JP2020092321A - 弾性波デバイスおよびその製造方法、フィルタ並びにマルチプレクサ - Google Patents

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Abstract

【課題】耐電力性を向上させること。【解決手段】本発明は、圧電基板10と、前記圧電基板10上に設けられ、主な金属膜12が単結晶金属膜からなり、複数の電極指14を各々備えた一対の櫛型電極と、を備える弾性波デバイスである。【選択図】図1

Description

本発明は、弾性波デバイスおよびその製造方法、フィルタ並びにマルチプレクサに関し、例えば櫛型電極を有する弾性波デバイスおよびその製造方法、フィルタ並びにマルチプレクサに関する。
携帯電話を代表とする高周波通信用システムにおいて、通信に使用する周波数帯以外の不要な信号を除去するために、高周波フィルタ等が用いられている。高周波フィルタ等には、弾性表面波(SAW:Surface acoustic wave)素子等を有する弾性波デバイスが用いられている。弾性表面波素子は、強誘電体であるタンタル酸リチウム(LiTaO3)基板またはニオブ酸リチウム(LiNbO3)基板等の圧電基板上に一対の櫛型電極を有するIDT(Interdigital Transducer)を形成した素子である。一対の櫛型電極は、弾性表面波の一種であるSH(Shear Horizontal) 波、レイリー波または境界波等を励起する。弾性波デバイスの耐電力性を向上させるため、櫛型電極として、不純物を添加したアルミニウム膜を用いることが知られている(例えば特許文献1、2)。
特開昭62−295504号公報 特開平6−350377号公報
しかしながら、特許文献1、2のように、櫛型電極として不純物を添加したアルミニウム膜を用いても耐電力性は十分ではない。また、櫛型電極としてアルミニウム膜以外の金属膜を用いる場合には適用できない。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、耐電力性を向上させることを目的とする。
本発明は、圧電基板と、前記圧電基板上に設けられ、主な金属膜が単結晶金属膜からなり、複数の電極指を各々備えた一対の櫛型電極と、を備える弾性波デバイスである。
上記構成において、前記単結晶金属膜と前記圧電基板との間に接して設けられ、前記単結晶金属膜および前記圧電基板の少なくとも一方の構成元素を主成分とするアモルファス層を備える構成とすることができる。
上記構成において、前記単結晶金属膜と前記圧電基板との間に接して設けられ、前記単結晶金属膜および前記圧電基板の構成元素と異なる元素を主成分とする接合膜を備える構成とすることができる。
上記構成において、前記圧電基板の前記一対の櫛型電極が設けられた面の法線方向は、前記単結晶金属膜の結晶軸方位と異なる構成とすることができる。
上記構成において、前記圧電基板の前記一対の櫛型電極が設けられた面は、前記単結晶金属膜が体心立方格子結晶構造または面心立方格子結晶構造のとき(001)面と異なり、前記単結晶金属膜が六方最密充填結晶構造のとき(0001)面と異なる構成とすることができる。
上記構成において、前記単結晶金属膜は、融点が白金の融点以上の金属からなる構成とすることができる。
本発明は、上記弾性波デバイスを含むフィルタである。
本発明は、上記フィルタを含むマルチプレクサである。
本発明は、圧電基板上に単結晶金属膜を接合する工程と、前記圧電基板上に前記単結晶金属膜を接合する工程の後、前記単結晶金属膜をパターニングすることにより、複数の電極指を各々備えた一対の櫛型電極を形成する工程と、を含む弾性波デバイスの製造方法である。
上記構成において、前記単結晶金属膜を接合する工程の後かつ前記一対の櫛形電極を形成する工程の前に、前記単結晶金属膜の厚さが薄くなるように前記単結晶金属膜の一部を除去する工程を含む構成とすることができる。
本発明によれば、耐電力性を向上させることができる。
図1(a)は、実施例1における弾性波共振器を示す平面図、図1(b)は、図1(a)のA−A断面図である。 図2(a)および図2(b)は、それぞれ実施例1および比較例1に係る弾性波共振器の断面模式図である。 図3(a)から図3(c)は、単結晶金属膜の結晶構造を示す斜視図である。 図4(a)から図4(c)は、実施例1に係る弾性波共振器の製造方法を示す斜視図である。 図5(a)から図5(c)は、実施例1に係る弾性波共振器の製造方法を示す断面図(その1)である。 図6(a)から図6(c)は、実施例1に係る弾性波共振器の製造方法を示す断面図(その2)である。 図7(a)および図7(b)は、それぞれ実施例1およびその変形例1に係る弾性波共振器の断面模式図である。 図8(a)および図8(b)は、実施例1の変形例1に係る弾性波共振器の製造方法を示す断面図である。 図9(a)および図9(b)は、それぞれ実施例1の変形例2および3に係る弾性波共振器の断面模式図である。 図10は、それぞれ実施例1の変形例4に係る弾性波共振器の断面模式図である。 図11(a)は、実施例2に係るフィルタの回路図、図11(b)は、実施例2の変形例1に係るデュプレクサの回路図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施例について説明する。
弾性波デバイスとして弾性波共振器を例に説明する。図1(a)は、実施例1における弾性波共振器を示す平面図、図1(b)は、図1(a)のA−A断面図である。電極指14の配列方向をX方向、電極指14の延伸方向をY方向、圧電基板10の法線方向をZ方向とする。なお、X、YおよびZ方向は圧電基板10および金属膜12の結晶方位とは必ずしも一致しない。
図1(a)および図1(b)に示すように、弾性波共振器24は、IDT20および反射器22を有している。IDT20および反射器22は圧電基板10上に設けられている。圧電基板10は、例えばタンタル酸リチウム基板、ニオブ酸リチウム基板または水晶基板等の単結晶基板であり、例えば単結晶回転YカットX伝搬タンタル酸リチウム基板または単結晶回転YカットX伝搬ニオブ酸リチウム基板である。この場合は、X方向は圧電基板10の結晶方位におけるX軸方向である。
IDT20および反射器22は金属膜12により形成されている。金属膜12は、例えばアルミニウム(Al)、銅(Cu)、モリブデン(Mo)、チタン(Ti)、クロム(Cr)、金(Au)、イリジウム(Ir)、白金(Pt)、レニウム(Re)、ロジウム(Rh)、ルテニウム(Ru)、タンタル(Ta)、および/またはタングステン(W)を主成分とする金属膜である。
IDT20は一対の櫛型電極18を有する。一対の櫛型電極18は、それぞれ複数の電極指14と、複数の電極指14が接続されたバスバー16を有する。一方の櫛型電極18の電極指14と他方の櫛型電極18の電極指14とは少なくとも一部で互い違いに設けられている。
IDT20のX方向の両側に反射器22が形成されている。IDT20が励振した弾性波(例えばSH波、レイリー波または境界波)は主にX方向に伝播し、反射器22は弾性波を反射する。一対の櫛型電極18のうち一方の櫛型電極18内の電極指14のピッチをλとする。λは、IDT20が励振する弾性表面波の波長に相当する。金属膜12を覆うように酸化シリコン膜または窒化シリコン膜等の絶縁膜が設けられていてもよい。絶縁膜の膜厚は金属膜12の膜厚より厚くてもよいし薄くてもよい。
図2(a)および図2(b)は、それぞれ実施例1および比較例1に係る弾性波共振器の断面模式図である。実際の結晶面の間隔は非常に小さいが、図2(a)および図2(b)では、結晶面50を模式的に図示する。以下の図も同様である。
図2(a)に示すように、実施例1では、金属膜12は結晶面50が揃った単結晶金属である。結晶面50は、圧電基板10の上面(すなわちXY平面)と略平行である。
図2(b)に示すように、比較例1では、金属膜12は複数の結晶粒52からなる多結晶構造である。例えば圧電基板10上に真空蒸着法またはスパッタリング法を用い金属膜12を形成することにより、金属膜12は多結晶構造となる。結晶粒52の間は粒界53となる。結晶面50は結晶粒52により様々な方向を向いている。粒界53では結晶粒52同士の強度が弱い。これにより、電極指14に振動または応力が加わったときに、電極指14が破壊する起点となる。一対の櫛型電極18間に大電力の高周波信号が印加されると、電極指14が大きく振動する。これにより、粒界53を起点に電極指14が破壊されやすくなる。よって、耐電力性が低下する。
実施例1では、図2(a)のように、金属膜12は粒界53のほとんどないほぼ均一な単結晶である。これにより、一対の櫛型電極18間に大電力の高周波信号が加わり電極指14が大きく振動しても、破壊の起点となる粒界53がほとんどなく、電極指14が破壊されにくい。よって、耐電力性を向上できる。
図3(a)から図3(c)は、単結晶金属膜の結晶構造を示す斜視図である。図3(a)は、体心立方格子構造(bcc:body-centered cubic)を示す図、図3(b)は、面心立方格子構造(fcc:face-centered cubic)を示す図、図3(c)は、六方最密充填構造(hcp:hexagonal close-packed)を示す図であり、原子38の配列を示す図である。
モリブデンの結晶構造は図3(a)のようなbcc構造である。上面は(001)面となる。アルミニウム、銅、白金およびロジウムの結晶構造は図3(b)のようなfcc構造である。上面は(001)面となる。ルテニウムおよびチタンの結晶構造は図3(c)のようなhcp構造である。上面は(0001)面となる。
圧電基板10に接合される金属膜12の結晶面はどのような面でもよいが、例えば金属膜12の結晶構造がbcc構造またはfcc構造のとき(001)面、金属膜12の結晶構造はhcp構造のとき(0001)面とすることができる。なお、bcc構造およびfcc構造では(001)面は(100)面および(010)面と等価である。
[実施例1の製造方法]
図4(a)から図4(c)は、実施例1に係る弾性波共振器の製造方法を示す斜視図である。図5(a)から図6(c)は、実施例1に係る弾性波共振器の製造方法を示す断面図である。
図4(a)に示すように、金属単結晶インゴット30を例えばチョクラルスキー法を用い形成する。金属単結晶インゴット30はチョクラルスキー法以外の方法で形成してもよい。図4(b)に示すように、金属単結晶インゴット30を円筒状のインゴット31に加工する。結晶方位に合わせオリフラ31aを形成する。図4(c)に示すように、インゴット31を例えばワイヤソーを用い切断しウエハ形状の金属基板32を形成する。研磨法またはCMP(Chemical Mechanical Polishing)法を用い金属基板32を所望の厚みにし、かつ表面を平坦面とする。
図5(a)に示すように、真空中において金属基板32の下面および圧電基板10の上面にイオン34をイオンビーム、中性化したビームまたはプラズマとして、照射する。イオン34は例えばアルゴン(Ar)イオン等の不活性元素(例えば希ガス元素)のイオンである。イオン34をイオンビームとして照射する場合には、イオンガンを用いる。イオン34を中性化した原子として照射する場合には、FAB(Fast Atom Beam)ガンを用いる。これにより、圧電基板10の上面および金属基板32の下面が活性化される。
圧電基板10の上面には、圧電基板10の構成元素を主成分とするアモルファス層11aが形成される。金属基板32の下面には、金属基板32の構成元素を主成分とするアモルファス層11bが形成される。例えば、圧電基板10がタンタル酸リチウム基板であり、イオン34がアルゴンイオンのとき、アモルファス層11aはタンタル、リチウムおよび酸素を主成分としアルゴンを含む。例えば、金属基板32がモリブデンであり、イオン34がアルゴンイオンのとき、アモルファス層11bはモリブデンを主成分としアルゴンを含む。
図5(b)に示すように、真空を維持した状態で、圧電基板10と金属基板32とを張り合わせると、活性化された圧電基板10の上面と活性化された金属基板32の下面とが接合される。このような接合は常温(例えば100℃以下かつ−20℃以上、好ましくは80℃以下かつ0℃以上)で行われるため熱応力を抑制できる。圧電基板10と金属基板32との間にはアモルファス層11が形成される。
図5(c)に示すように、研磨法またはCMP法を用い金属基板32を所望の厚みにする。これにより、金属基板32から金属膜12が形成される。金属膜12の厚さは例えば0.1λである。
図6(a)に示すように、金属膜12上にマスク層36を形成する。マスク層36は例えばフォトレジストであり、ファトリソグラフィ法を用い形成する。マスク層36は、IDT20および反射器22の平面形状を有する。
図6(b)に示すように、マスク層36をマスクに金属膜12を例えばドライエッチング法を用い除去する。図6(c)に示すように、マスク層36を除去することで、圧電基板10上に金属膜12からなるIDT20および反射器22が形成される。
図7(a)は、実施例1に係る弾性波共振器の断面模式図である。図7(a)に示すように、圧電基板10と金属膜12との間にアモルファス層11が設けられていてもよい。アモルファス層11は、図5(a)において、圧電基板10の上面および金属基板32の下面にイオン34を照射することにより形成される。アモルファス層11は、圧電基板10および金属基板32の少なくとも一方の構成元素を主成分とし、イオン34の元素を含む。アモルファス層11の厚さは例えば1nmから10nmである。アモルファス層11はTEM(Transmission Electron Microscope)法を用い観察できる。例えば圧電基板10が単結晶のとき、アモルファス層11は単結晶に挟まれるため、TEMにて観察できる。イオン34または原子の照射方法によっては、アモルファス層11aおよび11bの少なくとも一方はほとんど形成されないこともある。
[実施例1の変形例1]
図7(b)は、実施例1の変形例1に係る弾性波共振器の断面模式図である。図7(b)に示すように、圧電基板10と金属膜12との間に接合膜13が設けられている。接合膜13は、複数の結晶粒54からなる多結晶構造またはアモルファス構造である。接合膜13は、例えばチタン、クロムおよび/またはニッケルを主成分とする金属膜である。接合膜13の膜厚は例えば10nmから100nmである。その他の構成は実施例1と同じであり説明を省略する。
図8(a)および図8(b)は、実施例1の変形例1に係る弾性波共振器の製造方法を示す断面図である。図8(a)に示すように、実施例1の図4(a)から図4(c)の後に、圧電基板10の上面に接合膜13aを形成し、金属基板32の下面に接合膜13bを形成する。接合膜13aおよび13bの形成は、例えば真空蒸着法またはスパッタリング法を用いる。接合膜13aおよび13bは多結晶構造またはアモルファス構造となり単結晶構造とはならない。
図8(b)に示すように、接合膜13aおよび13bを接合する。接合膜13aおよび13bは、一体となり接合膜13となる。これにより、圧電基板10と金属基板32とが接合膜13を介し接合する。接合膜13aと13bとの接合は、接合膜13aの上面および接合膜13bの下面にイオン等を照射する表面活性化法を用いる。接合膜13aと13bとの接合は加熱および押圧により行ってもよい。接合膜13aおよび13bのいずれか一方は形成されていなくてもよい。その後、実施例1の図5(c)以降の工程を行う。
[実施例1の変形例2]
図9(a)は、実施例1の変形例2に係る弾性波共振器の断面模式図である。図9(a)に示すように、電極指14は、金属膜12上に金属膜15を備えていてもよい。金属膜15は、例えば金属膜15を保護する保護膜、または金属膜12より抵抗率の低い低抵抗膜である。金属膜15が保護膜のとき、金属膜15は例えばチタン、クロムおよび/またはニッケルを主成分とする。金属膜15が低抵抗膜のとき、金属膜15は例えばアルニミウム、金および/または銅を主成分とする。その他の構成は実施例1と同じであり説明を省略する。
金属膜15は、図5(c)において金属膜12上に形成する。金属膜15の形成は、例えば真空蒸着法またはスパッタリング法を用いる。金属膜15は、複数の結晶粒54からなる多結晶構造またはアモルファス構造となる。以降の工程は実施例1と同じであり説明を省略する。金属膜15の膜厚は例えば10nmから100nmである。圧電基板10と金属膜12との間に接合膜13が設けられ、金属膜12上に金属膜15が設けられていてもよい。
[実施例1の変形例3]
図9(b)は、実施例1の変形例3に係る弾性波共振器の断面模式図である。図9(b)に示すように、圧電基板10は、支持基板10a上に接合されている。支持基板10aは、例えばサファイア基板、スピネル基板、シリコン基板、水晶基板、石英基板、またはアルミナ基板である。支持基板10aの線膨張係数は、圧電基板10のX方向の線膨張係数より小さい。これにより、弾性波共振器の周波数温度係数を小さくできる。圧電基板10の厚さは、例えば10λ以下である。バルク波に起因するスプリアスを抑制するため、圧電基板10の厚さは1λ以下が好ましい。圧電基板10と支持基板10aとの間には酸化シリコンまたは窒化アルミニウムからなる絶縁膜が設けられていてもよい。その他の構成は実施例1と同じであり説明を省略する。
[実施例1の変形例4]
図10は、実施例1の変形例4に係る弾性波共振器の断面模式図である。図10に示すように、圧電基板10と金属膜12とが接合する接合面は結晶面50に対し傾いている。実施例1のように、金属膜12の接合面が(001)面または(0001)面の場合、弾性表面波の振動の主変位は、(001)面または(0001)面に直交または平行である。このため、金属膜12が(001)面または(0001)面に直交する面から破壊されやすい。実施例1の変形例4では、金属膜12の接合面が(001)面または(0001)面から傾いている。これにより、弾性表面波の振動の主変位は、(001)面または(0001)面から傾く。よって、金属膜12の破壊を抑制でき、大電力の高周波信号の印加における耐電力性を向上できる。金属膜12の接合面は(001)面または(0001)面から5°以上かつ85°以下傾いていることが好ましく、10°以上かつ80°以下傾いていることがより好ましく、20°以上かつ70°以下傾いていることがさらに好ましい。その他の構成は実施例1と同じであり説明を省略する。
実施例1およびその変形例によれば、一対の櫛型電極18は、主な金属膜が単結晶金属膜12からなる。これにより、一対の櫛型電極18間に大電力の高周波信号が印加されても、金属膜12に破壊の起点となる粒界がほとんど存在しないため、金属膜12が破壊されることを抑制できる。よって、耐電力性を向上できる。
櫛型電極18は主な金属膜が単結晶金属膜12からなるとは、櫛型電極18が複数の金属膜が積層された複合膜の場合、単結晶金属膜12の厚さは、櫛型電極18の厚さの50%以上である。これにより、耐電力性を向上できる。単結晶金属膜12の厚さは、櫛型電極18の厚さの80%以上が好ましく、90%以上がより好ましい。
弾性波共振器を製造する方法として、図5(a)および図5(b)のように、圧電基板10上に単結晶金属膜12を接合する。その後、図5(c)から図6(c)のように、単結晶金属膜12をパターニングすることにより、複数の電極指14を各々備えた一対の櫛型電極18を形成する。これにより、単結晶金属膜12を含む一対の櫛型電極18を形成することができる。
図5(c)のように、金属膜12を接合した後櫛形電極18を形成する前に、金属膜12を薄膜化する。これにより、金属膜12を薄膜化できる。
実施例1の変形例1のように、単結晶金属膜12と圧電基板10との間に接して設けられた接合膜13を備える。接合膜13は単結晶金属膜12および圧電基板10の構成元素と異なる元素を主成分とする。これにより、単結晶金属膜12と圧電基板10とを接合することができる。主成分とするとは、特性を向上させるために添加した不純物および意図しない不純物を除く成分であり、例えば主成分とする元素を50原子%以上含むことである。
実施例1のように、単結晶金属膜12と圧電基板10との間に接して設けられ、単結晶金属膜12および圧電基板10の少なくとも一方の構成元素を主成分とするアモルファス層11を備える。これにより、単結晶金属膜12と圧電基板10とを常温において接合することができる。主成分とは、図5(a)において活性化のために用いた元素(例えばアルゴン)および意図しない不純物を除く成分である。例えば、アモルファス層11は圧電基板10および金属膜12の構成元素(例えば圧電基板10がタンタル酸リチウム基板であり、金属膜12がモリブデンの場合、タンタル、リチウム、酸素およびモリブデン)を合計で50原子%以上含む。
実施例1の変形例4のように、圧電基板10の一対の櫛型電極18が設けられた面の法線方向は、単結晶金属膜12層の結晶軸方位(X軸方向、Y軸方向またはZ軸方向)と異なる。圧電基板10の一対の櫛型電極18が設けられた面は、単結晶金属膜12が体心立方格子結晶構造または面心立方格子結晶構造のとき(001)面と異なり、単結晶金属膜12が六方最密充填結晶構造のとき(0001)面と異なる。これにより、耐電力性をより向上できる。
IDT20により励振された弾性表面波の音速が圧電基板10内を伝播するバルク波(例えば最も遅い横波バルク波)の音速より早い場合、弾性表面波はバルク波を放射しながら圧電基板10の表面を伝播する。よって、損失が生じる。特に、弾性表面波の一種であるSH波の音速はバルク波の音速より早い。このため、SH波を主モードとする弾性波共振器では損失が大きくなる。例えば、20°以上かつ48°以下のカット角を有するYカットX伝播タンタル酸リチウム基板では、SH波が主モードとなる。
弾性表面波の音速を遅くするため、金属膜12に音響インピーダンスの大きな金属を用いる。音響インピーダンスは、密度およびヤング率が大きくなると大きくなる。密度は原子番号が大きな金属が大きく、ヤング率は硬い金属が大きい。このような金属は融点が高い高融点金属である。このように、高融点金属を金属膜12に用いると弾性表面波の音速が遅くなり損失が小さくなる。
また、高融点金属は、電子数が大きくかつ原子半径が小さいため金属結合が強くなる。エレクトロマイグレーションおよびストレスマイグレーションはそれぞれ電界および応力により金属原子が移動する現象である。よって、金属結合が強い高融点金属はこれらのマイグレーションが生じ難い。よって、高融点金属を金属膜12に用いるとマイグレーションが小さくなる。
例えば、アルミニウムは、融点が660℃であり、密度、ヤング率および音響インピーダンスがそれぞれ2.7g/cm、68GPaおよび8.3GPa・s/mである。高融点金属であるモリブデンは、融点が2622℃であり、密度、ヤング率および音響インピーダンスがそれぞれ10.2g/cm、329GPaおよび35.9GPa・s/mである。このように、モリブデンはアルミニウムに比べ融点が2000℃高く、密度は約4倍、ヤング率は約5倍であり、音響インピーダンスは約4倍である。
例えば、イリジウム、モリブデン、レニウム、ロジウム、ルテニウムおよびタングステンの融点は白金の融点1774℃以上である。密度は、Alの4倍以上である。
このように、融点が白金以上の高融点金属は密度が高く音響インピーダンスも高い。このため、これらの金属を金属膜12とすることで弾性表面波の音速が遅くなり、損失を抑制できる。また融点が高いため、マイグレーションが生じ難くなる。
しかしながら、圧電基板10上に、電極指14として融点が白金以上の高融点金属とすると、真空蒸着法およびスパッタリング法いずれの方法を用いても結晶粒が柱状構造となりやすい。柱状構造では粒界が鮮明である。これは結晶粒の間の結合が弱いおよび/または結晶粒の間に隙間があるためである。また、結晶粒の大きさは揃っておりかつ金属膜12の積層方向に連続している。これにより、IDT20に大電力が加わると、金属膜12が破壊されやすい。
そこで、一対の櫛型電極18の主な金属膜が融点が白金の融点以上の金属からなるときに、主な金属膜を単結晶金属膜12とする。これにより、金属膜12の破壊が抑制され、耐電力性が向上する。
実施例2は、実施例1およびその変形例の弾性波共振器を用いたフィルタおよびデュプレクサの例である。図11(a)は、実施例2に係るフィルタの回路図である。図11(a)に示すように、入力端子T1と出力端子T2との間に、1または複数の直列共振器S1からS4が直列に接続されている。入力端子T1と出力端子T2との間に、1または複数の並列共振器P1からP4が並列に接続されている。1または複数の直列共振器S1からS4および1または複数の並列共振器P1からP4の少なくとも1つの共振器に実施例1およびその変形例の弾性波共振器を用いることができる。ラダー型フィルタにおける直列共振器および並列共振器の個数は任意に設定できる。フィルタとしてラダー型フィルタを例に説明したが、フィルタは多重モード型フィルタでもよい。
図11(b)は、実施例2の変形例1に係るデュプレクサの回路図である。図11(b)に示すように、共通端子Antと送信端子Txとの間に送信フィルタ40が接続されている。共通端子Antと受信端子Rxとの間に受信フィルタ42が接続されている。送信フィルタ40は、送信端子Txから入力された高周波信号のうち送信帯域の信号を送信信号として共通端子Antに通過させ、他の周波数の信号を抑圧する。受信フィルタ42は、共通端子Antから入力された高周波信号のうち受信帯域の信号を受信信号として受信端子Rxに通過させ、他の周波数の信号を抑圧する。送信フィルタ40および受信フィルタ42の少なくとも一方を実施例2のフィルタとすることができる。
マルチプレクサとしてデュプレクサを例に説明したがトリプレクサまたはクワッドプレクサでもよい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 圧電基板
11、11a、11b アモルファス層
12、15 金属膜
13、13a、13b 接合膜
14 電極指
18 櫛型電極
20 IDT
22 反射器
24 弾性波共振器
40 送信フィルタ
42 受信フィルタ

Claims (10)

  1. 圧電基板と、
    前記圧電基板上に設けられ、主な金属膜が単結晶金属膜からなり、複数の電極指を各々備えた一対の櫛型電極と、
    を備える弾性波デバイス。
  2. 前記単結晶金属膜と前記圧電基板との間に接して設けられ、前記単結晶金属膜および前記圧電基板の少なくとも一方の構成元素を主成分とするアモルファス層を備える請求項1に記載の弾性波デバイス。
  3. 前記単結晶金属膜と前記圧電基板との間に接して設けられ、前記単結晶金属膜および前記圧電基板の構成元素と異なる元素を主成分とする接合膜を備える請求項1に記載の弾性波デバイス。
  4. 前記圧電基板の前記一対の櫛型電極が設けられた面の法線方向は、前記単結晶金属膜の結晶軸方位と異なる請求項1から3のいずれか一項に記載の弾性波デバイス。
  5. 前記圧電基板の前記一対の櫛型電極が設けられた面は、前記単結晶金属膜が体心立方格子結晶構造または面心立方格子結晶構造のとき(001)面と異なり、前記単結晶金属膜が六方最密充填結晶構造のとき(0001)面と異なる請求項1から3のいずれか一項に記載の弾性波デバイス。
  6. 前記単結晶金属膜は、融点が白金の融点以上の金属からなる請求項1から5のいずれか一項に記載の弾性波デバイス。
  7. 請求項1から6のいずれか一項に記載の弾性波デバイスを含むフィルタ。
  8. 請求項7に記載のフィルタを含むマルチプレクサ。
  9. 圧電基板上に単結晶金属膜を接合する工程と、
    前記単結晶金属膜を接合する工程の後、前記単結晶金属膜をパターニングすることにより、複数の電極指を各々備えた一対の櫛型電極を形成する工程と、
    を含む弾性波デバイスの製造方法。
  10. 前記単結晶金属膜を接合する工程の後かつ前記一対の櫛形電極を形成する工程の前に、前記単結晶金属膜の厚さが薄くなるように前記単結晶金属膜の一部を除去する工程を含む請求項9に記載の弾性波デバイスの製造方法。
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