JP5083003B2 - 車両用スライドドアの防水構造 - Google Patents

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この発明は、車両の例えば側部に設けられるスライドドアの防水構造に関する。
例えば図8に示すようにワンボックスカーやミニバンと称される車両50の側部には、前後方向にスライドさせて開閉する形式のスライドドア51が装備されている。図7に示すようにこのスライドドア51は、ドア開口部52の上部に沿って設けたアッパレール53と、ドア開口部52の下部に沿って設けたロアレール54と、これら上下のレール53,54間のほぼ中央の高さでドア開口部52の後部から後方へ向けて延びるセンタレール55に対して、それぞれ当該スライドドア51に回転自在に支持した上部前側の縦向きのガイドローラ53a、下部前側の縦向きのガイドローラ54aと横向きのガイドローラ54b、後側の2つの縦向きのガイドローラ55a,55aと1つの横向きのガイドローラ55bを転動可能に係合させてスライド自在に支持されている。
近年、上記のセンタレール55については、リヤクォータガラス59の下部内側に沿って配置することにより当該車両の側部意匠面の見栄えを向上させる工夫がなされている。
一方、図6に示すように車両側部のドア開口部52にはその周囲全周にわたってウエザーストリップ56が取り付けられており、スライドドア51を閉止した状態では、このウエザーストリップ56が当該スライドドア51の周縁部に弾性押圧されて車室内外間の防水性や気密性等が確保されるようになっている。
このウエザーストリップ56については、主として寒冷地において車両ルーフRから流下した雨水や融雪水、あるいは直接降りかかった雨水等(以下、単に雨水等Wという)が付着し、これが気温低下により氷結した場合にスライドドア51が開かなくなる問題が指摘されており、従来この問題を解消するための様々な技術が提供されている。例えば、下記の特許文献には、車両ルーフRから流下した雨水等Wを受ける樋部をウエザーストリップ56の上辺部上側に沿って配置し、この樋部によって流下した雨水等Wを受けて後側のリヤクォータガラス側へ流すことによりウエザーストリップ56への付着を回避し、ひいてはその氷結を防止することによりスライドドア51が開かなくなる問題を解消していた。
特開2006−35896号公報 特開2003−112528号公報 実開昭57−20317号公報
しかしながら、上記のようにスライドドア51を開閉支持するセンターレール55をリヤクォータガラス59の下部内側に沿って配置する構造を採用する場合には、リヤクォータガラス59に沿って流下した雨水等Wが上記センターレール55の取り付け部周辺であって、主としてボディ側部の段差部57を経て再びドア開口部52側へ戻されてしまい、これがウエザーストリップ56の主として後側の縦辺部56aに付着して従来と同様スライドドア51が開かなくなる問題が発生しやすくなっていた。
特に、ボディ側部の段差部57は、スライドドア51の開閉性を高めるためセンターレール55と同様、車両前側へ下る方向(図6において白抜きの矢印で示す方向)に僅かな角度で傾斜した状態に設けられている。このため、図6に示すように車両ルーフRから流下した雨水等Wがリヤクォータガラス59を伝わって当該段差部57に落下すると、これが前方のウエザーストリップ56の後側縦辺部56aに向けて案内されてしまう問題があった。
また、スライドドア51の場合にはその前側に開閉操作用のドアハンドル58が設けられており、このドアハンドル58を経て付加されるドア開き操作力(当該スライドドア51をウエザーストリップ56から引き離す方向の操作力)が当該スライドドア51の後端部側に伝わりにくいため、ウエザーストリップ56の後側縦辺部56aとスライドドア51の後端部との間で氷結するとスライドドア51が開かなくなるといった問題が発生しやすくなる。
そこで、本発明では、車両側部の見栄えを向上させる等の目的でリヤクォータガラスの下部内側に沿ってスライドドア案内用のスライドレールが配置され、その結果としてボディ側部に上記の段差部が設けられた形態の車両において、この段差部によって雨水等Wがウエザーストリップ側に案内されてしまう問題を解消し、ひいては当該ウエザーストリップの氷結によりスライドドアが開かなくなる問題を解消することを目的とする。
上記の課題は、以下の各発明によって解決される。
第1の発明は、車両側部のドア開口部を開閉するスライドドアと、ドア開口部の後側にリヤクォータガラスを備え、スライドドアをスライド支持するレールがリヤクォータガラスの下部内側に沿って配置されて、リヤクォータガラスの下方に沿ってボディ段差部が形成された車両において、この段差部の上面に、ドア開口部側へ向かう雨水等の流れを阻止するための堰き止め部を設けた防水構造である。
第1の発明によれば、リヤクォータガラスを伝わって流下した雨水等は、当該リヤクォータガラスの下端部から段差部の上面に流れ落ち、その後等が段差部の上面をドア開口部側へ向かって流下する。この段差部の上面には、ドア開口部側へ向かう雨水等の流れを阻止するための堰き止め部が設けられている。このため、段差部の上面をドア開口部側へ向かって流下する雨水等がこの堰き止め部で堰き止められて、ドア開口部側へ流下することが阻止される。堰き止め部によって堰き止められた雨水等は、ボディ側部に沿って流下し、従ってドア開口部側へ流下することがない。
このように、スライドドアの後側に配置されたリヤクォータガラスを伝わって段差部に流下した雨水等は、堰き止め部で堰き止められて、ドア開口部側へ流れないので、当該リヤクォータガラスの下部内側に沿ってレールを配置したスライドドアのスライド支持構造において、ドア開口部の周囲に装着したウエザーストリップが氷結し、その結果スライドドアが開かなくなるといった問題を未然に防ぐことができる。
第2の発明は、第1の発明において、段差部の上面に沿って、レールの端末処理用のプロテクタが取り付けられており、プロテクタの長手方向中途位置に堰き止め部を一体に設けた防水構造である。
第2の発明によれば、リヤクォータガラスの下部内側に沿って配置したレールの端末処理をするためのプロテクタを利用してスライドドアの防水を実現することができ、大きなコストアップを招くことなく、従来の問題を解消することができる。
第3の発明は、第2の発明において、ドア開口部の周囲に車両ボディの側部から車室内側へ一段低いドア収容部が設けられ、このドア収容部にスライドドアが収容されてドア開口部が閉止され、ドア収容部からリヤクォータガラスの下方に至って段差部が設けらるとともにこの段差部の上面に沿ってプロテクタが取り付けられており、リヤクォータガラスの前端部に対応してプロテクタの長手方向中途位置に堰き止め部を設けた防水構造である。
第3の発明によれば、ボディ側部からドア収容凹部の後側見切り部に至る屈曲したコーナー部(屈曲経路)に沿って段差部が形成され、この段差部の上面にプロテクタが取り付けられている。この場合に、堰き止め部がリヤクォータガラスの前端下方であって、段差部のコーナー部に沿って堰き止め部が配置されている。
従来より、段差部のコーナー部に対応してプロテクタの中途位置についても平面的に見て屈曲した形状とされていた。このため、当該プロテクタを樹脂成形部品として製作する場合に、段差部の屈曲部に沿った範囲については型成形により形成され、その両端の直線経路に沿った範囲については押し出し成形により形成している。
このことから、段差部のコーナー部に沿った範囲に堰き止め部を設ける構成とすることにより、当該堰き止め部を型成形により一体成形することができることから、従来に比して大きなコストアップを招くことなく、従来の問題を解消することができる。
次に、本発明の実施の形態を図1〜図4に基づいて説明する。本実施形態に係る防水構造では、スライドドアの支持構造自体については従来と同様で足りることから、同位の符号を用いてその説明を省略する。
図1は、ドア開口部52の周囲に沿って設けられ、このドア開口部52を閉止する際にスライドドア51を収容するドア収容凹部60の後側見切り部とボディ側部61との間のコーナー部周辺(図8において符号(F1)で示す部位)を示している。ドア収容凹部60の後側見切り部とボディ側部61は相互に概ね直角に連なっている。当該後側見切り部の後側には、リヤクォータガラス59が取り付けられている。このリヤクォータガラス59の内側には、スライドドア51をスライド支持するセンタレール55が配置されている。このセンタレール55は、リヤクォータガラス59の下部に沿って配置されている。
ボディ側部61には、このセンタレール55を取り付けるためのレール取り付け凹部62がリヤクォータガラス59の下部に沿って車両前後方向に長く形成されている。図5には、このセンタレール55に対するスライドドア51の支持構造が示されている。スライドドア51の後部であってその高さ方向ほぼ中央には、ブラケット67が取り付けられている。このブラケット67の先端に、2つの縦向きのガイドローラ55a,55aと1つの横向きのガイドローラ55bがそれぞれ独立して回転自在に支持されている。2つの縦向きのガイドローラ55a,55aは、相互に平行な上下方向の回転軸線回りに回転自在に支持されている。1つの横向きのガイドローラ55bは、水平方向の回転軸線回りに回転自在に支持されている。2つの縦向きのガイドローラ55a,55aは、車両前後方向に一定の間隔をおいて配置されている。2つの縦向きのガイドローラ55a,55aの間に、1つの横向きのガイドローラ55bが配置されている。この点は、図7に示す従来構成と同様であり、本実施形態において特に変更を要しない。
一方、ボディ側部61に設けたレール取り付け凹部62内に、センタレール55が取り付けられている。このセンタレール55が、ボディ側部61に取り付けたリヤクォータガラス59の下部に沿ってその内側(車室内側)に取り付けられている。このセンタレール55には、縦向きのガイドローラ55a,55aを案内するための縦ローラ案内部55dと、横向きのガイドローラ55bを案内するための横ローラ転動部55cが設けられている。横ローラ転動部55c上に横向きのガイドローラ55bが転動自在に乗せ掛けられることにより、当該スライドドア51の自重が受けられるとともに、その上下の変位が規制されている。
センタレール55の縦ローラ案内部55d内に2つの縦向きのガイドローラ55a,55aがそれぞれ転動自在に進入している。これにより、スライドドア51が車幅方向の変位を規制された状態で車両前後方向にスライド可能に支持されている。
センタレール55の横ローラ転動部55c上には、転動音抑制用のレールプレート66が取り付けられている。このレールプレート66は、横ローラ転動部55cの全長にわたって取り付けられている。横向きのガイドローラ55bは、このレールプレート66を介して横ローラ転動部55c上を転動する。
図5に示すようにレールプレート66は、横ローラ転動部55cをはみ出して、当該レール取り付け凹部62の口元側であってリヤクォータガラス59のほぼ下方となる部位にまで張り出している。当該レール取り付け凹部62の口元の下部が、前記段差部57に相当する。この段差部57まで張り出したレールプレート66の先端部には、当該先端部の主として見栄えを向上させるための端末処理用のプロテクタ70が取り付けられている。本実施形態は、このプロテクタ70に特徴を有している。このプロテクタ70の詳細が図1〜図4に示されている。このプロテクタ70は、レールプレート66の先端部に沿って取り付けられるとともに、ボディ側部61の段差部57の上面に沿って取り付けられている。図示は省略したが、このプロテクタ70は、その下面が段差部57の上面に接着されるとともに、その長手方向に適宜間隔をおいて段差部57の上面にクリップ止めされている。
ボディ側部61の段差部57は、ドア収容凹部60の後側見切り部にまで至っている。このため、図1に示すように当該段差部57は、ボディ側部61に沿った範囲からドア収容凹部60の後側見切り部に至る範囲に跨って形成されており、従って平面的に見てほぼ直角に屈曲した経路で設けられている。プロテクタ70は、この段差部57の上面に沿って取り付けられており、リヤクォータガラス59の下方に沿った範囲(図1において右側の範囲)から直角に屈曲した範囲を経てドア収容凹部60の後側見切り部に至る範囲(図1において左側の範囲)に沿って取り付けられている。
このプロテクタ70の長手方向中途部位であって、段差部57の屈曲部に沿ったコーナー部AG(図1において符号AGで示す範囲)には、堰き止め部70aが設けられている。この堰き止め部70aの車両後側の端部(図1において右側端部)から後側へ延びる範囲と、車両前側の端部(図1において左側端部)からドア収容凹部60の奥部へ延びる範囲は、従来と同じくL字形の断面形状に形成されている。以下、この従来と同じ断面形状に形成された部分を端末処理部70bと称して上記堰き止め部70aと区別する。堰き止め部70aの断面形状が図3に示され、端末処理部70bの断面形状が図4に示されている。図3に示すように堰き止め部70aの断面形状は、端末処理部70bの断面形状よりも肉厚に盛り上がった形状に形成されている。
このため、リヤクォータガラス59を伝わって端末処理部70b上に流下し、あるいは直接降りかかる雨水等Wは、段差部57が車両前側へ僅かな角度で下る方向に傾斜して設けられている結果、当該端末処理部70bの上面を車両前側へ向かって(図1において左側へ向かって)流下する。しかしながら、図2に示すように端末処理部70bを伝わって流下する雨水等Wがドア収容凹部60の後側見切り部の手前において堰き止め部70aによって堰き止められて側方へ流下することからドア収容凹部60にまで流れ込まない。
プロテクタ70は、従来通り樹脂成型品で、コーナー部AGに沿った堰き止め部70aが型成形により形成され、その両側のストレート部となる端末処理部70b,70bがそれぞれ押し出し成形により形成されている。
以上のように構成した本実施形態の防水構造によれば、車両ルーフRからリヤクォータガラス59を伝わって流下した雨水や融雪あるいは段差部57に直接降りかかる雨水等Wがプロテクタ70を伝わって車両前側に向かって流れても、当該プロテクタ70に設けた堰き止め部70aに堰き止められてドア収容凹部60の後側見切り部まで流れることが防止される。
このため、車両側部の見栄えを向上させる等の目的でリヤクォータガラス59の下部内側に沿ってセンタレール55が配置され、その結果としてボディ側部61に段差部57が設けられた形態の車両において、少なくともリヤクォータガラス59を伝わる等して段差部57上に流下した雨水等Wについて、ドア収容凹部60の後側見切り部へ流れ込む量を従来よりも大幅に低減することができ、これにより雨水等Wを介してウエザーストリップ56が氷結することによりスライドドア51が開かなくなるといったトラブルを少なくすることができる。
また、プロテクタ70は、コーナー部AGに沿った堰き止め部70aが従来と同様型成形により形成され、両側の端末処理部70b,70bについても従来と同様押し出し成形により形成されていることから、大きなコストアップを招くことなく上記の作用効果を得ることができる。
以上説明した実施形態には種々変更を加えることができる。例えば、段差部57の屈曲経路のほぼ全体に沿って長い範囲で堰き止め部70aを設けた構成を例示したが、リヤクォータガラス59の前端下方にのみ対応してより短い範囲で堰き止め部を設ける構成としてもよい。
また、主としてセンタレール55の見栄えをよくすることを目的として取り付けられるプロテクタ70を利用して段差部57に堰き止め部70aを設ける構成を例示したが、当該段差部57の上面に直接堰き止め部を設ける構成としてもよい。また、プロテクタ70に設けた堰き止め部70aに加えて段差部57の上面に直接堰き止め部を設ける構成としてもよい。
要は、主としてリヤクォータガラス59を伝わって段差部57上に流下した雨水等Wが当該段差部57に沿ってドア収容凹部60の後側見切り部に流れ込むことを阻止する堰き止め部を当該段差部上に設けることにより同様の作用効果を得ることができる。
本発明の実施形態に係る防水構造を備えた車両における、スライドドアの後側見切り部周辺の斜視図である。 プロテクタの堰き止め部及びその周辺の側面図である。 図1の(F3)-(F3)線断面矢視図であって、プロテクタの堰き止め部及びその周辺の縦断面図である。 図1の(F4)-(F4)線断面矢視図であって、プロテクタの端末処理部及びその周辺の縦断面図である。 図7の(F5)-(F5)線断面矢視図であって、センタレールに対するスライドドアの支持構造を示す縦断面図である。 車両のスライドドア周辺の側面図である。本図は、開けた状態のスライドドアが二点鎖線で示されている。 スライドドアの支持構造の概略を示す側面図である。 車両全体の側面図である。
符号の説明
R…車両ルーフ
50…車両
51…スライドドア
52…ドア開口部
53…アッパレール、53a…縦向きのガイドローラ
54…ロアレール、54a…縦向きのガイドローラ、54b…横向きのガイドローラ
55…センタレール
55a…縦向きのガイドローラ、55b…横向きのガイドローラ
55c…横ローラ転動部、55d…縦ローラ案内部
56…ウエザーストリップ、56a…後側縦辺部
57…段差部
58…ドアハンドル
59…リヤクォータガラス
60…ドア収容凹部
61…ボディ側部
62…ドア開口部
70…プロテクタ、70a…堰き止め部、70b…端末処理部
AG…プロテクタのコーナー部

Claims (2)

  1. 車両側部のドア開口部を開閉するスライドドアと、前記ドア開口部の後側にリヤクォータガラスを備え、前記スライドドアをスライド支持するレールが該リヤクォータガラスの下部内側に沿って配置されて、該リヤクォータガラスの下方に沿ってボディ段差部が形成された車両において、
    前記段差部の上面に沿って、前記レールの端末処理用のプロテクタが取り付けられており、該プロテクタの長手方向中途位置に、前記ドア開口部側へ向かう雨水等の流れを阻止するための堰き止め部を設けた防水構造。
  2. 請求項記載の防水構造であって、前記ドア開口部の周囲に車両ボディの側部から車室内側へ一段低いドア収容部が設けられ、該ドア収容部に前記スライドドアが収容されて前記ドア開口部が閉止され、該ドア収容部から前記リヤクォータガラスの下方に至って前記段差部が設けらるとともに該段差部の上面に沿って前記プロテクタが取り付けられており、前記リヤクォータガラス前端部に対応して前記プロテクタの長手方向中途位置に前記堰き止め部を設けた防水構造。
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