JP4756964B2 - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回転多面鏡により光束を偏向し被走査面を走査する技術に関する。
従来、レーザ等の光源から光変調され放射された光束(光ビーム)を回転多面鏡(以下ポリゴンミラー)等の光偏向器により偏向し、像担持体(感光体)の被走査面に導光して走査することで、像担持体上に静電潜像を形成する光走査装置がある。
上記光偏向器としての例えばポリゴンミラーの各反射面は、製造時にポリゴンミラーの回転軸に対して平行となるように切削加工されるが、切削加工精度により面精度がばらつき回転軸と平行でない部分を有していることがままある。そのため、回転軸と平行でない部分で光ビームが反射すると、被走査面上における光ビームの走査位置が目標位置から定常的にずれる現象が起こる。これを面倒れと言い、切削加工精度を上げることでこの面倒れを少なくすると、加工コストが増大してしまう。
上記のような問題に対する従来例として、ポリゴンミラーの面精度ばらつきを利用し、光ビームのライン走査を検出することにより生成した各ラインのビームディテクト(以下BD)信号の周期を測定することで、ポリゴンミラーの反射面の特定を行う技術がある。
また、他の従来例としては、ポリゴンミラーの回転角度を検知する検知手段からの出力に基づいて、面倒れが生じているポリゴンミラーの反射面のビーム走査時に当該反射面による走査位置ずれの影響が小さくなるように画像データを処理するという技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
更に、レーザ光を反射するミラーを新たに設け、レーザ光の副走査方向における露光位置ずれをポリゴンミラーの反射面毎に測定し、該測定結果に基づいてポリゴンミラーをアクチュエータにより微小角変位させることで、露光位置ずれを補正する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−260413号公報 特開平5−167793号公報
しかしながら、上記従来例に示した、BD信号の周期を測定することでポリゴンミラーの反射面の特定を行う技術には、次のような問題があった。ポリゴンミラーの面精度は、ばらつきがあるとはいえ充分高いので、反射面の特定を行うにはBD信号の周期をカウンタにより高精度でカウントする必要があり、高周波数のカウントクロックが必要であった。そのため、カウンタの回路規模が大きくなるという問題があった。また、この場合、BD信号の周期が等しい反射面があると、ポリゴンミラーにおいて反射面を特定できないことがある。
また、上記他の従来例に示した、ポリゴンミラーの回転角度を検知する検知手段からの出力に基づき走査位置ずれの影響が小さくなるよう制御する技術には、次のような問題があった。上記検知手段として、ポリゴンミラーの上面に付加した基準マークを検知するフォトインタラプタ等で構成される基準位置検知手段を用いなければならない。そのため、コスト上昇の要因となっていた。
本発明の目的は、確実に回転多面鏡の各反射面を特定することを可能とすることにある。
上述の目的を達成するために、本発明の光走査装置は、複数の反射面を有し、光ビーム発生手段から出力される光ビームが感光体上を所定の方向に走査するように前記光ビームを前記複数の反射面によって偏向する回転多面鏡を備える光走査装置であって、前記複数の反射面によって偏向された光ビームの受光に応じて、前記感光体に対する前記光ビームの走査開始位置を示す第1の信号を生成する第1の信号生成手段と、前記回転多面鏡が1回転する間に生成される前記第1の信号の数よりも1つ少ない数の複数の第2の信号が等しい時間間隔で生成されるように、前記回転多面鏡の回転角度に応じて前記第2の信号を生成する第2の信号生成手段と、隣接する2つの前記第1の信号の生成タイミングに対する当該隣接する2つの前記第1の信号の間に生成される第2の信号の生成タイミングに基づいて、前記回転多面鏡が回転している際に前記光ビームが入射する反射面を特定する特定手段と、を備え、前記特定手段は、前記隣接する2つの前記第1の信号の生成タイミングに対する当該隣接する2つの前記第1の信号の間に生成される第2の信号の生成タイミングを検出するために、前記隣接する2つの第1の信号のうち先に生成される第1の信号と前記第2の信号との生成タイミング差、前記第2の信号と後に生成される第1の信号との生成タイミング差、及び前記隣接する2つの前記第1の信号の生成タイミング差を検出する検出手段と、前記隣接する2つの前記第1の信号の生成タイミング差のデータを前記複数の反射面のうちの1つの反射面に対応させて記憶し、前記隣接する2つの第1の信号のうち先に生成される第1の信号と前記第2の信号との生成タイミング差と前記第2の信号と後に生成される第1の信号との生成タイミング差との組み合わせのデータを前記1つの反射面以外の複数の反射面それぞれに対応させて記憶する記憶手段と、を備え、前記特定手段は、前記検出手段の検出結果と前記記憶手段に記憶されたデータとに基づいて前記回転多面鏡が回転している際に前記光ビームが入射する反射面を特定することを特徴とする。
本発明によれば、回転多面鏡の各反射面の面精度に依存せず、確実に回転多面鏡の各反射面を特定することが可能となる
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。尚、本実施の形態は、クレームに係る発明を限定するものでなく、また本実施の形態の中で説明する特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図6は、本実施の形態に係る電子写真式によるカラーの画像形成装置100の概略構成を示す構成図である。
図6において、画像形成装置100は、イエロー色の画像を形成する画像形成部101Yと、マゼンタ色の画像を形成する画像形成部101Mと、シアン色の画像を形成する画像形成部101Cと、ブラック色の画像を形成する画像形成部101Bkの4つの画像形成部(画像形成ユニット)を備えている。これら4つの画像形成部101Y、101M、101C、101Bkは一定の間隔をおいて一列に配置されている。
各画像形成部101Y、101M、101C、101Bkには、それぞれ像担持体としてのドラム型の感光体(以下、感光ドラムという)102a、102b、102c、102dが設置されている。各感光ドラム102a、102b、102c、102dの周囲には、一次帯電器103a、103b、103c、103d、現像装置104a、104b、104c、104dがそれぞれ配置されている。更に、各感光ドラム102a、102b、102c、102dの周囲には、転写手段としての転写ローラ105a、105b、105c、105d、ドラムクリーナ装置106a、106b、106c、106dがそれぞれ配置されている。
一次帯電器103a、103b、103c、103dと現像装置104a、104b、104c、104dとの間の下方には、レーザ露光装置(以下、光走査装置)200が設置されている。光走査装置200の詳細については図1により後述する。各現像装置104a、104b、104c、104dには、それぞれイエロートナー、シアントナー、マゼンタトナー、ブラックトナーが収納されている。
次に、上記の画像形成装置100による画像形成動作について説明する。
画像形成開始信号が発せられると、所定のプロセス速度で回転駆動される各画像形成部101Y、101M、101C、101Bkの各感光ドラム102a、102b、102c、102dは、それぞれ一次帯電器103a、103b、103c、103dにより一様に負極性に帯電される。その後、光走査装置200は、外部から入力されるカラー色分解された画像信号をレーザ発光素子から照射し、ポリゴンレンズ、反射ミラー等を経由し各感光ドラム102a、102b、102c、102d上に各色の静電潜像を形成する。
そして、感光ドラム102a上に形成された静電潜像に、感光ドラム102aの帯電極性(負極性)と同極性の現像バイアスが印加された現像装置104aにより、イエローのトナーを付着させてトナー像として可視像化する。このイエローのトナー像は、感光ドラム102aと転写ローラ105aとの間の一次転写部132aにて、一次転写バイアス(トナーと逆極性(正極性))が印加された転写ローラ105aにより、駆動されている中間転写ベルト108上に一次転写される。
イエローのトナー像が転写された中間転写ベルト108は、画像形成部101M側に移動される。そして、画像形成部101Mにおいても、上記と同様にして、感光ドラム102bに形成されたマゼンタのトナー像が、中間転写ベルト108上のイエローのトナー像上に重ね合わせて、一次転写部132bにて転写される。この時、各感光ドラム2上に残留した転写残トナーは、ドラムクリーナ装置106a、106b、106c、106dに設けられたクリーナブレード等により掻き落とされ、回収される。
以下、同様にして、中間転写ベルト108上に重畳転写されたイエロー、マゼンタのトナー像上に画像形成部1C、1Bkの感光ドラム102c、102dで形成されたシアン、ブラックのトナー像を、各一次転写部132a〜132dにて順次重ね合わせる。これにより、フルカラーのトナー像を中間転写ベルト108上に形成する。
そして、中間転写ベルト108上のフルカラーのトナー像先端が二次転写対向ローラ110と二次転写ローラ112間の二次転写部134に移動されるタイミングに合わせ、給紙カセット117又は手差しトレイ120から転写材(用紙)Pが選択され搬送パス118を通して給紙される。転写材Pは、レジストローラ19により二次転写部134に搬送される。二次転写部134に搬送された転写材Pに、二次転写バイアス(トナーと逆極性(正極性))が印加された二次転写ローラ112により、フルカラーのトナー像が一括して二次転写される。
フルカラーのトナー像が形成された転写材Pは、定着装置116に搬送される。定着ローラ116aと加圧ローラ116bとの間の定着ニップ部131により、転写材Pのフルカラーのトナー像が加熱、加圧され、転写材Pの表面に熱定着される。その後、転写材Pは、排紙ローラ121によって本体上面の排紙トレイ122上に排出される。これにより、一連の画像形成動作を終了する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置100が備える光走査装置200の構成を示す概略図である。尚、上記図6では4つの感光ドラムに静電潜像を形成する構成を示したが、図1では簡略化して1つの感光ドラムについて示す。感光ドラムは符号8で示している。
図1において、光走査装置100は、レーザ駆動部1、半導体レーザ2、シリンドリカルレンズ3、サーボ用ミラー4、ポリゴンミラー5、f−θレンズ6、折り返しミラー7、BDセンサ9、アクチュエータ制御部10、ミラー補正用アクチュエータ12、位置センサ13を備えている。
レーザ駆動部1は、不図示の外部装置(例えば、イメージスキャナ、コンピュータ等)から入力される画像信号に応じ、半導体レーザ2を変調駆動する。半導体レーザ2は、レーザ駆動部1による変調駆動に基づいてレーザ光を出力する。シリンドリカルレンズ3は、半導体レーザ2から出力されたレーザ光を集光する。サーボ用ミラー4は、シリンドリカルレンズ3により集光されたレーザ光をポリゴンミラー側へ反射させる。サーボ用ミラー4は、後述の支持軸11、ミラー補正用アクチュエータ12、位置センサ13と一体に構成されている。
ポリゴンミラー5は、複数の反射面(本実施の形態ではA、B、C、Dの4面とする)を備えると共にポリゴンモータ(不図示)により回転駆動されるものであり、サーボ用ミラー4により反射されたレーザ光を偏向させる。また、ポリゴンモータ制御用としてモータ制御部(不図示)が設けられている。モータ制御部は、ポリゴンモータの回転駆動を制御すると共に、ポリゴンモータが回転を開始してから回転速度が安定したか否かを判断する機能を有する。また、モータ制御部は、ポリゴンミラー5の回転角度に応じた回転角度信号であるFG(Frequency Generator)信号を出力する。
f−θレンズ6は、ポリゴンミラー5により偏向されたレーザ光をfθ補正(等角速度走査を等速走査に補正)する。折り返しミラー7は、f−θレンズ6によりfθ補正されたレーザ光を感光ドラム側へ反射させる。感光ドラム8は、ポリゴンミラー5により偏向されf−θレンズ6及び折り返しミラー7を介して入射されるレーザ光による走査により、感光ドラム表面に静電潜像が形成される。画像形成装置では、光走査装置によるレーザ光走査に伴い、感光ドラム8に対する静電潜像の形成・現像・転写・定着等の一連の画像形成工程からなるプリント動作が行われる。
BDセンサ9は、感光ドラム8におけるレーザ光の1ラインの走査開始位置の近傍に配設されており、レーザ光のライン走査を検出し、各ラインのBD信号を作り出す。即ち、BDセンサ9は、感光ドラム8に対するレーザ光の走査開始位置を示す走査開始位置信号であるBD信号を出力する。アクチュエータ制御部10は、ポリゴンミラー5の各反射面に応じてサーボ用ミラー4が所定の角度回転するように、ミラー補正用アクチュエータ12を制御する。アクチュエータ制御部10には、BDセンサ9からBD信号が入力され、モータ制御部からFG信号が入力される。
支持軸11は、サーボ用ミラー4を支持するものであり、感光ドラム8の回転軸と平行に回転される。ミラー補正用アクチュエータ12は、サーボ用ミラー4を支持軸11の周りに微小回転を生じさせるものであり、アクチュエータ制御部10から出力されるアクチュエータ制御信号に基づいて制御される。位置センサ13は、サーボ用ミラー4が所定の位置まで移動しているか否かを検出するものであり、フィードバック制御用としてサーボ用ミラー位置信号をアクチュエータ制御部10に出力する。
次に、上記構成における概略動作を説明する。イメージスキャナやコンピュータ等の外部装置から画像信号が光走査装置のレーザ駆動部1に入力されると、レーザ駆動部1は、画像信号に応じ半導体レーザ2を変調駆動する。半導体レーザ2から出力されたレーザ光は、シリンドリカルレンズ3により集光され、サーボ用ミラー4より反射され、回転駆動されているポリゴンミラー5により偏向される。偏向されたレーザ光は、f−θレンズ6によりfθ補正され、折り返しミラー7により反射され、感光ドラム8上を走査する。こうして、感光ドラム8の表面に静電潜像が形成される。
また、アクチュエータ制御部10により、ポリゴンミラー5の各反射面に応じてサーボ用ミラー4が所定の角度回転するようにミラー補正用アクチュエータ12を制御することで、レーザ光のサーボ用ミラー4に対する反射角を変化させる。
ここで言うポリゴンミラー5の各反射面に応じた所定の角度とは、ポリゴンミラー5の面倒れにより生じる、レーザ光の感光ドラム8上での所定照射位置からのずれを補正するための決められた角度である。アクチュエータ制御部10のメモリ22(図2参照)に、その角度に応じた補正値が格納されている。ポリゴンミラーの面倒れは、個々のポリゴンミラーで異なるため、予め工場出荷時に面倒れを測定し、測定結果に応じた補正値をメモリ22に書き込んでおく。
図2は、アクチュエータ制御部10の詳細構成を示すブロック図である。
図2において、アクチュエータ制御部10は、カウント部20、ポリゴン面検知部21、メモリ22、制御部23を備えている。
カウント部(カウンタ)20は、モータ制御部によりポリゴンモータの回転開始から回転が安定したと判断された後にカウント動作を開始し、BDセンサ9から出力されるBD信号とモータ制御部から出力されるFG信号の時間の間隔をカウントする。即ち、BD信号〜FG信号間、FG信号〜BD信号間、BD信号〜BD信号間(図4参照)と、場合分けしてカウントする。ポリゴン面検知部21は、カウント部20によりカウントされたカウント値と、後述のメモリ22に予め記憶されているカウント比較値とを比較し、比較結果に基づいてポリゴンミラー5の各反射面(A、B、C、D面)を特定し、各反射面を表す面信号を制御部23に出力する。
メモリ22には、ポリゴンミラー5が1周する間に出力されるBD信号とFG信号の時間(BD信号〜FG信号間、FG信号〜BD信号間、BD信号〜BD信号間のカウント比較値)が格納されている。また、メモリ22には、ポリゴンミラー5の各反射面に応じた所定の角度に対応した補正値が格納されている。また、メモリ22には、ポリゴンミラー5の各反射面に対応したアクチュエータ制御値が格納されている。制御部23は、アクチュエータ制御部10の各部を制御するものであり、位置センサ13からサーボ用ミラー位置信号を入力し、ミラー補正用アクチュエータ12にアクチュエータ制御信号(アクチュエータ制御値)を出力する。
次に、上記構成を有する本実施の形態の光走査装置における動作を図1乃至図5を参照しながら詳細に説明する。
図3は、ポリゴンミラー5の反射面特定処理を示すフローチャートである。図4は、BD信号とFG信号の出力タイミング及びカウント値を示すタイミングチャートである。図5は、ポリゴン面検知部21の出力信号とアクチュエータ制御値の出力タイミングを示すタイミングチャートである。
尚、図3のフローチャートに示す処理は、光走査装置を構成するレーザ駆動部1、アクチュエータ制御部10、モータ制御部等を統括的に制御するCPU(不図示)がプログラムに基づいて実行する。
図3乃至図5において、先ず、モータ制御部によりポリゴンモータを駆動することで、ポリゴンミラー5の回転を開始させる。アクチュエータ制御部10のカウント部20は、ポリゴンミラー5が回転を開始してから回転速度が安定したとモータ制御部で判断されたことに伴い(ステップS1でYES)、BDセンサ9からBD信号を、モータ制御部からFG信号をそれぞれ受け取る。更に、カウント部20は、カウント動作を開始し、BD信号とFG信号の時間の間隔を、BD信号〜FG信号間、FG信号〜BD信号間、BD信号〜BD信号間(図4参照)というように場合分けしてカウントする(ステップS2)。
ここで、ポリゴンミラー5が1周(1回転)する間に、BDセンサ9から出力されるBD信号の数とモータ制御部から出力されるFG信号の数とは、互いに素になる関係に設計されている。その理由は、もしBD信号とFG信号の数が互いに素ではない数で設計されていると、ポリゴンミラー5の反射面を一意に特定することができないので、それを回避するためである。
カウント部20は、ポリゴンミラー5の1周分の上記BD信号とFG信号の時間の間隔のカウントが終了すると(ステップS3でYES)、カウント動作を停止し(ステップS4)、カウント値をポリゴン面検知部21に出力する。ポリゴン面検知部21は、カウント部20からカウント値を受け取ると、メモリ22に予め記憶されているBD信号〜FG信号間、FG信号〜BD信号間、BD信号〜BD信号間のカウント比較値を読み出し、上記カウント値と比較する。
この場合、上記カウント値は、ポリゴンミラー5の回転ジッタ(変動)やカウント部20の量子化誤差により、カウント比較値と完全に一致することは少ない。そこで、カウント部20は、上記の誤差分を考慮に入れ、どのBD信号が図4におけるA、B、C、Dに対応するか、どのFG信号が図4におけるa、b、cに対応するかを判断する。尚、図4に示すように、ポリゴンミラー5の黒丸で示す箇所が図中矢印の位置にきたときBD信号が出力され、ポリゴンミラー5の矩形で示す箇所が図中矢印の位置にきたときFG信号が出力される。
ポリゴン面検知部21は、上記比較結果に基づいてポリゴンミラー5の各反射面を特定した後(ステップS5)、BDセンサ9からBD信号が入力される度に図5に示すようにポリゴンミラー5の各反射面(A、B、C、D面)を表す面信号を制御部23に出力する。制御部23は、ポリゴン面検知部21から面信号を受け取ると、メモリ22に予め記憶されているポリゴンミラー5の各反射面に対応したアクチュエータ制御値を読み出し、ミラー補正用アクチュエータ12にアクチュエータ制御信号として出力し、サーボ用ミラー4の角度制御を開始する(ステップS6)。
ここで、図5に示すように、ポリゴン面検知部21からは、ポリゴンミラー5の各反射面(A、B、C、D面)を表す面信号A、B、C、Dが出力されている。また、制御部23からは、ポリゴンミラー5の各反射面に対応したアクチュエータ制御値(アクチュエータ制御信号)(9、D、2、6)が出力されている。面信号A、B、C、Dには、それぞれ、アクチュエータ制御値9、D、2、6が対応している。尚、アクチュエータ制御値9、D、2、6は、16進数で表している。
画像形成装置においては、光走査装置のアクチュエータ制御部10の制御部23によるサーボ用ミラー4の角度制御の開始後、感光ドラム8に対する静電潜像の形成・現像・転写・定着等の一連の画像形成工程からなるプリント動作がスタンバイ状態となる。尚、サーボ用ミラー4の角度制御の開始時期は、消費電力の削減のためプリント動作の開始直前でもよい。
以上説明したように、本実施の形態によれば、アクチュエータ制御部10は、感光ドラム8に対するレーザ光の走査開始位置を示すBD信号の周期と、ポリゴンミラー5の回転角度に応じたFG信号の周期の位相関係に基づき、ポリゴンミラー5の各反射面を一意に特定する。即ち、カウント部20でBD信号とFG信号の時間の間隔をカウントする際に、BD信号〜FG信号間、FG信号〜BD信号間、BD信号〜BD信号間の3つの関係のカウントを行うので、高い精度を必要とせず、低周波数のクロックでカウント動作を行うことが可能となる。これにより、カウント部20の回路規模を小さくすることが可能となる。
また、上記BD信号及びFG信号を基にポリゴンミラー5の各反射面を特定するため、ポリゴンミラー5の各反射面の面精度に依存せず、確実にポリゴンミラー5の各反射面を特定することが可能となる。
また、ポリゴンミラー5が1周する間に、BDセンサ9から出力されるBD信号の数とモータ制御部から出力されるFG信号の数とを、互いに素になる関係に設定しているため、ポリゴンミラー5の反射面を一意に特定することが可能となる。
また、従来例のようにポリゴンミラーの回転角度を検知する手段として、ポリゴンミラーの上面に付加した基準マークを検知するフォトインタラプタ等を設けることが不要となるため、コストの低減を図ることが可能となる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、ポリゴンミラー5の面倒れによるレーザ光の副走査ピッチムラを、ポリゴンミラー5の反射面検知に基づいてサーボ用ミラー4の角度制御を行うことで補正する場合を例に挙げたが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、ポリゴンミラー5の面倒れにより生じる各反射面毎の主走査倍率の変化を補正するために反射面検知を行ってもよい。或いは、ポリゴンミラー5の各反射面毎の反射率の差による感光ドラム8に到達するレーザ光量の変化をレーザ光出力の変化で補正するために反射面検知を行ってもよい。また、他の用途でポリゴンミラー5の反射面検知を必要とする場合にも本発明を適用可能である。
上記実施の形態では、光走査装置が搭載される画像形成装置の種類については言及しなかったが、プリンタ、複写機、複合機の何れの画像形成装置にも本発明の光走査装置を適用可能である。
また、本発明の目的は、実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した各実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した各実施の形態の機能が実現される場合も、本発明に含まれることは言うまでもない。
この場合、上記プログラムは、該プログラムを記憶した記憶媒体から直接、又はインターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続された不図示の他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
上記プログラムの形態は、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラムコード、OS(オペレーティングシステム)に供給されるスクリプトデータ等の形態から成ってもよい。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置が備える光走査装置の構成を示す概略図である。 アクチュエータ制御部の詳細構成を示すブロック図である。 ポリゴンミラーの反射面特定処理を示すフローチャートである。 BD信号とFG信号の出力タイミング及びカウント値を示すタイミングチャートである。 ポリゴン面検知部の出力信号とアクチュエータ制御値の出力タイミングを示すタイミングチャートである。 画像形成装置の概略構成を示す構成図である。
符号の説明
1 レーザ駆動
2 半導体レー
4 サーボ用ミラ
5 ポリゴンミラ
8 感光ドラ
9 BDセン
10 アクチュエータ制御
12 ミラー補正用アクチュエー
20 カウント
21 ポリゴン面検知
22 メモ
23 制御

Claims (5)

  1. 複数の反射面を有し、光ビーム発生手段から出力される光ビームが感光体上を所定の方向に走査するように前記光ビームを前記複数の反射面によって偏向する回転多面鏡を備える光走査装置であって、
    前記複数の反射面によって偏向された光ビームの受光に応じて、前記感光体に対する前記光ビームの走査開始位置を示す第1の信号を生成する第1の信号生成手段と、
    前記回転多面鏡が1回転する間に生成される前記第1の信号の数よりも1つ少ない数の複数の第2の信号が等しい時間間隔で生成されるように、前記回転多面鏡の回転角度に応じて前記第2の信号を生成する第2の信号生成手段と、
    隣接する2つの前記第1の信号の生成タイミングに対する当該隣接する2つの前記第1の信号の間に生成される第2の信号の生成タイミングに基づいて、前記回転多面鏡が回転している際に前記光ビームが入射する反射面を特定する特定手段と、を備え
    前記特定手段は、
    前記隣接する2つの前記第1の信号の生成タイミングに対する当該隣接する2つの前記第1の信号の間に生成される第2の信号の生成タイミングを検出するために、前記隣接する2つの第1の信号のうち先に生成される第1の信号と前記第2の信号との生成タイミング差、前記第2の信号と後に生成される第1の信号との生成タイミング差、及び前記隣接する2つの前記第1の信号の生成タイミング差を検出する検出手段と、
    前記隣接する2つの前記第1の信号の生成タイミング差のデータを前記複数の反射面のうちの1つの反射面に対応させて記憶し、前記隣接する2つの第1の信号のうち先に生成される第1の信号と前記第2の信号との生成タイミング差と前記第2の信号と後に生成される第1の信号との生成タイミング差との組み合わせのデータを前記1つの反射面以外の複数の反射面それぞれに対応させて記憶する記憶手段と、を備え、
    前記特定手段は、前記検出手段の検出結果と前記記憶手段に記憶されたデータとに基づいて前記回転多面鏡が回転している際に前記光ビームが入射する反射面を特定することを特徴とする光走査装置。
  2. 前記検出手段は、前記先に生成される第1の信号と前記第2の信号との時間間隔、前記第2の信号と前記後に生成される第1の信号との時間間隔、及び前記隣接する2つの前記第1の信号の時間間隔におけるクロック信号をそれぞれカウントすることによって、前記先に生成される第1の信号と前記第2の信号との生成タイミング差、前記第2の信号と前記後に生成される第1の信号との生成タイミング差、及び前記隣接する2つの前記第1の信号の生成タイミング差を検出することを特徴とする請求項に記載の光走査装置。
  3. 前記光ビーム発生手段から出力された光ビームを前記回転多面鏡の反射面に導光する反射鏡と、
    前記回転多面鏡の反射面に対する前記光ビームの入射角を調整するために前記反射鏡の角度を調整する駆動手段と、を備え、
    前記記憶手段は、前記反射鏡の角度調整量を前記複数の反射面それぞれに対応させて記憶し、
    前記駆動手段は、前記特定手段によって特定される前記光ビームが入射する反射面に対応する前記角度調整量に基づいて前記反射鏡の角度を調整することを特徴とする請求項1または2に記載の光走査装置。
  4. 光ビームの光量を前記特定手段によって特定される前記光ビームが入射する反射面に応じて制御する光量制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の光走査装置。
  5. 前記請求項1乃至4の何れかに記載の光走査装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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