JP2019101054A - 情報処理装置、画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価且つ高精度に反射面を特定する。【解決手段】エンジン制御部1009は、BDセンサ1004により生成されたBD信号のうち所定の反射面に対応する第1レベルの時間幅(有効時間幅A)を、他の反射面に対応する有効時間幅Bとは異ならせて作像用BD信号として出力する。CPU151は、反射面の特定にあたってマスクパターンM1、M2を切り替えて適用する。CPU151は、所定の反射面が特定されるまでは、マスクパターンM1を適用する。そしてCPU151は、所定の反射面が特定された後は、所定の反射面に対応する作像用BD信号の取得にはマスクパターンM1を適用し、所定の反射面以外の反射面に対応する作像用BD信号の取得にはマスクパターンM2を適用する。【選択図】図9

Description

本発明は、画像データの補正を行う情報処理装置及び当該情報処理装置が接続される画像形成装置に関する。
レーザを用いた電子写真方式の画像形成装置では、回転するポリゴンミラーにより偏向されるレーザ光が感光体を走査することで潜像が形成される。レーザ光を偏向するポリゴンミラーの面の形状は面毎に異なる。面の形状が面毎に異なると、それぞれの面で偏向されたレーザ光によって形成される潜像が歪んでしまう。特許文献1には、各反射面を識別し、反射面ごとに用意された補正データを用いて走査位置等を補正する技術が提案されている。
特開2006−142716号公報
ポリゴンミラーの反射面を特定する特定部及び反射面ごとの走査位置を補正する画像処理部は、それぞれ異なる基板に設けられることがある。この場合、特定部が特定した反射面を示す情報を画像処理部に伝送するための専用の信号線が必要となり、画像形成装置のコストアップを招いてしまう。
上記課題に鑑み、本発明は、安価且つ高精度に反射面を特定することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、画像データを受信する第1の受信手段と、前記第1の受信手段が受信した前記画像データに基づいてレーザ光を射出する射出手段と、複数の反射面を有し、回転しながら、前記射出手段から射出されたレーザ光を前記反射面によって偏向させて感光体を走査する回転多面鏡と、前記回転多面鏡によって偏向された前記レーザ光を受光する受光素子を備え、前記受光素子が前記レーザ光を受光することに応じて、第1レベルの信号と第2レベルの信号とで構成される第1の信号を出力する受光部と、前記第1の信号と同期する第2の信号を出力する第1の出力手段であって、前記複数の反射面のうち所定の反射面によって偏向された前記レーザ光に基づく前記第2の信号が前記第1レベルである時間幅を、前記複数の反射面のうち前記所定の反射面以外の他の反射面によって偏向された前記レーザ光に基づく前記第2の信号が前記第1レベルである時間幅とは異なる時間幅に変更して前記第2の信号を出力する第1の出力手段と、を含む画像形成手段を有する画像形成装置に接続され、前記出力手段から出力される前記第2の信号に応じて前記画像データを前記画像形成手段に出力する情報処理装置において、前記第1の出力手段から出力される前記第2の信号を受信する第2の受信手段と、前記第2の信号が前記第2レベルから前記第1レベルに変化する第1タイミング及び前記第2の信号が前記第1レベルから前記第2レベルに変化する第2タイミングを決定する決定手段と、前記所定の反射面に対応する前記第2の信号における前記第1タイミングを前記決定手段が決定したことに応じて、当該第1タイミングから前記所定の反射面に対応する前記第2の信号における前記第2タイミングまでの期間において当該期間よりも短い第1所定期間、マスク処理を行い、前記第2タイミングを前記決定手段が決定したことに応じて、当該第2タイミングから前記所定の反射面に対応する前記第2の信号に隣接する前記第2の信号における前記第1タイミングまでの期間において当該期間よりも短い第2所定期間、前記マスク処理を行う処理手段と、前記第1タイミングから前記第2タイミングまでの時間に基づいて前記反射面を特定し、前記反射面を特定した後は前記第2の受信手段が前記第2の信号を受信する度に前記反射面を示す面情報を更新する特定手段と、前記複数の反射面のそれぞれに対応する複数の補正データを前記面情報と関連付けて記憶する記憶手段と、前記面情報と前記記憶手段に記憶されている前記補正データとに基づいて、前記感光体を走査する前記レーザ光が偏向される反射面に対応する前記画像データを補正する補正手段と、前記第2の受信手段が前記第2の信号を受信することに応じて前記補正された画像データを前記画像形成手段に出力する第2の出力手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、安価且つ高精度に反射面を特定することができる。
画像形成装置の構成を示す断面図である。 読み取られた画像データの一例を示す図である。 レーザスキャナユニットの構成を示すブロック図である。 BD信号と当該レーザ光が偏向される面(面番号)との関係の一例を示す図である。 走査周期と当該走査周期に対応する面番号との関係の一例を示す図である。 各種信号と面カウンタのカウント数(面番号)との例を示す図である。 エンジン制御部が行う制御を説明するフローチャートである。 作像用BD信号(変更後)の例を示す図である。 作像用BD信号とマスクパターン例を示す図である。 ジョブ処理のフローチャートである。 マスクパターン適用処理のフローチャートである。 マスクパターン適用処理のフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の形状及びそれらの相対配置などは、この発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲が以下の実施の形態に限定される趣旨のものではない。
[画像形成動作]
図1は、本発明の一実施の形態に係る情報処理装置を含む画像形成装置の構成を示す断面図である。この画像形成装置100は、一例としてモノクロの電子写真方式の複写機として構成される。なお、画像形成装置100は複写機に限定されず、例えば、ファクシミリ装置、印刷機、プリンタ等であっても良い。また、画像形成装置100の形式はモノクロ及びカラーのいずれの形式であっても良い。
以下に、図1を用いて、画像形成装置100の構成および機能について説明する。図1に示すように、画像形成装置100は、画像読取装置(以下、リーダと称する)700及び画像印刷装置701を有する。
リーダ700の読取位置において照明ランプ703によって照射された原稿からの反射光は、反射ミラー704A、704B、704C及びレンズ705からなる光学系によってカラーセンサ706に導かれる。リーダ700は、カラーセンサ706に入射された光を、ブルー(以下、Bと称する)、グリーン(以下、Gと称する)、レッド(以下、Rと称する)の色毎に読み取り、電気的な画像信号に変換する。更に、リーダ700は、B,G,Rの画像信号の強度に基づいて色変換処理を行うことによって印刷用の画像データを得て、当該画像データを後述する情報処理装置としての画像制御部1007(図3参照)に出力する。
図1に示すように、画像印刷装置701の内部には、シート収納トレイ718が設けられている。シート収納トレイ718に収納された記録媒体は、給紙ローラ719によって給送されて、搬送ローラ722,721,720によって停止状態のレジストレーションローラ(以下、レジローラと称する)723へ送り出される。搬送ローラ720によって搬送方向に搬送される記録媒体の先端は、停止状態のレジローラ723のニップ部に当接する。そして、記録媒体の先端が停止状態のレジローラ723のニップ部に当接している状態で搬送ローラ720が記録媒体を更に搬送することによって記録媒体が撓む。この結果、記録媒体に弾性力が働き、記録媒体の先端がレジローラ723のニップ部に沿って当接する。このようにして記録媒体の斜行補正が行われる。レジローラ723は、記録媒体の斜行補正が行われた後、後述するタイミングで記録媒体の搬送を開始する。なお、記録媒体とは、画像形成装置によって画像が形成されるものであって、例えば、用紙、樹脂シート、布、OHPシート、ラベル等は記録媒体に含まれる。
リーダ700によって得られた画像データは、画像制御部1007(図3)によって補正され、レーザ及びポリゴンミラーを含むレーザスキャナユニット707に入力される。また、感光ドラム708は、帯電器709によって外周面が帯電される。感光ドラム708の外周面が帯電された後、レーザスキャナユニット707に入力された画像データに応じたレーザ光が、レーザスキャナユニット707から感光ドラム708の外周面に照射される。この結果、感光ドラム708の外周面を覆う感光層(感光体)に静電潜像が形成される。なお、静電潜像がレーザ光によって感光層に形成される構成については後述する。
続いて、静電潜像が現像器710内のトナーによって現像され、感光ドラム708の外周面にトナー像が形成される。感光ドラム708に形成されたトナー像は、感光ドラム708と対向する位置(転写位置)に設けられた転写帯電器711によって記録媒体に転写される。なお、レジローラ723は、記録媒体の所定の位置にトナー像が転写されるようなタイミングに合わせて当該記録媒体を転写位置へ送り込む。
前述の如くして、トナー像が転写された記録媒体は、定着器724へ送り込まれ、定着器724によって加熱加圧されて、トナー像が記録媒体に定着される。トナー像が定着された記録媒体は、機外の排紙トレイ725へ排出される。
このようにして、画像形成装置100によって記録媒体に画像が形成される。以上が画像形成装置100の構成および機能についての説明である。
[静電潜像が形成される構成]
図2に示すように、ポリゴンミラー1002が有する複数の反射面のうち1つの反射面によって偏向されるレーザ光が感光層を感光ドラム708の軸方向(主走査方向)に走査することによって、1走査分(1ライン分)の画像(静電潜像)が感光層に形成される。記録媒体1面分の静電潜像は、それぞれの面で偏向されるレーザ光の走査が感光ドラム708の回転方向(副走査方向)に繰り返し行われることによって感光層に形成される。以下の説明においては、1ライン分の静電潜像に対応する画像データを画像データと称する。
[レーザスキャナユニット]
図3は、本実施形態におけるレーザスキャナユニット707の構成を示すブロック図である。以下に、レーザスキャナユニット707の構成について説明する。なお、本実施形態では、図3に示すように、エンジン制御部1009が設けられる基板Aは画像制御部1007が設けられる基板Bとは異なる基板である。また、エンジン制御部1009が設けられる基板Aは画像制御部1007が設けられる基板Bと不図示のケーブルで繋がれている(接続されている)。
図3に示すように、レーザ光は射出手段としてのレーザ光源1000の両端部から出射される。レーザ光源1000の一端部から出射されたレーザ光はフォトダイオード1003に入射する。フォトダイオード(PD)1003は、入射されたレーザ光を電気信号に変換しPD信号としてレーザ制御部1008に出力する。レーザ制御部1008は、入力されたPD信号に基づいて、レーザ光源1000の出力光量が所定の光量となるように、レーザ光源1000の出力光量の制御(Auto Power Control、以下APCと称する)を行う。
一方、レーザ光源1000の他端部から出射されたレーザ光はコリメータレンズ1001を介して回転多面鏡としてのポリゴンミラー1002に照射される。ポリゴンミラー1002は、不図示のポリゴンモータによって反時計回りに回転駆動される。ポリゴンモータは、エンジン制御部1009から出力される駆動信号(Acc/Dec)によって制御される。なお、本実施形態では、ポリゴンミラー1002は反時計回りに回転するが、ポリゴンミラー1002は時計回りに回転する構成であってもよい。
回転するポリゴンミラー1002に照射されたレーザ光は、ポリゴンミラー1002によって偏向される。ポリゴンミラー1002により偏向されたレーザ光による感光ドラム708の外周面の走査は図3に示す右から左方向に向かって行われる。感光ドラム708の外周面を走査するレーザ光は、感光ドラム708の外周面上を等速で走査するようにF−θレンズ1005によって補正され、折り返しミラー1006を介して感光ドラム708の外周面に照射される。
また、ポリゴンミラー1002によって偏向されたレーザ光は、当該レーザ光を受光する受光素子を備える受光部としてのBD(Beam Detect)センサ1004に入射する。なお、本実施形態では、BDセンサ1004は、BDセンサ1004がレーザ光を検知してから再びレーザ光を検知するまでの期間において、BDセンサ1004がレーザ光を検知した後に当該レーザ光が感光ドラム708の外周面に照射される位置に配置される。具体的には、例えば、BDセンサ1004は、図3に示すように、ポリゴンミラー1002によって反射されたレーザ光が通過する領域のうち角度αで表される領域よりも外側の領域且つレーザ光が走査される方向において上流側の領域に配置される。
BDセンサ1004は、検出したレーザ光に基づいて同期信号としてのBD信号(第1の信号)を生成し、エンジン制御部1009に出力する。エンジン制御部1009は、入力されたBD信号に基づいて、ポリゴンミラー1002の回転周期が所定周期になるようにポリゴンモータを制御する。エンジン制御部1009は、BD信号の周期が所定周期に対応する周期になると、ポリゴンミラー1002の回転周期が所定周期になったと判断する。
図3に示すように、エンジン制御部1009には、レジローラ723の下流側に設けられた、記録媒体の搬送方向において記録媒体の先端の到達を検知するシートセンサ726の検知結果が入力される。
エンジン制御部1009は、BDセンサ1004から入力されるBD信号に基づいて、画像制御部1007に出力するBD信号(作像用BD信号;第2の信号)を生成する信号生成部1009aを有する。シートセンサ726が記録媒体の先端を検知すると、第1の出力手段としての信号生成部1009aは、作像用BD信号を画像制御部1007へ出力する。作像用BD信号はBD信号と同期する信号である。なお、作像用BD信号は、レーザ光が感光ドラム708を走査する1走査周期を示す信号である。信号生成部1009aは、BDセンサ1004がレーザ光を受光することに応じて作像用BD信号を生成して出力する。
画像制御部1007は、入力される作像用BD信号に応じて、補正された画像データを第1の受信手段としてのレーザ制御部1008へ出力する。なお、エンジン制御部1009及び画像制御部1007の具体的な制御構成については後述する。
レーザ制御部1008は、入力される画像データに基づいてレーザ光源1000を点灯させることによって、感光ドラム708の外周面に画像を形成するためのレーザ光を発生させる。このように、レーザ制御部1008は、情報処理装置としての画像制御部1007によって制御される。発生したレーザ光は、上述した方法で感光ドラム708の外周面に照射される。
なお、シートセンサ726が記録媒体を検知する位置から転写位置までの距離(第1の距離)は、レーザ光が照射される感光ドラム708の外周面上の位置から転写位置までの感光ドラム708の回転方向における距離(第2の距離)よりも長い。具体的には、第1の距離は、シートセンサ726が記録媒体の先端を検知してからレーザ光源1000からレーザ光が出射されるまでの期間に記録媒体が搬送される距離と第2の距離とを足し合わせた距離になる。なお、シートセンサ726が記録媒体の先端を検知してからレーザ光源1000からレーザ光が出射されるまでの期間においては、画像制御部1007による画像データの補正や画像制御部1007によるレーザ制御部1008の制御等が行われる。
以上が、レーザスキャナユニット707の構成の説明である。
[ポリゴンミラーの面を特定する方法]
画像制御部1007は、入力される作像用BD信号の周期に応じて、補正した画像データを、副走査方向における最上流の画像データから順にレーザ制御部1008に出力する。レーザ制御部1008は、入力される画像データに応じてレーザ光源1000を制御することによって、感光ドラム708の外周面上に画像を形成する。なお、本実施形態においては、ポリゴンミラー1002の面の数は4個であるが、ポリゴンミラー1002の面の数は4個に限定されるわけではない。
記録媒体に形成される画像は、ポリゴンミラー1002が有する複数の反射面により偏向されたレーザ光によって形成される。具体的には、例えば、図2に示すように、副走査方向における最上流の画像データに対応する画像は、ポリゴンミラー1002の第1面により偏向されたレーザ光によって形成される。また、副走査方向における最上流から2番目の画像データに対応する画像は、ポリゴンミラー1002の第1面とは異なる第2面により偏向されたレーザ光によって形成される。このように、記録媒体に形成される画像は、ポリゴンミラー1002が有する複数の反射面のうち異なる反射面により反射されたレーザ光によって形成される画像で構成される。
レーザ光を偏向するポリゴンミラーとして4個の反射面を有するポリゴンミラーが用いられる場合、ポリゴンミラー1002の隣接する2つの反射面がなす角度は正確には90°でない可能性がある。具体的には、4個の反射面を有するポリゴンミラーを回転軸方向から見た場合に、隣接する2つの辺が成す角度が正確には90°でない(即ち、回転軸方向から見たポリゴンミラーの形状が正方形でない)可能性がある。なお、n個(nは正の整数)の反射面を有するポリゴンミラーが用いられる場合、回転軸方向から見たポリゴンミラーの形状が正n角形でない可能性がある。
4個の反射面を有するポリゴンミラーが用いられる場合、ポリゴンミラーの隣接する2つの反射面がなす角度が正確に90°でないと、レーザ光によって形成される画像の位置や大きさが、反射面ごとに異なってしまう。その結果、感光ドラム708の外周面上に形成される画像に歪みが生じ、記録媒体に形成される画像にも歪みが生じてしまう。
そこで、本実施形態では、ポリゴンミラー1002が有する複数の反射面のそれぞれに対応する補正量(補正データ)による補正(書き出し位置の補正等)が画像データに対して行われる。この場合、レーザ光が偏向される面を特定する構成が必要となる。以下に、レーザ光が偏向される面を特定する方法の一例を説明する。本実施形態では、ポリゴンミラー1002が備える複数の反射面のうちレーザ光を偏向(反射)する面を、エンジン制御部1009に設けられた面特定部1009cが特定する。
図4(a)は、レーザ光がBDセンサ1004の受光面を走査することによって生成されたBD信号と当該レーザ光が偏向される面(面番号)との関係の一例を示す図である。図4(a)に示すように、レーザ光がBDセンサ1004の受光面を走査する周期(走査周期)は、ポリゴンミラー1002の面ごとに異なる。
図5(a)は、工場出荷前に予め測定された走査周期と当該走査周期に対応する面番号との関係の一例を示す図である。図5(a)では、面番号1に対応する周期はT1、面番号2に対応する周期T2、面番号3に対応する周期はT3、面番号4に対応する周期はT4と示されている。なお、図5(a)に示す関係は、面特定部1009cに設けられたメモリ1009fに格納されている。
面特定部1009cは、レーザ光が偏向される面(面番号)を以下の方法で特定する。具体的には、面特定部1009cは、図4(b)に示すように、BD信号の連続する4つの走査周期に対して面番号A乃至Dを設定する。そして、面特定部1009cは、面番号A乃至Dのそれぞれについての走査周期を複数回(例えば32回)測定し、測定した周期の平均値を面番号A乃至Dのそれぞれについて算出する。
図5(b)は、面番号A乃至Dと当該面番号A乃至Dそれぞれに対応する周期との関係の一例を示す図である。エンジン制御部1009は、算出した周期と、図5(a)に示す周期と面番号との関係と、に基づいて面番号A乃至Dがそれぞれ面番号1乃至4のどれに対応するかを特定する。本実施形態では、図5(b)に示すように、面特定部1009cは、A面=2面、B面=3面、C面=4面、D面=1面、と特定(判定)する。
以上のようにして、面特定部1009cは、レーザ光が偏向される面(ポリゴンミラー1002が有する複数の反射面のうち感光ドラム708の走査に用いられる反射面)の番号を、入力されるBD信号に基づいて特定する。
<エンジン制御部>
次に、本実施形態におけるエンジン制御部1009が行う制御について、図3及び図6を用いて説明する。図3に示すように、面特定部1009cは、複数の反射面のうちBDセンサ1004の受光面を走査するレーザ光が偏向される反射面を示す面情報を記憶する面カウンタ1009dを有する。
図6は、各種信号と面カウンタ1009dのカウント数C1(面番号)との例を示す図である。なお、面カウンタ1009dのカウント数C1は面情報に対応する。ポリゴンミラー1002の回転周期が所定周期になると(時刻t11)、エンジン制御部1009(面特定部1009c)は、入力されるBD信号に基づいて、前述した方法で面番号の特定(面の判定)を行う。
エンジン制御部1009は、面特定部1009cによる面番号の特定(推定)が終了する時刻t12から、面カウンタ1009dによるカウントを開始する。具体的には、面番号の特定が終了すると、エンジン制御部1009は、面番号の特定が終了した後の最初に入力されるBD信号が示す面番号を面カウンタ1009dのカウント数C1の初期値として設定する。エンジン制御部1009は、カウント数C1の初期値を設定した後は、例えば、入力されるBD信号の立ち下がり(立下り)エッジを検出するごとにカウント数C1を更新する。なお、C1は1≦C1≦4を満たす正の整数である。
エンジン制御部1009(信号生成部1009a)は、面特定が完了すると、作像用BD信号の出力を開始する。また、エンジン制御部1009は、面特定が完了したことを、通信I/F1009bを介して画像制御部1007に通知する。
信号生成部1009aは、所定の反射面に対応するBD信号の有効時間幅を変化させて作像用BD信号として出力することによって、画像制御部1007に面番号を通知する。ここで、作像用BD信号は、第1レベル及び第2レベルによって構成される信号である。本実施の形態では、第1レベルはLowレベル、第2レベルはHighレベルの信号であるが、この逆であってもよい。BD周期は、作像用BD信号が第1レベルに立ち下がってから次に第1レベルへ立ち下がるまでの期間である。有効時間幅は、作像用BD信号が第1レベルである時間帯である。厳密には、有効時間幅は、作像用BD信号が第1レベルに立ち下がってから第2レベルへ立ち上がるまでの期間である。信号生成部1009aは、面番号1に対応する作像用BD信号のLowレベルの時間幅が他の面番号2〜4に対応するLowレベルの時間幅よりも長くなるように作像用BD信号を生成して画像制御部1007へ出力する。なお、所定の反射面に対応する有効時間幅を他の反射面に対応する有効時間幅より長くすることは必須でなく、短くしてもよい。すなわち、所定の反射面に対応する有効時間幅を他の反射面に対応する有効時間幅と異ならせればよい。
画像制御部1007のCPU151は、面特定が完了したことがエンジン制御部1009から通知されると、印刷を実行する(記録媒体に画像を形成する)ように、通信I/F1012を介してエンジン制御部1009を制御する(タイミングA)。この結果、エンジン制御部1009はレジローラ723の駆動を開始する。その結果、シートセンサ726によって記録媒体の先端が検知される(タイミングB)。
シートセンサ726が記録媒体の先端を検知すると、エンジン制御部1009は、パルスカウンタ1009eを用いて、出力した作像用BD信号のパルスの数をカウントする。エンジン制御部1009は、パルスカウンタ1009eのカウント数が記録媒体1面分に相当するパルスの数に到達すると、レジローラ723の駆動を停止する。また、エンジン制御部1009は、シートセンサ726が記録媒体の先端を検知すると、画像データを要求する信号(画像要求信号)を画像制御部1007に出力する。
図7は、本実施形態におけるエンジン制御部1009が行う制御を説明するフローチャートである。図7に示すフローチャートの処理は、エンジン制御部1009によって実行される。以下の説明において、エンジン制御部1009は、面特定が完了した後、入力されるBD信号の立ち下がりエッジを検出するごとにカウント数C1を更新する。
まず、エンジン制御部1009は、ポリゴンミラー1002の駆動を開始し(ステップS101)、ポリゴンミラー1002の回転周期が所定周期になるのを待つ(ステップS102)。ポリゴンミラー1002の回転周期が所定周期になると、エンジン制御部1009(面特定部1009c)は、入力されるBD信号に基づいて面(面番号)の特定を開始する(ステップS103)。そしてエンジン制御部1009は、面の特定が完了するのを待つ(ステップS104)。そしてエンジン制御部1009は、面の特定が完了すると、面番号の特定が完了した後に最初に入力されるBD信号が示す面番号を面カウンタ1009dのカウント数C1の初期値として設定する(ステップS105)。
次に、エンジン制御部1009は、面特定が完了したことを、通信I/F1009bを介して画像制御部1007に通知する(ステップS106)。そしてエンジン制御部1009(信号生成部1009a)は、画像制御部1007に対して、所定の反射面に対応するBD信号の有効時間幅を変化させて作像用BD信号として出力する処理を開始する(ステップS107)。次に、エンジン制御部1009は、記録媒体に画像を形成する指示が出力されるまで待つ(ステップS108)。そしてエンジン制御部1009は、記録媒体に画像を形成する指示が出力されると、パルスカウンタ1009eにより作像用BD信号のパルスの数のカウントを開始する(ステップS109)。さらにエンジン制御部1009は、レジローラ723の駆動を開始する(ステップS110)。次にエンジン制御部1009は、シートセンサ726が記録媒体の先端を検知するのを待つ(ステップS111)。そしてエンジン制御部1009は、シートセンサ726が記録媒体の先端を検知すると、画像データを要求する信号(画像要求信号)を画像制御部1007に出力する(ステップS112)。次にエンジン制御部1009は、パルスカウンタ1009eのカウント数が記録媒体1面分に相当するパルスの数に到達するのを待つ(ステップS113)。そしてエンジン制御部1009は、カウント数が記録媒体1面分に相当するパルスの数に到達すると、パルスカウンタ1009eによるカウントを終了し(ステップS114)、パルスカウンタ1009eによるカウント数をリセットする(ステップS115)。
そしてエンジン制御部1009は、ジョブが終了したか否かを判別し(ステップS117)、ジョブが終了していない場合は、処理をステップS108に戻す。一方、ジョブが終了すると、エンジン制御部1009は、ポリゴンミラー1002の駆動を停止して(ステップS118)。図7の処理を終了させる。
以上が、エンジン制御部1009が行う制御についての説明である。
<画像制御部>
次に、画像制御部1007が行う制御について説明する。図3に示すように、画像制御部1007は、作像用BD信号を受信する第2の受信手段としてのBD制御部1010を有する。また、画像制御部1007は、BD制御部1010によって検出された作像用BD信号に基づいて、複数の反射面のうちBDセンサ1004の受光面を走査するレーザ光が偏向される反射面を示す面情報を記憶する面カウンタ1013を有する。
図8は、BD制御部1010のブロック図である。BD制御部1010は、作像用BD信号を検知するBD検知部301(決定手段)、特定部303、及び、作像用BD信号を一定期間検知させないためのマスクパターンを生成する生成手段としてのBDマスク生成部302を有する。
BD検知部301は、入力される作像用BD信号の立ち下がりエッジ及び立ち上がり(立上り)エッジを検知し、検知結果を面カウンタ1013及び特定部303に出力する。特定部303は、BD検知部301が作像用BD信号の立ち下がりエッジを検出してから立ち上がりエッジを検知するまでの時間を計測する。特定部303は、当該計測結果に基づいて、画像制御部1007に入力される作像用BD信号が示す面番号を特定する。具体的には、特定部303は、計測結果が所定値(所定時間)より大きい場合に、入力された作像用BD信号が示す面番号が‘1’であると特定する。なお、所定値は、作像用BD信号の所定の反射面に対応する第1レベルの時間幅(有効時間幅A)よりも小さく且つ作像用BD信号の所定の反射面以外の反射面に対応する第1レベルの時間幅(有効時間幅B)よりも大きい値である(この例ではA>B)。図9で説明する有効時間幅A、Bは、例えば、BD制御部1010が有するメモリ304に予め記憶されている値である。
CPU151は、特定部303が、入力された作像用BD信号が示す面番号が‘1’であると特定すると、面カウンタ1013のカウント数C2の初期値を1に設定する。面カウンタ1013は、初期値が設定された後は、BD検知部301が作像用BD信号の立ち下がりエッジを検出する毎にカウント数C2を更新する。
エンジン制御部1009から画像制御部1007へ出力される作像用BD信号にノイズが混入した場合、画像制御部1007は有効時間幅を正確に測定できないため、各反射面を正確に特定できないおそれがある。そこで本実施の形態では、マスクパターンを用いて、必要な信号の取得を確保しつつ、信号を取得しない期間を設ける。
図9は、作像用BD信号及びマスクパターンの例を示す図である。処理手段としてのBDマスク生成部302は、マスクパターンとしてマスクパターンM1、M2の2種類を生成する。図9に示すように、各反射面に対応する作像用BD信号の第2レベルから第1レベルへの切り替わりタイミング(第1タイミング)をt2とする。また、所定の反射面に対応する作像用BD信号の第1レベルから第2レベルへの切り替わりタイミング(第2タイミング)をt1とする。
マスクパターンM1は、有効時間幅Aに95%のマスクをかける(マスク処理により、信号を取得しない)と共に、有効時間幅A以外の時間幅に対して95%のマスクをかけるためのマスクパターンである。具体的には、マスクパターンM1は、切り替わりタイミングt2を起点として、有効時間幅Aより短い時間幅(A×0.95)(第1所定期間)を、信号を取得しないための時間幅として有する。マスクパターンM1はまた、切り替わりタイミングt1を起点として、BD周期から有効時間幅Aを差し引いた値より短い時間幅((BD周期−A)×0.95)(第2所定期間)を、信号を取得しないための時間幅として有する。一方、マスクパターンM2は、BD周期に対して95%のマスクをかける。具体的には、マスクパターンM2は、切り替わりタイミングt2を起点として、BD周期より短い時間幅(BD周期×0.95)(第3所定期間)を、信号を取得しないための時間幅として有する。なお、信号を取得しないマスク期間の設定に用いる95%という値は例示であり、100%より小さい値であればよい。
マスクパターンM1、M2は、作用している期間の作像用BD信号の取得をしないようにして、ノイズによる誤検知を回避する目的で用いられる。特にマスクパターンM1は、有効時間幅Aの検知とBD周期の検知とを阻害しないようなタイミングでマスキング(信号取得を不可状態にすること)を作用させるものである。マスクパターンM2は、BD周期の検知を阻害しないようなタイミングでマスキングを作用させるものである。
本実施形態では、所定の反射面が特定されるまでは、BD検知部301による検知にマスクパターンM1が適用される。また、所定の反射面が特定された後は、所定の反射面に対応する作像用BD信号に際しては、マスクパターンM1が適用される。しかし、所定の反射面以外の反射面に対応する作像用BD信号の取得に際しては、BD検知部301による検知に切り替わりタイミングt2で信号を取得できればよいので、BD検知部301による検知にマスクパターンM2が適用される。なお、マスクパターンの切り替えは、例えば、CPU151によって行われる。
図9の例では、最初、CPU151は、所定の反射面(面番号1)の作像用BD信号の取得に対してマスクパターンM1を適用する。すなわちCPU151は、作像用BD信号の立下り(t2)から、有効時間幅Aの95%をマスク期間とすることにより、ノイズの取得を抑えつつ次の作像用BD信号の立上り(t1)を検知できるようにする。CPU151は、作像用BD信号の立上り(t1)が検知されると、残りのBD周期の95%をマスク期間とすることにより、次の作像用BD信号の立下り(t2)を検知できるようにする。ここで、図9の例では検出有効時間幅が有効時間幅Aと一致し、最初の反射面が所定の反射面であると特定される。
次に、作像用BD信号の立下り(t2)を検知すると、CPU151は、作像用BD信号の取得に対してマスクパターンM2を適用する。すなわちCPU151は、作像用BD信号の立下り(t2)から、BD周期の95%をマスク期間とすることにより、ノイズの取得を抑えつつ次の作像用BD信号の立下り(t2)を検知できるようにする。
ところで、CPU151は、各マスクパターンの切り替えを、タイマのコンペアマッチ機能を用いた論理レベルの切替タイミングにより制御する。コンペアマッチ機能とは、タイマのカウント値が予め設定した値と一致した時にイベントを発生させるものである。そのイベントに応じて、コンペアマッチ機能は、CPU151に割込み処理を発生させるか、またはDMA(ダイナミックメモリアクセス)コントローラにメモリ・レジスタ間のデータ転送をさせることができる。マスクパターンの生成や切り替えの制御については図10〜図12で後述する。
図10は、本実施の形態におけるジョブ処理のフローチャートである。この処理は、CPU151によって実行される。この処理は、CPU151が不図示の記憶部に格納されたプログラムを不図示のRAMに読み出して実行することにより実現される。この処理において、CPU151は反射面を特定する特定手段に該当する。
まず、CPU151は、印刷ジョブの受信を待ち(ステップS201)、印刷ジョブを受信すると、BDマスク生成部302及びBD検知部301を制御して、BD検知部301に対してマスクパターンM1を適用する(ステップS202)。そしてCPU151は、BD検知部301を有効にし、作像用BD信号の取得ができる状態にする(ステップS203)。次に、CPU151は、エンジン制御部1009から受信した作像用BD信号の立下り(t2)をBD検知部301が検知するまで待ち(ステップS204)、作像用BD信号の立下りが検知されると、処理をステップS205に進める。ステップS205では、CPU151は、次の作像用BD信号の立上り(t1)をBD検知部301が検知するまで待つ。そして作像用BD信号の立上りが検知されると、CPU151は、特定部303を制御して、作像用BD信号の立下りから立上りまでの時間(すなわち、有効時間幅)を測定し、測定した時間を「検出有効時間幅」として取得する。
ここで、マスクパターンM1を適用している間、今回の反射面が所定の反射面であれば、マスクパターンM1のうちマスクされない期間内にタイミングt1が到来するので、検出有効時間幅(=A)が取得される。一方、今回の反射面が所定の反射面でない場合は、マスクパターンM1のうちマスクされない期間内にタイミングt1が到来しないことがあり得る。そこで、作像用BD信号の立下り(t2)が検知されてから有効時間幅Aに相当する時間が経過しても立上り(t1)が検知されなかった場合、CPU151は、例えば、有効時間幅Aとは異なる固定値(例えば、0)を検出有効時間幅として取得する。
次にCPU151は、検出有効時間幅が所定値以上であるか否かを判別する(ステップS206)。ステップS206での判別の結果、検出有効時間幅が所定値以上である場合は、CPU151は、今回の反射面は所定の反射面であると判定し、面カウンタ1013のカウント数C2に初期値である1を設定する(ステップS207)。そしてCPU151は、次の作像用BD信号の立下り(t2)を起点として、BDマスク生成部302により生成されたマスクパターンM2をBD検知部301に適用し(ステップS208)、処理をステップS212に進める。一方、検出有効時間幅が所定値より小さい場合は、CPU151は、今回の反射面は所定の反射面ではないと判定し、面カウンタ1013のカウント数C2を更新する(ステップS209)。
そしてCPU151は、面カウンタ1013のカウント数C2が最大値(面番号の最大値であり、本実施の形態では4)と一致するか否かを判別する(ステップS210)。そして面カウンタ1013のカウント数C2が最大値と一致する場合は、今回の反射面は面番号4に対応する反射面であり、次の反射面は面番号1に対応する反射面であると判断される。そこでCPU151は、次の作像用BD信号の立下り(t2)を起点として、BDマスク生成部302により生成されたマスクパターンM1をBD検知部301に適用する(ステップS211)。その後CPU151は、処理をステップS212に進める。一方、面カウンタ1013のカウント数C2が最大値と一致しない場合は、処理をステップS212に進める。
ステップS212では、CPU151は、画像要求信号がエンジン制御部1009から画像制御部1007に入力されたか否かを判別する。そしてCPU151は、画像要求信号が入力されない場合は、処理をステップS214に進める一方、画像要求信号が入力された場合は、作像用BD信号に同期させて画像データの出力を開始する(ステップS213)。ここでの画像データの出力においては、CPU151は、既に特定されている反射面の各々の、予め測定しておいた特性に合わせて、画像の倍率や書き出し位置の補正を行う。なお、補正の内容についての限定はない。その後、処理はステップS214に進む。
ところで、画像補正部1011はメモリ1011a(記憶手段)を有する。複数の反射面のそれぞれに対応する複数の補正データが、面情報と関連付けてメモリ1011aに記憶される。補正手段としての画像補正部1011は、面情報と補正データとに基づいて、各反射面に対応する画像データを補正する。第2の出力手段としての画像補正部1011は、BD制御部1010が作像用BD信号を受信することに応じて、補正された画像データをレーザスキャナユニット707に出力する。
ステップS214では、CPU151は、印刷ジョブが完了したか否かを判別する。そしてCPU151は、印刷ジョブが完了していない場合は、処理をステップS204に戻す一方、印刷ジョブが完了した場合は、図10の処理を終了する。
図10の処理によれば、CPU151は、所定の反射面が特定されるまでは、マスクパターンM1を適用し、有効時間幅の測定を確保しつつノイズの混入を抑制する。そしてCPU151は、所定の反射面が特定された後は、マスクパターンM1、M2を切り替えて適用する。すなわちCPU151は、所定の反射面に対応する作像用BD信号を、マスクパターンM1を適用して取得し、所定の反射面以外の反射面に対応する作像用BD信号を、マスクパターンM2を適用して取得する。これにより、有効時間幅の測定とBD周期の検出とを確保しつつ、ノイズの混入による誤検出を効果的に防ぐことができる。
なお、本実施形態では、所定の反射面が特定されるまではマスクパターンM1が適用され、所定の反射面が特定された後は、マスクパターンM1、M2が適用されたが、この限りではない。例えば、所定の反射面が特定された後もマスクパターンM1が適用される構成でもよい。なお、所定の反射面が特定された後は、面カウンタ1013は、BD検知部301が作像用BD信号の立ち下がりエッジを検出する毎にカウント数C2を更新する。
図11は、マスクパターンM1適用処理のフローチャートである。この処理は、CPU151が不図示の記憶部に格納されたプログラムを不図示のRAMに読み出して実行することにより実現される。この処理は、図10のステップS202またはステップS211が実行されると開始され、図10の処理と並行して実行される。
まず、CPU151は、タイマカウンタのコンペアマッチレジスタ値を、有効時間幅Aの95%であるA×0.95に設定する(ステップS301)。次に、CPU151は、作像用BD信号の立下り(t2)を検知するまで待ち(ステップS302)、作像用BD信号の立下りを検知すると、マスキングを開始する(ステップS303)。ここには、図9の例では1番目のタイミングt2が対応する。そして、CPU151は、タイマカウンタをリセットし(ステップS304)、タイマカウンタのカウントを開始する(ステップS305)。その後、CPU151は、タイマカウンタのカウンタ値が、コンペアマッチレジスタ値と一致するまで待つ(ステップS306)。そして、カウンタ値が、コンペアマッチレジスタ値と一致すると、マスキングを解除する(ステップS307)。ここには、図9の例ではタイミングt1の前のA×0.95の終端が対応する。
次に、CPU151は、作像用BD信号の立上り(t1)を検知するまで待ち(ステップS308)、作像用BD信号の立上りを検知すると、マスキングを再び開始する(ステップS309)。ここには、図9の例ではタイミングt1が対応する。次に、CPU151は、タイマカウンタをリセットしてカウントを開始する(ステップS309)。その後、CPU151は、タイマカウンタのコンペアマッチレジスタ値を、BD周期から有効時間幅Aを差し引いた値の95%である(BD周期−A)×0.95に設定する(ステップS311)。そしてCPU151は、タイマカウンタのカウンタ値が、コンペアマッチレジスタ値と一致するまで待つ(ステップS312)。そしてCPU151は、カウンタ値が、コンペアマッチレジスタ値と一致すると、マスキングを解除する(ステップS307)。ここには、図9の例では2番目のタイミングt2の前の、(BD周期−A)×0.95の終端が対応する。次に、CPU151は、マスクパターンM1の出力指示が継続中か否かを判別し(ステップS314)、出力指示が継続中であれば処理をステップS301に戻し、出力指示が継続中でなければ図11の処理を終了する。例えば、図10のステップS202またはステップS211の実行後にステップS208が実行されていない状態においては、マスクパターンM1の出力指示が継続中となる。
図12は、マスクパターンM2適用処理のフローチャートである。この処理は、CPU151が不図示の記憶部に格納されたプログラムを不図示のRAMに読み出して実行することにより実現される。この処理は、図10のステップS208が実行されると開始され、図10の処理と並行して実行される。
まず、CPU151は、タイマカウンタのコンペアマッチレジスタ値を、BD周期の95%であるBD周期×0.95に設定する(ステップS401)。次に、CPU151は、作像用BD信号の立下り(t2)を検知するまで待ち(ステップS402)、作像用BD信号の立下りを検知すると、マスキングを開始する(ステップS403)。そして、CPU151は、タイマカウンタをリセットし(ステップS404)、タイマカウンタのカウントを開始する(ステップS405)。その後、CPU151は、タイマカウンタのカウンタ値が、コンペアマッチレジスタ値と一致するまで待つ(ステップS406)。そしてCPU151は、カウンタ値が、コンペアマッチレジスタ値と一致すると、マスキングを解除する(ステップS407)。次に、CPU151は、マスクパターンM2の出力指示が継続中か否かを判別し(ステップS408)、出力指示が継続中であれば処理をステップS401に戻し、出力指示が継続中でなければ図12の処理を終了する。例えば、図10のステップS208の実行後にステップS202またはステップS211が実行されていない状態においては、マスクパターンM2の出力指示が継続中となる。
本実施の形態によれば、エンジン制御部1009は、BDセンサ1004により生成された作像用BD信号のうち所定の反射面に対応する第1レベルの時間幅(有効時間幅A)を、他の反射面に対応する有効時間幅Bとは異ならせて出力する。CPU151は、反射面の特定にあたってマスクパターンM1、M2を切り替えて適用する。CPU151は、所定の反射面が特定されるまでは、マスクパターンM1を適用する。そしてCPU151は、所定の反射面が特定された後は、所定の反射面に対応する作像用BD信号の取得にはマスクパターンM1を適用し、所定の反射面以外の反射面に対応する作像用BD信号の取得にはマスクパターンM2を適用する。これにより、所定の反射面の有効時間幅と各反射面のBD周期とを確実に検知しつつ、ノイズの混入による誤検出を効果的に防ぐことができる。よって、BD信号のノイズの影響を抑制して反射面を安価且つ高精度に特定することができる。
なお、ノイズ低減の観点からは、変更後のBD信号(作像用BD信号)のうち、所定の反射面に対応するタイミングt1と各反射面に対応するタイミングt2とを除いた時間幅の全てを、信号を取得しないマスク期間とすることは必須でない。例えば、本実施の形態では、マスクパターンM1は、タイミングt1、t2付近以外の期間で、信号を取得しないマスク期間は連続的な期間とされた。マスクパターンM2は、タイミングt2付近以外の期間で、信号を取得しないマスク期間は連続的な期間とされた。しかし、信号を取得しない期間を断続的としてもよく、そのようにしてもノイズ低減効果はある程度、得られる。あるいは、タイミングt1とタイミングt2とを除いた時間幅のうち少なくとも一部の時間幅に対応する信号を取得しないようにしつつ、作像用BD信号を取得するようにすればよい。すなわち、BD周期と有効時間幅の検出に必要なタイミング以外では、なるべく信号を取得しないようにすればよい。この観点からは、信号を取得しない期間を設けるための構成は、マスクパターンの適用という手法に限定されるものではない。また「一部の信号を取得しない」ことには、一旦受信した信号の一部をBD周期と有効時間幅の検出に用いない、という処理も含まれる。
なお、本実施の形態では、マスクパターンM1、M2を切り替えて適用するとしたが、これに限らない。すなわち、タイミングt1、t2での信号取得を確保してそれ以外ではなるべく信号を取得しないようにすればよいので、例えば、マスクパターンM1だけを用いるようにしてもよい。
なお、画像制御部1007を本発明の情報処理装置としてとらえ、画像読取装置700及び画像印刷装置701から画像制御部1007を除いたものを、情報処理装置に接続される画像形成装置としてとらえてもよい。あるいは、画像制御部1007を含めた画像読取装置700及び画像印刷装置701を本発明の画像形成装置ととらえてもよい。なお、レーザスキャナユニット707、感光ドラム708及びエンジン制御部1009を含む画像形成手段と、画像データを出力する画像制御部1007との接続の態様は問わない。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
151 CPU
1000 レーザ光源
1002 ポリゴンミラー
1004 BDセンサ
1007 画像制御部
1009 エンジン制御部
1009a 信号生成部
1010 BD制御部

Claims (8)

  1. 画像データを受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段が受信した前記画像データに基づいてレーザ光を射出する射出手段と、
    複数の反射面を有し、回転しながら、前記射出手段から射出されたレーザ光を前記反射面によって偏向させて感光体を走査する回転多面鏡と、
    前記回転多面鏡によって偏向された前記レーザ光を受光する受光素子を備え、前記受光素子が前記レーザ光を受光することに応じて、第1レベルの信号と第2レベルの信号とで構成される第1の信号を出力する受光部と、
    前記第1の信号と同期する第2の信号を出力する第1の出力手段であって、前記複数の反射面のうち所定の反射面によって偏向された前記レーザ光に基づく前記第2の信号が前記第1レベルである時間幅を、前記複数の反射面のうち前記所定の反射面以外の他の反射面によって偏向された前記レーザ光に基づく前記第2の信号が前記第1レベルである時間幅とは異なる時間幅に変更して前記第2の信号を出力する第1の出力手段と、
    を含む画像形成手段を有する画像形成装置に接続され、前記出力手段から出力される前記第2の信号に応じて前記画像データを前記画像形成手段に出力する情報処理装置において、
    前記第1の出力手段から出力される前記第2の信号を受信する第2の受信手段と、
    前記第2の信号が前記第2レベルから前記第1レベルに変化する第1タイミング及び前記第2の信号が前記第1レベルから前記第2レベルに変化する第2タイミングを決定する決定手段と、
    前記所定の反射面に対応する前記第2の信号における前記第1タイミングを前記決定手段が決定したことに応じて、当該第1タイミングから前記所定の反射面に対応する前記第2の信号における前記第2タイミングまでの期間において当該期間よりも短い第1所定期間、マスク処理を行い、前記第2タイミングを前記決定手段が決定したことに応じて、当該第2タイミングから前記所定の反射面に対応する前記第2の信号に隣接する前記第2の信号における前記第1タイミングまでの期間において当該期間よりも短い第2所定期間、前記マスク処理を行う処理手段と、
    前記第1タイミングから前記第2タイミングまでの時間に基づいて前記反射面を特定し、前記反射面を特定した後は前記第2の受信手段が前記第2の信号を受信する度に前記反射面を示す面情報を更新する特定手段と、
    前記複数の反射面のそれぞれに対応する複数の補正データを前記面情報と関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記面情報と前記記憶手段に記憶されている前記補正データとに基づいて、前記感光体を走査する前記レーザ光が偏向される反射面に対応する前記画像データを補正する補正手段と、
    前記第2の受信手段が前記第2の信号を受信することに応じて前記補正された画像データを前記画像形成手段に出力する第2の出力手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記特定手段は、前記第1タイミングから前記第2タイミングまでの時間が所定時間よりも長いと、前記走査に用いられる反射面が前記所定の反射面であると特定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記処理手段は、前記特定手段が前記所定の反射面を特定した後は、前記他の反射面に対応する前記第2の信号における前記第1タイミングを前記決定手段が決定したことに応じて、当該第1タイミングから前記他の反射面に隣接する前記第2の信号における前記第1タイミングまでの期間において当該期間よりも短い第3所定期間、マスク処理を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記特定手段は、前記決定手段が前記第1タイミングを決定すると、前記面情報を更新することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  5. 前記補正手段は、前記特定手段によって特定される前記面情報に基づいて前記記憶手段に記憶されている前記補正データを読み出し、前記読み出した補正データを用いて、前記感光体を走査する前記レーザ光が偏向される反射面に対応する前記画像データを補正することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2の受信手段が設けられる基板は前記第1の出力手段が設けられる基板とは異なる基板であり、
    前記第2の受信手段が設けられる基板は前記第1の出力手段が設けられる基板とケーブルにより接続されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  7. 前記補正手段は、第1の画像データに基づいて前記射出手段から出力される前記レーザ光が偏向される反射面に対応する第1の補正データを用いて前記第1の画像データを補正し、前記第1の画像データとは異なる第2の画像データに基づいて前記射出手段から出力される前記レーザ光が偏向される反射面に対応する第2の補正データを用いて前記第2の画像データを補正することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  8. 画像データを受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段が受信した前記画像データに基づいてレーザ光を射出する射出手段と、
    複数の反射面を有し、回転しながら、前記射出手段から射出されたレーザ光を前記反射面によって偏向させて感光体を走査する回転多面鏡と、
    前記回転多面鏡によって偏向された前記レーザ光を受光する受光素子を備え、前記受光素子が前記レーザ光を受光することに応じて、第1レベルの信号と第2レベルの信号とで構成される第1の信号を出力する受光部と、
    前記第1の信号と同期する第2の信号を出力する第1の出力手段であって、前記複数の反射面のうち所定の反射面によって偏向された前記レーザ光に基づく前記第2の信号が前記第1レベルである時間幅を、前記複数の反射面のうち前記所定の反射面以外の他の反射面によって偏向された前記レーザ光に基づく前記第2の信号が前記第1レベルである時間幅とは異なる時間幅に変更して前記第2の信号を出力する第1の出力手段と、
    を含む画像形成手段と、
    前記第1の出力手段から出力される前記第2の信号を受信する第2の受信手段と、
    前記第2の信号が前記第2レベルから前記第1レベルに変化する第1タイミング及び前記第2の信号が前記第1レベルから前記第2レベルに変化する第2タイミングを決定する決定手段と、
    前記所定の反射面に対応する前記第2の信号における前記第1タイミングを前記決定手段が決定したことに応じて、当該第1タイミングから前記所定の反射面に対応する前記第2の信号における前記第2タイミングまでの期間において当該期間よりも短い第1所定期間、マスク処理を行い、前記第2タイミングを前記決定手段が決定したことに応じて、当該第2タイミングから前記所定の反射面に対応する前記第2の信号に隣接する前記第2の信号における前記第1タイミングまでの期間において当該期間よりも短い第2所定期間、前記マスク処理を行う処理手段と、
    前記第1タイミングから前記第2タイミングまでの時間に基づいて前記反射面を特定し、前記反射面を特定した後は前記第2の受信手段が前記第2の信号を受信する度に前記反射面を示す面情報を更新する特定手段と、
    前記複数の反射面のそれぞれに対応する複数の補正データを前記面情報と関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記面情報と前記記憶手段に記憶されている前記補正データとに基づいて、前記感光体を走査する前記レーザ光が偏向される反射面に対応する前記画像データを補正する補正手段と、
    前記第2の受信手段が前記第2の信号を受信することに応じて前記補正された画像データを前記画像形成手段に出力する第2の出力手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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