JPH05183373A - 弾性表面波素子の電極材料 - Google Patents

弾性表面波素子の電極材料

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JPH05183373A
JPH05183373A JP35907291A JP35907291A JPH05183373A JP H05183373 A JPH05183373 A JP H05183373A JP 35907291 A JP35907291 A JP 35907291A JP 35907291 A JP35907291 A JP 35907291A JP H05183373 A JPH05183373 A JP H05183373A
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acoustic wave
electrodes
electrode
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JP35907291A
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Koji Kimura
幸司 木村
Atsushi Sakurai
敦 櫻井
Yutaka Tada
裕 多田
Eiji Iegi
英治 家木
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高い印加電力で使用した場合にも、すぐれた
ストレスマイグレーション耐性を有するSAW素子用の
電極材料を提供する。 【構成】 鏡面研磨された36°回転Y−XカットLi
TaO3を圧電基板1として用い、この圧電基板1にイ
オンビームスパッタによりアルミニウムを約2000Å
の膜厚で蒸着させ、圧電基板1の表面全体にアルミニウ
ム膜を形成する。このときの成膜条件としては、イオン
電流100mA、加速電圧を1400eVとし、基板温
度を140℃とすることで、(111)配向膜を得た。
この後、圧電基板1の表面全体に成膜されたアルミニウ
ム膜をフォトリソグラフィによって加工し、圧電基板1
の表面にインターディジタル電極2a,2b、グレーテ
ィング電極2c、容量電極4、配線パターン5を各々作
成し、2重モードSAWフィルタ7を製作した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は弾性表面波素子の電極材
料に関する。具体的には、水晶やLiTaO3(タンタ
ル酸リチウム),LiNbO3(ニオブ酸リチウム),
Li247(四ホウ酸リチウム)のような単結晶圧電
基板及びサファイア基板上にZnO(酸化亜鉛)の膜を
形成した圧電基板を用いる弾性表面波素子の電極材料に
関する。
【0002】
【従来の技術】弾性表面波(以下、SAWと略記する)
を用いたSAW素子は、一般に、圧電性を有する基板の
表面上にインターディジタル電極(すだれ状電極)や金
属ストリップのグレーティング電極等が形成されたもの
であって、テレビ、ビデオ等に広く用いられている。こ
の電極材料は一般にアルミニウムであって、従来にあっ
ては、アモルファス的な多結晶アルミニウム電極材料が
用いられている。
【0003】近年、SAW素子は高周波領域の送受波素
子あるいは共振子として広く用いられるようになってい
る。特に、移動体通信用の携帯機器の小型、軽量化のた
め、携帯機器の送信段のフィルターとしてSAW素子を
用いることが期待されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】SAW素子は、テレ
ビ、ビデオなどの用途においては、1mW程度の小さな
印加電力レベルで使用されるが、移動体通信、特にその
送信用として用いる場合には、SAW素子には高電圧レ
ベルの信号が印加される。例えば、コードレス電話用フ
ィルタは、20mWと従来に比べて桁違いの印加レベル
で使用される。このため、弾性波によってアルミニウム
電極が強い応力を受け、マイグレーションを惹起する。
これは応力によるマイグレーションであるので、ストレ
スマイグレーションと言われている。これが発生する
と、電気的短絡や挿入損失の増加、共振子のQの低下に
至り、SAW素子の働きが劣化するという問題があっ
た。
【0005】この対策としては、電極材料として(31
1)面に結晶方位のそろったアルミニウム又はその合金
を用いることが提案されている(特願平1−15104
5号公報)。
【0006】しかしながら、(311)面に結晶方位の
そろったアルミニウム又はその合金は、ストレスマイグ
レーション耐性に効果が見られるものの、その効果は未
だ不充分であり、更に改善が望まれていた。
【0007】そこで、本発明の発明者らは、(311)
配向膜のストレスマイグレーション劣化について、その
原因を鋭意検討した結果、(311)面の原子密度不均
一、すなわち、原子配列の粗密がストレスマイグレーシ
ョンの要因であると考えられるに至った。すなわち、従
来の(311)面に配向したアルミニウム電極は、結晶
構造的に最密充填面で配向しておらず、充填面における
原子の粗密による不均一がストレスマイグレーションに
よる歪みを受け、ストレスマイグレーション劣化に至る
と考えられる。
【0008】しかして、本発明は上記従来例の欠点と発
明者らの到達した知見に基づいてなされたものであり、
その目的とするところは、高い印加電力で使用した場合
にも高いストレスマイグレーション耐性を有するSAW
素子用の電極材料を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る弾性表面波
素子の電極材料は、弾性表面波素子に用いられる圧電基
板上に形成された電極材料であって、マイグレーション
耐性に優れ、かつ、結晶方位的に一定方向に配向してい
ることを特徴としている。
【0010】例えば、(111)面に配向したアルミニ
ウム又は添加物を含むアルミニウム合金からなる電極材
料を圧電基板の上に形成することができる。
【0011】さらに、アルミニウム合金の添加物として
は、Ti、Cu、Pd等が好ましく、その添加量として
は、0.1重量%〜5重量%が好ましい。
【0012】また、前記圧電基板を構成する構成材料と
しては、水晶,LiTaO3,LiNbO3,Li24
7,ZnOなどを用いることができる。
【0013】
【作用】本発明によるSAW素子のための電極材料は、
例えば水晶,LiTaO3,LiNbO3,Li2
47,ZnO等からなる圧電基板の上に形成された、例
えば(111)面に配向したアルミニウム又は添加物を
含むアルミニウム合金からなる電極材料であって、マイ
グレーション耐性に優れ、かつ、結晶方位的に一定方向
に配向しているので、大きな印加電力を必要とするSA
W素子においても優れた耐ストレスマイグレーション特
性を有する。
【0014】特に、(111)面に配向した電極材料は
最密充填層であって、電極面内において原子配列の粗密
が無いため、SAWにより惹起される応力を電極全体に
均一に分散させることができ、優れた耐ストレスマイグ
レーション特性を示すものである。
【0015】従って、本発明に係る電極材料を形成した
SAW素子は、ストレスマイグレーションの発生を抑制
でき、ストレスマイグレーションによる電気的短絡や挿
入損失の増加を低減でき、共振子のQを良好に維持する
ことができる。
【0016】また、アルミニウム合金の電極材料にC
u,Ti,Pd等を微量添加すると、これらの添加物は
耐マイグレーション特性に優れているので、電極材料の
耐マイグレーション特性をより向上させるのに効果があ
る。しかも、これらの添加物の添加量としては0.1w
t%〜5wt%が特に優れている。
【0017】
【実施例】図1は2重モードSAWフィルタ7を示す平
面図である。圧電基板1の表面において、中央部には上
下2段にインターディジタル電極2a,2aが設けられ
ており、インターディジタル電極2a,2aの両側には
それぞれインターディジタル電極2b,2b,…が上下
2段に設けられており、さらに、インターディジタル電
極2b,2b,…の両側にはグレーティング電極(反射
器)2c,2c,…が設けられている。さらに、グレー
ティング電極2c,2c,…の外側の中段部には、くし
歯形状をした容量電極4,4が形成されている。さら
に、インターディジタル電極2a,2aからは、ワイヤ
ーによりリード端子3,3が引き出されている。また、
4つのインターディジタル電極2b,2b,…は配線パ
ターン5によって相互に導通させられており、さらに、
配線パターン5によって容量電極4に接続され、容量を
付与されている。さらに、容量電極4,4からはワイヤ
ーによりリード端子6が引き出されている。以下、この
2重モードSAWフィルタ7を例として、本発明の一実
施例を製造順序に従って説明する。
【0018】圧電基板1としては、鏡面研磨された36
°回転Y−XカットLiTaO3を用い、この圧電基板
1にイオンビームスパッタによりアルミニウムを約20
00Åの膜厚で蒸着させ、圧電基板1の表面全体にアル
ミニウム膜を形成した。このときの成膜条件としては、
イオン電流100mA、加速電圧を200eVとし、基
板温度を140℃とすることで、(111)配向膜が得
られた。
【0019】このアルミニウム膜が(111)面にエピ
タキシャル成長していることをRHEED(反射高速電
子線回折)法により確認した。図2(a)はこのRHE
ED写真を示す。図2(b)は図2(a)のRHEED
写真の説明図であり、イが電子ビーム、ロの領域内に見
えるものが反射光である。
【0020】この後、圧電基板1の表面全体に成膜され
たアルミニウム膜をフォトリソグラフィによって加工
し、圧電基板1の表面にインターディジタル電極2a,
2b、グレーティング電極2c、容量電極4、配線パタ
ーン5を各々作成し、図1に示したような2重モードS
AWフィルタ7を製作した。
【0021】こうして製作したSAWフィルタ7におい
ては、インターディジタル電極2a,2bの電極指幅を
2μmとすることによってSAWの波長を約8μmに設
定し、開口長を約40波長とし、インターディジタル電
極2aのフィンガー数を25対とし、インターディジタ
ル電極2bのフィンガー数も25対とした。また、金属
ストリップによるグレーティング電極2cのストリップ
数は25本とした。さらに、容量をとるための容量電極
4はインターディジタル構造をとり、電極指幅を10μ
mとした。
【0022】この2重モードSAWフィルタ7の50Ω
系伝送特性を測定した結果、図3のような特性曲線が得
られた。図3の伝送特性図における横軸は信号周波数を
示し、縦軸はこのSAWフィルタ7を通過した信号の通
過後の減衰量を示す。図3に示されているように、この
特性曲線においては、ピーク周波数は約380MHzで
あり、ピーク時における挿入損失は約2.5dBであっ
た。
【0023】ここで、耐電力特性(耐ストレスマイグレ
ーション特性)を評価するため、図4のようなシステム
を用いた。これは発振器11の出力信号(=1W)を電
力増幅し、パワーアンプ12の出力をSAWフィルタ7
に印加させるようにしてある。一方、SAWフィルタ7
の出力P(t)はパワーメータ14に入力されてレベル測
定される。また、パワーメータ14の出力はコンピュー
タ15を介して発振器11へフィードバックされてお
り、発振器11の周波数をコントロールして印加信号の
周波数が常に伝送特性のピーク周波数となるようにして
いる。そして、SAWフィルタ7は恒温槽13に納めら
れており、周囲温度を85℃と高くして、劣化を加速さ
せた。
【0024】しかして、パワーアンプ12の出力を1W
(50Ω系)とし、初期の出力レベルP(t)=Poを測定
しておき、ある時間t経過後の出力P(t)が P(t)≦Po−1.0(dB) となった時をそのSAWフィルタ7の寿命tdとした。
これは、一般にP(t)のカーブは図5のようになるの
で、1dBの低下で寿命tdの推定を行えば適当と考え
たためである。
【0025】評価した各試料A,B,C,Dは下記に示
す4種の電極金属を用いて、同一のLiTaO3基板上
に同一形状の電極を形成したものである。 A:ランダム配向のAl+1wt%Cu電極 B:(311)配向の純Al電極 C:(311)配向のAl+1wt%Cu電極 D:(111)配向の純Al電極 E:(111)配向のAl+1wt%Cu電極
【0026】試料Aは従来例のSAWフィルタであり、
試料B,Cは耐ストレスマイグレーション対策を施され
た別な従来例である。試料D,Eは本発明に係るSAW
フィルタであり、試料EではCuを添加したAl合金の
電極金属が用いられている。
【0027】実験の結果、各試料A〜Eの寿命tdはそ
れぞれ A: 8時間以下 B: 110時間 C: 180時間 D:1750時間 E:2400時間以上 となった。これより、従来例の試料Aに比べて(31
1)面に配向させたアルミニウム膜もしくはアルミニウ
ム合金膜を持つ試料B,Cでは、14〜22倍の長寿命
に改善されている。
【0028】これに対し、本発明に係る(111)面に
配向させた純アルミニウム膜を持つ試料Dは試料Aに比
べて200倍以上の長寿命を持ち、(311)面に配向
したアルミニウム膜を持つ試料Bと比較しても15倍以
上の長寿命を達成している。さらに、AlにCuを添加
したアルミニウム合金膜を持つ本発明による試料Eで
は、純アルミニウム膜の電極を持つ試料Dよりも一層優
れた長寿命が確認された。
【0029】なお、アルミニウムに添加して長寿命化の
効果がある添加物としては、Cuに限らず、Ti,Pd
が挙げられる。これら添加物の効果は0.1wt%以上
で現われてくる。但し、多過ぎると添加物を含んだアル
ミニウム膜の抵抗率が増大するので、通常5wt%以下
が望ましい。
【0030】また、(111)面に配向した電極材料の
形成方法としては、蒸着、スパッタ、IBS(Ion Beam
Sputtering)、CVD(Chemical Vapor Depositio
n)、プラズマCVD、MBE(Molecular Beam Epitax
y)、ICB(Ionized ClusterBeam)等の各種薄膜作成
プロセスを用いることができる。
【0031】また、上記実施例では、LiTaO3基板
を用いた場合について説明したが、圧電基板としては、
これ以外にもLiNbO3、Li247、水晶、サファ
イア基板上にZnO薄膜を形成したもの等を用いた場合
でも、上記Al成膜方法のいずれか(例えば、MBEや
プラズマCVD等)を選択することにより、(111)
面に配向したアルミニウムエピタキシャル膜を形成する
ことが可能である。
【0032】また、上記実施例においては2重モードS
AWフィルタ7を例としたが、本発明は他のタイプのS
AW素子にも実施することができ、それによって同様の
効果を奏し得るのはもちろんのことである。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、アルミニウム電極の耐
ストレスマイグレーション特性を向上させることが可能
となり、高レベルの信号を印加した場合にも、ストレス
マイグレーションが発生するのを抑制することができ
る。
【0034】従って、弾性表面波素子に高電圧レベルの
信号の印加が可能になり、弾性表面波素子を送信段に用
いることができるようになり、弾性表面波素子の用途を
拡大することができる。例えば、このように優れた耐ス
トレスマイグレーション特性を有するアルミニウム電極
材料を形成された弾性表面波素子は、高電圧の信号が印
加される移動体無線通信分野の送信段用の素子として非
常に有用であり、ストレスマイグレーション劣化が原因
で従来は使用できなかった当該分野での実用化も可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る2重モード弾性表面波
フィルタを示す概略平面図である。
【図2】(a)(b)はLiTaO3基板上に形成され
た(111)面アルミニウムエピタキシャル膜のX線写
真及びその説明図である。
【図3】同上の2重モード弾性表面波フィルタにおける
50Ω系伝送特性を示す特性図である。
【図4】耐ストレスマイグレーション評価システムの概
略図である。
【図5】耐ストレスマイグレーション特性による寿命判
定を示すカーブを表わした図である。
【符号の説明】
1 圧電基板 2a,2b インターディジタル電極 2c グレーティング電極 4 容量電極 5 配線パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 家木 英治 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性表面波素子に用いられる圧電基板上
    に形成された電極材料であって、マイグレーション耐性
    に優れ、かつ、結晶方位的に一定方向に配向しているこ
    とを特徴とする弾性表面波素子の電極材料。
  2. 【請求項2】 前記結晶方位が(111)面であること
    を特徴とする請求項1に記載の弾性表面波の電極材料。
  3. 【請求項3】 アルミニウム、又は添加物を含むアルミ
    ニウム合金であることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の弾性表面波素子の電極材料。
  4. 【請求項4】 前記添加物がTi、Cu、Pdであり、
    その添加量が0.1重量%〜5重量%であることを特徴
    とする請求項3に記載の弾性表面波素子の電極材料。
  5. 【請求項5】 前記圧電基板が水晶,LiTaO3,L
    iNbO3,Li247,ZnOであることを特徴とす
    る請求項1、2、3又は4に記載の弾性表面波素子の電
    極材料。
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