JP2018503668A5

JP2018503668A5 -

Info

Publication number: JP2018503668A5
Application number: JP2017540549A
Authority: JP
Filing date: 2015-10-13
Publication date: 2018-11-22
Anticipated expiration: 2035-10-13

Claims

対象において膵臓癌を処置するための医薬組成物であって、アミノ酸配列Ｌｙｓ−Ｐｈｅ−Ａｒｇ−Ｌｙｓ−Ａｌａ−Ｐｈｅ−Ｌｙｓ−Ａｒｇ−Ｐｈｅ−Ｐｈｅ（配列番号１）を含むペプチドまたはその多量体、誘導体、もしくは変異体を含むことを特徴とする医薬組成物。
前記ペプチドは、ポリエチレングリコールリンカーにコンジュゲートすることを特徴とする請求項１に記載の医薬組成物。
前記ペプチドは、配列番号１の二量体もしくは四量体のうちの少なくとも１つ、またはそれらの組み合わせであることを特徴とする請求項１に記載の医薬組成物。
追加の治療剤をさらに含むことを特徴とする請求項１〜３のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記治療剤は、化学療法剤であることを特徴とする請求項４に記載の医薬組成物。
前記化学療法剤は、ゲムシタビン及び免疫チェックポイント阻害剤からなる群より選択されることを特徴とする請求項５に記載の医薬組成物。
前記化学療法剤は、ゲムシタビンアブラキサン、またはフォルフィリノックス（フルオロウラシル、ロイコボリン、イリノテカン、オキサリプラチンレジメン）であることを特徴とする請求項５に記載の医薬組成物。
薬学的に許容され得るキャリアをさらに含むことを特徴とする請求項１〜７のいずれか一項に記載の医薬組成物。
キャリアタンパク質をさらに含むことを特徴とする請求項１〜８のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記キャリアタンパク質は、血清アルブミンであることを特徴とする請求項９に記載の医薬組成物。
前記対象はヒトであることを特徴とする請求項１〜１０のいずれか一項に記載の医薬組成物。
前記ペプチドは、アミノ酸配列Ｌｙｓ−Ｐｈｅ−Ａｒｇ−Ｌｙｓ−Ａｌａ−Ｐｈｅ−Ｌｙｓ−Ａｒｇ−Ｐｈｅ−Ｐｈｅ（配列番号１）またはその多量体を含むことを特徴とする請求項１に記載の医薬組成物。
前記ペプチドは、モノマーであることを特徴とする請求項１２に記載の医薬組成物。
前記ペプチドは、アミノ酸配列Ｌｙｓ−Ｐｈｅ−Ａｒｇ−Ｌｙｓ−Ａｌａ−Ｐｈｅ−Ｌｙｓ−Ａｒｇ−Ｐｈｅ−Ｐｈｅ（配列番号１）、または配列の１つの位置で１つのアミノ酸残基の置換を有するその変異体を含むことを特徴とする請求項１に記載の医薬組成物。
前記ペプチドは、アミノ酸配列Ｌｙｓ−Ｐｈｅ−Ａｒｇ−Ｌｙｓ−Ａｌａ−Ｐｈｅ−Ｌｙｓ−Ａｒｇ−Ｐｈｅ−Ｐｈｅ（配列番号１）からなることを特徴とする請求項１４に記載の医薬組成物。
化学療法剤をさらに含むことを特徴とする請求項１５に記載の医薬組成物。
前記化学療法剤は、ゲムシタビン及び免疫チェックポイント阻害剤からなる群より選択されることを特徴とする請求項１６に記載の医薬組成物。
前記化学療法剤は、ゲムシタビンアブラキサン、またはフォルフィリノックス（フルオロウラシル、ロイコボリン、イリノテカン、オキサリプラチンレジメン）であることを特徴とする請求項１７に記載の医薬組成物。