JP2018508462A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2018508462A5
JP2018508462A5 JP2017529627A JP2017529627A JP2018508462A5 JP 2018508462 A5 JP2018508462 A5 JP 2018508462A5 JP 2017529627 A JP2017529627 A JP 2017529627A JP 2017529627 A JP2017529627 A JP 2017529627A JP 2018508462 A5 JP2018508462 A5 JP 2018508462A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bcma
antibody
composition
cells
patient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2017529627A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018508462A (ja
Filing date
Publication date
Priority claimed from EP14196168.0A external-priority patent/EP3029068A1/en
Application filed filed Critical
Publication of JP2018508462A publication Critical patent/JP2018508462A/ja
Publication of JP2018508462A5 publication Critical patent/JP2018508462A5/ja
Priority to JP2021069083A priority Critical patent/JP2021120374A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Description

好ましくは、キットは、次のものを含む;
1)細胞表面BCMA発現の決定用:悪性PCにおけるBCMAを決定するための、標識抗体(好ましくは4種の抗体;そのうち1種はCD138に、1種はCD38に、1種はCD19に、1種はBCMAに特異的に結合する(本発明に従う特性を有する))があらかじめ充填されたバイアルまたはチューブ;アイソタイプ対照抗体の入ったチューブ;
2)E:T比の決定用:悪性PCおよびT細胞を検出するための、標識抗体があらかじめ充填されたバイアルまたはチューブ(好ましくは、4種の抗体;そのうち1種はCD138に、1種はCD38に、1種はCD19に、1種はCD3に特異的に結合する);アイソタイプ対照抗体の入ったチューブ;
3)可溶性BCMAの決定用:マイクロタイタープレート、捕捉抗体(ポリクローナルBCMA抗体)、ビオチンコンジュゲート検出抗体(BCMAに特異的に結合(本発明に従う特性を有する))、質量較正された標準、ストレプトアビジン−HRPまたはストレプトアビジン−ALP、詳細なプロトコール、PBS、洗浄緩衝液 − PBS中の0.05%Tween 20、pH7.2〜7.4、試薬希釈剤1 − PBS中の1%のBSA5、基質溶液 − 着色試薬A(H)および着色試薬B(テトラメチルベンジジン)の1:1混合物、停止溶液 − 2N HSOを含むELISAキット;
4)可溶性APRILの決定用:マイクロタイタープレート、捕捉抗体(抗ヒトAPRIL抗体)、ビオチンコンジュゲート検出抗体(抗ヒトAPRIL抗体)、質量較正された標準、ストレプトアビジン−HRPまたはストレプトアビジン−ALP、詳細なプロトコール、PBS、洗浄緩衝液 − PBS中の0.05%Tween 20、pH7.2〜7.4、試薬希釈剤1 − PBS中の1%のBSA5、基質溶液 − 着色試薬A(H)および着色試薬B(テトラメチルベンジジン)の1:1混合物、停止溶液 − 2N HSOを含むELISAキット。
特定の実施形態では、例えば、以下が提供される:
(項目1)
多発性骨髄腫疾患を患う患者の処置における使用のための、ヒトB細胞成熟抗原(さらにまた、「BCMA」とも称する)の細胞外ドメイン、およびヒトCD3ε(さらにまた、「CD3」とも称する)に特異的に結合する二特異性抗体であって、前記疾患が、CD138+CD38+細胞を含む前記患者の単離された体液試料において、前記二特異性抗体の抗BCMA抗体部分のKd値の0.70〜1.3倍であるKd値を有する抗BCMA抗体を使用することによって測定される、前記CD138+CD38+細胞におけるBCMA発現が、相対蛍光強度中央値または平均蛍光強度MFIとして決定されるベースラインを、80またはそれ超上回ることを特徴とする二特異性抗体。
(項目2)
多発性骨髄腫疾患を患う患者の処置における使用のための、ヒトBCMAの細胞外ドメイン、およびヒトCD3εに特異的に結合する二特異性抗体であって、前記疾患が、前記患者の単離された体液試料において、標的細胞に対するT細胞(エフェクター細胞)の比(E:T比)が、0.35:1またはそれより高いことを特徴とする二特異性抗体。
(項目3)
前記E:T比が、0.35:1〜22:1であることを特徴とする、項目2に記載の使用のための二特異性抗体。
(項目4)
多発性骨髄腫疾患を患う患者の処置における使用のための、ヒトBCMAの細胞外ドメイン、およびヒトCD3εに特異的に結合する二特異性抗体であって、前記疾患が、前記患者由来の単離された体液試料において、可溶性BCMAの量が、2.5ng/mLまたはそれより高く、前記患者試料における前記可溶性BCMAが、前記二特異性抗体に特異的に結合することを特徴とし、前記二特異性抗体による前記患者の前記処置が、1.5倍から最大10倍である1週間当たりの用量で行われるか、または/および用量投与間の時間間隔が、標準用量と比較して、1週間に1回投与から最大1日に1回までに短縮されることを特徴とする二特異性抗体。
(項目5)
前記二特異性抗体による前記患者の前記処置が、標準用量と比較して、1.5倍から最大2.0倍である1週間当たりの用量で行われることを特徴とする、項目4に記載の使用のための二特異性抗体。
(項目6)
前記二特異性抗体による前記患者の前記処置が、用量投与間の時間間隔が前記標準用量と比較して、1週間に1回投与から最大1週間に2回まで短縮されて行われることを特徴とする、項目4に記載の使用のための二特異性抗体。
(項目7)
多発性骨髄腫疾患を患う患者の処置における使用のための、ヒトBCMA受容体への結合に関して可溶性BCMAと競合するか、そして/またはNF−κBのAPRIL媒介性活性化を遮断する、BCMAおよびCD3εに特異的に結合する二特異性抗体であって、前記疾患が、前記患者由来の単離された体液試料において、APRILの量が、10ng/mLよりも高く、最大100ng/mLであることを特徴とし、前記二特異性抗体による前記患者の前記処置が、1週間につき、1.5倍から最大20倍の用量で行われる、または/および用量投与間の時間間隔が、標準用量と比較して、1週間に1回投与から最大1日に1回までに短縮されることを特徴とする二特異性抗体。
(項目8)
前記二特異性抗体による前記患者の前記処置が、標準用量と比較して、1.5倍から最大3.0倍である1週間当たりの用量で行われることを特徴とする、項目7に記載の使用のための二特異性抗体。
(項目9)
前記二特異性抗体による前記患者の前記処置が、用量投与間の時間間隔が、前記標準用量と比較して、1週間に1回投与から最大1週間に3回までに短縮されて行われることを特徴とする、項目7に記載の使用のための二特異性抗体。
(項目10)
ヒトBCMA受容体への結合に関して可溶性BCMAと競合する、BCMAおよびCD3εに特異的に結合する二特異性抗体であって、前記抗体がBCMAへの結合に関してAPRILと競合し、それによって前記抗体が、BCMAへの結合に関してAPRILと競合するか、そして/またはNF−κBのAPRIL媒介性活性化を遮断する、多発性骨髄腫疾患を患う患者の処置における使用のための二特異性抗体であり、前記疾患が、形質細胞およびT細胞を含む前記患者の単離された体液試料において、APRILの量が、少なくとも100ng/mLから最大1000ng/mLであることを特徴とし、前記二特異性抗体による前記患者の前記処置が、1.5倍から最大80倍の用量により行われるか、または/および用量投与間の時間間隔が、標準用量と比較して、1週間に1回投与から最大1日に1回までに短縮されることを特徴とする二特異性抗体。
(項目11)
前記二特異性抗体による前記患者の前記処置が、標準用量と比較して、1.5倍から最大10倍である1週間当たりの用量で行われることを特徴とする、項目10に記載の使用のための二特異性抗体。
(項目12)
前記二特異性抗体による前記患者の前記処置が、用量投与間の時間間隔が、前記標準用量と比較して、1週間に1回投与から最大1日に1回までに短縮されて行われることを特徴とする、項目10に記載の使用のための二特異性抗体。
(項目13)
形質細胞が関与する障害を患う患者の処置における使用のための、ヒトBCMAの細胞外ドメイン、およびヒトCD3に特異的に結合する二特異性抗体であって、CD138 CD38 細胞を含む前記患者の単離された体液試料において、前記二特異性抗体の抗BCMA抗体部分のKd値の0.70〜1.3倍であるKd値を有する抗BCMA抗体を使用することによって測定される、前記CD138 CD38 細胞におけるBCMA発現が、相対蛍光強度中央値または平均蛍光強度MFIとして決定されるベースラインを、80またはそれ超上回る二特異性抗体。
(項目14)
前記二特異性抗体が、その重鎖および軽鎖CDRとして、前記抗BCMA抗体と同じアミノ酸配列のCDRを含むことを特徴とする、項目1から13のいずれか一項に記載の使用のための二特異性抗体。
(項目15)
形質細胞が関与する障害を患う患者の処置における使用のための、ヒトBCMAの細胞外ドメイン、およびヒトCD3εに特異的に結合する二特異性抗体であって、前記患者の単離された体液試料において、標的細胞に対するT細胞(エフェクター細胞)の比(E:T比)が、0.35:1〜22:1である二特異性抗体。
(項目16)
形質細胞が関与する障害を患う患者の処置における使用のための、ヒトBCMAの細胞外ドメイン、およびヒトCD3εに特異的に結合する二特異性抗体であって、前記処置が、
i)前記患者から、体液試料を単離するステップと、
ii)前記試料における可溶性BCMAの量を測定するステップと、
iii)前記試料における可溶性BCMAの量が、2.5ng/mLまたはそれより高い場合、また、
iv)前記患者試料における前記可溶性BCMAが、前記二特異性抗体に特異的に結合する場合、標準用量と比較して、1.5〜10倍もしくは1.5〜2.0倍である毎週の用量、および/または1週間に1回投与から1週間に2回もしくはさらには1週間に3回もしくは1日に1回へと短縮された用量投与間の時間間隔で、前記二特異性抗体により前記患者を処置するステップと
を連続的に含む二特異性抗体。
(項目17)
ヒトBCMA受容体への結合に関して可溶性BCMAと競合する、BCMAおよびCD3εに特異的に結合する二特異性抗体であって、前記抗体が、BCMAへの結合に関してAPRILと競合するか、そして/またはNF−κBのAPRIL媒介性活性化を遮断する、形質細胞が関与する障害を患う患者の処置における使用のための二特異性抗体であり、前記処置が、
i)前記患者から、形質細胞およびT細胞を含む体液試料を単離するステップと、
ii)ELISA方法の使用により、前記試料におけるAPRILの量を測定するステップと、
iii)前記患者試料におけるAPRILの量が、10ng/mLを下回る可溶性APRIL濃度を有する患者に推奨される用量と比較して、10ng/mLよりも高く、最大100ng/mLである場合は2倍高い毎週の用量で、APRIL濃度が、1000ng/mLまで増大する場合は最大80倍高いさらに増大された用量で前記二特異性抗体により前記患者を処置するステップ、またはより高い前記用量に達するようにそれぞれのより高頻度の処置スケジュールにより、前記二特異性抗体のいずれか2用量間のより短い期間で前記患者を処置するステップと
を連続的に含む二特異性抗体。
(項目18)
形質細胞が関与する障害を患う患者のCD138 CD38 細胞を含む単離された体液試料におけるBCMAタンパク質発現を決定する方法であって、前記患者の処置における使用に意図される、ヒトBCMAの細胞外ドメイン、およびヒトCD3εに特異的に結合する二特異性抗体の抗BCMA抗体部分のKd値の0.70〜1.3倍であるKd値を有する抗BCMA抗体を使用することによって、前記CD138 CD38 細胞におけるBCMA発現を測定するステップと、相対蛍光強度中央値または平均蛍光強度MFIが、ベースラインを、80またはそれ超上回るか否かを決定するステップを含む方法。
(項目19)
単離された体液試料における細胞表面BCMA発現を決定するin vitro方法であって、BCMAおよびCD3εに特異的に結合する治療用二特異性抗体の抗BCMA抗体部分のKd値の0.70〜1.3倍であるKd値を有する抗BCMA抗体を使用して、前記CD138 CD38 細胞の相対蛍光強度中央値または平均蛍光強度MFIが、ベースラインを、80またはそれ超上回るか否かを決定するステップを含むin vitro方法。
(項目20)
形質細胞が関与する障害を患う患者の単離された体液試料において、CD138 CD38 細胞に対するCD3 細胞の比が、0.35:1またはそれより高いか否かを決定するための方法。
(項目21)
形質細胞が関与する障害を患う患者の単離された体液試料において、CD138 CD38 細胞に対するCD3 細胞の比が、0.35:1またはそれより高いか否かを決定するin vitro方法。
(項目22)
形質細胞が関与する障害を患う患者のCD138 CD38 細胞を含む単離された体液試料において、前記試料における可溶性BCMAの量が、2.5ng/mLまたはそれより高いか否かを決定する方法。
(項目23)
形質細胞が関与する障害を患う患者の単離された体液試料において、前記試料における可溶性BCMAの量が、2.5ng/mLまたはそれより高いか否かを決定するin vitro方法。
(項目24)
形質細胞が関与する障害を患う患者のCD138 CD38 細胞を含む単離された体液試料において、前記試料における可溶性APRILの量が、80ng/mLまたはそれより高いか否かを決定する方法。
(項目25)
細胞表面BCMA発現の決定に使用するためのキットであって、1種はCD138に特異的に結合する抗体であり、1種はCD38に特異的に結合する抗体であり、1種はCD19に特異的に結合する抗体であり、1種は、抗BCMA抗体である、4種の標識抗体をあらかじめ充填したバイアルまたはチューブを含み、BCMAおよびCD3εに特異的に結合する治療用二特異性抗体の抗BCMA抗体部分のKd値の0.70〜1.3倍であるKd値を有する、キット。
(項目26)
E:T比の決定に使用するためのキットであって、1種はCD138に、1種はCD38に、1種はCD19に、1種はCD3に特異的に結合する、悪性PCおよびT細胞を検出するための4種の標識抗体をあらかじめ充填したバイアルまたはチューブを含むキット。
(項目27)
可溶性BCMAの決定に使用するためのキットであって、捕捉抗体としてのポリクローナル抗BCMA抗体と、BCMAおよびCD3εに特異的に結合する治療用二特異性抗体の抗BCMA抗体部分のKd値の0.70〜1.3倍であるKd値を有する検出抗BCMA抗体とを含むキット。

Claims (15)

  1. 形質細胞が関与する障害を患う患者処置するための組成物であって、前記組成物は、ヒトB細胞成熟抗原(さらにまた、「BCMA」とも称する)の細胞外ドメイン、およびヒトCD3ε(さらにまた、「CD3」とも称する)に特異的に結合する二特異性抗体を含み、必要に応じて、前記障害は、多発性骨髄腫疾患であり、CD138+CD38+細胞を含む前記患者の単離された体液試料において、前記二特異性抗体の抗BCMA抗体部分のKd値の0.70〜1.3倍であるKd値を有する抗BCMA抗体を使用することによって測定される、前記CD138+CD38+細胞におけるBCMA発現が、相対蛍光強度中央値または平均蛍光強度MFIとして決定されるベースラインを、80またはそれ超上回る、組成物
  2. 形質細胞が関与する障害を患う患者処置するための組成物であって前記組成物は、ヒトBCMAの細胞外ドメイン、およびヒトCD3εに特異的に結合する二特異性抗体を含み、必要に応じて、前記障害は、多発性骨髄腫疾患であり、前記疾患、前記患者の単離された体液試料において、標的細胞に対するT細胞(エフェクター細胞)の比(E:T比)が、0.35:1またはそれより高く、必要に応じて、前記E:T比が、0.35:1〜22:1であることを特徴とする、組成物
  3. 形質細胞が関与する障害を患う患者処置するための組成物であって前記組成物は、ヒトBCMAの細胞外ドメイン、およびヒトCD3εに特異的に結合する二特異性抗体を含み、必要に応じて、前記障害は、多発性骨髄腫疾患であり、前記疾患、前記患者由来の単離された体液試料において、可溶性BCMAの量が、2.5ng/mLまたはそれより高く、前記患者試料における前記可溶性BCMAが、前記二特異性抗体に特異的に結合することを特徴とし、前記組成物は標準用量と比較して、1.5倍から最大10倍、好ましくは1.5倍から最大2.0倍である1週間当たりの用量で前記患者に投与されるか、または/および用量投与間の時間間隔、標準用量と比較して、1週間に1回投与から最大1日に1回まで、好ましくは1週間に1回投与から最大1週間に2回まで短縮されることを特徴とする組成物
  4. 形質細胞が関与する障害を患う患者処置するための組成物であって前記組成物は、ヒトBCMA受容体への結合に関して可溶性BCMAと競合するか、そして/またはNF−κBのAPRIL媒介性活性化を遮断する、BCMAおよびCD3εに特異的に結合する二特異性抗体を含み、必要に応じて、前記障害は、多発性骨髄腫疾患であり、前記疾患、前記患者由来の単離された体液試料において、APRILの量が、10ng/mLよりも高く、最大100ng/mLであることを特徴とし、前記組成物は、1週間につき、標準用量と比較して、1.5倍から最大20倍、好ましくは1.5倍から最大3.0倍の用量で投与される、または/および用量投与間の時間間隔、標準用量と比較して、1週間に1回投与から最大1日に1回まで、好ましくは1週間に1回投与から最大1週間に3回まで短縮されることを特徴とする組成物
  5. 多発性骨髄腫疾患を患う患者を処置するための組成物であって、前記組成物は、ヒトBCMA受容体への結合に関して可溶性BCMAと競合する、BCMAおよびCD3εに特異的に結合する二特異性抗体であって、それによって前記抗体が、BCMAへの結合に関してAPRILと競合するか、そして/またはNF−κBのAPRIL媒介性活性化を遮断する、二特異性抗体を含み、前記疾患、形質細胞およびT細胞を含む前記患者の単離された体液試料において、APRILの量が、少なくとも100ng/mLから最大1000ng/mLであることを特徴とし、前記組成物は標準用量と比較して、1.5倍から最大80倍、好ましくは1.5倍から最大10倍の用量により投与されるか、または/および用量投与間の時間間隔、標準用量と比較して、1週間に1回投与から最大1日に1回まで短縮されることを特徴とする組成物
  6. 前記二特異性抗体が、その重鎖および軽鎖CDRとして、前記抗BCMA抗体と同じアミノ酸配列のCDRを含むことを特徴とする、請求項1からのいずれか一項に記載の組成物
  7. 形質細胞が関与する障害を患う患者処置するための組成物であって前記組成物は、ヒトBCMAの細胞外ドメイン、およびヒトCD3εに特異的に結合する二特異性抗体を含み、
    前記患者から単離された体液試料における可溶性BCMAの量が、2.5ng/mLまたはそれより高い場合、および前記患者試料における前記可溶性BCMAが、前記二特異性抗体に特異的に結合する場合、前記組成物は、標準用量と比較して、1.5〜10倍もしくは1.5〜2.0倍である毎週の用量、および/または1週間に1回投与から1週間に2回もしくはさらには1週間に3回もしくは1日に1回へと短縮された用量投与間の時間間隔で、前記患者へと投与されることを特徴とする組成物。
  8. 形質細胞が関与する障害を患う患者を処置するための組成物であって、前記組成物は、ヒトBCMA受容体への結合に関して可溶性BCMAと競合する、BCMAおよびCD3εに特異的に結合する二特異性抗体であって、前記抗体が、BCMAへの結合に関してAPRILと競合するか、そして/またはNF−κBのAPRIL媒介性活性化を遮断する二特異性抗体を含み
    ELISA方法の使用により測定された、前記患者由来の形質細胞およびT細胞を含む単離された体液試料におけるAPRILの量が10ng/mLよりも高く、最大100ng/mLである場合は前記組成物は、10ng/mLを下回る可溶性APRIL濃度を有する患者に推奨される用量と比較して、2倍高い毎週の用量で前記患者に投与されおよびAPRIL濃度が、1000ng/mLまで増大する場合は、前記組成物は、10ng/mLを下回る可溶性APRIL濃度を有する患者に推奨される用量と比較して、最大80倍高いさらに増大された用量で前記患者に投与されるか、または前記組成物は、より高い前記用量に達するようにそれぞれのより高頻度の処置スケジュールにより、前記二特異性抗体のいずれか2用量間のより短い期間で前記患者に投与されることを特徴とする組成物
  9. 形質細胞が関与する障害を患う患者のCD138CD38細胞を含む単離された体液試料におけるBCMAタンパク質発現を決定する方法であって、ヒトBCMAの細胞外ドメイン、およびヒトCD3εに特異的に結合する二特異性抗体の抗BCMA抗体部分のKd値の0.70〜1.3倍であるKd値を有する抗BCMA抗体を使用することによって、前記CD138CD38細胞におけるBCMA発現を測定するステップと、相対蛍光強度中央値または平均蛍光強度MFIが、ベースラインを、80またはそれ超上回るか否かを決定するステップを含む方法。
  10. 単離された体液試料における細胞表面BCMA発現を決定するin vitro方法であって、BCMAおよびCD3εに特異的に結合する治療用二特異性抗体の抗BCMA抗体部分のKd値の0.70〜1.3倍であるKd値を有する抗BCMA抗体を使用して、前記CD138CD38細胞の相対蛍光強度中央値または平均蛍光強度MFIが、ベースラインを、80またはそれ超上回るか否かを決定するステップを含むin vitro方法。
  11. 形質細胞が関与する障害を患う患者の単離された体液試料において、CD138CD38細胞に対するCD3細胞の比が、0.35:1またはそれより高いか否かを決定するための方法。
  12. 形質細胞が関与する障害を患う患者のCD138CD38細胞を含む単離された体液試料において、
    (i)前記試料における可溶性BCMAの量が、2.5ng/mLまたはそれより高いか否か;あるいは
    (ii)前記試料における可溶性APRILの量が、80ng/mLまたはそれより高いか否か
    を決定する方法。
  13. 細胞表面BCMA発現の決定に使用するためのキットであって、1種はCD138に特異的に結合する抗体であり、1種はCD38に特異的に結合する抗体であり、1種はCD19に特異的に結合する抗体であり、1種は、抗BCMA抗体である、4種の標識抗体をあらかじめ充填したバイアルまたはチューブを含み、前記抗BCMA抗体は、BCMAおよびCD3εに特異的に結合する治療用二特異性抗体の抗BCMA抗体部分のKd値の0.70〜1.3倍であるKd値を有する、キット。
  14. E:T比の決定に使用するためのキットであって、1種はCD138に、1種はCD38に、1種はCD19に、1種はCD3に特異的に結合する、悪性PCおよびT細胞を検出するための4種の標識抗体をあらかじめ充填したバイアルまたはチューブを含むキット。
  15. 可溶性BCMAの決定に使用するためのキットであって、捕捉抗体としてのポリクローナル抗BCMA抗体と、BCMAおよびCD3εに特異的に結合する治療用二特異性抗体の抗BCMA抗体部分のKd値の0.70〜1.3倍であるKd値を有する検出抗BCMA抗体とを含むキット。
JP2017529627A 2014-12-03 2015-12-02 疾患の処置における使用のためのcd3イプシロンおよびbcmaに対する二特異性抗体 Pending JP2018508462A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021069083A JP2021120374A (ja) 2014-12-03 2021-04-15 疾患の処置における使用のためのcd3イプシロンおよびbcmaに対する二重特異的抗体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP14196168.0A EP3029068A1 (en) 2014-12-03 2014-12-03 Bispecific antibodies against CD3epsilon and BCMA for use in the treatment of diseases
EP14196168.0 2014-12-03
PCT/EP2015/078388 WO2016087531A1 (en) 2014-12-03 2015-12-02 Bispecific antibodies against cd3epsilon and bcma for use in treatment of diseases

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021069083A Division JP2021120374A (ja) 2014-12-03 2021-04-15 疾患の処置における使用のためのcd3イプシロンおよびbcmaに対する二重特異的抗体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018508462A JP2018508462A (ja) 2018-03-29
JP2018508462A5 true JP2018508462A5 (ja) 2019-01-17

Family

ID=52002823

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017529627A Pending JP2018508462A (ja) 2014-12-03 2015-12-02 疾患の処置における使用のためのcd3イプシロンおよびbcmaに対する二特異性抗体
JP2021069083A Pending JP2021120374A (ja) 2014-12-03 2021-04-15 疾患の処置における使用のためのcd3イプシロンおよびbcmaに対する二重特異的抗体

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021069083A Pending JP2021120374A (ja) 2014-12-03 2021-04-15 疾患の処置における使用のためのcd3イプシロンおよびbcmaに対する二重特異的抗体

Country Status (10)

Country Link
US (2) US20170327580A1 (ja)
EP (3) EP3029068A1 (ja)
JP (2) JP2018508462A (ja)
KR (1) KR20170109535A (ja)
CN (1) CN107406505A (ja)
AU (2) AU2015357122B2 (ja)
CA (1) CA2969560A1 (ja)
ES (1) ES2959635T3 (ja)
SG (1) SG11201704572UA (ja)
WO (1) WO2016087531A1 (ja)

Families Citing this family (67)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2747781B1 (en) 2011-08-23 2017-11-15 Roche Glycart AG Bispecific antibodies specific for t-cell activating antigens and a tumor antigen and methods of use
WO2014056783A1 (en) 2012-10-08 2014-04-17 Roche Glycart Ag Fc-free antibodies comprising two fab-fragments and methods of use
ES2775207T3 (es) 2013-02-26 2020-07-24 Roche Glycart Ag Moléculas de unión a antígeno activadoras de linfocitos T biespecíficas específicas para CD3 y CEA
PL3177643T3 (pl) 2014-08-04 2019-09-30 F.Hoffmann-La Roche Ag Dwuswoiste cząsteczki wiążące antygen aktywujące komórki T
US11952421B2 (en) 2014-10-09 2024-04-09 Bristol-Myers Squibb Company Bispecific antibodies against CD3EPSILON and ROR1
DK3789402T3 (da) 2014-11-20 2022-09-19 Hoffmann La Roche Kombinationsbehandling med T-celleaktiverende bispecifikke antigenbindende molekyler og PD-1-aksebindende antagonister
RS60615B1 (sr) 2014-11-20 2020-08-31 Hoffmann La Roche Zajednički laki lanci i postupci upotrebe
PE20221262A1 (es) 2015-04-13 2022-08-16 Pfizer Anticuerpos terapeuticos y sus usos
SG10201912666PA (en) 2015-04-13 2020-02-27 Pfizer Chimeric antigen receptors targeting b-cell maturation antigen
CA2986254A1 (en) 2015-05-18 2016-11-24 TCR2 Therapeutics Inc. Compositions and methods for tcr reprogramming using fusion proteins
EP3297672B1 (en) 2015-05-21 2021-09-01 Harpoon Therapeutics, Inc. Trispecific binding proteins and methods of use
AR106188A1 (es) 2015-10-01 2017-12-20 Hoffmann La Roche Anticuerpos anti-cd19 humano humanizados y métodos de utilización
EP3356410B1 (en) 2015-10-02 2021-10-20 F. Hoffmann-La Roche AG Bispecific anti-ceaxcd3 t cell activating antigen binding molecules
AU2016368469B2 (en) 2015-12-09 2023-11-02 F. Hoffmann-La Roche Ag Type II anti-CD20 antibody for reducing formation of anti-drug antibodies
AR107303A1 (es) 2016-01-08 2018-04-18 Hoffmann La Roche Métodos de tratamiento de cánceres positivos para ace utilizando antagonistas de unión a eje pd-1 y anticuerpos biespecíficos anti-ace / anti-cd3, uso, composición, kit
SI3433280T1 (sl) 2016-03-22 2023-07-31 F. Hoffmann-La Roche Ag S proteazo aktivirane bispecifične molekule celic T
SG11201810327XA (en) 2016-05-20 2018-12-28 Harpoon Therapeutics Inc Single domain serum albumin binding protein
US11623958B2 (en) 2016-05-20 2023-04-11 Harpoon Therapeutics, Inc. Single chain variable fragment CD3 binding proteins
WO2018026953A1 (en) 2016-08-02 2018-02-08 TCR2 Therapeutics Inc. Compositions and methods for tcr reprogramming using fusion proteins
WO2018060301A1 (en) 2016-09-30 2018-04-05 F. Hoffmann-La Roche Ag Bispecific antibodies against cd3
KR20190058509A (ko) 2016-10-07 2019-05-29 티씨알2 테라퓨틱스 인크. 융합 단백질을 이용하는 t-세포 수용체 리프로그래밍을 위한 조성물 및 방법
KR102687833B1 (ko) 2016-11-02 2024-07-24 브리스톨-마이어스 스큅 컴퍼니 다발성 골수종 치료를 위한 bcma 및 cd3에 대응하는 이중 특이적 항체 및 면역학적 약물의 복합용도
CA3044593A1 (en) 2016-11-22 2018-05-31 TCR2 Therapeutics Inc. Compositions and methods for tcr reprogramming using fusion proteins
CN110582509A (zh) 2017-01-31 2019-12-17 诺华股份有限公司 使用具有多特异性的嵌合t细胞受体蛋白治疗癌症
WO2018160754A2 (en) 2017-02-28 2018-09-07 Harpoon Therapeutics, Inc. Inducible monovalent antigen binding protein
EP3615068A1 (en) 2017-04-28 2020-03-04 Novartis AG Bcma-targeting agent, and combination therapy with a gamma secretase inhibitor
EP3615055A1 (en) 2017-04-28 2020-03-04 Novartis AG Cells expressing a bcma-targeting chimeric antigen receptor, and combination therapy with a gamma secretase inhibitor
CA3063359A1 (en) 2017-05-12 2018-11-15 Harpoon Therapeutics, Inc. Mesothelin binding proteins
WO2019000223A1 (en) 2017-06-27 2019-01-03 Nanjing Legend Biotech Co., Ltd. ENABLERS OF IMMUNE EFFECTOR CELLS OF CHIMERIC ANTIBODIES AND METHODS OF USE THEREOF
WO2019035938A1 (en) 2017-08-16 2019-02-21 Elstar Therapeutics, Inc. MULTISPECIFIC MOLECULES BINDING TO BCMA AND USES THEREOF
JP7066837B2 (ja) 2017-10-13 2022-05-13 ハープーン セラピューティクス,インク. B細胞成熟抗原結合タンパク質
PT3694529T (pt) 2017-10-13 2024-09-20 Harpoon Therapeutics Inc Proteínas triespecíficas e métodos de utilização
TW202428622A (zh) 2017-10-18 2024-07-16 瑞士商諾華公司 用於選擇性蛋白質降解的組合物及方法
WO2019099639A1 (en) 2017-11-15 2019-05-23 Navartis Ag Bcma-targeting chimeric antigen receptor, cd19-targeting chimeric antigen receptor, and combination therapies
WO2019108900A1 (en) 2017-11-30 2019-06-06 Novartis Ag Bcma-targeting chimeric antigen receptor, and uses thereof
US20200368268A1 (en) 2018-01-08 2020-11-26 Novartis Ag Immune-enhancing rnas for combination with chimeric antigen receptor therapy
AU2019215031A1 (en) 2018-01-31 2020-08-20 Novartis Ag Combination therapy using a chimeric antigen receptor
AR115360A1 (es) 2018-02-08 2021-01-13 Genentech Inc Moléculas de unión al antígeno y métodos de uso
US20200399383A1 (en) 2018-02-13 2020-12-24 Novartis Ag Chimeric antigen receptor therapy in combination with il-15r and il15
US11492409B2 (en) 2018-06-01 2022-11-08 Novartis Ag Binding molecules against BCMA and uses thereof
AU2019297451A1 (en) 2018-07-03 2021-01-28 Marengo Therapeutics, Inc. Anti-TCR antibody molecules and uses thereof
TWI838389B (zh) 2018-07-19 2024-04-11 美商再生元醫藥公司 雙特異性抗-BCMAx抗-CD3抗體及其用途
WO2020047449A2 (en) 2018-08-31 2020-03-05 Novartis Ag Methods of making chimeric antigen receptor-expressing cells
BR112021003305A2 (pt) 2018-08-31 2021-05-25 Novartis Ag métodos para produzir células que expressam receptor de antígeno quimérico
WO2020069028A1 (en) 2018-09-25 2020-04-02 Harpoon Therapeutics, Inc. Dll3 binding proteins and methods of use
UY38393A (es) * 2018-09-28 2020-03-31 Amgen Inc Anticuerpos contra bcma soluble
EP3874272A1 (en) * 2018-10-31 2021-09-08 GlaxoSmithKline Intellectual Property Development Limited Methods of treating cancer
CN109485734B (zh) * 2018-12-30 2020-05-12 广州百暨基因科技有限公司 一种靶向bcma和cd19的双特异性嵌合抗原受体及其应用
KR20210122268A (ko) * 2019-01-30 2021-10-08 더 위스타 인스티튜트 오브 아나토미 앤드 바이올로지 암 항원을 표적화하는 dna-인코딩된 이중특이적 t-세포 인게이저 및 암 치료에서 사용 방법
TW202045207A (zh) 2019-02-25 2020-12-16 瑞士商諾華公司 用於病毒遞送之介孔二氧化矽顆粒組成物
WO2020191316A1 (en) 2019-03-21 2020-09-24 Novartis Ag Car-t cell therapies with enhanced efficacy
EP3953455A1 (en) 2019-04-12 2022-02-16 Novartis AG Methods of making chimeric antigen receptor-expressing cells
WO2020219742A1 (en) 2019-04-24 2020-10-29 Novartis Ag Compositions and methods for selective protein degradation
CN110229232B (zh) * 2019-06-19 2020-05-19 北京智仁美博生物科技有限公司 双特异性抗体及其用途
IL293215A (en) 2019-11-26 2022-07-01 Novartis Ag Chimeric antigen receptors that bind bcma and cd19 and their uses
IL295604A (en) 2020-02-27 2022-10-01 Novartis Ag Methods for producing cells expressing a chimeric antigen receptor
IL295878A (en) 2020-02-27 2022-10-01 Novartis Ag Methods for producing cells expressing a chimeric antigen receptor
AU2021288224A1 (en) 2020-06-11 2023-01-05 Novartis Ag ZBTB32 inhibitors and uses thereof
CA3153085A1 (en) 2020-06-19 2021-12-23 F. Hoffmann-La Roche Ag Antibodies binding to cd3 and cd19
EP4199960A2 (en) 2020-08-21 2023-06-28 Novartis AG Compositions and methods for in vivo generation of car expressing cells
CN112285366B (zh) * 2020-12-25 2021-06-08 南京广祺医药科技有限公司 一种测定血清中双特异性抗体BsAb的ELISA方法及应用
CA3214757A1 (en) 2021-04-08 2022-10-13 Andreas Loew Multifuntional molecules binding to tcr and uses thereof
CN118056008A (zh) 2021-04-27 2024-05-17 诺华股份有限公司 病毒载体生产系统
CN115521381A (zh) * 2021-06-24 2022-12-27 益科思特(北京)医药科技发展有限公司 结合bcma和cd3的双特异性抗体及其制备方法与应用
JP2024531364A (ja) 2021-08-20 2024-08-29 ノバルティス アーゲー キメラ抗原受容体発現細胞を作製する方法
WO2024025967A1 (en) * 2022-07-28 2024-02-01 Springworks Therapeutics, Inc. Determination of bcma level on plasma cells by flow cytometry
WO2024089639A1 (en) 2022-10-26 2024-05-02 Novartis Ag Lentiviral formulations

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1988007089A1 (en) 1987-03-18 1988-09-22 Medical Research Council Altered antibodies
US5202238A (en) 1987-10-27 1993-04-13 Oncogen Production of chimeric antibodies by homologous recombination
US5204244A (en) 1987-10-27 1993-04-20 Oncogen Production of chimeric antibodies by homologous recombination
US20020142000A1 (en) 1999-01-15 2002-10-03 Digan Mary Ellen Anti-CD3 immunotoxins and therapeutic uses therefor
WO2001024812A1 (en) 1999-10-06 2001-04-12 N.V. Nutricia USE OF TRANSFORMING GROWTH FACTOR β AND GROWTH FACTORS IN THE TREATMENT AND PREVENTION OF DISEASES OF THE INTESTINAL MUCOSA
UA74798C2 (uk) 1999-10-06 2006-02-15 Байоджен Айдек Ма Інк. Спосіб лікування раку у ссавця за допомогою поліпептиду, що протидіє взаємодії april з його рецепторами
CA2438682A1 (en) 2001-02-20 2002-08-29 Zymogenetics, Inc. Antibodies that bind both bcma and taci
WO2007117600A2 (en) 2006-04-07 2007-10-18 Macrogenics, Inc. Combination therapy for treating autoimmune diseases
US7960944B2 (en) 2007-09-05 2011-06-14 Eveready Battery Company, Inc. Power supply that supplies power to and communicates with an electrical appliance
CA2720682A1 (en) 2008-04-25 2009-10-29 Zymogenetics, Inc. Levels of bcma protein expression on b cells and use in diagnostic methods
NZ594985A (en) 2009-03-10 2013-07-26 Biogen Idec Inc Anti-bcma (b-cell maturation antigen, cd269, tnfrsf17) antibodies
JP2014500879A (ja) 2010-11-16 2014-01-16 ベーリンガー インゲルハイム インターナショナル ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング Bcma発現に相関性を有する疾患を治療する因子及び方法
HUE041335T2 (hu) 2011-03-29 2019-05-28 Roche Glycart Ag Antitest FC-variánsok
US20130101599A1 (en) 2011-04-21 2013-04-25 Boehringer Ingelheim International Gmbh Bcma-based stratification and therapy for multiple myeloma patients
US20140105915A1 (en) 2011-05-27 2014-04-17 Glaxo Group Limited Bcma (cd269/tnfrsf17) - binding proteins
EP2747781B1 (en) 2011-08-23 2017-11-15 Roche Glycart AG Bispecific antibodies specific for t-cell activating antigens and a tumor antigen and methods of use
TWI679212B (zh) 2011-11-15 2019-12-11 美商安進股份有限公司 針對bcma之e3以及cd3的結合分子
EA033110B1 (ru) 2012-04-11 2019-08-30 Дзе Юнайтед Стейтс Оф Америка, Эз Репрезентед Бай Дзе Секретари, Департмент Оф Хелс Энд Хьюман Сёрвисез Химерный рецептор антигена, направленный на антиген созревания b-клеток, кодирующая его нуклеиновая кислота, соответствующие экспрессионный вектор, клетка-хозяин, применения и способы
TW201425336A (zh) 2012-12-07 2014-07-01 Amgen Inc Bcma抗原結合蛋白質
WO2014122143A1 (en) 2013-02-05 2014-08-14 Engmab Ag Method for the selection of antibodies against bcma
ES2775207T3 (es) 2013-02-26 2020-07-24 Roche Glycart Ag Moléculas de unión a antígeno activadoras de linfocitos T biespecíficas específicas para CD3 y CEA
AR095374A1 (es) 2013-03-15 2015-10-14 Amgen Res (Munich) Gmbh Moléculas de unión para bcma y cd3
EP2789630A1 (en) 2013-04-09 2014-10-15 EngMab AG Bispecific antibodies against CD3e and ROR1
PL3177643T3 (pl) * 2014-08-04 2019-09-30 F.Hoffmann-La Roche Ag Dwuswoiste cząsteczki wiążące antygen aktywujące komórki T
EP2982692A1 (en) 2014-08-04 2016-02-10 EngMab AG Bispecific antibodies against CD3epsilon and BCMA

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2018508462A5 (ja)
DK2493503T3 (en) DOSAGE SCHEDULE FOR THE ADMINISTRATION OF A CD19xCD3 bispecific antibody
KR101912957B1 (ko) 다발성 골수종 및 nhl 치료를 위한 항-cd38 항체 및 레날리도마이드 또는 보르테조밉
US20200069797A1 (en) Combination therapies and methods using anti-cd3 modulating agents and anti-il-6 antagonists
JP2019511212A (ja) ヒトポリオウイルス受容体(pvr)に特異的な抗体
CN111094352A (zh) B7-h4抗体及其使用方法
US10703820B2 (en) Methods and compositions for reducing cardiac damage and other conditions
AU2024202552A1 (en) Neutralization of inhibitory pathways in lymphocytes
CN108623686A (zh) 抗ox40抗体及其用途
CN108623685A (zh) 抗ox40抗体及其用途
RU2012107286A (ru) Высокоаффинные человеческие антитела к человеческому ангиопоэтину-2
RU2012156938A (ru) Антитела против gdf8 человека
CN104159920A (zh) 针对il-13和/或il-17的双重可变结构域免疫球蛋白
RU2012134369A (ru) Биомаркеры иммуномодулирующих эффектов у людей, подвергнутых лечению антиметаллами против cd200
JP7423598B2 (ja) がんの治療で使用するためのlif阻害剤とpd-1軸阻害剤との組み合わせ
AU2021203564B2 (en) Compositions comprising naphthyridine derivatives and aluminium adjuvant for use in treating solid tumors
RU2019104980A (ru) Анти-icos антитела
KR102453573B1 (ko) 항-pacap 항체
JP7455749B2 (ja) 頭頸部癌の処置
EP3180356A1 (en) Human anti-fgfr4 antibody
WO2017205213A1 (en) Combination therapy of abemaciclib and immune checkpoint modulators for use in the treatment of cancer
RU2017136863A (ru) Способы лечения рака легкого
KR20210025071A (ko) Cd226 효능제 항체
US20230398229A1 (en) Antibody drug conjugates comprising sting agonists, combinations and methods of use
TW202126329A (zh) 使用白細胞介素-17(il-17)拮抗劑治療自體免疫性疾病之方法