JP6196251B2 - ロールフレーム回転装置 - Google Patents
ロールフレーム回転装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6196251B2 JP6196251B2 JP2015045694A JP2015045694A JP6196251B2 JP 6196251 B2 JP6196251 B2 JP 6196251B2 JP 2015045694 A JP2015045694 A JP 2015045694A JP 2015045694 A JP2015045694 A JP 2015045694A JP 6196251 B2 JP6196251 B2 JP 6196251B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roll frame
- rotation
- roll
- electric
- rotating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Straightening Metal Sheet-Like Bodies (AREA)
Description
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、オペレータがロールフレーム近傍に介入することなく、重量の大きなロールフレームでも滑らかに回転することが可能なロールフレーム回転装置を提供することを目的とするものである。
以下、本発明の実施形態に係るロールフレーム回転装置について図面を参照しながら説明する。この実施形態のロールフレーム回転装置は、例えば図1に例示する厚板製造ラインに用いられる。図1に例示する厚板製造ラインでは、鋼板は、圧延機で往復圧延される場合を除き、原則的に、図の右から左に搬送(通板)される。この厚板製造ラインでは、連続加熱炉21で加熱された鋼板(スラブ)は、熱間デスケーリング装置22で表面のスケールが除去された後、圧延機23で圧延される。圧延機23は、予め設定された圧延スケジュールに従って鋼板Sを所定の板厚まで圧延する。圧延後の鋼板は直近急冷設備24で急冷された後、矯正され、更に加速冷却装置26で冷却された後、矯正機27で矯正される。矯正は、圧延で厚板鋼板に生じた反りや曲がりを修正する。
ステップS2では、遠隔ロック装置11による遠隔ロックが解除されているか否かを判定し、遠隔ロックが解除されている場合にはステップS3に移行し、そうでない場合にはステップ4に移行する。
ステップS3では、何れか一方の電動ウインチ6の電動モータ8をトルク一定で正回転方向に制御すると共に、何れか他方の電動ウインチ7の電動モータ9を回転速度一定で正回転方向に制御する。
ステップS6では、2つの電動ウインチ6、7の電動モータ8、9を共に停止(回転規制)制御する。
次にステップS7に移行して、遠隔ロック装置11による遠隔ロックが実行されているか否かを判定し、遠隔ロックが実行されている場合にはステップS8に移行し、そうでない場合にはステップS9に移行する。
ステップS9では、オペレータに対し、遠隔ロック実行信号を出力してからステップS7に移行する。なお、この遠隔ロック実行信号は、遠隔ロック装置11に向けて直接的に出力するようにしてもよい。
ステップS10では、遠隔ロック装置11による遠隔ロックが解除されているか否かを判定し、遠隔ロックが解除されている場合にはステップS11に移行し、そうでない場合にはステップ12に移行する。
ステップS11では、何れか一方の電動ウインチ6の電動モータ8をトルク一定で逆回転方向に制御すると共に、何れか他方の電動ウインチ7の電動モータ9を回転速度一定で逆回転方向に制御する。
ステップS14では、2つの電動ウインチ6、7の電動モータ8、9を共に停止(回転規制)制御する。
次にステップS15に移行して、遠隔ロック装置11による遠隔ロックが実行されているか否かを判定し、遠隔ロックが実行されている場合には復帰し、そうでない場合にはステップS16に移行する。
ステップS16では、オペレータに対し、遠隔ロック実行信号を出力してからステップS15に移行する。なお、この遠隔ロック実行信号は、遠隔ロック装置11に向けて直接的に出力するようにしてもよい。
本発明がここに記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に記載された発明特定事項によってのみ定められるものである。
2 ロールフレーム
3 回転軸
4 支持台
5 座部
6 電動ウインチ
7 電動ウインチ
8 電動モータ
9 電動モータ
10 ワイヤー(索条)
11 遠隔ロック装置
12 演算処理装置
13 電流センサ
14 回転速度センサ
S 鋼板
Claims (3)
- 鋼板を矯正するための矯正ロールが支持されたロールフレームを回転させるために演算処理機能を有する演算処理装置を用いて構成されるロールフレーム回転装置であって、
前記ロールフレームの重心点を通る又は前記ロールフレームの重心点の近傍を通るようにして前記ロールフレームに設けられた回転軸と、
前記回転軸を水平に支持する支持台と、
電動モータで駆動され且つ前記回転軸を挟んで前記ロールフレームの両側に対向するように配置された2つの電動ウインチと、
前記ロールフレームのうち、前記回転軸を挟んで前記電動ウインチの夫々が配置された側と反対側の周壁部と前記回転軸を挟んだ反対側の電動ウインチとの間を連結する索条と、
前記演算処理装置内に設けられ、前記ロールフレームを回転させる際に前記2つの電動ウインチのうちの何れか一方の電動モータをトルク一定で回転制御するトルク一定制御部と、
前記演算処理装置内に設けられ、前記ロールフレームを回転させる際に前記2つの電動ウインチのうちの何れか他方の電動モータを回転速度一定で回転制御する回転速度一定制御部と
を備えたことを特徴とするロールフレーム回転装置。 - 前記支持台に設けられ、前記回転軸の回転を遠隔操作によって規制する遠隔ロック装置
を備えたことを特徴とする請求項1に記載のロールフレーム回転装置。 - 前記ロールフレームを予め設定された方向に半回転させた後、前記予め設定された方向と反対方向に半回転させる
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のロールフレーム回転装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015045694A JP6196251B2 (ja) | 2015-03-09 | 2015-03-09 | ロールフレーム回転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015045694A JP6196251B2 (ja) | 2015-03-09 | 2015-03-09 | ロールフレーム回転装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016165734A JP2016165734A (ja) | 2016-09-15 |
JP6196251B2 true JP6196251B2 (ja) | 2017-09-13 |
Family
ID=56897882
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015045694A Active JP6196251B2 (ja) | 2015-03-09 | 2015-03-09 | ロールフレーム回転装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6196251B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108311868A (zh) * | 2018-04-14 | 2018-07-24 | 浙江双鸟机械有限公司 | 手动葫芦墙板与支撑杆的专用压装模具 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54118374A (en) * | 1978-03-08 | 1979-09-13 | Sumitomo Metal Ind Ltd | Roller frame converter for leveler |
JPS60181212U (ja) * | 1984-05-15 | 1985-12-02 | 石川島播磨重工業株式会社 | テンシヨンレベラのロ−ル交換装置 |
JPH0616387A (ja) * | 1992-06-30 | 1994-01-25 | Kobayashi Hansou Kiki:Kk | クレーン吊下げ形重量物反転装置 |
JP3323786B2 (ja) * | 1997-09-24 | 2002-09-09 | 株式会社神戸製鋼所 | ローラレベラのロールユニット交換装置 |
JP5542907B2 (ja) * | 2009-03-20 | 2014-07-09 | シーメンス ヴェ メタルス テクノロジーズ エスアーエス | 平坦化ユニットを転回させるための装置及び前記装置と係合する平坦化ユニット |
JP2013220440A (ja) * | 2012-04-16 | 2013-10-28 | Nippon Steel & Sumikin Engineering Co Ltd | 矯正機 |
-
2015
- 2015-03-09 JP JP2015045694A patent/JP6196251B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016165734A (ja) | 2016-09-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101331117B1 (ko) | 차량용 플렉시블 플랫 케이블의 제조장치 | |
JP5449192B2 (ja) | ドラム剪断装置 | |
JP6269608B2 (ja) | H形鋼フランジ直角度矯正装置 | |
JP6196251B2 (ja) | ロールフレーム回転装置 | |
JP6593239B2 (ja) | 形状矯正装置及び形状矯正方法 | |
KR102215843B1 (ko) | 강판 코일 외경모서리 보호재 제조장치 | |
JP2013119091A (ja) | 粗圧延機におけるシートバーセンタリング制御方法および粗圧延機 | |
KR101277948B1 (ko) | 롤 처리장치 | |
CN110418682A (zh) | 辊式矫直机和用于运行这种辊式矫直机的方法 | |
KR100788881B1 (ko) | 이중 압연 장치 및 그 방법 | |
KR101424475B1 (ko) | 압연기용 이송장치 및 그 제어방법 | |
JP4595388B2 (ja) | 鋼板の蛇行防止方法およびルーパ設備 | |
JPS58202907A (ja) | 厚板圧延設備 | |
JP2008006491A (ja) | レベリングロールのスリップ疵防止方法およびレベラー | |
JP3947416B2 (ja) | 金属板の圧延に於ける反り防止方法 | |
KR101309981B1 (ko) | 판재 터닝장치 | |
JP2008284586A (ja) | ルーパ装置の張力制御装置 | |
JP4910387B2 (ja) | 圧延材の保持装置およびそれを備えた熱間圧延設備 | |
JP4412277B2 (ja) | 厚板圧延機の転回テーブル | |
JP7302294B2 (ja) | ブライドルロール、冷間圧延装置、及び冷間圧延方法 | |
KR20130023683A (ko) | 압연제품용 권취장치 및 그 제어방법 | |
JP2009274111A (ja) | 圧延材の製造方法 | |
KR101225777B1 (ko) | 소재 가이드 장치 | |
KR20130023710A (ko) | 슬라브 공랭 대기 장치 | |
KR101204836B1 (ko) | 소재 이송장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20161006 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170714 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170725 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170817 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6196251 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |