JP6824653B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6824653B2
JP6824653B2 JP2016138750A JP2016138750A JP6824653B2 JP 6824653 B2 JP6824653 B2 JP 6824653B2 JP 2016138750 A JP2016138750 A JP 2016138750A JP 2016138750 A JP2016138750 A JP 2016138750A JP 6824653 B2 JP6824653 B2 JP 6824653B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
signal
amount
incident
voltage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016138750A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018010151A (ja
Inventor
関 雄一
雄一 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2016138750A priority Critical patent/JP6824653B2/ja
Priority to US15/646,996 priority patent/US10126676B2/en
Priority to CN201710569650.1A priority patent/CN107621761B/zh
Publication of JP2018010151A publication Critical patent/JP2018010151A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6824653B2 publication Critical patent/JP6824653B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/04Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material
    • G03G15/043Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for exposing, i.e. imagewise exposure by optically projecting the original image on a photoconductive recording material with means for controlling illumination or exposure
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/55Self-diagnostics; Malfunction or lifetime display
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00002Diagnosis, testing or measuring; Detecting, analysing or monitoring not otherwise provided for
    • H04N1/00026Methods therefor
    • H04N1/00037Detecting, i.e. determining the occurrence of a predetermined state
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00002Diagnosis, testing or measuring; Detecting, analysing or monitoring not otherwise provided for
    • H04N1/00026Methods therefor
    • H04N1/00058Methods therefor using a separate apparatus
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00002Diagnosis, testing or measuring; Detecting, analysing or monitoring not otherwise provided for
    • H04N1/00071Diagnosis, testing or measuring; Detecting, analysing or monitoring not otherwise provided for characterised by the action taken
    • H04N1/00082Adjusting or controlling
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa
    • H04N1/113Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa using oscillating or rotating mirrors
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/387Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals
    • H04N1/393Enlarging or reducing
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/40056Circuits for driving or energising particular reading heads or original illumination means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Laser Beam Printer (AREA)
  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

本発明は、回転多面鏡によりレーザ光を偏向する回転多面鏡を備える画像形成装置に関する。
従来の画像形成装置は光走査装置を備える。光走査装置は、半導体レーザ、回転多面鏡を備える。回転多面鏡は複数の反射面を備える。半導体レーザから出射されるレーザ光は回転多面鏡の複数の反射面により偏向される。回転多面鏡の各反射面によって偏向されたレーザ光は感光ドラム上を走査する。
加工精度の誤差により回転多面鏡を完全なる正多角形にすることは困難である。そのため、偏向されたレーザ光の露光位置が反射面毎に微小にずれてしまい、画質の低下に繋がる。
特許文献1および特許文献2は、回転多面鏡の加工精度の誤差による画質の低下を電気的に補正するために、回転多面鏡に入射するレーザ光の入射光路に対する回転多面鏡の回転位相を特定(以下、面特定と呼ぶ。)する構成を備えた画像形成装置を開示している。特許文献1は、回転多面鏡によって偏向されたレーザ光を受光する受光素子が生成するビーム検出信号(BD信号)の周期間隔を用いて面特定を行う画像形成装置を開示している。特許文献2では、回転多面鏡を回転させるモータのロータに取り付けられた永久磁石が回転することによる磁束変化に基づいて生成されるFG信号とBD信号の位相関係を用いて面特定を行う画像形成装置を開示している。
特開2011−148142号公報 特開2007−78723号公報
上記のいずれの方法も面特定をするにあたってBD信号を用いるため、BD信号のパルスの立ち上がりまたは立下りのタイミングの検出を精度よく行う必要がある。BD信号を生成するためにフォトダイオードなどの受光素子を用いる。これらの受光素子は、光を受光してからある遅延時間を経て信号を出力する。受光素子が受光する光量によって出力する信号の遅延時間が異なる。一般的に、受光素子に入射する光量が所定値以上になると遅延時間が安定するが、所定値未満の光量であると遅延時間が光量毎に異なり、光量が少ないほど遅延量が大きくなる。
受光素子に入射させる光量は目標光量になるように制御されるが、走査周期毎にその光量は微小に変動する。そのため、所定値以下の光量で生成されたBD信号を用いて面特定を行うと、画像形成装置は面特定を誤る可能性がある。
上記の課題を解決するべく、本発明の画像形成装置は、供給される電流の値に応じた光量の光ビームを出射する光源と、前記光源から出射される光ビームが入射する第1の受光素子を含み、前記第1の受光素子に入射した光量に応じた電圧を出力する電圧出力手段と、複数の反射面を有し回転する回転多面鏡であって、前記光源から出射された光ビームが感光体上を走査するように前記複数の反射面によって前記光源から出射された光ビームを偏向する回転多面鏡と、前記複数の反射面それぞれによって偏向された光ビームが入射する第2の受光素子を含み、前記第2の受光素子に光ビームが入射することによって前記回転多面鏡の回転速度に応じた周期の周期信号を生成する周期信号生成手段と、前記第2の受光素子に入射する光ビームの光量が目標光量になるように、前記電圧出力手段が出力する電圧に基づいて前記光源に供給する電流の値を調整する光量調整手段と、前記周期信号に基づいて、前記複数の反射面のうちから前記光ビームが入射する反射面を特定する特定処理を実行する特定手段と、を備え、前記特定手段は、前記回転多面鏡の回転が開始した後、前記電圧出力手段が出力する電圧が前記目標光量より低い光量に対応する所定の閾値電圧に到達するまでは、前記面特定処理を実行せず、前記電圧出力手段が出力する電圧が前記所定の閾値電圧以上になったことに応じて前記面特定処理を実行することを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、供給される電流の値に応じた光量の光ビームを出射する光源と、前記光源から出射される光ビームが入射する第1の受光素子を含み、前記第1の受光素子に入射した光量に応じた電圧を出力する電圧出力手段と、複数の反射面を有し回転する回転多面鏡であって、前記光源から出射された光ビームが感光体上を走査するように前記複数の反射面によって前記光源から出射された光ビームを偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡を回転させるロータと前記ロータに固定された永久磁石を備える駆動モータと、前記駆動モータが実装される回路基板と、前記回路基板に実装され、前記駆動モータのロータが回転することによる磁束変化を検出し、検出した結果に基づくホール素子信号を出力するホール素子と、を有する偏向装置と、前記複数の反射面それぞれによって偏向された光ビームが入射する第2の受光素子を含み、前記第2の受光素子に光ビームが入射することによって前記回転多面鏡の回転速度に応じた周期の周期信号を生成する周期信号生成手段と、前記第2の受光素子に入射する光ビームの光量が目標光量になるように、前記電圧出力手段が出力する電圧に基づいて前記光源に供給する電流の値を調整する光量調整手段と、前記周期信号に基づいて、前記複数の反射面のうちから前記光ビームが入射する反射面を特定する特定処理を実行する特定手段と、を備え、前記特定手段は、前記回転多面鏡の回転が開始した後、前記電圧出力手段が出力する電圧が前記目標光量より低い光量に対応する所定の閾値電圧に到達するまでは、前記面特定処理を実行せず、前記電圧出力手段が出力する電圧が前記所定の閾値電圧以上になったことに応じて前記面特定処理を実行することを特徴とする。
また、本発明の画像形成装置は、供給される電流の値に応じた光量の光ビームを出射する光源と、前記光源から出射される光ビームが入射する第1の受光素子を含み、前記第1の受光素子に入射した光量に応じた電圧を出力する検出手段と、複数の反射面を備え、前記光源から出射された光ビームが感光体上を走査するように前記複数の反射面によって前記光源から出射された光ビームを偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡を回転させるロータと前記ロータに固定された永久磁石を備える駆動モータと、前記駆動モータが実装される回路基板と、前記回路基板に実装され、前記駆動モータのロータが回転することによる磁束変化を検出し、検出した結果に基づくホール素子信号を出力するホール素子と、を有する偏向装置と、前記複数の反射面それぞれによって偏向された光ビームが入射することによって前記回転多面鏡の回転速度に応じた周期の周期信号を生成する第2の受光素子と、前記第2の受光素子に入射する光ビームの光量が目標光量になるように、前記検出手段が出力する電圧に基づいて前記光源に供給する電流の値を制御する光量制御手段と、 前記目標光量より低い光量に対応する所定の閾値電圧を出力する電圧出力手段と、前記周期信号の周期を用いて前記複数の反射面から前記光ビームが入射する反射面を特定する特定処理を実行する特定手段と、を備え、前記特定手段は、前記検出手段が出力する電圧が前記所定の閾値電圧以上の場合に前記特定処理を実行し、前記検出手段が出力する電圧が前記所定の閾値電圧未満の場合、前記特定処理を実行しないことを特徴とする。
本発明によれば、光ビームを受光することによって検出手段が出力する電圧が所定の閾値電圧以上の場合に反射面の特定処理を実行し、検出手段が出力する電圧が所定の閾値電圧未満の場合、特定処理を実行しないため、第2の受光素子の出力遅延による面特定処理の失敗を抑制することができる。
画像形成装置の概略断面図 光学走査装置の概略図 (a)実施例1に係る制御部の内部ブロック図、(b)実施例1に係る制御部の内部に設けられた光量判定部の内部ブロック図 (a)BDセンサの入射光量とBD信号の出力遅延時間を示す図、(b)BDセンサの入射光量とPDの入射光量の関係を示す図 (a)制御部の内部に設けられたBD−FG面特定部の内部ブロック図、(b)BD−FG面特定部の面特定動作を説明するタイミングチャート ポリゴンミラーの起動時における特定処理のタイムチャート 駆動モータの概略図 駆動モータの制御ブロック図 半導体レーザの制御ブロック図 ホール素子信号およびFG信号の関係を示すタイミングチャート BD−FG位相差データを示す図 FG信号とBD信号の関係を示すタイミングチャート
(実施例)
(画像形成装置の全体の構成)
電子写真方式の画像形成装置1について簡単に説明する。図1に、画像形成装置1全体の構成を示す。画像形成装置1は、光走査装置2(2a、2b、2c、2d)、制御部31、リーダースキャナ部500、感光体であるところの感光ドラム25を含む作像部503、定着部504、給紙/搬送部505から構成される。リーダースキャナ部500は、原稿台に置かれた原稿に対して、照明を当てて原稿画像を光学的に読み取り、その像を電気信号に変換して画像データを作成する工程である。光走査装置2(2a、2b、2c、2d)は、画像データに応じて発光し、感光ドラム25に照射される。制御部31は、光学走査装置2(2a、2b、2c、2d)の発光制御並びに画像データの生成を行う。作像部503は、感光ドラム25を回転駆動し、帯電器によって帯電させ、光走査装置2(2a、2b、2c、2d)によって感光ドラム25上に形成された潜像をトナーによって可視像に現像する。その後、トナー像を作像部503内に配備する中間転写体511上に転写し、その際に転写されずに感光ドラム上に残った微小トナーを回収するといった一連の電子写真プロセスの現像ユニット512(現像ステーション)を4つ持つことで実現している。イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の順に並べられた4つの現像ユニットは、イエローステーションの作像開始から所定時間経過後に、マゼンタ、シアン、ブラックの作像動作を順次実行していく。このタイミング制御によって、中間転写体511上に色ずれのないフルカラートナー像が転写される。前記中間転写体511上に形成されたトナー像は、シート上に転写される。定着部504は、ローラやベルトの組み合わせによって構成され、ハロゲンヒータ等の熱源を内蔵し、前記中間転写体511上からトナー像が転写されたシート上のトナーを、熱と圧力によって溶解、定着させる。
(光走査装置)
図2は光走査装置2の抜粋構成図である。非画像領域において、半導体レーザ12(光源)から出射したレーザ光(光ビーム)は、コリメートレンズ13及び光量検出ユニット(以下PDユニットと略す。)14を経て、偏向装置であるところの回転多面鏡15a(以下、ポリゴンミラー)に入射する。
ポリゴンミラー15aは複数の反射面を備える。本実施例のポリゴンミラー15aは5面である。ポリゴンミラー15aは、後述する駆動モータ1600によって回転駆動される。ポリゴンミラーの各反射面は、半導体レーザ12から出射されたレーザ光が感光ドラム25上を走査するように当該レーザ光を偏向する。
図2に示すように、ポリゴンミラー15aにより偏向されたレーザ光は、f−θレンズ17を通過してビーム検出センサ20(以下BDセンサと略す。)に入射する。BDセンサ20(第2の受光素子)は、レーザ光に走査されることによってポリゴンミラー15aの回転速度に応じた周期の周期信号であるビーム検出信号21(以下BD信号と略す。)を出力する。BD信号21は、レーザ光の走査方向における画像の書出し位置を一致させるために画像データに基づくレーザ光の出射タイミングの基準となる信号である。
また、図2に示すように、ポリゴンミラー15aにより偏向されたレーザ光は、感光ドラム25上を走査する。レーザ光は、f−θレンズおよび反射ミラー18によって感光ドラム25上に導かれる。レーザ光が走査することによって感光ドラム25上には静電潜像が形成される。
PDユニット14は、内部に反射ミラー14aとレーザ光の出力面にフォトダイオード14b(以下、PD14b)を備える。反射ミラー14aは、半導体レーザ12から出射されてコリメータレンズ13を通過したレーザ光を透過するレーザ光と反射するレーザ光とに分離するビーム分離ユニットである。PD14bは、反射ミラー14aによって反射されたレーザ光が入射する。PD14bは入射したレーザ光に応じた電圧のPD信号14cを出力する。なお、PDは半導体レーザ12に内蔵されていても良い。
(駆動モータ)
図7(a)は、駆動モータ700とそれに固定されたポリゴンミラー15aの断面図である。駆動モータ700は、ロータ702、永久磁石703、回転軸704、ステータ705、コイル706を備える。駆動モータ700は回路基板15に固定されている。駆動モータ700のステータ705には複数のコイル706が固定されている。回転軸704は、ステータ705に設けられた軸受によって軸支されており、軸受内で回転する。ロータ702は回転軸704に固定されている。永久磁石703はロータ702に固定されている。ポリゴンミラー15aは光走査装置の組立時にロータ702に組み付けられる。ポリゴンミラー15aは、不図示の押圧部材によってロータ702に押圧されている。
図7(b)は、図7(a)に示す駆動モータ700を回転軸方向上側からロータ702、永久磁石703、コイル706を見たときの図面である。ロータ702は矢印方向に回転する。図7(b)に示すように、永久磁石703は、ロータ702の回転方向に沿ってS極とN極が交互に着磁されている。図7(b)の永久磁石703は、S極とN極の組み合わせが4組の例であるが、着磁パターンの周期はこれ以外でも良い。ポリゴンミラー15aが1周(1回転)する間に生成されるBD信号21のパルス数とFG信号16のパルス数は、互いに素になる関係に設計されている。その理由は、もしBD信号21とFG信号16の数が互いに素ではない数で設計されていると、ポリゴンミラー15aの反射面を一意に特定することができないので、それを回避するためである。
複数のコイル706に電流を供給するタイミングを制御することによって複数のコイル706と永久磁石703との間に作用する磁力によって回転軸704を中心としてロータ702および永久磁石703が矢印方向に回転する。
回路基板15にはホール素子701が実装されている。ホール素子701は、永久磁石703が回転することによって生じる磁束変化を検出し、それらの磁束変化をホール素子信号として出力する素子である。図10はホール素子701の出力波形および後述するFG信号16のパルス波形を示す図である。図10に示すように、ホール素子701の近傍をS1→N1→S2→N2→・・・の順に通過する。S極とN極が交互に通過することによってホール素子701は磁束変化を示す、位相が180度異なる複数の正弦波のホール素子信号を出力する。後述する波形生成回路802は、複数の正弦波のホール素子信号の交点に基づいて後述するパルス状のFG信号16を生成する。
ポリゴンミラー15aを駆動モータ700に組み付ける時、作業者はポリゴンミラー15aの反射面の位置と着磁パターンとの位置関係を把握することなくポリゴンミラー15aをロータ702に固定する。
(制御ブロック図)
図8は画像形成装置1の駆動モータ700を制御するための制御ブロック図である。制御部31は、セレクタ803からPLL制御部804にFG信号16が入力されるような選択信号をセレクタ803に出力する。セレクタ803は、選択信号に応じてFG信号16をPLL制御部804に入力し、BD信号21をPLL制御部1804に入力しない。また、制御部31は、PLL制御部804にFG信号16に対応する基準CLKを出力する。FG信号16に対応する基準クロックは、ポリゴンミラー15aの目標回転数に対応する周期の周期信号である。PLL制御部804は、PLL制御部804に入力されるFG信号16の周期が基準クロックの周期に一致するように、モータ駆動回路805に加速信号、減速信号を送信する。
一方、制御部31は、セレクタ803からPLL制御部804にBD信号21が入力されるような選択信号をセレクタ803に出力する。セレクタ803は、選択信号に応じてBD信号21をPLL制御部804に入力し、FG信号16をPLL制御部804に入力しない。また、CPU100は、PLL制御部804にBD信号21に対応する基準クロックを出力する。この基準クロックは、FG信号16に対応する基準クロックと異なる周期であり、かつポリゴンミラー15aの目標回転数に対応する周期の周期信号である。PLL制御部804は、PLL制御部804に入力されるBD信号21の周期がBD信号に対応する基準クロックの周期に一致するように、モータ駆動回路805に加速信号、減速信号を送信する。
画像形成装置1は、駆動モータ700を停止状態から起動させるときにFG信号16の周期の検出結果に基づく駆動モータ700の回転制御を行い、目標回転数近傍に到達したことに応じてBD信号21の周期の検出結果に基づく駆動モータ700の回転制御に切り換える。画像形成装置1は、BD信号の周期の検出結果に基づく駆動モータ700の回転制御を行った状態において、画像データに基づく画像の形成を行う。
ポリゴンミラー15aが停止した状態ではBD信号21が生成されない。そのため、画像形成装置1は、ポリゴンミラー15aの起動から目標回転速度近傍までの制御はFG信号16を用いた駆動モータ700のフィードバック制御を実行する。
一方、FG信号16はホール素子701の出力に基づいて生成されるが、ホール素子701の出力は高周波のノイズを含む。それに対して、受光素子であるBDセンサ20の出力はホール素子701の出力よりもノイズが少ない。即ち、BD信号21の周期の方がFG信号16の周期よりもばらつきが小さい。そのため、画像形成装置1は、画像形成開始前に駆動モータ700の回転制御をFG信号16を用いたフィードバック制御からBD信号21を用いたフィードバック制御に切り換え、画像形成中は駆動モータ700をBD信号21を用いてフィードバック制御を実行する。
図9は画像形成装置1の半導体レーザ12を制御するための制御ブロック図である。光走査装置2が備える不図示のレーザ回路基板900には、レーザドライバ11(光量制御手段)、基準電圧生成回路904、抵抗RL、コンデンサ911、抵抗901、半導体レーザ12が実装されている。レーザ駆動基板900は、制御部31にケーブルによって接続されている。
半導体レーザ12は、レーザドライバ11から供給される電流ILDの値に応じた光量のレーザ光を出射する。PD14b(第1の受光素子)は受光光量に応じた値の電流Ipdを出力する。電流Ipdは、抵抗RLによって電圧Vpdに変換される。電圧Vpdは、レーザドライバ11および制御部31に入力される。PD14bおよび抵抗RLはレーザ光の光量を検出するため目の検出手段として機能する。
レーザドライバ11は、APC回路905(電圧制御回路)、スイッチ906、コンパレータ912、トランジスタ902、およびトランジスタ903を備え、半導体レーザ12に電流ILDを供給する。レーザドライバ11には、制御部5からPWM信号909が入力される。PWM信号909は、トランジスタ903をON/OFFさせる信号である。例えば、PWM信号909がHighレベルの場合、半導体レーザ12に電流ILDが流れる。半導体レーザ12は、電流ILDの値に応じた光量のレーザ光を出射する。一方、PWM信号909がLowレベルの場合、半導体レーザ12には電流ILDが流れない。
電流ILDの値は、コンデンサ911の電圧と抵抗901の抵抗値によって規定される。抵抗901のアノード端子はトランジスタ903のエミッタ端子に接続されている。抵抗901のカソード端子は接地されている。トランジスタ903のコレクタ端子はトランジスタ902のエミッタ端子に接続されている。トランジスタ902のベース端子はコンパレータ912の出力端子に接続されている。
コンパレータ912の反転端子の電圧V−は、電流ILDの値と抵抗901によって規定される。コンパレータ912は、非反転端子の電圧V+と反転端子のV−との比較結果に基づいてトランジスタ902のベース電圧を制御する。つまり、トランジスタ903のベース電圧は、コンデンサ911の電圧に対応する電圧になるように制御される。このようにトランジスタ902のベース電圧が制御されることによって、抵抗901のアノード端子の電圧が制御され、結果として電流ILDの値が制御される。
次に、APC(Automatic Power Control)について説明する。APCは、半導体レーザ12が出射するレーザ光の光量を目標光量に制御するために実行される。即ち、本実施例の画像形成装置1におけるAPCは、コンデンサ911の電圧をレーザ光の目標光量に対応する電圧に制御することである。画像形成装置1は、環境条件や画像形成装置の状態(例えば、感光ドラムの感度など)に応じて感光ドラム25上を走査するレーザ光の光量を制御する。一方、画像形成装置1は、BDセンサ20への入射光量は環境条件や画像形成装置の状態に拘わらず一定に制御する。本実施例の画像形成装置1は、BDセンサ20への入射光量が目標光量になるようにAPCによる電流のフィードバック制御を実行し、レーザ光が感光ドラム25上を走査する期間はAPCのフィードバックループを解除する。APCのフィードバックループは制御部31がスイッチ906をONにすることによって形成され、制御部31がスイッチ906をOFFにすることによって解除される。制御部31はBD信号21の生成タイミングに基づいてレーザ光が感光ドラム25上を走査しない期間のスイッチ906をONすることによってフィードバックループを形成する。制御部31は、BD信号21の生成タイミングに基づいてレーザ光が感光ドラム25上を走査する期間のスイッチ906をOFFにする。
制御部31は、基準電圧生成回路904に目標電圧値を示す電圧指示信号を送信する。基準電圧生成回路904は、電圧指示信号に基づいて基準電圧Vref1をAPC回路905に入力する。基準電圧Vref1はBDセンサ20に入射するレーザ光の目標光量に相当する電圧であり、例えば、後述する200[μW]に相当する電圧である。
制御部31は、APCを実行する際にPWM信号909をHighレベルに設定する。これにより、半導体レーザ12には、コンデンサ911の電圧Vchに対応する値の電流ILDが流れる。半導体レーザ12は、電流ILDの値に応じた光量のレーザ光を出射する。PD14bは、当該レーザ光を受光することによって、その光量に応じた値の電流Ipd(受光信号)を出力する。PD14bは、制御部31、抵抗RL、およびAPC回路904に接続されている。電流Ipdは、抵抗RLを介してグランドに流れる。抵抗RLのアノードの電圧Vpdは、電流Ipdと抵抗RLの抵抗値によって規定される。即ち、PD14bが電流Ipdを出力することによって、電圧Vpdが生成される。制御部31およびAPC回路904には当該電圧Vpdが入力される。
APC回路904は、基準電圧Vref1と電圧Vpdとを比較するコンパレータ(不図示)を内蔵している。APC回路904は、基準電圧Vref1と電圧Vpdとの比較結果に基づいて、コンデンサ911の電圧を制御する。即ち、APC回路904は、基準電圧Vref1>電圧Vpdの場合、コンデンサ911の電圧が増加するようにコンデンサ911を充電する。一方、APC回路904は、基準電圧Vref1<電圧Vpdの場合、コンデンサ911の電圧が減少するようにコンデンサ911から電荷を放電する。APC回路904は、基準電圧Vref1=電圧Vpdの場合、コンデンサ911の電圧を維持する。
制御部31は、APCが完了するとサンプルホールド信号によってスイッチ906の接続を解除する。スイッチ906が解除されることによって、コンデンサ911の電圧がホールドされる。
制御部31はレーザドライバ11にゲイン信号(gain)を入力する。制御部31は、レーザ光の各走査周期において、レーザ光がBDセンサ20を走査する直前に100%のゲイン信号をレーザドライバ11に入力する。一方、制御部31は、レーザ光の各走査周期において、レーザ光が感光ドラム25を走査する直前からレーザ光が感光ドラム25の走査を完了するまで100%未満の任意のゲイン信号をレーザドライバ11に出力する。任意のゲイン信号は、制御部31が濃度検出用トナーパターンの検出結果や温度あるいは湿度などの環境状態の検出結果に基づいて制御する。
図3(a)は、実施例1における制御部31の内部構成を示すブロック図である。図3(b)は、実施例1における制御部31が備える光量判定部32の内部構成を示すブロック図である。
制御部31は、光量判定部32、BD検出部34、BD−FG面特定部35、メモリ37、補正部38を備えている。光量判定部32はPD信号14cを検出する。光量判定部32は、PD信号14cの電圧が目標光量に対応する閾値電圧未満であるか否かを判定する。光量判定部32は、PD信号14cの電圧が目標光量に対応する閾値電圧未満である場合、Lowレベルの判定信号33をBD検出部34に出力する。光量判定部32は、PD信号14cの電圧が目標光量に対応する閾値電圧以上である場合、Highレベルの判定信号33をBD検出部34に出力する。
光量判定部32は、図3(b)に示すように、基準電圧生成部61、および分圧抵抗R1・R2、比較器62を備えている。コンパレータ62の非反転端子には電圧Vpdが入力される。基準電圧生成部61は、基準電圧Vref2を出力する。基準電圧Vref1と基準電圧Vref2は、同電位でも良いし異なる電位でも良い。基準電圧Vref2は、分圧抵抗R1と分圧抵抗R2によって分圧され、分圧された電圧Vdivがコンパレータ62の反転端子に入力される。
Vdivは後述する閾値電圧に相当する。Vdiv<Vref1となるように、基準電圧Vref2および分圧抵抗R1および分圧抵抗R2が設定されている。基準電圧Vref1と基準電圧Vref2は、同電位でも良いし異なる電位でも良い。分圧抵抗R1および分圧抵抗R2は固定値である。
コンパレータ62は、PD電圧Vpdと閾値電圧Vdivとを比較する。コンパレータ62は、Vpd<VdivにおいてLowレベルの判定信号33を出力する。コンパレータ62は、Vpd≧VdivにおいてHighレベルの判定信号33を出力する。
BD検出部34は、光量判定部32がLowレベルの判定信号33を出力している間、BD信号21をBD−FG面特定部35に入力しない。そのため、BD−FG面特定部35は、BD信号21とFG信号16の位相関係に基づく面特定を実行することができない。一方、BD検出部34は、光量判定部32が判定信号33をLowレベルからHighレベルに切り換えると、BD信号をBD−FG面特定部35に入力する。BD−FG面特定部35は、BD検出部34から入力されるBD信号21とFG信号16の位相関係に基づく面特定を実行する。BD−FG面特定部35は、面特定結果を補正部38に入力する。
次に閾値電圧Vdivの設定方法について説明する。図4(a)は、BDセンサ20として用いるある受光素子への入射光量とBD信号21の出力遅延時間の関係を示す図である。図4(b)は、図4の特性を示すBDセンサ20への入射光量と、BDセンサとは異なる受光素子であるPD14の入射光量と、の関係を示す図である。
本実施例の画像形成装置1に用いられるBDセンサ20は、レーザ光を受光してからBD信号21のアナログ波形が立ち上がるまでの出力遅延時間がBDセンサ20への入射光量によって異なる。即ち、図4(a)に示すように、BDセンサ20は、入射光量が175[μW]未満であると、入射光量の変化に対する出力遅延時間の変化(傾き)が大きくなる特性を示す。また、BDセンサ20は、入射光量が175[μW]以上であると、入射光量の変化に対する出力遅延時間の変化が小さくなる特性を示す。具体的には、BDセンサ20は、入射光量が175[μW]以上になると出力遅延時間がおよそ10[ns]程度に安定する。
APCを実行している期間以外のホールド期間においてBDセンサ20への入射光量の変動は抑制されるが、わずかに変動する。そのため、175[μW]未満の入射光量によって生成されたBD信号21の周期に変動が生じやすい。そのため、175[μW]以上のレーザ光を受光したBDセンサ20が生成するBD信号21の周期は、175[μW]未満のレーザ光を受光したBDセンサ20が生成するBD信号21の周期よりも変動が少ない。
そこで、本実施例の画像形成装置1は、BDセンサ20への入射光量が175[μW]以上においてBD信号の周期を用いた面特定処理が実行され、BDセンサ20への入射光量が175[μW]未満においてBD信号の周期を用いた面特定処理が実行されないように構成されている。
BDセンサ20への入射光量を175[μW]以上にするためには、PD14への入射光量を12.4[μW]以上にする必要がある。従って、本実施例の画像形成装置1において、面特定処理ために必要な最小の光量のレーザ光の光量は、PD14に入射する光量が12.4[μW]となる。12.4μWに対応する電圧を閾値電圧とする。例えば、BDセンサ20の入射光量の目標値を200[μW]とした場合には、PD14への入射光量は図4(b)に示すように14.4[μW]である。そのため、閾値である12.4[μW]は、BDセンサ20への目標入射光量である14.4[μW]の約86%に相当する。そこで図3に示すように、分圧抵抗R1とR2の抵抗値は、閾値(約86%)から決定されている。なお、基準電圧Vref1が上記200[μW]を示す電圧である。そして、閾値電圧に対応する光量は、BDセンサ20への目標入射光量よりも低い値である。
図5(a)は、制御部31備えられるBD−FG面特定部35の構成を示すブロック図である。図5(b)は、BD−FG面特定部35の面特定動作を説明するタイミングチャートである。
BDエッジ検出部71にはBD検出部34からBD信号21が入力される。BDエッジ検出部71は、図5(b)に示すように、BD信号の立下りエッジの発生タイミングを示すパルスを含むBDエッジ信号を出力する。なお、図5(b)に示すように、BDエッジ信号はローアクティブの信号であるものとする。
FGエッジ検出部72には波形生成部802からFG信号16が入力される。FGエッジ検出部72は、図5(b)に示すように、FG信号16の立下りエッジの発生タイミングを示すパルスを含むFGエッジ信号を出力する。なお、図5(b)に示すように、FGエッジ信号16はローアクティブの信号であるものとする。
FG−BDエッジ検出部73には、BDエッジ検出部71からBDエッジ信号が入力され、FGエッジ検出部72からFGエッジ信号が入力される。FG−BDエッジ検出部73は、図5(b)に示すように、BDエッジ信号の立下りに応じて立ち上がり、FG信号16の立ち下がりに応じて立下るBD−FGエッジ検出信号を出力する。
特定信号生成部75には、BD−FGエッジ検出信号とBD信号21を反転回路74によって反転させた/BD信号が入力される。特定信号生成部75は、BD−FGエッジ検出信号のパルス幅と、/BD信号の周期とを比較する。本実施例の画像形成装置は、ポリゴンミラー15aの1回転中にBD信号21が5つ生成され、FG信号16が4つ生成される。そのため、ポリゴンミラー15aの1回転中のFG信号16が生成されないBD周期が1つ存在する。例えば、図5(b)に示すように、5つの反射面のうちのE面によって生成されたBDエッジ信号とA面によって生成されたBDエッジ信号の間にはFGエッジ信号が生成されない。そのため、BD−FGエッジ信号のパルス幅は/BD信号のパルス間隔よりも長くなる。特定信号生成部75は、BD−FGエッジ信号のパルス幅>/BD信号のパルス間隔を検出したことに応じて面特定信号36をLowレベルからHighレベルに変化させる。そして、特定信号生成部75は、次の/BD信号のパルスが入力されたことに応じて面特定信号36をHighレベルからLowレベルに変化させる。面特定信号36がHighレベルの期間に半導体レーザ12から出射されたレーザ光が入射する反射面がA面となる。
面特定信号36は、図3に示す補正部38に入力される。補正部38には/BD信号も入力される。補正部38は内部にカウンタを備える。補正部38は、面特定信号36を基準にカウンタをリセットし、/BD信号のパルスが入力されるごとにカウンタのカウント値を1ずつインクリメントすることを繰り返す。ここで、ポリゴンミラー15aの反射面Aには面ID「0」、反射面Bには面ID「1」、反射面Cには面ID「2」、反射面Dには面ID「3」、反射面Eには面ID「4」が割り当てられている。そのため、補正部38は、カウンタのカウント値と面IDとに基づいて、半導体レーザ12から出射されたレーザ光が入射する反射面を順次特定することが可能となる。なお、面特定の方法はこれに限られるものではない。例えば、図11に示すような反射面ごとのBD信号21とFG信号16の位相差に基づいてレーザ光の入射面を特定しても良い。
メモリ37は、ポリゴンミラー15aの各反射面の面IDに対して個別に設定された補正データを記憶する。本実施例のメモリ37は、各反射面の面に対して個別に設定された倍率補正データを記憶する。例えば、面ID「0」には−0.0015%の縮小倍率データ、面ID「1」には+0.0022%の拡大倍率データ、面ID「2」には−0.0008%の縮小倍率データ、面ID「3」には+0.0016%の縮小倍率データ、面ID「4」には+0.0027%の拡大倍率データが割り当てられている。補正部38は、カウント値に対応する面IDの補正データをセットする。そして、セットした補正データに基づいて、入力画像データを補正する。以上のようにレーザ光が入射する反射面を特定し、特定結果に基づいて補正データを切り換えることによって反射面に応じた主走査方向の倍率補正を行うことができる。
ここで、上記面特定処理の課題を説明する。上述したように、ポリゴンミラー15aを駆動モータ700のロータ702に組み付けるときに、作業者は永久磁石703の着磁パターンとポリゴンミラー15aの複数の反射面の相対位置関係を特定しない。そのため、多数組み立てられる光走査装置の中にはBD信号21の立下りとFG信号の立下りの位相関係が非常に近接して発生する装置が含まれてします。図12は、BDnの立下りに対してFG信号の立下りが近接した発生することを示している。このような光走査装置において、BDセンサ20の出力遅延が制御部31の面特定結果の誤りをもたらす。
そこで、本実施例の画像形成装置1は、BDセンサ20への入射光量が175[μW]以上においてBD信号の周期を用いた面特定処理が実行され、BDセンサ20への入射光量が175[μW]未満においてBD信号の周期を用いた面特定処理が実行されないように構成されている。
画像形成装置1の待機状態において画像形成ジョブが入力されると、制御部31およびレーザドライバ11は起動制御を実行する。制御部31はポリゴンミラー15aの起動制御を実行するとともに、レーザドライバ11に半導体レーザ12の起動制御(初期APC)を実行させる。また、画像形成装置1の起動制御において生成されるBD信号21とFG信号16を用いて制御部31は上記面特定処理を実行する。
レーザドライバ11が実行する初期APCは、ポリゴンミラー15aの回転速度がFG信号16の周期に基づいて目標回転速度近傍に制御された状態から開始される。レーザドライバ31は、半導体レーザ12に供給する電流を徐々に増加させ、目標光量になったことに応じて電流値をホールドする。半導体レーザ12に供給する電流を徐々に増加させていく間にBDセンサ20にレーザ光が入射する。このときのレーザ光の入射光量は175[μW]未満であるので、BD信号の出力遅延時間が大きい。そして、出力遅延時間が大きい入射光量で面特定処理を実行すると、図12に示すBDnがFG信号の立下りの直前に生成されるべきであるにも関わらず、出力遅延時間が大きいためにBDnがFG信号の立下りの直後に生成されてしまう。このようなBD信号が大きな出力遅延を含む場合に面特定処理を実行すると、制御部31は面特定を精度良く行うことができない。
そこで、本実施例の画像形成装置の光量判定部32は、PD信号の電圧が閾値電圧以上になったことに応じてBD検出部34からBD−FG面特定部35へのBD信号の入力を許可する。BD−FG面特定部35は、BD検出部34からBD信号が入力されると面特定処理を実行し、BD信号が入力されない限り面特定処理を実行しない。
図7は、ポリゴンミラー15aの起動時のタイミングチャートである。図7において、画像形成装置1に画像形成ジョブが入力されたことに応じて、制御部31は、FG信号16の周期を用いた駆動モータ700のフィードバック制御ループを形成する。このフィードバックループを形成することによって、PLL制御回路804は、FG信号16の周期がFG信号用の基準クロックの周期になるようにモータ駆動回路に加速信号を送信する。加速信号に応じてモータ駆動回路805は駆動モータ700に供給する電流を制御する。コイル706に電流が供給されることによって駆動モータ700が回転を開始する。駆動モータ700が回転することによってFG信号16が生成される。制御部31は、FG信号16の周期が目標周期になるように駆動モータ700を制御する。
駆動モータ700が目標回転数近傍で回転した状態において、制御部31はレーザドライバ11に上記APCを実行させる(図6の「発光開始」)。レーザドライバ11がAPCを実行することによって、コンデンサ911の電圧が徐々に充電され、それに伴い、図6に示すようにPD信号15cの電圧Vpdが閾値電圧Vdivを超える。電圧Vpd≧電圧Vdivになったこと光量判定部32は判定信号33をLowレベルからHighレベルに切り換える。判定信号33がHighレベルに切り替わることによってBD信号がBD検出部34からBD−FG面特定部35に入力される。BD−FG面特定部36は、BD信号が入力されたことに応じて面特定を実行し、その結果である面特定信号36を出力する。
図7に示すようにBD抽出部34出力にて面特定を行えば、BD信号21とFG信号16の各々の出力タイミングは光学配置及びポリゴンモータの構造により一意的に決定するため、ポリゴンモータ15の回転数に因らず面特定信号36を得ることができる。
以上のように、BDセンサ20に入射する光量が閾値以上になってことに応じてBD信号の周期を用いた面特定処理を実行し、BDセンサ20に入射する光量が閾値未満の状態ではBD信号の周期を用いた面特定処理を実行しないことによって面特定処理の失敗による画像形成装置の誤動作を抑制することができる。

Claims (10)

  1. 供給される電流の値に応じた光量の光ビームを出射する光源と、
    前記光源から出射される光ビームが入射する第1の受光素子を含み、前記第1の受光素子に入射した光量に応じた電圧を出力する電圧出力手段と、
    複数の反射面を有し回転する回転多面鏡であって、前記光源から出射された光ビームが感光体上を走査するように前記複数の反射面によって前記光源から出射された光ビームを偏向する回転多面鏡と、
    前記複数の反射面それぞれによって偏向された光ビームが入射する第2の受光素子を含み、前記第2の受光素子に光ビームが入射することによって前記回転多面鏡の回転速度に応じた周期の周期信号を生成する周期信号生成手段と、
    前記第2の受光素子に入射する光ビームの光量が目標光量になるように、前記電圧出力手段が出力する電圧に基づいて前記光源に供給する電流の値を調整する光量調整手段と、
    前記周期信号に基づいて、前記複数の反射面のうちから前記光ビームが入射する反射面を特定する特定処理を実行する特定手段と、を備え、
    前記特定手段は、前記回転多面鏡の回転が開始した後、前記電圧出力手段が出力する電圧が前記目標光量より低い光量に対応する所定の閾値電圧に到達するまでは、前記面特定処理を実行せず、前記電圧出力手段が出力する電圧が前記所定の閾値電圧以上になったことに応じて前記面特定処理を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記複数の反射面それぞれに個別に対応させた補正データであって、前記複数の反射面に応じて前記光源を駆動するための駆動条件を補正するための補正データを記憶する記憶手段と、
    前記特定処理による特定結果と前記記憶手段によって記憶された補正データとに基づいて、前記複数の反射面それぞれに応じた制御条件によって前記光源を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記補正データは、前記光ビームの走査方向における画像の倍率を補正するための倍率補正データであって、
    前記制御手段は、前記特定処理の結果に基づいて前記複数の反射面それぞれに対応する画像データを当該対応する補正データに基づいて補正する補正手段を含むことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記回転多面鏡を回転させるロータと前記ロータに固定された永久磁石を備える駆動モータと、前記駆動モータが実装される回路基板と、前記回路基板に実装され、前記駆動モータのロータが回転することによる磁束変化を検出し、検出した結果に基づくホール素子信号を出力するホール素子と、を備え、
    前記特定手段は、前記ホール素子信号と前記周期信号の位相関係に基づいて前記面特定処理を実行することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記永久磁石にはS極とN極が前記回転多面鏡の回転方向に沿って交互に着磁されていることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記光量調整手段は、前記光源に供給する電流の値を規定するためのコンデンサと、前記目標光量に対応する基準電圧を生成する基準電圧生成手段と、を備え、前記第1の受光素子に入射した光量に応じた電圧と前記基準電圧とを比較した結果に基づいて前記コンデンサの電圧を制御し、
    前記光量調整手段は、画像形成ジョブが入力されたことに応じて前記コンデンサを充電することによって前記第2の受光素子に入力する前記光ビームの光量を前記目標光量まで増加させ、前記第2の受光素子に入力する前記光ビームの光量が前記目標光量に増加するまでに、前記第2の受光素子が出力する電圧は前記閾値電圧を超えることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 供給される電流の値に応じた光量の光ビームを出射する光源と、
    前記光源から出射される光ビームが入射する第1の受光素子を含み、前記第1の受光素子に入射した光量に応じた電圧を出力する電圧出力手段と、
    複数の反射面を有し回転する回転多面鏡であって、前記光源から出射された光ビームが感光体上を走査するように前記複数の反射面によって前記光源から出射された光ビームを偏向する回転多面鏡と、前記回転多面鏡を回転させるロータと前記ロータに固定された永久磁石を備える駆動モータと、前記駆動モータが実装される回路基板と、前記回路基板に実装され、前記駆動モータのロータが回転することによる磁束変化を検出し、検出した結果に基づくホール素子信号を出力するホール素子と、を有する偏向装置と、
    前記複数の反射面それぞれによって偏向された光ビームが入射する第2の受光素子を含み、前記第2の受光素子に光ビームが入射することによって前記回転多面鏡の回転速度に応じた周期の周期信号を生成する周期信号生成手段と、
    前記第2の受光素子に入射する光ビームの光量が目標光量になるように、前記電圧出力手段が出力する電圧に基づいて前記光源に供給する電流の値を調整する光量調整手段と、
    前記周期信号に基づいて、前記複数の反射面のうちから前記光ビームが入射する反射面を特定する特定処理を実行する特定手段と、を備え、
    前記特定手段は、前記回転多面鏡の回転が開始した後、前記電圧出力手段が出力する電圧が前記目標光量より低い光量に対応する所定の閾値電圧に到達するまでは、前記面特定処理を実行せず、前記電圧出力手段が出力する電圧が前記所定の閾値電圧以上になったことに応じて前記面特定処理を実行することを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記複数の反射面それぞれに個別に対応させた補正データであって、前記複数の反射面に応じて前記光源を駆動するための駆動条件を補正するための補正データを記憶する記憶手段と、
    前記特定処理による特定結果と前記記憶手段によって記憶された補正データとに基づいて、前記複数の反射面それぞれに応じた制御条件によって前記光源を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記補正データは、前記光ビームの走査方向における画像の倍率を補正するための倍率補正データであって、
    前記制御手段は、前記特定処理の結果に基づいて前記複数の反射面それぞれに対応する画像データを当該対応する補正データに基づいて補正する補正手段を含むことを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記永久磁石にはS極とN極が前記回転多面鏡の回転方向に沿って交互に着磁され、前記回転多面鏡が1回転する間における前記ホール素子信号の周期と前記周期信号の周期は異なることを特徴とする請求項8または9に記載の画像形成装置。
JP2016138750A 2016-07-13 2016-07-13 画像形成装置 Active JP6824653B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016138750A JP6824653B2 (ja) 2016-07-13 2016-07-13 画像形成装置
US15/646,996 US10126676B2 (en) 2016-07-13 2017-07-11 Image forming apparatus
CN201710569650.1A CN107621761B (zh) 2016-07-13 2017-07-13 图像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016138750A JP6824653B2 (ja) 2016-07-13 2016-07-13 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018010151A JP2018010151A (ja) 2018-01-18
JP6824653B2 true JP6824653B2 (ja) 2021-02-03

Family

ID=60942085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016138750A Active JP6824653B2 (ja) 2016-07-13 2016-07-13 画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US10126676B2 (ja)
JP (1) JP6824653B2 (ja)
CN (1) CN107621761B (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018032000A (ja) * 2016-08-26 2018-03-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 光走査装置、画像形成装置、反射面識別方法
US10532584B2 (en) * 2016-10-26 2020-01-14 Kyocera Document Solutions Inc. Laser scanning device, image forming apparatus, reflection surface identification method
JP6639532B2 (ja) * 2018-01-29 2020-02-05 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2019200376A (ja) * 2018-05-18 2019-11-21 キヤノン株式会社 走査装置及び画像形成装置
US11456754B2 (en) 2020-10-13 2022-09-27 Western Digital Technologies, Inc. Fixed size soft bit lossy compression in flash memory
CN112596353A (zh) * 2020-12-29 2021-04-02 南京立思辰智能设备有限公司 一种用于激光打印的高速扫描控制电路
CN112596354A (zh) * 2020-12-29 2021-04-02 南京立思辰智能设备有限公司 一种激光打印机的高速扫描控制系统及方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2746397B2 (ja) * 1988-12-29 1998-05-06 株式会社リコー 光走査装置
US6870559B2 (en) * 2002-04-01 2005-03-22 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP4756964B2 (ja) 2005-09-09 2011-08-24 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP5733897B2 (ja) 2010-01-20 2015-06-10 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP6087500B2 (ja) * 2010-11-17 2017-03-01 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP5818495B2 (ja) * 2011-04-21 2015-11-18 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2013240994A (ja) * 2012-04-26 2013-12-05 Canon Inc レーザ光間の位置ずれを補正する画像形成装置
JP6188395B2 (ja) * 2012-04-27 2017-08-30 キヤノン株式会社 画像形成位置の補正制御を行う画像形成装置及びその制御方法
US8982168B2 (en) * 2013-05-21 2015-03-17 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus
JP6178641B2 (ja) * 2013-06-28 2017-08-09 キヤノン株式会社 光走査装置及び画像形成装置
JP2015227986A (ja) * 2014-06-02 2015-12-17 株式会社リコー 光走査装置および光走査装置の調整方法、並びに画像形成装置
JP6671931B2 (ja) * 2015-11-16 2020-03-25 キヤノン株式会社 画像形成装置
JP2017219714A (ja) * 2016-06-08 2017-12-14 キヤノン株式会社 光走査装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN107621761A (zh) 2018-01-23
US20180017889A1 (en) 2018-01-18
CN107621761B (zh) 2021-05-11
US10126676B2 (en) 2018-11-13
JP2018010151A (ja) 2018-01-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6824653B2 (ja) 画像形成装置
US9400444B2 (en) Image forming apparatus with improved timing for emitting beam detect light beam
US10303080B2 (en) Image forming apparatus with improved timing for emitting beam detect light beam
US10481518B2 (en) Image forming apparatus which changes time period for masking detection of period of rotation synchronous signal
US10191403B2 (en) Image forming apparatus
CN107621760B (zh) 图像形成装置
US9229355B2 (en) Image forming apparatus that identifies a reflection surface of a rotating polygon mirror on which a light beam is incident
US9091955B2 (en) Image forming apparatus
US9873262B2 (en) Driving device of rotating polygonal mirror and image forming apparatus including the driving device
US10317813B2 (en) Image forming apparatus
US9891549B2 (en) Light scanning apparatus, image forming apparatus, and method of manufacturing light scanning apparatus
US9250562B2 (en) Image forming apparatus
US9482984B2 (en) Image forming apparatus for supplying and/or controlling correction current(s) to a laser
US9176323B2 (en) Optical scanning device, image forming apparatus having the same, and method therefor
US10831124B2 (en) Information processing apparatus and image forming apparatus with identification of reflective surface of rotating polygonal mirror
JP2010217847A (ja) 走査光学装置およびそれを備えた画像形成装置
JP2007057695A (ja) 光走査装置および該装置の制御方法
JP2015221530A (ja) 画像形成装置
JP2013059906A (ja) レーザ光出射装置、及び該レーザ光出射装置を備える画像形成装置
JP2011242494A (ja) 光走査装置,画像形成装置,制御方法,およびプログラム
JP6602123B2 (ja) 画像形成装置
JP2019049664A (ja) 画像形成装置
JP2016024387A (ja) 画像形成装置
JP2017039281A (ja) 画像形成装置
JP2018205382A (ja) 光走査装置、及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190704

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200707

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200904

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20201215

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210113

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6824653

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151