JP2006251403A - 光走査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のレーザビームの中の1本のレーザビームの被走査面での主走査方向への走査開始位置を基準として、残りのレーザビームの主走査方向への走査開始位置を決定する光走査装置において、各レーザビームの被走査面での主走査方向への走査開始位置のズレを抑制する。
【解決手段】 光走査装置10では、副走査方向へ配列された4本のレーザビームの中で、ポリゴンミラー18の偏向面18Aの副走査方向の最も中央寄りで偏向されたレーザビームLMをSOSセンサ36で検出し、レーザビームMの感光体12Mでの主走査方向への走査開始位置を基準に、その他のレーザビームの各感光体での主走査方向への走査開始位置を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光源から射出された複数の光線を偏向手段によって偏向して被走査面を走査する光走査装置に関する。
近年、電子写真方式の画像形成装置において、高解像度化、高速度化を目的として、光源から複数の光線を同時に射出して同一の偏向面で偏向し、複数の光線で同時に感光体を走査する光走査装置が用いられている(例えば、特許文献1参照)。例えば、カラープリントの場合、Y、M、C、Kの各色の色データに対応する複数の光線で、複数の感光体を同時に走査する所謂タンデム方式によって、印字時間が短縮される。また、複数の光線で単一の感光体を同時に走査することで、印字時間が短縮されると共に、解像度が高くなる。
特許文献1では、複数の光線を回転多面鏡の同一偏向面に入射させた場合、各光線の走査タイミングが全く同じになるという理由から、1本の光線の主走査方向への走査開始位置を基準として、残りの光線の主走査方向への走査開始位置を決定するという制御が行われている。ここで、主走査方向への走査開始位置を決定するために基準となる1本の光線は、どの光線でも構わないということになっている。
しかしながら、回転多面鏡の偏向面の平面度を干渉計で計測したところ、回転多面鏡の偏向面は、製造時の癖等により完全な平面ではなく捩じれがある。例えば、図5(a)に示すように、ある偏向面Aでは、主走査方向及び副走査方向にかけて下り勾配の捩じれがあり、また、図5(b)に示すように、ある偏向面Bでは偏向面Aとは逆で主走査方向及び副走査方向にかけて上り勾配の捩じれがある場合がある。なお、図4に示すように、X軸は偏向面の副走査方向に対応し、Y軸は偏向面の主走査方向に対応し、Z軸は偏向面の法線方向に対応している。
このように偏向面に捩れがあると、光線の偏向面での反射角度が副走査方向の位置によって異なってしまい、被走査面上でのスポットの照射位置が、反射角度に走査レンズの焦点距離を乗じた距離だけ主走査方向へズレてしまう。特に、上述したように、逆方向にねじれている偏向面が存在する場合には、図8に示すように、書出し位置の主走査方向のズレが逆方向にも及び、書出し位置が揺らぐ所謂縦線ゆらぎ(ジッタ)が発生する。
特開平5−19586号公報
本発明は上記事実を考慮してなされたものであり、複数の光線の中の1本の光線の主走査方向への走査開始位置を基準として、残りの光線の主走査方向への走査開始位置を制御する光走査装置において、各光線の主走査方向への走査開始位置のズレを抑制する。
請求項1に記載の光走査装置は、副走査方向へ配列された複数の光線を射出する光源と、前記光源から射出された複数の光線を同一の偏向面で被走査面の主走査方向へ偏向する偏向手段と、前記偏向手段によって偏向された1本の光線を所定位置で検出する検出手段と、前記検出手段によって光線が検出された時点から所定時間が経過した後に、各光線による前記被走査面の主走査方向への走査を開始する制御手段と、を備える光走査装置であって、前記検出手段は、複数の光線の中で、前記偏向面の副走査方向の最も中央寄りで偏向された1本の光線を検出することを特徴とする。
請求項1に記載の光走査装置では、副走査方向へ配列された複数の光線が、光源から射出されて偏向手段の同一の偏向面で被走査面の主走査方向へ偏向される。この複数の光線の中で偏向面の副走査対応方向の最も中央寄りで偏向された1本の光線が、検出手段によって検出される。制御手段は、検出手段によって光線が検出された時点から所定時間が経過した後に、各光線による被走査面の主走査方向への走査を開始する。即ち、1本の光線の走査開始位置を基準に、その他の光線の走査開始位置を決定する。このため、各光線が被走査面の主走査方向へ走査を開始するタイミングの制御が容易になる。
ここで、複数の光線の中の1本の光線が偏向面で反射される角度と、その他の光線が偏向面で反射される角度との差が最も小さくなるのは、複数の光線の中で偏向面の副走査方向の最も中央寄りで偏向された1本の光線と、その他の光線との間である。このため、複数の光線の中で偏向面の副走査方向の最も中央寄りで偏向される1本の光線の主走査方向の走査開始位置を基準として、その他の光線の主走査方向の走査開始位置を制御することで、各光線の主走査方向の走査開始位置のズレを抑制できる。従って、縦線揺らぎ(ジッタ)を抑制できる。
請求項2に記載の光走査装置は、請求項1に記載の光走査装置であって、前記光源から射出され前記偏向手段によって偏向された複数の光線を同一の前記被走査面へ入射させる第1光学系を有することを特徴とする。
請求項2に記載の光走査装置では、光源から射出された複数の光線が、偏向手段の同一の偏向面によって偏向され、第1光学系によって同一の被走査面へ入射される。これによって、一の被走査面を同時に複数の走査線で走査できるので、プリント速度を高速度化でき、また、走査線の間隔を高密度化できるので、高解像度化できる。
ここで、複数の光線の中で偏向面の副走査方向の最も中央寄りで偏向された1本の光線の主走査方向への走査開始位置を基準に、他の光線の主走査方向への走査開始位置を制御している。このため、光線が被走査面の主走査方向へ走査を開始するタイミングの制御が容易になる。また、同一の被走査面における複数の光線の主走査方向への走査開始位置のズレを抑制できるので、画像の副走査方向への湾曲を抑制できる。
請求項3に記載の光走査装置は、請求項1又は2に記載の光走査装置であって、前記光源から射出され前記偏向手段によって偏向された複数の光線を複数の前記被走査面へ入射させる第2光学系を有することを特徴とする。
請求項3に記載の光走査装置では、光源から射出された複数の光線が、偏向手段の同一の偏向面によって偏向され、第2光学系によって複数の被走査面へ入射される。これによて、複数の被走査面を同時に走査できるので、カラープリントのプリント速度を高速度化できる。
ここで、複数の光線の中で偏向面の副走査方向の最も中央寄りで偏向された1本の光線の主走査方向への走査開始位置を基準に、他の光線の主走査方向への走査開始位置を制御している。このため、各光線が被走査面の主走査方向へ走査を開始するタイミングの制御が容易になる。また、各被走査面間での各光線の主走査方向への走査開始位置のズレを抑制できるので、色ズレを抑制できる。
本発明は上記構成にしたので、複数の光線の中の1本の光線の主走査方向への走査開始位置を基準として、残りの光線の主走査方向への走査開始位置を制御する光走査装置において、各光線の被走査面での主走査方向への走査開始位置のズレを抑制できる。
以下に図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1、図2に示すように、カラーレーザープリンタ1に備えられた光走査装置10は、4本の被走査面としての感光体12Y、12M、12C、12KにそれぞれレーザービームLY、LM、LC、LKを照射して潜像を形成する。感光体12Y、12M、12C、12Kに形成された潜像は、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及びブラック(K)のトナーによって現像される。そして、各感光体上のトナーが中間転写ベルト3に転写される。この際、各色のトナーが重ねられてフルカラー画像となり、普通紙等の記録媒体に転写される。このように、複数の感光体を同時に走査できるので、カラープリントのプリント速度を高速度化できる。
光走査装置10は、光源14、偏向手段としてのポリゴンミラー18、及び走査光学系20で構成され、単一の光源14から4本のレーザービームLY、LM、LC、LKを射出し走査光学系20において各レーザービームを分離して4本の感光体12Y、12M、12C、12Kに結像走査させる。なお、光走査装置10のポリゴンミラー18の回転による偏向走査方向を主走査方向、偏向走査方向に直交する方向を副走査方向と呼ぶ。即ち、感光体12Y、12M、12C、12Kにおいては、軸方向に対応する方向を主走査方向、及び回転方向に対応する方向を副走査方向と呼ぶ。
光源14は、4個の発光点Pが副走査方向に等間隔で配列された面発光レーザービームアレイであり、最も上の行から順にレーザービームLY、LM、LC、LKを射出し、感光体12Y、12M、12C、12Kを各1本のレーザービームで走査する。
そして、ポリゴンミラー18は、6面の偏向面18Aを有し、所定の回転速度で回転し、各感光体に走査線を所定速度で移動させる。
また、走査光学系20は、それぞれ4本のレーザビームに共通の球面レンズ28、トロイダルレンズ29、及び、各レーザビーム毎に設けられた平面ミラー31M、31C、31K、シリンドリカルミラー33Y、33M、33C、33Kとで構成されている。
球面レンズ28とトロイダルレンズ29は、協働して主走査方向に対してfθ特性を持つように構成されており、ポリゴンミラー18によって偏向された4本のレーザービームの主走査方向の走査角度が補正する。
また、平面ミラー31M、31C、31Kはそれぞれ、レーザビームLM、LC、LKをシリンドリカルミラー33M、33C、33Kに向けて反射する。また、シリンドリカルミラー33Y、33M、33C、33Kはそれぞれ、感光体12Y、12M、12C、12Kに面して配設されており、シリンドリカルミラー33Y、33M、33C、33Kへ向けて各レーザビームを反射する。これによって、各感光体には走査線により潜像が形成される。
また、平面ミラー31Mの主走査方向上流端部の手前にはSOSピックアップミラー34が配設されており、画像領域外の所定位置を通過するレーザビームLMを平面ミラー31Mの平面ミラー31Mと平面ミラー31Cとの間へ反射する。そして、SOSピックアップミラー34によって反射されたレーザビームLMの光路にはSOSセンサ36が配設されており、画像領域外の所定位置を通過するレーザビームLMがSOSセンサ36に受光される。SOSセンサ36は、レーザビームLMを受光するとSOS検出信号を出力し、制御部40がSOSセンサ36から検出信号を受信したタイミングに応じて各レーザビームが各感光体の主走査方向へ走査を開始するタイミングを制御している。
ここで、各レーザビームが主走査方向へ走査を開始するタイミングの制御方法について説明する。
図3のタイミングチャートに示すように、まず、光源14のM色に対応する発光点Pを点灯させ、SOSセンサ36からSOS検出信号が出力されると、その時点から所定時間Py(S)経過後、光源14のY色に対応する発光点Pの点灯を開始させてレーザビームLYによる感光体12Yの主走査方向への走査を開始する。その後は、中間転写ベルト3でのYトナーの転写位置とMトナーの転写位置との距離を走査ライン数に換算し、その走査ライン数分だけSOS検出信号をカウントする。その間は、SOS検出とレーザビームLYによる感光体12Yの走査を繰り返す。
そして、SOS信号が換算された走査ライン数分だけカウントされた後、光源14のM色に対応する発光点Pを点灯させ、レーザビームLYと主走査方向の走査開始位置が一致するように、SOSセンサ36からSOS検出信号が出力された時点から所定時間Pm(S)経過後に、光源14のM色に対応する発光点Pの点灯を開始させてレーザビームLMによる感光体12Mの主走査方向への走査を開始する。その後、中間転写ベルト3でのMトナーの転写位置とCトナーの転写位置との距離を走査ライン数に換算し、その走査ライン数分だけSOS検出信号をカウントする。その間は、SOS検出とレーザビームLYによる感光体12Yの走査、レーザビームLMによる感光体12Mの走査を繰り返す。
そして、SOS信号が換算された走査ライン数分だけカウントされた後、光源14のM色に対応する発光点Pを点灯させ、レーザビームLY、LMと主走査方向の走査開始位置が一致するように、SOSセンサ36からSOS検出信号が出力された時点から所定時間Pc(S)経過後に、光源14のC色に対応する発光点Pの点灯を開始させてレーザビームLCによる感光体12Cの主走査方向への走査を開始する。その後は、中間転写ベルト3でのCトナーの転写位置とKトナーの転写位置との距離を走査ライン数に換算し、その分だけSOS検出信号をカウントする。その間は、SOS検出とレーザビームLYによる感光体12Yの走査、レーザビームLMによる感光体12Mの走査、及び、レーザビームLCによる感光体12Cの走査を繰り返す。
そして、SOS信号が換算された走査ライン数分だけカウントされた後、光源14のM色に対応する発光点を点灯させ、レーザビームLY、LM、LCと主走査方向の走査開始位置が一致するように、SOSセンサ36からSOS検出信号が出力された時点から所定時間Pk(S)経過後に、光源14のK色に対応する発光点Pの点灯を開始させてレーザビームLKによる感光体12Kの主走査方向への走査を開始する。
ところで、図4に示すように、ポリゴンミラー18の各偏向面18Aには、副走査対応方向の上から順に所定の間隔でレーザビームLY、LM、LC、LKが入射する。X軸、Y軸、Z軸はそれぞれ、上述したように副走査方向、主走査方向、及び偏向面18Aの法線方向に対応しており、問題になっている偏向面18Aの捩じれは、図5(a)、(b)に示すように表される。
図6(a)、(b)にはそれぞれ、図5(a)、(b)における各レーザビームが入射するビーム入射位置Y、M、C、KのY−Z平面の断面プロファイルを示しているが、同一偏向面内の各ビーム入射位置で捩じれの方向が変化しており、また、異なる偏向面A、Bの同じビーム入射位置で捩じれの方向が逆転していることがわかる。
ここで、本実施形態との比較のために、レーザビームLYの感光体12Yでの主走査方向への走査開始位置を基準に、その他のレーザビームの各感光体での主走査方向への走査開始位置を制御する場合について説明する。
図7(a)、(b)にはそれぞれ、図6(a)、(b)の断面プロファイルを直線で近似して表している。図7(a)に示すように、偏向面Aではビーム入射位置Yに対してビーム入射位置Kが最も傾斜角度が大きく、最もレーザビームの反射角度差Δθaが大きくなるが、この偏向面AによってレーザビームLY、LKを偏向すると、レーザビームLKの主走査方向の走査開始位置が、レーザビームLYの走査開始位置よりもfΔθa(f:結像レンズの焦点距離)だけ遅れてしまう。一方、図7(b)に示すように、偏向面Bではビーム入射位置Yに対してビーム入射位置Kが最も傾斜角度が大きく、最もレーザビームの反射角度差Δθbが大きくなるが、この偏向面BによってレーザビームLY、LKを偏向すると、レーザビームLKの主走査方向の走査開始位置が、レーザビームLYの走査開始位置よりもfΔθbだけ速くなってしまう。
このため、図8に示すように、紙面P上では、偏向面Aと偏向面Bによってそれぞれ偏向されたレーザビームKによる書出し位置Da、Dbが、主走査方向へf(Δθa+Δθb)だけずれ、Y色の書出し位置D0に対してK色のジッタが画像に大きく表れてしまう。
なお、偏向面A、Bにおけるビーム入射位置M、Cはビーム入射位置Yに対する傾斜角度が、ビーム入射位置Kと比して小さく、レーザビームLM、LCとレーザビームLYとの反射角度差が、レーザビームLKとレーザビームLYとの反射角度差と比して小さくなるので、M色、C色は主走査方向の書出し位置のズレ量がK色と比して小さくなる。
次に、レーザビームLMの感光体12Mでの主走査方向への走査開始位置を基準に、その他のレーザビームの各感光体での主走査方向への走査開始位置を制御する場合について説明する。
図9(a)に示すように、偏向面Aではビーム入射位置Mに対してビーム入射位置Kが最も傾斜角度が大きく、最もレーザビームの反射角度差Δθa´が大きくなり、また、図9(b)に示すように、偏向面Bではビーム入射位置Mに対してビーム入射位置Kが最も傾斜角度が大きく、最もレーザビームの反射角度差Δθb´が大きくなるが、図7(a)、(b)と比較すると、明らかにΔθa>Δθa´、Δθb>Δθb´である。
このため、図10に示すように、紙面P上における、偏向面Aと偏向面Bによって偏向されたレーザビームKによる書出し位置Da´、Db´の主走査方向へのズレ量f(Δθa´+Δθb´)が、図8に示す書出し位置Da、Dbの主走査方向へのズレ量f(Δθa+Δθb)よりも明かに小さくなる。従って、M色の書出し位置D0´に対してK色のジッタが画像に表れ難くなる。
なお、偏向面A、Bにおけるビーム入射位置Y、Cはビーム入射位置Mに対する傾斜角度が、ビーム入射位置Kと比して小さく、レーザビームLY、LCとレーザビームLMとの反射角度差が、レーザビームLKとレーザビームLMとの反射角度差と比して小さくなるので、Y色、C色は主走査方向の書出し位置のズレ量がK色と比して小さくなる。
以上、説明したように、4本のレーザビームの中で偏向面18Aの副走査方向の最も中央寄りで偏向される1本のレーザビームLMの感光体12Mでの主走査方向の走査開始位置を基準としてその他のレーザビームの各感光体での主走査方向の走査開始位置を制御することによって、各レーザビームの各感光体での主走査方向の走査開始位置のズレを抑制できる。従って、ジッタを抑制でき、色ズレを抑制できる。
なお、本実施形態では、複数の感光体を各1本のレーザビームで同時に走査するタンデム方式のカラープリンタを例に取って、本発明を説明したが、本発明は、図11に示すように、複数のレーザビームLを走査光学系102によって同一の感光体12に入射させる光走査装置100にも適用可能である。この光走査装置100では、複数のレーザビームLの同一の感光体12での主走査方向への走査開始位置のズレを抑制できるので、画像の副走査方向への湾曲を抑制できる。
本実施形態の光走査装置を示す斜視図である。 本実施形態の光走査装置の概略を示す側面図である。 本実施形態の光走査装置の主走査開始位置を決定するためのタイミングチャートである。 本実施形態の光走査装置の回転多面鏡を示す斜視図である。 (a)、(b)は、本実施形態の光走査装置の回転多面鏡の偏向面の捩じれを模式的に示す斜視図である。 (a)、(b)は、比較例の光走査装置の回転多面鏡の偏向面の断面プロファイルを示す図である。 (a)、(b)はそれぞれ、図6(a)、(b)の断面プロファイルを直線で近似した図である。 比較例の光走査装置を用いた画像形成装置によって得られる画像を示す図である。 (a)、(b)は、本実施形態の光走査装置の回転多面鏡の偏向面の断面プロファイルを直線で近似した図である。 本実施形態の光走査装置を用いた画像形成装置によって得られる画像を示す図である。 その他の実施形態の光走査装置を示す斜視図である。
符号の説明
10 光走査装置
12Y 感光体(被走査面)
12M 感光体(被走査面)
12C 感光体(被走査面)
12K 感光体(被走査面)
14 光源
20 走査光学系(第2光学系)
18 ポリゴンミラー(偏向手段)
36 SOSセンサ(検出手段)
40 制御部(制御手段)
100 光走査装置
102 走査光学系(第1光学系)
L レーザビーム(L)
LY レーザビーム(光線)
LM レーザビーム(光線)
LC レーザビーム(光線)
LK レーザビーム(光線)

Claims (3)

  1. 副走査方向へ配列された複数の光線を射出する光源と、
    前記光源から射出された複数の光線を同一の偏向面で被走査面の主走査方向へ偏向する偏向手段と、
    前記偏向手段によって偏向された1本の光線を所定位置で検出する検出手段と、
    前記検出手段によって光線が検出された時点から所定時間が経過した後に、各光線による前記被走査面の主走査方向への走査を開始する制御手段と、を備える光走査装置であって、
    前記検出手段は、複数の光線の中で、前記偏向面の副走査方向の最も中央寄りで偏向された1本の光線を検出することを特徴とする光走査装置。
  2. 前記光源から射出され前記偏向手段によって偏向された複数の光線を同一の前記被走査面へ入射させる第1光学系を有することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記光源から射出され前記偏向手段によって偏向された複数の光線を複数の前記被走査面へ入射させる第2光学系を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査装置。
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