JP6029315B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばレーザビームプリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置に関し、特に複数のレーザビームを用いて画像形成を行う画像形成装置に関する。
画像形成装置は、高速化、高画質化にともない、各々がレーザビームを発する複数の発光素子を備えるマルチレーザ光源が使用されることが多くなっている。
マルチレーザ光源には、複数の発光素子が所定の間隔で直列に配列されたモノリシックなものが用いられることが多い。複数の発光素子は、それぞれの発光素子から出射されたレーザ光が感光体の回転方向において感光体上の異なる位置を露光するように配置されている。近年の画像形成装置では、高解像度の画像を形成するために、装置組み立て時にマルチレーザ光源を回転調整することによって、感光体の回転方向におけるレーザ光の露光位置間隔(露光スポット間隔)を画像形成装置の解像度に対応させている。
特許文献1では、複数のレーザによる露光スポットの位置ずれ調整を、各レーザの発光タイミングを調整することで行う発明が開示される。発光タイミングは、マルチレーザを備えるレーザスキャナユニット(以下、「LSU」という。)からの走査光の光学特性に応じて調整される。露光スポットの位置ずれを調整することで、複数のレーザによる露光スポット列を副走査方向に並べて形成可能である。
特許文献1の発明の実現には、高速応答が可能なセンサや集光レンズなどの高価な専用部品が必要になる。そのために、すべての画像形成装置にこのような構成を用いることは、コスト的な問題がある。そこで従来は、LSUの製造時に、理想的な感光ドラム位置を模した測定治具により走査光の光学特性を測定し、その測定結果から導出した各レーザの発光タイミングの調整値をROMなどに記録する。実使用時には、画像形成装置が調整値をROMから読み出して発光タイミングの調整を行い画像形成する。
特開2001−13434号公報
LSU及び感光ドラムは、画像形成装置への実装時に相対するように配置される。特許文献1のように各レーザの発光タイミングにより露光スポットの位置ずれを調整する場合、画像形成装置に実装されたLSUと感光ドラムの相対位置が理想的な位置でなければ、正確な調整が行えない。正確な発光タイミングの調整が行えない場合、露光スポット列が副走査方向に対して所定の角度に傾斜する、いわゆる傾斜ずれが生じる。レーザの数が多数になった近年のマルチレーザでは、複数並ぶレーザの両端の距離が大きく、この傾斜ずれの影響が大きくなっている。レーザの発光タイミングを正しく調整するためには、電気的に調節する方法が低コストであるが、レーザ数分の書き出し調整成分と倍率調整成分とが混在するため、容易に調整することが困難である。
本発明は、以上のような従来の問題に鑑み、LSU及び感光ドラムの実装後であっても傾斜ずれを調整可能な画像形成装置を提供することを主たる課題とする。
上記の課題を解決する本発明の画像形成装置は、回転する感光体と、複数のスクリーン角度を設定可能であって、設定されるスクリーン角度に基づいて画像信号を生成する生成手段と、前記生成手段によって生成された画像信号に基づいて前記感光体を露光するための光ビームを出射する複数の発光素子を備え、前記感光体の回転方向において前記複数の発光素子から出射された複数の光ビームが前記感光体上の異なる位置を露光するように配置された光源と、前記光源から出射された前記複数の光ビームが前記感光体上を走査するように前記複数の光ビームを偏向する偏向手段と、前記偏向手段によって偏向された前記光ビームを検出する検出手段と、前記検出手段が前記光ビームを検出したタイミングを基準にした出射タイミングを変更可能に前記光源を制御して、前記複数の発光素子から前記画像信号に基づく光ビームを出射させる制御手段と、前記光ビームによって露光されることで前記感光体上に形成される潜像をトナーによって現像することで記録媒体上に画像を形成する画像形成手段と、を備え、前記生成手段は、前記複数のスクリーン角度の中から2以上のスクリーン角度を選択して、選択した2以上のスクリーン角度のそれぞれに基づいて、2以上のスクリーン角度のそれぞれに対応する画像信号を生成し、前記制御手段は生成された前記画像信号を前記検出手段が前記光ビームを検出したタイミングを基準に異なるタイミングで出力することによって異なる複数の出射タイミングで前記複数の発光素子から前記複数の光ビームを出射させ、前記異なる複数の出射タイミングで前記複数の発光素子から前記複数の光ビームを出射させることで、前記感光体上に複数のテスト画像の潜像を形成し、前記画像形成手段は前記感光体上に形成された潜像から前記記録媒体上に複数のテスト画像を形成し、前記複数のテスト画像のそれぞれは、前記光ビームの走査方向において異なる複数の位置に形成されることを特徴とする。
本発明によれば、2以上のスクリーン角度によりテスト画像を形成して、これらのテスト画像を比較可能としたことで、LSU及び感光ドラムの実装後であっても傾斜ずれを調整可能である。
第1実施例の画像形成装置の全体構成図。 LSUにより感光ドラム上を露光する光路の説明図。 LSUにより感光ドラム上を露光する光路の説明図。 制御部の構成図。 発光部の各レーザの発光タイミング調整の説明図。 初期調整値の説明図。 操作部に表示される入力画面の例示図。 操作部に表示される入力画面の例示図。 操作部に表示される入力画面の例示図。 感光ドラム上の露光スポットの説明図。 感光ドラム上の露光スポットの説明図。 感光ドラム上の露光スポットの説明図。 感光ドラム上の露光スポットの説明図。 感光ドラム上の露光スポットの説明図。 濃度むらが発生した50%点灯のハーフトーン画像の例示図。 干渉縞の発生していない50%点灯のHT画像の拡大イメージ図。 図8のHT画像の一部を拡大した図。 画像形成装置において実行される処理を表すフローチャート。 第3シーケンスの処理手順を表すフローチャート。 配列RCの調整値の例示図。 テストプリント画像の例示図。 HT画像の拡大例示図。 テストプリント画像のB列のHT画像、感光ドラム上の理想状態における露光スポット列の配置、及び実際の露光スポット列の配置の例示図。 第1シーケンスの処理手順を表すフローチャート。 第2実施例の画像形成装置の全体構成図。 トナー像センサとテストプリント画像のトナー像との位置関係を表す図。 レーザアレイの配置例示図。 レーザアレイの配置例示図。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
[第1実施例]
[画像形成装置の構成]
図1は、本発明の第1実施例の画像形成装置701の全体構成図である。画像形成装置701は、後述するCPUを中心とした制御部(不図示)を内蔵する。画像形成装置701は、この制御部により統合制御されて画像形成を行う。画像形成装置701は、タッチパネル式の操作部(不図示)を備えており、操作部により画像形成に必要な様々な命令やデータの入力が可能になっている。画像形成装置701には、PC(Personal Computer)やネットワークを介して画像データが入力される。
画像形成装置701は、感光体である感光ドラム708の表面を帯電する帯電器725を備える。また、画像形成装置701は、マルチレーザ光源を備えるレーザスキャナユニット707(以下、LSU707)を備える。LSU707は、入力された画像データに基づいて生成された画像信号(後述する)に基づいてレーザ光(光ビーム)を出射する。帯電器725により表面が帯電された感光ドラム708は、LSU707から出射されたレーザ光によって露光される。感光ドラム708上のレーザ光によって露光された部分には静電潜像が形成される。静電潜像は、トナー現像器710によりトナーを用いて現像されて感光ドラム708上にはトナー像が形成される。
紙カセット718には、印刷用紙などの記録媒体が収容されている。紙カセット718に収容される記録媒体は、紙搬送ローラ719〜723により、転写装置である転写ローラ716と感光ドラム708とによって形成される転写ニップ部(転写部)に搬送される。転写ローラ716は、感光ドラム708上のトナー像を記録媒体に転写する。トナー像が転写された記録媒体は、定着装置724に搬送され、定着装置724において記録媒体上のトナー像が定着処理される。定着装置724によってトナー像が定着処理された記録媒体は、排紙トレイ726に排紙される。なお、記録媒体に転写されずに感光ドラム708上に残ったトナーは、ドラムクリーナ709により回収される。
図2A、図2Bは、LSU707により感光ドラム708上を露光するレーザ光の光路の説明図である。図2AはLSU707の側面図であり、図2BはLSU707の上面図である。
LSU707は、発光部800(光源)から、レーザ光を出射する。本実施例において発光部800は、複数の発光素子が直線状に配列されたモノリシックなマルチレーザである。本実施例の発光部800が備える発光素子は8個である。図示はしないが、8個の発光素子は、それぞれの発光素子から出射されたレーザ光が感光ドラム708の回転方向(副走査方向)において感光ドラム708上の異なる位置を露光するように配置されている。また、8個の発光素子は、それぞれの発光素子から出射されたレーザ光が感光ドラム708の回転軸方向(主走査方向)において感光ドラム708上の異なる位置を露光するように配置されている。
LSU707は、偏向手段であるポリゴンミラー802を備える。ポリゴンミラー802は、DCブラシレスモータにより回転駆動され、DCブラシレスモータの磁極の回転は、ホール素子で構成されるFGセンサ807で検知される。
発光部800から出射されたレーザ光は、コリメータレンズ801を透過して平行光となり、回転するポリゴンミラー802によって偏向される。ポリゴンミラー802によって偏向されたレーザ光は感光ドラム708上を走査する走査光となる。図2Bに示すように、LSU707には、ポリゴンミラー802によって偏向されたレーザ光が入射する検出手段であるところのビームディテクター803(以下、BD803)が備えられている。BD803は、レーザ光を受光したことに応じて同期信号を出力する。
LSU707は、感光ドラム708上に導かれたレーザ光が感光ドラム708上を等速に走査するためのfθレンズ804を備える。ポリゴンミラー802によって偏向されたレーザ光は、fθレンズ804を通過して感光ドラム708上に結像する。EEPROM809には、LSU707の製造時に、感光ドラム708との相対位置関係が理想的な状態で測定された調整値である、複数の発光素子それぞれからのレーザ光の発光タイミング(レーザ光の出射タイミング)を制御するための初期調整値が格納される。
図3は、画像形成装置701に内蔵される制御部の構成図である。
制御部は、CPU601を中心に構成される。CPU601には、操作部602、不揮発性メモリ603、画像データ入力部604、ポリゴンミラー802を駆動するDCブラシレスモータ802A、及びLSU707内蔵のEEPROM809が、双方向通信バスを介して接続される。BD803及びFGセンサ807は、CPU601の入力ポートに直接接続される。CPU601は、文字画像であるか写真などのピクチャー画像であるかなどの形成する画像の種別に応じて、画像のスクリーン線数及びスクリーン角度を設定可能である。即ち、EEPROM809には、画像の種別に対応させて複数のスクリーン線数及びスクリーン角度のデータが記憶されている。CPU601は、画像データ入力部から入力される入力画像データに基づいて画像種別を判定し、画像種別に基づくスクリーン線数及びスクリーン角度を設定する。そして、設定したスクリーン線数及びスクリーン角度で画像が形成されるように入力画像データを処理して、発光部800を駆動するためのPWM変調された画像信号を生成する。
CPU601は、発光部800にも接続されており、同期信号を基準としてPWM変調された画像信号及びアナログのレーザ光量調整信号にて発光部800のレーザを駆動する。これにより発光部800は、入力画像データに応じた画像を、レーザ光量調整信号に応じた光量で感光ドラム708に形成することが可能となる。また、CPU601は、同期信号を基準として発光部800からレーザ光を出射させるタイミングを発光素子毎に変更可能な制御手段である。CPU601の内部レジスタは、80データを格納可能な配列RA606と、3データを格納可能な配列RB607と、80データを格納可能な配列RC608と、1データを格納可能なレジスタF609とを含む。
EEPROM809に格納される初期調整値は、LSU707の画像形成装置701への実装時に、CPU601によってEEPROM809から読み出されて不揮発性メモリ603に保持される。不揮発性メモリ603には、初期調整値の他に、ユーザによる操作部602の操作により入力される補正値が格納可能である。補正値は、LSU707の製造時に理想的な条件で導出された初期調整値を補正するための値である。初期調整値を補正値により補正することで、LSU707及び感光ドラム708の画像形成装置701への実装後の理想的な条件からのずれを補正する。
CPU601は、初期調整値及び補正値を不揮発性メモリ603から内部レジスタに読み込んで画像形成中に利用する。CPU601は、EEPROM809よりも不揮発性メモリ603の方が比較的アクセスしやすい構成である。そのために、初期調整値をEEPROM809から不揮発性メモリ603に複写することで、ソフトウエア及びハードウエアのパフォーマンスを向上させることができる。
図4は、発光部800の各レーザの発光タイミング調整の説明図である。
感光ドラム708のトナー像が形成される領域である画像領域は、例えば、最大13インチ(約330[mm])である。例えば、画像形成装置の解像度が1200dpiの場合主走査方向の画素数は約15600画素となる。複数の発光素子は、各発光素子から出射されたレーザ光が主走査方向において感光ドラム708上の異なる位置を露光するように配置されている。そのため、BD803が出力する同期信号を基準にして、各発光素子毎に異なる発光タイミングが設定される。また、本実施例の画像形成装置は、1走査線を10分割した1区間当たり1560画素の「1〜10」の10個の画像区間810の各々に対して同期信号を基準とした各発光素子のレーザ光の出射タイミングの制御が実行される。そのために、発光素子毎に各画像区間810に対応する10個の初期調整値が用意される。本実施例の発光部800は、8個の発光素子を備えるために、初期調整値は80個用意される。
初期調整値は符号付き16bitのデータで表され、主走査方向の位置を示す像高が「0」の先頭の発光素子の発光タイミングに対する相対的な発光タイミング差が1200dpiの16分の1画素単位で、各々記録されている。例えば初期調整値が「160」の場合は、10画素(約210[μm])相当の遅延時間(約2マイクロ秒)により発光タイミングが調整される。補正値も、初期調整値と同様に表され、調整に用いられる。
図5は、EEPROM809から不揮発性メモリ603に複写される初期調整値の説明図である。
不揮発性メモリ603の記録領域には、アドレス「0〜83」が設けられる。アドレス「0〜79」には、8個の発光素子A〜Hの順に初期調整値(データ)が格納される。例えばアドレス「0〜9」には、発光素子Aの発光タイミングを、画像区間810の位置に応じて調整するためのデータが格納される。例えば発光素子Aは、アドレス「0」のデータ「−3」に従って発光タイミングが調整されて、画像区間810の「1」の区間を走査する。以降、アドレス「1〜9」のデータに従って順次発光タイミングが調整される発光素子Aが、画像区間810の「2〜10」の区間を走査する。同様に、発光素子B〜Hも、データに応じて発光タイミングが調整されて、画像区間810の「1〜10」を走査する。
不揮発性メモリ603のアドレス「80」以降の内容については後述する。
図6A〜図6Cは、ユーザが調整量を入力するための、操作部602に表示される入力画面630の例示図である。
この入力画面630は、画像形成装置701の電源投入時に表示される表示メニューに含まれる動作モードの選択肢から、補正値を入力するモードが選択されることで表示される。入力画面630は、プッシュ式のテストプリント実行ボタン622と、調整量を入力するための入力ボタン列625、626、627とを含む。図中、入力ボタン列625、626、627の白抜き文字のボタンが選択されていることを示し、点線のボタンは非選択状態であることを示す。初期状態では、図6Aのように入力ボタン列625、626、627は3列とも「0」が選択状態になっている。図6Bでは、入力ボタン列625は「−1」、入力ボタン列626は「+1」、入力ボタン列627は「+2」が選択されている。図6Cでは、入力ボタン列625は「−1」、入力ボタン列626は「+1」、入力ボタン列627は「+4」が選択されている。入力ボタン列625は、図4の画像区間810の「2」の補正値である。入力ボタン列626は、図4の画像区間810の「6」の補正値である。入力ボタン列627は、図4の画像区間810の「9」の補正値である。図4の画像区間810の「1、3〜5、7、8、10」の補正値は、初期調整値及び入力された画像区間810の「2、6、9」の補正値に応じて導出される。
[露光スポットの配列]
図7A〜図7Eは、LSU707により露光された、感光ドラム708上の露光スポットの説明図である。
図7Aは、LSU707の発光部800の先頭の発光素子から出射されるレーザ光が、ポリゴンミラー802に反射されてBD803に入射する光路を示す。レーザ光は、ポリゴンミラー802の等角速度回転運動により、fθレンズ804上を等速度で図中左から右へ移動する。fθレンズ804により、等速度で移動するレーザ光が、感光ドラム708上を等走査速度となるように光路変換される。光路変換されたレーザ光が、BD803及び感光ドラム708に入射する。ただし、厳密には等角速度成分が残留しており、図7A〜図7Eでは、それを強調するためにfθレンズ804による屈折を省略している。BD803が出力する同期信号の時間間隔は1走査時間であり、例えば1ミリ秒である。
図7Bは、図7Aの状態から100マイクロ秒経過して、発光部800から出射された全レーザ光が、ポリゴンミラー802に反射されて感光ドラム708に入射する光路を示す。露光スポット列777Bは、感光ドラム708上の、各レーザ光による露光スポットを表す。
図7Cは、図7Bの状態から7マイクロ秒経過して、発光部800から出射された全レーザ光が、ポリゴンミラー802に反射されて感光ドラム708に入射する光路を示す。露光スポット列777Cは、感光ドラム708上の、各レーザ光による露光スポットを表す。
図7Dは、露光スポット列777B及び露光スポット列777Cの配置を比較する図である。露光スポット列777Cの最終のレーザ光の露光スポットと、露光スポット列777Bの先頭のレーザ光の露光スポットは、7マイクロ秒の時間差で発光すると、感光ドラム708上で副走査方向に配列する。他のレーザについても、発光タイミングの遅延時間をそれぞれ6、5、4、3、2、1マイクロ秒ずつ設けることで、露光スポット列777Dのように副走査方向に並んで配列する。このように、露光スポット列777Dが副走査方向に並んで配列されることが理想的である。このような露光スポット列777Dを得るために、各発光素子の発光タイミングを調整する。
発光部800の各発光素子には、光路差、波長差、各レンズへの入射角の差などのばらつきがある。しかし、BD803によるレーザ光の検知タイミングを基準時刻として、各発光素子が走査位置(画像区画810)毎に発光タイミングを調整して発光することで、このばらつきによる露光スポットの位置ずれを防止することができる。fθレンズ804の中央位置像高0[mm]におけるマルチレーザの遅延調整成分は、主走査書出調整量とよばれる。それ以外の像高での遅延調整成分は、部分倍率調整量とよばれる。
露光スポット列777Dのような副走査方向に並ぶ露光スポット列は、各発光素子の発光タイミングを調整することで実現する。例えば、ポリゴンミラー802やfθレンズ804によりレーザ光の光路が理想的な条件からずれるが、このずれを発光タイミングの調整により解消する。
各発光素子の発光タイミングの調整量には、従来から、EEPROM809に格納される初期調整値に応じた調整量が用いられる。画像形成装置701では、EEPROM809から初期調整値を読み出し、この初期調整値に応じた調整量により、BD803によるレーザ光の検知タイミングを基準として発光タイミングを調整して画像形成がなされる。
しかし、画像形成装置701へのLSU707の実装時に、理想的な条件が崩れることがある。この場合、図7Eに示すように、発光部800の各発光素子による露光スポット列が、副走査方向に対して「傾斜」する。例えば、LSU707と感光ドラム708との位置が理想的な条件よりも遠いときに、このような状態になる。
この傾斜の発生は、露光スポット列777Cの最終のレーザ光の感光ドラム708への入射角が、露光スポット列777Bの先頭のレーザ光の感光ドラム708への入射角とは異なることに起因する。発光部800の両端の発光素子から出射されたレーザ光の露光スポット間のずれ成分が最も大きく、中間の6個の発光素子から出射されたレーザ光の露光スポットは、ほぼ段階的に順にずれる傾向が強い。このような例を1つの要因として、感光ドラム708上の露光スポットが理想的な位置からずれる。
露光スポット列の傾斜は、図8に示すような干渉縞の要因になる。
図8は、露光スポット列が副走査方向に対して傾斜することで濃度むらが発生した50%点灯のハーフトーン画像(以下、「HT画像」という。)の例示図である。この画像は、例えば10[mm]角の大きさで、左斜め45度で1[mm]周期の干渉縞を生じている。発光タイミングの調整ができている場合には、このような干渉縞が生じず、HT画像による一様な中間調濃度の画像になり、傾斜は生じない。HT画像は、本発明のテストパターンの一例である。
図9は、干渉縞の発生していない50%点灯のHT画像の拡大イメージ図である。画像は0.4[mm]角の大きさである。図中の四角2001は1200dpiの1画素に相当する。
図10は、図8のHT画像の一部を拡大した図である。図中の細線はスクリーンの単位をわかりやすくするための補助線である。8個の発光素子の傾斜をわかりやすくするために、8個の発光素子は4個ずつの2つのグループに分けられる。2つのグループで4発光素子ずつで0.5画素ずれ、8個の発光素子全体では0.5対8の比率(約3.6度相当)の傾斜を有している。8個の発光素子によるずれの周期性は、補助線の段差で認識できる。
傾斜の影響による干渉縞は、8個のレーザ周期の段差と、HT画像の微細接続部の干渉によって生じる。HT画像の微細接続部は、副走査方向の画素配列において斜めの配置で対向している部分である。図10の境界線2301及び境界線2303は、微細接続部の画素配列が発光素子の傾斜の境界段差によって重なる方向にずれる部分である。図10の境界線2302は、微細接続部の重なりが傾斜の境界段差によって離間する方向にずれる部分である。境界線2301、2303は、微細接続部の影響によりトナー現像しやすく、境界線2302は、微細接続部の影響によりトナー現像しにくくなるため、干渉縞が発生する。干渉縞は、およそ左45度傾斜で、境界線2301、2303の間隔からおよそ0.83[mm]の周期で発生する。微細接続部の構造から、傾斜は1画素ずれ1対8の比率(約7.1度)までは単調増加傾向を示すことが類推される。
微細接続部の画素配列が重なる方向にずれる部分がトナー現像しやすくなるのは、1つの露光スポットの露光分布が正確な正方形ではないためである。露光スポットの露光分布は、例えば、1200dpiより大きい裾を引いた1.5〜2画素直径の、略円形のガウシアン分布をなしている。露光スポットは、1画素以下の重なりの増加によって画素数よりも高い濃度を示しやすく、1画素以下の露光スポット間距離の増加によって低い濃度を示すため、規則的な干渉縞が発生する。
[画像形成装置の動作]
図11は、画像形成装置701において実行される処理を表すフローチャートである。画像形成装置701では、CPU601を主として制御部により画像形成のための処理を実行する。制御部は、テストプリントを行う第1シーケンス、補正値が入力設定される第2シーケンス、発光タイミングを調整した状態でプリントする第3シーケンスを実行可能である。通常のプリント実行の際には、第3シーケンスの処理が実行される。
画像形成装置701は、メンテナンス等によりLSU707や感光ドラム708を交換した際には、第1シーケンス及び第2シーケンスを実行して傾斜の確認、調整を行うことで発光タイミングの調整を行う必要がある。調整後に第3シーケンスにより通常のプリントが可能になる。軽微な画質調整では、第1〜第3シーケンスを組み合わせて発光タイミングを調整することも可能である。
画像形成装置701の主電源がオンになると(S1)、制御部のCPU601は、操作部602からの入力を待つ(S2)。制御部は、操作部602からの入力を契機に、第1〜第3シーケンスのいずれかを実行する(S2:Y)。
操作部602からの入力が、図6A〜図6Cのテストプリント実行ボタン622の操作によるテストプリントの開始指示であれば、CPU601は、第1シーケンスを実行する(S3:Y)。CPU601は、第1シーケンス開始時に、まず、テスト画像を形成するための準備を行う(S4)。CPU601は、準備完了後、テストプリントモードによりテストプリントを行う(S5)。テストプリントモードの詳細については後述する。CPU601は、テストプリントの終了後に、後述のテストプリント画像が形成された記録媒体を排紙し、駆動エンジン、モータを停止して処理を終了する(S6)。
操作部602からの入力が、図6A〜図6Cに示す入力画面630から補正値の入力設定指示であれば、CPU601は、第2シーケンスを実行する(S3:N、S9:Y)。CPU601は、第2シーケンス開始時に、まず、操作部602からの補正値の入力を受け付ける。補正値の入力は、図6A〜図6Cの入力ボタン列625、626、627の操作により行われる。
CPU601は、入力された補正値を不揮発性メモリ603に格納する(S10)。入力ボタン列625から選択された補正値は、図5に示す不揮発性メモリ603のアドレス「80」に書き込まれる。入力ボタン列626から選択された補正値は、図5に示す不揮発性メモリ603のアドレス「81」に書き込まれる。入力ボタン列627から選択された補正値は、図5に示す不揮発性メモリ603のアドレス「82」に書き込まれる。なお、初期状態では、不揮発性メモリ603のアドレス「80〜82」の値は、いずれも「0」である。
操作部602からの入力が通常プリントの開始指示であれば、CPU601は、第3シーケンスを実行する(S3:N、S9:N、S11:Y)。CPU601は、第3シーケンスの開始時に、まず、プリントする画像を形成するための準備を行う(S12)。ここでは電子写真プロセスに必要な各部の駆動を開始する。例えば、ポリゴンミラー802の回転を開始し、発光部800の各発光素子の点灯による光量安定化制御を開始する。CPU601は、準備完了後、通常プリントモードにより通常のプリントを行う(S13)。通常プリントモードの詳細については後述する。CPU601は、プリントの終了後に、画像データに応じた画像が形成された記録媒体を排紙して駆動エンジン、モータを停止して処理を終了する(S6)。
[通常プリントモード]
図12は、第3シーケンスの通常プリントモードの詳細な処理手順を表すフローチャートである。
通常プリントモードにおいてCPU601は、まず、不揮発性メモリ603のアドレス「0〜79」から初期調整値を読み出して、内部レジスタの配列RA606の「0〜79」に格納する(S301)。配列RA606に初期調整値を格納後、CPU601は、不揮発性メモリ603のアドレス「80」〜「82」から補正値を読み出して、内部レジスタの配列RB607のアドレス「0〜2」に格納する(S302)。
CPU601は、内部レジスタの配列RA606及び配列RB607に格納した各値により、内部レジスタの配列RC608の「0」〜「79」の値(調整値)を順次算出する(S303)。この調整値により、発光部800の各発光素子の発光タイミングを調整する。配列RB607の3点の補正値は、図4の画像区画810の「2、6、9」(配列RC[1]、配列RC[5]、配列RC[8])の調整値の導出にそのまま用いられる。像高が「0」である画像区画810の「6」を中心に線形補間演算した調整量は、配列RA606に重畳して生成される。配列RC608の各調整値は以下の計算式により算出される。
(0≦n≦5)では、
RC[n]=RA[n]+(RB[1]-RB[0])/4×(n-1)+RB[0] …(式1)
(5≦n≦9)では、
RC[n]=RA[n]+(RB[2]-RB[1])/4×(n-5)+RB[1] …(式2)
nは、図4の画像区画を表す。
図13は、配列RC608の調整値の例示図である。画像区画810の「2、6、9」は調整値に忠実に計算され、それ以外の補間部分は近似される。図13に示すとおり、配列RC608に格納される調整値は、配列RB607の値が(0,0,0)の場合、配列RA606とまったく同じ値となる。配列RB607の値が(−1,+1,+1)の場合、上記の式で算出した値となる。
CPU601は、配列RC608の調整値の算出後に、BD803がレーザ光を検知することで出力される同期信号の受信を契機として、内部レジスタのレジスタF609を「0」に初期化する(S304:Y、S305)。CPU601は、図4の画像区間810の「1〜10」の1つを走査する時間経過毎に、レジスタF609の値をインクリメントする。また、画像データ及び配列RC608の調整値に応じて発光部800の8個の発光素子を調整して、感光ドラム708に静電潜像を形成する(S306、S307)。画像区間810の「10」まで、つまりレジスタF609の値が「10」になるまで、S306、S307の処理を行うことで、画像区間810の「1〜10」まで、走査が行われる(S308)。
このようなS304〜S308の処理を、画像の最終ラインまで行い通常プリントモードが終了する(S309:Y)。
以上のようにして、入力ボタン列625、626、627が「0」の場合は、LSU707の初期調整値で発光タイミングが調整されて画像が形成される。入力ボタン列625、626、627から「0」以外の補正値が入力される場合には、その入力された補正値を考慮した調整値で発光タイミングが調整されて画像が形成される。
[テストプリントモード]
図14は、テストモード時に出力されるテストプリント画像の例示図である。テストプリント画像には、補正値に対応する「−4〜+4」までの数字と、感光ドラム708の画像区間810に対応したA列(A1、A2)、B列(B1、B2)、C列(C1、C2)のHT画像とが含まれる。A列は画像区画810の「2」、B列は画像区画810の「6」、C列は画像区画810の「9」に対応する。3列分のHT画像を用いることで、主走査方向の部分むらを検知可能である。また、HT画像は、補正値「−4〜+4」の各数字に対応して設けられる。1つの数字に対して、A列、B列、C列の各々で2個1組のHT画像が表示される。そのために、この例ではHT画像が54個表示される。HT画像は、例えば解像度が1200dpiの10[mm]角の正方形である。
なお、テストプリント画像には含まれないが、図14では、説明のために、露光ポイント列の傾斜状態を例示する。A列では、露光ポイント列の傾斜ずれが−2[μm]である。B列では、露光ポイント列の傾斜ずれが+2[μm]である。C列では、露光ポイント列の傾斜ずれが+4[μm]である。
HT画像は、図8と同様の画像であり、露光スポット列の傾斜によって副走査線の境界で発生する周期段差との干渉により、高感度で視認性のよい1[mm]前後の干渉縞が生じる。
図15は、2個1組で表示されるHT画像の拡大例示図である。HT画像は、図9と同様に、8.1度傾斜したスクリーンハーフトーンで構成される。図15において左側のHT画像は露光スポット列の傾斜に応じて左傾斜が生じ、右側のHT画像は露光スポット列の傾斜に応じて右傾斜が生じる。そのために、図14のA1、B1、C1側のHT画像は左傾斜の干渉縞が生じ、A2、B2、C2側のHT画像は右傾斜の干渉縞が生じる。
図14の各列のHT画像は、横に記載される数字に対応する補正値に従って発光タイミングが調整されたLSU707により形成される。この発光タイミングの差により、傾斜による干渉縞の出現の仕方に変化が現れる。具体的には、干渉縞の濃度が変化して、干渉縞が観測されないこともある。ユーザは、記録媒体に形成されたHT画像を比較して、傾斜の調整条件を判定する。
各数字は、「0」から2[μm]ステップで段階的に露光スポット列が副走査方向から傾斜することを表す。例えば数字「+4」では、右に8[μm]傾斜するように各発光素子の発光タイミングを調整する。数字「−4」では、左に8[μm]傾斜するように各発光素子の発光タイミングを調整する。
ユーザは、図14のテストプリント画像から、列毎にHT画像を比較して列毎に干渉縞が最も見えにくいHT画像を選択する。選択したHT画像の横の数字により、補正値が決まる。この数字を、図6A〜図6Cの入力画面630の入力ボタン列625、626、627から入力することで、補正値が入力可能である。
例えばA列の場合、A1では、「−4」に対応するHT画像が、最も右傾斜の干渉縞が強く発生し、番号の増加に伴い徐々に干渉縞が低減する。A2では「+4」に対応するHT画像が、最も左傾斜の干渉縞が強く発生し、番号の減少に伴い徐々に干渉縞が低減する。「−2〜0」までの干渉縞の少ない部分の差異は極僅かとなるので判断しにくいが、「+2」、「±4」での干渉縞が同等な強度で観測される。そのため、ユーザはA1及びA2で最も干渉縞が薄い番号として、バランスのとれた中央の「−1」を補正値に選択することになる。同様に、B列は「+1」、C列は「+2」を補正値に選択する。
ユーザは、選択した3つの補正値を、図11の第2シーケンスの処理により、図6Bのように、入力画面630から、入力ボタン列625の「−1」、入力ボタン列626の「+1」、及び入力ボタン列627の「+2」を選択して入力する。入力された値は、不揮発性メモリ603のアドレス「80〜82」に格納される。
通常プリントモード時には、不揮発性メモリ603のアドレス「80〜82」の値が、CPU601の内部レジスタの配列RB607に書き込まれ、LSU707の発光タイミングの調整に用いられる。これにより、各発光素子の発光タイミングが調整されて、画質の改善した画像が得られる。
なお、C列のC2のように、干渉縞が確認できなかった場合、ユーザは、図6Cのように、入力列ボタン627の「IV」(InVisible)を選択して入力する。この場合、不揮発性メモリ603のアドレス「80〜82」には、すべて「0」が格納される。
最も干渉縞が強いHT画像を正しく認識できない場合には、正常なパタン検知や調整ができていない可能性がある。干渉縞が強いHT画像が正しく認識されない原因は、想定外の衝撃による光学系装置の位置ずれ変形や、感光ドラム708やLSU707の汚れやむらの増加などが想定される。そのためにテストプリント画像の読み取り結果に干渉縞が確認できない場合には、不適切な調整により傾斜が悪化しないように、不揮発性メモリ603のアドレス「80〜82」をすべて「0」にする。
このようにテストプリント画像の干渉縞を利用して調整することで、画像形成において干渉縞を発生しにくくなり画質が向上する。また、干渉縞を発生しやすいパタンで微調節をするために、露光スポットの傾斜ずれが改善して干渉縞が発生しにくくなり、画質が向上する。
図16は、テストプリント画像のB列のHT画像、感光ドラム708上の理想状態における露光スポット列の配置901、及び実際の露光スポット列の配置902の例示図である。
配置901では、補正値に対応する数字が「0」の場合に、露光スポット列が副走査方向に並ぶ。この場合、発光部800の各発光素子は、初期調整値により発光タイミングが調整される。補正値が加えられると、それに応じて、露光スポット列が副走査方向から2[μm]ステップで段階的に傾斜する。この場合、発光部800の各発光素子は、初期調整値に補正値を加味した調整値により発光タイミングが調整される。
配置902は、配置901から露光スポット列の左傾斜ずれが0.7度(約2[μm])生じた状態を表す。補正値に対応する数字が「0」の場合に、図7Eの露光スポット列777eのように左傾斜ずれが0.7度(約2[μm])発生する。このずれを調整するように、補正値が入力される。配置902では、補正値に対応する数字が「+1」の場合に、露光スポット列が副走査方向に並ぶ。つまり、配列902では、「+1」に対応する補正値により発光タイミングが調整されることで、露光スポットが理想的な配置となる。
図17は、第1シーケンスのテストプリントモードの詳細な処理手順を表すフローチャートである。テストプリントモードでは、図14に示すようなテストプリント画面を形成する。
テストプリントモードにおいてCPU601は、通常プリントモード時と同様に、不揮発性メモリ603から初期調整値を読み出して内部レジスタの配列RA606に格納する(S101)。配列RA606への初期調整値の格納が終了するとCPU601は、配列RB607をすべて「+5」に初期化する(S102)。配列RB607は、テストプリント画面の1列分である9個のHT画像を形成するためのレジスタとして機能する。
CPU601は、配列RB607の各値をデクリメントして、配列RA606及び配列RB607から、発光タイミングを調整する調整値である配列RC608のアドレス「0〜79」の値を順次導出する。(S103、S104)。
CPU601は、配列RC608の調整値を導出後に、BD803からの同期信号の受信を契機に、内部レジスタのレジスタF609を「0」に初期化する(S105:Y、S106)。
CPU601は、図4の画像区間810の「1〜10」の1つを走査する時間経過毎に、レジスタF609の値をインクリメントする。また、図14のテストプリント画面に応じて発光部800の8個の発光素子を、配列RC608の調整値に応じて発光タイミングを調整して、感光ドラム708に静電潜像を形成する(S107、S108)。画像区間810の「10」まで、つまりレジスタF609の値が「10」になるまで、S107、S108の処理を行うことで、画像区間810の「1〜10」まで、走査が行われる(S109)。図14の数字「+4」に並ぶHT画像を形成し、10[mm]のHT画像間の隙間を形成するまで、S105〜S109の処理を繰り返す(S110)。これにより、配列RB607がすべて「+4」のときのHT画像が形成される。
続いて、CPU601は、配列RB607がすべて「−4」になるまで、S103〜S110の処理を繰り返す(S111)。
以上の処理により、図14に示すテストプリント画像が得られる。画像形成後、テストプリント画像が形成された記録媒体が、画像形成装置701から排紙されて、第1シーケンスのテストプリントモードが終了する。
ユーザは、排紙された記録媒体により、上記のように補正値を判断することができる。
[第2実施例]
第1実施例では、テストプリント画像を目視にて判断して調整する例を示した。第2実施例では、画像形成装置701内にテストプリント画像を判定するセンサを設けて、干渉縞の強度や周期を検出する例を示す。このようなセンサ画像形成装置701内に設けることで、ユーザは、組み立て時や、メンテナンスによるLSU707や感光ドラム708の交換時の調整作業にかかる負担が軽減する。
図18は、第2実施例の画像形成装置2701の全体構成図である。
第1実施例の画像形成装置701とは、感光ドラム708近傍に、感光ドラム708上に形成されたトナー像を読み取るためのトナー像センサ732が設けられる点で構成が異なる。他の構成は同一である。画像形成装置701と同一の構成については、説明を省略する。
第2実施例では、感光ドラム708上に形成された第1実施例と同様のテストプリント画像のトナー像が、2次転写高圧の変更により、転写部716で記録媒体に転写されずに感光ドラム708に残留する。トナー像センサ732は、この残留したトナー像730を読み取る。トナー像730は、トナー像センサ732で読み取られた後に、ドラムクリーナ709により清掃回収されて消失する。
図19は、トナー像センサ732とテストプリント画像のトナー像730との位置関係を表す図である。
第2実施例では、トナー像センサ732が、1個のLEDと、同等性能の2個のフォトダイオードとの組み合わせによる投光反射型のセンサである。LEDから照射した光の反射光をフォトダイオードで受光して検知する。図19のトナー像センサ732の2つの円は、感光ドラム708上の2つの検知スポットを表している。2つの検知スポットは、副走査方向に対して左傾斜45度で位置し、それぞれ直径0.3[mm]程度である。トナー像センサ732で読み取られたトナー像の検知信号はAD変換されて、CPU601で検知判断される。
トナー像730は、感光ドラム708の回転によって副走査方向に搬送されて、トナー像センサ732の検知面を通過する。トナー像センサ732は、検知面通過時にトナー像730の干渉縞の濃度変化を振動波形として検知する。検知した振動波形の形状は、トナー像センサ732の感度や検知スポットの形状、干渉縞の強度に依存するために正弦波に近い形状となる。また、検知スポットの間隔より干渉縞の間隔が十分に広いために、干渉縞の強度は、検知スポットの両方で、正弦波の振幅として検知することができる。
干渉縞の角度は、2つの検知スポットの各々の信号の差分として検知することができる。トナー像センサ732の取り付け角度と干渉縞の角度が一致する場合には、差分の振幅が極めて小さくなる。
以上のように、2つの検知スポットの各々から得られる信号の振幅と差分を検出することで、CPU601は干渉縞の強度と角度を検知することができる。そのために、第1実施例で目視で行った検知及び調整が、操作部を介さずに、CPU601の内部処理によって自動制御される。
トナー像センサ732は、マルチレーザの2[μm]などの僅かな傾斜を検知する場合であっても、2[μm]の絶対位置検知能力は不要であり、0.3[mm]などの広域なスポットで濃度変動を判断できればよい。そのためにトナー像センサ732のレンズの焦点深度も比較的浅くてよく、安価なセンサ構成で実現できる。
[その他の実施例]
図14のテストプリント画像は、54個のHT画像により、傾斜検知基準方向に対して線対称の組み合わせである最適な例を示したが、1つの傾斜パタンと、複数の発光タイミングの調整値の組み合わせでも実施可能である。また54個のHT画像から任意パタンを限定してもよい。傾斜量の検知判定が、傾斜の範囲や傾向であることを前提として干渉するために、テストパターン数は、最低2パタンあればその比較により所望の範囲または範囲外であることを判定することが可能である。
発光部800は、直列した8個のレーザアレイとしたが、レーザアレイの形態はこれに限定されない。レーザの解像度とレーザ数が異なる場合であっても、干渉縞周期が、トナー像センサ732や視認に適した長周期に構成できる場合には、2ビーム以上の多くの形態で適用可能となる場合があり、ビームスポットの傾斜ずれにも本発明の適用ができる。
レーザアレイが図20のような2次元配列や図21のような千鳥配列であっても、その全体配列が直列する1次元配列である成分についての傾斜ずれの調整にも応用ができる。ポリゴンミラー802は、ガルバノミラーなどのマルチレーザに共通の偏向鏡を用いる各種のスキャナ形態であってもよい。
テストプリント画像のHT画像には、7x7+1のドットスクリーンマトリックスの50%HTを用いている。画素位置ずれによる干渉強度の規則性が容易に得られるのは、配列する発光素子数に対して0.5〜1画素以下の傾斜の範囲で扱われることが望ましい。例えば64、32、8、4発光素子の直列配列の場合には、64:1、32:1、8:1、4:1となり、0.9度、1.8度、3.6度、7.1度の傾斜や、その半分以下程度の傾斜ずれの調整に適している。
さらに、視認に用いる画像を形成する装置であるので、視認感度が高い0.3[mm]〜5[mm]範囲程度に干渉縞の周期が設けられることが望ましい。
また、CPU601の機能を、DSPやASICなどでも実現することも可能であり、様々なデジタル処理方法でも本発明を適用することが可能である。
第2実施例のトナー像センサ732は、干渉縞の角度を検知できる画像センサを用いることもできる。このような画像センサにより、干渉縞の読み取り異常や再現異常を判定する。干渉縞の角度を検知能力も、数十度程度の角度分解能があれば十分な場合もあり、この場合も比較的安価なセンサ構成で制御を実現することができる。センサの種類は、例えば、搬送される2次元画像の静電潜像やトナー像を検知する複眼のセンサ構成でもよい。またプリント紙上をラインCCDセンサで読み取る構成でもよい。
701,2701…画像形成装置、707…LSU、708…感光ドラム、709…ドラムクリーナ、710…トナー現像器、716…転写ローラ、718…紙カセット、719〜723…紙搬送ローラ、724…定着装置、726…排紙トレイ。731…ポスト帯電器、800…発光部、801…コリメータレンズ、802…ポリゴンミラー、803…BD、804…fθレンズ、807…FGセンサ、809…EEPROM。601…CPU、602…操作部、603…不揮発性メモリ、604…画像データ入力部、606…配列RA、607…配列RB、608…配列RC、609…レジスタF、732…トナー像センサ。

Claims (6)

  1. 回転する感光体と、
    複数のスクリーン角度を設定可能であって、設定されるスクリーン角度に基づいて画像信号を生成する生成手段と、
    前記生成手段によって生成された画像信号に基づいて前記感光体を露光するための光ビームを出射する複数の発光素子を備え、前記感光体の回転方向において前記複数の発光素子から出射された複数の光ビームが前記感光体上の異なる位置を露光するように配置された光源と、
    前記光源から出射された前記複数の光ビームが前記感光体上を走査するように前記複数の光ビームを偏向する偏向手段と、
    前記偏向手段によって偏向された前記光ビームを検出する検出手段と、
    前記検出手段が前記光ビームを検出したタイミングを基準にした出射タイミングを変更可能に前記光源を制御して、前記複数の発光素子から前記画像信号に基づく光ビームを出射させる制御手段と、
    前記光ビームによって露光されることで前記感光体上に形成される潜像をトナーによって現像することで記録媒体上に画像を形成する画像形成手段と、を備え、
    前記生成手段は、前記複数のスクリーン角度の中から2以上のスクリーン角度を選択して、選択した2以上のスクリーン角度のそれぞれに基づいて、2以上のスクリーン角度のそれぞれに対応する画像信号を生成し、
    前記制御手段は生成された前記画像信号前記検出手段が前記光ビームを検出したタイミングを基準に異なるタイミングで出力することによって異なる複数の出射タイミングで前記複数の発光素子から前記複数の光ビームを出射させ、前記異なる複数の出射タイミングで前記複数の発光素子から前記複数の光ビームを出射させることで、前記感光体上に複数のテスト画像の潜像を形成し、
    前記画像形成手段は前記感光体上に形成された潜像から前記記録媒体上に複数のテスト画像を形成し、前記複数のテスト画像のそれぞれは、前記光ビームの走査方向において異なる複数の位置に形成されることを特徴とする、
    画像形成装置。
  2. 前記生成手段は、前記複数のテスト画像を生成する際に前記複数のスクリーン角度の中から2つのスクリーン角度を選択し、選択した2つのスクリーン角度それぞれに基づいて、2つのスクリーン角度それぞれに対応する画像信号を生成することを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記生成手段が選択する前記2つのスクリーン角度は前記感光体上の所定の方向に関して線対称であることを特徴とする
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記生成手段が選択する前記2つのスクリーン角度は前記感光体の回転方向に関して線対称であることを特徴とする
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記発光素子は、前記複数の光ビームが前記感光体を走査する走査方向において前記複数の光ビームが前記感光体上の異なる位置に結像するように配列されていることを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記発光素子は、2次元配列であることを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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