JP2006162884A - 画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 各基本色の走査線の副走査方向での位置ずれの発生原因に拘わらず、該位置ずれを補正することを可能にする。
【解決手段】 各基本色に対応する複数の露光手段から出射したレーザビームを、複数の反射面を有する1つのポリゴンミラーで反射して複数の感光体に走査入射し、該複数の感光体に形成された各トナー像を転写体に転写することによってカラー画像を形成する画像形成装置において、前記ポリゴンミラーの全部の反射面を使用して前記転写体に形成された同一基本色の所定の複数の走査線における副走査方向のずれを検出し(S102)、この検出されたずれに基づき、該ずれが最小となる前記ポリゴンミラーの反射面を選択し、この選択された反射面のみを使用して画像形成を行わせる(S104)。
【選択図】 図7

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成方法、及びプログラムに関し、特に、各基本色に対応する複数の露光手段から出射したレーザビームを、複数の反射面を有する1つのポリゴンミラーで反射して複数の感光体に走査入射し、該複数の感光体に形成された各トナー像を転写体に転写することによってカラー画像を形成する画像形成装置、該画像形成装置に適用される画像形成方法、及び該画像形成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
形成すべき画像に応じて変調された光ビームを感光体に照射するともに、該光ビームを主走査方向に走査させ、また感光体を副走査方向に移動(回転)することで感光体上に静電潜像を形成し、この静電潜像をトナーで現像して用紙に転写するようにした構成の画像形成装置が、従来、プリンタや複写機等の機器で使用されているが、近年、これらの機器のデジタル化やカラー化に伴い、前述した構成の画像形成装置が広範囲に用いられるようになってきている。
こうした画像形成装置においてカラー画像を形成するには、例えば互いに異なる4基本色(例えばC,M,Y,K)の画像を順に単一の感光体上に重なり合うように形成することで実現できるが、最終的なカラー画像の形成までに時間がかかるという問題があるため、タンデム方式の画像形成装置が考案されている。このタンデム方式の画像形成装置は、複数の感光体を備え、複数本の光ビームによって各感光体を同時に走査露光して各感光体に互いに異なる基本色の画像を形成し、その後に各感光体から各基本色の画像を同一の転写体上に転写して重ね合わせ、これによってカラー画像を形成するようにしている。
タンデム方式の画像形成装置では各基本色の画像を同時に形成するので、カラー画像の形成に要する時間を、単一の感光体を使用する前述の画像形成装置と比較して、大幅に短縮することができる。なお、コストパフォーマンスの観点から、タンデム方式の画像形成装置では、各色の光ビームの偏向を行うポリゴンミラーを各色個別に備えるのではなく、共有する構成が多く採用されている。
特開2002−219823号公報
こうした1つのポリゴンミラーを各基本色で共有する構成の従来の画像形成装置では、各色の感光体へそれぞれ光ビームの照射が行われる相対的なタイミングは、一義的に決定される。
しかしながら、各感光体上にそれぞれ形成されたトナー像を転写体上で合成して得られた多色画像において、こうした多色画像を形成する元となった各色の走査線の副走査方向の位置が、感光体相互の位置関係のずれや、光学系光路内における誤差に起因してずれ、この結果、各色のライン間で色ずれが発生する。こうした多色画像における各色のライン間の色ずれを防止すべく、各感光体の位置関係を精密な精度で整合させることや、光学系光路内のレンズやミラーの取り付け誤差や個体差をなくすことは非常に困難である。すなわち、感光体や光学系の取り付けを高精度に行うことや、精度の高い光学系を使用することは、装置のコストアップにつながりやすい。
さらに、前述した各色の走査線の副走査方向の位置合わせ精度の問題は、装置組み立て時の取り付け精度によってのみ発生するわけではない。例えば、温度や湿度などの環境条件の変化によって、各感光ドラムと転写体との位置関係が変化したり、各トナー像形成部における露光位置が変化したりすることもあるし、また、各パーツの磨耗により条件が変化することもあり、各色の走査線の副走査方向での位置ずれの発生原因は様々である。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、各基本色の走査線の副走査方向での位置ずれの発生原因に拘わらず、該位置ずれを補正することを可能にした画像形成装置、画像形成方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明によれば、各基本色に対応する複数の露光手段から出射したレーザビームを、複数の反射面を有する1つのポリゴンミラーで反射して複数の感光体に走査入射し、該複数の感光体に形成された各トナー像を転写体に転写することによってカラー画像を形成する画像形成装置において、前記ポリゴンミラーの全部の反射面を使用して前記転写体に形成された同一基本色の所定の複数の走査線における副走査方向のずれを検出する第1のレジストレーションずれ検出手段と、前記第1のレジストレーションずれ検出手段によって検出されたずれに基づき、該ずれが最小となる前記ポリゴンミラーの反射面を選択する第1の選択手段と、前記第1の選択手段によって選択された反射面のみを使用して画像形成を行わせる第1の画像形成制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置が提供される。
また、請求項6記載の発明によれば、各基本色に対応する複数の露光手段から出射したレーザビームを、複数の反射面を有する1つのポリゴンミラーで反射して複数の感光体に走査入射し、該複数の感光体に形成された各トナー像を転写体に転写することによってカラー画像を形成する画像形成方法において、前記ポリゴンミラーの全部の反射面を使用して前記転写体に形成された同一基本色の所定の複数の走査線における副走査方向のずれを検出する第1のレジストレーションずれ検出ステップと、前記第1のレジストレーションずれ検出ステップによって検出されたずれに基づき、該ずれが最小となる前記ポリゴンミラーの反射面を選択する第1の選択ステップと、前記第1の選択ステップによって選択された反射面のみを使用して画像形成を行わせる第1の画像形成制御ステップとを有することを特徴とする画像形成方法が提供される。
さらに、上記画像形成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、各基本色に対応する複数の露光手段から出射したレーザビームを、複数の反射面を有する1つのポリゴンミラーで反射して複数の感光体に走査入射し、該複数の感光体に形成された各トナー像を転写体に転写することによってカラー画像を形成する画像形成装置において、前記ポリゴンミラーの全部の反射面を使用して前記転写体に形成された同一基本色の所定の複数の走査線における副走査方向のずれを検出し、この検出されたずれに基づき、該ずれが最小となる前記ポリゴンミラーの反射面を選択し、この選択された反射面のみを使用して画像形成を行わせる。
これにより、各基本色の走査線の副走査方向での位置ずれの発生原因に拘わらず、該位置ずれを補正することが可能になる。特に、同一基本色内での走査線間隔を均一にすることができる。
また、前記画像形成装置において、前記選択された反射面のみを使用して前記転写体に形成された各基本色の対応走査線における副走査方向のずれを検出し、この検出されたずれに基づき、基準色に対する該基準色以外の基本色におけるずれが最小となる、前記基準色以外の基本色に対応する前記ポリゴンミラーの反射面を選択し、前記基準色以外の基本色においては、この選択された反射面を使用して画像形成を行わせる。
これにより、各基本色間のレジストレーションずれを補正することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す立面図である。この画像形成装置は、タンデム方式のカラー画像形成装置である。
図1において転写ベルト14は無端ベルト状の転写体であり、3つの巻き掛けローラ12a〜12cに巻き掛けられ、矢印A方向に搬送される。この転写ベルト14の上方には、ブラック(K)画像形成用の感光体ドラム16K、シアン(C)画像形成用の感光体ドラム16C、マゼンダ(M)画像形成用の感光体ドラム16M、イエロー(Y)画像形成用の感光体ドラム16Yが略等間隔で配置されている。
なお、以下では、K、C、M、Yの基本色毎に設けられた構成部分に対し、上記と同様に、各構成部分の引用符号の末尾にK、C、M、Yの記号を付して示すが、特に基本色を特定しない説明の場合は、この符号末尾の記号を省略して示し、この場合には、各基本色に対応する各構成部分を統合的に指し示すものである。
各感光体ドラム16は軸線が転写ベルト14の移動面と直交するように各々配置されている。各感光体ドラム16は、モータ(不図示)によってそれぞれ矢印B方向に所定速度で回転される。
各感光体ドラム16の上方には光走査装置4が配置される。該光走査装置4は、K、C、M、Y各色の画像データに基づいて変調された複数の光ビームを各々対応する色の感光体ドラム16に向けて走査しながら照射する(詳細は後述)。なお、本実施の形態では、転写体として転写ベルト14を用いて説明を行うが、転写体はベルト状の形状に限定されるものではない。
各感光体ドラム16の周囲で、且つ光走査装置4によって光ビームが照射される位置よりも感光体ドラム16の回転方向上流側には、感光体ドラム16を一様に帯電させるための帯電器20が各々配置されている。各感光体ドラム16には、各々回転することによって、帯電器20によって帯電された後、光走査装置4によって各々対応する色の画像データに基づいて変調された光ビームが走査露光されて、静電潜像が形成される。
また、各感光体ドラム16の周囲には、感光体ドラム16の回転方向に沿って光ビーム照射位置よりも下流側に、感光体ドラム16上に形成された静電潜像を基本色(K、C、M、またはY)のトナーによって現像しトナー像を形成させる現像器22、感光体ドラム16上に形成されたトナー像を転写ベルト14に転写するための第1の転写器24、感光体ドラム16に残されたトナーを除去するクリーナ26が順に配置されている。
各感光体ドラム16に形成された互いに異なる基本色のトナー像は、転写ベルト14にベルト面上で互いに重なり合うように各々転写される。これにより、転写ベルト14上に多色のトナー像が形成され、形成された多色のトナー像は、第2の転写器28によって用紙30に転写される。用紙30は、用紙トレイ(不図示)から1枚ずつ取り出されて搬送されてきたものであって、その後、図示しない定着装置に送りこまれ、転写されたトナー像が定着される。これにより、用紙30上にカラー画像が形成される。
レジストレーション検知センサ13は、転写ベルト14の近傍で、第1の転写器24Kと巻き掛けローラ12bとの間の位置に設けられ、4つの感光ドラム16を通過した転写ベルト14上に可視化された所定のマーキングを検知するセンサである。詳しくは後述する。
次に、図2及び図3を参照して、光走査装置4について説明する。図2は、光走査装置4の内部構成を示す平面図であり、図3は、光走査装置4の内部構成を示す立面図である。
光走査装置4は、各感光体ドラム16K、16C、16M、16Yへの照射用の光ビームを出力する光源としてのLD(レーザダイオード)50K、50C、50M、50Yと、各LD50K、50C、50M、50Yから出力された光ビームを偏向して、感光体ドラム16K、16C、16M、16Y上で走査させるためのポリゴンミラー52とを備えている。なお、本実施の形態では、4つの面をもつポリゴンミラーを用いるが、本発明は他の面数をもつポリゴンミラーに対しても適用可能である。
各LD50は、光源駆動手段としてのレーザ駆動回路(LDD)54に各々接続されている。各レーザ駆動回路54は、画像形成装置の動作を司る制御部58に接続されている。
各レーザ駆動回路54には、制御部58から出力される光量制御信号、ビームセレクト信号、光量比重調整信号、解像度モード切り替え信号、および画像処理部(不図示)から供給される画像データ信号が入力される。画像データ信号は、画像データに基づいて画像処理部によって生成されたパルス信号である。
各LD50から出力された光ビームは、色毎に備えられたコリメータレンズ62を介して各々略平行光とされた後、ポリゴンミラー52に入射される。ポリゴンミラー52は、側面に複数の反射面が設けられた正多角形状(本実施の形態では正四角形)に形成されている。LD50K、50Cから出力された光ビームは、ポリゴンミラー52の同一の反射面に入射され、LD50M、50Yから出力された光ビームは、この反射面と180度異なる反対側の反射面に入射されるようになっている。
また、ポリゴンミラー52は、モータ64に軸着され、このモータ64の駆動によって、矢印C方向に所定の回転速度で回転される。この回転によって、各反射面への光ビームの入射角が連続的に変化し、これによって、各反射光の反射角度が連続的に変化する。
LD50K、50Cから出力された光ビームのポリゴンミラー52による反射方向には、fθレンズ等からなる集光光学系66Aが配置されている。LD50K、50Cから出力され、ポリゴンミラー52の反射面で反射された光ビームは、集光光学系66Aによって主走査方向及び副走査方向に集光される。このとき各光ビームは、副走査方向に沿って互いに異なる入射角でポリゴンミラー52の反射面に入射されるようになっており、集光光学系66Aを透過した光ビームは別々の反射ミラー68K、68Cへ入射される(図3参照)。
反射ミラー68Kに入射した光ビームは、反射ミラー68Kで反射された後、反射ミラー70K、72Kによって反射され、感光体ドラム16Kへ向けて走査しながら光走査装置4から出力される。また、反射ミラー68Cに入射した光ビームは、反射ミラー68Cで反射された後、反射ミラー70C、72Cによって反射されて、感光体ドラム16Cへ向けて走査しながら光走査装置4から出力される。
一方、LD50M、50Yから出力された光ビームのポリゴンミラー52による反射方向には、fθレンズ等からなる集光光学系66Bが配置されている。LD50M、50Yから出力され、ポリゴンミラー52の反射面で反射された光ビームは、集光光学系66Bによって主走査方向及び副走査方向に集光される。このとき各光ビームは、副走査方向に沿って互いに異なる入射角でポリゴンミラー52の反射面に入射されるようになっており、集光光学系66Bを透過した光ビームは別々の反射ミラー68M、68Yへ入射される(図3参照)。
反射ミラー68Mに入射した光ビームは、反射ミラー68Mで反射された後、反射ミラー70M、72Mによって反射され、感光体ドラム16Mへ向けて出力される。また、反射ミラー68Yに入射した光ビームは、反射ミラー68Yで反射された後、反射ミラー70Y、72Yによって反射されて、感光体ドラム16Yへ向けて出力される。
このように、LD50K、50Cから出力された光ビームと、LD50M、50Yから出力された光ビームとは、ポリゴンミラー52の対向する2つの反射面に入射されるため、図2に矢印で各々示すように、逆方向に走査される。
また、光走査装置4において、感光体ドラム16へ向けた光ビームの出力部近傍には、反射ミラー72K、72Cによって各々反射された光ビームの走査軌跡を横切るように、ピックアップミラー(平面ミラー)74Aが配置されている。同様に、反射ミラー72M、72Yによって各々反射された光ビームの走査軌跡を横切るように、ピックアップミラー(平面ミラー)74Bが配置されている。
このピックアップミラー74A、74Bは各々の光ビームの主走査方向軌跡のうち、画像形成領域外の主走査開始側端部付近に配置されている(図2参照)。
光ビーム各々のピックアップミラー74Aによる反射方向の位置で、且つピックアップミラー74Aに対して感光体ドラム16K、16Cと略同等の位置には、PD(Photo Diode)等からなるBDセンサ76K、76Cが配置されている。BDセンサ76K、76Cには、各光ビームが感光体ドラム16K、16Cをその軸線方向(主走査方向)に走査するごとに、ピックアップミラー74Aによって、画像形成領域外の走査開始側端部に照射された光ビームの反射光が案内される。
すなわち、BDセンサ76K、76Cは、光走査装置4による感光体ドラム16K、16Cへの主走査方向の1走査ごとの走査開始タイミングを各々検知し、BD信号として画像処理部に出力する。このBD信号を受けた画像処理部は、BD信号の受信時点から所定時間経過後に、画像データを送出する。
同様に、光ビーム各々のピックアップミラー74Bによる反射方向の位置で、且つピックアップミラー74Bに対して感光体ドラム16M、16Yと略同等の位置には、PD等からなるBDセンサ76M、76Yが配置されている。BDセンサ76M、76Yには、各光ビームが感光体ドラム16M、16Yをその軸線方向(主走査方向)に走査するごとに、ピックアップミラー74Bによって、画像形成領域外の走査開始側端部に照射された光ビームの反射光が案内される。すなわち、BDセンサ76M、76Yは、光走査装置4による感光体ドラム16M、16Yへの主走査方向の1走査ごとの走査開始タイミングを各々検知し、BD信号として画像処理部に出力する。
次に、副走査方向における走査線位置のずれ量(以下「レジストレーションずれ量」と呼ぶ)の検出方法について説明する。
まず、所定のマーキングを各色に対応する感光ドラム16K〜16Yにそれぞれ潜像記録する。
図4は、感光ドラム16K〜16Yにそれぞれ潜像記録される所定のマーキングを示す図である。これらの所定のマーキングは、ポリゴンミラー52の面a,b,c,dでそれぞれ個別に作成された、それぞれ等間隔で主走査方向に延びた直線からなり、図4には、各色間でずれがなく、かつ同一色内でずれがない複数の直線からなるパターン(理想パターン)を示す。この各色間でずれがない場合とは、K,C,M,Yの相互間における対応する直線が、副走査方向の同一位置に位置する場合である。また、かつ同一色内でずれがない場合とは、同一色内における各直線が、副走査方向において等しい間隔で並んでいる場合である。
次に、感光ドラム16K〜Yにそれぞれ形成された静電潜像(所定のマーキング)を、各色に対応する現像器22K〜22Yにより各基本色のトナー像として形成する。そして、各感光体ドラム16上に形成されたトナー像を、各第1の転写器24を用いて、転写ベルト14に、正常であれば副走査方向に対して重なり合うように転写する。この転写ベルト14に転写され可視化された所定のマーキングは、レジストレーション検知センサ13によって読み取られて、レジストレーションずれ量検知部80へ送られる。レジストレーションずれ量検知部80(図5を参照して後述)は、レジストレーション検知センサ13によって読み取られた所定のマーキングを基にしてレジストレーションずれ量を検知し、そのレジストレーションずれ量をCPU(不図示)に通知する。
なお、上記では各色のトナー像を転写ベルト14に、正常であれば副走査方向に対して重なり合うように転写しているが、これに代わって、各色のトナー像を転写ベルト14に、正常であれば副走査方向に対して互いに所定の間隔で並ぶように転写してもよい。また、所定のマーキングは、図4に示すパターンの形状に限定されるものではない。
図5は、図1に示す画像形成装置の動作制御を行なう制御部分の構成を示すブロック図である。ここでは、上記の所定のマーキングが、ポリゴンミラー52の複数(本実施の形態では4つ)の反射面のうちのどの反射面を用いて形成されたかを特定する制御部分を、主に示している。なお、図5において、図1〜図3に示した画像形成装置の構成部分と同一部分には同一の参照符号を付し、その説明を省略する。
図5における83はレベル検知部であり、BDセンサ76の出力信号を受け取り、出力信号のレベルを検知する。84は面認識部であり、レベル検知部83でのレベル検知結果に基づき、現在レーザ光を反射しているポリゴンミラー52の面を特定する。
80はレジストレーションずれ量検知部であり、レジストレーション検知センサ13によって読み取られた所定のマーキングを基にしてレジストレーションずれ量を検知する。81はポリゴンモータ制御部であり、ポリゴンミラー52のモータ64の動作制御を行う。
ポリゴンミラー52におけるレーザ光の現在の反射面を特定できるようにするために、ポリゴンミラー52の4つの反射面(a,b,c,d)のうちのある1面(本実施の形態では面aとする)を基準面とし、該基準面において、画像形成時に使用される反射面部分の範囲外に反射率の異なる反射面部分を予め用意する。BDセンサ76には、光ビームが感光ドラム16をその横軸方向(主走査方向)に走査する毎に、画像形成領域外の走査開始端部に照射された光ビームが入力される。
図6は、ポリゴンミラー52の4つの反射面から照射された光ビームを受けたBDセンサ76が出力するパルス信号を示す図である。
図6に示すように、基準面a以外の反射面b,c,dでは、BDセンサ76が出力するパルス信号の形状は単一な矩形となるが、基準面aでは、反射率の異なる(他に比べ反射率が低い)反射面部分が存在するため、パルス信号の一部aaが、矩形の一部が欠けた形状となる。こうした単純な矩形ではないパルス形状が入力したとき、レベル検知部83は、基準面aからの反射光を受光中であると判別し、これを面認識部84に通知するとともに、BDセンサ76からのパルス信号を面認識部84に送る。面認識部84は、この通知を基に、基準面a以外の反射面b,c,dについても、BDセンサ76からのパルス信号の入力回数をカウントすることで、現在、ポリゴンミラー52の4つの反射面(a,b,c,d)のうちのどの反射面からの光ビームが入力されるかを正確に特定できる。
ところで画像形成装置では通常モード処理のとき、同一タイミングで、K,C,M,Yに対応する各LD50から光ビームが照射される。K,Cに対応する光ビームがポリゴンミラー52の面aに入射され、同時にM,Yに対応する光ビームがポリゴンミラー52の面cに入射された後に、転写ベルト14に各トナー像が形成される。そして、次の所定タイミングで、K,Cに対応する光ビームがポリゴンミラー52の面bに入射され、同時にM,Yに対応する光ビームがポリゴンミラー52の面dに入射された後に、転写ベルト14に各トナー像が形成される。同様にして、ポリゴンミラー52の回転に合わせて画像形成が行われる。
色毎の複数の露光部が1つのポリゴンミラーを共有する構成の画像形成装置の場合、各色の各感光体へのポリゴンミラーによる光ビームの反射の相対的なタイミングは、一義的に決定される。そのため、ポリゴンミラーの面倒れなどにより発生する、同一色内における副走査方向のレジストレーションずれ、あるいは、各色間のレジストレーションずれの発生自体を無くすことは非常に困難である。
そこで、本実施の形態では、発生したレジストレーションずれを補正するようにする。
図7は、図1に示す画像形成装置によって行なわれるレジストレーションずれ補正処理の手順を示すフローチャートである。
まず、画質優先モードが設定されているか否かを判別し(S101)、画質優先モードが設定されている場合にはステップS102へ進み、設定されていない場合は、ステップS108へ進んで、上述した通常モード処理を行い、本レジストレーションずれ補正処理を終了する。
ステップS102では、レジストレーションずれ量検知部80が、上述のレジストレーションずれ量の検知を行い、得られたレジストレーションずれ量をCPUに送る。なお、この検知は、画質優先モード設定時ではなく、画質優先モードが設定される以前に行われたレジストレーションずれ量検知の結果を保存しておき、使用してもよい。
次に、CPUは、送られたレジストレーションずれ量を第1の基準値と比較する(S103)。その結果、レジストレーションずれ量が第1の基準値よりも大きい場合はステップS104へ進み、レジストレーションずれ量が第1の基準値以下である場合はステップS108へ進む。
ステップS104では、CPUが、ポリゴンミラー52の特定の反射面のみを使用して所定のマーキングを作成するm/nモード処理を行うように、制御部58に命令する。制御部58は、各レーザ駆動回路54から出力される各LD50を駆動するための駆動信号の出力間隔を、通常モードのn/m倍として所定のマーキング(レジストレーションパターン)を作成する。ここで、nはポリゴンミラー52を構成する反射面の数(本実施の形態では4つ)であり、mは、ポリゴンミラー52を構成する全反射面のうちの特定の反射面の数(以下の説明では1つ)である。
図8は、m/nモード処理が行われた場合に作成される所定のマーキング(レジストレーションパターン)を示す図である。
図8(A)は、ポリゴンミラー52の反射面a,b,c,dによってそれぞれ反射された光ビームによってそれぞれ作成された、例えばKに対応する走査線(マーキング)の一例を示す図である。この走査線は、m/nモード処理によって作成されたものではなく、通常モード処理で作成された場合のものである。ここで正常であれば等間隔であるはずの走査線の間隔が不均一になっている。このような不均一は、例えばポリゴンミラー52の面倒れ等によって発生する。
このように、通常モード処理においてポリゴンミラー52の反射面毎に作成される各走査線の間隔が不均一である場合に、m/nモード処理においては、例えばレーザ駆動回路54K,54CがLD50K,50Cに、ポリゴンミラー52の面aにのみレーザ光が照射されるタイミングで駆動信号を送り、レーザ駆動回路54M,54YがLD50M,50Yに、ポリゴンミラー52の面cにのみレーザ光が照射されるタイミングで駆動信号を送る。これにより、図8(B)に示すように、例えばKに対応する走査線(マーキング)の一例では、ポリゴンミラー52の面aに対応する走査線のみが形成される。
このように、各色に対応する画像形成においてそれぞれ、ポリゴンミラー52のn反射面のうちのある特定な反射面(m=1)のみを使用するようにすれば、同一色内でのポリゴンミラー52の反射面毎に作成される複数の走査線の間隔の不均一は補正することができる。
ただし、このm/nモードを使用した場合における同一色内での走査線間隔は、通常モードにおける同一色内での走査線間隔のn/m倍の間隔となってしまうので、m/nモードを使用した場合における画像形成のためのプロセススピード(感光ドラムの回転速度、光ビームの発生タイミング)を、通常モードにおけるプロセススピードのm/n倍にする必要がある。こうしたm/n倍のプロセススピードで画像形成を行った場合、生産性はm/n倍となる。なお、このようにプロセススピードを、通常モードにおけるプロセススピードのm/n倍にするのではなく、ポリゴンミラー52の回転速度を、通常モードにおける回転速度のn/m倍にするようにしてもよい。この場合には、生産性の低下はない。
なお、上述の説明では、mは、ポリゴンミラー52を構成する全反射面のうちの特定の反射面の数mを1に設定したが、特定の反射面の数mは1ではなくてもよい。すなわち、m/nモードにおいて同一色内で作成される走査線の間隔(副走査方向のピッチ)が等しくなりさえすれば、mは他の数(ただしm<n)であってもよい。n=4の場合、同一色内で作成される走査線の間隔が等しくなりさえすれば、mは2であってもよい。つまり、レーザ駆動回路54K,54CがLD50K,50Cに、ポリゴンミラー52の面aにレーザ光が照射されるタイミングで駆動信号を送り、同時に、レーザ駆動回路54M,54YがLD50M,50Yに、ポリゴンミラー52の面cにレーザ光が照射されるタイミングで駆動信号を送る。さらに次の所定タイミングで、レーザ駆動回路54K,54CがLD50K,50Cに、ポリゴンミラー52の面cにレーザ光が照射されるタイミングで駆動信号を送り、同時に、レーザ駆動回路54M,54YがLD50M,50Yに、ポリゴンミラー52の面aにレーザ光が照射されるタイミングで駆動信号を送る。
このように特定の反射面の数mを複数にした場合は、mを1にしたときと比較して、生産性の低下の度合いを少なく抑えることが可能となる。
図7に戻って、ステップS104のm/nモード処理を行った後に、ステップS105において、各色間のレジストレーずれ量の検出を行う。
図9は、図7に示すステップS104のm/nモード処理を行って、K,Cにおいてはポリゴンミラー52の面aで反射されたレーザ光のみを用いて走査線を作成し、M,Yにおいてはポリゴンミラー52の面cで反射されたレーザ光のみを用いて走査線を作成し、その結果得られた所定のマーキング(レジストレーションパターン)を示す図である。
図9に示す所定のマーキングでは、同一色内における走査線間隔は均一となっているものの、K,Cのレジストレーションパターンと、M,Yのレジストレーションパターンとが、副走査方向にずれているものとする。本実施の形態では、K,Cがポリゴンミラー52の同一反射面aを、M,Yがポリゴンミラー52の別の同一反射面cを使用しているため、K,Cのレジストレーションパターン相互間、およびM,Yのレジストレーションパターン相互間ではレジストレーションずれが発生しないが、K,Cのレジストレーションパターンと、M,Yのレジストレーションパターンとの間では、レジストレーションずれが存在し得る。
図7に戻って、CPUが、ステップS105で検出されたレジストレーションずれ量を第2の基準値と比較する(S106)。その結果、レジストレーションずれ量が第2の基準値よりも大きい場合はステップS107へ進み、レジストレーションずれ量が第2の基準値以下である場合はステップS109へ進む。
ステップS107では、CPUが、ステップS105で検出されたレジストレーションずれ量に基づき、基準色のレジストレーションパターンの走査線位置に最も近くなる位置に走査線を形成することが可能なポリゴンミラー52の反射面を選択する。これを、図10を参照して説明する。
図10は、図9に示すレジストレーションパターンにおいて、基準色をMとした時にK,Cにおける反射面を変更するレジストレーションずれ補正を示す図である。
すなわち、CPUは、面cで反射されたレーザ光によって基準色Mで作成された走査線に対する、面aで反射されたレーザ光によってK,Cで作成された走査線の副走査方向のレジストレーションずれに基づいて、面a,b,c,dのうちのいずれの反射面で反射されたレーザ光によってK,Cで走査線を作成したら、最もレジストレーションずれが小さくなるかを判断する。図9に示す例では、面aに代えて面bで反射されたレーザ光によってK,Cで走査線を作成したら、最もレジストレーションずれが小さくなると判断し、CPUは制御部58に対して、レーザ駆動回路54K,54Cの駆動信号の出力タイミングを、ポリゴンミラー52の面bにおいて反射が行われるタイミングにするように指令する。
これにより、各色間のレジストレーションずれを補正することができる。
なお、同一色内においてポリゴンミラー52の同一反射面で反射されたレーザ光によって作成された隣り合う走査線の幅(これを以下「W値」と呼ぶ)以上のレジストレーションずれは、レーザ駆動回路54の駆動信号の出力タイミングを変化させることで補正することが可能であるが、こうしたW値未満のレジストレーションずれの補正は、従来、困難であった。本発明により、W値未満のレジストレーションずれに関しても、ポリゴンミラーが例えば4反射面で構成されていれば、W値の1/4の幅までの補正が可能となる。また、4面よりも面数の多いポリゴンミラーを使用した場合は、さらに微細なレジストレーションずれ補正が可能となる。
ステップS109では、ステップS104で選択された反射面をそのまま用いて画像形成を行う。
なお、本実施の形態と構成が異なり、例えば通常モードでの動作において、各色対応の露光装置がそれぞれポリゴンミラーの別の反射面を使用するような構成の画像形成装置の場合は、色毎に上記補正動作を行うことが可能である。また、画像形成装置内にポリゴンミラーが複数存在する構成であった場合にも、各1つのポリゴンミラーに対して複数の露光装置から光ビームが照射される構成である場合は、本発明のレジストレーションずれ補正を適用することが可能である。
〔他の実施の形態〕
なお、本発明の目的は、前述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムまたは装置に供給し、そのシステムまたは装置のコンピュータ(またはCPU、MPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体およびプログラムは本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。或いは、上記プログラムは、インターネット、商用ネットワーク、若しくはローカルエリアネットワーク等に接続される他のコンピュータやデータベース等からダウンロードすることにより供給される。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の構成を示す立面図である。 光走査装置の内部構成を示す平面図である。 光走査装置の内部構成を示す立面図である。 各感光ドラムにそれぞれ潜像記録される所定のマーキングを示す図である。 図1に示す画像形成装置の動作制御を行なう制御部分の構成を示すブロック図である。 ポリゴンミラーの4つの反射面から照射された光ビームを受けたBDセンサが出力するパルス信号を示す図である。 図1に示す画像形成装置によって行なわれるレジストレーションずれ補正処理の手順を示すフローチャートである。 m/nモード処理が行われた場合に作成される所定のマーキング(レジストレーションパターン)を示す図である。 図7に示すステップS104のm/nモード処理を行って、K,Cにおいてはポリゴンミラーの面aで反射されたレーザ光のみを用いて走査線を作成し、M,Yにおいてはポリゴンミラーの面cで反射されたレーザ光のみを用いて走査線を作成し、その結果得られた所定のマーキング(レジストレーションパターン)を示す図である。 図9に示すレジストレーションパターンにおいて、基準色をMとした時にK,Cにおける反射面を変更するレジストレーションずれ補正を示す図である。
符号の説明
4 光走査装置(露光手段)
13 レジストレーション検知センサ
14 転写ベルト(転写体)
16 感光ドラム(感光体)
50 LD(露光手段)
52 ポリゴンミラー
54 レーザ駆動回路(露光手段)
58 制御部(第1の画像形成制御手段)
64 モータ
76 BDセンサ
80 レジストレーションずれ量検知部
81 ポリゴンモータ制御部
83 レベル検知部(第1のレジストレーションずれ検出手段)
84 面認識部

Claims (10)

  1. 各基本色に対応する複数の露光手段から出射したレーザビームを、複数の反射面を有する1つのポリゴンミラーで反射して複数の感光体に走査入射し、該複数の感光体に形成された各トナー像を転写体に転写することによってカラー画像を形成する画像形成装置において、
    前記ポリゴンミラーの全部の反射面を使用して前記転写体に形成された同一基本色の所定の複数の走査線における副走査方向のずれを検出する第1のレジストレーションずれ検出手段と、
    前記第1のレジストレーションずれ検出手段によって検出されたずれに基づき、該ずれが最小となる前記ポリゴンミラーの反射面を選択する第1の選択手段と、
    前記第1の選択手段によって選択された反射面のみを使用して画像形成を行わせる第1の画像形成制御手段と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ポリゴンミラーの反射面の数がnであり、前記第1の選択手段によって選択された反射面の数がmであるとき、前記第1の選択手段によって選択された反射面のみを使用した画像形成における前記複数の感光体の回転速度を、前記ポリゴンミラーの全部の反射面を使用した画像形成における前記複数の感光体の回転速度のm/n倍にすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記ポリゴンミラーの反射面の数がnであり、前記第1の選択手段によって選択された反射面の数がmであるとき、前記第1の選択手段によって選択された反射面のみを使用した画像形成における前記ポリゴンミラーの回転速度を、前記ポリゴンミラーの全部の反射面を使用した画像形成における前記ポリゴンミラーの回転速度のn/m倍にすることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 前記第1のレジストレーションずれ検出手段によって検出されたずれが所定量より大きいときのみ、前記第1の選択手段及び前記第1の画像形成制御手段を動作させる動作制御手段を更に有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  5. 前記第1の選択手段によって選択された反射面のみを使用して前記転写体に形成された各基本色の対応走査線における副走査方向のずれを検出する第2のレジストレーションずれ検出手段と、
    前記第2のレジストレーションずれ検出手段によって検出されたずれに基づき、基準色に対する該基準色以外の基本色におけるずれが最小となる、前記基準色以外の基本色に対応する前記ポリゴンミラーの反射面を選択する第2の選択手段と、
    前記基準色以外の基本色においては前記第2の選択手段によって選択された反射面を使用して画像形成を行わせる第2の画像形成制御手段と
    を更に有することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  6. 各基本色に対応する複数の露光手段から出射したレーザビームを、複数の反射面を有する1つのポリゴンミラーで反射して複数の感光体に走査入射し、該複数の感光体に形成された各トナー像を転写体に転写することによってカラー画像を形成する画像形成方法において、
    前記ポリゴンミラーの全部の反射面を使用して前記転写体に形成された同一基本色の所定の複数の走査線における副走査方向のずれを検出する第1のレジストレーションずれ検出ステップと、
    前記第1のレジストレーションずれ検出ステップによって検出されたずれに基づき、該ずれが最小となる前記ポリゴンミラーの反射面を選択する第1の選択ステップと、
    前記第1の選択ステップによって選択された反射面のみを使用して画像形成を行わせる第1の画像形成制御ステップと
    を有することを特徴とする画像形成方法。
  7. 前記ポリゴンミラーの反射面の数がnであり、前記第1の選択ステップによって選択された反射面の数がmであるとき、前記第1の選択ステップによって選択された反射面のみを使用した画像形成における前記複数の感光体の回転速度を、前記ポリゴンミラーの全部の反射面を使用した画像形成における前記複数の感光体の回転速度のm/n倍にするステップを更に有することを特徴とする請求項6記載の画像形成方法。
  8. 前記ポリゴンミラーの反射面の数がnであり、前記第1の選択ステップによって選択された反射面の数がmであるとき、前記第1の選択ステップによって選択された反射面のみを使用した画像形成における前記ポリゴンミラーの回転速度を、前記ポリゴンミラーの全部の反射面を使用した画像形成における前記ポリゴンミラーの回転速度のn/m倍にするステップを更に有することを特徴とする請求項6記載の画像形成方法。
  9. 前記第1の選択ステップによって選択された反射面のみを使用して前記転写体に形成された各基本色の対応走査線における副走査方向のずれを検出する第2のレジストレーションずれ検出ステップと、
    前記第2のレジストレーションずれ検出ステップによって検出されたずれに基づき、基準色に対する該基準色以外の基本色におけるずれが最小となる、前記基準色以外の基本色に対応する前記ポリゴンミラーの反射面を選択する第2の選択ステップと、
    前記基準色以外の基本色においては前記第2の選択ステップによって選択された反射面を使用して画像形成を行わせる第2の画像形成制御ステップと
    を更に有することを特徴とする請求項6記載の画像形成方法。
  10. 各基本色に対応する複数の露光手段から出射したレーザビームを、複数の反射面を有する1つのポリゴンミラーで反射して複数の感光体に走査入射し、該複数の感光体に形成された各トナー像を転写体に転写することによってカラー画像を形成する画像形成方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムにおいて、
    前記ポリゴンミラーの全部の反射面を使用して前記転写体に形成された同一基本色の所定の複数の走査線における副走査方向のずれを検出する第1のレジストレーションずれ検出ステップと、
    前記第1のレジストレーションずれ検出ステップによって検出されたずれに基づき、該ずれが最小となる前記ポリゴンミラーの反射面を選択する第1の選択ステップと、
    前記第1の選択ステップによって選択された反射面のみを使用して画像形成を行わせる第1の画像形成制御ステップと
    を有することを特徴とするプログラム。
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