JP2005053000A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光源の同期信号の位相を調整する処理を実行する場合、試験モードを表すモード信号を切替器70へ出力し、試験値設定部72に格納された強制的に位置ズレを生じさせるための試験値を設定値記憶部44へ記憶する。この設定値のパターン画像である強制的に位置ズレを生じさせたパターン画像を用紙Pに形成する。パターン画像は、同一の用紙P上に、主走査方向に垂直な1ラインの縦線画像が形成され、光学倍率のばらつきや外乱でずれた場合には、強制的にずらした何れかの遅延時間で最も細い直線状に形成される。この一番細く見える遅延時間を把握し、結果を選択値とし、その選択値である遅延時間を動作値設定部74に動作値として設定する。これ以降、位置ズレを解消するための動作値を設定値記憶部44へ記憶する。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置にかかり、特に、副走査方向に複数の発光部を有した光源手段から射出された光ビームを走査して画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のレーザビームプリンタをはじめとする画像形成装置は、感光材料や感光体上などに光ビームを走査させて画像信号の記録を行う方式が広く知られている。画像形成装置を高速化や高画質化する要求は高く、高速化の実現手段としては光源であるレーザをマルチビーム化する方法が有効である。
【0003】
画像形成装置を高画質化するためには、感光体上に形成する光スポットを高精度に露光する必要がある。特に光源としてマルチビームレーザを使用する画像形成装置では、マルチビームレーザから射出される複数の光ビームの感光体上での露光位置を高精度に調整する必要がある。
【0004】
図14には、一般的な複数光源を有する光走査装置を示した。レーザ光源1より出射した2本のレーザビームはコリメータレンズ2により平行光線にしたのち、ポリゴシミラー3で走査し、fθレンズ4を透過して走査速度補正を行い、感光体5の表面を走査され、画像信号に応じた潜像が形成される。また、感光体5上での主走査方向の画像信号書き込みタイミング信号(SOS信号)を検出するために感光体5の領域外のレーザビーム走査領域に位置検出センサ6が設けられている。
【0005】
図13には、一般的な画像形成装置を示した。図14の光走査装置により、感光体5上に形成された潜像は、その後、現像されてトナー像として転写ドラム8上の紙に転写される。トナー像が転写された紙は、最終的には、定着器(図示省略)により、定着され、画像形成装置外に出力される。
【0006】
図15には、画像形成装置における複数の光ビームの挙動を示した。図15(A)には2本ビームの光源のレイアウトを示し、図15(B)には(A)のレイアウトから光源の光軸を回転調整した後の光源のレイアウトを示し、図15(C)には調整後の光源で感光体上を走査したときのビーム位置関係を示した。通常、画像形成装置に含まれる複数の光源を使用した光走査装置を設計する場合、複数の光源の副走査方向のビーム位置関係が、解像度に伴った位置関係になるように光学設計する、または解像度に伴った位置関係になるように調整する。
【0007】
図15の例では、図15(A)に示す2本の光源を、図15(B)に示すように回転調整することで、図15(C)に示すように副走査の解像度(例えば、600dpi)に伴った位置関係になるように設計する。その場合、主走査方向については、光源の回転による位置ズレによってビーム位置関係が不定になるため、夫々で違うタイミング信号を使用し、画像を形成する方法が一般的である。
【0008】
このタイミングを調整するため、2個の光源が傾いて配置している光走査装置において、主走査方向に並んだ2個のセンサを持ち、2個の光源を夫々のセンサで検知し、予め測定していたセンサの時間差で、片方の主走査書き出しタイミングを遅延することで、2個の光源の書き出しタイミングを合わせる技術が提案されている(特許文献1を参照)。
【0009】
また、他の技術として、主走査方向に対して垂直に配置している複数の光源を同時に走査する光走査装置において、同じ光源のみで形成する縦線画像と、スキャン毎に2個の光源を切り替えて形成する縦線画像を、1回のプリントで出力し、太さを比較することで、光源の傾きを検知する技術が提案されている。
【0010】
【特許文献1】
特開平6−270463号公報
【特許文献2】
特開2000−168133号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、2個の光源の各々に対してセンサを設ける場合、時間差を計測する専用回路やセンサが各々について必要なため、コスト高になりかつ、実際の画像の主走査方向の書き出し位置の確認を必要とする。
【0012】
また、光源を切り替えて縦線画像を形成する場合、形成される縦線画像について、どのビームが関係しているのか、どの程度のずれなのかを特定することができない。
【0013】
本発明は、上記事実を考慮して、複数の光源による光ビームの各々を用いて画像を形成するときに、容易に画像の書き込みタイミングを調整することが可能な画像形成装置を得ることが目的である。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の画像形成装置は、少なくとも主走査方向に所定間隔を隔てて複数の発光部を有する光源と、前記光源から射出された光ビームを主走査方向及び副走査方向に走査して感光体上に照射する走査光学系と、前記複数の発光部による光スポットが副走査方向に1列に並ぶように、前記光源の発光部の各々について、前記感光体上に光スポットを形成するための主走査方向に走査する基準の露光開始タイミングを設定する設定手段と、前記複数の発光部の一部の発光部について、前記露光開始タイミングの値を予め定めた値に変更する変更手段と、前記変更された露光開始タイミングにより照射された光ビームを含む複数の光ビームによるパターン画像を記録媒体に形成する画像形成手段と、を備えている。
【0015】
本発明の画像形成装置では、設定手段によって、複数の発光部による光スポットが副走査方向に1列に並ぶように、感光体上に光スポットを形成するための主走査方向に走査する基準の露光開始タイミングを各発光部について設定する。この設定は、変更手段により変更され、変更された露光開始タイミングにより照射された光ビームを含む複数の光ビームによるパターン画像が、画像形成手段によって記録媒体に形成される。変更手段は、複数の発光部の一部の発光部について、露光開始タイミングの値を予め定めた値に変更する。従って、本来形成されるべきパターン画像に対して、感光体上の位置ずれを強制的に生じさせたパターン画像が形成される。これによって、位置差を有するパターン画像により露光開始タイミングのずれを判断することができる。
【0016】
前記光源は、主走査方向及び副走査方向に複数の発光部を有することを特徴とする。
【0017】
光源は、多数の発光部を有するほど光ビームの同時照射による画像形成時間を短縮化できる。そこで、主走査方向及び副走査方向に複数の発光部を有する光源を用いることで、短時間で画像を形成できる装置を構成することができる。この光源には、例えば、複数の発光部を有するマルチビームレーザを採用することができる。
【0018】
前記変更手段は、副走査方向に主走査方向の位置が徐々に増加または減少するように段階的に、前記一部の発光部の前記露光開始タイミングの値を変更することを特徴とする。
【0019】
変更された露光開始タイミングによって形成されたパターン画像は、判別が容易なほど好ましい。そこで、副走査方向に主走査方向の位置が徐々に増加または減少するように段階的に、一部の発光部の露光開始タイミングの値を変更すれば、形成されるパターン画像は、光スポットの位置が徐々に増減する段階的な位置に形成され、容易に露光開始タイミングのずれを判断することができる。
【0020】
前記変更手段は、前記パターン画像として副走査方向に隣り合う光スポットによる線画像を形成するように、前記複数の発光部の少なくとも一部の発光部の前記露光開始タイミングの値を変更することを特徴とする。
【0021】
直線の差異は、比較的判別が容易である。そこで、パターン画像として副走査方向に隣り合う光スポットによる線画像を形成するようにすれば、形成される線画像から容易に露光開始タイミングのずれを判断することができる。この場合、位置ずれが微小である場合には、線画像の太さが変化することになり、形成した線画像の太さを比較し、正確な位置差を検出することもできる。
【0022】
前記変更手段は、前記パターン画像として予め定めた形状の低濃度画像を形成するように、前記複数の発光部の少なくとも一部の発光部の前記露光開始タイミングの値を変更することを特徴とする。
【0023】
光スポットにより形成される点画像は、多数の点画像が一様にまたは無規則でずれた場合に、モレア縞として観測される場合がある。そこで、パターン画像として予め定めた形状の低濃度画像を形成するようにすれば、形成される低濃度画像を観測するときのモアレ縞などから容易に露光開始タイミングのずれを判断することができる。
【0024】
前記変更手段は、入力手段を有し、入力された露光開始タイミングの値で、前記複数の発光部の一部の発光部の露光開始タイミングの値を変更することを特徴とする。
【0025】
露光開始タイミングのずれは、光学系の機差や組み立て誤差などによって装置毎に変動することが予測される。そこで、変更手段が、入力手段を有し、入力された露光開始タイミングの値で、一部の発光部の露光開始タイミングの値を変更するようにすれば、装置毎に露光開始タイミングを調整することが可能となる。
【0026】
前記入力手段は、予め定めた複数の異なる露光開始タイミングの値を選択することを特徴とする。
【0027】
露光開始タイミングの値は、複数の値が予め実験的などによって求まる場合がある。そこで、変更手段が入力手段を有する場合に、予め定めた複数の異なる露光開始タイミングの値を選択するようにすれば、値を選択するのみの簡単な作業で、装置毎に露光開始タイミングを調整することが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳細に説明する。
【0029】
図1に示すように、本発明の実施の形態かかる画像形成装置は、感光体100、帯電器15、光走査装置12、現像器16、第1の転写器17、第2の転写器18、中間転写ベルト14、定着器19が配置されている。
【0030】
帯電器15で帯電された感光体100上に、光走査装置12より光が照射され、潜像が形成される。その潜像は、現像器16を通り、トナー像が形成され、第1の転写器17で、中間転写ベルト14上に転写され、更に、中間転写ベルト14上に形成されたトナー像は、対抗する2つのローラからなる第2の転写器18に送り込まれる。また、同時に図示しない用紙トレイより搬送された用紙Pが、第2の転写器18に送り込まれ、中間転写ベルト14に形成されたトナー像が転写される。なお、この中間転写ベルト14及び用紙Pが、本発明の画像記録媒体に対応する。トナー像が転写された用紙Pは、定着器19に搬送されて定着処理され、用紙Pに所望の最終画像が形成される。用紙Pは最終的に装置外に搬送され、図示しない排出トレイに排出される。
【0031】
図2に示すように、本実施の形態にかかる光走査装置は、略ガウシアン分布の光ビームを複数発光するレーザ光源10、このレーザ光源10から射出した光ビームを略平行光とする作用を有するコリメータレンズ20、光ビーム整形用のスリット21、入射した光ビームを回転多面鏡の偏向面近傍に副走査方向に収束させるシリンドリカルレンズ22が配置されている。
【0032】
本実施の形態では、レーザ光源10は、複数の光ビームを射出するするために、縦横8×4の発光部を有する2次元配列された光源を採用している。例えば面発光レーザが一例としてある。このレーザ光源10の各発光点によるファーフィールドパターン(FFP)は、主走査方向と副走査方向にほぼ均等な拡がり角を持つ。また、コリメータレンズ20は、レーザ光源10との間隔がコリメータレンズ20の焦点距離と合致するよう配置されており、この配置により、レーザ光源10から出射してコリメータレンズ20を透過した光ビームは、略平行光となる。
【0033】
シリンドリカルレンズ22の光ビーム射出側には、光ビームを所定比率で反射するハーフミラー30が配置されている。ハーフミラー30の反射面の裏面は、主走査方向のみに曲率を持つシリンドリカルレンズ形状となっており、ハーフミラー30を透過した光ビームは、主走査方向はハーフミラー裏面のシリンドリカル面により、副走査方向はシリンドリカルレンズ22により、検出器であるMPD(Monior Photo Diode)31上に光スポットとして集光される。ハーフミラー30の反射側には、複数の同一面幅の偏向面(鏡面)を側面部に有する例えば正多角位形状をなすと共に、中心軸の回りに図示しない駆動手段により矢印方向に等角速度で回転する回転多面鏡40が配置されている。
【0034】
回転多面鏡40近傍には、二枚組のレンズからなる走査光学系としてのfθレンズ50が配置されている。fθレンズ50は、回転多面鏡40により反射偏向された光ビームを後述する感光体100上に光スポットとして主走査方向に結像させると共に、該光スポットを感光体100上で主走査方向に略等速度で移動させる機能を有する。
【0035】
fθレンズ50を透過した光ビームは、第1のシリンドリカルミラー52と平面ミラー54とによって光路がコの字状に曲げられ、さらに第2のシリンドリカルミラー56で反射された後、ウインドウ110を透過して下部に配置された感光体100上に至る。
【0036】
感光体100は、光ビームに感応する感光材料がその表面に塗布された細長い円柱状の形状を有しており、主走査方向が、この感光体の長手方向に一致するように配置されている。すなわち、回転多面鏡40の回転方向と共に感光体100上に収束された光スポットは、主走査方向に沿って感光体100上を移動し、走査線での画像記録が可能となる。また、感光体100は、その回転軸を中心として図示しない駆動手段によりー定の回転速度で回転し、感光体100上での走査線を副走査方向に順次移動させる。
【0037】
一方、走査による画像記録が行われる書き込み位置を設定するために、平面ミラー54により反射された光路上で画像形成に該当する走査範囲外に設置された位置に、光ビームの一部を折り返す平面ミラー90、副走査方向にビームを結像させるシリンドリカルレンズ91、および同期センサ92が配置されている。
【0038】
なお、レーザ光源10は、レーザ制御部32(図3)が接続されており、このレーザ制御部32は、画像情報に基づいてレーザ光源10の光ビーム出力を変調制御する。
【0039】
図3には、レーザ制御部32の概略構成をブロック図で示した。レーザ制御部32は、コントローラ34,レーザアレイ制御手段36,及びレーザアレイ駆動手段38を備えている。レーザ制御部32の入力側には、同期センサ92が接続されており、出力側は、レーザアレイ制御手段36を介してレーザアレイ駆動手段38に接続されている。このレーザアレイ制御手段36には、MPD31からの信号入力がなされるようにも接続されている。レーザアレイ駆動手段38の出力側は、レーザ光源10に接続されている。
【0040】
コントローラ34は、図示しない画像入力装置、画像処理装置、ネットワークなどから画像データを受信し、同期センサ92の出力信号(SOS信号)を基準として所定のタイミングで画像信号(video信号)およびAPC(Auto PowerContrd)信号をレーザアレイ制御手段36へ出力する。レーザアレイ制御手段36は、MPD31で受光した光ビームが設定光量となるようにレーザアレイ駆動手段38への光量設定信号を制御する。レーザアレイ駆動手段38は、設定光量に基づきレーザ光源10により画像信号を光出力として変換する。
【0041】
レーザアレイ制御手段36はAPC信号により光量制御の開始要求を受けると、レーザ光源10の各発光部に対し、時分割で光量制御を開始する。すなわち、MPD31で受光した光ビームが所定の光量となるように、レーザアレイ駆動手段38への光量設定信号を制御する。
【0042】
同期センサ92は、コントローラ34に接続されている。コントローラ34は同期センサ92の出力信号による検出信号に基づき信号の位相を調整し、画像信号の変調を開始する(詳細は後述)。すなわち、同期センサ92の検出結果に基づき、レーザ光源10の各発光点に対応したレーザアレイ制御手段36への画像同期信号の位相を調整し、光ビームの露光位置ずれ量を補正している。
【0043】
図4には、コントローラ34の信号同期部分の要部を示した。コントローラ34は、本実施の形態にかかる光走査装置で用いられる基準クロック(画像クロック)を生成する画像クロック生成部94を含んでいる。画像クロック生成部94は、計数部42に接続されており、この計数部42の入力側は、同期センサ92も接続されている。また、計数部42の設定側は設定値記憶部44に接続されている。計数部42の出力側は、レーザ光源10の複数の発光部それぞれについて設けられ(本実施の形態では32)、同期信号生成部46に接続されている。なお、これらの各部は、図示しないCPUでコントロールされる。
【0044】
なお、本実施の形態では、レーザ光源10として、縦横8×4の発光部を有する2次元配列された光源を採用している。詳細は後述するが、1列8個の発光部を、4組に分類して、列毎に動じ点灯する場合を想定している。
【0045】
計数部42は、画像クロック生成部94から画像クロックとして出力されたビデオクロックをカウントするための計数回路であり、レーザ光源10の複数の発光部それぞれについての計数結果について対応する信号を出力する。すなわち、この計数部42には、同期センサ92からの同期信号(SOS信号)が入力されるように接続されかつ、レーザ光源10の各発光部(本実施の形態では32)それぞれの設定値(カウント値)が入力されるように設定値記憶部44が接続されている。
【0046】
これは、感光体100上においての光ビームの露光位置ずれ量を補正するために、同期センサ92の検出時点から設定値記憶部44に記憶されたカウント値の計数に応じて、同期信号を出力することによって、画像同期信号の位相を調整するためである。従って、設定値記憶部44に記憶されたカウント値は、レーザ光源10の各発光部それぞれの画像同期信号の位相を調整するときのカウント閾値である。
【0047】
また、計数部42には、試験値設定部72、及び動作値設定部74が接続されている。これら試験値設定部72、及び動作値設定部74は、切替器70に接続されている。切替器70には、モード信号が入力されるように図示しないCPUに接続されている。このモード信号は、試験モードと動作モードとの何れかを表すモード信号であり、試験モードを表すモード信号が切替器70に入力されると、切替器70は試験値設定部72に格納された設定値を設定値記憶部44に格納する。一方、動作モードを表すモード信号が切替器70に入力されると、切替器70は動作値設定部74に格納された設定値を設定値記憶部44に格納する。
【0048】
次に、本実施の形態において、同期信号の位相を調整することで、感光体100上においての光ビームの露光位置ずれ量を補正することの詳細を説明する。本実施の形態のレーザ光源10の各発光部は、その主走査方向への軌跡が副走査方向に重ならないように配置され、感光体上での各発光部による走査線の間隔が、光走査装置の副走査方向の解像度となる。
【0049】
図5には、本実施の形態におけるレーザ光源10の位置関係として、感光体100上に照射されるときの光スポットの位置関係を示した。本実施の形態では、主走査方向の間隔、すなわち列間の間隔は、所定位置差を隔てるべく設定されている。この所定位置差の一例としては、20dot(1dotは、例えば、600dpiの場合、約42.3μm)の距離が設定される。また、副走査方向の間隔、すなわち列間の間隔も、一定位置差を隔てるべく設定されている。この一定位置差の一例としては、1dotの距離が設定される。すなわち、上記構成の光学倍率すなわち主走査方向の光学倍率、及び副走査方向の光学倍率によって、レーザ光源10の各発光部からの光ビームによる主走査方向への軌跡が副走査方向に重ならないように配置されかつ感光体上での光ビームによる走査線の間隔が、副走査方向の解像度に設定される。
【0050】
従って、32本の光ビームのうち第1列目の8本の光ビームを基準ビームとして、他列の光ビームを調整ビームとすると、計数部42では、基準ビームで同期センサ92から出力される信号を検出信号(SOS信号)とし、この検知時点を基準として、設定値記憶部44に記憶されたカウント値の後にビデオクロックを発生させる。そして、調整ビームについては、基準ビームによるSOS信号を基準として、設定値記憶部44に記憶されたカウント値の後にビデオクロックを発生させる。
【0051】
すなわち、レーザ光源10で、画像を形成する時は、レーザ光源10の1列目のみを同期センサ92で検知されるべく点灯させることで、主走査方向の書き出しタイミングを基準にし、1列目の書き出しタイミングから、20dot分遅延させて、2列目を書き出す。更に、3列目、4列目と20dot分遅延させて書き出し、画像を形成することで、図6(A)に示すように、全光源が、同じ主走査位置に直線状の画像として形成することができる。
【0052】
ところが、実際は、光走査装置12の光学倍率が、ばらついたり、外乱でずれる可能性がある。この場合には、図6(B)に示すように、1列目の光ビームによる光スポットの形成位置がずれることになり。この場合、直線状の線がぼやけることになる。
【0053】
そこで、本実施の形態では、レーザ光源10の発光点の列毎に、強制的にタイミングを変更した状態で画像を形成し、その形成画像によって、タイミング変更をすることによって、同期信号の位相を調整する。
【0054】
具体的には、図7に示す処理ルーチンが実行される。この処理ルーチンは、装置のキャリブレーション(校正)をする場合などに実行されるものである。
【0055】
まず、図示を省略したキーボードなどの入力装置によって、同期信号の位相を調整する処理への移行指示がなされると、図7のステップ200で肯定判断され、ステップ202へ進む。なお、通常の画像形成処理などの場合には、ステップ200で否定判断されて本ルーチンを終了する。
【0056】
ステップ202では、これ以降の処理が試験モードでなされることを表すモード信号(試験モード信号)を切替器70へ出力する。次のステップ204では、強制的に位置ズレを生じさせるための試験値を設定値記憶部44へ記憶する。すなわち、切替器70によって試験値設定部72に格納された設定値を出力するべく試験値設定部72に指示することで設定値記憶部44に試験値が格納される。この試験値は、一様にタイミングをずらすための値であり、例えば、基準を20dotとした場合、プラスマイナス1dotを0.5dot刻み(19.0,19.5,20.0,20.5,21.0 dot)で設定する。
【0057】
次のステップ206では上記ステップ204で設定した設定値毎のパターン画像を形成する指示信号を出力する。これによって、強制的に位置ズレを生じさせたパターン画像が、用紙Pに形成される。次のステップ208では、図示を省略したキーボードなどの入力装置によって、選択値が入力されるまで否定判断を繰り返す。
【0058】
図8には、上記ステップ206で形成された画像、すなわち用紙P上に形成したパターン画像の一例を示した。パターン画像は、同一の用紙P上に、各列間の遅延時間を変化させた主走査方向に垂直な1ラインの縦線画像が形成される。この例のパターン画像は、上述のように、順に遅延時間を21dot、20.5dot、20dot、19.5dot、19dotと変化させて、縦線画像を形成したものである。
【0059】
このパターン画像は、光走査装置12の光学倍率のばらつきや、外乱でずれることがない場合には、遅延時間が20.0dotで最も細い直線状に形成されるはずである。一方、光学倍率のばらつきや外乱でずれた場合には、20.0dot以外の何れかの遅延時間で最も細い直線状に形成される。そこで、オペレータは、それぞれの線の太さを、観測し、一番細く見える遅延時間を把握する。この把握した結果を選択値とする。
【0060】
この選択値が、図示を省略したキーボードなどの入力装置によって、入力されると、ステップ208で肯定判断され、ステップ210へ進む。ステップ210では、上記入力された選択値である遅延時間を読み取り、次のステップ212において、選択値を動作値として設定する。すなわち、動作値設定部74に、本装置の遅延時間として入力された選択値を格納する。
【0061】
次のステップ214では、試験モードを終了し、動作モードへ移行するために、動作モードを表すモード信号(動作モード信号)を切替器70へ出力して本ルーチンを終了する。なお、このステップ214では、これ以降、位置ズレを解消するための動作値を設定値記憶部44へ記憶する。すなわち、切替器70によって動作値設定部74に格納された設定値を出力するべく動作値設定部74に指示することで設定値記憶部44に動作値が格納される。
【0062】
このように、パターン画像の線の太さを観測した結果から、主走査方向の書き出しタイミングの設定を変更することで、主走査方向の書き出し位置を合わせることができる。
【0063】
上記のパターン画像は、パターン画像を形成するときに、1走査において、レーザ光源10の全ての発光部による光スポットが、ほぼ直線上に並ぶように点灯させている。しかし、本発明は、1走査中に全点灯することに限定されるものではない。すなわち、走査毎に一部の発光部を発光させて一部の本数による光ビームを走査するようにしてもよい。
【0064】
図9には、走査毎に一部の発光部を発光させて一部の本数による光ビームを走査して形成されたパターン画像の一例を示した。このパターン画像は、同一の用紙Pの上に、各列間の遅延時間を変化させた主走査方向に垂直な1ラインの縦線画像を、主走査の1走査毎に各列のみで形成したものである。
【0065】
すなわち、主走査の第1走査で第1列目(図5参照)の発光部8本のみで、縦線を形成し、次の走査(第2走査)で第2列目の発光部8本のみで同じ主走査位置に縦線を形成する。そして、順次、第3列目のみ、第4列目のみと縦線を形成し、最後に第1列目のみと繰り返す。この処理を遅延時間を変化させて行い、同一の用紙Pにパターン画像を形成する。遅延時間の一例としては、上記と同様に、順に遅延時間を21dot、20.5dot、20dot、19.5dot、19dotと変化させて、縦線画像を形成する。
【0066】
このパターン画像は、光走査装置12の光学倍率のばらつきや、外乱でずれることがない場合には、遅延時間が20.0dotで最も細い直線状に形成されるはずである。一方、光学倍率のばらつきや外乱でずれた場合には、そのずれに応じて勾配を有する直線として観測される。そこで、オペレータは、それぞれの線の勾配を、観測し、一番細く見え、直線と観測される遅延時間を把握する。この把握した結果を選択値とする。
【0067】
このように、パターン画像の線の太さや勾配を観測した結果から、主走査方向の書き出しタイミングの設定を変更することで、主走査方向の書き出し位置を合わせることができる。
【0068】
なお、上記では、1走査毎に列を変更する場合を説明したが、任意の走査毎に、列を変更してもよい。
【0069】
上記では、パターン画像として線画像を採用した場合を説明したが、本発明は、線画像に限定されるものではない。例えば、予め定めた2次元パターンをパターン画像として用いてもよい。
【0070】
図10には、一定領域に矩形状の小領域が散在するパターン画像(ドットスクリーン画像)を示した。図10の例は、解像度2400dpiで、300dpiの濃度約20%のハーフトーン画像のドットスクリーンの形成状態を示したものである。図10(A)には、正常な状態のパターン画像を示し、図10(B)には、ずれを有するパターン画像を示した。
【0071】
図から理解されるように、スクリーンは、複数のドットで形成されており、濃度が高くなると、形成するドットが増加して、矩形形状が徐々に大きくなる。ここで、図10(A)に示す正常状態から、図10(B)に示す遅延時間がずれている状態になり、矩形形状の崩れが大きくなりと、形成されたパターン画像は、モアレ画像として観測される。従って、モアレ画像が観測されないまたは最も小さいパタン画像が、遅延時間のずれが最小のものとなる。
【0072】
図11には、上から順に遅延時間を21dot、20.5dot、20dot、19.5dot、19dotと変化させて、濃度約20%のハーフトーンスクリーン画像を5つ形成したパターン画像を示している。この形成されたパターン画像をオペレータに観測させ、モアレ画像が観測されないまたは最も小さいパタン画像を選択させる。図11の例では、モアレの発生していない19.5dotが選択される。
【0073】
すなわち、パターン画像は、光学倍率のばらつきや外乱でずれた場合でも、そのずれに応じてモアレ画像の見えとして観測される。そこで、オペレータは、モアレ画像が観測されないまたは最も小さいパタン画像として観測される画像の遅延時間を把握する。この把握した結果を選択値とする。
【0074】
このように、パターン画像のモアレ画像を観測した結果から、主走査方向の書き出しタイミングの設定を変更することで、主走査方向の書き出し位置を合わせることができる。
【0075】
なお、上記では、レーザ光源10の複数の発光部が2次元的に配列された場合を説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、1列に並んだ複数の光源(または発光部)を、主走査方向及び副走査方向の少なくとも一方に傾けた場合にも容易に適用することができる。
【0076】
図12には、光源を傾斜させた場合の一例を示した。図12(A)には、傾けて配置した1列に並んだ複数の発光部の一例を示した。この場合は、上述と同様に、主走査方向の位置差を検出し補正可能である。また、図12(B)には、副走査方向に1列に並んだ発光部を有する光源の一例を示した。このように、複数の光源(または発光部)が、主走査方向にほぼ直交して並んだ場合も、所定の位置差が0と想定することにより、上記同様に、主走査方向の位置差を検出し、補正することができる。
【0077】
このように、本実施の形態では、感光体上における主走査方向の位置ずれを、強制的に遅延時間をずらして予め形成したパターン画像の観測結果により設定しているので、容易かつ簡便に画像書き込みタイミングを調整することが可能となり、簡単な回路構成にすることができる。
【0078】
すなわち、本実施の形態では、任意の光源の主走査方向の書き出しタイミングを基準に、他の光源の前記所定の位置差に対応した主走査方向の書き出しタイミングを変更する変更手段を有し、他の光源の主走査方向の書き出しタイミングを任意の時間だけ変更したパターン画像を複数形成することで、位置差を検出し補正することができる。
【0079】
なお、本実施の形態のコントローラ34は本発明の変更手段及び設定手段の一部に相当し、光走査装置は本発明の走査光学系に相当し、レーザ光源10は本発明の光源に相当する。また、画像形成装置の画像形成機能部分は本発明の画像形成手段に相当する。
【0080】
上記実施の形態では、計数部42を用いてビデオクロックをカウントしたが、本発明は、これに限定されるものではなく、遅延時間を設定可能な遅延回路などの設定手段を用いて、書き出しタイミングを設定することができる。この場合、計数部42に代えてタイミングを同一にする光ビームの数に対応した遅延回路を備えることで、上記実施の形態と同様に機能することができる。
【0081】
なお、上記実施の形態では、複数の光ビームを、隣り合わせに露光する隣接露光方式による画像形成装置について説明したが、飛び越し走査による露光方式や、光ビームを重ねて露光する露光方式へも容易に適用することができる。
【0082】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、設定手段により設定された基準の露光開始タイミングを変更手段により変更されたときのパターン画像を画像形成手段によって形成ので、位置差を有するパターン画像により露光開始タイミングのずれを判断することができる、という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置を示す概念図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る光走査装置の斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る光走査装置のレーザ制御部の概略構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る光走査装置のコントローラの概略構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるレーザ光源の位置関係を示すイメージ図である。
【図6】画像書き出しタイミングのずれによるパターン画像の線の太さ変化を説明するための説明図であり、(A)は正常な状態、(B)はずれた状態を示すイメージ図である。
【図7】画像書き出しタイミングを調整する処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】画像書き出しタイミングをずらしたときのパターン画像の線の太さ変化を説明するための説明図である。
【図9】列毎にパターン画像を形成する場合の説明図である。
【図10】ハーフトーン画像のドットスクリーンを示し、(A)はの正常な状態、(B)はズレを有する状態を示すイメージ図である。
【図11】スクリーン画像をパターン画像として形成した一例を示すイメージ図である。
【図12】光源配置の一例であり、(A)は主走査方向及び副走査方向に傾きを有する1列配置のレイアウト、(B)は副走査方向に1列配置のレイアウトを示すイメージ図である。
【図13】一般的な画像形成装置を示す概念図である。
【図14】一般的な複数光源を有する光走査装置を示す概念図である。
【図15】従来の画像形成装置の説明図であり、(A)は2ビームレーザの光源部のレイアウト、(B)は光源部の光軸回転調整後のレイアウト、(C)は調整後の光源で感光体を走査する時のビーム位置関係を示す。
【符号の説明】
P…用紙
10…レーザ光源
12…光走査装置
31…MPD
32…レーザ制御部
34…コントローラ
36…レーザアレイ制御手段
38…レーザアレイ駆動手段
42…計数部
44…設定値記憶部
70…切替器
72…試験値設定部
74…動作値設定部
92…同期センサ
100…感光体
Claims (7)
- 少なくとも主走査方向に所定間隔を隔てて複数の発光部を有する光源と、
前記光源から射出された光ビームを主走査方向及び副走査方向に走査して感光体上に照射する走査光学系と、
前記複数の発光部による光スポットが副走査方向に1列に並ぶように、前記光源の発光部の各々について、前記感光体上に光スポットを形成するための主走査方向に走査する基準の露光開始タイミングを設定する設定手段と、
前記複数の発光部の一部の発光部について、前記露光開始タイミングの値を予め定めた値に変更する変更手段と、
前記変更された露光開始タイミングにより照射された光ビームを含む複数の光ビームによるパターン画像を記録媒体に形成する画像形成手段と、を備えた画像形成装置。 - 前記光源は、主走査方向及び副走査方向に複数の発光部を有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記変更手段は、副走査方向に主走査方向の位置が徐々に増加または減少するように段階的に、前記一部の発光部の前記露光開始タイミングの値を変更することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記変更手段は、前記パターン画像として副走査方向に隣り合う光スポットによる線画像を形成するように、前記複数の発光部の少なくとも一部の発光部の前記露光開始タイミングの値を変更することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記変更手段は、前記パターン画像として予め定めた形状の低濃度画像を形成するように、前記複数の発光部の少なくとも一部の発光部の前記露光開始タイミングの値を変更することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記変更手段は、入力手段を有し、入力された露光開始タイミングの値で、前記複数の発光部の一部の発光部の露光開始タイミングの値を変更することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 前記入力手段は、予め定めた複数の異なる露光開始タイミングの値を選択することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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-
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- 2003-08-06 JP JP2003206212A patent/JP2005053000A/ja active Pending
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