JP2005144854A - カラー画像形成装置 - Google Patents

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JP2005144854A JP2003385385A JP2003385385A JP2005144854A JP 2005144854 A JP2005144854 A JP 2005144854A JP 2003385385 A JP2003385385 A JP 2003385385A JP 2003385385 A JP2003385385 A JP 2003385385A JP 2005144854 A JP2005144854 A JP 2005144854A
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Juichi Ogawara
寿一 大河原
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Abstract

【課題】 ポリゴンモータの回転速度変化に伴うリップルを小さくし、ポリゴンモータが安定するまでの時間を短縮することができるカラー画像形成装置を提供する。
【解決手段】 外部クロックにより回転制御されるポリゴンミラー2により偏光されたレーザビーム走査により、ビーム走査と垂直方向に回転する感光体上に静電潜像を形成すると共に、外部クロックを変更することによってポリゴンモータ13の駆動速度を変更するクロック生成ブロック12を有し、各色の副走査方向の書き出し位置を合わせ、出力画像の色ずれを防止する色ずれ防止機能を備えたカラー画像形成装置であって、クロック生成ブロック12は、設定または測定によって導き出された変位量を前半部、後半部の2つに分割制御する機能を有する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、外部クロックにより回転制御されるポリゴンミラーにより偏光されたレーザビーム走査により、ビーム走査と垂直方向に回転する感光体上に静電潜像を形成するカラー画像形成装置に関する。
外部クロックにより回転制御されるポリゴンミラーにより偏光されたレーザビーム走査により、ビーム走査と垂直方向に回転する感光体上に静電潜像を形成すると共に、外部クロックを変更することによってポリゴンモータの駆動速度を変更するクロック生成ブロックを有し、各色の副走査方向の書き出し位置を合わせ、出力画像の色ずれを防止する色ずれ防止機能を備えたカラー画像形成装置が普及している。
このような画像形成装置に関連して、例えば、特許文献1記載の技術においては、ポリゴンモータを早く定常回転に戻すために、リップル時に周波数の変更を行っている。
特開平11−237567号公報
上述したように、ポリゴンモータを早く定常回転に戻すために、リップル時に周波数の変更を行っている技術は存在するが、周波数変動の際に、リップルを小さくするものではないため、ポリゴンモータが安定するまでの時間短縮に限界があった。
本発明は、ポリゴンモータの回転速度変化に伴うリップルを小さくし、ポリゴンモータが安定するまでの時間を短縮することができるカラー画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、外部クロックにより回転制御されるポリゴンミラーにより偏光されたレーザビーム走査により、ビーム走査と垂直方向に回転する感光体上に静電潜像を形成すると共に、外部クロックを変更することによってポリゴンモータの駆動速度を変更するクロック生成ブロックを有し、各色の副走査方向の書き出し位置を合わせ、出力画像の色ずれを防止する色ずれ防止機能を備えたカラー画像形成装置であって、クロック生成ブロックは、設定または測定によって導き出された変位量を前半部、後半部の2つに分割制御する機能を有するカラー画像形成装置を最も主要な特徴とする。
請求項2記載の発明は、主となるクロック変更後、同一増減方向にクロック変更を保持したのち、定常回転時の設定に戻す請求項1のカラー画像形成装置を主要な特徴とする。
本発明によれば、外部クロックにより回転制御されるポリゴンミラーにより偏光されたレーザビーム走査により、ビーム走査と垂直方向に回転する感光体上に静電潜像を形成すると共に、外部クロックを変更することによってポリゴンモータの駆動速度を変更するクロック生成ブロックを有し、各色の副走査方向の書き出し位置を合わせ、出力画像の色ずれを防止する色ずれ防止機能を備えたカラー画像形成装置であって、クロック生成ブロックは、設定または測定によって導き出された変位量を前半部、後半部の2つに分割制御する機能を有することで、所期の目的を達成することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。
図1は本発明のカラー画像形成装置の構成図である。書込ユニット1、感光体(図ではベルトだが、ドラム等もある)2、各色の現像ユニット3(3K、3Y、3C、3M)、中間転写体(図ではベルトだが、ドラム等もある)4、2次転写ローラ5、中間転写マークセンサ(図では、反射型センサを示しているが、透過型等もある)6が示される。Pは転写材を示す。
中間転写マークセンサ6のマーク検知信号より、副走査基準信号が生成され、この副走査基準信号からタイミングを計り、書込ユニット1よりレーザビームが感光体2上に照射され、静電潜像を形成する。この静電潜像は、4つある現像ユニット3の1つにより顕像化され中間転写体4へ転写される。
この動作を4色繰り返し、中間転写体4上にカラー画像を形成する。中間転写体4上に形成されたカラー画像は、2次転写ローラ5により転写材P上に転写される。その後転写材Pは、図には示していない定着ユニットにより、カラー画像が転写材P上に固着され、転写材Pは機械外へ排紙される。
図2は本発明のカラー画像形成装置における書込ユニットの構成図である。
レーザダイオードユニット31、ポリゴンミラー32、同期検知センサ33、同期検知用反射ミラー34、レーザビームが透過/反射するレンズ/ミラー群35を示す。
レーザダイオードユニット31より出力されるレーザビーム(図には示されていないが、コリメートレンズやアパーチャーやシリンドリカルレンズ等により平行光化や整形が行われる)は、後述する図2に示すポリゴンモータにより回転しているポリゴンミラー2上へ照射され、その反射ビームがポリゴンミラー2の回転により、水平方向にスキャンされる。
このスキャンされたレーザビームは、レンズ/ミラー群35により感光体ベルト36上で等速スキャンおよび結像するよう整形され、感光体ベルト36上に照射される。また同時に、レーザビームの一部は、同期検知用反射ミラー34を介して、同期検知センサ33へ照射され、同期検知信号が生成される。この同期検知信号より、水平方向の書込タイミングを計り、主走査方向の画像位置合わせが行われる。
図3は本発明のカラー画像形成装置における書込ユニットの制御ブロック図である。上記同期検知センサ3から出力される同期検知信号と、同期検知信号と非同期であり副走査側の色重ねの基準となる副走査基準信号との時間差を時間差計測ブロック11で算出し、位相差に応じてポリゴンモータ13の加速/減速と変動量を、後段のクロック生成ブロック12へ出力し、クロック生成ブロック12にてクロック2の分周数を変更してポリゴンクロックの周波数を変更し、ポリゴンモータの回転速度を制御する。
なお加速・減速や変動量などの情報が、CPUおよびメモリなどに設定・記憶されている場合は、時間差計測ブロック11をなくし、CPUなどより直接クロック生成ブロック12へ指示することもある。また本構成では、加速/減速を行っているが、ポリゴンモータ13の構成や時間差計測ブロック11の構成によっては、加速のみまたは減速のみに制御される場合もある。
図4は図3に示すクロック生成ブロックの一例を示す構成図である。コンパレータ21は、カウンタ22の出力と加算・減算器ブロック23からの出力n−1と比較し、結果をカウンタ22のリセットに出力することにより、カウンタ22とペアでn進カウンタを形成する。
また加算・減算器ブロック23は、入力される3設定(クロック設定、加速・減速、変動クロック設定)から分周比を計算し、出力する(この出力が、図に示されているn−1である)。
図で示すクロック設定は、定常回転時のクロック設定を示していて、変動クロック設定はクロック設定からの変動量を示しているが、CPUなどより制御される場合、この3種類の設定があらかじめ計算されていて、後述の波形形成ブロック24およびこの加算・減算器ブロック23を省略して直接n−1の信号を入力する場合もある。
波形形成ブロック24は、入力された変動量からクロックを変動させる波形を算出し、ポリゴンクロックのタイミングに応じて、またポリゴンモータ13の回転速度に応じて変動クロック設定を変更する機能を有する。
なお波形形成ブロック24には、加速・減速信号を入力する場合もあり、加速または減速により、変動させる波形を変更する。また、図で示している同期検知信号は、ポリゴンモータ13の回転速度を監視するためのものであり、監視可能な信号としては、他にポリゴンモータ13のFG信号なども可能である。
ポリゴンモータクロックN(Hz)とポリゴンモータ回転速度R(rpm)の関係が
R=10N
かつ図1に示すように、ポリゴンミラー面数が6面の場合、同期検知信号の周波数もN(Hz)となる。
またポリゴンモータ13のように一定速度で回転させる制御の場合、ポリゴンモータ13の制御基板上に固定されたホール素子などのフィードバック信号とポリゴンモータクロックが同一周波数で、一定の位相差を有するように回転制御される(PLL制御など)。このような制御の場合、モータクロックの位相を変更すると、それに応じて同期検知信号の位相も変更される。
図5はポリゴンクロック波形とポリゴンモータ回転周期の第1例を示す図である。λは、ポリゴンクロックおよびポリゴンモータ回転の1周期の時間を示し、λおよびfは、定常回転周期および周波数を示す。またtは、時間経過によるポリゴンクロックおよびポリゴンモータ13の回転の変化を示す。
図4に示した波形整形ブロック24により、図5に示すようにポリゴンクロックの変動を前半部aと後半部bに分割する。前半部aの変動により、ポリゴンモータ回転も変動するが、クロック変動に対して遅延が発生するため、図に示すようなより大きな変化となるが、ある時点より定常回転に戻る。同期検知信号などを監視し、この戻り始めてからしばらく経過した段階で、後半部bの変動を与える。
上記の構成とすることで、前半後半それぞれ変動量が、およそa=A、b=Bとなり、ポリゴンモータ13のリップルを小さくさせる。図では、ほぼa=bとなっているが、ポリゴンモータ13の特性などにより、割合は変化する。
図6はポリゴンクロック波形とポリゴンモータ回転周期の第2例を示す図である。ポリゴンクロックの変動制御に際し、メインのクロック変動を行った後、メインの変動方向と同一方向で、定常回転のクロック設定からわずかにずれた値に一旦保持する。
同期検知信号を監視し、ポリゴンモータ13の回転速度がクロック設定よりも定常回転に近づいてからしばらく経過した時点で、ポリゴンクロックをポリゴンモータ13の定常回転に設定する。
上記の構成とすることにより、ポリゴンモータ回転が一旦保持された周波数を中心にリップルを行おうとするが、ポリゴンモータ13の回転速度が定常回転に近づいた時点で、ポリゴンクロックを定常回転に戻すので、モータのリップルを小さくすることができる。
本発明では、ポリゴンクロック変動時のリップルを小さくすることができるので、ポリゴンモータ13が安定回転するまでの時間を短くすることができる。また、ポリゴンクロック変動時のリップルを小さくすることができるので、ポリゴンモータ13が安定回転するまでの時間を短くすることができる。
本発明のカラー画像形成装置の構成図である。 本発明のカラー画像形成装置における書込ユニットの構成図である。 本発明のカラー画像形成装置における書込ユニットの制御ブロック図である。 図2に示すクロック生成ブロックの一例を示す構成図である。 ポリゴンクロック波形とポリゴンモータ回転周期の第1例を示す図である。 ポリゴンクロック波形とポリゴンモータ回転周期の第2例を示す図である。
符号の説明
2 ポリゴンミラー
12 クロック生成ブロック
13 ポリゴンモータ

Claims (2)

  1. 外部クロックにより回転制御されるポリゴンミラーにより偏光されたレーザビーム走査により、ビーム走査と垂直方向に回転する感光体上に静電潜像を形成すると共に、外部クロックを変更することによってポリゴンモータの駆動速度を変更するクロック生成ブロックを有し、各色の副走査方向の書き出し位置を合わせ、出力画像の色ずれを防止する色ずれ防止機能を備えたカラー画像形成装置であって、前記クロック生成ブロックは、設定または測定によって導き出された変位量を前半部、後半部の2つに分割制御する機能を有することを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 主となるクロック変更後、同一増減方向にクロック変更を保持したのち、定常回転時の設定に戻すことを特徴とする請求項1のカラー画像形成装置。
JP2003385385A 2003-11-14 2003-11-14 カラー画像形成装置 Pending JP2005144854A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007112053A (ja) * 2005-10-21 2007-05-10 Konica Minolta Business Technologies Inc カラー画像形成装置及びその制御方法
JP2008149581A (ja) * 2006-12-18 2008-07-03 Sharp Corp 画像処理装置、ポリゴンモータ制御方法、及び制御プログラム

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