JP6035290B2 - 表示入力装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示部やタッチパネル部を有する表示入力装置、及び、これを備えた画像形成装置に関する。
電気機器、電子機器に、設定入力や機器の操作を行うためのタッチパネルと組み合わされた表示パネルを取り付けることがある。表示パネルには、設定を行うためのキーが表示される。タッチパネルによって使用者のタッチ位置を認識し、キーの表示座標とタッチ位置の座標を照らし合わせ、操作された画像(キー、ボタン、タブ等)を認識する。これにより、各種の設定のための使用者による入力が受け付けられる。しかし、様々な理由により、使用者が画面内で実際にタッチした位置の座標と、装置側(システム側)タッチされたと検知する位置(座標)がずれる場合がある。使用者が画面内での実際のタッチ位置(座標)と、装置側(システム側)タッチされたと検知する座標(位置)のずれ(以下、「実際のタッチ位置の座標と、検知された座標のずれ」と称する)があると、使用者がキーの表示位置をタッチしても、そのキーが操作されたと受け付けられない場合あり得る。そこで、タッチパネルのねじれに起因する実際のタッチ位置の座標と、検知された座標のずれを較正する技術の一例が特許文献1に記載されている。
具体的に、特許文献1には、表示部と、表示部上に重ね合わせて配置したタッチパネルを含み、タッチパネル上のタッチ位置の検出値を表示部の座標に変換し、キャリブレーション機能を備え、キャリブレーション機能は、表示部に表示された第1の測定基準点に対してタッチ入力が行われたときに座標とタッチ入力座標の平行移動量補正値を得て、さらに、表示部に表示された第2の測定基準点に対してタッチ入力が行われたときに座標とタッチ入力座標の第1の測定基準点を中心とした回転移動量補正値を得て、得た補正値を平行移動量補正値に追加してタッチ入力座標の補正処理を行うタッチパネル装置が記載されている。この構成により、タッチパネルが表示装置に対してねじれた状態にある場合でも、特定の基準点を中心としたねじれに対するキャリブレーションを行えるようにしようとする(特許文献1:請求項1、段落[0005]等参照)。
特開2001−092596号公報
例えば、複写機、複合機、プリンター、FAX装置等の画像形成装置にも、表示を行うパネルとタッチパネルの組み合わせを含む操作パネルが設けられる。そして、画像形成装置に取り付けられる表示パネルとタッチパネルでも、使用者の実際のタッチ位置と、画像形成装置側がタッチされたと検知する位置(座標)がずれる場合がある。経年的な特性変化や、タッチパネルの特性の個体差、座標検知用の回路の問題など、ずれが生ずる理由は様々である。
このような、実際のタッチ位置と検知位置(座標)にずれがあると、使用者がキーやタブの表示位置をタッチしても、キーやタブの領域外をタッチした、あるいは、異なるキーやタブが操作された、と誤検知される場合がある。
そこで、画像形成装置でも、実際のタッチ位置の座標と、検知された座標のずれを補正するモードを設けることがある。しかし、ずれのため、ずれ補正に関する一連の操作が極めてやりづらい場合があるという問題がある。ずれ補正に関する一連の操作には、例えば、初期画面やホーム画面からキーを複数回選択して複数階層を下ってずれ補正モードに移行するためのキーが配された画面への移行や、ずれ補正モードに入るためのキー操作や、起動したずれ補正モードで表示される各種設定画面に配された補正に関する複数のキーに対する操作などが含まれる。一連の操作の途中で、ずれに起因して、所望しない画面への切り替えがなされる場合や、誤って所望しないキーに対する操作がなされたと受け付けられる場合がある。更に、誤った画面への切り替えや、所望しないキー入力の受付がなされると、ずれがある状態で、誤りを訂正するための入力を苦労して行わなければならない。
このように、実際のタッチ位置の座標と、検知された座標のずれがある場合、タッチ位置として検知される座標を補正するためのため一連の操作を行うこと自体が困難で煩わしい場合があるという問題がある。
尚、特許文献1をみると、特許文献1記載の技術では、図2に記載されるように、画面内の所定座標(基準点)をタッチさせるための画面を表示させる必要がある。この画面を表示するための手法について特に説明は記載されていないので、予め定められた操作キーを順番に押してゆくことが必要と解される。ずれのため、キャリブレーションを行うモード自体に入ることができない場合がある。そのため、従来技術と同様であって、上記の問題を解決することはできない。
本発明は上記の問題点に鑑み、実際のタッチ位置の座標と、検知された座標のずれを補正すべきときを自動的に認識し、複雑な一連の操作を必要とせずに簡易にずれの補正を行えるようにする。
上記課題解決のため請求項1に係る表示入力装置は、操作されると画面切替を伴う操作用画像を含む画面を表示する表示部と、前記表示部に対して設けられ、前記画面に対するタッチ位置を検知するためのタッチパネル部と、前記タッチパネル部の出力に基づきタッチ位置の座標を検知し、検知した座標と前記表示部で表示されている画面の画像データとを照らし合わせて、検知した座標と重なる前記操作用画像に対する操作がなされたと認識し、操作された前記操作用画像に応じて前記表示部に表示内容を切り替えさせる制御部と、前記タッチパネル部の出力に対する座標を定めた検知用座標データと、直近のタッチから遡って少なくとも所定回数分のタッチ位置の座標を記憶する記憶部と、を含み、前記所定回数連続して、前記操作用画像ではない非操作領域がタッチされたことを認識したとき、前記制御部は、検知される座標を補正するためのターゲット画像を前記表示部に表示させ、前記ターゲット画像の表示後に検知したタッチ位置の座標と、前記ターゲット画像の表示座標とのずれ量を求め、検知されるタッチ位置の座標が前記ずれ量分修正されるように前記検知用座標データを補正することとした。さらに、前記制御部は、前記所定回数の連続してタッチされたと検知した座標が前記非操作領域と重なっていて、それぞれのタッチで検知された座標の差が予め定められた許容範囲内であるとき、前記所定回数の連続タッチのうちの何れかのタッチで検知された座標、又は、前記所定回数の連続タッチで検知された複数座標の平均座標を前記表示座標と定め、前記表示座標に重なるように前記ターゲット画像を表示させる。
本発明によれば、実際のタッチ位置の座標と、検知された座標のずれを補正すべきときが自動的に認識され、ずれの補正を行うためのモードに移行するための特別な一連の操作は不要とされる。そして、簡易にずれの補正を行える
実施形態に係る複合機の一例を示す図である。 操作パネル1の一例を示す図である。 複合機や操作パネルのハードウェア構成の一例を示す図である。 コピー機能の初期設定画面の一例を示す説明図である。 実際のタッチ位置の座標と、検知された座標のずれの一例を示す図である。 ターゲット画像を表示している状態の一例を示す図である。 ずれ量の求め方の一例を説明するための図である。 補正前と補正後の座標検知用データの一例を示す図である。 タッチ位置に対し、検知された座標(位置)が表示領域外であるときの一例を示す図である。 ターゲット画像の表示座標を表示部の表示領域内にずらす処理の一例を示す図である。 再度、ターゲット画像を表示する処理の一例を示す図である。 実施形態に係る操作パネルでのタッチ位置と検知座標、座標のずれの補正処理の流れの一例を示すフローチャートである。
以下、図1〜図12を用い、実施形態を説明する。以下では、操作パネル11(表示入力装置に相当)を含む複合機100(画像形成装置に相当)を例に挙げ説明する。但し、本実施の形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定せず、単なる説明例にすぎない。
(画像形成装置の概略)
まず、図1を用い、実施形態に係る複合機100の概略を説明する。図1は、実施形態に係る複合機100の一例を示す図である。
図1に示すように、複合機100の正面前方には、複合機100に関して各種設定を行うための操作パネル1が設けられる(詳細は後述)。又、複合機100は、上部に、画像読取部2aと原稿搬送部2bが設けられる。複合機100の内部に、印刷部3(給紙部3a、搬送部3b、画像形成部3c、中間転写部3d、定着部3e、排出搬送部3f、両面搬送部3g)が設けられる。
原稿搬送部2bは、セットされた原稿を1枚ずつ自動的に連続して読取座標(送り読取用コンタクトガラス21)に搬送する。画像読取部2aは、送り読取用コンタクトガラス21を通過する原稿、あるいは、載置読取用コンタクトガラス22に載置された原稿を読み取り、画像データを生成する。
複数の給紙部3aは、複数枚の用紙を収容し、印刷時、1枚ずつ搬送部3bに用紙を送り込む。搬送部3bは、給紙部3aからの用紙を搬送する。画像形成部3cは、画像データに基づき、各色のトナー像を形成する。中間転写部3dは、画像形成部3cが形成したトナー像の1次転写を受け、シートに2次転写を行う。定着部3eは、用紙に転写されたトナー像を定着させる。定着部3eから排出された用紙は、排出トレイ34方向に送られる。排出搬送部3fは、印刷済の用紙を排出トレイ34方向又は両面搬送部3gの方向に用紙搬送方向を仕分ける。両面搬送部3gは、画像形成部3cの上流側に片面印刷済の用紙を搬送する。
(操作パネル1)
次に、図2を用いて、実施形態に係る操作パネル1の一例を説明する。図2は操作パネル1の一例を示す図である。
図1に示すように、操作パネル1は複合機100の正面上方に設けられる。そして、操作パネル1は表示部11、タッチパネル部12、ハードキー13(例えば、数字入力用のテンキー部13aやコピー等の処理開始指示用のスタートキー13b等)を含む。
例えば、表示部11は液晶表示パネルである。表示部11は有機ELパネルなど他種の表示パネルでもよい。表示部11は、複合機100の設定を行うためのメニューやキーやタブを表示する。言い換えると、表示部11は、操作されると画面切替を伴う操作用画像(メニュー、タブ、キー、ボタン等)を含む画面を表示する。使用者は、表示部11に表示された操作用画像を指定して、複合機100の各種設定を入力できる。又、表示部11は、複合機100等の状態メッセージ等の各種画像、画面を表示する。
又、表示部11の上面にタッチパネル部12が設けられる。タッチパネル部12は表示部11に対して設けられ、画面に対するタッチ位置(座標)を検知するためのものである。キーが表示されている範囲の座標(表示領域)と、タッチされたと検知した座標を比較することで、使用者が指定するキーが特定され、使用者の入力が受け付けられる。タッチパネル部12には投影型の静電容量方式のタッチパネルや、抵抗膜方式のタッチパネルを用いることができる。
(複合機100等のハードウェア構成)
次に、図3を用いて、実施形態に係る複合機100や操作パネル1のハードウェア構成の一例を説明する。図3は、複合機100や操作パネル1のハードウェア構成の一例を示す図である。
まず、複合機100本体内に、主制御部4が設けられる。例えば、主制御部4は、操作パネル1、原稿搬送部2b、画像読取部2a、印刷部3(給紙部3a、搬送部3b、画像形成部3c、中間転写部3d、定着部3e、排出搬送部3f)等と接続され、これらの制御を行う。
例えば、主制御部4は、1又は複数のCPU41等の制御を行う素子を含む。CPU41は、記憶装置42に格納され、展開される制御プログラムに基づき演算等を行い、複合機100の各部を制御する。尚、主制御部4は、全体制御や画像処理を行うメイン制御部や、印刷部3の各種回転体を回転させるモータ等のON/OFF等を行い、印刷を制御するエンジン制御部等、機能ごとに分割して複数種設けられてもよい。本説明では、これらの制御部を主制御部4としてまとめた形態を示し、説明する。
記憶装置42は、主制御部4と接続される。記憶装置42はROM、RAM、HDD等の不揮発性と揮発性の装置を組み合わせたものである。記憶装置42は複合機100の制御用プログラム、制御用データ、設定データ、画像データ等の各種データを記憶できる。
そして、主制御部4は各種コネクタ、ソケットやFAXモデム等を備えたインターフェイス部(以下、通信部43)と接続される。通信部43はネットワークや公衆回線等により複数の外部のコンピューター200(例えば、パーソナルコンピューターやサーバー)や相手方FAX装置300(図3では、いずれも便宜上1つのみ図示)と接続される。例えば、画像読取部2aで得られた画像データを記憶装置42に記憶させることや(ボックス機能)、外部のコンピューター200や相手方FAX装置300に送信することができる(スキャナ機能、FAX機能)。又、外部のコンピューター200や相手方FAX装置300から送信され、複合機100に入力される画像データに基づき印刷、FAX送信等を行うこともできる(プリンター機能、FAX機能)。
又、主制御部4は、操作パネル1になされた入力を認識し、使用者の設定にあわせてコピーやスキャンなどのジョブが行われるように複合機100を制御する。本実施形態の操作パネル1は、パネル制御部10(制御部に相当)、表示部11、タッチパネル部12、ハードキー13(例えば、テンキー部13aやスタートキー13b)、メモリー14(記憶部に相当)、ドライバー回路15、等を含む。パネル制御部10は、CPUやICなどを含む。パネル制御部10は、表示部11の表示を制御する。また、パネル制御部10は、タッチパネル部12の出力に基づきタッチされたと認められる位置の座標を検知し、検知した座標と表示部11で表示されている画面の画像データD1を照らし合わせて、検知した座標と重なる操作用画像に対する操作がなされたと認識する。そして、パネル制御部10は、操作された操作用画像に応じて表示部11に表示内容を切り替えさせる、
通常の操作において、複合機100の各機能(コピー機能や、送信機能や、ボックス機能など)を選択し、選択した機能で設定可能な設定項目(例えば、コピー機能であれば、拡大縮小や濃度や集約や両面等)を選択し、選択した設定項目で設定値を設定するには、表示部11における最上層の表示から、表示部11に表示されるキーの指定(選択)を繰り返す。そして、キーの操作(選択)ごとに、パネル制御部10は、表示部11の表示画面を切り換え、最終的に、設定しようとする機能の設定値が設定される。パネル制御部10は、この機能の選択、設定が行われたことを認識し、その内容を本体の主制御部4に送信する。これにより、主制御部4は、使用者の意思が印刷等のジョブで反映されるように操作パネル1で選択、設定された機能を反映した動作を画像形成部3c等の各部に行わせる。
そして、表示部11に表示される画面、画像の画像データD1は、例えば、操作パネル1内のメモリー14(記憶部に相当)が記憶する。従って、パネル制御部10は、タッチされた座標に表示されたキーに応じ、次に表示すべき画面や画像の画像データD1をメモリー14から読み出す。尚、表示部11が表示する画面、画像の画像データD1は、本体側の記憶装置42に記憶させてもよい。この場合、操作パネル1は、表示部11で表示を行うための画像データD1を記憶装置42から読み出す。いずれにしても、パネル制御部10は、表示部11の表示を実際に制御するドライバー回路15(例えば、表示部11が液晶表示パネルであれは、液晶ドライバIC)に指示を与え、画像データD1に基づき表示部11に表示を行わせる。尚、操作パネル1には、パネル制御部10、メモリー14を設けず、主制御部4の構成(CPU41や記憶装置42)が、パネル制御部10やメモリー14の機能を代用しても良い。
又、タッチパネル部12の出力に基づき、タッチされたと認められる位置の座標を検知するための座標検知部10a(座標検出用回路)がパネル制御部10に設けられる(パネル制御部10の外側に設けてもよい)。例えば、座標検知部10aは、タッチ位置(タッチされた点の座標)を検知するためのICである。例えば、タッチパネル部12が抵抗膜方式のパネルであれば、座標検知部10aは、タッチパネル部12が縦軸と横軸の座標を示す信号として交互に出力するアナログ電圧をそれぞれA/D変換し、メモリー14に記憶され、タッチパネル部12の出力値に対する座標の値を定めた検知用座標データD2に基づき、タッチされたと認められる座標(位置)を求める。また、例えば、タッチパネル部12が静電容量方式で投影型のパネルであれば、座標検知部10aは、タッチパネル部12での静電容量の変化を検知し、縦軸方向と横軸方向の各出力値に応じ、メモリー14に記憶された検知用座標データD2に基づき、タッチされたと認められる座標(位置)を求める。
メモリー14(記憶部)は、タッチパネル部12の出力に対する座標を定めた検知用座標データD2を記憶する。メモリー14は、ROM(例えば、フラッシュROM)やRAMを含む。パネル制御部10は、タッチされたときの表示部11が表示していた画面の画像データD1と求めた座標とを比較し、当該座標に表示された操作用画像を認識する。これにより、パネル制御部10は使用者により指定されたキー、ボタン、タブを認識する。
(機能の選択と設定画面)
次に、図4を用いて、本実施形態の操作パネル1に表示される設定画面を説明する。図4は、コピー機能の初期設定画面11aの一例を示す説明図である。
パネル制御部10は、用いる機能を選択したり、選択した機能で設けられた設定項目を選択し、選択した設定項目の設定をするための画面を表示部11に表示させる。
図4は、コピー機能の設定画面の一例を示す。図4に示すコピー機能の初期設定画面11aはホーム画面(不図示)などでコピー機能を選択するためのキーが操作されると、コピー機能が選択されたときの初期画面として、表示部11に表示させる画面である。尚、操作パネル1には、コピー機能や送信機能など、用いる機能を選択するためのハードキー13を設けてもよい。この場合、コピー機能のハードキー13が操作されると、パネル制御部10は、図4の初期設定画面11aを表示部11に表示させる。
図4に示すように、例えば、コピー機能の初期設定画面11aには、よく用いられる設定項目の設定を行うための複数の簡単設定キーK1〜K6が設けられる。図4では、「用紙選択」の設定項目の簡単設定キーK7や「拡大/縮小」の設定項目の簡単設定キーK8等が表示されている例を示している。
又、初期設定画面11aに表示されない設定項目(例えば、枠消しの設定項目や余白の設定項目や読取解像度の設定項目や原稿種類の設定項目など多数)を設定するには、簡単設定タブTB1に並ぶ原稿/用紙/仕上げタブTB2や、カラー/画質タブTB3や、レイアウト編集タブTB4や、応用/その他タブTB5やプログラムタブTB6が表示されている座標をタッチする。それぞれの設定項目はいずれかのタブに予め関連づけられる。タブへの操作が受け付けられると、パネル制御部10は操作されたタブに関連づけられた設定項目を示す設定キーを一覧的に表示した設定画面を表示部11に表示させる。
例えば、原稿/用紙/仕上げタブTB2の表示領域内へのタッチが受け付けられると、パネル制御部10は原稿サイズや用紙サイズや、原稿や用紙の向きや、給紙元など、原稿や用紙に関する設定項目を示す設定キーを表示する画面を表示部11に表示させる。カラー/画質タブTB3の表示領域内へのタッチが受け付けられると、パネル制御部10は印刷色(カラーかモノクロか等)や、解像度や、各色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)の濃淡調整など、色や画質に関する設定項目を示す設定キーを表示する画面を表示部11に表示させる。又、レイアウト編集タブTB4の表示領域内へのタッチが受け付けられると、パネル制御部10は集約印刷や両面印刷など、画像の配置や画像データの編集に関する設定項目を示す設定キーを表示する画面を表示部11に表示させる。又、応用/その他タブTB5の表示領域内へのタッチが受け付けられると、パネル制御部10は余白の大きさや枠消し処理など、応用的な内容に関する設定項目を示す設定キーを表示する画面を表示部11に表示させる。又、プログラムタブTB6の表示領域内へのタッチが受け付けられると、パネル制御部10は、予め使用者に登録されていたプログラム(予め、1タッチで1又は複数の設定値を呼び出すため、1又は複数の設定値を定めたデータ)を選択するための画面を表示部11に表示させる。
そして、使用者はタブの表示位置をタッチし、その後に表示されたいずれかの設定項目の設定キーの表示位置(領域)をタッチし、設定項目を指定する。これにより、パネル制御部10は指定された設定項目の設定画面を表示する。例えば、集約印刷の設定項目を指定したとき、集約印刷の設定画面では、2in1や4in1などの設定値や境界線の種別などの設定値を設定することができる。このように、設定画面を切り替えつつ、使用者は所望の設定項目について設定値を設定できる。
(タッチ位置と検知座標のずれ)
次に、図5を用いて、実際のタッチ位置の座標と、検知された座標のずれを説明する。図5は、実際のタッチ位置の座標と、検知された座標のずれの一例を示す図である。
経年や、回路的な異常など、様々な理由によって、画面に対し使用者がタッチした座標と、使用者がタッチしたとして検知される座標にずれが生ずる場合がある。
図5では、使用者は、プログラムタブTB6の表示位置(表示領域)をタッチしているのに、パネル制御部10がタッチパネル部12の出力に基づき、プログラムタブTB6とはずれた他の位置をタッチされた座標と検知している場合の一例を示している。言い換えると、図5では、プログラムタブTB6という操作用画像が操作されているのに、パネル制御部10は、操作用画像が配されていない空白の領域がタッチされている座標と検知している例を示している。尚、本来、座標は点であるが、図5では、便宜上、パネル制御部10がタッチされたと誤検知している部分の座標の一例を網掛円図形で図示している。
(座標検知用データの補正)
次に、図6〜図8を用いて、実施形態に係る操作パネル1での座標検知用データの補正の一例について説明する。図6は、ターゲット画像i1を表示している状態の一例を示す図である。図7は、ずれ量の求め方の一例を説明するための図である。図8は、補正前と補正後の座標検知用データの一例を示す図である。
実際のタッチ位置の座標と、検知された座標のずれがあると、図5のようにタブの表示位置をタッチしても、タブ以外の位置がタッチされたと誤検知される。その結果、操作用画像の領域にタッチしても、所望の表示画面の切替はなされない場合がある。また、操作用画像の表示座標をタッチしても、反応がなく、表示座標がタッチされた操作用画像に応じた画面、画像が表示されない場合がある。
このような場合、タッチにより検知される座標の補正を行う必要がある。そこで、パネル制御部10は、所定回数連続して、操作用画像ではない画像(空白や背景としての文字部分などのような非操作領域)がタッチされたことを認識したとき、制御部は、検知される座標を補正するためのターゲット画像i1を表示部11に表示させる。尚、所定回数は、適宜定めることができるが、複数回であり、本実施形態の操作パネル1では、例えば、4、5回程度と定められる。
図6では、ターゲット画像i1の一例として、円形に十字が書き込まれた画像を示している。しかし、ターゲット画像i1は、特定の色で塗りつぶされた円、多角形、点滅する画像などでも良く、特に制限は無い。また、ターゲット画像i1を表示するとき、パネル制御部10は、実際のタッチ位置の座標と、検知された座標のずれ補正を行うことのメッセージを表示部11に表示させる。図6以降の図では、パネル制御部10が、ターゲット画像i1とともに、「タッチ位置の補正を行います」、「ターゲットを押して下さい」といったメッセージを表示部11に表示させる例を示している。これにより、使用者は、通常の操作用画像を選択する操作ではなく、操作パネル1が実際のタッチ位置の座標と、検知された座標のずれを補正するモードになっていることを認識することができる。
ここで、パネル制御部10は、タッチされた位置として検知した座標が非操作領域と重なっていて(非操作領域に対するタッチであって)、それぞれのタッチで検知された座標の差が予め定められた許容範囲内で所定回数の連続タッチがなされたとき、ターゲット画像i1を表示部11に表示させる。言い換えると、検知された座標は非操作領域と重なってはいるが、同じ操作用画像に対して、繰り返し操作(タッチ)がなされたと認められるときにターゲット画像i1を表示させる。
そのため、メモリー14は、直近のタッチから遡って少なくとも所定回数分のタッチ位置の座標を記憶する。そして、例えば、パネル制御部10は、所定回数のそれぞれのタッチで検知された座標のうち、中央に位置する座標を基準として、画面内に配された操作用画像のうち何れかの操作用画像の大きさの範囲にそれぞれのタッチで検知された座標が収まるか、又は、画面内に配された複数の操作用画像の平均の大きさの領域の範囲内にそれぞれのタッチで検知された座標が収まるかにより、同じ操作用画像に対して、所定回数繰り返して操作がなされたか否かを判断する。
そして、同じ操作用画像に対して、所定回数繰り返して操作がなされたと判断したとき、パネル制御部10は、所定回数の連続タッチのうちの何れかのタッチで検知された座標、又は、所定回数の連続タッチで検知された複数座標の平均座標を表示座標と定め、表示座標に重なるようにターゲット画像i1を表示させる。例えば、パネル制御部10は、表示座標とターゲット画像i1の中心が重なるように、あるいは、ターゲット画像i1の端の部分と表示座標が重なるように、ターゲット画像i1を表示部11に表示させる。
続いて、パネル制御部10は、ターゲット画像i1の表示後に初めて検知したタッチ位置の座標と、ターゲット画像i1の表示座標とのずれ量を求める。例えば、パネル制御部10は、図7に示すように、検知されたタッチ位置(図7において黒点で一例を図示)の座標と、ターゲット画像i1の中心の座標との縦軸方向のずれと、横軸方向のずれを求める。図7に示す例では、縦軸方向ではタッチされたと検知した座標が、dyだけ実際のタッチ位置よりも上方にずれている例を示している。また、図7に示す例では、横軸方向ではタッチされたと検知した座標が、dxだけ実際のタッチ位置よりも左側にずれている例を示している。パネル制御部10は、このdy、dxをずれ量として求める。
そして、上述のように、検知用座標データD2は、メモリー14に記憶される。検知用座標データD2は、タッチパネル部12が出力する値であって縦軸(y方向)の座標を示す出力値に対してパネル制御部10が認識する縦方向での座標(y座標)と、タッチパネル部12が出力する値であって横軸(x方向)の座標を示す出力値に対してパネル制御部10が認識する横方向での座標(x座標)とが定義されている。そして、パネル制御部10は、図8に示すように、検知されるタッチ位置の座標がずれ量分修正されるように検知用座標データD2を補正する。
図8において、補正量(ずれを打ち消す量)を、横軸方向についてはαで示し、y軸方向については、βで示している。表示部11の表示領域のうち、ずれの方向によってαとβの正負は定まる。縦軸方向で、実際のタッチ位置(ターゲット画像i1の座標)に対し、タッチされたと検知した座標が、上方向にずれ量dyでずれているのであれば、βは負の値となり、下方向にずれ量dyでずれているのであれば、βは正の値となる。また、例えば、横軸方向で、実際のタッチ位置(ターゲット画像i1の座標)に対し、タッチされたと検知した座標が、左方向にずれ量dxでずれているのであれば、βは正の値となり、右方向にずれ量dxでずれているのであれば、βは負の値となる。つまり、パネル制御部10は、ずれが打ち消されるように、検知用座標データD2の各値に、求めたずれ量の絶対値を加算、又は、減算することにより、検知用座標データD2を補正する。
(ターゲット画像i1の表示座標が表示領域外のとき)
次に、図2、図9〜図11を用いて、ターゲット画像i1の表示座標が表示部11の表示領域外であるときを説明する。図9は、タッチ位置に対し、検知された座標(位置)が表示領域外であるときの一例を示す図である。図10は、ターゲット画像i1の表示座標を表示部11の表示領域内にずらす処理の一例を示す図である。図11は、再度、ターゲット画像i1を表示する処理の一例を示す図である。
図2に示すように、本実施形態の操作パネル1の表示部11には、化粧カバーが被せられる。化粧カバーは、表示部11の本操作パネル1での表示領域にあたる部分が開口している。この開口部分は、表示部11の表示領域の外枠として機能する。尚、表示部11の表示面自体のサイズは、化粧カバーの開口と同じではなく、開口よりも広い面積(領域)を有している。また、表示部11のパネルは、複数の機種で共用化されている場合があり、より化粧カバーの開口が広い機種で用いられることがある。そのため、検知用座標データD2には、タッチパネル部12の出力に対する座標のデータが、表示部11の表示領域外(化粧カバーの開口していない部分)の領域に対しても定められている。そして、検知用座標データD2では縦軸方向と横軸方向のそれぞれにおいて、どの値からどの値までが表示部11の表示領域の範囲内の値であるかが予め定められている。
しかし、実際のタッチ位置の座標と、検知された座標のずれがあるとき、使用者のタッチ操作に応じて検知される座標が、表示部11の表示領域外となる場合がある。図9の例では、使用者は、簡単設定タブの表示位置をタッチしているのに、パネル制御部10は、タッチパネル部12の出力に基づき、簡単設定タブとはずれた場所であって、表示部11の表示領域外の座標がタッチされたと検知した場合の一例を示している。表示部11の表示領域外では、パネル制御部10は、非操作領域に対する操作がなされていると認識することになる。上述のように、パネル制御部10は、タッチパネル部12の出力に応じて、タッチされたと認められる位置を検知するので、表示部11の表示領域外の座標をタッチ位置と認識することがある。
このような、表示部11の表示領域外での座標を、タッチされた位置の座標と認識したときでも、パネル制御部10は、タッチされたと検知した座標が非操作領域と重なっているとみなし(非操作領域に対するタッチとみなし)、それぞれのタッチで検知された座標の差が予め定められた許容範囲内で同じ操作用画像に対して、所定回数繰り返して操作がなされたと判断したとき、ターゲット画像i1を表示部11に表示させる。パネル制御部10は、所定回数の連続タッチのうちの何れかのタッチで検知された座標、又は、所定回数の連続タッチで検知された複数座標の平均座標をひとまず、表示座標と定める。
しかし、この場合、求められた表示座標は、表示部11の表示領域外の座標である。従って、求められた表示座標に重なるように、ターゲット画像i1を表示することができない。そこで、定めた表示座標の座標値が表示部11の表示領域外を示しているとき、パネル制御部10は、表示座標の縦軸方向の座標と横軸方向の座標の何れか一方、又は、両方を予め定められた手順に従い、座標値を変換し、座標値変換後の表示座標に基づき、表示部11の表示領域内にターゲット画像i1を表示させる。
具体的に、パネル制御部10は、表示座標の縦軸方向の座標値が表示部11の表示領域外を示しているとき、最も近い表示領域の横方向の境界に重なってターゲット画像i1が表示されるように表示座標のうちの縦軸方向の座標値を変換する(図10の上方に示すターゲット画像i1の座標の変更)。より具体的に、ターゲット画像i1の中心と表示座標を一致させるとき、パネル制御部10は、座標値変換前の表示座標から最も近い表示領域の横方向の境界までの距離とターゲット画像i1の縦軸方向の長さの1/2を加えた長さを、座標値変換前の表示座標の座標値に加える又は減じることにより、表示座標のうちの縦軸方向の座標値を変換する。これにより、表示座標が、縦軸方向で表示部11の表示領域外にあるとき、最も近い表示領域の横方向の境界に重なってターゲット画像i1が表示される。
また、パネル制御部10は、表示座標の横軸方向の座標値が表示部11の表示領域外を示しているとき、最も近い表示領域の縦方向の境界に重なってターゲット画像i1が表示されるように表示座標のうちの横軸方向の座標値を変換する(図10の左側に示すターゲット画像i1の座標の変更例)。より具体的に、ターゲット画像i1の中心と表示座標を一致させるとき、パネル制御部10は、座標値変換前の表示座標から最も近い表示領域の横方向の境界までの距離とターゲット画像i1の横軸方向の長さの1/2を加えた長さを、座標値変換前の表示座標の座標値に加える又は減じることにより、表示座標のうちの横軸方向の座標値を変換する。これにより、表示座標が、横軸方向で表示部11の表示領域外にあるとき、最も近い表示領域の横方向の境界に重なってターゲット画像i1が表示される。
尚、表示座標の縦軸方向と横軸方向のいずれの座標値も表示部11の表示領域外を示しているとき、パネル制御部10は、上記の例に沿って、表示座標のうちの縦軸方向と横軸方向の両方の座標値を変換する。この場合、表示部11の表示領域の隅部分にターゲット画像i1が表示されることになる。
そして、パネル制御部10は、ターゲット画像i1の表示後に初めて検知したタッチ位置の座標と、ターゲット画像i1の表示座標とのずれ量を求める。更に、パネル制御部10は、上述したように、求めたずれ量に基づき、検知用座標データD2を補正する。
ここで、表示座標の座標値を変換してターゲット画像i1を表示したとき、座標値の変換がなされているので、まだずれが残っている可能性がある。そこで、パネル制御部10は、表示座標の座標値を変換してターゲット画像i1を表示したとき、図10に示すように、複数回(2回以上)の実際のタッチ位置の座標と、検知された座標のずれの補正が必要である旨を表示部11に表示させる。
そして、パネル制御部10は、表示座標の座標値の変換がなされたターゲット画像i1に基づく第1回目の検知用座標データD2の補正が終わった後、再補正処理を開始する。再補正処理では、パネル制御部10は、第1回目の検知用座標データD2の補正が終わった後、予め定められた座標に再度ターゲット画像i1を表示させる。
予め定められた座標は、適宜定めることができる。例えば、第1回目の検知用座標データD2の補正時に(再補正処理前に)ターゲット画像i1を表示した座標(位置)と同じ座標を予め定められた座標としてもよい。この場合、最初に表示されたターゲット画像i1の表示位置へのタッチによる補正のため、ターゲット画像i1が一旦消えた後、再補正処理の開始に伴い、再び同じ座標にターゲット画像i1が現れることになる。また、予め定められた座標は、表示部11の中央としてもよい。この場合、最初に表示されたターゲット画像i1の表示位置へのタッチによる補正のため、ターゲット画像i1が一旦消えた後、再補正処理の開始に伴い、表示部11の表示領域の中心点(表示領域の中心座標)と、ターゲット画像i1の中心点(ターゲット画像i1の中心座標)が重なるように、再補正のためのターゲット画像i1が現れることになる。
尚、本実施形態の操作パネル1では、再補正処理は1回なされるが、更に、ずれを無くすために、2回以上繰り返されてもよい。
再補正処理は通常のタッチ位置のずれの補正と流れは同様であって、パネル制御部10は、再度表示されたターゲット画像i1の表示後、最初に検知されたタッチ位置の座標に基づいて、ずれ量を求める。そして、パネル制御部10は、求められたずれ量に基づき、上述したように、検知用座標データD2の補正を行う。
(タッチ位置と検知座標、座標のずれの補正処理の流れ)
次に、図12を用いて、実施形態に係る操作パネル1でのタッチ位置と検知座標、座標のずれの補正処理の流れの一例を説明する。図12は、実施形態に係る操作パネル1でのタッチ位置と検知座標、座標のずれの補正処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、図12のスタートは、複合機100(操作パネル1)の主電源が投入されて起動したときや、省電力モードから復帰して、電力供給がなされ起動した時点である。
そして、パネル制御部10は、ターゲット画像i1を表示する条件が満たされたか否かを判断する(ステップ♯1)。上述のように、パネル制御部10は、所定回数連続して、タッチされたと検知した座標が非操作領域と重なっていること、及び、所定回数のタッチにおいて、それぞれのタッチで検知された座標の差が予め定められた許容範囲内であること(同じ操作用画像に対するタッチ操作が繰り返されたこと)を、ターゲット画像i1の表示条件とする。
尚、ターゲット画像i1を表示する条件として、所定回数のそれぞれのタッチで検知された座標の差が予め定められた許容範囲内であることという条件は外されてもよい。つまり、操作されたと検知された座標が、所定回数連続して、非操作領域と重なっているだけで、ターゲット画像i1を表示するようにしてもよい。尚、必要がないのにターゲット画像i1が表示されても、一度、ターゲット画像i1をタッチすれば、元通り、通常の操作が行えるようになるので、使用者にとっての不利益、不便さは極めて小さくてすむ。
一方、タッチ位置として検知された座標が操作用画像(キー、タブ)と重なっているとき、パネル制御部10は、ターゲット画像i1の表示条件は満たされていないと判断し、所定回数のカウントをリセットする。この場合、パネル制御部10は、操作された操作用画像に応じて画面を表示部11に切り替えさせる。
そして、ターゲット画像i1の表示条件は満たされていないとき(ステップ♯1のNo)、パネル制御部10は、ターゲット画像i1の表示条件が満たされたか否かの確認を続ける(ステップ♯1のNo→ステップ♯1)
一方、ターゲット画像i1の表示条件は満たされたとき(ステップ♯1のYes)、パネル制御部10は、ターゲット画像i1の表示座標を求め、求めた表示座標が表示部11の表示領域外であるか否かを確認する(ステップ♯2)。表示領域外であるとき(ステップ♯2のYes)、パネル制御部10は、ターゲット画像i1の表示座標を変換する(ステップ♯3)。そして、パネル制御部10は、座標値変換後の表示座標と重なる位置に(表示座標とターゲット画像i1の中心が重なるように)、ターゲット画像i1を表示させる(ステップ♯4)。また、操作パネル1は、複数回の補正が必要である旨のメッセージを表示部11に表示させる(ステップ♯5)。
一方、ターゲット画像i1の表示座標が表示部11の表示領域外ではないとき(ステップ♯2のNo)、パネル制御部10は、求めた表示座標と重なる位置に(表示座標とターゲット画像i1の中心が重なるように)、ターゲット画像i1を表示させる(ステップ♯6)
ステップ♯5、ステップ♯6の後、パネル制御部10は、使用者によるターゲット画像i1に対するタッチ操作がなされたことを、タッチパネル部12の出力に基づいて座標を検知する(ステップ♯7)。続いて、パネル制御部10は、ターゲット画像i1の表示を表示部11に消させる(ステップ♯8)。ターゲット画像i1を表示し続けていると、使用者は、何度もターゲット画像i1をタッチ操作しなくてはならないと勘違いし、無駄な操作を使用者に行わせる可能性があるのでターゲット画像i1を消す。また、ターゲット画像i1の表示を消すことにあわせて、パネル制御部10は、ターゲット画像i1とともに表示させていたメッセージも表示部11に消させる。
そして、パネル制御部10は、ターゲット画像i1の表示座標(実際のタッチ位置)と検知位置(座標)のずれ量を求める(ステップ♯9)。そして、パネル制御部10は、求めたずれ量に基づき、座標検知用データを補正する(ステップ♯10)。
そして、パネル制御部10は、再補正処理が必要か否かを判断する(ステップ♯11)。再補正処理が必要なとき(ステップ♯11のYes、表示座標の座標値を変換したとき)、パネル制御部10は、予め定められた座標に、再度ターゲット画像i1を表示させる(ステップ♯12)。そして、フローは、ステップ♯7に戻る。一方、再補正処理が必要ではないとき(ステップ♯11のNo)、フローはステップ♯1に戻る。つまり、使用者は、通常どおり、操作パネル1(タッチパネル部12)に対して操作を行える。
このようにして、実施形態に係る表示入力装置(操作パネル1)は、表示部11と、タッチパネル部12と、制御部(パネル制御部10)と記憶部(メモリー14)を含む。表示部11は、操作されると画面切替を伴う操作用画像を含む画面を表示する。タッチパネル部12は、表示部11に対して設けられ、画面に対するタッチ位置を検知するためのものである。制御部(パネル制御部10)は、タッチパネル部12の出力に基づきタッチ位置の座標を検知し、検知した座標と表示部11で表示されている画面の画像データD1とを照らし合わせて、検知した座標と重なる操作用画像に対する操作がなされたと認識し、操作された操作用画像に応じて表示部11に表示内容を切り替えさせる。記憶部(メモリー14)は、タッチパネル部12の出力に対する座標を定めた検知用座標データD2と、直近のタッチから遡って少なくとも所定回数分のタッチ位置の座標を記憶する。そして、所定回数連続して、操作用画像ではない非操作領域がタッチされたことを認識したとき、制御部は、検知される座標を補正するためのターゲット画像i1を表示部11に表示させ、ターゲット画像i1の表示後に検知したタッチ位置の座標と、ターゲット画像i1の表示座標とのずれ量を求め、検知されるタッチ位置の座標がずれ量分修正されるように検知用座標データD2を補正する。
通常、表示部11に表示される操作用画像(例えば、キーやタブ)の表示座標をタッチすることによって、操作がなされる。使用者による操作がなされたとき、タッチされたと検知される座標と操作用画像は、問題が無い場合には重なる。そのため、所定回数連続して非操作画像(例えば、空白や背景としての文字、模様などであり、キーやタブの範囲外の領域)がなされるということは(いわば、意味の無い操作が繰り返し)、操作したい(表示座標を押したい)キーやタブに対してタッチを行っているのに、実際のタッチ位置の座標と、検知された座標のずれのため、連続して非操作画像が操作されていると判断されている場合がある。そこで、所定回数連続して、操作用画像ではない非操作領域がタッチされたことを認識したとき、制御部(パネル制御部10)は、検知される座標を補正するためのターゲット画像i1を表示部11に表示させ、検知用座標データD2を補正する。これにより、使用者にとって何回押しても(タッチしても)反応が無いような場合に、ずれ補正用のターゲット画像i1が自動的に表示される。従って、実際のタッチ位置の座標と、検知された座標のずれがある状態では、補正のため複雑な一連の操作を行うことなく、ターゲット画像i1の表示座標をタッチするだけで、簡易、迅速に実際のタッチ位置の座標と、検知された座標のずれの補正を行うことができる。ここで、所定回数は適宜定めることができる値であるが、複数回である。単に非操作画像をタッチしてしまった場合にターゲット画像i1が表示されることを防ぐため、例えば、所定回数は、4、5回と定めることができる。
ほぼ同じ位置を連続してタッチしたとき、検知される各タッチの座標のばらつきは、少ない。この場合、実際のタッチ位置の座標と、検知された座標のずれが生じているため、使用者は一定の意図のもと、特定のキーやタブに対して表示座標を操作してタッチしているのに、非操作画像(例えば、空白)へのタッチが連続してなされた認識されている状態である可能性が高い。そこで、制御部(パネル制御部10)は、所定回数の連続してタッチされたと検知した座標が非操作領域と重なっていて、それぞれのタッチで検知された座標の差が予め定められた許容範囲内であるとき、所定回数の連続タッチのうちの何れかのタッチで検知された座標、又は、所定回数の連続タッチで検知された複数座標の平均座標を表示座標と定め、表示座標に重なるようにターゲット画像i1を表示させる
これにより、実際のタッチ位置の座標と、検知された座標のずれを補正すべき必要性が高いときに、自動的にターゲット画像i1を表示させ、ずれの補正を行うことができる。また、連続タッチ中にシステム側が認識された座標と極めて近い座標にターゲット画像i1が表示されるので、表示入力装置(操作パネル1)がどの位置がタッチされていると認識しているかを使用者に示すことができる。
又、定めた表示座標の座標値が表示部11の表示領域外を示しているとき、制御部(パネル制御部10)は、表示座標の縦軸方向の座標値と横軸方向の座標値の何れか一方、又は、両方を、表示部11の表示領域内にターゲット画像i1が表示されるように、予め定められた手順に従って変換し、座標値変換後の表示座標に基づき、ターゲット画像i1を表示させる。
これにより、実際のタッチ位置の座標と、検知された座標のずれのため、表示座標が表示部11の表示領域外を示しているときでも、表示部11の表示領域内にターゲット画像i1を表示させることができる。
又、制御部(パネル制御部10)は、表示座標の縦軸方向の座標値が表示部11の表示領域外を示しているとき、表示領域の最も近い横方向の境界に重なってターゲット画像i1が表示されるように表示座標のうちの縦軸方向の座標値を変換し、表示座標の横軸方向の座標値が表示部11の表示領域外を示しているとき、表示領域の最も近い縦方向の境界に重なってターゲット画像i1が表示されるように表示座標のうちの横軸方向の座標値を変換する。
これにより、実際のタッチ位置の座標と、検知された座標のずれのため、表示座標が表示部11の表示領域外を示しているとき、表示入力装置(操作パネル1)がタッチされたと認識している位置(座標)にできるだけ近い位置にターゲット画像i1を表示させることができる。
又、表示座標の座標値を変換してターゲット画像i1を表示したとき、制御部(パネル制御部10)は、表示部11に複数回の補正が必要な旨を表示し、表示座標の座標値の変換がなされたターゲット画像i1に基づく第1回目の検知用座標データD2の補正が終わった後、予め定められた座標にターゲット画像i1を再度表示させるとともに、再度表示されたターゲット画像i1の表示後に検知されたタッチ位置の座標に基づいて検知用座標データD2の補正を行う再補正処理を、1又は複数回行う。
表示座標の座標値を変換したとき、1回だけの補正では、まだずれが残っている可能性がある。そこで、ずれが残るような場合には、再補正処理を行うことで、ずれを無くす、又は、ずれを極めて小さくすることができる。
又、画像形成装置(複合機100)は、上述の表示入力装置(操作パネル1)を含む。これにより、画像形成装置(複合機100)に上述の表示入力装置(操作パネル1)と同様の効果を持たせることができる。
本発明の実施形態を説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は、操作パネル1等の表示部11とタッチパネル部12を有する表示入力装置や、画像形成装置に利用可能である。
100 複合機(画像形成装置) 1 操作パネル(表示入力装置)
10 パネル制御部(制御部) 11 表示部
12 タッチパネル部 14 メモリー(記憶部)
i1 ターゲット画像 D2 検知用座標データ

Claims (5)

  1. 操作されると画面切替を伴う操作用画像を含む画面を表示する表示部と、
    前記表示部に対して設けられ、前記画面に対するタッチ位置を検知するためのタッチパネル部と、
    前記タッチパネル部の出力に基づきタッチ位置の座標を検知し、検知した座標と前記表示部で表示されている画面の画像データとを照らし合わせて、検知した座標と重なる前記操作用画像に対する操作がなされたと認識し、操作された前記操作用画像に応じて前記表示部に表示内容を切り替えさせる制御部と、
    前記タッチパネル部の出力に対する座標を定めた検知用座標データと、直近のタッチから遡って少なくとも所定回数分のタッチ位置の座標を記憶する記憶部と、を含み、
    前記所定回数連続して、前記操作用画像ではない非操作領域がタッチされたことを認識したとき、前記制御部は、検知される座標を補正するためのターゲット画像を前記表示部に表示させ、前記ターゲット画像の表示後に検知したタッチ位置の座標と、前記ターゲット画像の表示座標とのずれ量を求め、検知されるタッチ位置の座標が前記ずれ量分修正されるように前記検知用座標データを補正し、前記所定回数の連続してタッチされたと検知した座標が前記非操作領域と重なっていて、それぞれのタッチで検知された座標の差が予め定められた許容範囲内であるとき、前記所定回数の連続タッチのうちの何れかのタッチで検知された座標、又は、前記所定回数の連続タッチで検知された複数座標の平均座標を前記表示座標と定め、前記表示座標に重なるように前記ターゲット画像を表示させることを特徴とする表示入力装置。
  2. 定めた前記表示座標の座標値が前記表示部の表示領域外を示しているとき、
    前記制御部は、前記表示座標の縦軸方向の座標値と横軸方向の座標値の何れか一方、又は、両方を、前記表示部の表示領域内に前記ターゲット画像が表示されるように、予め定められた手順に従って変換し、前記座標値変換後の前記表示座標に基づき、前記ターゲット画像を表示させることを特徴とする請求項記載の表示入力装置。
  3. 前記制御部は、前記表示座標の縦軸方向の座標値が前記表示部の表示領域外を示しているとき、前記表示領域の最も近い横方向の境界に重なって前記ターゲット画像が表示されるように前記表示座標のうちの縦軸方向の前記座標値を変換し、前記表示座標の横軸方向の座標値が前記表示部の表示領域外を示しているとき、前記表示領域の最も近い縦方向の境界に重なって前記ターゲット画像が表示されるように前記表示座標のうちの横軸方向の前記座標値を変換することを特徴とする請求項に記載の表示入力装置。
  4. 前記表示座標の前記座標値を変換して前記ターゲット画像を表示したとき、
    前記制御部は、前記表示部に複数回の補正が必要な旨を表示し、前記表示座標の前記座標値の変換がなされた前記ターゲット画像に基づく第1回目の前記検知用座標データの補正が終わった後、予め定められた座標に前記ターゲット画像を再度表示させるとともに、再度表示された前記ターゲット画像の表示後に検知されたタッチ位置の座標に基づいて前記検知用座標データの補正を行う再補正処理を、1又は複数回行うことを特徴とする請求項又はに記載の表示入力装置。
  5. 請求項1乃至の何れか1項に記載の表示入力装置を含むことを特徴とする画像形成装置。
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