JP2020137594A - 移乗支援装置およびベッド - Google Patents
移乗支援装置およびベッド Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020137594A JP2020137594A JP2019033658A JP2019033658A JP2020137594A JP 2020137594 A JP2020137594 A JP 2020137594A JP 2019033658 A JP2019033658 A JP 2019033658A JP 2019033658 A JP2019033658 A JP 2019033658A JP 2020137594 A JP2020137594 A JP 2020137594A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support device
- transfer support
- bed
- cushion body
- pallet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Abstract
Description
本開示の課題は、被介護者にとってより快適に移乗をさせることが可能な移乗支援装置を提供することである。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
すなわち、移乗支援装置は、移動可能なベース部と、前記ベース部に設けられ、昇降機構を有する支柱部と、ベッドマットレス側部の一部を切り欠いて形成されたに格納部に設けられ、前記ベッドマットレスから分離可能なパレットクッション体を保持可能な保持部と、を備える。前記保持部は前記支柱部が延在する方向とは異なる方向に延在するように設けられた部材に取り付けられている。
ベース部10は、ベースプレート101の左右前端にフロントキャスタ102がフロントキャスタブラケット103介して、左右後端にリアキャスタ104がリアキャスタブラケット105を介して備えられている。フロントキャスタ102には足踏み集中ロック機構109が付与されている。ベースプレート101には支柱部20の下端部を軸支するヒンジブラケット106とロアーヒンジブラケット107とが設けられている。ベースプレート101の下面は床面と対向する。ベースプレート101の後部には便器等が入り込むことが可能な切り欠けを有する。フロントキャスタ102の径はリアキャスタ104の径よりも大きい。フロントキャスタ102の中心はベースプレート101と略同じ高さに位置する。
支柱部20はアウタパイプ201の下端部をベースプレート101に設けたヒンジブラケット106にピンを差し込んで回転可能な軸支構造にして接続されている。支柱部20はベースプレート101に対して傾動可能に立っているアウタパイプ(固定パイプ)201と、アウタパイプ201の内部に装着されて、アウタパイプ201に対して上下に摺動可能なインナパイプ(可動パイプ)202と、インナパイプ202を上下動させる駆動装置(不図示)と、を備える。すなわち、支柱部20は昇降機構を備えている。インナパイプ202の上端部にはフロントアッパーパイプ203及びリアアッパーパイプ204を備えている。
図3に示すように、パレットクッション体保持部30は第一保持部であるAホルダ301と、第二保持部であるBホルダ302と、Aホルダ301を下方回動可能にするホルダヒンジ303と、回動停止ロックピン306と、を備え、更にAホルダ301の下端部付近にローラ305を回転可能に軸支している。
図2、3に示すように、グリップ部40は大別してフロントグリップ401とリアグリップ403とで構成される。フロントアッパーパイプ203の上面にはフロントグリップブラケット402を介してフロントグリップ401が設置されている。リアアッパーパイプ204の後側端部にはリアグリップ403が回転可能に設置されている。
図3に示すように、傾動機構50は電動アクチュエーター501とバッテリ502とリモコンスイッチ(不図示)とを備える。電動アクチュエーター501の上端部はアウタパイプ201に設けたヒンジブラケット209にアッパーヒンジピン5051を差し込んで回転可能に接続されて、下端部はベース部10のベースプレート101に設けたロアーヒンジブラケット107にロアーヒンジピン5061を差し込んで回転可能にする軸支構造で接続されている。
図2に示すように、パッド部70は胸パッド70aと左右の腕パッド70bとで構成されている。胸パッド70aと腕パッド70bはリアアッパーパイプ204の内側部にボルト71a,71b、ナット(不図示)で締結されている。
以下、実施例の代表的な変形例について、幾つか例示する。以下の変形例の説明において、上述の実施形態にて説明されているものと同様の構成および機能を有する部分に対しては、上述の実施例と同様の符号が用いられ得るものとする。そして、かかる部分の説明については、技術的に矛盾しない範囲内において、上述の実施例における説明が適宜援用され得るものとする。また、上述の実施例の一部、および、複数の変形例の全部または一部が、技術的に矛盾しない範囲内において、適宜、複合的に適用され得る。
第一変形例の移乗支援装置はモータと電磁ブレーキを有し昇降装置を取り付けたカートの跨り式の座席に第一実施例と同様なパレットクッション体を用いる。図14は第一変形例の移乗支援装置を説明する斜視図である。図15は図14のレールの構造を説明する分解斜視図である。
なお、第一変形例のBホルダ302Aを実施例のBホルダ302に適用してもよい。図16は第二変形例の移乗支援装置とベッドを説明する図である。
第三変形例の移乗支援装置はベース部に便器が設置されている。第三変形例の移乗支援装置について図17を用いて説明する。図17は第三変形例の移乗支援装置とベッドを説明する斜視図である。
10 ベース部
101 ベースプレート
102 フロントキャスタ
103 フロントキャスタブラケット
104 リアキャスタ
105 リアキャスタブラケット
106 ヒンジブラケット
107 ロアーヒンジブラケット
20 支柱部
201 アウタパイプ
202 インナパイプ
203 フロントアッパーパイプ
204 リアアッパーパイプインナ
208 ヒンジブラケット
209 ヒンジブラケット
30 パレットクッション体保持部
301 Aホルダ
302 Bホルダ
303 ホルダヒンジ
305 ローラ
306 回動停止ロックピン
40 グリップ部
401 フロントグリップ
402 フロントグリップブラケット
403 リアグリップ
50 傾動機構
501 電動アクチュエーター
502 バッテリ
5051 アッパーヒンジピン
5061 ロアーヒンジピン
70 パッド部
70a 胸パッド
70b 腕パッド
80 ベッド
802 マットレス
803 パレットクッション体
804 格納部
811 ロアーボトム
812 中間部材
813 アッパーボトム
814 クッションパッド
815 表皮カバー
Claims (14)
- 移動可能なベース部と、
前記ベース部に設けられ、昇降機構を有する支柱部と、
ベッドマットレスの側部の一部を切り欠いて形成された格納部に設けられ、前記ベッドマットレスから分離可能なパレットクッション体を保持可能な保持部と、
を備え、
前記保持部は前記支柱部が延在する方向とは異なる方向に延在するように設けられた部材に取り付けられている移乗支援装置。 - 請求項1の移乗支援装置において、
前記支柱部は前記ベース部に対して前後方向に傾動可能であり、
前記部材は前記支柱部の上部に設けられ、
前記保持部は、前記部材に回動可能に接続され、前記部材から吊り下がる第一保持部と、前記第一保持部に回動可能に接続された第二保持部と、を備え、
前記第二保持部は前記パレットクッション体に抜き差し可能である移乗支援装置。 - 請求項2の移乗支援装置において、
前記パレットクッション体を保持しない場合、前記第二保持部は下方回動して格納され、前記パレットクッション体を保持する場合、上方回動して突起位置にすることが可能な移乗支援装置。 - 請求項1の移乗支援装置において、
前記保持部は前記パレットクッション体に挿入される部分にベアリングローラを有する移乗支援装置。 - 請求項2の移乗支援装置において、
前記第二保持部にベアリングローラを有する移乗支援装置。 - 請求項1の移乗支援装置において、
リアグリップと連動して回動可能な背あて保持部を備える移乗支援装置。 - 請求項1の移乗支援装置において、
前記ベース部に移乗先の部位が挿入可能な切り欠きを有する移乗支援装置。 - 請求項1から7の何れか一項の移乗支援装置において、
前記移乗支援装置は被介護者をベッドから車椅子または便座に移乗する移乗支援装置。 - 請求項1の移乗支援装置において、
前記ベース部に便器を備え、
前記パレットクッション体は、孔付きパッドとキャスタとを有するパレットクッションと、孔なしパットを有するパレットクッションと、を交換可能である移乗支援装置。 - 一人の被介護者が着座できる大きさに側部の一部を切り欠いたマットレスと、
前記マットレスの一部を切り欠いた個所に形成された格納部と、
前記格納部に載置され、移乗支援装置の座部として利用されるパレットクッション体と、
前記マットレスと前記パレットクッション体を保持するボトムボードと、
を備え、
前記パレットクッション体は、
クッションパッドと、
前記クッションパッドを覆う表皮と、
前記クッションパッドを保持するボトムと、
前記ボトムの下方に設けられ、前記移乗支援装置の突起が抜き差しされる孔または穴を有する部材と、
を備えるベッド。 - 請求項10のベッドにおいて、
前記ボトムボードは、前記パレットクッション体が載置される箇所の高さを前記マットレスが載置される箇所の高さよりも低く構成されるベッド。 - 請求項10のベッドにおいて、
前記パレットクッション体は前記ボトムの下方に第二のボトムを有し、前記部材は前記ボトムと前記第二のボトムとの間に位置するベッド。 - 請求項10のベッドにおいて、
前記格納部は前記パレットクッション体の下面が当接するベアリングローラを有するベッド。 - 請求項10のベッドにおいて、さらに、
背のリクライニング機構および足上げ機構を備え、
前記格納部は、前記背のリクライニング機構の可動部位および前記足上げ機構の可動部位以外の位置に設けられるベッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019033658A JP2020137594A (ja) | 2019-02-27 | 2019-02-27 | 移乗支援装置およびベッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019033658A JP2020137594A (ja) | 2019-02-27 | 2019-02-27 | 移乗支援装置およびベッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020137594A true JP2020137594A (ja) | 2020-09-03 |
Family
ID=72263945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019033658A Pending JP2020137594A (ja) | 2019-02-27 | 2019-02-27 | 移乗支援装置およびベッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020137594A (ja) |
Citations (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49128506U (ja) * | 1973-03-02 | 1974-11-05 | ||
JPS52167891U (ja) * | 1971-07-08 | 1977-12-20 | ||
JPS6070357U (ja) * | 1983-10-24 | 1985-05-18 | 松下電工株式会社 | リクライニングベツド |
JPS63125213A (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-28 | 日本ベツド製造株式会社 | ベツド |
JPH04269914A (ja) * | 1991-02-25 | 1992-09-25 | Matsushita Electric Works Ltd | リクライニングベッド |
JPH07172784A (ja) * | 1993-12-15 | 1995-07-11 | Seirei Ind Co Ltd | リフト台車 |
JP2000217884A (ja) * | 1999-01-29 | 2000-08-08 | Toshio Kawamura | 車椅子用の座席ユニット及び車椅子 |
JP2001095644A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-10 | Itoki Crebio Corp | 椅子用座体等の身体支持体の製造方法及び身体支持体 |
JP2006320624A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Comfort System Japan Kk | 介護用ベッド |
JP3141249U (ja) * | 2007-11-05 | 2008-05-01 | 正章 岸 | ベッドから簡易移動可能な介護用具 |
JP2010142292A (ja) * | 2008-12-16 | 2010-07-01 | Toyota Motor Corp | 移乗装置及びその移乗方法 |
JP3191334U (ja) * | 2014-03-20 | 2014-06-19 | 彰夫 吉田 | 介護マットレスシステム |
JP2014230560A (ja) * | 2013-05-28 | 2014-12-11 | 大和ハウス工業株式会社 | 移乗支援装置 |
JP2014230559A (ja) * | 2013-05-28 | 2014-12-11 | 大和ハウス工業株式会社 | 移乗支援装置 |
-
2019
- 2019-02-27 JP JP2019033658A patent/JP2020137594A/ja active Pending
Patent Citations (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52167891U (ja) * | 1971-07-08 | 1977-12-20 | ||
JPS49128506U (ja) * | 1973-03-02 | 1974-11-05 | ||
JPS6070357U (ja) * | 1983-10-24 | 1985-05-18 | 松下電工株式会社 | リクライニングベツド |
JPS63125213A (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-28 | 日本ベツド製造株式会社 | ベツド |
JPH04269914A (ja) * | 1991-02-25 | 1992-09-25 | Matsushita Electric Works Ltd | リクライニングベッド |
JPH07172784A (ja) * | 1993-12-15 | 1995-07-11 | Seirei Ind Co Ltd | リフト台車 |
JP2000217884A (ja) * | 1999-01-29 | 2000-08-08 | Toshio Kawamura | 車椅子用の座席ユニット及び車椅子 |
JP2001095644A (ja) * | 1999-09-30 | 2001-04-10 | Itoki Crebio Corp | 椅子用座体等の身体支持体の製造方法及び身体支持体 |
JP2006320624A (ja) * | 2005-05-20 | 2006-11-30 | Comfort System Japan Kk | 介護用ベッド |
JP3141249U (ja) * | 2007-11-05 | 2008-05-01 | 正章 岸 | ベッドから簡易移動可能な介護用具 |
JP2010142292A (ja) * | 2008-12-16 | 2010-07-01 | Toyota Motor Corp | 移乗装置及びその移乗方法 |
JP2014230560A (ja) * | 2013-05-28 | 2014-12-11 | 大和ハウス工業株式会社 | 移乗支援装置 |
JP2014230559A (ja) * | 2013-05-28 | 2014-12-11 | 大和ハウス工業株式会社 | 移乗支援装置 |
JP3191334U (ja) * | 2014-03-20 | 2014-06-19 | 彰夫 吉田 | 介護マットレスシステム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5340480B2 (ja) | ベッド | |
JP3547415B2 (ja) | リクライニング式車椅子 | |
JP2020137594A (ja) | 移乗支援装置およびベッド | |
JP3559211B2 (ja) | 車椅子 | |
JP5067806B2 (ja) | リクライニング可能な車椅子 | |
JP2023521561A (ja) | リフティング機能付き車いす | |
JP6221151B1 (ja) | 介護用椅子 | |
JP2002078756A (ja) | ベッド及び車椅子 | |
JP2013123556A (ja) | ベッド | |
JP3398811B2 (ja) | 車椅子 | |
JP2001017485A5 (ja) | ||
JP2008237583A (ja) | 介助用車椅子並びにそれに用いるフットレストアッセンブリ | |
JP5313655B2 (ja) | 事務用車椅子 | |
JP4074793B2 (ja) | 多目的チェアのアームレスト | |
JP4880796B1 (ja) | 介助用車椅子 | |
JP3736769B1 (ja) | 介護用車椅子 | |
JP6711643B2 (ja) | 移乗支援装置 | |
JP2009233090A (ja) | 座席昇降車椅子の立ち上がり用把持部 | |
JP4201732B2 (ja) | 車椅子 | |
JP2005177333A (ja) | 起立補助機能付き椅子 | |
JP2004195138A (ja) | 立ち上がり補助機構付き車椅子 | |
JP3554549B2 (ja) | 便座付介護用ベッド | |
JP4020419B2 (ja) | 多目的チェアのアームレスト | |
JP2005013637A (ja) | 車椅子 | |
JP2793155B2 (ja) | 折畳み式車イス |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190312 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210728 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220719 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20230131 |