JP2019506256A - 強化された焦げ付かない食品調理表面を有する物品 - Google Patents

強化された焦げ付かない食品調理表面を有する物品 Download PDF

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Abstract

アルミニウムなどの金属の調理器具表面は、焦げ付き防止コーティングと埋め込まれた硬質金属メッシュを含む。メッシュは、メッシュ内の内部領域の間の焦げ付き防止コーティングを、ナイフその他の器具による切断や摩耗から保護する。

Description

本発明は、調理器具及びその表面、例えば、深鍋、平鍋、プラテン、鉄板及び焼き網の食品調理面及び誘導加熱機能に関する。
いくつかの食品は、調理器具の表面に焦げ付く傾向がある。この傾向は、特にその食品を調理するときの加熱された調理器具の表面にありがちである。この傾向に対処するために、調理器具物品は、多くの場合「焦げ付かない」または「容易に離れる」調理面と称されるものを備えていてもよい。これらの表面は、典型的には、PTFEなどのフルオロカーボン、琺瑯、シリコーン、セラミックスを含む被覆された金属表面を含む。
一態様では、調理器具物品は、基材層、メッシュ層、および焦げ付き防止コーティング層を含む。基材層は、第1の面に沿った第1の基材面を少なくとも有してもよい。少なくとも、第1のメッシュ層が第1の基材面上に配置されてもよい。第1のメッシュ層は、第1の基材面内に埋め込まれ、そこから平面状の外側の第1のメッシュ面まで外側に延びる、複数の第1の網状区分を含んでもよい。第1の網状区分は、隣接する第1の網状区分との間に複数の第1の内部領域を画定してもよい。焦げ付き防止コーティング層は、隣接する第1の網状区分との間の第1の内部領域内の第1の基材面上に配置されてもよく、そこから外側の第1のメッシュ面に隣接する外側の焦げ付き防止コーティング面まで外側に延びてもよい。外側の第1のメッシュ面は、外側の第1のメッシュ面の下に焦げ付き防止コーティング面が配置されるように、隣接する外側の焦げ付き防止コーティング面よりも遠い第1の基材面の外側に配置されてもよい。
第1の基材面およびその上の層は、様々な構成を採用することができる。例えば、様々な実施形態において、第1の基材面の第1の部分および第2の部分のそれぞれは平面状である。さらなる実施形態では、外側の焦げ付き防止コーティング面は、第1の網状区分との間に散在している複数の不連続面を含んでもよい。第1の網状区分は、相互接続され、複数の第1の内部領域の外側を取り囲んでもよい。一実施形態では、基材層は、アルミニウムを含み、第1のメッシュ層は、ステンレス鋼の第1の網状区分を含む。隣接する第1の網状区分は、平行四辺形、六角形、または菱形の第1の内部領域のうちの1つを画定してもよい。例えば、隣接する第1の網状区分は、六角形の内部領域を画定してもよい。
様々な実施形態において、基材層は、第1の面の反対側の第2の面に沿った第2の基材面を含んでもよい。調理器具物品は、第2の基材面上に配置された第2のメッシュ層をさらに含んでもよい。第2のメッシュ層は、第2の表面に埋め込まれ、そこから平面状の外側の第2のメッシュ面まで延び、隣接する第2の網状区分との間に複数の第2の内部領域を画定する、複数の第2の網状区分を含んでもよい。
一実施形態では、隣接する第2の網状区分によって画定される第2の内部領域内の第2の基材面は、第2の網状区分が埋め込まれている隣接する第2の基材面よりも外側に配置された外側の第2の基材面を有する。この実施形態または別の実施形態では、外側の第2のメッシュ面は、少なくとも隣接する外側の第2の基材面の外側に配置されてもよい。第1および第2の基材面のそれぞれは、平面状であってもよい。さらなる実施形態では、外側の焦げ付き防止コーティング面は、第1の網状区分との間に散在する複数の不連続面を含んでもよく、外側の第2の基材面は、第2の網状区分との間に散在する複数の不連続面を含んでもよい。第1の網状区分は、相互接続され、複数の第1の内部領域の外側を取り囲んでもよく、第2の網状区分は、相互接続され、複数の第2の内部領域の外側を取り囲んでもよい。
層は、様々な材料を含んでもよい。一例では、第1の網状区分、第2の網状区分の少なくとも1つ、またはその両方は、ステンレス鋼を含む。さらなる例では、第1の網状区分は、ステンレス鋼を含み、第2の網状区分は、磁性ステンレス鋼合金を含む。いくつかの実施形態では、基材層は、アルミニウムを含んでもよい。基材層は、銅または他の適切な金属または合金も含むことができる。
網状区分は、様々な形状、サイズ、およびパターンを含むことができる。例えば、一実施形態では、隣接する第1の網状区分は、六角形の第1の内部領域を画定する。
調理器具物品の表面の特徴は、様々な寸法で構成することができる。例えば、内部領域は、約0.8mmと約2mmの間の表面寸法を有することができる。この実施形態または別の実施形態では、網状区分の幅は、約0.3mmと約0.5mmの間である。上記または他の実施形態のいずれかにおいて、網状区分は、調理器具物品の表面に対して垂直に約0.5mmと約1mmの間の厚さを有することができる。上記またはさらなる実施形態のいずれかにおいて、基材層は、3mmと4mmの間の厚さである。
本発明の表面の特徴を使用する様々な調理器具物品は、深鍋、平鍋、トレイ、大皿、プラテン、焼き網、鉄板表面、焼成用トレイまたはピザ皿を含むことができる。
別の態様では、調理器具物品の表面を作製する方法は、金属または金属合金を含む基材を提供するステップと、金属または合金の少なくとも1つの平面状の表面を有機の焦げ付き防止材料で被覆するステップを含むことができる。本方法は、金属または金属合金を含む複数の網状区分を含むメッシュを被覆された表面上に押し付けて網状区分を基材に埋め込むステップをさらに含むことができる。網状区分は、隣接する網状区分との間に複数の内部領域を画定することができる。網状区分はまた、焦げ付き防止材料よりも基材の外側に延びることができる。
様々な実施形態において、本方法は、その反対側に位置する基材の別の表面上に金属または金属合金を含む複数の網状区分を含むメッシュを押し付けるステップをさらに含むことができる。網状区分は、隣接する網状区分との間に複数の内部領域を画定することができる。網状区分は、少なくとも網状区分との間に画定された内部領域内の基材層の外面まで基材の外側に延びることができる。
本発明の上記およびその他の目的、効果、特徴、および利点は、以下の実施形態の説明を添付の図面と併せて読めばより明らかになるであろう。
本発明の新規な特徴は、添付の特許請求の範囲に詳細に記載されている。しかしながら、本明細書に記載された本発明の様々な実施形態は、構成および動作の方法の両方に関して、添付の図面と併せて以下の説明を参照することによって最もよく理解することができる。
図1Aは、本明細書に記載の様々な実施形態による調理器具物品の表面の上部の概略断面立面図であり、図1Bは、その上面図である。
図2Aは、本明細書に記載の様々な実施形態による調理器具物品の表面の上部の概略断面立面図であり、図2Bは、その上面図である。
図3は、本明細書に記載の様々な実施形態による調理器具物品の表面の一部の概略断面立面図である。
図4Aは、本明細書に記載の様々な実施形態による調理器具物品の表面の断面立面図であり、図4Bは、調理皿に形成された図4Aの調理器具物品の表面である。
焦げ付かない、または容易に離れる調理表面は、通常、コーティングとして配置される。これらのコーティングの耐久性は、化学物質、微粒子補強材、および層によって強化されることができる。しかしながら、ナイフや円形ピザカッターのような鋭利な器具を含む調理器具など、硬い器具または他の調理器具によって、または同様の鋭利な器具などで、強化された、焦げ付かない、または容易に離れるコーティングは、依然として容易に引っ掻かれまたは切断されることがある。したがって、この耐久性の欠如は、いずれかの物品のコーティングを損傷するかの知れない調理器具物品の組み合わせ使用も制限する。
様々な実施形態に従って、本開示は、図1A〜4Bにおいて一般的に物品表面100と称される補強された焦げ付かない調理器具物品の表面を説明し、種々の図において同様の参照番号は同様の構成要素を示す。調理器具の物品表面100は、1つ以上の材料の層を含むことができる。調理器具の物品表面100は、深鍋、平鍋、プラテン、鉄板、焼き網、煎鍋、調理用具などのような任意の調理器具物品の中に具現化することができる。表面100は、焦げ付き防止仕上げを損なうことなく、使用者が物品表面100上で食品を切断し、スライスすることを可能にするように構成することができる。いくつかの実施形態では、例えば、表面100は、深鍋、平鍋、プラテン、鉄板、焼き網、煎鍋などのような調理器具物品のための耐切断性のある焦げ付き防止構造を含む。本明細書では表面100と称されるが、表面100の層状材料は、調理器具物品の壁の厚さを通して壁の広がりを形成することができ、または調理器具物品の壁の広がりを形成するために別の材料の上にさらに積層されてもよいことが理解されるべきである。
図1Aと1Bを参照すると、調理器具の物品表面100は、基材層110を含むことができる。基材層110は、典型的には、金属などの熱伝導性材料を含む。基材層110は、柔らかい金属、例えば、アルミニウム、銅、またはそれらの合金のような展性のある金属であることが好ましい。一実施形態では、例えば、基材110は、アルミニウムである。
調理器具の物品表面100はまた、基材層110の表面111の少なくとも一部の上に配置されたメッシュ層120を含むことができる。上にメッシュ層120が配置される表面111の部分は、典型的には平面状である。したがって、メッシュ層120は、表面111の平面状の表面部分の上に配置されてもよい。メッシュ層120は、基材層110の表面111に沿って配置された複数の網状区分121を含み、基材層110の外側に延び、一緒になって基材面111の上に略平面状の外側のメッシュ面122を画定する。メッシュ層120に沿った隣接する網状区分121は、複数の内部領域123を画定することができる。内部領域123は、以下でより詳細に説明するように、様々な形状およびサイズを有することができる。内部領域123は、一貫したサイズ、形状、および整列を含むようにパターン化することができる。網状区分121は、内側領域123の側方を取り囲むように相互接続されてもよく、または部分的にまたは完全に切り離されて、部分的に内側領域123の側方を囲むようにしてもよい。メッシュ層120は、基材層110の表面111内に埋め込まれていてもよい。例えば、示されているように、表面111と接触する網状区分121の内方に位置付けられた部分は、基材層110に埋め込まれてもよい。
調理器具の物品表面100はまた、内部領域123内の隣接する網状区分121の間の基材層110の表面111の一部を被覆する焦げ付き防止コーティング層130を含むことができる。焦げ付き防止コーティング層130は、基材層110の外側に、平面状の外側のメッシュ面122に隣接する外側の焦げ付き防止コーティング面132まで延在することができる。したがって、焦げ付き防止コーティング層130は、網状区分121の間に散在して、メッシュ層120と一緒になって、外側のメッシュ面122領域の間に配置された複数の外側の焦げ付き防止コーティング面132領域を含む外側の表面を提供することができる。様々な実施形態において、外側の焦げ付き防止コーティング面132は、離散または相互接続された領域を含むことができる。図1Bに示される実施形態において、メッシュ層120は、内部領域123を側方に囲むように配置された基材層110の表面111の平面状の部分の上に配置された複数の相互接続された網状区分121を含み、したがって、その中に配置された焦げ付き防止コーティング層130の離散した部分を含む。
内部領域123は、好ましくは、網状区分121間の間隔寸法、または直径約0.8mmと約2mmの間などの表面寸法を有することができる。より小さい寸法またはより大きい寸法もまた使用することができる。内部領域123間の網状区分121の幅は、好ましくは、約0.3mmと約0.5mmの間であってもよいが、より小さいまたはより大きな幅寸法もまた使用することができる。網状区分121の厚さはまた、好ましくは、調理器具の物品表面100に対して垂直に約0.5mmと約1mmの間にあってもよいが、より小さいまたはより大きな厚さが使用されてもよい。
様々な実施形態において、基材層110は、好ましくは、3mmと4mmの間の厚さであってもよいが、より小さいまたはより大きな厚さが使用されてもよい。
内部領域123および網状区分121の寸法の範囲は、領域130内の焦げ付き防止材料で被覆されていない表面123からでも食品が容易に離れる利点を提供することが分かった。同時に、表面123はまた、焦げ付き防止面132を、ナイフ、へら、トングなどの切断用および食品調理用の器具により損傷することから保護する。
波形のパターンがこの目的のために使用される少量の調理油で食品の褐変を促進することも発見されている。
基材層120は、任意の適切な方法に従って、焦げ付き防止コーティング層130で被覆されてもよい。例えば、様々な米国特許は、物質の組成と、有機系および焦げ付き防止コーティングを調理器具容器に塗布する方法を教示している。これらには、Vassiliouの米国特許第3,986,993号(1976年10月19日発行)、Varyらの米国特許第4,118,537号(1978年10月3日発行)、Wilkinsonの米国特許第4,321,177号(1982年3月23日発行)、Patelの米国特許第5,691,067号(1997年10月25日発行)およびBateらの米国特許第6,133,359号(10-17-2000年10月17日発行)が含まれ、これらの全ては、参照により本明細書に組み込まれる。焦げ付き防止コーティング層130は、典型的には、樹脂、特にフッ素化樹脂またはフッ素化シリコーン樹脂からなる1種以上の低表面エネルギーポリマーを含むことができ、それには、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、FEP(フッ素化エチレンプロピレン)、PFA(パーフルオロアルコキシ)およびこれらの組み合わせと、ガラス、酸化アルミニウム、酸化チタン、炭化ケイ素などの補強用充填材が含まれ、露出した外側表面が、より柔らかいが、より化学的に不活性であって撥水撥油性になるように、様々な組成の多層コーティングとして堆積させることが好ましい。焦げ付き防止コーティング層130は、ポリアミドイミド(PAI)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリエーテルスルホン(PES)、またはシリコーン、場合によっては顔料などの1種以上のバインダー樹脂も含むことができる。
様々な実施形態において、メッシュ層120は、力によって基材層110に埋め込まれてもよい。例えば、基材層110の表面111を焦げ付き防止コーティング層130で被覆し、メッシュ層120を露出した焦げ付き防止コーティング層130に押し付けることができる。メッシュ層120が基材層110に力で埋め込まれると、それは焦げ付き防止のコーティング層130を貫通し、その後、メッシュ層120の網状区分121の間の内部領域123内に露出される。埋め込みプロセスは、平面状の外側のメッシュ面122が、外側表面に沿って内側領域123内に配置された外側の焦げ付き防止コーティング面132よりも低くならないように配置される。いくつかの実施形態では、外側のメッシュ面122は、外側の焦げ付き防止コーティング表面132とほぼ同じ高さにある。他の実施形態では、外側のメッシュ表面122は、0mmと約0.01mmの間、または約0.01mmと約0.1mmとの間など、外側の焦げ付き防止コーティング面132を越えて延びる。
メッシュ層120は、好ましくは、焦げ付き防止コーティング層130の有機焦げ付き防止材料および基材層110の基材よりも硬い金属材料やその合金を含む。例えば、ステンレス鋼の網状区分121で形成されたメッシュ層120は、ステンレス鋼の網状区分121がアルミニウムの基材および焦げ付き防止コーティング材料の両方よりも硬いため、焦げ付き防止コーティング層130の後にアルミニウムの基材に容易に埋め込むことができる。焦げ付き防止コーティングの外側表面132を越えて延びる、またはそれと同じ高さの平面状の外側のメッシュ面122は、鋭利な鋼の用具の表面などの硬い表面が内部領域123内の焦げ付き防止コーティング130に掘り込まれるのを防止する保護シールドのネットワークを提供する。
図2Aおよび2Bは、基材層110、メッシュ層120および焦げ付き防止コーティング層130を含む調理器具の物品表面100の別の実施形態を示す。層110,120,130は、図1Aおよび図1Bに関して説明したのと同様の方法で配置することができる。図1Aおよび図1Bに示すように、メッシュ層120の網状区分121は、様々な形状の内部領域123を画定するように配置することができる。例えば、内部領域123は、例えば、図1Aに示すように、六角形の形状や、長方形、平行四辺形、または菱形の形状を有することができる。他の形状としては、弧状、幾何学的、非幾何学的、規則的または不規則な形状が含まれる。一実施形態では、網状区分121は、例えば、図2Aに示すように、菱形またはダイヤモンド形の内部領域123を画定する。上述したように、内部領域123は、一貫性のあるまたは一貫性のないサイズ、形状、および整列を含むように調理器具の物品表面100に沿ってパターン化することができる。一実施形態では、網状区分121は、複数の形状、サイズ、またはその両方の内部領域123を画定する。
メッシュ層120は、鋳造、成形、組立、シートからの材料の切除などの材料除去技術、または網状区分121を形成するための他の適切な製造技術によって形成することができる。一例では、図2Aに示すメッシュ層120の網状区分121の配置は、金属シートに離散したスリットの列を導入した後、各スリットが次に開かれて隣接する区分121が内部領域123を画定する接続された網状区分121を形成するように、シートを膨張させることによって形成することができる。
様々な実施形態において、調理器具の物品は調理器具の物品表面100を含む。調理器具の物品表面100は、例えば、深鍋、平鍋、トレイ、大皿、プラテン、焼き網、または鉄板表面の任意の部分であってもよい。一実施形態では、調理器具の物品表面100は、焼成用トレイまたはピザ皿の焦げ付き防止面の一部であり、メッシュ層120は、メザルーナまたは円形ピザ切断ホイールなどのナイフの刃から外側の焦げ付き防止面132を保護する 。
図3を参照すると、いくつかの実施形態では、調理器具の物品表面100は、メッシュ層120,120'がその上に配置される複数の表面111,111'を有する基材層110を含む。このような実施形態では、基材層110は、表面111,111'の少なくとも1つに沿って、焦げ付き防止コーティング層130で被覆されてもよい。焦げ付き防止コーティング層130を含む表面111,111'は、典型的には、使用中に食物と接触することが意図されているか、または予想される表面111,111'である。
図示の実施形態では、調理器具の物品表面100は、基材層110、第1および第2のメッシュ層120,120'、および焦げ付き防止コーティング層130を含み、第1のメッシュ層120および焦げ付き防止コーティング層130は、基材層110の第1の表面111上に配置され、第2のメッシュ層120 'は、第1の表面111とほぼ反対側の、基材層110の第2の表面111'上に配置される。第1のメッシュ層120は、第1の表面111に埋め込まれて第1の外側のメッシュ面122まで延びる複数の第1の網状区分121を含む。焦げ付き防止コーティング層130は、第1の網状区分121によって画定された内部領域123内に配置され、第1の表面111から複数の外側の焦げ付き防止コーティング表面132まで、図1A〜2Bについて説明したのと同様の構成で外側に延びている。
第2のメッシュ層120'は、第2の表面111'に埋め込まれ、概して平面状の第2の外側のメッシュ面122'に延びる複数の第2の網状区分121'を含む。第2の網状区分121'は、隣接する区分121'の間に内部領域123'を画定するように配置され、その内部で基材層110の第2の面111'が露出して外側の基材表面112を形成する。様々な実施形態において、基材層110は、好ましくは、3mmと4mmの間の厚さであってもよいが、より小さいまたはより大きな厚さが使用されてもよい。基材層110は、調理器具の物品表面100の厚みを横断して同じ厚さで図示されているが、様々な実施形態において、同じ基材層は、第1および第2の表面111,111'の両方を形成しなくてもよい。例えば、基材層110は、複数の基材層110を含むことができる。
第2のメッシュ層120'の第2の網状区分121'は、第1のメッシュ層120の第1の網状区分121よりも基材層110に深く埋め込まれているものとして示されている。他の実施形態では、第1の網状区分121は、第2の網状区分121'と同じ深さでまたは深く埋め込まれてもよい。第2の外側のメッシュ面122'は、外側の基材面112よりも低くなく配置される。したがって、第2の外側のメッシュ面122'は、第2の表面111'に沿って外側の基材面112を越えて外側に延びていてもよい。外側の基材表面112は、第2の外側のメッシュ表面122と同じ高さにあってもよい。第2の網状区分121'の厚さは、第1の網状区分の厚さと同様であってもよい。例えば、いくつかの実施形態では、第2の網状区分121'の厚さは、調理器具の物品表面100に対して垂直に約0.5mmと約1mmの間であってもよいが、より小さいまたはより大きな厚さが使用されてもよい。例えば、より大きな厚さを有する第1または第2の網状区分121,121'を使用して、強度および耐久性を高めることができる。
第2の網状区分121'は、内側領域123'の側方を取り囲むように相互接続されてもよく、部分的にまたは完全に切り離されて、部分的に内側領域123'を囲むようにしてもよい。同様に、外側の基材表面112は相互接続されていてもよく、または離散した領域を含んでいてもよい。例えば、外側の基材表面112は、相互接続された第2の網状区分121'間の各内部領域123'内に離散した表面領域を含むことができる。
第2のメッシュ層120'の第2の網状区分121'は、第1のメッシュ層120の第1の網状区分121と同様の幅を有するものとして図示されている。例えば、内側領域123'間の第2の網状区分121'の幅は、好ましくは、約0.3mmと約0.5mmの間であってもよい。他の実施形態では、第1の網状区分121は、第2の網状区分121'よりも大きいまたは小さい幅を有することができる。例えば、第2の網状区分121'は、誘導能力を増大させるために、適用可能であれば、または構造強度およびそれに伴う耐久性を増大させるために、0.5mmよりも大きい厚さを含むことができる。
第2の網状区分121'は、平行四辺形、菱形、六角形、弧状、幾何学的、非幾何学的、規則的または不規則な形状などの任意の形状を有する内部領域123'を画定することができる。第2の網状区分121'は、第1の網状区分121によって画定される形状、サイズ、または配置と同じまたは異なる、形状、サイズ、または配置を有する内部領域を画定することもできる。いくつかの実施形態では、第2の網状区分は、第1の網状区分121によって画定された内部領域123と同様の直径を有する内部領域123'を画定するものとして図示されている。例えば、内部領域123は、約0.8mmと約2mmの間の直径のような網状区分121間の間隔寸法または間隔寸法を有することができる。しかしながら、他の実施形態では、第2の網状区分121'は、第1の網状区分121によって画定された内部領域123よりも小さいまたはより大きい直径を有する内部領域123'を画定する。
外側の基材面112は、サイズ、形状、または位置を外側の焦げ付き防止コーティング表面132に対応したものとすることができる。しかし、他の実施形態では、外側の基材面112は、サイズ、形状、または位置の1つ以上に関して外側の焦げ付き防止コーティング面132に対応していなくてもよい。
第2のメッシュ層120'およびその第2の網状区分121'は、第1のメッシュ層120に関して説明したのと同様の材料を含み、同様の方法で製造することができる。様々な実施形態において、第2の網状区分121'は、硬質金属または合金のような、第2の表面111'に沿った基材よりも硬い材料を含むことができる。いくつかの実施形態では、第2の網状区分121'は、ステンレス鋼を含む。いくつかの実施形態では、第2のメッシュ層120'は、誘導加熱機能を提供するように構成することができる。例えば、第2の網状区分121'は、強磁性材料を含むことができる。一実施形態では、第2のメッシュ層120'は、第1の外面122/132の誘導加熱のための磁性ステンレス鋼を含む。
図4Aおよび図4Bは、調理器具の物品表面100、および様々な実施形態による平鍋(図4B)を含む調理器具の物品10に使用される調理器具の物品表面100を示す。調理器具の物品表面100は、図3に関して説明した調理器具の物品表面100と同様であってもよい。例えば、調理器具の物品表面100は、基材層110、第1および第2のメッシュ層120,120'、および焦げ付き防止コーティング層130を含み、第1のメッシュ層120および焦げ付き防止コーティング層130は、基材層110の第1の表面111上に配置され、第2のメッシュ層120'は、第1の表面111とほぼ反対側の基材層の第2の表面111'上に配置されている。第1のメッシュ層120は、第1の表面111に埋め込まれて第1の外側メッシュ面122まで延びる複数の第1の網状区分121を含む。焦げ付き防止コーティング層130は、図1〜2Bに関して説明したのと同様の構成で、第1の網状区分121によって画定された内部領域123内に配置され、第1の表面111から複数の外側の焦げ付き防止コーティング表面132に向かって外側に延びる。第2のメッシュ層120'は、第2の表面111'に埋め込まれて概して平面状の第2の外側のメッシュ面122'まで延びる複数の第2の網状区分121'を含む。第2の網状区分121'は、隣接する区分121'間の内部領域123'を画定するように配置され、その内部で、基材層120の第2の表面111'が露出して、外側の基材面112を形成する。
平鍋の下側に沿って配置された第2の網状区分121'は、好ましくは、外側の表面122/132の誘導加熱用の磁性ステンレス鋼である。第1および第2の網状区分121,121'は、任意の形状の内部領域123,123'を画定することができる。一実施形態では、第1の網状区分121、第2の網状区分121'、またはその両方は、網状区分121間の間隔寸法または約0.8mmと約2mmの間の直径などの表面寸法を有する、六角形、平行四辺形、矩形または菱形形状の内部領域123,123'を画定する。内部領域123,123'間の網状区分121,121'の幅は、好ましくは、約0.3mmと約0.5mmの間であってもよい。網状区分121,121'の厚さは、好ましくは、調理器具の物品表面100に対し垂直に約0.5mmから約1mmまでの間であってもよい。基材層は、3mmと4mmの間の厚さであることが好ましい。第2の表面111'に沿った基材層110は、図1A〜3に関して上述したものと同様の基材を含むことができる。例えば、第2の表面111'に沿った基材層110は、アルミニウムを含むことができる。
調理器具の物品10の皿の形状は、第1のメッシュ層120、第2のメッシュ層120、またはその両方を埋め込む前または後に形成されてもよい。例えば、網状区分121,121'は、深鍋または平鍋が形成されるときに埋め込まれてもよい。側面104,104'は、平面状の調理物品の表面100を取り囲んでいる。様々な実施形態では、内側または外側の側面104,104'は、メッシュ層120,120'、焦げ付き防止層130、またはその両方を含むこともできる。例えば、図示の実施形態では、内側の側面104は、焦げ付き防止層を含む。調理器具の物品10は、好ましくは、有機の焦げ付き防止材料が少なくとも1つの表面111,111'上にコーティングされた後に、基材層110のそれぞれの表面111,111'に網状区分121,121'を埋め込むことによって作製される。網状区分121,121'は、まず、焦げ付き防止コーティング層130を貫通するが、ナイフ、メザルナス、切断ホイール、へらなどのような切断器具からの保護障壁を形成する。
図1A〜2Bに示された実施形態は、同様に構成された反対側の表面を有してもよいことが理解されるだろう。例えば、図1A〜2Bに示す実施形態は、図3〜4Bに関連して説明したのと同様の基材の内部領域の間に配置された埋め込まれたメッシュを有する基材を含む反対側の表面も含むこともできる。別の例では、図1A〜2Bに示された実施形態は、基材層と基材に埋め込まれたメッシュ層の上に積層され、他の表面に沿った基材層110、メッシュ層120、および焦げ付き防止層130と同様の方法で配置された、焦げ付き防止材料を含む、反対側の表面を含むことができる。上記または他の実施形態のいずれかにおいて、反対側の表面に沿った外側のメッシュ面は、外側の基材面または外側の焦げ付き防止面を越えて外側に延びることができる。別の実施形態では、反対側の表面に沿った外側の基材面は、メッシュ面部分と同じ高さであってもよく、またはメッシュ面部分を越えて外側に延びていてもよい。さらに別の実施形態では、第2の表面111'は、基材の上に保護層またはコーティングを有してもよい。
本発明を好ましい実施形態に関連して説明してきたが、本発明の範囲を記載した特定の形態に限定することを意図するものではなく、むしろ、添付の請求の範囲によって規定される本発明の精神および範囲内にあるようなそのような代替物、修正物、および均等物を含むことが意図される。

Claims (26)

  1. (a)第1の面に沿った第1の基材面を少なくとも有する基材層と、
    (b)少なくとも、前記第1の基材面上に配置された第1のメッシュ層であって、前記第1のメッシュ層は、前記第1の基材面内に埋め込まれ、そこから平面状の外側の第1のメッシュ面まで外側に延び、隣接する第1の網状区分との間に複数の第1の内部領域を画定する、複数の第1の網状区分を含む、第1のメッシュ層と、
    (c)隣接する第1の網状区分との間の前記第1の内部領域内の前記第1の基材面上に配置され、そこから前記外側の第1のメッシュ面に隣接する外側の焦げ付き防止コーティング面まで外側に延びる焦げ付き防止コーティング層であって、前記外側の第1のメッシュ面は、前記外側の第1のメッシュ面の下に前記焦げ付き防止コーティング面が配置されるように、前記隣接する外側の焦げ付き防止コーティング面よりも遠い前記第1の基材面の外側に配置される、焦げ付き防止コーティング層
    を含む調理器具用品。
  2. 前記第1の基材面の第1の部分および第2の部分のそれぞれは平面状である請求項1記載の調理器具物品。
  3. 前記外側の焦げ付き防止コーティング面は、前記第1の網状区分との間に散在している複数の不連続面を含む請求項1記載の調理器具物品。
  4. 前記第1の網状区分は、相互接続され、複数の第1の内部領域の外側を取り囲んでいる請求項3記載の調理器具物品。
  5. 前記基材層は、アルミニウムを含み、前記第1のメッシュ層はステンレス鋼の第1の網状区分を含む請求項1記載の調理器具物品。
  6. 前記調理器具物品は、深鍋、平鍋、トレイ、大皿、プラテン、焼き網、鉄板表面、焼成用トレイ、煎鍋、またはピザ皿のうちの1つである請求項1記載の調理器具物品。
  7. 前記隣接する第1の網状区分は、平行四辺形、六角形、または菱形の第1の内部領域のうちの1つを画定する請求項1記載の調理器具物品。
  8. 前記隣接する第1の網状区分は、六角形の内部領域を画定する請求項1記載の調理器具物品。
  9. 前記内部領域は、約0.8mmと約2mmの間の表面寸法を有する請求項1記載の調理器具物品。
  10. 前記網状区分は、約0.3mmと約0.5mmの間の幅を有する請求項1記載の調理器具物品。
  11. 前記網状区分は、前記調理器具物品の表面に対して垂直に約0.5mmと約1mmの間の厚さを有する請求項1記載の調理器具物品。
  12. 前記基材層は、3mmと4mmの間の厚さである請求項11記載の調理器具物品。
  13. 前記内部領域は、約0.8mmと約2mmの間の表面寸法を有し、前記網状区分は、約0.3mmと約0.5mmの間の幅を有する請求項1記載の調理器具物品。
  14. 前記網状区分は、前記調理器具物品の表面に対して垂直に約0.5mmと約1mmの間の厚さを有する請求項13記載の調理器具物品。
  15. 前記基材層は、前記第1の面の反対側の第2の面に沿った第2の基材面を含み、前記調理器具物品は、
    (d)前記第2の基材面上に配置された第2のメッシュ層であって、前記第2のメッシュ層は、前記第2の表面に埋め込まれ、そこから平面状の外側の第2のメッシュ面まで延び、隣接する第2の網状区分との間に複数の第2の内部領域を画定する、複数の第2の網状区分を含む、第2のメッシュ層
    をさらに含む請求項1記載の調理器具用品。
  16. 前記隣接する第2の網状区分によって画定される前記第2の内部領域内の前記第2の基材面は、前記第2の網状区分が埋め込まれている隣接する第2の基材面よりも外側に配置された外側の第2の基材面を有する請求項15記載の調理器具用品。
  17. 前記外側の第2のメッシュ面は、少なくとも隣接する外側の第2の基材面の外側に配置されている請求項16記載の調理器具用品。
  18. 前記第1および第2の基材面のそれぞれは、平面状である請求項17記載の調理器具用品。
  19. 前記外側の焦げ付き防止コーティング面は、前記第1の網状区分との間に散在する複数の不連続面を含み、前記外側の第2の基材面は、前記第2の網状区分との間に散在する複数の不連続面を含む請求項17記載の調理器具用品。
  20. 前記第1の網状区分は、相互接続され、前記複数の第1の内部領域の外側を取り囲み、前記第2の網状区分は、相互接続され、前記複数の第2の内部領域の外側を取り囲む請求項17記載の調理器具用品。
  21. 前記第1の網状区分、前記第2の網状区分の少なくとも1つ、またはその両方は、ステンレス鋼を含む請求項17記載の調理器具用品。
  22. 前記第1の網状区分は、ステンレス鋼を含み、前記第2の網状区分は、磁性ステンレス鋼合金を含む請求項17記載の調理器具用品。
  23. 前記基材層は、アルミニウムを含む請求項22記載の調理器具用品。
  24. 前記隣接する第1の網状区分は、六角形の第1の内部領域を画定する請求項17記載の調理器具用品。
  25. (a)金属または金属合金を含む基材を提供するステップと、
    (b)前記金属または合金の少なくとも1つの平面状の表面を有機の焦げ付き防止材料で被覆するステップと、
    (c)金属または金属合金を含む複数の網状区分を含むメッシュを前記被覆された表面上に押し付けて前記網状区分を前記基材に埋め込むステップであって、前記網状区分は、隣接する網状区分との間に複数の内部領域を画定し、前記網状区分は、前記焦げ付き防止材料よりも前記基材の外側に延びる、ステップ
    を含む調理器具物品の表面を作製する方法。
  26. (d)その反対側に位置する前記基材の別の表面上に金属または金属合金を含む複数の網状区分を含むメッシュを押し付けるステップであって、前記網状区分は、隣接する網状区分との間に複数の内部領域を画定し、前記網状区分は、少なくとも前記網状区分との間に画定された前記内部領域内の前記基材層の外面まで前記基材の外側に延びる、ステップ
    をさらに含む請求項25記載の方法。
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