段と、
前記各鏡面で反射されて前記検出手段により順次検出されるレーザ光の検出のタイミングに基づいて、前記第1光源からのレーザ光により前記第1像担持体上に静電潜像を形成するタイミングを決めるための第1信号を生成する第1生成手段と、
前記異なる鏡面で反射される前記第2光源からのレーザ光により前記第2像担持体上に静電潜像を形成するタイミングを決めるための第2信号を、前記第1信号と補正値に基づいて生成する第2生成手段と、
前記回転多面鏡の立ち上げ期間に、前記回転多面鏡の前記各鏡面で反射されたレーザ光を検出した前記検出手段の出力に基づき前記検出手段の出力に基づき前記補正値を算出する算出手段と、
を有し、
前記算出手段は、前記回転多面鏡の回転の加速度から、前記回転多面鏡の定常回転時における前記各鏡面で反射されて前記検出手段により順次検出されるレーザ光の各間隔を求め、前記各間隔と前記各間隔のうち基準間隔との差から前記補正値を算出することを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、
第1光源及び第2光源と、
現像剤像を担持する第1像担持体及び第2像担持体と、
前記第1光源からのレーザ光を鏡面で反射しつつ、前記第1光源からのレーザ光を反射している鏡面とは異なる鏡面で前記第2光源からのレーザ光を反射することで、前記第1光源からのレーザ光を前記第1像担持体上に走査しつつ、前記第2光源からのレーザ光を前記第2像担持体上に走査する回転多面鏡と、
を有し、
前記回転多面鏡によるレーザ光の走査によって前記第1像担持体及び第2像担持体上のそれぞれに静電潜像を形成し、形成された静電潜像を前記現像剤像として現像する画像形成装置において、
前記回転多面鏡の回転により各鏡面で反射される前記第1光源からのレーザ光を検出して信号を出力する検出手段と、
前記各鏡面で反射されて前記検出手段により順次検出されるレーザ光の検出のタイミングに基づいて、前記第1光源からのレーザ光により前記第1像担持体上に静電潜像を形成するタイミングを決めるための第1信号を生成する第1生成手段と、
前記異なる鏡面で反射される前記第2光源からのレーザ光により前記第2像担持体上に静電潜像を形成するタイミングを決めるための第2信号を、前記第1信号と補正値に基づいて生成する第2生成手段と、
前記回転多面鏡の立ち上げ期間中に、前記回転多面鏡の前記各鏡面で反射されたレーザ光を検出した前記検出手段の出力に基づき前記回転多面鏡の立ち上げ期間後に前記回転多面鏡の前記各鏡面で反射されたレーザ光が前記検出手段により検出される出力を求め求めた出力に基づき前記回転多面鏡の立ち上げ期間後に用いる前記補正値を算出する算出手段と、を有し、
前記第2生成手段は、前記回転多面鏡の立ち上げ期間中に算出された前記補正値と、前記回転多面鏡の立ち上げ期間後に生成された前記第1信号とに基づき、前記回転多面鏡の立ち上げ期間後に前記第2信号を生成することを特徴とする。
本発明によれば、ファーストプリントアウトタイムが延びるのを抑制することができる。
本実施例に係るプリンタの概略構成を示す概略断面図 本実施例のスキャナユニットの構成を示す概略斜視図 実施例1の構成を説明するためのブロック図 実施例1の動作を説明するためのタイミングチャート 実施例1のASICの回路構成を示すブロック図 ASIC内部回路のポリゴン面位置を決定するタイミングチャート プリントシーケンスを説明するためのタイミングチャート ポリゴンミラーの加速度について説明するための図 ポリゴンミラーの回転駆動時の速度と時間の関係を示すグラフ スキャナ立ち上げ中の擬似BD制御のフロー 実施例2における擬似BD信号を生成するシステム構成を示す図 実施例2のASICの回路構成を示すブロック図
以下に図面を参照して、この発明を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。すなわち、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
(実施例1)
<画像形成装置>
まず、図1を参照して、本実施例に係る画像形成装置としてのカラーレーザプリンタ(以下、プリンタという)201について説明する。図1は、本実施例に係るプリンタの概略構成を示す概略断面図である。プリンタ201は、ホストコンピュータ202や不図示のサーバ等に接続されている。プリンタ201は4色(イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックBK)の画像を重ね合わせたカラー画像を形成するために4つの画像形成部
を備えている。
画像形成部は、像担持体としての感光ドラム301〜304を有するトナーカートリッジ207〜210と、画像露光用光源(光源)としてレーザ光を発生させるレーザダイオードを有するスキャナユニット205を有する。
ホストコンピュータ202からのプリント指令及び画像データを受け取ると、プリント動作を開始する。具体的には、まずプリンタ201内の各動作部分は立上げ動作を開始する。同時にプリンタ201内のビデオコントローラ203では受け取った画像データを所望のビデオ信号形成データ(例えばビットマップデータ)に展開し、画像形成用のビデオ信号を生成する。プリンタ201内の各動作部分は立上げが完了すると、ビデオ信号はエンジンコントローラ204に送信される。なお、ビデオコントローラ203とエンジンコントローラ204はシリアル通信で情報の送受信を行っている。エンジンコントローラ204はビデオ信号に応じてスキャナユニット205内のレーザダイオードを駆動する。これにより、トナーカートリッジ207〜210内の帯電手段としての帯電ローラ(不図示)によって表面が帯電された感光ドラム301〜304上にそれぞれ静電潜像が形成される。
感光ドラム301、302、303、304はそれぞれブラックBK、シアンC、マゼンタM、イエローYの静電潜像の形成に利用される。また、それぞれのトナーカートリッジ207〜210において、トナー(現像剤)が供給されることで感光ドラム301〜304上に形成された静電潜像の可視化(現像)が行われ、感光ドラム301〜304上にトナー画像(現像剤像)が形成される。感光ドラム上(像担持体上)に形成された各色のトナー画像は、循環移動可能な中間転写ベルト211上に、最初にイエローYの画像が転写され、その上に重ね合うようにマゼンタM、シアンC、ブラックBKの順に順次転写される(1次転写)。これにより、中間転写ベルト211上にカラー画像が形成される。
ここで、それぞれのトナーカートリッジ207〜210には、現像手段としての現像装置309〜312、クリーニング装置305〜308が配設されている。また、カセット314内の記録材は給送ローラ316によって、レジストローラ319まで給送され、レジストローラ319の駆動タイミングによって、中間転写ベルト211上の画像に同期して紙等の記録材が搬送される。そして、カラー画像は転写ローラ318によって中間転写ベルト211から記録材に転写される(2次転写)。画像が転写された記録材は定着器313に搬送され、定着器313で熱と圧力によって画像が記録材上に定着される。その後、画像が定着された記録材は、プリンタの上部の排出トレイ317に排出される。
また、プリンタ201には、中間転写ベルト211上の画像のレジスト位置をモニタするレジスト検知センサ212が設けられている。このセンサは、画像形成時以外の所望のタイミングで中間転写ベルト211上に形成された各色の画像の位置を読み取り、ビデオコントローラ203あるいはエンジンコントローラ204にそのデータをフィードバックするものである。このことにより、各色の画像レジスト位置を調整し、色ずれを防止することができる。
<スキャナユニット>
次に、図2を用いて、本実施例のスキャナユニットの205の詳細について説明する。図2は、本実施例のスキャナユニットの構成を示す概略斜視図である。図2に示すレーザダイオードLD1〜LD4は、ビデオコントローラ203で生成されたビデオ信号に基づき、感光ドラム301〜304上をそれぞれ走査する。ここで、レーザダイオードLD4が本発明の第1光源に対応し、レーザダイオードLD1、LD2が本発明の第2光源に対応する構成である。また、感光ドラム304が本発明の第1像担持体に対応する構成であ
り、感光ドラム301、302が本発明の第2像担持体に対応する構成である。
複数の鏡面を有する回転多面鏡としてのポリゴンミラー(以下、ポリゴンという場合もある)105は、図示しないモータで図2中の矢印Aの方向に回転し、レーザダイオードLD1,LD2,LD3,LD4からのレーザ光を偏向走査する。ポリゴンミラー105を回転駆動するモータは、図1に示すエンジンコントローラ204から不図示の速度制御信号の加速信号と減速信号で画像形成を実行可能な一定速度範囲に収まるように制御され回転する。
ポリゴンミラー105は、レーザダイオードLD3、LD4からのレーザ光を鏡面で反射しつつ、レーザダイオードLD3、LD4とは異なる鏡面でレーザダイオードLD1、LD2からのレーザ光を反射する。すなわち、ポリゴンミラー105は、レーザダイオードLD3、LD4からのレーザ光を感光ドラム303、304上に走査しつつ、レーザダイオードLD1、LD2からのレーザ光を感光ドラム301、302上に走査している。レーザダイオードLD1、LD2からのレーザ光とレーザダイオードLD3、LD4からのレーザ光とは、同じタイミングではポリゴンミラー105の異なる鏡面にそれぞれ入射する。
図2に示すBDセンサ110は、ポリゴンミラー105によって所定の方向に反射されたレーザダイオードLD4からのレーザ光が入射する所定位置に配置された光センサである。BDセンサ110は、レーザダイオードLD4からのレーザ光を受光(検出)してそれに基づき第1信号としての水平同期信号(BD(Beam Detect)信号)を出力する。BDセンサ110が出力する水平同期信号は、感光ドラム304に静電潜像を形成するタイミングを決めるための信号である。すなわち、レーザダイオードLD4からレーザ光を発射させるタイミングを決めるための信号である。ここで、BDセンサ110は、本発明の検出手段と第1生成手段に対応する構成である。
レーザダイオードLD4から発せられたレーザ光は、ポリゴンミラー105により反射されながらポリゴンミラー105の回転により走査され、折り返しミラー109でさらに反射され、感光ドラム304に結像される。これにより、感光ドラム304上に静電潜像が形成される。なお、実際にはレーザ光は感光ドラム上に焦点を合わせる為、あるいは光を拡散光から平行光に変換する為、不図示の各種レンズ群を経由する。
通常、図1に示すビデオコントローラ203はBDセンサ110の出力信号を検知してから所定時間後に、ビデオ信号をエンジンコントローラ204に対して送信する。このことにより、感光ドラム上のレーザ光による画像の主走査方向の書き出し位置が常に一致する。なお、主走査方向とは、感光ドラムの長手方向のことである。
一方、レーザダイオードLD1,LD2,LD3についても、レーザダイオードLD4と同様にそれぞれ感光ドラム301、302、303上に静電潜像を形成する。ここで、BDセンサ110は、レーザダイオードLD4のレーザ光の走査光路上にのみが設けられており、レーザダイオードLD1,LD2,LD3の走査光路上にBDセンサは存在しない。
レーザダイオードLD3とレーザダイオードLD4からのレーザ光は、同じタイミングでポリゴンミラー105の同じ鏡面に入射する。このため、感光ドラム303に静電潜像を形成するためのレーザダイオードLD3の発光タイミングの基準となる水平同期信号としては、BDセンサ110から出力されるBD信号を用いることができる。これに対して、レーザダイオードLD1,LD2からのレーザ光は、同じタイミングでレーザダイオードLD4からの光が入射するポリゴンミラー105の鏡面とは異なる鏡面に入射する。
本実施例では、レーザダイオードLD1,LD2用のBD信号はASIC402(図3参照)が生成する。このASIC402が生成する第2信号としての水平同期信号は、感光ドラム301、302にそれぞれ静電潜像を形成するタイミングを決めるための擬似的な水平同期信号(以下、擬似BD信号)である。
本実施例では、レーザダイオードLD1,LD2からのレーザ光は、同じタイミングでポリゴンミラー105の同じ面に入射するので、レーザダイオードLD1,LD2用の擬似BD信号は共通のものを使用することができる。以下の説明では、ASIC402がレーザダイオードLD2用の擬似BD信号を生成するものとして説明する。このASIC402は、本発明の第2生成手段に対応する構成である。
以上説明したように、BDセンサ110を有しているレーザダイオードLD4によるイエローYのトナー像が感光ドラム304上に形成される。また、BDセンサ110を有していないレーザダイオードLD1,LD2,LD3によるブラックBK、シアンC、マゼンタMのトナー像がそれぞれ感光ドラム301,302,303上に形成される。これにより画像形成が行われる。以上が、画像形成の一連のプロセスである。
<擬似BD信号の生成方法>
次に、図3を参照して、擬似BD信号の生成方法について説明する。図3は、実施例1の構成を説明するためのブロック図である。エンジンコントローラ204内部には、ASIC402とCPU403が備えられていて、ASIC402とCPU403はアドレスデータバスで接続されている。このASIC402は、擬似BD信号を生成する回路を備えている。
まず、BDセンサ110からの水平同期信号であるBD信号401は、エンジンコントローラ204に備えられるASIC402とビデオコントローラ203に入力される。ASIC402はBD信号401を受け取り、BD周期を算出し、算出されたBD周期の値をCPU403に送信する。ここで、BD周期とは、BDセンサにより順次検知されるレーザ光の検出の間隔を示すものである。
CPU403はそのBD周期の値から、BD信号401を補正して擬似BD信号を生成するための補正値を算出し、アドレスデータバスを通して、ASIC402にその補正値を入力する。そして、ASIC402は、その補正値と、BDセンサ110からのBD信号401とに基づいて、擬似BD信号404を生成(出力)する。出力された擬似BD信号404はビデオコントローラ203に入力される。
ここで、この補正値は、レーザダイオードLD2について、レーザダイオードLD4用のBD信号に基づく静電潜像の形成を開始するタイミングとの差を補正するためのものである。また、CPU403は、この補正値を算出する算出手段に相当する。
ビデオコントローラ203は、BDセンサ110から出力されたBD信号401と、ASIC402から出力された擬似BD信号404を受け取る。BD信号401が入力されてから所定タイミングでビデオコントローラ203から画像データVDOM,VDOYが、スキャナユニット205のレーザダイオードLD3,LD4へ出力される。レーザダイオードLD3,LD4が画像データVDOM,VDOYによって発光し、画像データVDOY,VDOMに基づいた静電潜像が感光ドラム303、304に形成される。同様に擬似BD信号404が入力されてから所定タイミングでビデオコントローラ203から画像データVDOK,VDOCが、スキャナユニット205のレーザダイオードLD1,LD2へ出力される。レーザダイオードLD1,LD2が画像データVDOK,VDOCによ
って発光し、画像データVDOK,VDOCに基づいた静電潜像が感光ドラム301,302に形成される。
ここで、図4は、実施例1の動作を説明するためのタイミングチャートを示す。ポリゴンミラー105においては、成形精度の誤差(面分割誤差)により、鏡面毎にBD周期が異なっている。すなわち、ポリゴンミラー105の各鏡面で反射されてBDセンサ110により順次検出されるレーザ光の各間隔が異なっている。
ここで、本実施例においては、回転多面鏡としてのポリゴンミラー105は、回転軸方向から見た場合、四角形であり、側面に4つの鏡面を有している。以下、4つの鏡面をそれぞれA面、B面、C面、D面とする。
本実施例において、ASIC402が測定したポリゴンミラー105の鏡面毎のBD信号401のA面からB面の周期はxa、B面からC面の周期はxb、C面からD面の周期はxc、D面からA面の周期はxdとする。ここで、例えばBD周期xaは、A面で反射されたLD4からのレーザ光がBDセンサ110で検知されてから、B面で反射されたLD4からのレーザ光がBDセンサ110で検知されるまでの時間(BDセンサ110で検知される間隔)ということができる。本実施例においては、この4つのBD周期の中で一番小さいBD周期(本発明の基準間隔に対応)をその面ごとのBD周期から減算し、その値を補正値とする。
その理由は、次の通りである。BD信号側がA面を使用している時は、擬似BD信号側はB面を使用し、BD信号側がB面を使用している時は、擬似BD信号側はC面を使用している。また、BD信号側がC面を使用している時は、擬似BD信号側はD面を使用し、BD信号側がD面を使用している時は、擬似BD信号側はA面を使用している。そして、このBD信号側と擬似BD信号側の対応から、補正値が決定されるからである。また、補正値はポリゴンミラー105に依存し経時変化はほとんど無いので、BD信号401からの書き出しは一定である。また、BD周期が最小の鏡面を補正値0と決めることで、基準鏡面が決定される。
よって、一番短いBD周期をxbとした場合には、補正値はそれぞれ次のようになる。
BD信号側のA面に対応する擬似BD信号のB面の補正値は、
(BD信号のA面からB面の周期)−(一番短いBD周期)
=xa−xb
したがって、補正値は、xa−xbとなる。
また、BD信号側のB面に対応する擬似BD信号のC面の補正値は、
(BD信号のB面からC面の周期)−(一番短いBD周期)
=xb−xb
したがって、補正値は、0となる。
また、BD信号側のC面に対応する擬似BD信号のD面の補正値は、
(BD信号のC面からD面の周期)−(一番短いBD周期)
=xc−xb
したがって、補正値は、xc−xbとなる。
また、BD信号側のD面に対応する擬似BD信号のA面の補正値は、
(BD信号のD面からA面の周期)−(一番短いBD周期)
=xd−xb
したがって、補正値は、xd−xbとなる。
A面のBD信号の擬似BD信号(B面の擬似BD信号)は、補正値がxa−xbなので、BD信号から(xa−xb)遅らせた擬似BD信号を生成し、出力する。
B面のBD信号の擬似BD信号(C面の擬似BD信号)は、補正値が0なので、BD信号そのものを擬似BD信号として出力する。
C面のBD信号の擬似BD信号(D面の擬似BD信号)は、補正値がxc−xbなので、BD信号から(xc−xb)遅らせた擬似BD信号を生成し、出力する。
D面のBD信号の擬似BD信号(A面の擬似BD信号)は、補正値がxd−xbなので、BD信号から(xd−xb)遅らせた擬似BD信号を生成し、出力する。
このように擬似BD信号は、BD信号から補正値分タイミングを遅らせた信号である。
擬似BD信号の生成においては、BD信号401の出力の際にレーザダイオードLD4から発せられたレーザ光が入射するポリゴンミラー105の鏡面が決まることで、その鏡面に対応して算出されたBD周期から補正値が決まる。このとき、鏡面毎にBD周期が異なるので、BD周期を算出することで、レーザダイオードLD4からのレーザ光がポリゴンミラーのどの鏡面で偏向されているかを特定することができる。BD信号401の場合は、図4のような擬似BD信号404になる。以上が、擬似BD信号生成の一連のプロセスである。
<擬似BD信号生成回路>
次に、図5、図6を参照して、擬似BD信号を生成するためにASIC402内部に設けられる回路の構成について説明する。図5は、実施例1の擬似BD信号を生成するためのASICの回路構成を示すブロック図である。図6は、ASIC内部回路のポリゴン面位置を決定するタイミングチャートである。
まず、2bitカウンタ701に、BDセンサ110から出力されたBD信号401と、擬似BD信号を生成する制御(以下、擬似BD制御という)を開始するための信号poristart702を入力する。poristart702の入力は、擬似BD制御を開始させるためにCPU403とASIC402のADDRESSDATABUS723の信号ラインを使用して行う。そして、ポリゴン105のどの鏡面をレーザが照射しているかが分かるように、2bitカウンタ701を00→01→11→10の繰り返しの動作をさせる。
その各々のカウンタ値(DATA)が00の時をA面とすると、01の時はB面、11の時はC面、10の時はD面となる。図6に示すASIC内部回路のポリゴン面位置を決定するタイミングチャートに示すように、A面のBD周期を測定している時は、sela703がHighレベルになる。また、B面のBD周期を測定している時は、selb704がHighレベルになる。また、C面のBD周期を測定している時は、selc705がHighレベルになり。また、D面のBD周期を測定している時は、seld706がHighレベルになる。
次に、17bitカウンタ707でBD周期をclk722でカウントする。そして、sela703,selb704,selc705,seld706が選ばれた時に、それぞれのポリゴン105の面のBD周期のカウント値DATAが符号708,709,710、711に32回ずつ加算される。
そして、32回ずつ加算したBD周期を32で割って1周期の平均値を計算するために、その加算されたカウント値DATA01、DATA10、DATA11、DATA10を5bit下位にシフト(712)し、上位5bitを削除する。そのカウント値は17bitレジスタ713,714,715,716に格納される。5bitカウンタ717を使用してそれぞれのポリゴン105のBD周期を32回加算したことを検知すると、BD周期加算終了信号のporiend718が出力される。この17bitレジスタ713、714、715、716はBD周期の平均値になっている。poriend718が
出力されると、CPU403にADDRESSDATABUS723と使ってそれぞれの32回分のBD周期の平均値xa,xb,xc、xdをCPU403が読むことができる。また、poriend718もADDRESSDATABUS723を使用してCPU403が読むことができるので、このporiend718が出力されるのを検知したら、CPU403はBD周期の平均値xa、xb、xc、xdを読む。
次に、CPU403は、ADDRESSDATABUS723から、ASIC402の8bitレジスタ718、719、720、721にそれぞれの鏡面に対応した補正値xas、xbs、xcs、xdsを入力する。sela703、selb704、selc705、seld706によって、いずれかの補正値が選択される。その補正値xas‘、xbs’、xcs‘、xds’から8bitカウンタ722によって擬似BD信号404がビデオコントローラ203に出力される。本実施例ではポリゴン105の各鏡面のBD周期の32回分の平均から補正値を計算したが、この回数は、この限りではない。例えば、各面のBD周期を64回毎に加算した場合は、6bit下位にシフトし上位5bitを削除すればよい。
以上がASIC内部の回路構成の説明である。以上、図5を用いて擬似BD信号404の生成について説明したが、擬似BD信号405、406を生成するための回路もASIC402内部に設けられており、擬似BD信号404と同様の方法で生成される。
<プリントシーケンス>
次に、本実施例のプリントシーケンスを説明する。本実施例では、スキャナユニット205の立ち上げ中に擬似BDを生成する制御(擬似BD制御)を実施することで、フルカラーモードにおけるファーストプリントアウトタイムを短縮する。ここでは、LD3(マゼンタM)はBD信号、その他のLD4(イエローY)、LD2(シアンC)、LD1(ブラックBK)は擬似BD信号にそれぞれ基づき発光タイミングを制御して主走査方向の画像合わせを行う構成を例に取って説明する。ここで、スキャナユニット205の立ち上げ中とは、ポリゴンミラー105の回転駆動を開始してから定常回転となるまでの間の期間をいう。
図7は、本実施例と比較例のプリントシーケンスを説明するためのタイミングチャートである。図7(a)は比較例のスキャナユニット立ち上げ後に擬似BD制御を実施する場合、図7(b)は本実施例のスキャナユニット立ち上げ中に擬似BD制御を実施する場合のタイミングチャートを示した図である。横軸はプリント開始からの時間経過を、縦軸は画像形成装置が順次実行する処理を示している。また、図中の各要素の数および要する時間は、本実施例と従来例とで同じとしてある。図7(a)、(b)は、共に1枚の記録媒体にカラープリントを行う場合を示している。
まず、図7(a)に示す比較例のタイミングチャートについて説明する。まず、プリント指令を受けてスキャナモータの立ち上げ、定着の立ち上げ、高圧電源の立ち上げを開始する(T101)。この高圧電源の立ち上げとは、電子写真プロセスに必要な帯電、現像、転写の各高圧電源の電圧や電流を目標値となるように制御することである。スキャナの立ち上げおよび高圧電源の立ち上げが終了すると、擬似BD制御を開始する(T102)。擬似BD制御終了後(T103)、イエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックBkの4色の画像形成および一次転写を開始する。この処理が終了すると、中間転写ベルト211上に形成されたトナー像を記録媒体に転写する二次転写を行う(T104)。その後、トナー像が転写された記録媒体は、目標温度に制御された定着器によってトナー像が永久画像として定着される(T105)。定着が終了すると、記録媒体は排紙トレイに排出され(T106)、画像形成の終了となる(T107)。
次に、図7(b)に示す実施例1のタイミングチャートについて説明する。図7(a)に示す比較例と図7(b)に示す実施例1との違いは、疑似BD制御の開始タイミングである。図7(a)では、スキャナモータの立ち上げ後であるのに対し、図7(b)では、擬似BD制御の開始タイミングを、プリント指令を受けてスキャナモータの立ち上げを開始するタイミング(T200)である。このため、図7(b)では、擬似BD制御をスキャナモータの立ち上げ中に実施している。スキャナモータ立ち上げ中の擬似BD制御について詳細は後述する。以降の二次転写、定着、排出の制御は図7(a)と同様であるため、説明を省略する。その結果、イエローYの画像形成開始タイミングは、図7(a)では擬似BD制御の終了時(T103)であるのに対し、図7(b)ではスキャナの立ち上げ完了のタイミング(T202)である。
ファーストプリントアウトタイムは、プリント指令を受けてから1枚目の記録媒体に画像形成を行い、画像形成装置の外に排出するまでの時間である。擬似BD生成完了後にイエローの画像形成を開始する場合のファーストプリントアウトタイムはT100からT107となり、擬似BD生成終了前にイエローの画像形成を開始する場合のファーストプリントアウトタイムはT200からT207までの時間となる。図7(a)、図7(b)から分かるように、擬似BD制御に要する時間(Ts)の分だけ、本実施例の方が比較例よりもファーストプリントアウトタイムが短縮されている。
<スキャナ立ち上げ中の擬似BD制御>
次に、図8、図9を参照して、スキャナユニット205の立ち上げ中において、擬似BD制御を実施するための具体的な方法について説明を行う。図8は、ポリゴンミラーの加速度について説明するための図である。図9は、ポリゴンミラーの回転駆動時の速度と時間の関係を示すグラフである。
スキャナユニット205の立ち上げが終了するのは、ポリゴンミラー105が定常回転状態(回転速度Vが画像形成を実行可能な一定の速度範囲内に収束している状態)になった時である。この定常回転状態では、レーザ光が感光ドラム上を端から端まで走査するのにかかる時間は略一定となる。この場合には、ポリゴンミラー各面のBD周期をそれぞれ測定して一番短いBD周期を基準にすることによって、ポリゴンミラー105の各鏡面に対する補正値の算出を行うことができることは既に説明した通りである。
しかしながら、スキャナユニット205の立ち上げ中は時間の経過に伴ってスキャナユニット205のモータ回転数が上昇していくため、ポリゴンミラー105の各鏡面をレーザ光が走査する時間が短くなっていく。したがって、各鏡面を一定の速度でレーザ光が走査することができないため、上述した補正値の算出方法では補正値を計算することができない。そこで、以下ではスキャナユニット205の立ち上げ中における補正値の算出方法を説明する。
スキャナユニット205の立ち上げ制御を開始すると、図9のTcの区間で示されるようにポリゴンミラー105が回転駆動を始め、時間の経過に伴いポリゴンミラー105の回転数が上昇していく。
また、図8(b)に示すように、ポリゴンミラー105の中心をOとして、面Aをレーザ光が走査した際にBDセンサ110にレーザ光が入射する位置をXとして、点Oと点Xの距離をrとする。また、図8(c)に示すように、ポリゴンミラーが回転する際に点Xが描く軌跡を円Eとする。円Eの円周は半径rとすると2πrである。
また、点Xが円E上を移動する速度をvとする。また、ある時刻tでの速度v=at(aは定数)、A面のBD信号を検出した時刻をta、B面のBD信号を検出した時刻をt
bとする。この場合、図9の面積S1はA面におけるBD信号がBDセンサに入射する位置からB面におけるBD信号がBDセンサに入射する位置までの距離を表す。S1は以下の(式1)によって表される。
Figure 0006465552
(式1)によれば、スキャナユニット205の立ち上げ時のポリゴンミラー105の回転数が上昇している場合にも、ポリゴンミラー105の定常回転時のBD信号間の距離(間隔)を計算によって求めることができる。同様にしてBD信号のA面からB面の周期、B面からC面の周期、C面からD面の周期、D面からA面の周期をそれぞれ求めることができるため、上述した補正値の算出方法によって、ポリゴンミラー105の各鏡面における補正値を計算することができる。
ここで、定数aは、円Eの円周上を移動する点Xの加速度を表しており、aは以下に説明する方法によって求める。スキャナユニット205の立ち上げ時に点Xは、円Eの円周(2πr)上を時間tに伴って速度vを上昇させながら移動する。BDセンサ110がBD信号を検出した回数とその時刻から点Xが円周(2πr)を移動するために要した時間が分かる。よって、スキャナユニット205の立ち上げ開始から立ち上げ中である区間Tcの任意タイミングのBD信号をA面のBD信号として、1周目の円周(2πr)を移動するために要した時間をt1とし、円周上を移動中の点Xの平均速度をv1とする。同様にして、2周目に要した時間と平均速度をそれぞれt2、v2とし、・・・、n周目に要した時間と平均速度をそれぞれtn、vnとすると、
1周目は、2πr=t1×v1
2周目は、2πr=t2×v2
・・・
n周目は、2πr=tn×vn
となる。
また、加速度aは単位時間当たりの速度の変化率で表されることから、加速度a1〜an−1を次のように表すことができる。
a1=(v2−v1)/t2
a2=(v3−v2)/t3
・・・
an−1=((vn)−(vn−1))/tn
以上から、加速度aは上記のa1〜an−1の平均値を取ることによって求めればよい。上記の計算により、加速度aを求めることができるため、(式1)を使い、ポリゴンミラー105の各鏡面のBD周期(レーザ光検知の間隔)を計算によって求めることが可能である。
以上より、実施例1においては、スキャナユニット205の立ち上げ中においても、ポリゴンミラー105の各鏡面のBD周期を算出することが可能であり、補正値を計算し、ポリゴンミラー105の各鏡面に適した擬似BD信号の生成を行うことができる。
さらに、図10を用いて、スキャナ立ち上げ中の擬似BD制御のフローを説明する。図10は、擬似BD制御を説明するためのフローチャートである。
擬似BD制御は、スキャナの立ち上げ制御開始時に開始する(S100)。まず、ポリゴンミラー105の周回数nをn=0とする(S101)。次に、BD信号の回数からポリゴンミラー105が1周したか否か判断を行う(S102)。ポリゴンが1周した場合はn=n+1とし(S103)、n>1である場合(S104)には加速度an−1を計算する(S105)。加速度an−1はCPU403内部のRAMに設けたbufferに加算する(S106)。
次に、ポリゴンミラー105の回転数が所定の回転数に達したか否かを判断する(S107)。以降、ポリゴンミラー105が所定の回転数に達したことをスキャナレディと呼ぶ。また、スキャナレディに達した際の速度Vrdyとする。スキャナレディであれば、a=buffer÷(n−1)を計算して、加速度aを求める(S108)。
次に、(式1)よりポリゴンミラー105の各鏡面のBD信号間の距離を求め(S109)、最もBD信号間の距離(間隔)の短い鏡面を基準となる面に設定する。各面のBD信号間の距離と速度VrdyからBD信号間の周期を計算する。補正値は、上述したように各面の周期から基準となる面の周期を減算することで計算する(S110)。その後、擬似BD制御は終了する(S111)。
以上、実施例1によれば、スキャナユニット205の立ち上げ時においても、BDセンサ110の出力に基づいてポリゴンミラー105の各面のBD周期を計算し、補正値を算出することが可能である。よって、ポリゴンミラー105が定常回転状態になった直後に画像形成開始をすることができる。したがって、ポリゴンミラー105が定常回転になった後、BD周期の測定を実施して擬似BD生成を行う構成と比較してファーストプリントアウトタイムを短縮することができる。
(実施例2)
次に、図11、図12を参照して、本発明の実施例2について説明する。図11は、実施例2における擬似BD信号を生成するシステム構成を示す図である。図12は、実施例2のASICの回路構成を示すブロック図である。ビデオコントローラ203内部には、ASIC404とCPU405が備えられていて、ASIC404とCPU405はアドレスデータバス接続されている。このASIC404は、第2信号としての擬似BD信号を生成する回路を備えている。
検出手段としてのBDセンサ110からの水平同期信号である第1信号としてのBD信号401は、ビデオコントローラ203に備えられているASIC404に入力される。ビデオコントローラ203はシリアル通信でエンジンコントローラ204からスキャナ立ち上げ制御の開始を報知されると擬似BD制御を開始する。ASIC404はBD信号401を受け取り、BD周期を計算し、そのBD周期からCPU405は擬似BD信号の補正値を計算する。補正値はADDRESSDATABUS723を通して、ASIC404に入力される。
そして、ASIC404はBDセンサ110を設けた光源以外の他の光源の擬似BD(不図示)を生成可能となる。エンジンコントローラ204はスキャナの立ち上げが完了するとシリアル通信でビデオコントローラ203へ報知する。ビデオコントローラ203は、擬似BD制御が終了したタイミングで擬似BD制御終了の報知をエンジンコントローラ204に行う。
エンジンコントローラ204はビデオ信号の出力の基準タイミングとなる/TOP信号を出力し、ビデオコントローラ203は画像データVDOK・VDOC・VDOM・VD
OYを、スキャナユニット205のLD1、LD2、LD3、LD4へ出力する。その画像データVDOY・VDOM・VDOC・VDOKによって、中間転写ベルト211に画像が形成され、記録媒体に印字される。
次に、図12を参照して、ASIC404の内部の回路構成を説明する。まず、2bitカウンタ701にBD信号401と、擬似BD制御を開始させるためにCPU405とASIC404のADDRESSDATABUS723の信号ラインを使用して、信号poristart702を入力する。poristart702は、擬似BD制御を開始するための信号である。そして、ポリゴンミラー105のどの鏡面をレーザが照射しているかが分かるように、2bitカウンタ701を00→01→11→10の繰り返しの動作をさせる。
その各々のカウンタ値(DATA)が00の時をA面とすると、01の時はB面、11の時はC面、10の時はD面とする。すると、図6に示すASIC内部回路のポリゴン面位置を決定するタイミングチャートのように、A面のBD周期を測定している時は、sela703がHighレベルになる。B面のBD周期を測定している時は、selb704がHighレベルになる。C面のBD周期を測定している時は、selc705がHighレベルになり。D面のBD周期を測定している時は、seld706がHighレベルになる。
次に、17bitカウンタ707でBD周期をclk722でカウントする。そして、sela703、selb704、selc705、seld706が選ばれた時に、それぞれのポリゴン105の面のBD周期のカウント値DATAが708、709、710、711に32回ずつ加算される。そして、32回ずつ加算したBD周期を32で割って1周期の平均値を計算するために、その加算されたカウント値DATA01、DATA10、DATA11、DATA10を5bit下位にシフト(712)し、上位5bitを削除する。そのカウント値は17bitレジスタ713、714、715、716に格納される。5bitカウンタ717を使用してそれぞれのポリゴンミラー105のBD周期を32回加算したことを検知すると、BD周期加算終了信号のporiend718が出力される。
この17bitレジスタ713、714、715、716はBD周期の平均値になっている。poriend718が出力されると、CPU405にADDRESSDATABUS723と使ってそれぞれの32回分のBD周期の平均値xa、xb、xc、xdをCPUが読むことができる。また、poriend718もADDRESSDATABUS723を使用してCPU405が読むことができるので、このporiend718が出力されるのを検知したら、CPU405はBD周期の平均値xa、xb、xc、xdを読む。
次に、CPU405は、ADDRESSDATABUS723から、ASIC404の8bitレジスタ718、719、720、721にそれぞれのポリゴン面に対応した補正値xas、xbs、xcs、xdsを入力する。sela703、selb704、selc705、seld706によって、いずれかの補正値が選択され、その補正値xas‘、xbs’、xcs‘、xds’から8bitカウンタ722によって擬似BD信号404が出力される。本実施例ではポリゴン105の各鏡面のBD周期の32回分の平均から補正値を計算したが、この回数は、この限りではない。例えば、各面のBD周期を64回毎に加算した場合は、6bit下位にシフトし上位5bitを削除すればよい。
以上が実施例1のASIC内部の回路ブロック図の説明である。上記の回路ブロック図の説明は擬似BD信号404の生成に関する説明であるが、擬似BD信号405及び擬似
BD信号406を生成するための同様の回路ブロックもASIC404内部にあり、擬似BD信号404の生成と同様の方法で生成される。
また、スキャナユニット205の立ち上げ時のポリゴンミラー105の各鏡面のBD周期の計算方法及びポリゴンミラー各鏡面の補正値の計算方法に関しては実施例1と同様の方法によって計算する。スキャナ立ち上げ中の擬似BD制御の詳細は、実施例1と同様に図10に示すフローチャートで示される。まず、ビデオコントローラ203はエンジンコントローラ204からスキャナ立ち上げ制御の開始を報知されると擬似BD制御を開始する(S100)。以降のフローは実施例1と同様である。
以上、実施例2によれば、スキャナユニット205の立ち上げ時においてもポリゴンミラー105の各鏡面のBD周期を計算することが可能であり、ビデオコントローラ203が擬似BD信号を生成する。そのため、ポリゴンミラー105が定常回転になった直後に画像形成開始をすることができる。したがって、ファーストプリントアウトタイムを短縮することができる。
105…ポリゴンミラー(回転多面鏡)、110…BDセンサ(検出手段)、301,302…感光ドラム(第2像担持体)、304…感光ドラム(第1像担持体)、LD1,LD2…レーザダイオード(第2光源)、LD4…レーザダイオード(第1光源)

Claims (11)

  1. 第1光源及び第2光源と、
    現像剤像を担持する第1像担持体及び第2像担持体と、
    前記第1光源からのレーザ光を鏡面で反射しつつ、前記第1光源からのレーザ光を反射している鏡面とは異なる鏡面で前記第2光源からのレーザ光を反射することで、前記第1光源からのレーザ光を前記第1像担持体上に走査しつつ、前記第2光源からのレーザ光を前記第2像担持体上に走査する回転多面鏡と、
    を有し、
    前記回転多面鏡によるレーザ光の走査によって前記第1像担持体及び第2像担持体上のそれぞれに静電潜像を形成し、形成された静電潜像を前記現像剤像として現像する画像形成装置において、
    前記回転多面鏡の回転により各鏡面で反射される前記第1光源からのレーザ光を検出して信号を出力する検出手段と、
    前記各鏡面で反射されて前記検出手段により順次検出されるレーザ光の検出のタイミングに基づいて、前記第1光源からのレーザ光により前記第1像担持体上に静電潜像を形成するタイミングを決めるための第1信号を生成する第1生成手段と、
    前記異なる鏡面で反射される前記第2光源からのレーザ光により前記第2像担持体上に静電潜像を形成するタイミングを決めるための第2信号を、前記第1信号と補正値に基づいて生成する第2生成手段と、
    前記回転多面鏡の立ち上げ期間に、前記回転多面鏡の前記各鏡面で反射されたレーザ光を検出した前記検出手段の出力に基づき前記補正値を算出する算出手段と、
    を有し、
    前記算出手段は、前記回転多面鏡の回転の加速度から、前記回転多面鏡の定常回転時における前記各鏡面で反射されて前記検出手段により順次検出されるレーザ光の各間隔を求め、前記各間隔と前記各間隔のうち基準間隔との差から前記補正値を算出することを特徴とする画像形成装置。
  2. 第1光源及び第2光源と、
    現像剤像を担持する第1像担持体及び第2像担持体と、
    前記第1光源からのレーザ光を鏡面で反射しつつ、前記第1光源からのレーザ光を反射
    している鏡面とは異なる鏡面で前記第2光源からのレーザ光を反射することで、前記第1光源からのレーザ光を前記第1像担持体上に走査しつつ、前記第2光源からのレーザ光を前記第2像担持体上に走査する回転多面鏡と、
    を有し、
    前記回転多面鏡によるレーザ光の走査によって前記第1像担持体及び第2像担持体上のそれぞれに静電潜像を形成し、形成された静電潜像を前記現像剤像として現像する画像形成装置において、
    前記回転多面鏡の回転により各鏡面で反射される前記第1光源からのレーザ光を検出して信号を出力する検出手段と、
    前記各鏡面で反射されて前記検出手段により順次検出されるレーザ光の検出のタイミングに基づいて、前記第1光源からのレーザ光により前記第1像担持体上に静電潜像を形成するタイミングを決めるための第1信号を生成する第1生成手段と、
    前記異なる鏡面で反射される前記第2光源からのレーザ光により前記第2像担持体上に静電潜像を形成するタイミングを決めるための第2信号を、前記第1信号と補正値に基づいて生成する第2生成手段と、
    前記回転多面鏡の立ち上げ期間中に、前記回転多面鏡の前記各鏡面で反射されたレーザ光を検出した前記検出手段の出力に基づき前記回転多面鏡の立ち上げ期間後に前記回転多面鏡の前記各鏡面で反射されたレーザ光が前記検出手段により検出される出力を求め求めた出力に基づき前記回転多面鏡の立ち上げ期間後に用いる前記補正値を算出する算出手段と、を有し、
    前記第2生成手段は、前記回転多面鏡の立ち上げ期間中に算出された前記補正値と、前記回転多面鏡の立ち上げ期間後に生成された前記第1信号とに基づき、前記回転多面鏡の立ち上げ期間後に前記第2信号を生成することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記基準間隔は、前記各間隔のうち最も短い間隔であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2信号は前記第1信号から前記補正値分タイミングを遅らせた信号であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記検出手段は、前記回転多面鏡の前記鏡面で反射された前記第1光源からのレーザ光の光路上に配置されるセンサであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記回転多面鏡は前記鏡面を4つ有していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第1像担持体及び前記第2像担持体の表面を帯電する帯電手段と、
    前記帯電手段によって帯電された前記第1像担持体及び前記第2像担持体上に前記第1光源及び第2光源によってレーザ光が走査されることにより形成された前記静電潜像に現像剤を供給することで前記現像剤像を形成する現像手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 循環移動可能に設けられ、前記第1像担持体及び前記第2像担持体上に形成された前記現像剤像が重ね合わせて転写される転写ベルトを有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記立ち上げ期間とは、前記回転多面鏡を加速している期間であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 前記立ち上げ期間とは、前記回転多面鏡の速度が目標速度である定常速度になるまでの期間であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  11. 前記回転多面鏡の速度が定常速度になるとは、画像形成を実行可能な一定の速度範囲内に収束することであることを特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
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