JP2010201852A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多数の光源が搭載されている場合でも、画像の書き出しタイミングを簡単に設定することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】感光体ドラムの表面が1主走査線の幅の長さだけ副走査方向に移動する前に次の走査が行われるような速度で感光体ドラムの表面を副走査方向に移動させつつ、予め設定された第1時間間隔で各レーザ光源をそれぞれ順次パルス状に発光させる動作を1走査の期間中に予め設定された第2時間間隔で複数回実行する発光動作を、複数回の主走査で行わせるとともに、この一連の調整走査動作を前記第1時間間隔が異なる複数の調整走査動作パターンで実施させ、各調整走査動作パターンの調整走査動作でそれぞれ形成される各画像の中で最小濃度を有する画像が得られる調整走査動作パターンにおける第1時間間隔を用いて各レーザ光源についての画像書き出しタイミングを設定する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置の技術分野に属し、特に、感光体ドラムの表面にレーザを照射して露光を行うレーザ照射技術に関するものである。
従来、レーザ光線などの光線を出力する光源部を備え、光源部から出力される光線を回転多面鏡の各反射面により感光体ドラムの表面に向けて反射しながら走査することにより、該光線を感光体ドラムの表面に静電潜像を形成する電子写真方式の画像形成装置が広く知られている。また、この種の画像形成装置において、画像形成に要する時間の短縮化を図ることを目的として、光線をそれぞれ出力する複数の光源を一体化した光源部によって、複数の光線を同時並行で複数の走査線に走査する技術も提案されている(例えば下記特許文献1)。
ところで、この種の画像形成装置にあっては、半導体レーザーの取り付け誤差や調整の不良などによって各ビーム間の主走査方向の位相ずれが発生することがある。下記特許文献1は、この点を課題として、4個の半導体レーザーのうち1つの半導体レーザーからの光ビームにより感光体上に主走査方向に或るドット列を形成する動作を副走査方向に光ビームの個数(4個)の周期で繰り返してなる画像パターン、及び、次の半導体レーザーからの光ビームにより感光体上に主走査方向に或るドット列を形成する動作を副走査方向に光ビームの個数(4個)の周期で繰り返す画像パターンからなる第1のパターンの形成を主走査方向及び副走査方向に繰り返して第1のパターン群を形成する点と、その第1のパターンを主走査方向にミラーリングした第2のパターンの形成を主走査方向及び副走査方向に繰り返して第2のパターン群を形成する点と、4個の半導体レーザーを対象として、光線が隣接する2つの半導体レーザーの組み合わせを複数組設定し、各組み合わせについて前記第1及び第2のパターン群を形成する点と、各組み合わせにおいて、第1のパターン群の印字濃度と第2のパターン群の印字濃度とが異なるか否かに応じて、各組み合わせにおける一方のビームと他方のビームとの間における主走査方向の位相ずれの有無を検出する点とを提案している。
特開2002−137447号公報
しかしながら、前記特許文献1の技術においては、光源部の規模をそれほど大きくすること無く光源部に搭載する光源の数を増やす場合、搭載する光源の数が多くなるほど、各組における2つのビームの到達位置同士の距離が狭くなっていき、第1のパターン群においてトナーが付着する領域の幅や面積と第2のパターン群においてトナーが付着する領域の幅や面積との差が小さくなっていく。すなわち、搭載する光源の数が多くなるほど、第1のパターン群の印字濃度と第2のパターン群の印字濃度との差が小さくなるため、前記位相ずれの有無の検出精度が低下する虞がある。よって、前記特許文献1の技術は、多数の光源を有する光源部における位相ずれの有無の検出には不向きであると考えられる。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、多数の光源が搭載されている場合でも、画像の書き出しタイミングを簡単に設定することのできる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、主走査方向に平行な表面を有し、該表面が副走査方向に移動する感光体と、各々個別に点灯可能な複数の発光点を有してなり、前記各発光点から光線を同時に出力させた場合に前記感光体の表面を含む被照射面上での前記各光線の到達点が前記主走査方向と交差する方向に沿って一列に並ぶように構成された光源部と、前記各発光点から出力される各光線を前記感光体の表面上で前記主走査方向に繰り返し走査するための走査部と、予め設定された第1時間間隔で前記各発光点をそれぞれ順次パルス状に発光させる動作を前記走査部による1走査の期間中に予め設定された第2時間間隔で複数回実行する発光動作を、前記走査部による複数回の主走査で行わせると共に、この一連の調整走査動作を前記第1時間間隔が異なる複数の調整走査動作パターンで実施させる発光制御部と、前記各調整走査動作パターンでの調整走査動作によりそれぞれ形成される各静電潜像を顕像化して画像を生成する現像部と、前記各調整走査動作パターンのうち前記現像部により生成された各画像の中で最も小さい濃度を有する画像が得られる調整走査動作パターンにおける前記第1時間間隔を用いて、前記各発光点についての画像書き出し動作の開始タイミングを設定する画像書き出しタイミング設定部とを備える画像形成装置である。
本発明によれば、予め設定された第1時間間隔で前記各発光点をそれぞれ順次パルス状に発光させる動作により、各光線の到達点(照射領域)が重畳しない場合には、ドット状の静電潜像(以下、単にドットいう)が発光点の数と同数だけ前記主走査方向と交差する方向に1列に並んでなるドット列が生成される。
また、前記走査部による1走査の期間中に予め設定された第2時間間隔で複数回実行する発光動作により、前記ドット列が前記第2時間間隔と光線の走査速度とに基づく離間距離を介して主走査方向に複数生成される。
さらに、感光体の表面が1主走査線の幅の長さだけ副走査方向に移動する前に次の光線走査が行われるように前記感光体の表面を副走査方向に移動させつつ、前記発光動作を、前記走査部による複数回の主走査で行わせることで、前記複数のドット列が副走査方向に重畳した態様の静電潜像領域が前記離間距離を介して複数形成されることとなる。
ここで、各ドット列が主走査方向に対して傾斜するほど、副走査方向における隣のドット列との重畳領域が大きくなり、静電潜像の領域が小さくなっていく。そして、各ドット列が副走査方向に平行に延びるものとなるときに、隣のドット列との重畳領域が最大(静電潜像の領域が最小)となる。
また、静電潜像の領域の大きさに比例して画像の濃度が変化するから、各ドット列が主走査方向に対して傾斜するほど画像の濃度が小さくなり、各ドット列が副走査方向に延びるものとなるときに、画像の濃度が最小となる。
一方、前記各発光点から出力された各光線の照射位置が主走査方向において一致したときには、各ドット列が副走査方向に延びるものとなる。
以上の点を総合すると、最小の濃度を有する画像が得られる調整走査動作パターンが、前記各発光点から出力された各光線の照射位置を主走査方向において一致又は略一致させることのできる時間間隔の調整走査動作パターンとなることが判る。
これを用いて、本発明では、前記第1時間間隔が異なる各調整動作パターンの調整走査動作を実施し、前記現像部により生成された各調整走査動作パターンの画像の中で最も小さい濃度を有する画像を検出し、この検出した画像が得られる調整走査動作パターンの前記第1時間間隔を用いて、前記各発光点についての画像書き出し動作の開始タイミングを設定するようにしたので、前記各発光点による画像書き出し位置を主走査方向において一致させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記現像部により形成される各画像の濃度を計測する濃度計測部を更に備え、前記画像書き出しタイミング設定部は、前記濃度測定部により測定された濃度の中で最も小さい濃度を有する画像が得られる調整走査動作パターンにおける前記第1時間間隔を用いて、前記各発光点についての画像書き出し動作の開始タイミングを設定するものである。
この発明によれば、濃度計測部を備え、前記濃度測定部により測定された濃度の中で最も小さい濃度が得られる画像に対応する発光タイミングを用いて前記各発光点についての画像書き出し動作の開始タイミングを設定するようにしたので、前記各発光点による画像書き出し位置を主走査方向において一致させることができる各発光点についての書き出し動作の開始タイミングを自動的に設定する構成を実現することができる。
最も小さい濃度が得られる画像が得られる調整走査動作パターンの前記第1時間間隔を用いて前記各発光点についての画像書き出し動作の開始タイミングを設定する具体的な形態としては、例えば請求項3に記載の発明のように、前記画像書き出しタイミング設定部は、前記各発光点についての画像書き出し動作の開始タイミング間の時間間隔が、前記濃度測定部により測定された濃度の中で最も小さい濃度を有する画像が得られる調整走査動作パターンにおける前記第1時間間隔を有するように、前記各発光点についての画像書き出し動作の開始タイミングを設定する形態が1例として想定される。
また、この形態の他には、請求項4に記載の発明のように、前記画像書き出しタイミング設定部が、前記各調整走査動作パターンにおける前記第1時間間隔を横軸として、前記各調整走査動作パターンでの調整走査動作でそれぞれ得られた画像の濃度を測定点として表し、各測定点に基づくスプライン曲線の極小点が前記測定点と異なるとき、前記極小点が示す時間間隔を、該極小点の周囲に位置する複数の測定点を用いた補間処理により算出し、この算出した時間間隔を前記各発光点についての画像書き出し動作の開始タイミングとして設定する形態も想定される。
この発明によれば、請求項3に記載の発明は、請求項4に記載の発明に比して簡単な処理で、前記各発光点による画像書き出し位置を主走査方向において一致させることができる前記各発光点についての画像書き出し動作の開始タイミングを設定することができる。一方、請求項4に記載の発明は、各発光点についての画像書き出し位置を主走査方向に一致させるための前記第1時間間隔を、請求項3に記載の発明に比してより高精度に検出することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、前記現像部により形成される各画像を用紙に転写する転写部と、前記転写部により画像がそれぞれ転写された用紙の中から1の用紙を指定する入力を行うための入力操作部とを更に備え、前記画像書き出しタイミング設定部は、前記入力操作部により指定された用紙に形成された画像が得られる調整走査動作パターンにおける前記第1時間間隔を用いて、前記各発光点についての画像書き出し動作の開始タイミングを設定するものである。
この発明によれば、前記各発光点による画像書き出し位置を主走査方向において一致させることができる各発光点についての書き出し動作の開始タイミングを手動で設定する構成を実現することができる。
本発明によれば、光源部が、各々個別に点灯可能な複数の発光点を有してなり、前記各発光点から光線を同時に出力させた場合に前記感光体の表面を含む被照射面上での前記各光線の到達点が前記主走査方向と交差する方向に沿って一列に並ぶように構成されたものであっても、各発光点の画像書き出し動作の開始タイミングを簡単に設定することができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施形態である複合機の内部構成を示す側面図である。 光走査装置の構成図である。 レーザ光源の配列状態を示す図である。 前記各レーザ光源から出力される各光線が感光体ドラムの表面上やBDセンサの受光面上で、主走査方向及び副走査方向にそれぞれ異なる位置に結像される状態を示す図である。 キャリブレーションモードで得られる画像の一例を示す図である。 各調整走査動作パターンの調整走査動作における各レーザ光源についての発光タイミングを示す図である。 発光制御部によって各レーザ光源の発光動作を行わせる発光タイミングを示す図である。 (a)は、各ドット列が副走査方向に平行に延びるものとなる場合において、副走査方向に並ぶ複数のドット列のうち2つのドット列に着目し、この2つのドット列の重畳態様を示した図、(b)は、各ドット列が主走査方向に対して傾斜するものとなる場合において、副走査方向に並ぶ複数のドット列のうち2つのドット列に着目し、この2つのドット列の重畳態様を示した図である。 キャリブレーションモードにおける処理を示すフローチャートである。 画像書き出しタイミングの設定方法に係る他の実施形態の説明図である。
以下、本発明に係る画像形成装置の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態である複合機の内部構成を示す側面図である。
図1に示すように、複合機1は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能等の機能を兼ね備えたものであり、本体部2と、本体部2の左方に配設されたスタックトレイ3と、本体部2の上部に配設された原稿読取部4と、原稿読取部4の上方に配設された原稿給送部5とを有している。
原稿読取部4は、CCD(Charge Coupled Device)センサ及び露光ランプ等からなるスキャナ部6と、ガラス等の透明部材により構成された原稿台7及び原稿読取スリット8とを備える。スキャナ部6は、図略の駆動部によって移動可能に構成され、原稿台7に載置された原稿を読み取るときは、原稿台7に対向する位置で原稿面に沿って移動され、原稿画像を走査しつつ取得した画像データを図略の画像処理部へ出力する。また、原稿給送部5により給送された原稿を読み取るときは、原稿読取スリット8と対向する位置に移動され、原稿読取スリット8を介して原稿給送部5による原稿の搬送動作と同期して原稿の画像を取得し、その画像データを上記画像処理部へ出力する。
原稿給送部5は、原稿を載置するための原稿載置部9と、画像読み取り済みの原稿を排出するための原稿排出部10と、原稿載置部9に載置された原稿を1枚ずつ繰り出して原稿読取スリット8に対向する位置へ搬送し、原稿排出部10へ排出するための給紙ローラ(図略)、搬送ローラ(図略)等からなる原稿搬送機構11を備える。原稿搬送機構11は、さらに原稿を表裏反転させて原稿読取スリット8と対向する位置へ再搬送する用紙反転機構(図略)を備え、原稿の両面の画像を、原稿読取スリット8を介してスキャナ部6から読取可能にしている。
原稿給送部5は、その前面側が上方に移動可能となるように本体部2に対して回動自在に設けられている。原稿給送部5の前面側を上方に移動させて原稿台7の上面を開放することにより、該原稿台7の上面に読み取り原稿、例えば見開き状態にされた書籍等を操作者が載置できるようになっている。
本体部2は、複数の給紙カセット12と、給紙カセット12から記録紙を1枚ずつ繰り出して後述の画像形成部14へ搬送する給紙ローラ13と、給紙カセット12から搬送されてきた記録紙に画像を形成する画像形成部14とを備える。
画像形成部14は、スキャナ部6等で取得された画像データに基づきレーザ等を出力して感光体ドラム15を露光する光走査装置16と、感光体ドラム15の表面に形成された静電潜像を顕像化して画像を形成する現像部17と、感光体ドラム15上に形成された画像を記録紙に転写する転写部18と、画像が転写された記録紙を加熱して該画像を記録紙に定着させる定着部19と、画像形成部14内の用紙搬送路中に設けられ、記録紙をスタックトレイ3又は排出トレイ22まで搬送する搬送ローラ20,21等とを備える。
記録紙の両面に画像を形成する場合は、画像形成部14で記録紙の一方の面に画像を形成した後、この記録紙を排出トレイ22側の搬送ローラ20にニップされた状態とする。この状態で搬送ローラ20を反転させて記録紙をスイッチバックさせ、記録紙を用紙搬送路Lに送って画像形成部14の上流域に再度搬送し、画像形成部14により他方の面に画像を形成した後、記録紙をスタックトレイ3又は排出トレイ22に排出する。
複合機1のフロント部には、操作部23が設けられている。操作部23には、ユーザが印刷実行指示を入力するためのスタートキー24と、印刷部数等を入力するためのテンキー25と、各種複写動作の操作ガイド情報等を表示し、これら各種設定入力用にタッチパネル機能を有する液晶ディスプレイ等からなる表示部26と、表示部26で設定された設定内容等をリセットするリセットキー27と、実行中の印刷(画像形成)動作を停止させるためのストップキー28と、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能を切り換えるための機能切換キー29とが備えられている。
図2は、前記光走査装置16の構成図である。図2に示すように、光走査装置16は、レーザ照射部30、コリメータレンズ31、プリズム32、ポリゴンミラー(回転多面鏡)33、f−θレンズ34及びビームディテクトセンサ(以下、BDセンサという)35を備えている。
図3に示すように、レーザ照射部30は、支持軸15aにより軸支された状態で回転可能に構成された円柱状表面を有する感光体ドラム15の前記表面に、画像データに応じて光を照射するものである。なお、支持軸15aが延びる方向を主走査方向という。感光体ドラム15の表面は前記主走査方向に平行となる。
レーザ照射部30は、先端面Yに一定間隔で1列に配列された複数のレーザ光源LD1〜LD6がユニット化されてなり、前記先端面Yに対する法線のうち内側に位置するレーザ光源LD3,LD4の中間位置を通る法線Gを回転軸として矢印Aの方向に回転可能に構成されている。各レーザ光源LD1〜LD6は、前記発光点に相当するものであり、各々個別に点灯可能となっている。
光走査装置16は、前記各レーザ光源LD1〜LD6を全て点灯させ、そのレーザ光線L1〜L6を感光体ドラム15の表面に照射した場合に、その照射位置(照射点)の配列方向が、前記主走査方向及び副走査方向(感光体ドラム15の表面を展開した場合に前記主走査方向に直交する方向)のそれぞれに対して傾斜角度を有するようにレーザ照射部30を回転した状態に設定することで、複数の走査ラインへの画像の書き込みを1回の走査で行えるとともに、前記傾斜角度を調整することで、副走査方向の解像度を調整できるように構成されている。
コリメータレンズ31は、各レーザ光源LD1〜LD6から出力されるレーザ光線L1〜L6を集光するためのものである。プリズム32は、コリメータレンズ31を透過した光をそれぞれ平行光に変換し、ポリゴンミラー33に向けて放出するものである。ポリゴンミラー33は、入射光を感光体ドラム15に向けて反射させる反射面を複数有し、例えば図2の矢印方向に一定速度で回転することで、各レーザ光線L1〜L6をそれぞれ異なる反射面で感光体ドラム15に反射しつつ感光体ドラム15の回転軸方向(主走査方向)に走査させるものである。f−θレンズ34は、ポリゴンミラー33により反射されたレーザ光線を感光体ドラム15の表面上に所定の径を有するスポット状に結像するものである。
以上のような構成により、感光体ドラム15の表面上でレーザ光線が主走査方向に一定速度で繰り返し走査される。帯電された感光体ドラム15の表面にレーザ光線が照射されると、その照射された部分の電荷が除去される。複合機1は、このような感光体ドラム15の表面に対するレーザ光線の照射を画像データに基づいて行い、感光体ドラム15の表面の電位を選択的に減衰させて静電潜像を形成し、感光体ドラム15の表面に形成された静電潜像を現像剤(トナー)により現像し、該画像を記録紙に転写するように構成されている。
図2に示すように、BD(Beam Detect)センサ35は、例えばフォトダイオードを用いて構成されている。レーザ光線L1〜L6は、感光体ドラム15の表面の主走査方向における長さよりも所定量長い走査範囲内において主走査方向に繰り返し走査されるようになっており、BDセンサ35は、その走査範囲のうち、感光体ドラム15の表面上をレーザ光線が通過し始める前に該レーザ光線を受光する位置に設置されている。
BDセンサ35は、レーザ光線を受光するとその受光信号をBD信号変換部36に出力するものである。光走査装置16は、この受光信号に基づいて、各主走査線上における画像データに基づくレーザ光線の照射開始タイミング(画像書き出し動作の開始タイミング;以下、画像書き出しタイミングという)を設定する。
図4に示すように、前述したように、仮に全てのレーザ光源LD1〜LD6を点灯させたときの、感光体ドラム15の表面上やBDセンサ35の受光面上での各レーザ光線L1〜L6の照射位置は、主走査方向及び副走査方向の各方向にそれぞれ或る傾斜角度で傾斜する一方向に一定の間隔を介して配列する態様となる。
そのため、仮に全てのレーザ光源LD1〜LD6を点灯させた状態でポリゴンミラー33による走査を行った場合には、各レーザ光線は、BDセンサ35の受光面上を、それぞれ或る時間差(遅延時間)を介して通過することとなる。
BD信号変換部36は、BDセンサ35から出力される受光信号を矩形波のBD信号に整形し、このBD信号を制御部100に出力するものである。画像メモリ37は、原稿読取部4の読取動作により得られた画像データを一時的に記憶し、感光体ドラム15への書込対象画像の画像データとして制御部100に出力するものである。
制御部100は、各制御プログラム等を記憶するROM、一時的にデータを格納するRAM、及び制御プログラム等をROMから読み出して実行する中央演算処理装置等からなる。
ところで、各レーザ光源LD1〜LD6から出力されるレーザ光線L1〜L6は、BDセンサ35の受光面上や感光体ドラム15の表面上を或る遅延時間をもって通過する旨前述したが、各レーザ光線L1〜L6の走査中における或る瞬間に着目した場合に、隣接する光線到達点間の主走査方向におけるピッチが大きく設計されているときには、各レーザ光線L1〜L6に対応する受光信号がBDセンサ35から個別に得られ、各レーザ光線L1〜L6がBDセンサ35を通過したタイミングをそれぞれ検出することができる。
ところが、隣接する光線到達点間の主走査方向におけるピッチが小さく設計されていると、先のタイミングで前記受光面上を通過開始するレーザ光線が該受光面を通過し終える前に次の光線が前記受光面を通過開始し、BDセンサ35の受光面には常に何らかのレーザ光線が入射した状態となる。したがって、BDセンサ35から出力される受光信号は、全ての光線がBDセンサ35の受光面上を通過し終えるまで一定の信号となる。
その結果、この受光信号そのものからは、前記受光面に最初に通過するレーザ光線L1の通過開始タイミングと、最後に通過するレーザ光線L6の通過終了タイミングについては検出できるものの、前記レーザ光線L1の通過終了タイミングや、レーザ光線L6の通過開始タイミング、及び、それ以外のレーザ光線L2〜L5の通過開始タイミングや通過終了タイミングについては検出することができない。
ここで、例えば前記各レーザ光線L1〜L6がそれぞれBDセンサ35の受光面上を通過した通過タイミングから予め定められた時間の経過後に、各レーザ光源LD1〜LD6による画像書き出し動作を開始するというように、前記レーザ光線がBDセンサ35の受光面を通過するタイミングに基づいて各レーザ光源LD1〜LD6による画像書き出し動作を開始する場合、その通過タイミングを検出できなければ、各レーザ光源LD1〜LD6による画像書き出しタイミングを設定することができない。
また、この種の光走査装置16においては、前記光走査装置16における各部の取り付け誤差や調整不良等の有無や、複合機1の環境(環境温度や環境湿度等)の変化に応じて、各レーザ光線L1〜L6の到達点の位置関係(隣接する到達点間のピッチ等)が変化することがある。その変化の態様は、各レーザ光源LD1〜LD6から出力されるレーザ光線の照射位置が一列に配列したままその間隔が変化するというものである。
このように、隣接する到達点同士のピッチが変化すると、各レーザ光源LD1〜LD6の画像書き出しタイミング、ひいては各レーザ光源LD1〜LD6が画像書き出し動作を開始する主走査方向の位置(画像書き出し位置)も変化することとなる。
本実施形態は、このような課題に対し、以下に説明する処理によって各レーザ光源LD1〜LD6による画像書き出しタイミングを設定する点が従来技術と相違する。
すなわち、本実施形態では、前記感光体ドラム15の表面が1主走査線の幅の長さだけ副走査方向に移動する前に次の走査が行われるような速度で前記感光体ドラム15の表面を副走査方向に移動させつつ、予め設定された第1時間間隔で前記各レーザ光源LD1〜LD6をそれぞれ順次パルス状に発光させる動作を1走査の期間中に予め設定された第2時間間隔で複数回実行する。また、この発光動作を複数回の主走査で行わせる。さらに、この一連の発光動作を調整走査動作というものとすると、該調整走査動作を前記第1時間間隔が異なる複数の調整走査動作パターンで実施させる。
そして、各調整走査動作パターンでの調整走査動作によりそれぞれ形成される各静電潜像を顕像化した各画像の中で最も小さい濃度を有する画像が得られた調整走査動作パターンにおける前記第1時間間隔を用いて、前記各レーザ光源LD1〜LD6についての画像書き出しタイミングを設定する。以下、この点について詳細に説明する。
このような動作を行うために、本実施形態の複合機1は、濃度測定部38を備えると共に、制御部100に、モード設定部101と、記憶部102と、駆動制御部103と、発光制御部104と、指示部105と、画像書き出しタイミング設定部106と、画像書き出し制御部107とを機能的に備えている。
濃度測定部38は、感光体ドラム15の表面に形成された画像の濃度を測定するものである。
モード設定部101は、複合機1の動作モードを、前記レーザ光源LD1〜LD6による画像書き出しタイミングを設定するためのキャリブレーションモードと通常の画像形成動作を行う画像形成モードとの間で択一的に設定するものである。
記憶部102は、前記各調整走査動作パターンにおける前記第1時間間隔として予め設定された値(時間間隔)を予め記憶するものである。具体的には、まず、記憶部102には、基準の時間間隔が記憶されている。この基準の時間間隔とは、各レーザ光源LD1〜LD6による画像の書き出し動作の開始タイミング間の時間間隔を当該基準の時間間隔に設定して画像書き出し動作を行わせると、各レーザ光源LD1〜LD6による画像書き出し動作の開始位置が主走査方向において同一の位置になるように例えば工場出荷時などの基準時において設定された時間間隔である。
したがって、この基準の時間間隔をΔtと表すものとすると、前記光走査装置16における各部の取り付け状態等が適切であり(工場出荷時と同等であり)、複合機1の環境(環境温度や環境湿度等)が工場出荷時に想定したものと同等である場合には、前記時間間隔Δtを有するように各レーザ光源LD1〜LD6を瞬間的に(パルス状に)発光させる(レーザ光源LD1の発光タイミングからΔt,2Δt,3Δt,4Δt,5Δt後に各レーザ光源LD2〜LD6を順次瞬間的に発光させる)と、各レーザ光線の到達点が副走査方向に沿って1列に並ぶこととなる(各レーザ光線の到達点が主走査方向において同一位置となる)。
記憶部102には、この時間間隔Δtの他、該時間間隔Δtに対して所定量だけ増減した時間間隔(Δt+Δα),(Δt+2Δα),(Δt−Δα),(Δt−2Δα)が前記第1時間間隔として記憶されている。
駆動制御部103は、感光体ドラム15を回転駆動する図略のモータの動作を制御するものであり、本実施形態においては、前記モード設定部101によりキャリブレーションモードに設定されると、前記通常モードよりも遅い所定の回転速度、具体的には前記感光体ドラム15の表面が1主走査線の幅の長さだけ副走査方向に移動する前に次の走査が行われるような速度で感光体ドラム15を回転駆動するように前記モータに指示する。
発光制御部104は、前記第1時間間隔で前記各レーザ光源LD1〜LD6をそれぞれ順次パルス状に発光させる動作を1走査の期間中に予め設定された第2時間間隔Tで複数回実行する発光動作を行わせると共に、この発光動作を前記複数回の主走査で行わせ、この一連の調整走査動作を、前記第1時間間隔が異なる複数の調整走査動作パターンで実施するものである。
具体的には、図6、図7に示すように、発光制御部104は、まず、前記第1時間間隔をΔtとする調整走査動作パターン1で調整走査動作を実施する。すなわち、発光制御部104は、レーザ光源LD1を点灯させて、BDセンサ35の受光面上をレーザ光線L1の照射位置に通過させ、BD信号変換部36のBD信号の受信タイミングから予め定められた待機時間が経過した時点においてレーザ光源LD1に瞬間的な発光動作を行わせる。次に、図7に示すように、発光制御部104は、その発光タイミングから前記予め定められた前記第2時間間隔Tで(T,2T,3T)で前記各レーザ光源LD1に瞬間的な発光動作を行わせる。そして、発光制御部104は、以上の発光タイミングにおけるレーザ光源LD1の瞬間的な発光動作を複数の主走査線で実施させる。
また、発光制御部104は、前記レーザ光源LD1による前記各発光タイミングから前記第1時間間隔Δt後のタイミングにおいてレーザ光源LD2に瞬間的な発光動作を行わせる。さらに、発光制御部104は、前記レーザ光源LD2による前記各発光タイミングから前記第1時間間隔Δt後のタイミングにおいてレーザ光源LD3に瞬間的な発光動作を行わせ、前記レーザ光源LD3による前記各発光タイミングから前記第1時間間隔Δt後のタイミングにおいてレーザ光源LD4に瞬間的な発光動作を行わせ、前記レーザ光源LD4による前記各発光タイミングから前記第1時間間隔Δt後のタイミングにおいてレーザ光源LD5に瞬間的な発光動作を行わせ、前記レーザ光源LD5による前記各発光タイミングから前記第1時間間隔Δt後のタイミングにおいてレーザ光源LD6に瞬間的な発光動作を行わせる。
また、発光制御部104は、前記第1時間間隔を(Δt+Δα)とする調整走査動作パターン2の調整走査動作、前記第1時間間隔を(Δt+2Δα)とする調整走査動作パターン3の調整走査動作、前記第1時間間隔を(Δt−Δα)とする調整走査動作パターン4の調整走査動作、及び、前記第1時間間隔を(Δt−2Δα)とする調整走査動作パターン5の調整走査動作についても前記調整走査動作パターン1と同様に調整走査動作を実施する。
例えば、調整走査動作パターン5の調整走査動作においては、レーザ光源LD1の発光制御については調整走査動作パターン1の調整走査動作と同様であり、このレーザ光源LD1による各発光タイミングから前記第1時間間隔(Δt−2Δα)後のタイミングにおいてレーザ光源LD2に瞬間的な発光動作を行わせ、前記レーザ光源LD2による各発光タイミングから前記第1時間間隔(Δt−2Δα)後のタイミングにおいてレーザ光源LD3に瞬間的な発光動作を行わせ、前記レーザ光源LD3による各発光タイミングから前記第1時間間隔(Δt−2Δα)後のタイミングにおいてレーザ光源LD4に瞬間的な発光動作を行わせ、前記レーザ光源LD4による各発光タイミングから前記第1時間間隔(Δt−2Δα)後のタイミングにおいてレーザ光源LD5に瞬間的な発光動作を行わせ、前記レーザ光源LD5による各発光タイミングから前記第1時間間隔(Δt−2Δα)後のタイミングにおいてレーザ光源LD6に瞬間的な発光動作を行わせる。
このような各調整走査動作パターン1〜5についての調整走査動作においては、予め設定された第1時間間隔で前記各レーザ光源LD1〜LD6をそれぞれ順次瞬間的に発光させる動作によって、各光線の到達点(照射領域)が重畳しない場合には、図5(a)〜(e)のそれぞれ上側の図に示すように、ドット状の静電潜像(以下、単にドットいう)が、発光点の数と同数だけ前記主走査方向と交差する方向に1列に並んでなるドット列が生成される。
また、この動作を1走査の期間中に予め設定された第2時間間隔Tで複数回実行する発光動作によって、前記ドット列が前記第2時間間隔Tに相当する離間距離R(図5参照)を介して主走査方向に複数生成される。
さらに、感光体ドラム15の表面が1主走査線の幅の長さだけ副走査方向に移動する前に次の光線走査が行われるように前記感光体ドラム15の表面を副走査方向に移動させつつ、前記発光動作を複数回の主走査で行わせることで、図5(a)〜(e)のそれぞれ下側の図に示すように、前記複数のドット列が副走査方向に重畳した態様の静電潜像領域が前記離間距離Rを介して複数形成されることとなる。
ここで、前述したように、前記第1時間間隔「Δt」は、各レーザ光源LD1〜LD6を当該第1時間間隔Δtでそれぞれ瞬間的に発光させると、図5(a)に示すように、各レーザ光線L1〜L6の到達点が主走査方向において同一位置となるように例えば工場出荷時において設定された時間間隔である。
ところが、前記光走査装置16における各部の取り付け誤差や調整不良等が発生していたり、複合機1の環境(環境温度や環境湿度等)が工場出荷時と異なったりしている場合には、各レーザ光源LD1〜LD6を当該第1時間間隔Δtでそれぞれ瞬間的に発光させても、各レーザ光線L1〜L6の到達点が主走査方向において同一位置とはならず、各レーザ光源LD1〜LD6による照射点が図5(a)に示す配列状態から互いに主走査方向にずれる結果、図5(b)〜(d)のそれぞれ上側の図に示すように、前記各ドット列は副走査方向に傾斜するドット列となる。
また、前述した低速度で感光体ドラム15を回転駆動することにより、図5(b)〜(e)に示すように、副走査方向における隣のドット列と重なり合い、その結果、感光体ドラム15の表面には、図5(a)に示す直線よりも太い帯状の直線画像が形成される。また、この直線画像が一定の間隔Rで主走査方向に並んで形成されることになる。
ここで、前記第1時間間隔の大小に応じて各レーザ光線L1〜L6の到達点間の距離が変化する。すなわち、前記第1時間間隔が大きくなるほど各ドット列が主走査方向に対して傾斜する結果、前記直線画像が太くなる。また、図8に示すように、各ドット列が主走査方向に対して傾斜するほど、隣のドット列との重畳領域が大きくなる、換言すると、各ドット列が主走査方向に対して傾斜するほど、静電潜像の領域が小さくなる。
したがって、直線が太くなるほど、トナーの付着領域延いては濃度測定部38により測定される濃度が大きくなり、各ドット列が副走査方向に平行に延びるものとなるときに、副走査方向における隣のドット列との重畳領域が最大、すなわち静電潜像の領域が最小となる。
なお、図8(a)は、各ドット列が副走査方向に平行に延びるものとなる場合において、副走査方向に並ぶ複数のドット列のうち2つのドット列に着目し、この2つのドット列の重畳態様を示した図であり、図8(b)は、各ドット列が主走査方向に対して傾斜するものとなる場合において、副走査方向に並ぶ複数のドット列のうち2つのドット列に着目し、この2つのドット列の重畳態様を示した図である。
そして、静電潜像の領域の大きさに比例して画像の濃度が変化するから、各ドット列が主走査方向に対して傾斜するほど画像の濃度が小さくなり、各ドット列が副走査方向に延びるものとなるときに、画像の濃度が最小となる。
一方、前記各レーザ光源LD1〜LD6から出力された各光線の照射位置が主走査方向において一致したときには、各ドット列が副走査方向に延びるものとなる。
以上の点を総合すると、最小の濃度を有する画像が得られる調整走査動作パターンが、前記各レーザ光源LD1〜LD6から出力された各光線L1〜L6の照射位置を主走査方向において一致又は略一致させることのできる時間間隔の調整走査動作パターンであることが判る。
本実施形態では、これを用いて、発光制御部104は、前記第1時間間隔を異ならせた複数の調整走査動作パターンで調整走査動作をそれぞれ実施し、指示部105は、各調整走査動作によって感光体ドラム15の表面に形成された静電潜像を顕像化する動作を現像部17に行なわせ、その画像の濃度を前記濃度測定部38に測定させ、画像濃度が最も小さくなるときの調整走査動作パターンにおける第1時間間隔(図5では図5(a)に示す画像となるときの第1時間間隔)を検出し、この第1時間間隔を用いて、各レーザ光源LD1〜LD6による画像書き出しタイミングを設定するようにしている。
画像書き出しタイミング設定部106は、前記濃度測定部38により測定された各調整走査動作パターンにおける各画像の濃度を比較し、最も小さい濃度を有する画像が得られる前記第1時間間隔を検出し、この第1時間間隔を、前記各レーザ光源LD1〜LD6による画像書き出しタイミングの時間間隔として設定する。
例えば、各調整走査動作パターンで調整走査動作をそれぞれ実施したときに生成された画像が図5(a)〜(e)に示す画像であり、前記第1時間間隔を基準時の値「Δt」に設定して調整走査動作を行った場合に生成された画像が図5(c)に示す画像であったものとするとき、前記第1時間間隔を(Δt+Δα),(Δt+2Δα),(Δt−Δα),(Δt−2Δα)にそれぞれ変更した各調整走査動作パターン2〜5で得られる画像は、図5(e),図5(d),図5(b),図5(a)に示す画像となるから、画像書き出しタイミング設定部106は、このうち最小の濃度を有する図5(a)に示す画像が得られる前記第1時間間隔(Δt−2Δα)を、前記各レーザ光源LD1〜LD6による画像書き出しタイミングの時間間隔として設定する。
画像書き出し制御部107は、画像データに基づく画像書き出し動作を前記画像書き出しタイミング設定部106により設定された前記第1時間間隔に基づいて各レーザ光源LD1〜LD6に行わせる。
すなわち、前記の例のように、図5(a)に示す画像が得られる前記第1時間間隔(Δt−2Δα)を、前記各レーザ光源LD1〜LD6による画像書き出しタイミングの時間間隔として設定した場合、発光制御部104は、レーザ光源LD1を点灯させて、この光線をBDセンサ35の受光面上を通過させ、画像書き出し制御部107は、このときにBD信号変換部36から出力されるBD信号の受信タイミングから予め定められた待機時間経過後の時点において、レーザ光源LD1に画像データに基づく画像書き出し動作を開始させる。
また、画像書き出し制御部107は、レーザ光源LD1に画像データに基づく画像書き出し動作を開始させたタイミングから時間(Δt−2Δα)が経過した時点から、レーザ光源LD2に画像データに基づく画像書き出し動作を開始させ、このレーザ光源LD2による画像書き出し動作を開始させたタイミングから時間(Δt−2Δα)が経過した時点から、レーザ光源LD3に画像データに基づく画像書き出し動作を開始させ、このレーザ光源LD3による画像書き出し動作を開始させたタイミングから時間(Δt−2Δα)が経過した時点から、レーザ光源LD4に画像データに基づく画像書き出し動作を開始させ、このレーザ光源LD4による画像書き出し動作を開始させたタイミングから時間(Δt−2Δα)が経過した時点から、レーザ光源LD5に画像データに基づく画像書き出し動作を開始させ、このレーザ光源LD5による画像書き出し動作を開始させたタイミングから時間(Δt−2Δα)が経過した時点から、レーザ光源LD6に画像データに基づく画像書き出し動作を開始させる。
これにより、各レーザ光源LD1〜LD6による画像の書き出し動作を主走査方向における同一位置又は略同一位置から行うことができる(各レーザ光源LD1〜LD6の画像書き出し位置を主走査方向に同一位置又は略同一位置に設定することができる)。
図9は、前記キャリブレーションモードにおける補正処理を示すフローチャートである。なお、ここでは、複合機1は、前記第1時間間隔をΔt,(Δt+Δα),(Δt+2Δα),(Δt−Δα),(Δt−2Δα)とする前述の調整走査動作パターン1〜5の各調整走査動作を実施するものとする。
図9に示すように、発光制御部104は、まず、調整走査動作パターン1で調整走査動作を実施させ(ステップ♯1)、指示部105は、この調整走査動作によって感光体ドラム15の表面に形成された静電潜像を顕像化する動作を現像部17に行なわせ(ステップ♯2)、その顕像化により得られる画像の濃度を前記濃度測定部38に測定させる(ステップ♯3)。
次に、制御部100は、全ての調整走査動作パターンの調整走査動作が完了したか否かを判断し(ステップ♯4)。全ての調整走査動作パターンの調整走査動作が完了していないと判断すると(ステップ♯4でNO)、調整走査動作パターンを変更し、この変更した調整走査動作パターンの調整走査動作を実施する(ステップ♯5)。そして、指示部105は、この調整走査動作によって感光体ドラム15の表面に形成された静電潜像を顕像化する動作を現像部17に行なわせ(ステップ♯6)、その顕像化により得られる画像の濃度を前記濃度測定部38に測定させた後(ステップ♯7)、ステップ♯4に戻る。
ステップ♯4において、制御部100は、全ての調整走査動作パターン1〜5の調整走査動作が完了したものと判断すると(ステップ♯4でYES)、画像書き出し制御部107は、各調整走査動作パターン1〜5の調整走査動作で得られた各画像のうち、最も濃度が小さい画像を検出し(ステップ♯8)、この検出した画像が得られる調整走査動作パターンにおける前記第1時間間隔に基づいて、各レーザ光源LD1〜LD6の画像書き出しタイミングを設定する(ステップ♯9)。
以上のように、前記感光体ドラム15の表面が1主走査線の幅の長さだけ副走査方向に移動する前に次の走査が行われるような速度で前記感光体ドラム15の表面を副走査方向に移動させつつ、予め設定された第1時間間隔で前記各レーザ光源LD1〜LD6をそれぞれ順次パルス状に発光させる動作を1走査の期間中に予め設定された第2時間間隔Tで複数回実行する発光動作を複数回の主走査で行わせるとともに、この一連の調整走査動作を前記第1時間間隔が異なる複数の調整走査動作パターンで実施させ、各調整走査動作パターンでの調整走査動作によりそれぞれ形成される各静電潜像を顕像化した各画像の中で最も小さい濃度を有する画像が得られる調整走査動作パターンにおける前記第1時間間隔を用いて、前記各各レーザ光源LD1〜LD6についての画像書き出し動作の開始タイミングを設定するようにしたので、前記光走査装置16における各部の取り付け誤差や調整不良等が発生していたり、複合機1の環境(環境温度や環境湿度等)が工場出荷時と異なったりしている場合であっても、各レーザ光源LD1〜LD6の正確な画像書き出しタイミングを簡単に設定することができる。
なお、本件に係る画像書き出しタイミングの設定方法は、前記実施形態のようにレーザ光源が6つである場合に限定されず、レーザ光源の数に関係なく各レーザ光源の画像書き出しタイミングを簡単に設定することができる。ただし、レーザ光源の数は3つ以上の場合に本発明は好適である。
なお、本件は、前記実施形態に代えて又は前記実施形態に加えて、次の様な形態も含むものである。
(1)前記実施形態では、最も濃度が小さい画像が得られる調整走査動作パターンにおける前記第1時間間隔をそのまま前記各レーザ光源LD1〜LD6による画像書き出しタイミング間の時間間隔として設定するようにしたが、より高精度に各レーザ光源LD1〜LD6の画像書き出し位置を主走査方向に一致させるために次のような補間処理を実施するようにしてもよい。
図9は、横軸に前記第1時間間隔を、縦軸に各調整走査動作パターンの調整走査動作で得られた画像の濃度を設定し、各調整走査動作パターンの調整走査動作で得られた画像の濃度の測定結果を測定点A〜Eとしてプロットしたものを示している。
画像書き出しタイミング設定部106は、前記濃度測定部38により各画像の濃度が測定されると、図9に示すような座標を設定し、画像の濃度に係る測定結果をプロットする。そして、画像書き出しタイミング設定部106は、各測定点A〜Eを通るスプライン曲線SCを設定し、そのスプライン曲線SCの極小点が前記測定点A〜Eのいずれかと一致するか否かを判断する。
画像書き出しタイミング設定部106は、スプライン曲線SCの極小点が前記測定点A〜Eのいずれかと一致する場合には、前記極小点に一致する測定点が示す第1時間間隔を前記各レーザ光源LD1〜LD6による画像書き出しタイミング間の時間間隔としてそれぞれ設定する。
一方、画像書き出しタイミング設定部106は、スプライン曲線SCの極小点が前記測定点A〜Eのいずれかと一致しない場合には、前記極小点の周囲に位置する測定点を用いて前記各レーザ光源LD1〜LD6による画像書き出しタイミング間の時間間隔をそれぞれ設定する。
例えば図9に示すように、測定点Cと測定点Dとの間に前記スプライン曲線の極小点Qが位置する場合には、画像書き出しタイミング設定部106は、測定点A,B,C,Dに基づいて決定する、極小点Qの左側のスプライン曲線の変化態様と、測定点C,D,Eに基づいて決定する、前記極小点Qより右側のスプライン曲線の変化態様との関係や、極小点Qから測定点Cまでの距離と極小点Qから測定点Dまでの距離との比率等に応じて、極小点Qが示す第1時間間隔を算出し、この第1時間間隔を前記各レーザ光源LD1〜LD6による画像書き出しタイミングとしてそれぞれ設定する。
例えば測定点Cが示す濃度が前記各測定点A〜Eの中で最も小さいものとすると、このような機能を搭載しない場合には、測定点Cに対応する誤差を含んだ第1時間間隔が、前記各レーザ光源LD1〜LD6による画像書き出しタイミング間の時間間隔としてそれぞれ設定されるが、前記のような補間処理を実行する機能を搭載することで、より高精度に各レーザ光源LD1〜LD6の画像書き出し位置を主走査方向に一致させることができる。
(2)前記実施形態では、各画像の濃度を測定し、その測定結果から最も濃度が小さい画像を検出して、検出した画像が得られる調整走査動作パターンにおける前記第1時間間隔に基づいて、各レーザ光源の画像書き出しタイミングを自動的に導出する機能を複合機1に搭載したが、この形態に限らず、例えば、前記各調整走査動作パターンの調整走査動作で得られる画像をそれぞれ形成した各用紙をそれぞれ出力する転写部と、複合機1の使用者が、各用紙に形成された画像の濃度を比較して、最も濃度が小さいと認識した画像を指定する入力を受け付ける入力操作部とを搭載し、画像書き出しタイミング設定部106は、入力操作部により指定された画像が得られた調整走査動作パターンにおける前記第1時間間隔に基づいて、各レーザ光源の画像書き出しタイミングを導出する機能を有するようにして、画像の濃度の大小判断については手動で行う構成を採用してもよい。この場合、濃度測定部38を設けなくてよい。
1 複合機
15 感光体ドラム
16 光走査装置
17 現像部
18 転写部
30 レーザ照射部
35 BDセンサ
38 濃度測定部
100 制御部
101 モード設定部
102 記憶部
103 駆動制御部
104 発光制御部
105 指示部
106 画像書き出しタイミング設定部
107 画像書き出し制御部

Claims (5)

  1. 主走査方向に平行な表面を有し、該表面が副走査方向に移動する感光体と、
    各々個別に点灯可能な複数の発光点を有してなり、前記各発光点から光線を同時に出力させた場合に前記感光体の表面を含む被照射面上での前記各光線の到達点が前記主走査方向と交差する方向に沿って一列に並ぶように構成された光源部と、
    前記各発光点から出力される各光線を前記感光体の表面上で前記主走査方向に繰り返し走査するための走査部と、
    前記感光体の表面が1主走査線の幅の長さだけ副走査方向に移動する前に次の走査が行われるように前記感光体の表面を副走査方向に移動させる移動制御部と、
    予め設定された第1時間間隔で前記各発光点をそれぞれ順次パルス状に発光させる動作を前記走査部による1走査の期間中に予め設定された第2時間間隔で複数回実行する発光動作を、前記走査部による複数回の主走査で行わせると共に、この一連の調整走査動作を前記第1時間間隔が異なる複数の調整走査動作パターンで実施させる発光制御部と、
    前記各調整走査動作パターンでの調整走査動作によりそれぞれ形成される各静電潜像を顕像化して画像を生成する現像部と、
    前記各調整走査動作パターンのうち前記現像部により生成された各画像の中で最も小さい濃度を有する画像が得られる調整走査動作パターンにおける前記第1時間間隔を用いて、前記各発光点についての画像書き出し動作の開始タイミングを設定する画像書き出しタイミング設定部と
    を備える画像形成装置。
  2. 前記現像部により形成される各画像の濃度を計測する濃度計測部を更に備え、
    前記画像書き出しタイミング設定部は、前記濃度測定部により測定された濃度の中で最も小さい濃度を有する画像が得られる調整走査動作パターンにおける前記第1時間間隔を用いて、前記各発光点についての画像書き出し動作の開始タイミングを設定する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像書き出しタイミング設定部は、前記各発光点についての画像書き出し動作の開始タイミング間の時間間隔が、前記濃度測定部により測定された濃度の中で最も小さい濃度を有する画像が得られる調整走査動作パターンにおける前記第1時間間隔を有するように、前記各発光点についての画像書き出し動作の開始タイミングを設定する請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記画像書き出しタイミング設定部は、前記各調整走査動作パターンにおける前記第1時間間隔を横軸として、前記各調整走査動作パターンでの調整走査動作でそれぞれ得られた画像の濃度を測定点として表し、各測定点に基づくスプライン曲線の極小点が前記測定点と異なるとき、前記極小点が示す時間間隔を、該極小点の周囲に位置する複数の測定点を用いた補間処理により算出し、この算出した時間間隔を前記各発光点についての画像書き出し動作の開始タイミングとして設定する請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記現像部により形成される各画像を用紙に転写する転写部と、
    前記転写部により画像がそれぞれ転写された用紙の中から1の用紙を指定する入力を行うための入力操作部と
    を更に備え、
    前記画像書き出しタイミング設定部は、前記入力操作部により指定された用紙に形成された画像が得られる調整走査動作パターンにおける前記第1時間間隔を用いて、前記各発光点についての画像書き出し動作の開始タイミングを設定する請求項1に記載の画像形成装置。
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