JP2012180800A - 吸気ダクト - Google Patents

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Masahiro Kimura
昌裕 木村
Kosuke Goto
興祐 後藤
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Abstract

【課題】ラバーマウントのような弾性部材を介在させることなく、吸気振動がキャブに伝達されることを防止して、こもり音を低減し得、且つ組み付け精度を向上し得、更に、部品点数並びに組み付け工数を減少させ、全体のコスト削減を図り得る吸気ダクトを提供する。
【解決手段】ダクトブラケット4bのダクト本体4aから突設される基端部分に、板厚を薄くしてバネ定数を下げるためのくびれ部4cを形成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、吸気ダクトに関するものである。
一般に、トラック等の大型の車両は、普通乗用車と比べて未舗装の悪路を走行する機会が多いことから、エンジンの吸気としては、塵埃が多く含まれている地面付近の空気ではなく、地面から充分高い部分の清浄な空気を取り入れることが好ましく、又、地面付近では、走行時に跳ね上げられる雨水や積雪等を一緒に取り込んでしまう虞れもあるため、地面から充分高い部分で空気だけを確実に取り入れることが好ましい。
このため、図3に示される如く、トラック等の車両1の場合、該車両1のキャブ2後面における左右方向一側下部に、図示していないエンジンに空気を供給するエアクリーナ3を配置し、該エアクリーナ3から上方へ立ち上がるエアクリーナ入口ダクト3aに対し、前記キャブ2の後面に組み付けられる吸気ダクト4を、可撓性を有するブーツ5を介して接続し、前記吸気ダクト4の上部に開口させた空気取入口6から外気を、水や塵埃等の異物が吸気ダクト4内に侵入することを防止しつつ、吸気ダクト4内へ導き、前記エアクリーナ3で濾過し、清浄な空気としてエンジンへ供給するようになっている。
ここで、前記吸気ダクト4には、エンジンの吸入行程で生じる空気の脈動により吸気振動が発生しやすく、該吸気振動がキャブ2に伝達されると、室内騒音(こもり音)を生じる一つの要因となることが知られている。
このため、前記吸気ダクト4には、図4及び図5に示される如く、そのダクト本体4a下部から左右両側方へダクトブラケット4bを突設し、該ダクトブラケット4bを、前記キャブ2の後面に固定されたベースブラケット7に対しラバーマウント8を介してボルト・ナット等の締結部材9により組み付け、該ラバーマウント8にて前記吸気振動がキャブ2に伝達されることを防止し、前記こもり音を低減することが行われている。
尚、前記吸気ダクトと関連する一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1や特許文献2がある。
特開2000−25467号公報 実開昭61−183219号公報
しかしながら、前述の如く、吸気ダクト4のダクトブラケット4bを、キャブ2の後面に固定されたベースブラケット7に対しラバーマウント8を介して締結部材9により組み付けるのでは、該ラバーマウント8は弾性部材であることから、締結部材9の締め付け力によって変形量が異なり、組み付け精度が低下するという問題を有していた。
又、前記ラバーマウント8が必要になるため、部品点数が増え、組み付け工数も増加してしまい、全体のコストアップにつながるという問題をも有していた。
本発明は、斯かる実情に鑑み、ラバーマウントのような弾性部材を介在させることなく、吸気振動がキャブに伝達されることを防止して、こもり音を低減し得、且つ組み付け精度を向上し得、更に、部品点数並びに組み付け工数を減少させ、全体のコスト削減を図り得る吸気ダクトを提供しようとするものである。
本発明は、車両のエンジンに空気を供給するエアクリーナに接続されるよう上方へ延びるダクト本体からダクトブラケットを突設し、該ダクトブラケットをキャブの後面に固定されたベースブラケットに対し締結部材により組み付けるようにした吸気ダクトにおいて、
前記ダクトブラケットのダクト本体から突設される基端部分に、板厚を薄くしてバネ定数を下げるためのくびれ部を形成したことを特徴とする吸気ダクトにかかるものである。
上記手段によれば、以下のような作用が得られる。
前述の如く構成すると、板厚を薄くしたくびれ部によりダクトブラケットのバネ定数が下げられるため、従来のように、吸気ダクトのダクトブラケットを、キャブの後面に固定されたベースブラケットに対しラバーマウントを介して締結部材により組み付けなくても、エンジンの吸入行程で生じる空気の脈動による吸気振動がキャブに伝達されずに、前記くびれ部で吸収される形となり、こもり音を低減することが可能となる。
この結果、弾性部材であるラバーマウントを介在させなくて済むことから、キャブの後面に対する吸気ダクトの組み付け時に、締結部材の締め付け力によってラバーマウントの変形量が異なってしまうことが避けられ、吸気ダクトの組み付け精度を向上させることが可能となる。
又、前記ラバーマウントが不要になるため、部品点数が減り、組み付け工数も減少し、全体のコストを削減することが可能となる。
本発明の吸気ダクトによれば、ラバーマウントのような弾性部材を介在させることなく、吸気振動がキャブに伝達されることを防止して、こもり音を低減し得、且つ組み付け精度を向上し得、更に、部品点数並びに組み付け工数を減少させ、全体のコスト削減を図り得るという優れた効果を奏し得る。
本発明の吸気ダクトの実施例を示す正面図である。 図1のII−II断面図である。 従来の吸気ダクトの一例を示す概略斜視図である。 従来の吸気ダクトの一例を示す正面図である。 図4のV−V断面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1及び図2は本発明の吸気ダクトの実施例であって、図中、図3〜図5と同一の符号を付した部分は同一物を表わしており、基本的な構成は図3〜図5に示す従来のものと同様であるが、本実施例の特徴とするところは、図1及び図2に示す如く、ダクトブラケット4bのダクト本体4aから突設される基端部分に、板厚を薄くしてバネ定数を下げるためのくびれ部4cを形成した点にある。
本実施例の場合、図2に示す如く、ベースブラケット7の高さは、図5のラバーマウント8の厚み分だけ高くなるようにしてある。
次に、上記実施例の作用を説明する。
前述の如く構成すると、板厚を薄くしたくびれ部4cによりダクトブラケット4bのバネ定数が下げられるため、従来のように、吸気ダクト4のダクトブラケット4bを、キャブ2の後面に固定されたベースブラケット7に対しラバーマウント8(図5参照)を介して締結部材9により組み付けなくても、エンジンの吸入行程で生じる空気の脈動による吸気振動がキャブ2に伝達されずに、前記くびれ部4cで吸収される形となり、こもり音を低減することが可能となる。
この結果、弾性部材であるラバーマウント8を介在させなくて済むことから、キャブ2の後面に対する吸気ダクト4の組み付け時に、締結部材9の締め付け力によってラバーマウント8の変形量が異なってしまうことが避けられ、吸気ダクト4の組み付け精度を向上させることが可能となる。
又、前記ラバーマウント8が不要になるため、部品点数が減り、組み付け工数も減少し、全体のコストを削減することが可能となる。
こうして、ラバーマウント8のような弾性部材を介在させることなく、吸気振動がキャブ2に伝達されることを防止して、こもり音を低減し得、且つ組み付け精度を向上し得、更に、部品点数並びに組み付け工数を減少させ、全体のコスト削減を図り得る。
因みに、前記エンジンの吸入行程で生じる空気の脈動による吸気振動が非常に大きく、仮に、前記くびれ部4cを形成するだけでは吸気振動を吸収することが困難となるような場合には、図1及び図2に示す例において、ダクトブラケット4bとベースブラケット7との間にラバーマウント8を介在させることも可能であり、この場合、部品点数を減らして組み付け工数を減少させることはできなくなるが、前記くびれ部4cを形成した分、ラバーマウント8のバネ定数を従来のものより上げて変形しにくい弾性部材を用いることができるため、吸気ダクト4の組み付け精度を向上させる上では有効になると言える。
尚、本発明の吸気ダクトは、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 車両
2 キャブ
3 エアクリーナ
4 吸気ダクト
4a ダクト本体
4b ダクトブラケット
4c くびれ部
6 空気取入口
7 ベースブラケット
9 締結部材

Claims (1)

  1. 車両のエンジンに空気を供給するエアクリーナに接続されるよう上方へ延びるダクト本体からダクトブラケットを突設し、該ダクトブラケットをキャブの後面に固定されたベースブラケットに対し締結部材により組み付けるようにした吸気ダクトにおいて、
    前記ダクトブラケットのダクト本体から突設される基端部分に、板厚を薄くしてバネ定数を下げるためのくびれ部を形成したことを特徴とする吸気ダクト。
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