JP6029315B2 - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6029315B2 JP6029315B2 JP2012101478A JP2012101478A JP6029315B2 JP 6029315 B2 JP6029315 B2 JP 6029315B2 JP 2012101478 A JP2012101478 A JP 2012101478A JP 2012101478 A JP2012101478 A JP 2012101478A JP 6029315 B2 JP6029315 B2 JP 6029315B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- light emitting
- light
- image forming
- forming apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/04—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
- G03G15/043—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material with means for controlling illumination or exposure
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/50—Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
- G03G15/5062—Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control by measuring the characteristics of an image on the copy material
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Laser Beam Printer (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
Description
特許文献1の発明の実現には、高速応答が可能なセンサや集光レンズなどの高価な専用部品が必要になる。そのために、すべての画像形成装置にこのような構成を用いることは、コスト的な問題がある。そこで従来は、LSUの製造時に、理想的な感光ドラム位置を模した測定治具により走査光の光学特性を測定し、その測定結果から導出した各レーザの発光タイミングの調整値をROMなどに記録する。実使用時には、画像形成装置が調整値をROMから読み出して発光タイミングの調整を行い画像形成する。
[画像形成装置の構成]
図1は、本発明の第1実施例の画像形成装置701の全体構成図である。画像形成装置701は、後述するCPUを中心とした制御部(不図示)を内蔵する。画像形成装置701は、この制御部により統合制御されて画像形成を行う。画像形成装置701は、タッチパネル式の操作部(不図示)を備えており、操作部により画像形成に必要な様々な命令やデータの入力が可能になっている。画像形成装置701には、PC(Personal Computer)やネットワークを介して画像データが入力される。
LSU707は、発光部800(光源)から、レーザ光を出射する。本実施例において発光部800は、複数の発光素子が直線状に配列されたモノリシックなマルチレーザである。本実施例の発光部800が備える発光素子は8個である。図示はしないが、8個の発光素子は、それぞれの発光素子から出射されたレーザ光が感光ドラム708の回転方向(副走査方向)において感光ドラム708上の異なる位置を露光するように配置されている。また、8個の発光素子は、それぞれの発光素子から出射されたレーザ光が感光ドラム708の回転軸方向(主走査方向)において感光ドラム708上の異なる位置を露光するように配置されている。
LSU707は、偏向手段であるポリゴンミラー802を備える。ポリゴンミラー802は、DCブラシレスモータにより回転駆動され、DCブラシレスモータの磁極の回転は、ホール素子で構成されるFGセンサ807で検知される。
発光部800から出射されたレーザ光は、コリメータレンズ801を透過して平行光となり、回転するポリゴンミラー802によって偏向される。ポリゴンミラー802によって偏向されたレーザ光は感光ドラム708上を走査する走査光となる。図2Bに示すように、LSU707には、ポリゴンミラー802によって偏向されたレーザ光が入射する検出手段であるところのビームディテクター803(以下、BD803)が備えられている。BD803は、レーザ光を受光したことに応じて同期信号を出力する。
LSU707は、感光ドラム708上に導かれたレーザ光が感光ドラム708上を等速に走査するためのfθレンズ804を備える。ポリゴンミラー802によって偏向されたレーザ光は、fθレンズ804を通過して感光ドラム708上に結像する。EEPROM809には、LSU707の製造時に、感光ドラム708との相対位置関係が理想的な状態で測定された調整値である、複数の発光素子それぞれからのレーザ光の発光タイミング(レーザ光の出射タイミング)を制御するための初期調整値が格納される。
制御部は、CPU601を中心に構成される。CPU601には、操作部602、不揮発性メモリ603、画像データ入力部604、ポリゴンミラー802を駆動するDCブラシレスモータ802A、及びLSU707内蔵のEEPROM809が、双方向通信バスを介して接続される。BD803及びFGセンサ807は、CPU601の入力ポートに直接接続される。CPU601は、文字画像であるか写真などのピクチャー画像であるかなどの形成する画像の種別に応じて、画像のスクリーン線数及びスクリーン角度を設定可能である。即ち、EEPROM809には、画像の種別に対応させて複数のスクリーン線数及びスクリーン角度のデータが記憶されている。CPU601は、画像データ入力部から入力される入力画像データに基づいて画像種別を判定し、画像種別に基づくスクリーン線数及びスクリーン角度を設定する。そして、設定したスクリーン線数及びスクリーン角度で画像が形成されるように入力画像データを処理して、発光部800を駆動するためのPWM変調された画像信号を生成する。
感光ドラム708のトナー像が形成される領域である画像領域は、例えば、最大13インチ(約330[mm])である。例えば、画像形成装置の解像度が1200dpiの場合主走査方向の画素数は約15600画素となる。複数の発光素子は、各発光素子から出射されたレーザ光が主走査方向において感光ドラム708上の異なる位置を露光するように配置されている。そのため、BD803が出力する同期信号を基準にして、各発光素子毎に異なる発光タイミングが設定される。また、本実施例の画像形成装置は、1走査線を10分割した1区間当たり1560画素の「1〜10」の10個の画像区間810の各々に対して同期信号を基準とした各発光素子のレーザ光の出射タイミングの制御が実行される。そのために、発光素子毎に各画像区間810に対応する10個の初期調整値が用意される。本実施例の発光部800は、8個の発光素子を備えるために、初期調整値は80個用意される。
不揮発性メモリ603の記録領域には、アドレス「0〜83」が設けられる。アドレス「0〜79」には、8個の発光素子A〜Hの順に初期調整値(データ)が格納される。例えばアドレス「0〜9」には、発光素子Aの発光タイミングを、画像区間810の位置に応じて調整するためのデータが格納される。例えば発光素子Aは、アドレス「0」のデータ「−3」に従って発光タイミングが調整されて、画像区間810の「1」の区間を走査する。以降、アドレス「1〜9」のデータに従って順次発光タイミングが調整される発光素子Aが、画像区間810の「2〜10」の区間を走査する。同様に、発光素子B〜Hも、データに応じて発光タイミングが調整されて、画像区間810の「1〜10」を走査する。
不揮発性メモリ603のアドレス「80」以降の内容については後述する。
この入力画面630は、画像形成装置701の電源投入時に表示される表示メニューに含まれる動作モードの選択肢から、補正値を入力するモードが選択されることで表示される。入力画面630は、プッシュ式のテストプリント実行ボタン622と、調整量を入力するための入力ボタン列625、626、627とを含む。図中、入力ボタン列625、626、627の白抜き文字のボタンが選択されていることを示し、点線のボタンは非選択状態であることを示す。初期状態では、図6Aのように入力ボタン列625、626、627は3列とも「0」が選択状態になっている。図6Bでは、入力ボタン列625は「−1」、入力ボタン列626は「+1」、入力ボタン列627は「+2」が選択されている。図6Cでは、入力ボタン列625は「−1」、入力ボタン列626は「+1」、入力ボタン列627は「+4」が選択されている。入力ボタン列625は、図4の画像区間810の「2」の補正値である。入力ボタン列626は、図4の画像区間810の「6」の補正値である。入力ボタン列627は、図4の画像区間810の「9」の補正値である。図4の画像区間810の「1、3〜5、7、8、10」の補正値は、初期調整値及び入力された画像区間810の「2、6、9」の補正値に応じて導出される。
図7A〜図7Eは、LSU707により露光された、感光ドラム708上の露光スポットの説明図である。
図7Aは、LSU707の発光部800の先頭の発光素子から出射されるレーザ光が、ポリゴンミラー802に反射されてBD803に入射する光路を示す。レーザ光は、ポリゴンミラー802の等角速度回転運動により、fθレンズ804上を等速度で図中左から右へ移動する。fθレンズ804により、等速度で移動するレーザ光が、感光ドラム708上を等走査速度となるように光路変換される。光路変換されたレーザ光が、BD803及び感光ドラム708に入射する。ただし、厳密には等角速度成分が残留しており、図7A〜図7Eでは、それを強調するためにfθレンズ804による屈折を省略している。BD803が出力する同期信号の時間間隔は1走査時間であり、例えば1ミリ秒である。
図7Cは、図7Bの状態から7マイクロ秒経過して、発光部800から出射された全レーザ光が、ポリゴンミラー802に反射されて感光ドラム708に入射する光路を示す。露光スポット列777Cは、感光ドラム708上の、各レーザ光による露光スポットを表す。
各発光素子の発光タイミングの調整量には、従来から、EEPROM809に格納される初期調整値に応じた調整量が用いられる。画像形成装置701では、EEPROM809から初期調整値を読み出し、この初期調整値に応じた調整量により、BD803によるレーザ光の検知タイミングを基準として発光タイミングを調整して画像形成がなされる。
この傾斜の発生は、露光スポット列777Cの最終のレーザ光の感光ドラム708への入射角が、露光スポット列777Bの先頭のレーザ光の感光ドラム708への入射角とは異なることに起因する。発光部800の両端の発光素子から出射されたレーザ光の露光スポット間のずれ成分が最も大きく、中間の6個の発光素子から出射されたレーザ光の露光スポットは、ほぼ段階的に順にずれる傾向が強い。このような例を1つの要因として、感光ドラム708上の露光スポットが理想的な位置からずれる。
図8は、露光スポット列が副走査方向に対して傾斜することで濃度むらが発生した50%点灯のハーフトーン画像(以下、「HT画像」という。)の例示図である。この画像は、例えば10[mm]角の大きさで、左斜め45度で1[mm]周期の干渉縞を生じている。発光タイミングの調整ができている場合には、このような干渉縞が生じず、HT画像による一様な中間調濃度の画像になり、傾斜は生じない。HT画像は、本発明のテストパターンの一例である。
図11は、画像形成装置701において実行される処理を表すフローチャートである。画像形成装置701では、CPU601を主として制御部により画像形成のための処理を実行する。制御部は、テストプリントを行う第1シーケンス、補正値が入力設定される第2シーケンス、発光タイミングを調整した状態でプリントする第3シーケンスを実行可能である。通常のプリント実行の際には、第3シーケンスの処理が実行される。
画像形成装置701は、メンテナンス等によりLSU707や感光ドラム708を交換した際には、第1シーケンス及び第2シーケンスを実行して傾斜の確認、調整を行うことで発光タイミングの調整を行う必要がある。調整後に第3シーケンスにより通常のプリントが可能になる。軽微な画質調整では、第1〜第3シーケンスを組み合わせて発光タイミングを調整することも可能である。
CPU601は、入力された補正値を不揮発性メモリ603に格納する(S10)。入力ボタン列625から選択された補正値は、図5に示す不揮発性メモリ603のアドレス「80」に書き込まれる。入力ボタン列626から選択された補正値は、図5に示す不揮発性メモリ603のアドレス「81」に書き込まれる。入力ボタン列627から選択された補正値は、図5に示す不揮発性メモリ603のアドレス「82」に書き込まれる。なお、初期状態では、不揮発性メモリ603のアドレス「80〜82」の値は、いずれも「0」である。
図12は、第3シーケンスの通常プリントモードの詳細な処理手順を表すフローチャートである。
通常プリントモードにおいてCPU601は、まず、不揮発性メモリ603のアドレス「0〜79」から初期調整値を読み出して、内部レジスタの配列RA606の「0〜79」に格納する(S301)。配列RA606に初期調整値を格納後、CPU601は、不揮発性メモリ603のアドレス「80」〜「82」から補正値を読み出して、内部レジスタの配列RB607のアドレス「0〜2」に格納する(S302)。
(0≦n≦5)では、
RC[n]=RA[n]+(RB[1]-RB[0])/4×(n-1)+RB[0] …(式1)
(5≦n≦9)では、
RC[n]=RA[n]+(RB[2]-RB[1])/4×(n-5)+RB[1] …(式2)
nは、図4の画像区画を表す。
このようなS304〜S308の処理を、画像の最終ラインまで行い通常プリントモードが終了する(S309:Y)。
図14は、テストモード時に出力されるテストプリント画像の例示図である。テストプリント画像には、補正値に対応する「−4〜+4」までの数字と、感光ドラム708の画像区間810に対応したA列(A1、A2)、B列(B1、B2)、C列(C1、C2)のHT画像とが含まれる。A列は画像区画810の「2」、B列は画像区画810の「6」、C列は画像区画810の「9」に対応する。3列分のHT画像を用いることで、主走査方向の部分むらを検知可能である。また、HT画像は、補正値「−4〜+4」の各数字に対応して設けられる。1つの数字に対して、A列、B列、C列の各々で2個1組のHT画像が表示される。そのために、この例ではHT画像が54個表示される。HT画像は、例えば解像度が1200dpiの10[mm]角の正方形である。
各数字は、「0」から2[μm]ステップで段階的に露光スポット列が副走査方向から傾斜することを表す。例えば数字「+4」では、右に8[μm]傾斜するように各発光素子の発光タイミングを調整する。数字「−4」では、左に8[μm]傾斜するように各発光素子の発光タイミングを調整する。
例えばA列の場合、A1では、「−4」に対応するHT画像が、最も右傾斜の干渉縞が強く発生し、番号の増加に伴い徐々に干渉縞が低減する。A2では「+4」に対応するHT画像が、最も左傾斜の干渉縞が強く発生し、番号の減少に伴い徐々に干渉縞が低減する。「−2〜0」までの干渉縞の少ない部分の差異は極僅かとなるので判断しにくいが、「+2」、「±4」での干渉縞が同等な強度で観測される。そのため、ユーザはA1及びA2で最も干渉縞が薄い番号として、バランスのとれた中央の「−1」を補正値に選択することになる。同様に、B列は「+1」、C列は「+2」を補正値に選択する。
通常プリントモード時には、不揮発性メモリ603のアドレス「80〜82」の値が、CPU601の内部レジスタの配列RB607に書き込まれ、LSU707の発光タイミングの調整に用いられる。これにより、各発光素子の発光タイミングが調整されて、画質の改善した画像が得られる。
最も干渉縞が強いHT画像を正しく認識できない場合には、正常なパタン検知や調整ができていない可能性がある。干渉縞が強いHT画像が正しく認識されない原因は、想定外の衝撃による光学系装置の位置ずれ変形や、感光ドラム708やLSU707の汚れやむらの増加などが想定される。そのためにテストプリント画像の読み取り結果に干渉縞が確認できない場合には、不適切な調整により傾斜が悪化しないように、不揮発性メモリ603のアドレス「80〜82」をすべて「0」にする。
配置901では、補正値に対応する数字が「0」の場合に、露光スポット列が副走査方向に並ぶ。この場合、発光部800の各発光素子は、初期調整値により発光タイミングが調整される。補正値が加えられると、それに応じて、露光スポット列が副走査方向から2[μm]ステップで段階的に傾斜する。この場合、発光部800の各発光素子は、初期調整値に補正値を加味した調整値により発光タイミングが調整される。
配置902は、配置901から露光スポット列の左傾斜ずれが0.7度(約2[μm])生じた状態を表す。補正値に対応する数字が「0」の場合に、図7Eの露光スポット列777eのように左傾斜ずれが0.7度(約2[μm])発生する。このずれを調整するように、補正値が入力される。配置902では、補正値に対応する数字が「+1」の場合に、露光スポット列が副走査方向に並ぶ。つまり、配列902では、「+1」に対応する補正値により発光タイミングが調整されることで、露光スポットが理想的な配置となる。
CPU601は、配列RB607の各値をデクリメントして、配列RA606及び配列RB607から、発光タイミングを調整する調整値である配列RC608のアドレス「0〜79」の値を順次導出する。(S103、S104)。
以上の処理により、図14に示すテストプリント画像が得られる。画像形成後、テストプリント画像が形成された記録媒体が、画像形成装置701から排紙されて、第1シーケンスのテストプリントモードが終了する。
ユーザは、排紙された記録媒体により、上記のように補正値を判断することができる。
第1実施例では、テストプリント画像を目視にて判断して調整する例を示した。第2実施例では、画像形成装置701内にテストプリント画像を判定するセンサを設けて、干渉縞の強度や周期を検出する例を示す。このようなセンサ画像形成装置701内に設けることで、ユーザは、組み立て時や、メンテナンスによるLSU707や感光ドラム708の交換時の調整作業にかかる負担が軽減する。
第1実施例の画像形成装置701とは、感光ドラム708近傍に、感光ドラム708上に形成されたトナー像を読み取るためのトナー像センサ732が設けられる点で構成が異なる。他の構成は同一である。画像形成装置701と同一の構成については、説明を省略する。
第2実施例では、トナー像センサ732が、1個のLEDと、同等性能の2個のフォトダイオードとの組み合わせによる投光反射型のセンサである。LEDから照射した光の反射光をフォトダイオードで受光して検知する。図19のトナー像センサ732の2つの円は、感光ドラム708上の2つの検知スポットを表している。2つの検知スポットは、副走査方向に対して左傾斜45度で位置し、それぞれ直径0.3[mm]程度である。トナー像センサ732で読み取られたトナー像の検知信号はAD変換されて、CPU601で検知判断される。
干渉縞の角度は、2つの検知スポットの各々の信号の差分として検知することができる。トナー像センサ732の取り付け角度と干渉縞の角度が一致する場合には、差分の振幅が極めて小さくなる。
トナー像センサ732は、マルチレーザの2[μm]などの僅かな傾斜を検知する場合であっても、2[μm]の絶対位置検知能力は不要であり、0.3[mm]などの広域なスポットで濃度変動を判断できればよい。そのためにトナー像センサ732のレンズの焦点深度も比較的浅くてよく、安価なセンサ構成で実現できる。
図14のテストプリント画像は、54個のHT画像により、傾斜検知基準方向に対して線対称の組み合わせである最適な例を示したが、1つの傾斜パタンと、複数の発光タイミングの調整値の組み合わせでも実施可能である。また54個のHT画像から任意パタンを限定してもよい。傾斜量の検知判定が、傾斜の範囲や傾向であることを前提として干渉するために、テストパターン数は、最低2パタンあればその比較により所望の範囲または範囲外であることを判定することが可能である。
レーザアレイが図20のような2次元配列や図21のような千鳥配列であっても、その全体配列が直列する1次元配列である成分についての傾斜ずれの調整にも応用ができる。ポリゴンミラー802は、ガルバノミラーなどのマルチレーザに共通の偏向鏡を用いる各種のスキャナ形態であってもよい。
さらに、視認に用いる画像を形成する装置であるので、視認感度が高い0.3[mm]〜5[mm]範囲程度に干渉縞の周期が設けられることが望ましい。
また、CPU601の機能を、DSPやASICなどでも実現することも可能であり、様々なデジタル処理方法でも本発明を適用することが可能である。
Claims (6)
- 回転する感光体と、
複数のスクリーン角度を設定可能であって、設定されるスクリーン角度に基づいて画像信号を生成する生成手段と、
前記生成手段によって生成された画像信号に基づいて前記感光体を露光するための光ビームを出射する複数の発光素子を備え、前記感光体の回転方向において前記複数の発光素子から出射された複数の光ビームが前記感光体上の異なる位置を露光するように配置された光源と、
前記光源から出射された前記複数の光ビームが前記感光体上を走査するように前記複数の光ビームを偏向する偏向手段と、
前記偏向手段によって偏向された前記光ビームを検出する検出手段と、
前記検出手段が前記光ビームを検出したタイミングを基準にした出射タイミングを変更可能に前記光源を制御して、前記複数の発光素子から前記画像信号に基づく光ビームを出射させる制御手段と、
前記光ビームによって露光されることで前記感光体上に形成される潜像をトナーによって現像することで記録媒体上に画像を形成する画像形成手段と、を備え、
前記生成手段は、前記複数のスクリーン角度の中から2以上のスクリーン角度を選択して、選択した2以上のスクリーン角度のそれぞれに基づいて、2以上のスクリーン角度のそれぞれに対応する画像信号を生成し、
前記制御手段は生成された前記画像信号を前記検出手段が前記光ビームを検出したタイミングを基準に異なるタイミングで出力することによって異なる複数の出射タイミングで前記複数の発光素子から前記複数の光ビームを出射させ、前記異なる複数の出射タイミングで前記複数の発光素子から前記複数の光ビームを出射させることで、前記感光体上に複数のテスト画像の潜像を形成し、
前記画像形成手段は前記感光体上に形成された潜像から前記記録媒体上に複数のテスト画像を形成し、前記複数のテスト画像のそれぞれは、前記光ビームの走査方向において異なる複数の位置に形成されることを特徴とする、
画像形成装置。 - 前記生成手段は、前記複数のテスト画像を生成する際に前記複数のスクリーン角度の中から2つのスクリーン角度を選択し、選択した2つのスクリーン角度それぞれに基づいて、2つのスクリーン角度それぞれに対応する画像信号を生成することを特徴とする
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記生成手段が選択する前記2つのスクリーン角度は前記感光体上の所定の方向に関して線対称であることを特徴とする
請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記生成手段が選択する前記2つのスクリーン角度は前記感光体の回転方向に関して線対称であることを特徴とする
請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記発光素子は、前記複数の光ビームが前記感光体を走査する走査方向において前記複数の光ビームが前記感光体上の異なる位置に結像するように配列されていることを特徴とする
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記発光素子は、2次元配列であることを特徴とする
請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012101478A JP6029315B2 (ja) | 2012-04-26 | 2012-04-26 | 画像形成装置 |
US13/859,593 US9551954B2 (en) | 2012-04-26 | 2013-04-09 | Image forming apparatus |
EP13164240.7A EP2657781A3 (en) | 2012-04-26 | 2013-04-18 | Image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012101478A JP6029315B2 (ja) | 2012-04-26 | 2012-04-26 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013226753A JP2013226753A (ja) | 2013-11-07 |
JP6029315B2 true JP6029315B2 (ja) | 2016-11-24 |
Family
ID=48139811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012101478A Active JP6029315B2 (ja) | 2012-04-26 | 2012-04-26 | 画像形成装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9551954B2 (ja) |
EP (1) | EP2657781A3 (ja) |
JP (1) | JP6029315B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015011237A (ja) * | 2013-06-28 | 2015-01-19 | キヤノン株式会社 | 光走査装置及び画像形成装置 |
JP6315967B2 (ja) | 2013-12-11 | 2018-04-25 | キヤノン株式会社 | 光走査装置およびそれを用いた画像形成装置 |
JP6317610B2 (ja) | 2014-04-03 | 2018-04-25 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP6401496B2 (ja) * | 2014-05-23 | 2018-10-10 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
US9983502B2 (en) | 2015-11-20 | 2018-05-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Controller |
JP6601205B2 (ja) * | 2015-12-18 | 2019-11-06 | 富士ゼロックス株式会社 | 制御装置、画像形成装置およびプログラム |
JP6649630B2 (ja) * | 2016-12-22 | 2020-02-19 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 光走査装置及びこれを備えた画像形成装置 |
JP2023048675A (ja) * | 2021-09-28 | 2023-04-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2023048679A (ja) * | 2021-09-28 | 2023-04-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2023048671A (ja) * | 2021-09-28 | 2023-04-07 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4794413A (en) | 1986-08-20 | 1988-12-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Image recording apparatus |
JP3611475B2 (ja) | 1999-03-29 | 2005-01-19 | シャープ株式会社 | ビーム光偏向走査装置 |
JP2001013434A (ja) | 1999-06-30 | 2001-01-19 | Canon Inc | 走査光学装置 |
JP4007807B2 (ja) * | 2001-12-20 | 2007-11-14 | 株式会社リコー | 光走査装置およびこれを用いた画像形成装置 |
US7256815B2 (en) | 2001-12-20 | 2007-08-14 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming method, image forming apparatus, optical scan device, and image forming apparatus using the same |
JP2003266761A (ja) * | 2002-03-15 | 2003-09-24 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP4366256B2 (ja) | 2003-07-14 | 2009-11-18 | キヤノン株式会社 | 光ビーム走査型画像形成装置 |
JP2005053000A (ja) * | 2003-08-06 | 2005-03-03 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2006305879A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置及び画像形成方法 |
JP2007055089A (ja) * | 2005-08-24 | 2007-03-08 | Canon Inc | カラー画像形成装置 |
JP4866671B2 (ja) | 2006-07-13 | 2012-02-01 | 株式会社リコー | 画像形成装置 |
US20080225905A1 (en) * | 2007-03-13 | 2008-09-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Apparatus, method and program for image forming |
JP5440296B2 (ja) * | 2009-12-18 | 2014-03-12 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2011170149A (ja) | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置と画像形成装置の補正方法 |
-
2012
- 2012-04-26 JP JP2012101478A patent/JP6029315B2/ja active Active
-
2013
- 2013-04-09 US US13/859,593 patent/US9551954B2/en active Active
- 2013-04-18 EP EP13164240.7A patent/EP2657781A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013226753A (ja) | 2013-11-07 |
US20130286132A1 (en) | 2013-10-31 |
US9551954B2 (en) | 2017-01-24 |
EP2657781A2 (en) | 2013-10-30 |
EP2657781A3 (en) | 2014-02-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6029315B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6214705B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US9266351B2 (en) | Optical scanning device and image forming apparatus | |
US8823762B2 (en) | Image forming apparatus with sinusoid-like adjustment of light incident on a rotating polygon mirror | |
JP6401496B2 (ja) | 画像形成装置 | |
KR20140103516A (ko) | 회전 다면경, 이를 채용한 광 주사 장치 및 전자 사진 방식의 화상 형성 장치 | |
JP2014028461A (ja) | 画像形成装置及び該画像形成装置に備えられる制御装置 | |
JP2004334175A (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
JP2004109658A (ja) | 光走査装置及び光路調整方法並びに画像形成装置 | |
JP6573372B2 (ja) | 画像形成装置 | |
US9007414B2 (en) | Image forming apparatus and test image forming method | |
JP2002258181A (ja) | 2次元ビーム書き出し位置検出装置ならびにそれを用いた画像形成装置 | |
JP2009069270A (ja) | 光走査装置及び画像形成装置 | |
JP2005164997A (ja) | 光走査装置およびそれに用いる同期検知方法 | |
US10429640B2 (en) | Image forming apparatus performing processing in accordance with reflective surface of rotating polygonal mirror for scanning photosensitive member | |
JPH10148775A (ja) | マルチビーム走査光学装置 | |
JP2006251403A (ja) | 光走査装置 | |
JP2005053000A (ja) | 画像形成装置 | |
US8259149B2 (en) | Method and apparatus for image forming, and computer program product | |
JP2006267288A (ja) | 光走査装置 | |
JP2005258244A (ja) | 光走査装置、光路調整方法及び画像形成装置 | |
JP2002162586A (ja) | マルチビーム画像形成装置 | |
JP2000292719A (ja) | マルチビーム光走査装置 | |
JP7100486B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP2010217732A (ja) | ポリゴンミラー及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150421 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160209 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160216 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160413 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160920 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161018 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6029315 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |