JP6196251B2 - ロールフレーム回転装置 - Google Patents

ロールフレーム回転装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6196251B2
JP6196251B2 JP2015045694A JP2015045694A JP6196251B2 JP 6196251 B2 JP6196251 B2 JP 6196251B2 JP 2015045694 A JP2015045694 A JP 2015045694A JP 2015045694 A JP2015045694 A JP 2015045694A JP 6196251 B2 JP6196251 B2 JP 6196251B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll frame
rotation
roll
electric
rotating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015045694A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016165734A (ja
Inventor
健 三浦
健 三浦
鈴木 康雄
康雄 鈴木
龍介 輪湖
龍介 輪湖
芳綱 佐々木
芳綱 佐々木
敏宏 内田
敏宏 内田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP2015045694A priority Critical patent/JP6196251B2/ja
Publication of JP2016165734A publication Critical patent/JP2016165734A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6196251B2 publication Critical patent/JP6196251B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)

Description

本発明は、例えば矯正機に設けられた矯正ロールで厚板鋼板を矯正する場合に、その矯正ロールを支持しているロールフレームを回転するためのロールフレーム回転装置に関し、特に重量が100t程度の大型ロールフレームの回転に好適なものである。
矯正ロールは、例えば圧延で生じた鋼板の反りや曲がりを矯正するものであり、例えば厚板製造ラインに配置された矯正機では複数の矯正ロールを鋼板の搬送(通板ともいう)ラインの上下に千鳥状に配置し、それらの矯正ロール間に鋼板を送給して繰り返し圧下を加えることで鋼板の矯正を行う。これらの矯正ロールは、例えば下記特許文献1に記載されるように、上下列の矯正ロールの間隔や個々の矯正ロールの位置を調整するために、上列の矯正ロールは鋼板搬送ラインの上側に配置された上側ロールフレームに支持され、下列の矯正ロールは鋼板搬送ラインの下側に配置された下側ロールフレームに支持されている。ちなみに、矯正機では、上列の矯正ロールは上側ロールフレームの下端部に配列され、下列の矯正ロールは下側ロールフレームの上端部に配列されている。また、各矯正ロールにはバックアップローラが圧下方向と反対側に接触しており、これらのバックアップローラによって矯正ロールの撓みや変形が抑制されている。
特開2013−220440号公報
ところで、矯正ロールは鋼板に接触するために摩耗などの損耗が生じ、損耗が進行すると矯正ロールを交換する必要がある。この矯正ロールの交換の際、現有の矯正機では、特に上列の矯正ロールを支持している上側ロールフレームを、例えば鋼板搬送方向と直交する方向に引き出す。その状態では、上列の矯正ロールは上側ロールフレームの下端部に配列されていて交換しにくいので、上側ロールフレームを半回転(反転)しなければならない。この現有の矯正機の上側ロールフレームは、搭載される矯正ロールやその他の機器を含めて100tもの重量があり、この重量ロールフレームを、現状では天井クレーンで吊りながらオペレータがロールフレーム近傍に介入して回転している。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、オペレータがロールフレーム近傍に介入することなく、重量の大きなロールフレームでも滑らかに回転することが可能なロールフレーム回転装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の一態様によれば、鋼板を矯正するための矯正ロールが支持されたロールフレームを回転させるために演算処理機能を有する演算処理装置を用いて構成されるロールフレーム回転装置であって、ロールフレームの重心点を通る又はロールフレームの重心点の近傍を通るようにしてロールフレームに設けられた回転軸と、回転軸を水平に支持する支持台と、電動モータで駆動され且つロールフレームの回転軸を挟んでロールフレームの両側に対向するように配置された2つの電動ウインチと、ロールフレームのうち、回転軸を挟んで電動ウインチの夫々が配置された側と反対側の周壁部と回転軸を挟んだ反対側の電動ウインチとの間を連結する索条と、演算処理装置内に設けられ、ロールフレームを回転させる際に2つの電動ウインチのうちの何れか一方の電動モータをトルク一定で回転制御するトルク一定制御部と、演算処理装置内に設けられ、ロールフレームを回転させる際に2つの電動ウインチのうちの何れか他方の電動モータを回転速度一定で回転制御する回転速度一定制御部とを備えたロールフレーム回転装置が提供される。
本発明によれば、オペレータがロールフレーム近傍に介入することなく、重量の大きなロールフレームも滑らかに回転させることができる。
本発明のロールフレーム回転装置が適用された厚板製造ラインの一実施形態を示す概略構成図である。 図1の厚板製造ラインに配置された矯正機の正面図である。 図2の矯正機における矯正ロール及びバックアップロールの構成図である。 図3の矯正ロール及びバックアップロールの一部正面図である。 図2の上側ロールフレームを回転するロールフレーム回転装置の説明図である。 図5の演算処理装置で行われる演算処理のフローチャートである。 図6の演算処理の作用の説明図である。 従来のロールフレーム回転作業の説明図である。
以下に示す実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
以下、本発明の実施形態に係るロールフレーム回転装置について図面を参照しながら説明する。この実施形態のロールフレーム回転装置は、例えば図1に例示する厚板製造ラインに用いられる。図1に例示する厚板製造ラインでは、鋼板は、圧延機で往復圧延される場合を除き、原則的に、図の右から左に搬送(通板)される。この厚板製造ラインでは、連続加熱炉21で加熱された鋼板(スラブ)は、熱間デスケーリング装置22で表面のスケールが除去された後、圧延機23で圧延される。圧延機23は、予め設定された圧延スケジュールに従って鋼板Sを所定の板厚まで圧延する。圧延後の鋼板は直近急冷設備24で急冷された後、矯正され、更に加速冷却装置26で冷却された後、矯正機27で矯正される。矯正は、圧延で厚板鋼板に生じた反りや曲がりを修正する。
図2は、矯正機27の概略正面図、図3は、図2の矯正機27における矯正ロール1及びバックアップロール28の構成図、図4は、図3の矯正ロール1及びバックアップロール28の一部正面図である。矯正ロール1は、鋼板Sの搬送(通板)ラインを挟んで上列と下列に配列され、上列矯正ロール1と下列矯正ロール1は互いに千鳥状に配置されている。この千鳥状の矯正ロール1間を鋼板Sは蛇行し、この蛇行によって鋼板Sの反りや曲がりが矯正される。また、鋼板Sの蛇行量は、矯正機27の入側より出側の方が小さく設定されている。また、この実施形態では、各矯正ロール1は、矯正ロール1の軸線からオフセットされた2列のバックアップロール28と接触しており、これらのバックアップロール28によって矯正ロール1の撓みや変形が抑制される。これらの矯正ロール1は、1つの電動モータ29の駆動力で駆動される。電動モータ29の駆動力は減速機30で複数に分岐減速された後、更にピニオンスタンド31で分岐減速されて矯正ロール1を駆動する。
この実施形態の矯正機27では、上列の矯正ロール1は上側ロールフレーム2にバックアップロールなどと共に支持されている。この上側ロールフレーム2は、矯正機27に対し、図2の紙面垂直方向手前側に引き出し可能であり、その方向に引き出してから上列の矯正ロール1の交換を行う。図2から明らかなように、上列の矯正ロール1は、上側ロールフレーム2の下端部に配列されているので、そのままでは上列の矯正ロール1を交換しにくい。そこで、この実施形態では、図5に示すロールフレーム回転装置を用いて上側ロールフレーム2を半回転(反転)し、矯正ロール1の交換後、上側ロールフレーム2を逆方向に半回転(戻し)して矯正機27に戻す。なお、図5aは、ロールフレーム回転装置の左側面図、図5bは、ロールフレーム回転装置の正面図である。
このロールフレーム回転装置は、矯正ロール1などの搭載物を含めた上側ロールフレーム2の重心点を通る又はその重心点の近傍を通るようにして上側ロールフレーム2に回転軸3を設け、上側ロールフレーム2を矯正機27から引き出した後、この回転軸3を支持台4で水平又はほぼ水平に支持する。また、支持台4と共通する座部5には、上側ロールフレーム2の回転軸3を挟んでロールフレーム2の両側に対向するように2つの電動ウインチ6、7が配置されている。これらの電動ウインチ6、7は、何れも電動モータ8、9で駆動されるものである。そして、これらの電動ウインチ6、7の夫々を、各電動ウインチ6、7が配置されている側と回転軸3を挟んだ反対側のロールフレーム2の外周面とワイヤー(索条)10で連結する。なお、支持台4には、例えばロールフレーム2の回転軸3の回転を規制するために、遠隔操作によって作動する遠隔ロック装置11が設けられている。この遠隔ロック装置11は、オペレータによる遠隔操作によってロールフレーム2の回転軸3の回転を規制したり、その規制を解除したりすることができる。また、遠隔ロック装置11の作動は、後述する演算処理装置によって自動的に行われるようにしてもよい。
各電動ウインチ6、7の電動モータ8、9は、プログラマブルロジックコントローラなどの演算処理機能を有する演算処理装置12によって回転状態が制御される。これらの電動ウインチ6、7の電動モータ8、9のうち、一方の電動ウインチ6の電動モータ8には、そのトルクを検出するための電流センサ13が設けられている。また、他方の電動ウインチ7の電動モータ9には、その回転速度を検出するためのパルスジェネレータなどの回転速度センサ14が設けられている。そして、演算処理装置12では、電流センサ13や回転速度センサ14の出力を読込み、図6の演算処理に従って、各電動ウインチ6、7の電動モータ8、9の回転状態を制御する。なお、この実施形態では、上側ロールフレーム2の下端部に上列の矯正ロール1が配列している状態から上側ロールフレーム2を反転する方向を電動モータ8、9の正回転、逆方向への回転を電動モータ8、9の逆回転と定義する。
図6の演算処理は、例えばオペレータによる矯正ロール交換入力で起動し、まずステップS1で、オペレータによる正回転(反転)指令があるか否かを判定し、正回転指令がある場合にはステップS2に移行し、そうでない場合には待機する。
ステップS2では、遠隔ロック装置11による遠隔ロックが解除されているか否かを判定し、遠隔ロックが解除されている場合にはステップS3に移行し、そうでない場合にはステップ4に移行する。
ステップS4では、オペレータに対し、遠隔ロック解除信号を出力してからステップS2に移行する。なお、この遠隔ロック解除信号は、遠隔ロック装置11に向けて直接的に出力するようにしてもよい。
ステップS3では、何れか一方の電動ウインチ6の電動モータ8をトルク一定で正回転方向に制御すると共に、何れか他方の電動ウインチ7の電動モータ9を回転速度一定で正回転方向に制御する。
次にステップS5に移行して、オペレータによる停止指令があるか否かを判定し、停止指令がある場合にはステップS6に移行し、そうでない場合にはステップS3に移行する。
ステップS6では、2つの電動ウインチ6、7の電動モータ8、9を共に停止(回転規制)制御する。
次にステップS7に移行して、遠隔ロック装置11による遠隔ロックが実行されているか否かを判定し、遠隔ロックが実行されている場合にはステップS8に移行し、そうでない場合にはステップS9に移行する。
ステップS9では、オペレータに対し、遠隔ロック実行信号を出力してからステップS7に移行する。なお、この遠隔ロック実行信号は、遠隔ロック装置11に向けて直接的に出力するようにしてもよい。
ステップS8では、オペレータによる逆回転(戻し)指令があるか否かを判定し、逆回転指令がある場合にはステップS10に移行し、そうでない場合には待機する。
ステップS10では、遠隔ロック装置11による遠隔ロックが解除されているか否かを判定し、遠隔ロックが解除されている場合にはステップS11に移行し、そうでない場合にはステップ12に移行する。
ステップS12では、オペレータに対し、遠隔ロック解除信号を出力してからステップS10に移行する。なお、この遠隔ロック解除信号は、遠隔ロック装置11に向けて直接的に出力するようにしてもよい。
ステップS11では、何れか一方の電動ウインチ6の電動モータ8をトルク一定で逆回転方向に制御すると共に、何れか他方の電動ウインチ7の電動モータ9を回転速度一定で逆回転方向に制御する。
次にステップS13に移行して、オペレータによる停止指令があるか否かを判定し、停止指令がある場合にはステップS14に移行し、そうでない場合にはステップS11に移行する。
ステップS14では、2つの電動ウインチ6、7の電動モータ8、9を共に停止(回転規制)制御する。
次にステップS15に移行して、遠隔ロック装置11による遠隔ロックが実行されているか否かを判定し、遠隔ロックが実行されている場合には復帰し、そうでない場合にはステップS16に移行する。
ステップS16では、オペレータに対し、遠隔ロック実行信号を出力してからステップS15に移行する。なお、この遠隔ロック実行信号は、遠隔ロック装置11に向けて直接的に出力するようにしてもよい。
この演算処理によれば、矯正機27から図2の紙面垂直方向手前側に引き出された上側ロールフレーム2の回転軸3を支持台4で水平又はほぼ水平状状態で回転自在に支持し、2つの電動ウインチ6、7の夫々と回転軸3を挟んだ反対側のロールフレーム2の外周面とをワイヤー10で連結した後、遠隔ロック装置11による回転軸3の遠隔ロックが解除されている状態で、オペレータが正回転指令を入力すると、一方の電動ウインチ6の電動モータ8がトルク一定で正回転方向に制御されると共に、他方の電動ウインチ7の電動モータ9が回転速度一定で正回転方向に制御される。このため、上側ロールフレーム2は上列の矯正ロール1が上側になるように反転される。その状態で、オペレータが停止指令を入力すると2つの電動ウインチ6、7の電動モータ8、9が停止されるので、上側ロールフレーム2は上列の矯正ロール1が上側になった状態で停止する。そして、遠隔ロック装置11で回転軸3を遠隔ロックした状態で上列の矯正ロール1を交換することが可能となる。
上列の矯正ロール1の交換が完了したら、遠隔ロック装置11による回転軸3の遠隔ロックが解除されている状態で、オペレータが逆回転指令を入力すると、一方の電動ウインチ6の電動モータ8がトルク一定で逆回転方向に制御されると共に、他方の電動ウインチ7の電動モータ9が回転速度一定で逆回転方向に制御される。このため、上側ロールフレーム2は上列の矯正ロール1が下側になるように戻される。その状態で、オペレータが停止指令を入力すると2つの電動ウインチ6、7の電動モータ8、9が停止されるので、上側ロールフレーム2は上列の矯正ロール1が下側になった状態で停止する。そして、遠隔ロック装置11で回転軸を遠隔ロックしてロールフレーム2の回転作業が完了する。
この制御の態様を概念的に表すと図7のようになる。この図は、回転軸3が上側ロールフレーム2の重心点と少しずれているものとして強調して描かれている。例えば2つの電動ウインチ6、7のうち、一方の電動ウインチ6の電動モータ8が上側ロールフレーム2を回転するトルクを担い且つ他方の電動ウインチ7の電動モータ9が上側ロールフレーム2の回転速度制御を担っていると考えた場合、例えば回転軸3からずれている上側ロールフレーム2の重心点が回転軸3の真上になるまでの間、車両が坂道を上るのと同様に、一方の電動ウインチ6の電動モータ8のトルク負荷は大きく、回転速度を制御するための他方の電動ウインチ7の電動モータ9の回転速度は小さい。また、回転軸3からずれている上側ロールフレーム2の重心点が回転軸3の真上を通過した後は、車両が坂道を下るのと同様に、一方の電動ウインチ6の電動モータ8のトルク負荷は小さく、回転速度を制御するための他方の電動ウインチ7の電動モータ9の回転速度は大きい。この傾向は、回転軸3と上側ロールフレーム2の重心点とのずれ量が大きいほど、山が高くなるように大きくなる。
これを、上側ロールフレーム2の回転軸3を挟んで対向配置した2つの電動ウインチ6、7の電動モータ8、9の夫々に分担し、一方の電動ウインチ6の電動モータ8のトルクを一定とし、他方の電動ウインチ7の電動モータ9の回転速度を一定とすることで、仮に、上側ロールフレーム2の重心点が回転軸3からずれていても、上側ロールフレーム2を回転速度一定で滑らかに回転させることができる。もし、これを1つの電動ウインチの電動モータに対し、回転速度が一定で且つトルクが一定となるように回転状態を制御しようとすると、ハンチングなどの問題が生じ易い。また、従来は、図8に示すように、上側ロールフレーム2を天井クレーンCで吊りながら、オペレータがジャッキJを上側ロールフレーム2の下に挿抜するなどしてロールフレーム近傍に介入していた。これに対し、この実施形態のロールフレーム回転装置であれば、オペレータがロールフレームの近傍に介入する必要は全くない。
このように、この実施形態のロールフレーム回転装置では、ロールフレーム2の重心点を通る又は重心点の近傍を通る回転軸3をロールフレーム2に設け、この回転軸3を支持台4で水平又はほぼ水平状態で回転自在に支持する。そして、ロールフレーム2の外周面と2つの電動ウインチ6、7をワイヤー10で連結し、何れか一方の電動ウインチ6の電動モータ8をトルク一定で回転制御し、且つ何れか他方の電動ウインチ7の電動モータ9を回転速度一定で回転制御することにより、オペレータがロールフレーム2の近傍に介入することなく、重量の大きいロールフレーム2も滑らかに回転することができる。
また、2つの電動ウインチ6、7をロールフレーム2の回転軸3を挟んでロールフレーム2の両側に対向配置し、回転軸3を挟んで電動ウインチ6、7の夫々が配置された側と反対側のロールフレーム2の周壁部と回転軸3を挟んだ反対側の電動ウインチ6、7との間をワイヤー10で連結する。これにより、ロールフレーム2を正方向に180°、逆方向に180°、往復回転することができ、ロールフレーム2の回転制御及び矯正ロール1の交換作業を容易にすることができる。
また、支持台4に、回転軸3の回転を規制する遠隔ロック装置11を設けたことにより、遠隔操作によって回転軸3、即ちロールフレーム2の回転を規制したり、その規制を解除したりすることができる。
本発明がここに記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に記載された発明特定事項によってのみ定められるものである。
1 矯正ロール
2 ロールフレーム
3 回転軸
4 支持台
5 座部
6 電動ウインチ
7 電動ウインチ
8 電動モータ
9 電動モータ
10 ワイヤー(索条)
11 遠隔ロック装置
12 演算処理装置
13 電流センサ
14 回転速度センサ
S 鋼板

Claims (3)

  1. 鋼板を矯正するための矯正ロールが支持されたロールフレームを回転させるために演算処理機能を有する演算処理装置を用いて構成されるロールフレーム回転装置であって、
    前記ロールフレームの重心点を通る又は前記ロールフレームの重心点の近傍を通るようにして前記ロールフレームに設けられた回転軸と、
    前記回転軸を水平に支持する支持台と、
    電動モータで駆動され且つ前記回転軸を挟んで前記ロールフレームの両側に対向するように配置された2つの電動ウインチと、
    前記ロールフレームのうち、前記回転軸を挟んで前記電動ウインチの夫々が配置された側と反対側の周壁部と前記回転軸を挟んだ反対側の電動ウインチとの間を連結する索条と、
    前記演算処理装置内に設けられ、前記ロールフレームを回転させる際に前記2つの電動ウインチのうちの何れか一方の電動モータをトルク一定で回転制御するトルク一定制御部と、
    前記演算処理装置内に設けられ、前記ロールフレームを回転させる際に前記2つの電動ウインチのうちの何れか他方の電動モータを回転速度一定で回転制御する回転速度一定制御部と
    を備えたことを特徴とするロールフレーム回転装置。
  2. 前記支持台に設けられ、前記回転軸の回転を遠隔操作によって規制する遠隔ロック装置
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のロールフレーム回転装置。
  3. 前記ロールフレームを予め設定された方向に半回転させた後、前記予め設定された方向と反対方向に半回転させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のロールフレーム回転装置。
JP2015045694A 2015-03-09 2015-03-09 ロールフレーム回転装置 Active JP6196251B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015045694A JP6196251B2 (ja) 2015-03-09 2015-03-09 ロールフレーム回転装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015045694A JP6196251B2 (ja) 2015-03-09 2015-03-09 ロールフレーム回転装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016165734A JP2016165734A (ja) 2016-09-15
JP6196251B2 true JP6196251B2 (ja) 2017-09-13

Family

ID=56897882

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015045694A Active JP6196251B2 (ja) 2015-03-09 2015-03-09 ロールフレーム回転装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6196251B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108311868A (zh) * 2018-04-14 2018-07-24 浙江双鸟机械有限公司 手动葫芦墙板与支撑杆的专用压装模具

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54118374A (en) * 1978-03-08 1979-09-13 Sumitomo Metal Ind Ltd Roller frame converter for leveler
JPS60181212U (ja) * 1984-05-15 1985-12-02 石川島播磨重工業株式会社 テンシヨンレベラのロ−ル交換装置
JPH0616387A (ja) * 1992-06-30 1994-01-25 Kobayashi Hansou Kiki:Kk クレーン吊下げ形重量物反転装置
JP3323786B2 (ja) * 1997-09-24 2002-09-09 株式会社神戸製鋼所 ローラレベラのロールユニット交換装置
JP5542907B2 (ja) * 2009-03-20 2014-07-09 シーメンス ヴェ メタルス テクノロジーズ エスアーエス 平坦化ユニットを転回させるための装置及び前記装置と係合する平坦化ユニット
JP2013220440A (ja) * 2012-04-16 2013-10-28 Nippon Steel & Sumikin Engineering Co Ltd 矯正機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016165734A (ja) 2016-09-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101331117B1 (ko) 차량용 플렉시블 플랫 케이블의 제조장치
JP5449192B2 (ja) ドラム剪断装置
JP6269608B2 (ja) H形鋼フランジ直角度矯正装置
JP6196251B2 (ja) ロールフレーム回転装置
JP6593239B2 (ja) 形状矯正装置及び形状矯正方法
KR102215843B1 (ko) 강판 코일 외경모서리 보호재 제조장치
JP2013119091A (ja) 粗圧延機におけるシートバーセンタリング制御方法および粗圧延機
KR101277948B1 (ko) 롤 처리장치
CN110418682A (zh) 辊式矫直机和用于运行这种辊式矫直机的方法
KR100788881B1 (ko) 이중 압연 장치 및 그 방법
KR101424475B1 (ko) 압연기용 이송장치 및 그 제어방법
JP4595388B2 (ja) 鋼板の蛇行防止方法およびルーパ設備
JPS58202907A (ja) 厚板圧延設備
JP2008006491A (ja) レベリングロールのスリップ疵防止方法およびレベラー
JP3947416B2 (ja) 金属板の圧延に於ける反り防止方法
KR101309981B1 (ko) 판재 터닝장치
JP2008284586A (ja) ルーパ装置の張力制御装置
JP4910387B2 (ja) 圧延材の保持装置およびそれを備えた熱間圧延設備
JP4412277B2 (ja) 厚板圧延機の転回テーブル
JP7302294B2 (ja) ブライドルロール、冷間圧延装置、及び冷間圧延方法
KR20130023683A (ko) 압연제품용 권취장치 및 그 제어방법
JP2009274111A (ja) 圧延材の製造方法
KR101225777B1 (ko) 소재 가이드 장치
KR20130023710A (ko) 슬라브 공랭 대기 장치
KR101204836B1 (ko) 소재 이송장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161006

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170714

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170725

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170817

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6196251

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250