JP6573372B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6573372B2
JP6573372B2 JP2015117780A JP2015117780A JP6573372B2 JP 6573372 B2 JP6573372 B2 JP 6573372B2 JP 2015117780 A JP2015117780 A JP 2015117780A JP 2015117780 A JP2015117780 A JP 2015117780A JP 6573372 B2 JP6573372 B2 JP 6573372B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intervals
reflecting surface
image forming
forming apparatus
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015117780A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017003780A5 (ja
JP2017003780A (ja
Inventor
浩之 福原
浩之 福原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2015117780A priority Critical patent/JP6573372B2/ja
Priority to US15/165,938 priority patent/US10078288B2/en
Publication of JP2017003780A publication Critical patent/JP2017003780A/ja
Publication of JP2017003780A5 publication Critical patent/JP2017003780A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6573372B2 publication Critical patent/JP6573372B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • G03G15/043Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material with means for controlling illumination or exposure
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B26/00Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
    • G02B26/08Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
    • G02B26/10Scanning systems
    • G02B26/12Scanning systems using multifaceted mirrors
    • G02B26/127Adaptive control of the scanning light beam, e.g. using the feedback from one or more detectors

Description

本発明は、回転多面鏡により光束を偏向して被走査面を走査する画像形成装置に関する。
レーザプリンタ等の画像形成装置に用いられる光学走査装置は、感光体に静電潜像を形成するため、光源からの光束を光偏向器の回転多面鏡により偏向して感光体を走査する。しかしながら、回転多面鏡の製造時の切削精度や光偏向器への組み付け精度により、回転多面鏡の各反射面に回転軸に対して平行でない部分が生じている場合、つまり、所謂、面倒れが生じている場合がある。面倒れがある状態で光束を偏向走査すると、光束の走査位置が目標位置から定常的にずれる現象が生じる。また、各反射面に対する切削加工精度により、各反射面が反射面毎に異なる湾曲を有する場合もある。この状態で光束を偏向走査すると、主走査方向において、光束の走査位置が反射面毎に目標位置から定常的にずれる現象、所謂、ジッタが生じる。これらを解消するためには、回転多面鏡の切削加工精度を上げれば良いが、加工コストが高くなってしまう。
このため、特許文献1は、回転多面鏡の反射面を特定し、走査線間隔のばらつきを電気的に補正する構成を開示している。特許文献1によると、反射面の下部に磁石を取り付け、回転多面鏡の下方に位置するホール素子により回転多面鏡の反射面を特定している。また、特許文献2は、書き出し位置制御に用いる同期信号と回転多面鏡の回転制御に用いる回転角度信号との位相関係から回転多面鏡の反射面を特定する構成を開示している。
特開2007−286129号公報 特開2007−078723号公報
特許文献1の構成では、回転多面鏡に磁石やホール素子等を設ける必要がありコスト高となる。特許文献2の構成では、回転多面鏡が1回転する間に検出される同期信号と回転角度信号の数が互いに素にならないと反射面を一意に特定できない。
本発明は、簡易な構成で回転多面鏡の反射面を特定する画像形成装置を提供するものである。
本発明の一側面によると、画像形成装置は、感光体と、画像信号に応じて光束を出射する光源と、複数の反射面を有し、回転駆動され、前記光源から出射された光束を前記複数の反射面の各反射面で反射して前記感光体を走査する回転多面鏡と、前記回転多面鏡により所定の方向に反射された光束を検出する検出手段と、前記検出手段が光束を検出する間隔を、少なくとも前記回転多面鏡が1周するまで時間順に測定する測定手段と、前記複数の反射面の1つである基準反射面を基準とした前記複数の反射面それぞれの反射面について、前記光束の照射位置を補正する様に前記画像信号を補正するための補正値データを記憶する記憶手段と、前記測定手段が測定した複数の間隔から異なる2つの間隔を選択し前記2つの間隔に対して所定の演算を行って演算値を取得すること、を繰り返すことで複数の演算値を取得する特定手段と、を備え、前記特定手段は、前記複数の演算値から前記基準反射面を特定するために用いることができる特徴値を選択し、前記特徴値に基づき前記基準反射面を特定することを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成で回転多面鏡の反射面を特定することができる。
一実施形態による画像形成装置の概略的な構成図。 一実施形態による光学走査装置の構成図。 一実施形態によるBD信号の波形図。 一実施形態によるBD周期の例を示す図。 一実施形態によるBD周期の例を示す図。 一実施形態によるBD周期の例を示す図。 一実施形態によるBD周期の例を示す図。 一実施形態によるBD周期の例を示す図。 一実施形態による画像形成処理のフローチャート。 一実施形態による画像形成処理のフローチャート。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は例示であり、本発明を実施形態の内容に限定するものではない。また、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
<第一実施形態>
図1は、本実施形態による画像形成装置D1の概略的な構成図である。画像形成装置D1は、光学走査装置S1を備え、光学走査装置S1により、像担持体である感光体103を走査・露光して、感光体103に静電潜像を形成する。なお、感光体103は、静電潜像の形成前に、プロセス・カートリッジ102に内蔵された帯電部により所定の電位に帯電されている。感光体103の静電潜像は、プロセス・カートリッジ102に内蔵された現像部により現像され、現像剤像として可視化される。一方、カセット104に格納された記録材Pは、給送ローラ105によって1枚ずつ分離されながら給送され、次に搬送ローラ106によって、さらに下流側に搬送される。転写ローラ109は、この記録材Pに、感光体103に形成された現像剤像を転写する。現像剤像の転写後、記録材Pは、さらに下流側に搬送され、定着部110により、現像剤像の記録材Pへの定着が行われる。その後、記録材Pは、排出ローラ111によって画像形成装置D1外に排出される。
図2は、本実施形態による光学走査装置S1と、その周辺回路の構成図である。制御部124は、画像形成装置D1全体の制御を行う。画像信号生成部119は、形成する画像に応じた画像信号をレーザ駆動部120に出力する。レーザ駆動部120は、入力される画像信号に基づき光源112を駆動し、画像信号に応じて変調された光束Lを出射する。光源112が出射する光束Lは、複合アナモフィックコリメータレンズ113によって主走査断面内では略収束光とされ、副走査断面内では収束光とされる。次に光束Lは、開口絞り114により光束幅が制限され、光偏向器116の回転多面鏡115の反射面においてほぼ線像(主走査方向に長手の線像)として結像する。なお、本実施形態において、回転多面鏡115は、反射面Ma〜Mdの4つの反射面を有するものとする。光束Lは、回転多面鏡115の反射面Ma〜Mdのいずれかで反射される。そして、回転多面鏡115を回転させることによって光束Lは偏向走査される。回転多面鏡115で反射された光束Lは、その反射方向に応じて同期信号検出センサ(以下、BDセンサ)117へと入射する。BDセンサ117は、光束Lの受光状態に応じて同期信号(以下、BD信号)を出力する。本実施形態においてBD信号は、BDセンサ117が光束Lを受光していないと"ハイ"であり、光束Lを受光すると"ロー"になるものとする。内部カウンタ122は、BD信号がローとなったタイミングを、感光体103に対する主走査方向書き出し位置の基準タイミングとし、この基準タイミングの検出間隔(以下、BD周期と呼ぶ)を測定し、BD周期記憶部123に時間順に記憶する。また、光束Lは、その反射方向に応じてfθレンズ118に入射する。fθレンズ118は、感光体103上にスポットを形成するように光束Lを集光し、かつ、感光体103におけるスポットの走査速度が等速となる様に設計されている。fθレンズ118を通過した光束Lは感光体103を走査・露光する。
回転多面鏡115の回転により、光束Lによる感光体103の主走査が行われる。また、感光体103は、画像形成時、回転駆動され、これにより感光体103の表面は、主走査方向とは直交する方向に移動する。感光体103を回転させながら、主走査を繰り返し行うことで感光体103の表面には静電潜像が形成される。ここで、光学走査装置S1には、固体の特性に基づいた補正値データを記憶部121に記憶させておく。例えば、補正値データは、工場出荷時に記憶部121に記憶させる構成とすることができる。補正値データは、回転多面鏡115の反射面それぞれについて、感光体103を走査する際の画像信号の補正値を示すデータである。つまり、画像信号生成部119は、光源112を駆動するための画像信号を生成する際、元の画像信号を、感光体103の走査に使用される反射面に関する補正値データで補正する。これにより面倒れや、ジッタの影響を抑制する。
また、記憶部121には、光学走査装置S1の基準反射面を示す情報を記憶させておく。基準反射面を示す情報は、各反射面のいずれか1つの反射面を特定する情報である。後述する様に、画像形成装置は、画像形成の際に、実際のBD周期を測定し、基準反射面を特定する。基準反射面を特定することで、各補正値データと反射面との対応付けが行われる。具体的に述べると、本例においては、反射面Ma、Mb、Mc、Md、Ma・・・の順で光束Lの偏向走査が行われる。そして、記憶部121には、基準反射面が反射面Maであることを示す情報と、基準反射面である反射面Maを先頭に、反射に使用される順序、つまり、反射面Ma、Mb、Mc、Mdの順で補正値データが記憶されている。制御部124は、実際のBD周期を測定して、基準反射面Maを特定する。この場合、画像信号生成部119は、基準反射面では、先頭の補正値データで画像信号の補正を行う。基準反射面の次の反射面では、2番目の補正値データで補正を行う。光学走査装置S1に記憶部121を設ける代わりに、二次元バーコード等に補正値データ及び基準反射面を特定する情報を書込んで光学走査装置S1に貼付しておく構成とすることもできる。この場合、光学走査装置S1を画像形成装置D1に組み込む際に、バーコードリーダを用いて画像形成装置D1の不図示の情報記憶部に情報を書込む。つまり、補正値データ及び基準反射面を示す情報は、光学走査装置S1に記憶させておくのではなく、最終的に、画像形成装置D1内に記憶させる構成とすれば良い。
図3は、BD信号の例を示している。なお、図3において、点線は、回転多面鏡115の各反射面が理想的である場合のBD信号を示している。図3の例において、反射面Ma及びMdで反射された光束Lは理想的な状態より遅いタイミングでBDセンサ117に入射している。一方、反射面Mb及びMcで反射した光束は理想的な状態で反射した場合より早いタイミングでBDセンサ117に入射している。図3の例において、BD周期Tab、Tbc、Tcd、Tdaの関係はTab<Tbc<Tda<Tcdである。なお、Tabとは、反射面Maで反射した光束LがBDセンサ117に入射してから、反射面Mbで反射した光束LがBDセンサ117に入射するまでのBD周期、つまり、反射面Maと反射面Mbとの間のBD周期である。その他のBD周期Tbc、Tcd、Tdaについても同様である。図4は、この関係をグラフで示したものである。また、図5〜8は、その他のBD周期の例を示している。
例えば、各BD周期の値の相違によっては、BD周期の最小値又は最大値を検出することで、どの反射面が光束を反射しているかを特定できる。但し、図6の様に、最も短いBD周期Tabと、その次に短いBD周期Tbcとの差や、最も長いBD周期Tcdと、その次に長いBD周期Tdaとの差が小さい場合、BD周期の検出分解能によっては、その差を検出できない。しかしながら、その様な場合でも、連続するBD周期間の差を求め、この差が最も大きい値を判定することで反射面を特定することができる。
図9は、本実施形態による画像形成処理のフローチャートである。図9のフローチャートは、画像形成処理中において実施する反射面特定処理を含んでいる。S101で画像形成を開始すると、光偏向器116を駆動する。これにより、回転多面鏡115で偏向走査された光束LがBDセンサ117に入力される。内部カウンタ122は、BD周期記憶部123に、BD周期を順次、記憶する。制御部124は、S102で、各反射面間のBD周期を少なくとも1回ずつ測定するまで待機する。つまり、少なくとも回転多面鏡115が1周する間、BD周期の測定を行う。BD周期の測定が完了すると、制御部124は、S103で、BD周期の最小値が1つであるかを判定する。例えば、測定したBD周期が図4に示すものであれば、BD周期の最小値は、BD周期Tabの1つであり、S106に進む。一方、測定したBD周期が図5に示すものであるとする。図5の例では、実際には、BD周期の最小値は、BD周期Tbcであり、その次に短いのがBD周期Tabである。しかしながら、BD周期TbcとBD周期Tabの差がBD周期の検出分解能より小さいため、制御部124は、BD周期Tab及びTbcを同じ値と検出する。つまり、図5の例では、BD周期の最小値が2つ存在することになる。したがって、この場合、S104に進む。制御部124は、S104で、BD周期の最大値が1つであるかを判定する。例えば、図5の例においては、BD周期の最大値は、BD周期Tcdの1つであり、この場合にはS106に進む。
しかしながら、例えば、測定したBD周期が図6に示すものであるとする。なお、図6において、BD周期Tab及びTbcの差と、BD周期TcdとTdaの差が小さく、制御部124は、BD周期TabとTbcを同じ値と検出し、BD周期TcdとTdaを同じ値と検出するものとする。この場合、S103及びS04共に"NO"となり、S105に進む。S105で、制御部124は、時間的に隣接するBD周期の差(以下、BD周期差と呼ぶ。)を演算し、BD周期差の最大値が1つであるかを判定する。例えば、図6の例では、BD周期差の最大値は、BD周期TdaとBD周期Tabとの周期差であり、その値は、Tda−Tab=0.019μsecである。なお、BD周期Tbcと、BD周期Tcdとの周期差は、Tbc−Tcd=−0.019μsecであり、その絶対値は同じであるが、符号が異なることから判別可能である。S105でBD周期差の最大値が1つであると、S106に進む。
S106において、制御部124は、基準反射面を特定できるかを判定する。なお、S106の処理は省略し、S103からS105のいずれかで"YES"となると、S108に進んで基準反射面を特定する構成であって良い。まず、S108における基準反射面の特定処理について説明する。本実施形態では、S103〜S105のどの処理で"YES"になったかに応じて、予め基準反射面の特定方法を決めておく。この特定方法は、記憶部121の情報が示す基準反射面を特定したときの方法と同じとする。例えば、図4の例の様にS103で"YES"となった場合、BD周期の最小値であるBD周期Tabの時間的に前側の反射面Maを基準反射面とすることができる。この場合、製造時において、記憶部121に情報を格納する際の測定でBD周期の最小値により基準反射面が特定可能であると判定されるので、反射面Maが基準反射面であることを示す情報を記憶部121に保存しておく。また、図5の例の様に、S104で"YES"となる様な、BD周期の最大値で基準反射面が特定可能な場合には、最大値を与えるBD周期の時間的に前側の反射面を基準反射面とする。つまり、図5の例では、反射面Mcが基準反射面として特定される。当然にこの場合には、事前の測定により記憶部121には反射面Mcが基準反射面であることを示す情報が格納されている。また、図6の例の様にS105で"YES"となった場合には、BD周期差が最大値となるBD周期差の時間的に前側のBD周期の時間的に前側の反射面を基準反射面とすることができる。つまり、図6の例では、反射面Mdが基準反射面となる。なお、どの様に基準反射面を特定するかについてはその他の基準であっても良い。
なお、S106の処理は、追加の基準、例えば、測定時の外乱やノイズ等の発生を別に判定して、それらが多い場合等には基準反射面の特定が不可であると判定するための処理である。制御部124がS108で基準反射面を特定すると、画像信号生成部119は、S109で記憶部121から補正値データを読み出し、S110で補正値データと反射面の対応関係を判定し、S111で、反射面毎に画像信号の補正を行って画像を形成する。そして、S113で、総ての画像形成を行うと処理を終了させる。
一方、BD周期が図7や図8に示す様な、S103からS105の総てで"NO"となる場合、制御部124は、S107で基準反射面を特定できないと判定する。なお、S106において追加の条件により基準反射面が特定できないと判定した場合も同様である。この場合、制御部124は、S112で、補正値データにより画像信号の補正を行うことなく画像を形成すると判定する。これは、使用する反射面とは異なる反射面の補正値データで画像信号を補正すると、却って画像の品質を劣化させるからである。
なお、S102におけるBD周期の測定は、各BD周期を複数回測定して、その平均値を使用することもできる。これにより、ノイズなどの外乱要因による測定ミスの確率を低減させることができる。また、BD周期を複数回測定する場合、BD周期を所定回数だけ測定して平均値を求め、それ以降の測定により求めた平均値の直前の平均値からの変動が閾値以下になると測定を終了する構成とすることもできる。
また、S103からS105の順序は、図9に示す順序に限定されず、例えば、BD周期の最大値が1つであるかを最初に判定する構成であっても良い。さらに、S105の処理は、時間的に隣接するBD周期の差ではなく、時間的に隣接するBD周期の和とする構成であっても良い。さらに、S105の処理は最大値ではなく最小値であっても良い。さらに、S105の処理は、時間的に隣接する2つのBD周期ではなく、例えば、BD周期TabとBD周期Tcdの和又は差であっても良い。つまり、時間的に所定の関係を有する複数のBD周期の値から求めた値の最大値や最小値が1つであるか否かを判定する構成であれば良い。
また、S103及びS104で最小値及び最大値が1つではないとS105でBD周期差による判定を行うことなくS107で基準反射面を特定できないと判定する構成であっても良い。また、S103及びS104を省略し、S102の後に、S105でBD周期差の最大値が1つであるかを判定し、1つではないとS107で基準反射面を特定できないと判定する構成であっても良い。つまり、S103〜S105の総てを使用して基準反射面を特定できるかを判定するのではなく、S103〜S105から選択した1つ又は2つの値により基準反射面を特定できるかを判定する構成であっても良い。
以上、本実施形態では、回転多面鏡115により所定の方向に反射された光束をBDセンサ117により検出する。そして、内部カウンタ122が光束を検出する間隔を、総ての反射面間の間隔について時間順に測定してBD周期記憶部123に保存する。また、記憶部121には、複数の反射面の1つである基準反射面を基準とした、各反射面それぞれの画像信号の補正値データを記憶させておく。そして、制御部124は、内部カウンタ122の測定結果から得られる複数の値から特徴値を選択し、選択した特徴値に基づき基準反射面を特定する特定部として機能する。ここで、測定結果から得られる複数の値とは、測定した反射面の間隔の値、及び、2つ以上の間隔に対して所定の演算をした値のいずれかを少なくとも含んでいる。
例えば、測定結果から得られる複数の値は、間隔の最小値及び最大値のいずれか、或いは、両方を含む構成とすることができる。また、2つ以上の間隔を演算した値は、時間的に所定の関係を有する2つ以上の間隔の差又は和に基づく値を含む構成とすることができる。さらに、2つ以上の間隔を演算した値は、時間的に所定の関係を有する2つ以上の間隔の差又は和の最大値又は最小値を含む構成とすることができる。さらに、時間的に所定の関係を有する2つ以上の間隔は、時間的に隣接する2つの間隔とすることができる。そして、制御部124は、間隔の最小値及び最大値と、2つ以上の間隔に対して所定の演算をした値との内、その値が1つであるものを特徴値として選択することができる。
<第二実施形態>
続いて、第二実施形態について第一実施形態との相違点を中心に説明する。第一実施形態では、図9に示す様に、S103の処理で基準反射面が特定できるかを判定し、特定できない場合にS104の処理を、さらに、S104の処理で基準反射面を特定できない場合にS105の処理を順に行っていた。本実施形態では、記憶部121に、図9のS103からS105のいずれで基準反射面を特定するかを示す情報をあらかじめ記憶させておく。具体的には、図4の例では、例えば、BD周期の最小値で特定することを示す情報を、図5の例では、BD周期の最大値で特定することを示す情報を記憶部121に予め記憶させておく。
図10は、本実施形態による画像形成処理のフローチャートである。S201で画像形成が開始されると、光偏向器116が駆動し、回転多面鏡115で偏向走査された光束LがBDセンサ117に入力される。これにより、BD周期記憶部123には、BD周期が順次、記憶される。制御部124は、S202で、どの様に基準反射面を特定するかを示す情報を記憶部121から読み出す。制御部124は、S203で、各反射面間のBD周期の測定が完了するまで待機する。各反射面間のBD周期の測定が完了すると、制御部124は、S204で、S202で読み出した基準反射面の特定方法で基準反射面が特定可能かを判定する。その後の処理は第一実施形態と同様であるため再度の説明は省略する。
以上、本実施形態では、基準反射面をどの値により特定するかを示す情報、つまり特徴値の求め方を予め記憶部121に記憶させておく。したがって、反射面の特定に要する時間を短縮することができる。
なお、図1の画像形成装置D1は、モノクロ画像形成装置であったが、カラー画像形成装置であっても本発明を適用できる。なお、カラー画像形成装置では、反射面毎の走査線のずれは各色で同じ、或いは、各色間で所定の関係があることが多く、この場合には、補正値データを各色で共通とすることができる。なお、各色間において反射面毎の走査線のずれに相関が無い場合には、各色に対する補正値データを予め記憶部121に記憶させておけば良い。また、回転多面鏡115の面数についても4面に限定されず任意の面数とすることができる。以上、本実施形態によると、簡易な構成で回転多面鏡の反射面を特定する。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
103:感光体、112:光源、115:回転多面鏡、117:同期信号検出センサ、122:内部カウンタ、121:記憶部、124:制御部

Claims (10)

  1. 感光体と、
    画像信号に応じて光束を出射する光源と、
    複数の反射面を有し、回転駆動され、前記光源から出射された光束を前記複数の反射面の各反射面で反射して前記感光体を走査する回転多面鏡と、
    前記回転多面鏡により所定の方向に反射された光束を検出する検出手段と、
    前記検出手段が光束を検出する間隔を、少なくとも前記回転多面鏡が1周するまで時間順に測定する測定手段と、
    前記複数の反射面の1つである基準反射面を基準とした前記複数の反射面それぞれの反射面について、前記光束の照射位置を補正する様に前記画像信号を補正するための補正値データを記憶する記憶手段と、
    前記測定手段が測定した複数の間隔から異なる2つの間隔を選択し前記2つの間隔に対して所定の演算を行って演算値を取得すること、を繰り返すことで複数の演算値を取得する特定手段と、
    を備え、
    前記特定手段は、前記複数の演算値から前記基準反射面を特定するために用いることができる特徴値を選択し、前記特徴値に基づき前記基準反射面を特定することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記2つの間隔に対して行う前記所定の演算は、前記2つの間隔の差を演算すること、又は、前記2つの間隔の和を演算することを含み、
    前記2つの間隔は、時間的に所定の関係を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記特徴値は、前記複数の演算値のうちの最小値又は最大値であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記時間的に所定の関係を有する2つの間隔は、時間的に隣接する2つの間隔であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記特定手段は、前記複数の演算値のうちの他の総ての値とは異なる値を前記特徴値として選択することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記特定手段が特定した前記基準反射面に基づき、前記記憶手段が記憶する補正値データと反射面との対応関係を判定して前記画像信号を生成する生成手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 感光体と、
    画像信号に応じて光束を出射する光源と、
    複数の反射面を有し、回転駆動され、前記光源から出射した光束を前記複数の反射面の各反射面で反射して前記感光体を走査する回転多面鏡と、
    前記回転多面鏡により所定の方向に反射された光束を検出する検出手段と、
    前記検出手段が光束を検出する間隔を、少なくとも前記回転多面鏡が1周するまで時間順に測定する測定手段と、
    前記複数の反射面の1つである基準反射面を基準とした前記複数の反射面それぞれの反射面について、前記光束の照射位置を補正する様に前記画像信号を補正するための補正値データと、前記基準反射面を特定する特徴値を取得する方法を示す情報と、を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段が記憶する前記情報に基づき前記測定手段が測定する複数の間隔を比較することで前記特徴値を取得するか、異なる2つの間隔の複数の選択に対して所定の演算を行って演算値を取得することを繰り返して複数の演算値を取得し前記複数の演算値から前記基準反射面を特定するために用いることができる特徴値を選択することで前記特徴値を取得するか、を選択する特定手段と、
    を備え、
    前記特定手段は、前記特徴値に基づき前記基準反射面を特定することを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記所定の演算は、2つの間隔の差、又は、和を演算することを含み、
    前記2つの間隔は、時間的に所定の関係を有することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記時間的に所定の関係を有する2つの間隔は、時間的に隣接する2つの間隔であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記特定手段が特定した前記基準反射面に基づき、前記記憶手段が記憶する補正値データと反射面との対応関係を判定して前記画像信号を生成する生成手段をさらに備えていることを特徴とする請求項7から9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
JP2015117780A 2015-06-10 2015-06-10 画像形成装置 Active JP6573372B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015117780A JP6573372B2 (ja) 2015-06-10 2015-06-10 画像形成装置
US15/165,938 US10078288B2 (en) 2015-06-10 2016-05-26 Image forming apparatus that scans photosensitive member by using rotating polygonal mirror

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015117780A JP6573372B2 (ja) 2015-06-10 2015-06-10 画像形成装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2017003780A JP2017003780A (ja) 2017-01-05
JP2017003780A5 JP2017003780A5 (ja) 2018-06-21
JP6573372B2 true JP6573372B2 (ja) 2019-09-11

Family

ID=57515892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015117780A Active JP6573372B2 (ja) 2015-06-10 2015-06-10 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10078288B2 (ja)
JP (1) JP6573372B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6389846B2 (ja) * 2016-07-25 2018-09-12 キヤノン株式会社 画像形成装置およびコントローラ
US10274858B2 (en) 2016-10-21 2019-04-30 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP6526150B2 (ja) 2016-11-17 2019-06-05 キヤノン株式会社 光学走査装置及び画像形成装置
JP6576406B2 (ja) * 2017-09-25 2019-09-18 キヤノン株式会社 情報処理装置及び画像形成装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006142716A (ja) 2004-11-22 2006-06-08 Canon Inc 画像形成装置及び画像補正方法
JP4756964B2 (ja) 2005-09-09 2011-08-24 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP4868923B2 (ja) 2006-04-12 2012-02-01 キヤノン株式会社 光走査装置および画像形成装置
JP4942176B2 (ja) 2006-11-01 2012-05-30 キヤノン株式会社 画像形成装置及びその制御方法
US7605963B2 (en) * 2007-09-11 2009-10-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Optical beam scanning apparatus, optical beam scanning method and image forming apparatus
JP5733897B2 (ja) * 2010-01-20 2015-06-10 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP5429135B2 (ja) * 2010-11-01 2014-02-26 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置及び画像形成装置制御方法
JP6214153B2 (ja) 2012-12-12 2017-10-18 キヤノン株式会社 走査光学装置及び画像形成装置
JP6465552B2 (ja) * 2014-02-21 2019-02-06 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6525557B2 (ja) 2014-11-12 2019-06-05 キヤノン株式会社 光偏向器、走査光学装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
US10078288B2 (en) 2018-09-18
JP2017003780A (ja) 2017-01-05
US20160363883A1 (en) 2016-12-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10409191B2 (en) Image forming apparatus
JP6573372B2 (ja) 画像形成装置
US7688342B2 (en) Image forming apparatus and control method thereof
JP6029315B2 (ja) 画像形成装置
US9229355B2 (en) Image forming apparatus that identifies a reflection surface of a rotating polygon mirror on which a light beam is incident
JP6401496B2 (ja) 画像形成装置
US20150062676A1 (en) Driving device of rotating polygonal mirror and image forming apparatus including the driving device
JP6389846B2 (ja) 画像形成装置およびコントローラ
US20150002599A1 (en) Image forming apparatus
KR101965633B1 (ko) 화상형성장치 및 화상형성방법
US9791802B2 (en) Scanning optical device and image forming apparatus
JP5817471B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
US10831124B2 (en) Information processing apparatus and image forming apparatus with identification of reflective surface of rotating polygonal mirror
US10802415B2 (en) Information processing apparatus and image forming apparatus with identification of reflection face of polygonal mirror
JPH10148775A (ja) マルチビーム走査光学装置
JP2005053000A (ja) 画像形成装置
US9971273B2 (en) Image forming apparatus
US10831123B2 (en) Information processing apparatus and image forming apparatus
JP2013020071A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置制御方法
JP2005308971A (ja) 画像形成装置
JP2015011239A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2012163681A (ja) 画像形成装置及び画像形成装置制御方法
JP2004133076A (ja) 光走査装置及び画像形成装置
JP2019101194A (ja) 光学走査装置およびそれを用いた画像形成装置
JP2002372675A (ja) 光走査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180423

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180423

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190417

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190510

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190705

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190716

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190809

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6573372

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151