JP2018500177A - エンドレス圧延装置及びその制御方法 - Google Patents

エンドレス圧延装置及びその制御方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、鋼板のループ発生を防止することができるエンドレス圧延装置及びその制御方法に関し、上記エンドレス圧延装置は、鋼板を生産する連鋳機と、上記連鋳機の後方に配置され、上記鋼板を圧延する圧延機と、上記圧延機の後方に配置され、上記鋼板を切断する切断機と、上記圧延機と上記切断機との間に配置され、上記切断機によって切断された上記圧延機側の鋼板に張力を付加する張力付加手段とを含む。このような構成により、鋼板に張力を付加して鋼板にループが発生することを防止して鋼板の表面が損なわれることを防止することができる効果が得られる。

Description

本発明は、エンドレス圧延装置及びその制御方法に関し、さらに詳しくは、鋼板のループ発生を防止することができるエンドレス圧延装置及びその制御方法に関する。
一般的に、エンドレス圧延とは、鋳造設備である連鋳機で鋼板を生産し、連鋳機で生産された鋼板が圧延機を通過し、最終厚さに圧延されるように連鋳機と圧延機とが連結されている設備を利用して連続的に鋼板を製造することである。
図1(a)及び(b)は、従来のエンドレス圧延装置を概略的に示すものである。
図1(a)を参考すると、従来のエンドレス圧延装置は、鋼板Sを生産する連鋳機1と、上記連鋳機1と繋がる組圧延機2と、上記組圧延機2と繋がり鋼板Sを最終厚さに圧延する仕上げ圧延機3と、上記仕上げ圧延機3を通過した鋼板Sを切断する切断機4と、上記鋼板Sを巻き取る巻取機5とで設けられる。
ここで、仕上げ圧延機3には、上部圧延ロールと下部圧延ロールとを具備した圧延スタンドが複数設けられ、必要に応じて、少なくともいずれか一つの圧延スタンドの圧延ロールには、鋼板Sと接触しないように離隔して圧延が行われるダミー圧延工程が適用されることができる。
これは、仕上げ圧延機3を通じて圧延される鋼板Sにおいて、圧延ロールとの接触により多くの熱損失が発生して鋼板Sの品質に影響を及ぼすという問題があり、これを防止するためのものである。つまり、鋼板Sと接触する圧延ロールの数を減少させて、熱損失を防止するためである。
しかし、このようなダミー圧延工程では、図1(b)に示すように、鋼板Sが切断機4によって切断されれば、鋼板Sの切断された領域で張力が除去されることにより、鋼板Sにループが発生する。これにより、離隔された圧延ロールまたは周辺装置と接触するか摩擦が発生して、鋼板Sの表面に損傷が発生し、最終的に製品の品質を低下させるという問題点がある。
本発明の目的は、上記のような問題点を解決するために創案されたもので、鋼板に一定張力を印加して鋼板に発生するループを防止することができるエンドレス圧延装置及びその制御方法を提供することにある。
そして、本発明の他の目的は、上記のような問題点を解決するために、仕上げ圧延機の間に鋼板支持手段を具備し、仕上げ圧延機内で鋼板の垂れ下がりを防止することができるエンドレス圧延装置及びその制御方法を提供することにある。
上記のような目的を達成するために、本発明の好ましい実施形態によるエンドレス圧延装置は、鋼板を生産する連鋳機と、上記連鋳機の後方に配置され、上記鋼板を圧延する圧延機と、上記圧延機の後方に配置され、上記鋼板を切断する切断機と、上記圧延機と上記切断機との間に配置され、上記切断機によって切断された上記圧延機側の鋼板に張力を付加する張力付加手段とを含む。
上記張力付加手段は、ベースフレームと、上記ベースフレームに回転するように配置され、上記鋼板の上側面を加圧する上部ロールと、下側面を加圧する下部ロールとを具備する加圧ロールと、上記ベースフレームに配置され、上記加圧ロールを回転させる駆動モータと、上記ベースフレームに配置され、上記上部ロールを上記下部ロール側に昇降移動させる昇降部とを具備することができる。
そして、上記昇降部は、上記ベースフレームに摺動するように設置され、上記上部ロールを回転するように支持する上部ロール支持ブロックと、上記ベースフレームに設置され、ロードが上記上部ロール支持ブロックと連結して、上記上部ロールを移動させる上部ロールアクチュエータとを具備することもできる。
また、上記昇降部は、上記上部ロールが上記鋼板を加圧する圧力を測定する圧力測定部と、上記圧力測定部のデータを受信し、上記上部ロールが上記鋼板を目標圧力まで加圧するように上記上部ロールアクチュエータの動作を制御する張力制御部とをさらに具備することもできる。
さらに、上記張力付加手段は、上記加圧ロールに印加されるトルク値を測定するトルク測定部をさらに具備し、上記張力制御部は、上記トルク測定部を通じて上記加圧ロールに印加されるトルク値を受信し、上記加圧ロールのトルク値が下記の数式により導出される目標トルク値に収束するように上記駆動モータの回転速度を制御することもできる。
ここで、数式は、T=UT×w×t×rであり、Tは目標トルク値、UTは鋼板と上部ロールとの間に滑りが発生しないための必要単位引張応力、wは鋼板の幅、tは鋼板の厚さ、rは加圧ロールの半径である。
さらに、上記張力制御部は、上記加圧ロールのトルク値が上記加圧ロールと上記鋼板との間に滑りが発生する閾トルク値より小さい場合、上記加圧ロールのトルク値が上記目標トルク値に収束するように上記目標圧力値を高めるように制御することもできる。
上記圧延機は、上部圧延ロールと下部圧延ロールとを具備する圧延スタンドが複数設けられ、複数の上記圧延スタンド間に配置され、上記鋼板を支持する鋼板支持手段とをさらに含むこともできる。
上記鋼板支持手段は、フレームと、上記鋼板の一側面を加圧して支持する支持ロールと、一側が上記フレームに固定され、他側が上記支持ロールを回転するように支持し、上記支持ロールを上記鋼板の一側面に移動させる支持ロールアクチュエータとを具備することができる。
そして、上記鋼板支持手段は、上記圧延機に上記鋼板が進入することを感知する鋼板感知センサと、上記鋼板感知センサを通じて上記鋼板の移動を感知すれば、上記圧延機の下部圧延ロールと同一の高さに上記支持ロールを移動させ、上記鋼板の移動がなければ、上記下部圧延ロールより低い高さに上記支持ロールを移動させるように上記支持ロールアクチュエータの動作を制御する支持制御部とをさらに具備することもできる。
また、上記圧延機において、いずれか一つの圧延スタンドは、上部圧延ロールが上記鋼板と接触しないように離隔配置され、上記鋼板支持手段は、上記上部圧延ロールが離隔した圧延スタンドの後方に配置されることもできる。
上記のような目的を達成するために、本発明の好ましい実施形態によるエンドレス圧延装置の制御方法は、鋼板を生産する連続鋳造段階と、上記連続鋳造段階で生産された鋼板を圧延機を通じて圧延する圧延段階と、上記圧延段階で圧延された鋼板を切断機を通じて切断する切断段階と、上記切断段階で切断された上記圧延機側の鋼板に張力付加手段を通じて張力を付加する張力付加段階とを含む。
上記張力付加段階は、上記張力付加手段で上部ロールが上記鋼板を加圧する鋼板加圧段階と、上記上部ロールが上記鋼板を加圧する圧力を測定する圧力測定段階と、上記圧力測定段階で測定された圧力値が目標圧力値に収束するように上記上部ロールの移動を制御する上部ロール制御段階とを含むことができる。
そして、上記張力付加段階は、上記張力付加手段で加圧ロールに印加されるトルク値を測定するトルク測定段階と、下記の数式により上記加圧ロールの目標トルク値を設定する目標トルク設定段階と、上記トルク測定段階で測定されたトルク値が上記目標トルク値に収束するように上記加圧ロールの回転速度を制御する加圧ロール制御段階とを含むこともできる。
ここで、数式は、T=UT×w×t×rであり、Tは目標トルク値、UTは鋼板と上部ロールとの間に滑りが発生しないための必要単位引張応力、wは鋼板の幅、tは鋼板の厚さ、rは加圧ロールの半径である。
また、上記張力付加段階は、上記加圧ロールのトルク値が上記加圧ロールと上記鋼板との間に滑りが発生する閾トルク値より小さい場合、上記加圧ロールのトルク値が上記目標トルク値に収束するように上記目標圧力値を高める目標圧力変更段階をさらに含むことができる。
上記圧延機は、上部圧延ロールと下部圧延ロールとを具備する圧延スタンドが複数設けられ、複数の上記圧延スタンド間に鋼板支持手段が配置され、上記鋼板を支持する鋼板支持段階をさらに含むこともできる。
そして、上記鋼板支持段階は、上記圧延機に上記鋼板が進入することを感知する鋼板進入感知段階と、上記鋼板進入感知段階で上記鋼板の移動を感知すれば、上記圧延機の下部圧延ロールと同一の高さに上記鋼板支持手段の支持ロールを移動させる支持位置移動段階と、上記鋼板の移動がなければ、上記下部圧延ロールより低い高さに上記支持ロールを移動させる待機位置移動段階とを含むこともできる。
本発明によるエンドレス圧延装置及びその制御方法によると、鋼板に張力を付加して鋼板にループが発生することを防止して、鋼板の表面が損なわれることを防止することができる効果が得られる。
そして、本発明によると、装備を長時間使用することによって鋼板に印加される張力に変化が生じる場合、これを感知して、常時張力が鋼板に印加されることができるように制御して、製品品質を向上させる効果が得られる。
また、本発明によると、仕上げ圧延機の間に鋼板支持手段を具備して、仕上げ圧延機内でも鋼板の垂れ下がりを防止して、製品の品質を向上させる効果が得られる。
(a)は、従来のエンドレス圧延装置を概略的に示す概略図である。(b)は、従来のエンドレス圧延装置でループ現象が発生する状態を概略的に示す概略図である。 本発明の実施形態によるエンドレス圧延装置を概略的に示す概略図である。 本発明の実施形態によるエンドレス圧延装置で張力付加手段を概略的に示す正面図である。 本発明の実施形態によるエンドレス圧延装置で張力付加手段の一部構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の実施形態によるエンドレス圧延装置で鋼板支持手段を概略的に示す正面図である。 本発明の実施形態によるエンドレス圧延装置の制御方法を概略的に示す制御フローチャートである。 本発明の実施形態によるエンドレス圧延装置の制御方法において、張力付加手段の制御方法を概略的に示す制御フローチャートである。 本発明の実施形態によるエンドレス圧延装置の制御方法において、特定状況で張力付加手段の制御方法を概略的に示す制御フローチャートである。 本発明の実施形態によるエンドレス圧延装置の制御方法において、鋼板支持手段の制御方法を概略的に示す制御フローチャートである。
本発明の特徴に対する理解を助けるために、以下で本発明の実施形態と関連したエンドレス圧延装置及びその制御方法についてさらに詳しく説明する。
以下で説明される実施形態の理解を助けるために、添付の各図面の構成要素に参照符号を付加するにあたって、同一の構成要素については、たとえ他の図面上に表示されても、可能な限り同一の符号を有することに留意する。また、本発明を説明するにあたって、関連の公知構成または機能に対する具体的な説明が本発明の要旨を曖昧にし得ると判断される場合は、その詳しい説明を省略する。
以下では、添付の図面を参照して本発明の具体的な実施形態について説明する。
図2は、本発明の実施形態によるエンドレス圧延装置を概略的に示す概略図である。
図2に示すように、本発明の実施形態によるエンドレス圧延装置は、鋼板Sを生産する連鋳機10と、上記鋼板Sが移動する前方に配置され、上記鋼板Sを圧延する圧延機30と、上記圧延機30の前方に配置され、上記鋼板Sを切断する切断機40と、上記圧延機30と上記切断機40との間に配置され、切断機40によって切断された上記圧延機30側の鋼板Sに張力を付加する張力付加手段100とを含む。
ここで、上記圧延機30は、仕上げ圧延機であり、上部圧延ロールと下部圧延ロールとを具備する圧延スタンドが複数設けられる。そして、図面番号20は、1次的に鋼板Sを圧下する組圧延機を示すものであり、図面番号50は、圧延された鋼板Sを巻き取る巻取機を示すものである。このような連鋳機10と、組圧延機20と、仕上げ圧延機30と、切断機40と、巻取機50とは、エンドレス圧延機で一般的に使用されている構成であり、その詳しい説明は省略する。
図3は、本発明の実施形態によるエンドレス圧延装置で張力付加手段を概略的に示す正面図であり、図4は、上記エンドレス圧延装置で張力付加手段の一部構成を概略的に示すブロック図である。
図3及び図4に示すように、上記張力付加手段100は、上記圧延機30と上記切断機40との間に配置され、上記切断機40によって切断された上記圧延機30側の鋼板に張力を付加して、上記鋼板Sの切断時に発生するループを防止する。
さらに具体的には、上記張力付加手段100は、図3に示すように、ベースフレーム110と、上記ベースフレーム110に回転するように配置され、上記鋼板Sの上側面を加圧する上部ロール140と下側面を加圧する下部ロール120とを具備する加圧ロールと、上記ベースフレーム110に配置され、上記加圧ロールである上部ロール140と下部ロール120とを回転させる駆動モータ130と、上記ベースフレーム110に配置され、上記上部ロール140を上記下部ロール120側に昇降移動させる昇降部150とが具備される。
そして、上記昇降部150は、上記ベースフレーム110に摺動するように設置され、上記上部ロール140を回転するように支持する上部ロール支持ブロック151と、上記ベースフレーム110に設置され、ロードが上記上部ロール支持ブロック151と連結され、上記上部ロール140を移動させる上部ロールアクチュエータ152とが具備される。ここで、上記支持ブロック151に上記上部ロール140を回転させる駆動モータ130が設置される。
このような構成により、上記アクチュエータ152が上記上部ロール140を鋼板Sの上側面に加圧して、上記鋼板Sを上記下部ロール120に密着させ、上記駆動モータ130により上部ロール140と下部ロール120とが回転して上記鋼板Sに張力を付加する。この時、上記鋼板Sが進入する速度より速く上記上部ロール140と下部ロール120とを回転させて張力を付加する。つまり、上記上部ロール140と下部ロール120との回転速度を調節して、上記鋼板Sに付加される張力を調整することができる。
また、上記上部ロール140が上記鋼板Sを一定圧力以上で加圧しなければならない。これは、上記鋼板Sに上記上部ロール140と下部ロール120との間でスリップが発生することを防止するためである。
このような動作のために、上記張力付加手段100は、図4に示すように、上記上部ロール140が上記鋼板Sを加圧する圧力を測定する圧力測定部170と、上記圧力測定部170のデータを受信して上記上部ロール140が上記鋼板Sを目標圧力まで加圧するように上記上部ロールアクチュエータ152の動作を制御する張力制御部180と、上記上部ロール140と下部ロール120とに印加されるトルク値を測定するトルク測定部160とを具備する。
そして、上記張力制御部180は、上記トルク測定部160を通じて上記上部ロール140と下部ロール120とに印加されるトルク値を受信し、上記上部ロール140と下部ロール120とのトルク値が下記の数式により導出される目標トルク値Tに収束するように上記駆動モータ130の回転速度を制御する。
<数式>
T=UT×w×t×r
ここで、Tは目標トルク値、UTは鋼板と上部ロールとの間に滑りが発生しないための必要単位引張応力、wは鋼板の幅、tは鋼板Sの厚さ、rは上部ロール140と下部ロール120との半径である。
そして、鋼板Sと上部ロールとの間に滑りが発生しないための必要単位引張応力UTは、鋼板Sの素材によって変わり、このような単位引張応力UTは、実験によって導出されることができる。例えば、上記鋼板Sが一般鋼で製造される場合、単位引張応力UTは、1.5kgf/mm2に該当する。
従って、鋼板Sの素材による単位引張応力UTと、鋼板Sの幅w、厚さt、上記上部ロール140と下部ロール120との半径r値によって上記鋼板Sに必要張力を付加するための上記上部ロール140と下部ロール120との目標トルク値を設定する。
上記張力制御部180は、上記上部ロール140と下部ロール120とのトルク値が上記上部ロール140と下部ロール120とに加圧される上記鋼板Sとの間で滑りが発生する閾トルク値より小さい場合、上記上部ロール140と下部ロール120とのトルク値が上記目標トルク値に収束するように上記目標圧力値を高めるように制御する。ここで、閾トルク値は、使用者によって設定されることができ、滑りが発生せずとも、上記鋼板に付加するための最小張力に対応して設定することもできる。
さらに具体的に、上記上部ロール140と下部ロール120との間に配置される鋼板Sと、滑らず張力を付与することができる目標圧力値を設定し、上記目標圧力値に到達するように上記上部ロール140が上記鋼板Sを加圧して、上記鋼板Sに張力を付加する。この時、滑りが発生すれば、上記上部ロール140と下部ロール120及び鋼板S間の摩擦力が減少し、上記トルク測定部160を通じて測定されるトルク値が減少するか0となる。従って、上記張力制御部180は、上記目標圧力値を既設定された値よりも大きく変更して、上記上部ロール140が鋼板Sを加圧するように動作させて、上記上部ロール140と下部ロール120とのトルク値が目標トルク値に到達するように制御する。
図5は、本発明の実施形態によるエンドレス圧延装置で鋼板支持手段を概略的に示す正面図である。
図5に示すように、上記エンドレス圧延装置の鋼板支持手段200は、上記圧延機30で複数の上記圧延スタンド間に配置され、上記鋼板Sを支持する。つまり、圧延機30では、鋼板Sを最終厚さに圧延するが、その時、最終厚さが変更されて連続的に圧延することもできる。この時、鋼板S厚さの変更は、圧延機30の圧延ロール速度の変更を意味するため、連続工程で圧延ロール速度の変更によって上記鋼板Sに瞬間的にループ現象が発生し得る。
従って、上記鋼板支持手段200は、上記圧延機30内に配置され、上記鋼板Sを支持して鋼板Sの垂れ下がりを防止するための構成である。
このような上記鋼板支持手段200は、フレーム210と、上記鋼板Sの一側面を加圧して支持する支持ロール220と、一側が上記フレーム210に固定され、他側が上記支持ロール220を回転するように支持し、上記支持ロール220を上記鋼板Sの一側面に移動させる支持ロールアクチュエータ230とで具備される。
このような構成により、図5(a)に示すように、上記支持ロールアクチュエータ230を動作して上記支持ロール220が上記鋼板Sの下側面に接触して上記鋼板Sを支持するように配置することができ、必要に応じて、図5(b)に示すように、上記支持ロール220を上記鋼板Sと離隔して配置することもできる。
もちろん、上記支持ロール220が上記鋼板Sと密着または離隔するために昇降移動する構成に限定されるものではなく、上記支持ロール220を上記鋼板S側に回動させて密着または離隔するなどの様々な機械的動作方法を適用することができる。
そして、上記鋼板支持手段200は、上記圧延機30に上記鋼板Sが進入することを感知する鋼板感知センサ(図示せず)と、上記鋼板感知センサを通じて上記鋼板Sの移動を感知すれば、上記圧延機30の下部圧延ロールと同一の高さに上記支持ロール220を移動させ、上記鋼板Sの移動がなければ、上記下部圧延ロールより低い高さに上記支持ロール220を移動させるように上記支持ロールアクチュエータ230の動作を制御する支持制御部(図示せず)とをさらに具備することができる。
また、必要に応じて、上記鋼板Sに張力を印加するために、上記支持ロール220が上記圧延機30の下部ロールより高く位置することもできる。このような上記支持ロール220の位置制御は、工程中に必要に応じて制御されることが好ましい。
さらに、上記鋼板支持手段200は、上記圧延機300でいずれか一つの圧延スタンドの上部圧延ロールが上記鋼板Sと接触しないように離隔配置される場合、上記上部圧延ロールが離隔した圧延スタンドの後方に配置されることが好ましい。従って、上記圧延機300で複数の圧延スタンドの上部圧延ロールが離隔している場合は、上部圧延ロールが離隔している圧延スタンドの各々の後方に上記鋼板支持手段200がそれぞれ配置されることもできる。
以下では、上記エンドレス圧延装置の制御方法について説明する。以下で説明する装置の構成のうち、上記で説明された構成と名称が同一の構成は、上記エンドレス圧延装置と同一の構成であるので、その説明及び図面符号は省略する。
図6は、本発明の実施形態によるエンドレス圧延装置の制御方法を概略的に示す制御フローチャートであり、図7は、上記エンドレス圧延装置の制御方法において、張力付加手段の制御方法を概略的に示す制御フローチャートであり、図8は、上記張力付加手段において、滑りが発生した時の制御方法を概略的に示す制御フローチャートである。
本発明の実施形態によるエンドレス圧延装置の制御方法は、図6に示すように、鋼板を生産する連続鋳造段階(S100)と、上記連続鋳造段階(S100)で生産された鋼板を圧延機を通じて圧延する圧延段階(S200)と、上記圧延段階(S200)で圧延された鋼板を切断機を通じて切断する切断段階(S300)と、上記切断段階(S300)で切断された上記圧延機側の鋼板に張力付加手段を通じて張力を付加する張力付加段階(S400)とを含む。ここで、上記張力付加段階(S400)は、上記鋼板を切断する前に上記鋼板に張力を印加することが好ましい。
さらに具体的に、上記張力付加段階(S400)は、図7に示すように、上記張力付加手段で上部ロールが上記鋼板を加圧する鋼板加圧段階(S410)と、上記上部ロールが上記鋼板を加圧する圧力を測定する圧力測定段階(S420)と、上記圧力測定段階(S420)で測定された圧力値が目標圧力値に収束するように上記上部ロールの移動を制御する上部ロール制御段階(S430)とを含む。
そして、上記張力付加手段で加圧ロールに印加されるトルク値を測定するトルク測定段階(S440)と、下記の数式を通じて上記加圧ロールの目標トルク値を設定する目標トルク設定段階(S450)と、上記トルク測定段階(S440)で測定されたトルク値が上記目標トルク値に収束するように上記加圧ロールの回転速度を制御する加圧ロール制御段階(S460)とを含む。
<数式>
T=UT×w×t×r
ここで、Tは目標トルク値、UTは鋼板と上部ロールとの間に滑りが発生しないための必要単位引張応力、wは鋼板の幅、tは鋼板の厚さ、rは加圧ロールの半径である。ここで、加圧ロールは、鋼板の上側面と下側面を加圧して張力を付加する上部ロールと下部ロールの両方を意味する。
さらに具体的には、上記上部ロールと下部ロールとの間に配置される鋼板と滑らずに張力が与えられる目標圧力値を設定(S410)し、上記目標圧力値に到達するように上記上部ロールが上記鋼板を加圧(S430)して鋼板が滑らないように圧力を印加し、上記鋼板に張力を付加するための目標トルク値を鋼板素材に対する単位引張応力、鋼板の幅、厚さ、加圧ロールの半径を通じて設定(S440)し、上記目標トルク値に収束するように、上記加圧ロールの回転速度を制御(S460)して、最終的に上記鋼板に張力が付加されるように制御する。
図8に示すように、上記張力付加段階(400)は、上記加圧ロールのトルク値が上記加圧ロールと上記鋼板との間に滑りが発生する閾トルク値よりも小さい場合(S470の例)、上記加圧ロールのトルク値が上記目標トルク値に収束するように上記目標圧力値を高める目標圧力変更段階(S480)をさらに含む。つまり、目標圧力値を変更(S480)し、S430段階に戻り、変更された目標圧力値に収束するように上部ロールの移動を再び制御(S430)する。
さらに具体的に、上記鋼板に滑りが発生すれば、上記加圧ロールと鋼板との間に摩擦力が減少し、上記トルク測定部を通じて測定されるトルク値が減少(S470)するか0となる。従って、上記張力制御部は、上記目標圧力値を既設定された値より大きく変更(S480)し、上記上部ロールが鋼板を加圧するように動作させて、上記加圧ロールのトルク値が目標トルク値に到達するように制御(S430)する。
このような構成により、上記鋼板に滑りが発生して鋼板に張力が伝達できない状況でも、これを判断して、再び上記鋼板に張力が印加できるように制御することができる。
図9は、本発明の実施形態によるエンドレス圧延装置の制御方法において、鋼板支持手段の制御方法を概略的に示す制御フローチャートである。
図9に示すように、上記鋼板支持手段の制御方法は、圧延機の複数の圧延スタンド間に鋼板支持手段を配置(S510)し、上記圧延機に上記鋼板が進入することを感知する鋼板進入感知段階(S520)と、上記鋼板進入感知段階(S520)で上記鋼板の移動を感知すれば(S520の例)、上記圧延機の下部圧延ロールと同一の高さに上記鋼板支持手段の支持ロールを移動させる支持位置移動段階(S540)と、上記鋼板の移動がなければ(S520のいいえ)、上記下部圧延ロールより低い高さに上記支持ロールを移動させる待機位置移動段階(S540)とを含む。
つまり、連続的に鋼板が進入するエンドレス工程中には、上記圧延機内で鋼板が垂れ下がることを防止するために上記支持ロールを上記鋼板を支持することができる位置に移動させ(S540)、それ以上鋼板が進入されないエンドレス工程が終わる段階では、上記支持ロールを上記鋼板と接触しない位置に移動(S550)させるように制御する。
また、必要に応じて、上記鋼板に張力を印加するために、上記支持ロールが上記圧延機の下部ロールより高く位置するように制御することもできる。このような上記支持ロールの位置制御は、工程中に必要に応じて制御されることが好ましい。
以上のように、本発明は、限定された実施形態と図面によって説明されたが、これに限らず、本発明が属する技術分野で通常の知識を持った者が本発明の技術思想と下記に記載する特許請求の範囲の均等範囲内で様々な修正及び変形が可能なことは言うまでもない。

Claims (16)

  1. 鋼板を生産する連鋳機と、
    前記連鋳機の後方に配置され、前記鋼板を圧延する圧延機と、
    前記圧延機の後方に配置され、前記鋼板を切断する切断機と、
    前記圧延機と前記切断機との間に配置され、前記切断機によって切断された前記圧延機側の鋼板に張力を付加する張力付加手段と、
    を含むエンドレス圧延装置。
  2. 前記張力付加手段は、
    ベースフレームと、
    前記ベースフレームに回転するように配置され、前記鋼板の上側面を加圧する上部ロールと、下側面を加圧する下部ロールとを具備する加圧ロールと、
    前記ベースフレームに配置され、前記加圧ロールを回転させる駆動モータと、
    前記ベースフレームに配置され、前記上部ロールを前記下部ロール側に昇降移動させる昇降部と、
    を具備することを特徴とする請求項1に記載のエンドレス圧延装置。
  3. 前記昇降部は、
    前記ベースフレームに摺動するように設置され、前記上部ロールを回転するように支持する上部ロール支持ブロックと、
    前記ベースフレームに設置され、ロードが前記上部ロール支持ブロックと連結して前記上部ロールを移動させる上部ロールアクチュエータと、
    を具備することを特徴とする請求項2に記載のエンドレス圧延装置。
  4. 前記昇降部は、
    前記上部ロールが前記鋼板を加圧する圧力を測定する圧力測定部と、
    前記圧力測定部のデータを受信し、前記上部ロールが前記鋼板を目標圧力値まで加圧するように前記上部ロールアクチュエータの動作を制御する張力制御部と、
    をさらに具備することを特徴とする請求項3に記載のエンドレス圧延装置。
  5. 前記張力付加手段は、
    前記加圧ロールに印加されるトルク値を測定するトルク測定部をさらに具備し、
    前記張力制御部は、前記トルク測定部を通じて前記加圧ロールに印加されるトルク値を受信し、前記加圧ロールのトルク値が下記の数式により導出される目標トルク値に収束するように前記駆動モータの回転速度を制御することを特徴とする請求項4に記載のエンドレス圧延装置。
    [数式]
    T=UT×w×t×r
    ここで、Tは目標トルク値、UTは鋼板と上部ロールとの間に滑りが発生しないための必要単位引張応力、wは鋼板の幅、tは鋼板の厚さ、rは加圧ロールの半径である。
  6. 前記張力制御部は、
    前記加圧ロールのトルク値が前記加圧ロールと前記鋼板との間に滑りが発生する閾トルク値より小さい場合、前記加圧ロールのトルク値が前記目標トルク値に収束するように前記目標圧力値を高めることを特徴とする請求項5に記載のエンドレス圧延装置。
  7. 前記圧延機は、上部圧延ロールと下部圧延ロールとを具備する圧延スタンドが複数設けられ、
    複数の前記圧延スタンド間に配置され、前記鋼板を支持する鋼板支持手段と、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載のエンドレス圧延装置。
  8. 前記鋼板支持手段は、
    フレームと、
    前記鋼板の一側面を加圧して支持する支持ロールと、
    一側が前記フレームに固定され、他側が前記支持ロールを回転するように支持し、前記支持ロールを前記鋼板の一側面に移動させる支持ロールアクチュエータと、
    を具備することを特徴とする請求項7に記載のエンドレス圧延装置。
  9. 前記鋼板支持手段は、
    前記圧延機に前記鋼板が進入することを感知する鋼板感知センサと、
    前記鋼板感知センサを通じて前記鋼板の移動を感知すれば、前記圧延機の下部圧延ロールと同一の高さに前記支持ロールを移動させ、前記鋼板の移動がなければ、前記下部圧延ロールより低い高さに前記支持ロールを移動させるように前記支持ロールアクチュエータの動作を制御する支持制御部と、
    をさらに具備することを特徴とする請求項8に記載のエンドレス圧延装置。
  10. 前記圧延機において、いずれか一つの圧延スタンドは、上部圧延ロールが前記鋼板と接触しないように離隔配置され、
    前記鋼板支持手段は、前記上部圧延ロールが離隔した圧延スタンドの後方に配置されることを特徴とする請求項7に記載のエンドレス圧延装置。
  11. 鋼板を生産する連続鋳造段階と、
    前記連続鋳造段階で生産された鋼板を圧延機を通じて圧延する圧延段階と、
    前記圧延段階で圧延された鋼板を切断機を通じて切断する切断段階と、
    前記切断段階で切断された前記圧延機側の鋼板に張力付加手段を通じて張力を付加する張力付加段階と、
    を含むエンドレス圧延装置の制御方法。
  12. 前記張力付加段階は、
    前記張力付加手段で上部ロールが前記鋼板を加圧する鋼板加圧段階と、
    前記上部ロールが前記鋼板を加圧する圧力を測定する圧力測定段階と、
    前記圧力測定段階で測定された圧力値が目標圧力値に収束するように前記上部ロールの移動を制御する上部ロール制御段階と、
    を含むことを特徴とする請求項11に記載のエンドレス圧延装置の制御方法。
  13. 前記張力付加段階は、
    前記張力付加手段で加圧ロールに印加されるトルク値を測定するトルク測定段階と、
    下記の数式により前記加圧ロールの目標トルク値を設定する目標トルク設定段階と、
    前記トルク測定段階で測定されたトルク値が前記目標トルク値に収束するように前記加圧ロールの回転速度を制御する下部ロール制御段階と、
    を含むことを特徴とする請求項12に記載のエンドレス圧延装置の制御方法。
    <数式>
    T=UT×w×t×r
    ここで、Tは目標トルク値、UTは鋼板と上部ロールとの間に滑りが発生しないための必要単位引張応力、wは鋼板の幅、tは鋼板の厚さ、rは加圧ロールの半径である。
  14. 前記張力付加段階は、
    前記加圧ロールのトルク値が前記加圧ロールと前記鋼板との間に滑りが発生する閾トルク値より小さい場合、前記加圧ロールのトルク値が前記目標トルク値に収束するように前記目標圧力値を高める目標圧力変更段階、
    をさらに含むことを特徴とする請求項13に記載のエンドレス圧延装置の制御方法。
  15. 前記圧延機は、上部圧延ロールと下部圧延ロールとを具備する圧延スタンドが複数設けられ、
    複数の前記圧延スタンド間に鋼板支持手段が配置され、前記鋼板を支持する鋼板支持段階、
    をさらに含むことを特徴とする請求項11に記載のエンドレス圧延装置の制御方法。
  16. 前記鋼板支持段階は、
    前記圧延機に前記鋼板が進入することを感知する鋼板進入感知段階と、
    前記鋼板進入感知段階で前記鋼板の移動を感知すれば、前記圧延機の下部圧延ロールと同一の高さに前記鋼板支持手段の支持ロールを移動させる支持位置移動段階と、
    前記鋼板の移動がなければ、前記下部圧延ロールより低い高さに前記支持ロールを移動させる待機位置移動段階と、
    を含むことを特徴とする請求項15に記載のエンドレス圧延装置の制御方法。
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