JP2018516764A5 - - Google Patents
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Description
さらに、ワークピースの表面加工の方法について説明する。一実施形態によれば、この方法では、フレームと、フレームに第1の方向(x)にスライド可能に支持され、第1のローラが回転可能に支持されているローラキャリアと、フレームとローラキャリアに機械的に結合されたアクチュエータと、少なくとも第1のローラの回りに導かれ、結果として生じるベルト力が前記ローラキャリアに作用するベルトとを有する装置が用いられる。この方法は、第1のローラにワークピースを位置決めするステップと、第1のローラとワークピースの間の接触力を測定するステップと、フレームとアクチュエータの間に作用する力が調整されることにより第1のローラとワークピースの間の接触力を調整するステップとを有する。そして、ワークピースの位置決めの際に、アクチュエータの変位が目標変位に対応し、ローラキャリアに作用する結果として生じるベルト力が、略、第1の方向に直交する第2の方向へ作用するようにワークピースが装置に対して位置決めされる。したがって、アクチュエータへ作用するベルト力は、理論的にゼロに低減され得る。
Claims (13)
- ワークピース(200)の表面を加工するための装置(100)であって、
フレーム(160)と、
前記フレーム(160)に第1の方向(x)にスライド可能に支持され、第1のローラ(101)が回転可能に支持されているローラキャリア(401)と、
前記フレーム(160)に支持された第2のローラ(103)と、
前記2つのローラ(101、103)の回りに導かれるベルト(102)であって、前記ベルト(102)の張力に基づいて結果として生じるベルト力(FB、FB`)が前記ローラキャリアに作用するベルト(102)と、
前記フレーム(160)と前記第1のローラ(101)との間で調整可能なアクチュエータ力(FA)が前記第1の方向(x)に沿って作用するように前記フレーム(160)と前記ローラキャリア(401)に機械的に結合されたアクチュエータ(302)と
を有し、
前記ローラキャリア(401)に作用する前記結果として生じるベルト力(FB、FB`)が、前記ワークピースを、前記ベルト(102)を介して前記第1のローラに所望の接触力(FK)で押し付けて加工する際に前記アクチュエータ(302)の目標とする変位である目標変位において、略、前記第1の方向(x)に直交する第2の方向(y)に作用するように前記ベルト(102)が前記第2のローラ(103)又は前記第2のローラ(103)とその他のローラにより導かれ、
前記第1のローラ(101)は、偏向ローラとして動作し、前記アクチュエータ(302)は、力制御のみされて動作することを特徴とする装置(100)。 - 前記第1のローラ(101)とワークピース(200)との間、又は、前記第1のローラ(101)に接続された回転工具(101`)とワークピース(200)との間の接触力(FK)を直接的又は間接的に測定する力測定装置と、
接触力(FK)が予め設定可能な目標値(FK、S)に対応するように前記アクチュエータ力(FA)を制御するように構成された制御ユニットと
をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の装置。 - 前記アクチュエータ(302)は、空気圧リニアアクチュエータであり、
前記力測定装置は、前記空気圧リニアアクチュエータ内の空気圧(p)を測定するよういに構成された圧力センサである
ことを特徴とする請求項2に記載の装置。 - 前記第1のローラ(101)は、前記ローラキャリア(401)に回転軸の回りに回転可能に支持されており、
前記ローラキャリア(401)は、リニアガイド(140)により前記第1の方向(x)に沿って前記フレーム(160)に対してスライド可能である
ことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の装置。 - 前記アクチュエータ(302)の目標変位において、前記ベルト(102)は、前記第1の方向に対し、略、直角に、前記ローラキャリア(401)へ接近し、且つ、前記第1の方向に対し、略、直角に、前記ローラキャリア(401)から退去するように移動する
ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の装置。 - 前記第1のローラ(101)は、前記ローラキャリア(401)の第1の端部に支持され、別のローラ(101a)が前記第1の端部と反対の、前記ローラキャリア(401)の第2の端部に支持され、
前記ベルト(102)は、前記アクチュエータ(302)の目標変位において、前記ローラキャリア(401)に前記第1の方向に前記結果として生じるベルト力がゼロ又は無視できる程度に小さくなるように前記第1のローラ(101)と他のローラに対称的に導かれる
ことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の装置。 - 前記ローラキャリア(401)は、前記ベルト(102)を偏向する偏向ローラ(101a、101b)を有し、
前記偏向ローラ(101a、101b)は、アクチュエータ(302)の目標変位において、前記ベルトが前記第1の方向に直交する第2の方向(y)で、前記ローラキャリア(401)へ延び、且つ、前記前記ローラキャリア(401)から延びるように配置されている
ことを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の装置。 - 前記ベルト(102)の張力を調整するテンションローラ(105)をさらに有することを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の装置。
- フレーム(160)と、
前記フレーム(160)に第1の方向(x)にスライド可能に支持され、第1のローラ(101)が回転可能に支持されているローラキャリア(401)と、
前記フレーム(160)と前記ローラキャリア(401)に機械的に結合されたアクチュエータ(302)と
少なくとも前記第1のローラ(101)の回りに導かれ、結果として生じるベルト力(FB、FB`)が前記ローラキャリア(401)に作用するベルト(102)と
を有する装置(100)を用いてワークピース(200)の表面を加工する方法であって、
前記第1のローラ(101)に前記ワークピース(200)を位置決めするステップと、
前記第1のローラ(101)と前記ワークピース(200)との間の接触力(FK)を測定するステップと、
前記フレーム(160)と前記アクチュエータ(302)の間に作用する力を調整することによって前記第1のローラ(101)と前記ワークピース(200)との間の接触力(FK)を調整するステップであって、前記ワークピース(200)の位置決めの際に、前記アクチュエータ(302)の変位が、前記ワークピース(200)の位置決めの際の前記アクチュエータ(302)の目標とする変位である目標変位に対応し、前記目標変位において前記ローラキャリア(401)に作用する前記結果として生じるベルト力(FB、FB`)が、略、前記第1の方向(x)に直交する第2の方向(y)へ作用するように前記ワークピース(200)が前記装置(100)に対して位置決めされるステップと
を有し、
前記第1のローラ(101)は、偏向ローラとして動作し、前記アクチュエータ(302)は、力制御のみされて動作することを特徴とする方法。 - 前記結果として生じるベルト力(FB、FB`)が前記アクチュエータへ作用する力が目標変位においてゼロであることを特徴とする請求項9に記載の方法。
- 前記アクチュエータは、空気圧リニアアクチュエータであり、
前記接触力(FK)の測定は、前記空気圧リニアアクチュエータ内の空気圧(p)を測定することを含むことを特徴とする請求項9又は請求項10に記載の方法。 - ロボット支援によりワークピースの表面の加工を行うシステムであって、
加工装置(100)と、
加工装置(100)に対して、前記ワークピースの位置を決めるマニピュレータ(150)と
を有し、
前記加工装置(100)は、
フレーム(160)と、
前記フレーム(160)に第1の方向(x)にスライド可能に支持され、第1のローラ(101)が回転可能に支持されているローラキャリア(401)と、
前記フレーム(160)に支持される少なくとも1つの第2のローラ(103)と、
少なくとも前記2つのローラ(101、103)の回りに導かれるベルト(102)であって、前記ベルト(102)の張力に基づいて結果として生じるベルト力(FB、FB`)が前記ローラキャリアに作用するベルト(102)と、
前記フレーム(160)と前記第1のローラ(101)との間で調整可能なアクチュエータ力(FA)が前記第1の方向(x)に沿って作用するように前記フレーム(160)と前記ローラキャリア(401)に機械的に結合されたアクチュエータ(302)と
を有し、
前記ローラキャリア(401)に作用する前記結果として生じるベルト力(FB、FB`)が、前記ワークピースを、前記ベルト(102)を介して前記第1のローラに所望の接触力(FK)で押し付けて加工する際に前記アクチュエータ(302)の目標とする変位である目標変位において、略、前記第1の方向(x)に直交する第2の方向(y)に作用するように前記ベルト(102)が前記第2のローラ(103)又は前記第2のローラ(103)とその他のローラにより導かれ、
前記第1のローラ(101)は、偏向ローラとして動作し、前記アクチュエータ(302)は、力制御のみされて動作し、前記位置は、位置制御される前記マニピュレータによって決定される
ことを特徴とするシステム。 - 前記マニピュレータ(150)は、前記アクチュエータ(302)の変位が前記アクチュエータ(302)の目標変位に対応するように、前記ワークピースの位置を前記加工装置(100)に対して決めることを特徴とする請求項12に記載のシステム。
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