JP2019138947A - 情報処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 入力される主走査同期信号にノイズが混入してしまうと、画像コントローラは、ポリゴンミラーの面を正確に特定することができなくなってしまう可能性がある。この結果、それぞれの面に対応する適切な補正が行われなくなり、形成される潜像が歪んでしまう可能性がある。【解決手段】 特定部1010dは、作像用BD信号の立ち下がりエッジが検出されたときにマスク信号が‘L’である場合は、タイマ1010eのリセット及びスタートを実行する。また、特定部1010dは、作像用BD信号の立ち下がりエッジが検出されたときにマスク信号が‘H’である場合は、タイマ1010eをリセットせずにスタートさせる。この結果、作像用BD信号が‘L’である期間に発生するノイズに起因して反射面を誤判定してしまうことを抑制することができる。即ち、高精度に反射面が決定される。【選択図】 図8

Description

本発明は、画像データの補正を行い、画像形成装置へ画像データを送信する情報処理装置及び当該情報処理装置が接続される画像形成装置に関する。
従来、レーザを用いた電子写真方式の画像形成装置において、回転するポリゴンミラーにより偏向されるレーザ光が感光ドラムの外周面を走査することによって、感光ドラムの外周面に潜像が形成される構成が知られている。
レーザ光を偏向するポリゴンミラーの面の形状は面毎に異なる。面の形状が面毎に異なると、それぞれの面で偏向されたレーザ光によって感光ドラムの外周面に形成される潜像が歪んでしまう。
そこで、特許文献1では、入力される主走査同期信号の隣接するパルスの時間間隔に基づいて、レーザ光が偏向されるポリゴンミラーの面を画像コントローラが特定(面特定)する構成が述べられている。具体的には、画像コントローラは、隣接するパルスの時間間隔を測定し、測定結果に基づいてそれぞれのパルスに対応する面を特定する処理を行う。画像コントローラは、画像データに対して、それぞれの面に対応する補正(画像の書き出し位置等の補正)を行う。画像形成は、補正された画像データに基づいて行われる。なお、面特定は1ページ目の画像が形成される前に行われる。
特開2013−117699号公報
前記特許文献1において、入力される主走査同期信号にノイズが混入してしまうと、画像コントローラは、ポリゴンミラーの面を正確に特定することができなくなってしまう可能性がある。ポリゴンミラーの面が正確に特定されないと、それぞれの面に対応する適切な補正が行われなくなり、形成される潜像が歪んでしまう可能性がある。
上記課題に鑑み、本発明は、高精度に反射面を決定することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る情報処理装置は、
画像データを受信する第1の受信手段と、
前記第1の受信手段が受信した前記画像データに基づいて光を出力する光源と、
感光体と、
複数の反射面を有し、回転することにより前記複数の反射面を用いて前記光源から出力される前記光を偏向して前記感光体を走査する回転多面鏡と、
前記回転多面鏡によって偏向された前記光を受光する受光素子を備え、前記受光素子が前記光を受光することに応じて、第1レベルの信号と第2レベルの信号とを有する第1の信号を出力する受光部と、
前記複数の反射面のうち前記感光体の走査に用いられる反射面を特定する特定部と、
前記特定部によって特定された前記反射面に関する情報と前記第1の信号とに基づいて前記第1の信号と同期し、前記第1レベルの信号と前記第2レベルの信号とを有する第2の信号であって、前記第2の信号が前記複数の反射面のそれぞれに対応する前記第1レベルの期間を含み、前記複数の反射面のうち特定の反射面に対応する前記第1レベルである期間の長さが、前記複数の反射面のうち他の反射面に対応する前記第1レベルである期間の長さとは異なる長さになるように前記第2の信号を生成する生成手段と、
を含む画像形成手段を有する画像形成装置に接続され、前記画像データを前記画像形成手段に出力する情報処理装置において、
前記第2の信号を受信する第2の受信手段と、
前記第2の受信手段が受信した前記第2の信号が前記第2レベルから前記第1レベルに変化する第1の変化を検出する第1検出手段と、
前記第2の受信手段が受信した前記第2の信号が前記第1レベルから前記第2レベルに変化する第2の変化を検出する第2検出手段と、
前記第1の変化が検出される第1タイミングを起点とする所定期間に新たに前記第1の変化が検出された場合は、前記所定期間内に前記第1の変化が新たに検出される第2タイミングから当該第2タイミングの後の最初に前記第2の変化が検出されるまでの時間と、前記第1タイミングから前記第2タイミングよりも前の最後に前記第2の変化が検出されたタイミングまでの時間と、に基づいて、前記第1タイミングにおいて検出された前記第1の変化が前記特定の反射面に対応する変化であると決定し、前記所定期間内に前記第1の変化が検出されない場合は、前記第1タイミングから前記第2の変化が検出されるまでの時間に基づいて、前記第1タイミングにおいて検出された前記第1の変化が前記特定の反射面に対応する変化であると決定する決定手段と、
前記複数の反射面のそれぞれを示す情報を前記複数の反射面のそれぞれに対応する複数の補正データと関連付けて記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている前記補正データに基づいて、前記反射面に対応させて前記画像データを補正する補正手段と、
前記所定期間外に前記第1検出手段が前記第1の変化を検出することに応じて、前記補正手段によって補正された画像データを前記画像形成手段に出力するが、前記所定期間内に前記第1検出手段が前記第1の変化を検出しても前記補正された画像データを出力しない出力手段と、
を有し、
前記所定期間は、前記第1の信号が前記第2レベルから前記第1レベルに変化するタイミングから当該タイミングよりも後の最初に前記第1の信号が前記第2レベルから前記第1レベルに変化するタイミングまでの時間よりも短い時間に設定されることを特徴とする。
本発明によれば、高精度に反射面を決定することができる。
第1実施形態に係る画像形成装置を説明する断面図である。 リーダーによって読み取られた画像データの一例を示す図である。 第1実施形態に係るレーザスキャナユニットの構成を示すブロック図である。 レーザ光がBDセンサ1004の受光素子を走査することによって生成されたBD信号と当該レーザ光が偏向される面(面番号)との関係の一例を示す図である。 第1実施形態における各種信号とカウント数M1との関係を示すタイムチャートである。 第1実施形態に係るエンジン制御部が行う制御を説明するフローチャートである。 画像処理部の構成の一例を示すブロック図である。 マスク処理部によるマスク及びタイマの計測結果を示すタイムチャートである。 エンジン制御部から出力される作像用BD信号に基づいて反射面が特定される方法を説明するフローチャートである。 第1実施形態に係る画像制御部によって行われる制御を説明するフローチャートである。
以下に図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の形状及びそれらの相対配置などは、この発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲が以下の実施の形態に限定される趣旨のものではない。
〔第1実施形態〕
[画像形成動作]
図1は、モノクロの電子写真方式の複写機(以下、画像形成装置と称する)100の構成を示す断面図である。なお、画像形成装置は複写機に限定されず、例えば、ファクシミリ装置、印刷機、プリンタ等であっても良い。また、画像形成装置の形式はモノクロ及びカラーのいずれの形式であっても良い。
以下に、図1を用いて、画像形成装置100の構成および機能について説明する。図1に示すように、画像形成装置100は、画像読取装置(以下、リーダーと称する)700及び画像印刷装置701を有する。
リーダー700の読取位置において照明ランプ703によって照射された原稿からの反射光は、反射ミラー704A、704B、704C及びレンズ705からなる光学系によってカラーセンサ706に導かれる。リーダー700は、カラーセンサ706に入射された光を、ブルー(以下、Bと称する)、グリーン(以下、Gと称する)、レッド(以下、Rと称する)の色毎に読み取り、電気的な画像信号に変換する。更に、リーダー700は、B,G,Rの画像信号の強度に基づいて色変換処理を行うことによって画像データを得て、当該画像データを後述する画像制御部1007(図3参照)に出力する。
画像印刷装置701の内部には、シート収納トレイ718が設けられている。シート収納トレイ718に収納された記録媒体は、給紙ローラ719によって給送されて、搬送ローラ722,721,720によって停止状態のレジストレーションローラ(以下、レジローラと称する)723へ送り出される。搬送ローラ720によって搬送方向に搬送される記録媒体の先端は、停止状態のレジローラ723のニップ部に当接する。そして、記録媒体の先端が停止状態のレジローラ723のニップ部に当接している状態で搬送ローラ720が記録媒体を更に搬送することによって記録媒体が撓む。この結果、記録媒体に弾性力が働き、記録媒体の先端がレジローラ723のニップ部に沿って当接する。このようにして記録媒体の斜行補正が行われる。レジローラ723は、記録媒体の斜行補正が行われた後、後述するタイミングで記録媒体の搬送を開始する。なお、記録媒体とは、画像形成装置によって画像が形成されるものであって、例えば、用紙、樹脂シート、布、OHPシート、ラベル等は記録媒体に含まれる。
リーダー700によって得られた画像データは、画像制御部1007によって補正され、レーザ及びポリゴンミラーを含むレーザスキャナユニット707に入力される。また、感光ドラム708は、帯電器709によって外周面が帯電される。感光ドラム708の外周面が帯電された後、レーザスキャナユニット707に入力された画像データに応じたレーザ光が、レーザスキャナユニット707から感光ドラム708の外周面に照射される。この結果、感光ドラム708の外周面を覆う感光層(感光体)に静電潜像が形成される。なお、静電潜像がレーザ光によって感光層に形成される構成については後述する。
続いて、静電潜像が現像器710内のトナーによって現像され、感光ドラム708の外周面にトナー像が形成される。感光ドラム708に形成されたトナー像は、感光ドラム708と対向する位置(転写位置)に設けられた転写帯電器711によって記録媒体に転写される。なお、レジローラ723は、記録媒体の所定の位置にトナー像が転写されるようなタイミングに合わせて当該記録媒体を転写位置へ送り込む。
前述の如くして、トナー像が転写された記録媒体は、定着器724へ送り込まれ、定着器724によって加熱加圧されて、トナー像が記録媒体に定着される。トナー像が定着された記録媒体は、機外の排紙トレイ725へ排出される。
このようにして、画像形成装置100によって記録媒体に画像が形成される。以上が画像形成装置100の構成および機能についての説明である。
[静電潜像が形成される構成]
図2は、記録媒体1面分の画像を示す図である。図2に示す面番号は、ポリゴンミラー1002が有するそれぞれの反射面を示す番号であり、本実施形態では、ポリゴンミラー1002は4つの反射面を有する。
図2に示すように、ポリゴンミラー1002が有する複数の反射面のうちの1つの反射面によって偏向されるレーザ光が感光層を感光ドラム708の軸方向(主走査方向)に走査することによって、1走査分(1ライン分)の画像(静電潜像)が感光層に形成される。記録媒体1面分の静電潜像は、それぞれの面で偏向されるレーザ光の走査が感光ドラム708の回転方向(副走査方向)に繰り返し行われることによって感光層に形成される。
以下の説明においては、1ライン分の静電潜像に対応する画像のデータを画像データと称する。
[レーザスキャナユニット]
図3は、本実施形態におけるレーザスキャナユニット707の構成を示すブロック図である。以下に、レーザスキャナユニット707の構成について説明する。なお、本実施形態では、図3に示すように、エンジン制御部1009が設けられる基板Aは画像制御部1007が設けられる基板Bとは異なる基板である。また、エンジン制御部1009が設けられる基板Aは画像制御部1007が設けられる基板Bとケーブルで繋がれている(接続されている)。
図3に示すように、レーザ光はレーザ光源1000の両端部から出射される。レーザ光源1000の一端部から出射されたレーザ光はフォトダイオード1003に入射する。フォトダイオード(PD)1003は、入射されたレーザ光を電気信号に変換しPD信号としてレーザ制御部1008に出力する。レーザ制御部1008は、入力されたPD信号に基づいて、レーザ光源1000の出力光量が所定の光量となるように、レーザ光源1000の出力光量の制御(Auto Power Control、以下APCと称する)を行う。
一方、レーザ光源1000の他端部から出射されたレーザ光はコリメータレンズ1001を介して回転多面鏡としてのポリゴンミラー1002に照射される。
ポリゴンミラー1002は、不図示のポリゴンモータによって回転駆動される。ポリゴンモータは、エンジン制御部1009から出力される駆動信号(Acc/Dec)によって制御される。
回転するポリゴンミラー1002に照射されたレーザ光は、ポリゴンミラー1002によって偏向される。ポリゴンミラー1002により変更されたレーザ光による感光ドラム708の外周面の走査は図3に示す右から左方向に向かって行われる。
感光ドラム708の外周面を走査するレーザ光は、感光ドラム708の外周面上を等速で走査するようにF−θレンズ1005によって補正され、折り返しミラー1006を介して感光ドラム708の外周面に照射される。
また、ポリゴンミラー1002によって偏向されたレーザ光は、当該レーザ光を受光する受光素子を備える受光部としてのBD(Beam Detect)センサ1004に入射する。なお、本実施形態では、BDセンサ1004は、BDセンサ1004がレーザ光を検知してから再びレーザ光を検知するまでの期間において、BDセンサ1004がレーザ光を検知した後に当該レーザ光が感光ドラム708の外周面に照射される位置に配置される。具体的には、例えば、BDセンサ1004は、図3に示すように、ポリゴンミラー1002によって反射されたレーザ光が通過する領域のうち角度αで表される領域よりも外側の領域且つレーザ光が走査される方向において上流側の領域に配置される。
BDセンサ1004は、検出したレーザ光に基づいてBD信号を生成し、エンジン制御部1009に出力する。エンジン制御部1009は、入力されたBD信号に基づいて、ポリゴンミラー1002の回転周期が所定周期になるようにポリゴンモータを制御する。エンジン制御部1009は、BD信号の周期が所定周期に対応する周期になると、ポリゴンミラー1002の回転周期が所定周期になったと判断する。
エンジン制御部1009は、入力されるBD信号に応じて作像用BD信号を画像制御部1007へ出力する。作像用BD信号はBD信号と同期しており、生成部1009dによって後述する方法により生成される。作像用BD信号は、レーザ光が感光ドラム708を走査する1走査周期を示す信号に対応する。
画像制御部1007は、受信部1013に入力される作像用BD信号に応じて、補正された画像データをレーザ制御部1008へ出力する。なお、エンジン制御部1009及び画像制御部1007の具体的な制御構成については後述する。
レーザ制御部1008は、入力される画像データに基づいてレーザ光源1000を点灯させることによって、感光ドラム708の外周面に画像を形成するためのレーザ光を発生させる。このように、レーザ制御部1008は、情報処理装置としての画像制御部1007によって制御される。発生したレーザ光は、上述した方法で感光ドラム708の外周面に照射される。
なお、シートセンサ726が記録媒体を検知する位置から転写位置までの距離Lは、レーザ光が照射される感光ドラム708の外周面上の位置から転写位置までの感光ドラム708の回転方向における距離xよりも長い。具体的には、距離Lは、シートセンサ726が記録媒体の先端を検知してからレーザ光源1000からレーザ光が出射されるまでの期間に記録媒体が搬送される距離と距離xとを足し合わせた距離になる。なお、シートセンサ726が記録媒体の先端を検知してからレーザ光源1000からレーザ光が出射されるまでの期間においては、画像制御部1007による画像データの補正や画像制御部1007によるレーザ制御部1008の制御等が行われる。
以上が、レーザスキャナユニット707の構成の説明である。
[ポリゴンミラーの面を特定する方法]
画像制御部1007は、入力される作像用BD信号の周期に応じて、補正した画像データを、副走査方向における最上流の画像データから順にレーザ制御部1008に出力する。レーザ制御部1008は、入力される画像データに応じてレーザ光源1000を制御することによって、感光ドラム708の外周面上に画像を形成する。なお、本実施形態においては、ポリゴンミラー1002の面の数は4個であるが、ポリゴンミラー1002の面の数は4個に限定されるわけではない。
記録媒体に形成される画像は、ポリゴンミラー1002が有する複数の反射面により偏向されたレーザ光によって形成される。具体的には、例えば、図2に示すように、副走査方向における最上流の画像データに対応する画像は、ポリゴンミラー1002の第1面により偏向されたレーザ光によって形成される。また、副走査方向における最上流から2番目の画像データに対応する画像は、ポリゴンミラー1002の第1面とは異なる第2面により偏向されたレーザ光によって形成される。このように、記録媒体に形成される画像は、ポリゴンミラー1002が有する複数の反射面のうち異なる反射面により反射されたレーザ光によって形成される画像で構成される。
レーザ光を偏向するポリゴンミラーとして4個の反射面を有するポリゴンミラーが用いられる場合、ポリゴンミラー1002の隣接する2つの反射面がなす角度は正確には90°でない可能性がある。具体的には、4個の反射面を有するポリゴンミラーを回転軸方向から見た場合に、隣接する2つの辺がなす角度が正確には90°でない(即ち、回転軸方向から見たポリゴンミラーの形状が正方形でない)可能性がある。なお、n個(nは正の整数)の反射面を有するポリゴンミラーが用いられる場合、回転軸方向から見たポリゴンミラーの形状が正n角形でない可能性がある。
4個の反射面を有するポリゴンミラーが用いられる場合、ポリゴンミラーの隣接する2つの反射面がなす角度が正確に90°でないと、レーザ光によって形成される画像の位置や大きさが、反射面ごとに異なってしまう。その結果、感光ドラム708の外周面上に形成される画像に歪みが生じ、記録媒体に形成される画像にも歪みが生じてしまう。
そこで、本実施形態では、ポリゴンミラー1002が有する複数の反射面のそれぞれに対応する補正量(補正データ)による補正(書き出し位置の補正等)が画像データに対して行われる。この場合、レーザ光が偏向される面を特定する構成が必要となる。以下に、レーザ光が偏向される面を特定する方法の一例を説明する。本実施形態では、ポリゴンミラー1002が備える複数の反射面のうちレーザ光を偏向(反射)する面を、エンジン制御部1009に設けられた面特定部1009aが特定する。
図4(A)は、レーザ光がBDセンサ1004の受光面を走査することによって生成されたBD信号と当該レーザ光が偏向される面(面番号)との関係の一例を示す図である。図4(A)に示すように、BD信号のパルスが立ち下がってから当該BD信号が立ち下がった後の最初にBD信号が立ち下がるまでの時間(走査周期)は、ポリゴンミラー1002の面ごとに異なる。なお、走査周期は、レーザ光がBDセンサ1004の受光面を走査してから、レーザ光が当該受光面を走査した後の最初に再びレーザ光が受光面を走査するまでの時間に対応する。
図4(A)では、面番号1に対応する周期はT1、面番号2に対応する周期T2、面番号3に対応する周期はT3、面番号4に対応する周期はT4と示されている。なお、それぞれの周期は面特定部1009aに設けられたメモリ1009cに格納されている。
面特定部1009aは、レーザ光が偏向される面(面番号)を以下の方法で特定する。具体的には、面特定部1009aは、図4(B)に示すように、BD信号の連続する4つの走査周期に対して面番号A乃至Dを設定する。そして、面特定部1009aは、面番号A乃至Dのそれぞれについての走査周期を複数回(例えば32回)測定し、測定した周期の平均値を面番号A乃至Dのそれぞれについて算出する。
エンジン制御部1009は、算出した周期と、メモリ1009cに格納されている周期T1乃至T4と、に基づいて面番号A乃至Dがそれぞれ面番号1乃至4のどれに対応するかを特定する。
以上のようにして、面特定部1009aは、レーザ光が偏向される面(ポリゴンミラー1002が有する複数の反射面のうち感光ドラム708の走査に用いられる反射面)の番号を、入力されるBD信号に基づいて特定する。
<エンジン制御部>
次に、本実施形態におけるエンジン制御部1009が行う制御について、図3及び図5を用いて説明する。
図3に示すように、面特定部1009aは、複数の反射面のうちBDセンサ1004の受光面を走査するレーザ光が偏向される反射面を示す面情報を記憶する面カウンタ1009bを有する。
図5は、各種信号と面カウンタ1009bのカウント数M1との関係を示すタイムチャートである。なお、面カウンタ1009bのカウント数M1は面情報に対応する。
ポリゴンミラー1002の回転周期が所定周期になると(時刻t1)、エンジン制御部1009(面特定部1009a)は、入力されるBD信号に基づいて、前述した方法で面番号の特定(面の判定)を行う。
エンジン制御部1009は、面特定部1009aによる面番号の特定(推定)が終了する時刻t2から、面カウンタ1009bによるカウントを開始する。具体的には、面番号の特定が終了すると、エンジン制御部1009は、面番号の特定が終了した後の最初に入力されるBD信号に対応する面番号を面カウンタ1009bのカウント数M1の初期値として設定する。エンジン制御部1009は、カウント数M1の初期値を設定した後は、例えば、入力されるBD信号の立ち下がりエッジを検出するごとにカウント数M1を更新する。なお、ポリゴンミラー1002がn個(nは正の整数)の反射面を有する場合、M1は1≦M1≦nを満たす正の整数である。
その後、面の判定が完了したことがエンジン制御部1009から画像制御部1007に通信I/F1009eを介して通知されると、CPU151は印刷を実行する(記録媒体に画像を形成する)指示を通信I/F1012を介してエンジン制御部1009に出力する(タイミングA)。この結果、エンジン制御部1009はレジローラ723の駆動を開始する。その結果、シートセンサ726によって記録媒体の先端が検知される(タイミングB)。なお、タイミングAは、画像形成装置100に入力された印刷ジョブの処理時間に応じてCPU151によって決定される。即ち、タイミングAは、図5に示すタイミングに限定されるわけではない。また、本実施形態では、図5に示す検知結果がローレベルになったことが、シートセンサ726が記録媒体の先端を検知したことに対応する。
面の判定が完了すると、生成部1009dは、面特定部1009aによって特定された面情報とBDセンサ1004から出力されるBD信号とに基づいて、作像用BD信号を生成する。具体的には、生成部1009dは、特定の反射面(本実施形態では面‘1’)を示す作像用BD信号が‘L(ローレベル)’である時間を他の反射面を示す作像用BD信号が‘L(ローレベル)’である時間とは異なる時間に設定する。より具体的には、図5に示すように、面番号‘1’に対応する作像用BD信号が‘L’である時間を他の面番号‘2’、‘3’及び‘4’とは異なる時間に設定する。なお、本実施形態では、面番号‘1’に対応する作像用BD信号が‘L’である時間taは、他の面番号‘2’、‘3’及び‘4’に対応する作像用BD信号が‘L’である時間よりも長い時間に設定される。
エンジン制御部1009は、BDセンサ1004から出力されるBD信号に応じて(同期して)、生成部1009dによって生成された信号を作像用BD信号として出力する。
エンジン制御部1009は、出力した作像用BD信号のパルスの数をカウントするカウンタ1009fを有する。また、図3に示すように、エンジン制御部1009には、記録媒体の搬送方向においてレジローラ723の下流側に設けられた、記録媒体の先端の到達を検知するシートセンサ726の検知結果が入力される。エンジン制御部1009は、シートセンサ726が記録媒体の先端を検知したことを示す信号がシートセンサ726から入力されると、カウンタ1009fを用いて、出力した作像用BD信号のパルスの数のカウントを開始する。エンジン制御部1009は、カウントしたパルスの数が、記録媒体1ページ分(期間Ta)に相当するパルスの数に到達すると、レジローラ723の駆動を停止する。
図6は、本実施形態におけるエンジン制御部1009が行う制御を説明するフローチャートである。なお、図6に示すフローチャートの処理は、エンジン制御部1009によって実行される。また、以下の説明において、エンジン制御部1009は、面特定が完了した後、入力されるBD信号の立ち下がりエッジを検出するごとにカウント数M1を更新する。
印刷ジョブが開始されると、S101において、エンジン制御部1009は、ポリゴンミラー1002を回転駆動するモータ(ポリゴンモータ)の駆動を開始する。
S102において、ポリゴンミラー1002の回転周期が所定周期になると、S103において、エンジン制御部1009は、面特定を開始する(時刻t1)。
そして、S104において、エンジン制御部1009が面特定を完了すると(時刻t2)、処理はS105に進む。
その後、S105において、エンジン制御部1009は、面番号の特定が終了した後の最初に入力されるBD信号に対応する面番号を面カウンタ1009dのカウント数M1の初期値として設定する。なお、初期値が設定されると、エンジン制御部1009は、入力されるBD信号の立ち下がりエッジを検出するごとにカウント数M1を更新する。
次に、S106において、エンジン制御部1009は、面特定が完了したことを通信I/F1009eを介して画像制御部1007に通知する。
そして、S107において、エンジン制御部1009は、作像用BD信号の出力を開始する。
S108において、エンジン制御部1009は、記録媒体に画像を形成する指示をCPU151から受信すると、S109において、レジローラ723の駆動を開始する。この結果、記録媒体の搬送が開始される。
その後、S110において、シートセンサ726が記録媒体の先端を検知したことを示す信号がエンジン制御部1009に入力されると、S111において、エンジン制御部1009は、出力した作像用BD信号のパルスのカウントを開始する。なお、エンジン制御部1009は、例えば、出力した作像用BD信号のパルスの立ち下がりをカウントする。
S112において、カウントしたパルスの数が記録媒体1枚分(期間Ta)に相当するパルスの数に到達すると、S113において、エンジン制御部1009は、出力した作像用BD信号のパルスのカウントを終了し、S114において、エンジン制御部1009は当該カウント数をリセットする。
更にS115において、エンジン制御部1009は、レジローラ723の駆動を停止する。
次に、S116において、印刷ジョブが終了しない場合は、処理は再びS108に戻る。
また、S116において、印刷ジョブが終了する場合は、エンジン制御部1009は、S117において、作像用BD信号の出力を停止し、S118において、ポリゴンミラー1002の駆動を停止して、このフローチャートの処理を終了する。
以上が、エンジン制御部1009が行う制御についての説明である。
<画像制御部>
{画像処理部による面の特定方法}
次に、画像制御部1007が行う制御について説明する。図3に示すように、画像制御部1007は、複数の反射面のうちBDセンサ1004の受光面を走査するレーザ光が偏向される反射面を示す面情報を特定し、当該面情報に基づいて画像データを補正する画像処理部1010を有する。以下に、画像処理部1010の機能を説明する。
図7は、画像処理部1010の構成の一例を示すブロック図である。図7に示すように、画像処理部1010は、入力される作像用BD信号の第1の変化としての立ち下がりエッジを検出する第1検出部1010a及び入力される作像用BD信号の第2の変化としての立ち上がりエッジを検出する第2検出部1010bを有する。また、画像処理部1010は、第1検出部1010aから出力される検出結果に応じてマスク信号を出力するマスク処理部1010cを有する。また、画像処理部1010は、複数の反射面のうちBDセンサ1004の受光面を走査するレーザ光が偏向される反射面を特定する特定部1010dを有する。更に、画像処理部1010は、特定部1010dによって特定された反射面に関する情報に基づいて画像データを補正する画像補正部1011を有する。
第1検出部1010aは、入力される作像用BD信号の立ち下がりエッジを検出すると、立ち下がりエッジを検出したことを示す信号をマスク処理部1010c、特定部1010d及び画像補正部1011に出力する。
また、第2検出部1010bは、入力される作像用BD信号の立ち上がりエッジを検出すると、立ち上がりエッジを検出したことを示す信号を特定部1010dに出力する。
特定部1010dは、作像用BD信号が‘L’である時間を第1検出部1010a及び第2検出部1010bの検出結果に基づいて計測するタイマ1010eと特定された反射面を示す面情報を記憶する面カウンタ1010fとを有する。なお、面カウンタ1010fのカウント数M2は面情報に対応する。
特定部1010dは、立ち下がりエッジを検出したことを示す信号が第1検出部1010aから出力されると、タイマ1010eをリセットする。また、特定部1010dは、立ち上がりエッジを検出したことを示す信号が第2検出部1010bから出力されると、タイマ1010eをストップさせる。
特定部1010dは、タイマ1010eの計測結果に基づいて反射面を特定する。具体的には、タイマ1010eによる計測時間tが所定時間tcより大きい場合は、特定部1010dは、画像制御部1007に入力された作像用BD信号が面‘1’を示す信号であると判定する。なお、所定時間tcは、面番号‘1’に対応する作像用BD信号が‘L’である時間taよりも短い時間且つ他の面番号‘2’、‘3’及び‘4’に対応する作像用BD信号が‘L’である時間よりも長い時間に設定される。
特定部1010dは、画像制御部1007に入力された作像用BD信号が面‘1’を示す信号であると判定すると、面カウンタ1010fのカウント数M2を‘1’に設定する。
特定部1010dは、立ち下がりエッジを検出したことを示す信号が第1検出部1010aから出力される毎に、面カウンタ1010fのカウント数M2を更新する。面カウンタ1010fのカウント数M2は、面番号として画像補正部1011に出力される。なお、ポリゴンミラー1002がn個(nは正の整数)の反射面を有する場合、M2は1≦M2≦nを満たす正の整数である。
画像補正部1011は、立ち下がりエッジを検出したことを示す信号が第1検出部1010aから出力されることに応じて、補正された画像データを出力する。なお、画像補正部1011が画像データを補正する方法については後述する。
図8は、タイマ1010dの計測結果を示すタイムチャートである。図8(a)は、マスク処理部1010cからマスク信号が出力されない場合のタイマ1010dの計測結果を示すタイムチャートである。図8(b)は、マスク処理部1010cからマスク信号が出力される場合のタイマ1010dの計測結果を示すタイムチャートである。図8に示すように、タイマ1010dは、クロック信号(CLK)に基づいて時間を計測する。
図8(a)に示すように、作像用BD信号が‘L’である期間にノイズ600が発生すると(時刻tn)、当該ノイズ600に起因して作像用BD信号の立ち上がり及び立ち下がりが発生する。特定部1010dは、当該ノイズ600の立ち下がりを第1検出部1010aが検出することに応じてタイマ1010eをリセットしてしまう。
例えば、時刻t1からノイズ600に起因する立ち上がりエッジが検出される時刻tn1までの時間が所定時間tcより短いと、特定部1010dは、計測対象の信号が面‘1’ではなく他の面を示す信号であると判定してしまう。そして、ノイズ600の立ち下がりに起因してタイマ1010eがリセットされ、ノイズ600に起因する立ち下がりエッジが検出される時刻tn2から時刻t2までの時間が計測される。当該計測時間が所定時間tcより短いと、特定部1010dは、計測対象の信号が面‘1’ではなく他の面を示す信号であると判定してしまう。即ち、ノイズ600の立ち下がりに起因してタイマ1010eがリセットされると、特定部1010dは、計測対象の信号が‘L’である時間は実際には所定時間tcよりも長い時間であるにもかかわらず、計測対象の信号が‘L’である時間が所定時間tcよりも短い時間であると判定してしまう。即ち、計測対象の信号が面‘1’を示す信号であるにもかかわらず、計測対象の信号が他の面を示す信号であると判定されてしまう。このような誤判定が生じると、画像データの補正が適切に行われない可能性がある。
そこで、本実施形態では、以下の構成が適用されることによって、高精度に反射面が決定される。
本実施形態では、立ち下がりエッジを検出したことを示す信号が第1検出部1010aから出力されると、マスク処理部1010cは、マスク信号を‘H(ハイレベル)’にして特定部1010d及び画像補正部1011に出力する。即ち、マスク処理部1010cは、立ち下がりエッジを検出したことを示す信号が第1検出部1010aから出力されることを起点としてマスク信号を‘H’にして出力する。なお、本実施形態では、マスク信号が‘H’である時間は、それぞれの面番号に対応する走査周期T1乃至T4のうち最も短い周期の95%の時間に設定される。また、本実施形態では、図8(b)に示すように、BDセンサ1004がレーザ光を受光することに起因する立ち下がりエッジが検出されると、マスク信号が‘H’になるが、この限りではない。例えば、BDセンサ1004がレーザ光を受光することに起因する立ち下がりエッジが検出されてから、当該検出が行われたタイミングよりも後の最初にBDセンサ1004がレーザ光を受光することに起因する立ち下がりエッジが検出されるまでの期間内の所定期間において、マスク信号が‘H’である構成でもよい。
特定部1010dは、マスク信号が‘H’である期間は、立ち下がりエッジを検出したことを示す信号が第1検出部1010aから出力されたとしても、面カウンタ1010fのカウント数M2の更新を行わない。この結果、立ち下がりエッジが検出されてから当該エッジの次の立ち下がりエッジが検出されるまでの間にノイズが発生することに起因してカウント数M2とレーザ光が偏向されている反射面とが異なってしまうことを抑制することができる。
また、画像補正部1011は、マスク信号が‘H’である期間は、立ち下がりエッジを検出したことを示す信号が第1検出部1010aから出力されても、画像データの出力を行わない。この結果、ノイズによる作像用BD信号の立ち下がりのタイミングで画像データが出力されてしまうことを抑制することができる。
また、本実施形態では、特定部1011dは、マスク信号が‘H’である期間は、タイマ1010eを以下のように制御する。具体的には、図8(b)に示すように、立ち上がりエッジを検出したことを示す信号が第2検出部1010bから出力されると、特定部1011dは、タイマ1010eによる時間の計測を一時的にストップさせる。そして、立ち下がりエッジを検出したことを示す信号が第1検出部1010aから出力されたときにマスク信号が‘H’である場合、特定部1011dは、タイマ1010eをリセットせずにリスタートさせる。
特定部1010dは、タイマ1010eをリセットさせてから当該リセット後に最初にタイマ1010eをリセットするまでに経過した時間に基づいて、反射面の特定を行う。
このような構成によって、作像用BD信号が‘L’である時間に基づいて反射面を特定する際にノイズに起因して面番号の特定を誤ってしまうことを抑制することができる。
図9は、エンジン制御部1009から出力される作像用BD信号に基づいて特定部1010dが反射面を特定する方法を説明するフローチャートである。図9に示すフローチャートの処理は、CPU151によって実行される。なお、このフローチャートの処理が行われている期間中、マスク処理部1010cは、マスク信号が‘L(ローレベル)’である状態において立ち下がりエッジが検出されるとマスク信号を‘H’にする。
S201において、立ち下がりエッジを検出したことを示す信号が第1検出部1010aから出力されると、CPU151は処理をS202に進める。
S202において、マスク信号が‘H’である場合は、CPU151は処理をS204に進める。
また、S202において、マスク信号が‘L’である場合は、S203において、CPU151は、タイマ1010eの計測時間をリセットするように特定部1010dを制御する。この結果、タイマ1010eの計測時間がリセットされる。なお、S202において、マスク信号が‘L’である場合、マスク処理部1010cはマスク信号を‘H’にする。
その後、S204において、CPU151は、タイマ1010eによる時間の計測をスタートするように特定部1010dを制御する。この結果、タイマ1010eによる時間の計測がスタートされる。
次に、S205において、立ち上がりエッジを検出したことを示す信号が第2検出部1010bから出力されると、S206において、CPU151は、タイマ1010eによる時間の計測をストップさせるように特定部1010dを制御する。この結果、タイマ1010eによる時間の計測がストップする。
そして、S207において、タイマ1010eによる計測時間tが所定時間tc未満である場合は、処理はS201に戻る。
また、S207において、タイマ1010eによる計測時間tが所定時間tc以上である場合は、S208において、CPU151は、面カウンタ1010fのカウント数M2を‘1’に設定するように特定部1010dを制御する。この結果、面カウンタ1010fのカウント数M2が‘1’に設定される。
そして、CPU151は、このフローチャートの処理を終了する。
{画像データの出力タイミング}
画像処理部1010は、エンジン制御部1009から画像制御部1007に入力される作像用BD信号に基づいて、補正後の画像データを出力する。具体的には、画像処理部1010は、記録媒体の先端を検知したことを示す信号がシートセンサ726から出力されてからy個(本実施形態では、10個)の作像用BD信号が入力されると(即ち、11個目のパルスから)、補正後の画像データの出力を開始する。
このように、本実施形態では、シートセンサ726が記録媒体の先端を検知してから作像用BD信号が10パルス出力されると、補正後の画像データの出力が開始される。この結果、記録媒体の所定の位置に画像が形成される。
{画像データの補正}
補正手段としての画像補正部1011は、図2において説明した1ページ分の画像を構成する複数のデータのうち副走査方向における最上流の画像データである画像データAから順に画像データを補正する。具体的には、例えば、画像データAに対応する画像が面番号1に対応する反射面によって偏向されるレーザ光によって形成される画像である場合、画像補正部1011は、面番号1に対応する補正を、画像データAに対して行う。より具体的には、画像補正部1011は、メモリ1011aから面番号‘1’に対応する補正データを読み出す。そして、画像補正部1011は、画像データAを、読み出した補正データに基づいて補正する。その後、画像補正部1011は、副走査方向において画像データAよりも下流側の複数の画像データのうち、最上流の画像データBを、メモリ1011aに記憶されている面番号‘2’に対応する補正データに基づいて補正する。このように、メモリ1011aには、それぞれの面番号に対応する補正データが面番号に関連付けて格納されている。
このような構成によって、面番号‘m’(mは1から4までの整数)に対応する補正データによって補正された画像データに応じたレーザ光が面番号‘m’に対応する反射面によって偏向される。
画像補正部1011は、記録媒体1面分の画像データの補正が完了するまで、上述の処理を行う。
画像補正部1011は、上述のようにして領域ごとに補正された画像データを、下流側から(即ち、画像データAから)順番に領域ごとにレーザ制御部1008に出力する。なお、画像補正部1011は、作像用BD信号の立ち下がりエッジが検出される度に(即ち、作像用BD信号の周期に応じて)、1個分の画像データをレーザ制御部1008に出力する。なお、本実施形態では、画像補正部1011は、作像用BD信号に同期して、画像データの補正及び補正された画像データの出力を行うが、この限りではない。例えば、画像補正部1011は、予め画像データをカウント数M2に基づいて補正し、当該予め補正された画像データを作像用BD信号に同期してレーザ制御部1008に出力する構成でもよい。
画像補正部1011には、出力した画像データの個数をカウントするカウンタ(不図示)が内蔵されており、当該カウンタのカウントが記録媒体1枚分(1ページ分)に到達すると、画像データの出力を停止する。
図10は、画像制御部1007によって行われる制御を説明するフローチャートである。なお、図7に示すフローチャートの処理は、CPU151によって実行される。なお、以下の説明において、面カウンタ1010fから画像補正部1011へ出力される面番号は、カウント数M2が更新される度に更新される。また、図10に示すフローチャートが実行されている期間中、画像制御部1007(画像補正部1011)は、出力した画像データの領域の個数をカウントしている。
S301において、面特定が完了したことが通信I/F1012を介してエンジン制御部1009から通知されると、S302において、CPU151は、記録媒体への画像形成を行う指示をエンジン制御部1009に出力する。その結果、エンジン制御部1009はレジローラ723の駆動を開始する。
その後、S303において、シートセンサ726が記録媒体の先端を検知したことを示す信号が画像制御部1007に入力されると、CPU151は処理をS304に進める。
S304において、作像用BD信号が所定数(本実施形態では10個)入力されると(作像用BD信号の立ち下がりエッジが所定回数検出されると)、処理はS305に進む。
S305において、次の作像用BD信号(本実施形態では11個目)が入力されると、S306において、CPU151は、カウント数M2が示す面番号に基づいて、画像データの補正を行うように画像補正部1011を制御する。この結果、画像補正部1011は、カウント数M2が示す面番号に基づいて、画像データの補正を行う。
そして、S307において、CPU151は、S306において補正された画像データを、作像用BD信号に同期してレーザ制御部1008に出力するように画像補正部1011を制御する。その結果、補正された画像データが作像用BD信号に同期してレーザ制御部1008に出力される。
画像制御部1007は、記録媒体1面分(1ページ分)の画像データを出力するまで、S305からS307までの処理を繰り返し行う。
以降、CPU151は、印刷ジョブが終了するまで上述の処理を繰り返し行う。
以上のように、本実施形態では、生成部1009dは、特定の反射面(本実施形態では面‘1’)を示す作像用BD信号が‘L’である時間を他の反射面を示す作像用BD信号が‘L’である時間とは異なる時間に設定する。エンジン制御部1009は、生成部1009dによって生成された作像用BD信号を画像制御部1007に出力する。
特定部1010dは、入力される作像用BD信号が‘L’である時間を計測することによって、レーザ光が偏向される反射面を特定する。具体的には、特定部1010dは、作像用BD信号の立ち下がりエッジが検出されたときにマスク信号が‘L’である場合は、タイマ1010eのリセット及びスタートを実行する。また、特定部1010dは、作像用BD信号の立ち下がりエッジが検出されたときにマスク信号が‘H’である場合は、タイマ1010eをリセットせずにスタートさせる。また、特定部1010dは、作像用BD信号の立ち上がりエッジが検出されると、タイマ1010eをストップさせ、当該タイマ1010eの計測結果に基づいて反射面を決定する。この結果、作像用BD信号が‘L’である期間に発生するノイズに起因して反射面を誤判定してしまうことを抑制することができる。即ち、高精度に反射面が決定される。その結果、画像データの補正が適切に行われなくなることを抑制することができる。
なお、本実施形態では、第2検出部によって作像用BD信号の立ち上がりエッジが検出されると、タイマ1010eによる計測がストップされたが、計測が継続される構成でもよい。特定部1010dは、第2検出部によって作像用BD信号の立ち上がりエッジが検出されたときのタイマ1010eの計測時間に基づいて作像用BD信号が‘L’である時間を決定する。
また、本実施形態では、マスク信号が‘H’である状態において作像用BD信号の立ち下がりエッジが検出されると、タイマ1010eによる計測がリセットされずにスタートされたが、タイマ1010eによる計測がリセットされる構成でもよい。この場合、特定部1010dは、以下のようにして作像用BD信号が‘L’である時間を決定する。具体的には、特定部1010dは、マスク信号が‘L’である状態において作像用BD信号の立ち下がりエッジが検出されると、タイマ1010eによる計測がリセット及びスタートさせる。そして、立ち上がりエッジが検出されたときのタイマ1010eの計測時間としての第1の計測時間を記憶する。その後、特定部1010dは、マスク信号が‘H’である状態において作像用BD信号の立ち下がりエッジが検出されると、タイマ1010eによる計測がリセット及びスタートさせる。そして、特定部1010dは、立ち上がりエッジが検出されたときのタイマ1010eの計測時間としての第2の計測時間を記憶する。特定部1010dは、第1の計測時間と第2の計測時間との合計時間に基づいて、作像用BD信号が‘L’である時間を決定する。
また、本実施形態では、面特定部1010dは、エンジン制御部1009から出力された作像用BD信号が‘L’である時間に基づいて面番号を決定したが、この限りではない。例えば、面特定部1010dは、エンジン制御部1009から出力された作像用BD信号が‘H’である時間に基づいて面番号を決定してもよい。
なお、本実施形態では、モノクロの電子写真方式の複写機について説明したが、本実施形態の構成は、カラーの電子写真方式の複写機にも適用される。
また、本実施形態では、エンジン制御部1009は、作像用BD信号の出力を開始すると、出力した作像用BD信号のパルス数のカウントを開始したが、この限りではない。例えば、エンジン制御部1009は、画像制御部1007からレーザ制御部1008への画像データの出力が開始されると、出力した作像用BD信号のパルス数のカウントを開始する構成でもよい。
本実施形態におけるレーザ光源1000、ポリゴンミラー1002、感光ドラム708、BDセンサ1004及びエンジン制御部1009は、画像形成手段に含まれる。
また、本実施形態では、画像制御部1007は、補正後の画像データをレーザ制御部1008に出力したが、この限りではない。例えば、画像制御部1007は補正後の画像データをエンジン制御部1009に出力し、エンジン制御部1009がレーザ制御部1008に当該画像データを出力する構成であってもよい。即ち、画像制御部1007は、補正後の画像データを画像形成手段に出力する構成であればよい。
また、本実施形態では、シートセンサ726は転写位置より上流側且つレジローラ723より下流側に設けられたが、この限りではない。例えば、シートセンサ726がレジローラ723よりも上流側に設けられてもよい。
また、本実施形態では、図4及び図5において説明したように、BD信号の周期に基づいて面番号が特定されたが、面番号が特定される方法はこれに限定されるわけではない。例えば、ポリゴンミラーを回転駆動するモータの回転周期を示す信号(例えば、エンコーダの信号やFG信号等)とBD信号との位相差に基づいて面番号が特定されてもよい。
100 画像形成装置
151 CPU
707 レーザスキャナユニット
708 感光ドラム
1000 レーザ光源
1002 ポリゴンミラー
1004 BDセンサ
1007 画像制御部
1008 レーザ制御部
1009 エンジン制御部
1009a 面特定部
1009d 生成部
1010 画像処理部
1010a 第1検出部
1010b 第2検出部
1010d 特定部
1010f 面カウンタ
1011 画像補正部
1011a メモリ
1013 受信部

Claims (12)

  1. 画像データを受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段が受信した前記画像データに基づいて光を出力する光源と、
    感光体と、
    複数の反射面を有し、回転することにより前記複数の反射面を用いて前記光源から出力される前記光を偏向して前記感光体を走査する回転多面鏡と、
    前記回転多面鏡によって偏向された前記光を受光する受光素子を備え、前記受光素子が前記光を受光することに応じて、第1レベルの信号と第2レベルの信号とを有する第1の信号を出力する受光部と、
    前記複数の反射面のうち前記感光体の走査に用いられる反射面を特定する特定部と、
    前記特定部によって特定された前記反射面に関する情報と前記第1の信号とに基づいて前記第1の信号と同期し、前記第1レベルの信号と前記第2レベルの信号とを有する第2の信号であって、前記第2の信号が前記複数の反射面のそれぞれに対応する前記第1レベルの期間を含み、前記複数の反射面のうち特定の反射面に対応する前記第1レベルである期間の長さが、前記複数の反射面のうち他の反射面に対応する前記第1レベルである期間の長さとは異なる長さになるように前記第2の信号を生成する生成手段と、
    を含む画像形成手段を有する画像形成装置に接続され、前記画像データを前記画像形成手段に出力する情報処理装置において、
    前記第2の信号を受信する第2の受信手段と、
    前記第2の受信手段が受信した前記第2の信号が前記第2レベルから前記第1レベルに変化する第1の変化を検出する第1検出手段と、
    前記第2の受信手段が受信した前記第2の信号が前記第1レベルから前記第2レベルに変化する第2の変化を検出する第2検出手段と、
    前記第1の変化が検出される第1タイミングを起点とする所定期間に新たに前記第1の変化が検出された場合は、前記所定期間内に前記第1の変化が新たに検出される第2タイミングから当該第2タイミングの後の最初に前記第2の変化が検出されるまでの時間と、前記第1タイミングから前記第2タイミングよりも前の最後に前記第2の変化が検出されたタイミングまでの時間と、に基づいて、前記第1タイミングにおいて検出された前記第1の変化が前記特定の反射面に対応する変化であると決定し、前記所定期間内に前記第1の変化が検出されない場合は、前記第1タイミングから前記第2の変化が検出されるまでの時間に基づいて、前記第1タイミングにおいて検出された前記第1の変化が前記特定の反射面に対応する変化であると決定する決定手段と、
    前記複数の反射面のそれぞれを示す情報を前記複数の反射面のそれぞれに対応する複数の補正データと関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記補正データに基づいて、前記反射面に対応させて前記画像データを補正する補正手段と、
    前記所定期間外に前記第1検出手段が前記第1の変化を検出することに応じて、前記補正手段によって補正された画像データを前記画像形成手段に出力するが、前記所定期間内に前記第1検出手段が前記第1の変化を検出しても前記補正された画像データを出力しない出力手段と、
    を有し、
    前記所定期間は、前記第1の信号が前記第2レベルから前記第1レベルに変化するタイミングから当該タイミングよりも後の最初に前記第1の信号が前記第2レベルから前記第1レベルに変化するタイミングまでの時間よりも短い時間に設定されることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記決定手段は、前記第1タイミングにおいて検出された前記第1の変化が前記特定の反射面に対応する変化であると決定した後は前記所定期間外に前記第1の変化が検出される度に前記反射面を示す面情報を更新し、
    前記補正手段は、前記面情報と前記記憶手段に記憶されている前記補正データとに基づいて、前記反射面に対応させて前記画像データを補正することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記情報処理装置は、前記所定期間であることを示す第3の信号を出力する処理手段を有し、
    前記決定手段は、前記処理手段から前記第3の信号が出力されている期間に前記第1の変化が新たに検出された場合は、前記第2タイミングから当該第2タイミングの後の最初に前記第2の変化が検出されるまでの時間と、当該第2タイミングが含まれる前記所定期間の前記起点となる前記第1タイミングから前記第2タイミングよりも前の最後に前記第2の変化が検出されたタイミングまでの時間と、に基づいて、前記第1タイミングにおいて検出された前記第1の変化が前記特定の反射面に対応する変化であると決定し、前記処理手段から前記第3の信号が出力されている期間に前記第1の変化が検出されない場合は、前記第1タイミングから前記第2の変化が検出されるまでの時間に基づいて、前記第1タイミングにおいて検出された前記第1の変化が前記特定の反射面に対応する変化であると決定し、前記反射面を決定した後は前記第3の信号が出力されていない期間に前記第1の変化が検出される度に前記反射面を示す面情報を更新し、
    前記出力手段は、前記処理手段から前記第3の信号が出力されている期間は前記第1検出手段が前記第1の変化を検出しても前記補正された画像データを出力しないことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第2の信号における前記特定の反射面に対応する前記第1レベルの期間の長さは、前記第2の信号における前記他の反射面に対応する前記第1レベルの期間の長さよりも長いことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記決定手段は、時間を計測する計測手段を有し、
    前記決定手段は、前記第3の信号が前記処理手段から出力されていない期間において前記第1の変化が検出されると前記計測手段の計測結果をリセットして前記計測手段による時間の計測をスタートさせ、前記第3の信号が前記処理手段から出力されている期間に前記第1の変化が検出されると前記計測手段の計測結果をリセットせずに前記計測手段による時間の計測をスタートさせ、
    前記決定手段は、前記第2の変化が検出されるときの前記計測手段の計測結果に基づいて、前記第1タイミングにおいて検出された前記第1の変化が前記特定の反射面に対応する変化であると決定することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記決定手段は、前記第1タイミングから前記第2の変化が検出されるまでの時間が所定時間よりも長い場合に、前記第1タイミングにおいて検出された前記第1の変化が前記特定の反射面に対応する変化であると決定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記所定時間は、前記第2の信号における前記特定の反射面に対応する前記第1レベルの期間の長さよりも短く、前記第2の信号における前記他の反射面に対応する前記第1レベルの期間の長さよりも長い時間であることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記第1検出手段は、前記第2の信号が前記第2レベルとしてのハイレベルから前記第1レベルとしてのローレベルに変化する立ち下がりエッジを検出し、
    前記第2検出手段は、前記第2の信号が前記ローレベルから前記ハイレベルに変化する立ち上がりエッジを検出することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記出力手段は、前記記録媒体に画像を形成する指示が前記画像形成手段に出力された後、前記所定期間外に前記第1の変化が所定回数検出されると、前記補正された画像データの前記画像形成手段への出力を開始することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記補正手段は、前記決定手段が決定する前記面情報に基づいて前記記憶手段に記憶されている前記補正データを読み出し、前記読み出した補正データを用いて、前記反射面に対応する前記画像データを補正することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記第2の受信手段が設けられる基板は前記生成手段が設けられる基板とは異なる基板であり、
    前記第2の受信手段が設けられる基板は前記生成手段が設けられる基板とケーブルにより接続されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. 画像データを生成する生成手段と、前記生成手段から出力される前記画像データに基づいて、記録媒体に画像形成を行う画像形成手段と、を有する画像形成装置において、
    前記画像形成手段は、
    前記生成手段から画像データを受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段が受信した前記画像データに基づいて光を出力する光源と、
    感光体と、
    複数の反射面を有し、回転することにより前記複数の反射面を用いて前記光源から出力される前記光を偏向して前記感光体を走査する回転多面鏡と、
    前記回転多面鏡によって偏向された前記光を受光する受光素子を備え、前記受光素子が前記光を受光することに応じて、第1レベルの信号と第2レベルの信号とを有する第1の信号を出力する受光部と、
    前記複数の反射面のうち前記感光体の走査に用いられる反射面を特定する特定部と、
    前記特定部によって特定された前記反射面に関する情報と前記第1の信号とに基づいて前記第1の信号と同期し、前記第1レベルの信号と前記第2レベルの信号とを有する第2の信号であって、前記第2の信号が前記複数の反射面のそれぞれに対応する前記第1レベルの期間を含み、前記複数の反射面のうち特定の反射面に対応する前記第1レベルである期間の長さが、前記複数の反射面のうち他の反射面に対応する前記第1レベルである期間の長さとは異なる長さになるように前記第2の信号を生成する第2生成手段と、
    を備え、
    前記生成手段は、
    前記第2の信号を受信する第2の受信手段と、
    前記第2の受信手段が受信した前記第2の信号が前記第2レベルから前記第1レベルに変化する第1の変化を検出する第1検出手段と、
    前記第2の受信手段が受信した前記第2の信号が前記第1レベルから前記第2レベルに変化する第2の変化を検出する第2検出手段と、
    前記第1の変化が検出される第1タイミングを起点とする所定期間に新たに前記第1の変化が検出された場合は、前記所定期間内に前記第1の変化が新たに検出される第2タイミングから当該第2タイミングの後の最初に前記第2の変化が検出されるまでの時間と、前記第1タイミングから前記第2タイミングよりも前の最後に前記第2の変化が検出されたタイミングまでの時間と、に基づいて、前記第1タイミングにおいて検出された前記第1の変化が前記特定の反射面に対応する変化であると決定し、前記所定期間内に前記第1の変化が検出されない場合は、前記第1タイミングから前記第2の変化が検出されるまでの時間に基づいて、前記第1タイミングにおいて検出された前記第1の変化が前記特定の反射面に対応する変化であると決定する決定手段と、
    前記複数の反射面のそれぞれを示す情報を前記複数の反射面のそれぞれに対応する複数の補正データと関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記補正データに基づいて、前記反射面に対応させて前記画像データを補正する補正手段と、
    前記所定期間外に前記第1検出手段が前記第1の変化を検出することに応じて、前記補正手段によって補正された画像データを前記画像形成手段に出力するが、前記所定期間内に前記第1検出手段が前記第1の変化を検出しても前記補正された画像データを出力しない出力手段と、
    を有し、
    前記所定期間は、前記第1の信号が前記第2レベルから前記第1レベルに変化するタイミングから当該タイミングよりも後の最初に前記第1の信号が前記第2レベルから前記第1レベルに変化するタイミングまでの時間よりも短い時間に設定されることを特徴とする画像形成装置。
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