JP2020094535A5 - 吸気ダクト、ガイド部材、車両、及び排水構造 - Google Patents
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- 230000003014 reinforcing Effects 0.000 claims description 4
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 1
Description
側面部2は、取込部1よりも左方で取込部1と離隔して位置する。本実施形態の側面部2は、上下方向に沿って延びるとともに、前方へ向かって右方に(取込部1へ近づくように)傾斜する略平面状に形成されている。また、側面部2は、取込部1よりも上下方向に短く形成されている。側面部2は、キャブルーフ部22の上方でキャブルーフ部22と離隔して設けられる。
下面部4は、取込部1よりも左方に設けられ、取込部1及び側面部2の下端部同士を繋いでいる。図3に示すように、本実施形態の下面部4は、大まかにいえば右方に向かって下降傾斜する曲面状に形成されている。より具体的には、下面部4は、側面部2の下端部から右方へ向かって緩やかに下降傾斜した後、キャブ21のルーフ部22と右側の側面24との角部に沿うように徐々にその勾配(曲率)を増大させて下降傾斜している。また、下面部4の右端部(車幅方向の外側の端部)は、車幅方向に延びて取込部1の下端部に繋がっている。下面部4は、その全体がキャブ21との間に隙間をあけて設けられる。また、下面部4は、キャブルーフ部22よりも上方ではキャブルーフ部22に対向する。
吸気ダクト10は、雨天時などに吸気ダクト10の外面を伝って流れる水をキャブルーフ部22に導くための構成として、第一ガイド部7(ガイド部材,導水部)及び第二ガイド部8(ガイド部材)を備えている。第一ガイド部7は、下面部4を伝って右方へ流れる水をキャブルーフ部22へと導くものであり、第二ガイド部8は、上面部3を伝って右方へ流れる水をキャブルーフ部22へと導くものである。
第一ガイド部7は、下面部4に設けられており、車長方向に延在する。本実施形態では、下面部4のうち、キャブルーフ部22よりも上方において勾配が急になり始める部分に延設された第一ガイド部7を例示する。第一ガイド部7は、上面視でその全体がキャブルーフ部22と重なるように設けられる。より詳細には図3に示すように、第一ガイド部7は、キャブルーフ部22に形成された凹部23(導水部)と上下方向に並んで設けられる。したがって、車両20の下方向が重力の作用方向と一致する場合、第一ガイド部7は、凹部23の真上(鉛直上方)に位置する。
本実施形態の排水構造は、導水部として、第一ガイド部7及び凹部23の少なくとも一方を備える。
本実施形態の排水構造は、導水部として、第一ガイド部7及び凹部23の少なくとも一方を備える。
このように、吸気ダクト10では、上面部3を伝って右方へ流れた水が、第二ガイド部8によってキャブルーフ部22へと案内される。また、本実施形態では前ガイド部8bの下端部8cが第一ガイド部7の前端部7aよりも左方に配置されているため、前ガイド部8bの下端部8cに到達した水がたとえ下面部4へ流れたとしても、前述したように第一ガイド部7によってこの水がキャブルーフ部22へと案内される。
1 取込部
3 上面部
4 下面部
5 前面部
6 補強リブ
7 第一ガイド部(ガイド部材,導水部)
7a 前端部
8 第二ガイド部(ガイド部材)
8a 上ガイド部
8b 前ガイド部
8c 前ガイド部の下端部
10 吸気ダクト
20 車両
21 キャブ
22 キャブルーフ部(ルーフ部)
23 凹部(導水部)
24 側面
25 ドア
3 上面部
4 下面部
5 前面部
6 補強リブ
7 第一ガイド部(ガイド部材,導水部)
7a 前端部
8 第二ガイド部(ガイド部材)
8a 上ガイド部
8b 前ガイド部
8c 前ガイド部の下端部
10 吸気ダクト
20 車両
21 キャブ
22 キャブルーフ部(ルーフ部)
23 凹部(導水部)
24 側面
25 ドア
Claims (12)
- 車両のキャブの側面に設けられたドアの上方に配置され、空気を取り込む取込部と、
前記取込部よりも車幅方向の内側に設けられ、下方を向くとともに前記キャブのルーフ部に対向する下面部と、
前記下面部に設けられるとともに車長方向に延び、前記下面部を伝って前記車幅方向の外側へ流れる水を前記ルーフ部へ導く第一ガイド部と、を備えた
ことを特徴とする、吸気ダクト。 - 前記第一ガイド部が、前記下面部から下方へ突出するリブ状に形成されている
ことを特徴とする、請求項1に記載の吸気ダクト。 - 前記第一ガイド部が、前記ルーフ部において車長方向に延びる凹部と上下方向に並んで設けられている
ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の吸気ダクト。 - 前記取込部よりも車幅方向の内側に設けられ、上方を向く上面部と、
前記上面部および前記下面部の前端部同士を繋ぐ前面部と、
前記上面部に設けられるとともに車長方向に延びる上ガイド部、及び、前記前面部に設けられるとともに上下方向に延び、前記上ガイド部と連接された前ガイド部を有し、前記上面部を伝って前記車幅方向の外側へ流れる水を前記ルーフ部へ導く第二ガイド部と、を備えた
ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の吸気ダクト。 - 前記上面部に形成されて前記上面部を補強する補強リブを備え、
前記上ガイド部が、前記補強リブよりも前記車幅方向の外側で前記上面部から上方へ突出するリブ状に形成されているとともに、前記補強リブよりも突出高さが大きい
ことを特徴とする、請求項4に記載の吸気ダクト。 - 前記上面部が、前方に向かって下降傾斜し、
前記前ガイド部の下端部が、前記第一ガイド部の前端部よりも前記車幅方向の内側に配置されている
ことを特徴とする、請求項4又は5に記載の吸気ダクト。 - 前記前ガイド部の下端部が、前記ルーフ部において車長方向に延びる凹部と上下方向に並んで設けられている
ことを特徴とする、請求項4〜6のいずれか一項に記載の吸気ダクト。 - 車両のキャブのルーフ部に設置されたヘッド部を備える吸気ダクトから前記ルーフ部に水を導くためのガイド部材であって、
前記ヘッド部の下面部と繋がるとともに車長方向に延び、車幅方向の外側へ流れる水を前記ルーフ部へ導く
ことを特徴とする、ガイド部材。 - 請求項8に記載のガイド部材を備えた
ことを特徴とする、車両。 - 前記ヘッド部は、前記キャブの側面に設けられたドアの上方に配置されて空気を取り込む取込部と、前記取込部よりも前記車幅方向の内側に設けられて下方を向くとともに前記ルーフ部に対向する前記下面部と、を備えた
ことを特徴とする、請求項9に記載の車両。 - 車両のキャブのルーフ部に設置されたヘッド部を備える吸気ダクトから前記ルーフ部に水を導くための部材であって、前記ヘッド部の上面部と前面部とにわたって設けられ、前記上面部を伝って車幅方向の外側へ流れる水を前記ルーフ部へ導くガイド部材と、
前記ルーフ部において車長方向に延び、前記車長方向へ水を流す導水部と、を備えた
ことを特徴とする、車両。 - 車両のキャブのルーフ部に設置されたヘッド部を備える吸気ダクトから前記キャブの側面に設けられたドアに向かって垂れる水を低減するための排水構造であって、
前記ヘッド部の下面部と前記ルーフ部との少なくとも一方において車長方向に延び、前記車長方向に水を流す導水部を備えた
ことを特徴とする、排水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018232488A JP7224889B2 (ja) | 2018-12-12 | 2018-12-12 | 吸気ダクト、ガイド部材、車両、及び排水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018232488A JP7224889B2 (ja) | 2018-12-12 | 2018-12-12 | 吸気ダクト、ガイド部材、車両、及び排水構造 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020094535A JP2020094535A (ja) | 2020-06-18 |
JP2020094535A5 true JP2020094535A5 (ja) | 2021-10-07 |
JP7224889B2 JP7224889B2 (ja) | 2023-02-20 |
Family
ID=71086068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018232488A Active JP7224889B2 (ja) | 2018-12-12 | 2018-12-12 | 吸気ダクト、ガイド部材、車両、及び排水構造 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP7224889B2 (ja) |
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2018
- 2018-12-12 JP JP2018232488A patent/JP7224889B2/ja active Active
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