JPH08187506A - 薄肉鋳片用連続鋳造圧延設備及びブライドルロール - Google Patents
薄肉鋳片用連続鋳造圧延設備及びブライドルロールInfo
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- B21B39/08—Braking or tensioning arrangements
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- B21B1/46—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling metal immediately subsequent to continuous casting
- B21B1/463—Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling metal immediately subsequent to continuous casting in a continuous process, i.e. the cast not being cut before rolling
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- B21B45/004—Heating the product
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- B21B39/00—Arrangements for moving, supporting, or positioning work, or controlling its movement, combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
- B21B39/008—Rollers for roller conveyors
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metal Rolling (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
- Control Of Metal Rolling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 蛇行のない安定した圧延を実現することがで
きる薄肉鋳片用連続鋳造圧延設備と、それに使用する最
適の性質を有するブライドルロールを提供することを目
的とする。 【構成】 連続鋳造機で鋳造され送り出された薄肉鋳片
を水平方向に移動させながら圧延機にて圧延した後巻取
機にて巻き取るようにした薄肉鋳片用連続鋳造設備にお
いて、前記圧延機の上流側に、雰囲気制御された高温環
境下で鋳片に張力を付与し、ステアリング機構を有する
するブライドル装置を配設する。
きる薄肉鋳片用連続鋳造圧延設備と、それに使用する最
適の性質を有するブライドルロールを提供することを目
的とする。 【構成】 連続鋳造機で鋳造され送り出された薄肉鋳片
を水平方向に移動させながら圧延機にて圧延した後巻取
機にて巻き取るようにした薄肉鋳片用連続鋳造設備にお
いて、前記圧延機の上流側に、雰囲気制御された高温環
境下で鋳片に張力を付与し、ステアリング機構を有する
するブライドル装置を配設する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、薄肉鋳片用連続鋳造圧
延設備及びそれに使用するブライドルロールに関するも
ので、特に、双ロール連続鋳造機により鋳造された高温
薄肉鋳片を安定した状態で圧延することを可能とする連
続鋳造圧延設備及びそのブライドルロールに係る。
延設備及びそれに使用するブライドルロールに関するも
ので、特に、双ロール連続鋳造機により鋳造された高温
薄肉鋳片を安定した状態で圧延することを可能とする連
続鋳造圧延設備及びそのブライドルロールに係る。
【０００２】
【従来の技術】通常、連続熱間圧延ラインにおける粗圧
延及び仕上圧延に際しては、鋳片或いはスラブは無張力
の状態で圧延機に噛み込まれるが、これら被圧延材は圧
延機のセンターから外れて圧延されると、片側が大きく
伸び、圧延機の出側で一方に偏り、ラインアウトするお
それがあるため、圧延機入側の通板テーブルの両側にサ
イドガイド又はガイドロールを設け、これによって被圧
延材を圧延機中心に案内誘導している。
延及び仕上圧延に際しては、鋳片或いはスラブは無張力
の状態で圧延機に噛み込まれるが、これら被圧延材は圧
延機のセンターから外れて圧延されると、片側が大きく
伸び、圧延機の出側で一方に偏り、ラインアウトするお
それがあるため、圧延機入側の通板テーブルの両側にサ
イドガイド又はガイドロールを設け、これによって被圧
延材を圧延機中心に案内誘導している。
【０００３】このような連続熱間圧延ラインにおけるガ
イド手段は、被圧延材の先端を誘導する働きと、圧延機
において板幅方向の温度ムラ等で片伸びした時などに発
生する入側鋳片の蛇行現象を抑える働きがある。
イド手段は、被圧延材の先端を誘導する働きと、圧延機
において板幅方向の温度ムラ等で片伸びした時などに発
生する入側鋳片の蛇行現象を抑える働きがある。
【０００４】しかして、近年、直接薄肉（２〜６mm厚）
鋳片を鋳造する双ロール連続鋳造方法が提案されてきて
いるが、この方法においては、例えば、特開平１−１６
６８６５号公報にも示すように、双ロール鋳型から垂直
方向に引き出された薄肉鋳片を水平方向に姿勢を変えて
これをピンチロールを経て圧延機にて圧下した後、巻取
機にて巻き取るラインが提案されている。
鋳片を鋳造する双ロール連続鋳造方法が提案されてきて
いるが、この方法においては、例えば、特開平１−１６
６８６５号公報にも示すように、双ロール鋳型から垂直
方向に引き出された薄肉鋳片を水平方向に姿勢を変えて
これをピンチロールを経て圧延機にて圧下した後、巻取
機にて巻き取るラインが提案されている。
【０００５】しかしながら、双ロール連続鋳造方法では
鋳片エッジ部の温度は高く、充分なシェルが形成されて
おらず軟らかい状態にあるため、双ロール連続鋳造ライ
ンの圧延機入側に、上述した連続熱間圧延ラインのガイ
ド手段をそのまま転用すると、ガイドと強接触したエッ
ジ部から欠損や割れを招き、エッジの飛び出した状態と
なる。このような鋳片は非対称に圧延され、圧延機出側
で片側に伸び、ラインアウトして圧延を困難にする。そ
のため、従来の双ロール連続鋳造ラインの圧延機入側に
は、ガイド手段は設置されていない。
鋳片エッジ部の温度は高く、充分なシェルが形成されて
おらず軟らかい状態にあるため、双ロール連続鋳造ライ
ンの圧延機入側に、上述した連続熱間圧延ラインのガイ
ド手段をそのまま転用すると、ガイドと強接触したエッ
ジ部から欠損や割れを招き、エッジの飛び出した状態と
なる。このような鋳片は非対称に圧延され、圧延機出側
で片側に伸び、ラインアウトして圧延を困難にする。そ
のため、従来の双ロール連続鋳造ラインの圧延機入側に
は、ガイド手段は設置されていない。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】この双ロール連続鋳造
ラインにおいては、操業上鋳片の凝固を均等に維持する
ことは難しく、鋳片エッジの形状は必ずしも一定にはな
らず、乱れることがある。また、双ロール連続鋳造機と
圧延機が直接連続している場合、圧延機で高圧下をかけ
ると、非対称の影響から片側に伸びやすく圧延機入側の
被圧延材も蛇行しやすい。その影響は直ちに上流側のピ
ンチロール入側の蛇行につながり、双ロール下方のカテ
ナリーループ状の鋳片は、捩れ振動を生じながらたくれ
て、通板ガイドと接触して切断トラブルを発生してい
た。従って、圧延機を組み込んだ双ロール連続鋳造ライ
ンは、実際の操業に当たって解決すべき問題があるた
め、実現していないのが実状である。
ラインにおいては、操業上鋳片の凝固を均等に維持する
ことは難しく、鋳片エッジの形状は必ずしも一定にはな
らず、乱れることがある。また、双ロール連続鋳造機と
圧延機が直接連続している場合、圧延機で高圧下をかけ
ると、非対称の影響から片側に伸びやすく圧延機入側の
被圧延材も蛇行しやすい。その影響は直ちに上流側のピ
ンチロール入側の蛇行につながり、双ロール下方のカテ
ナリーループ状の鋳片は、捩れ振動を生じながらたくれ
て、通板ガイドと接触して切断トラブルを発生してい
た。従って、圧延機を組み込んだ双ロール連続鋳造ライ
ンは、実際の操業に当たって解決すべき問題があるた
め、実現していないのが実状である。
【０００７】また、従来の冷間圧延のプロセスラインに
設ける熱処理炉に使用されるロールは、雰囲気温度がせ
いぜい９００℃程度で、水冷ロールとの接触による抜熱
の影響が小さいため、スチールロールで充分であった
が、双ロール連続鋳造圧延ラインでは１０００℃程度に
なり、かつ板厚が薄く速度も遅いため、水冷ロールとの
接触による抜熱の影響が大きいことから、断熱性の高い
水冷ロールが要求される。
設ける熱処理炉に使用されるロールは、雰囲気温度がせ
いぜい９００℃程度で、水冷ロールとの接触による抜熱
の影響が小さいため、スチールロールで充分であった
が、双ロール連続鋳造圧延ラインでは１０００℃程度に
なり、かつ板厚が薄く速度も遅いため、水冷ロールとの
接触による抜熱の影響が大きいことから、断熱性の高い
水冷ロールが要求される。
【０００８】本発明は、上記した従来の技術の問題点を
解消し、双ロール連続鋳造の如き薄肉鋳片の連続鋳造・
圧延ラインにおいて、蛇行のない安定した圧延を実現す
ることができる連続鋳造圧延設備と、それに使用する最
適の性質を有するブライドルロールを提供することを目
的とする。
解消し、双ロール連続鋳造の如き薄肉鋳片の連続鋳造・
圧延ラインにおいて、蛇行のない安定した圧延を実現す
ることができる連続鋳造圧延設備と、それに使用する最
適の性質を有するブライドルロールを提供することを目
的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は次の通り
である。 （１）連続鋳造機で鋳造され送り出された薄肉鋳片を水
平方向に移動させながら圧延機にて圧延した後巻取機に
て巻き取るようにした薄肉鋳片用連続鋳造設備におい
て、前記圧延機の上流側に、高温で雰囲気制御された環
境下で鋳片に張力を付与するブライドル装置を配設した
ことを特徴とする薄肉鋳片用連続鋳造圧延設備。 （２）ブライドル装置は、２本のブライドルロールを１
組として有すると共に水平方向に旋回可能としたことを
特徴とする（１）記載の連続鋳造圧延設備。 （３）隣り合う各ブライドルロールの補強ディスク材の
配置が鋳片移動ラインにそって相互に異なるようにして
なる（２）項記載の連続鋳造圧延設備。 （４）圧延機入側に薄肉鋳片の蛇行検出センサを設ける
と共に、該センサの検出値に基づいて所定の旋回量を演
算する制御部と、この演算された旋回量にしたがってブ
ライドル装置を旋回・揺動させる駆動部とを設けること
よりなる（２）又は（３）記載の連続鋳造圧延設備。 （５）ブライドル装置における圧延機側のブライドルロ
ールの旋回角度θ1 は下記の式により設定することより
なる（４）記載の連続鋳造圧延設備。 θ1 ＝ tan（Δｌ／ｌ1 ） ただしΔｌ：検出センサ部の測定偏差 ｌ1 ：旋回させるブライドルロールと検出器間の距離 （６）それぞれ複数枚の断熱ディスク材と補強ディスク
材とを重ね合わせ、これらの中心に冷却構造の軸部材を
通して両側から圧縮固定してロール胴部を構成したこと
を特徴とする（１）〜（５）のいずれか１項記載の連続
鋳造圧延設備に使用するブライドルロール。
である。 （１）連続鋳造機で鋳造され送り出された薄肉鋳片を水
平方向に移動させながら圧延機にて圧延した後巻取機に
て巻き取るようにした薄肉鋳片用連続鋳造設備におい
て、前記圧延機の上流側に、高温で雰囲気制御された環
境下で鋳片に張力を付与するブライドル装置を配設した
ことを特徴とする薄肉鋳片用連続鋳造圧延設備。 （２）ブライドル装置は、２本のブライドルロールを１
組として有すると共に水平方向に旋回可能としたことを
特徴とする（１）記載の連続鋳造圧延設備。 （３）隣り合う各ブライドルロールの補強ディスク材の
配置が鋳片移動ラインにそって相互に異なるようにして
なる（２）項記載の連続鋳造圧延設備。 （４）圧延機入側に薄肉鋳片の蛇行検出センサを設ける
と共に、該センサの検出値に基づいて所定の旋回量を演
算する制御部と、この演算された旋回量にしたがってブ
ライドル装置を旋回・揺動させる駆動部とを設けること
よりなる（２）又は（３）記載の連続鋳造圧延設備。 （５）ブライドル装置における圧延機側のブライドルロ
ールの旋回角度θ1 は下記の式により設定することより
なる（４）記載の連続鋳造圧延設備。 θ1 ＝ tan（Δｌ／ｌ1 ） ただしΔｌ：検出センサ部の測定偏差 ｌ1 ：旋回させるブライドルロールと検出器間の距離 （６）それぞれ複数枚の断熱ディスク材と補強ディスク
材とを重ね合わせ、これらの中心に冷却構造の軸部材を
通して両側から圧縮固定してロール胴部を構成したこと
を特徴とする（１）〜（５）のいずれか１項記載の連続
鋳造圧延設備に使用するブライドルロール。
【００１０】
【作用】薄肉鋳片の連続鋳造ラインにおいて、ブライド
ル装置を圧延機とその前のピンチロール間に配設したこ
とから、ピンチロール側或いは圧延機側のそれぞれの張
力変動や蛇行の影響を、該ブライドル装置で吸収し得る
ため、つまり、少なくとも２本のブライドルロールのそ
れぞれの巻き付け効果により、ピンチロールおよび圧延
機双方の蛇行の影響を吸収するため、相互に干渉しない
安定した操業が可能となる。また、ブライドル装置によ
り圧延機入側で必要な張力（５〜１０N/mm2 程度）及び
連鋳機側の必要張力（０．２〜５N/mm2 程度）を被圧延
材に任意に付与できるので、サイドガイドやガイドロー
ルなしでも、良好な通板性が得られる。
ル装置を圧延機とその前のピンチロール間に配設したこ
とから、ピンチロール側或いは圧延機側のそれぞれの張
力変動や蛇行の影響を、該ブライドル装置で吸収し得る
ため、つまり、少なくとも２本のブライドルロールのそ
れぞれの巻き付け効果により、ピンチロールおよび圧延
機双方の蛇行の影響を吸収するため、相互に干渉しない
安定した操業が可能となる。また、ブライドル装置によ
り圧延機入側で必要な張力（５〜１０N/mm2 程度）及び
連鋳機側の必要張力（０．２〜５N/mm2 程度）を被圧延
材に任意に付与できるので、サイドガイドやガイドロー
ルなしでも、良好な通板性が得られる。
【００１１】また、圧延機入側の被圧延材の蛇行量を検
出して、この蛇行量に基づきブライドル装置の水平方向
の旋回を行わせ、蛇行を修正し、被圧延材が圧延機に対
し正確にセンタリングするようにする。特に、必要に応
じて旋回量は一定の規定にしたがって特定することがで
きる。
出して、この蛇行量に基づきブライドル装置の水平方向
の旋回を行わせ、蛇行を修正し、被圧延材が圧延機に対
し正確にセンタリングするようにする。特に、必要に応
じて旋回量は一定の規定にしたがって特定することがで
きる。
【００１２】更に、本発明のブライドル装置に用いるブ
ライドルロールは、断熱層と補強ディスクとからロール
本体を構成しているため、放熱ロスを少なくしできるだ
け圧延機入側の温度低下を防止でき、かつ、ロール自体
の耐面圧強度も高く、張力を高く設定してもロール表面
の摩耗を抑制し、長期にわたって所望のロールクラウン
を維持し得る。
ライドルロールは、断熱層と補強ディスクとからロール
本体を構成しているため、放熱ロスを少なくしできるだ
け圧延機入側の温度低下を防止でき、かつ、ロール自体
の耐面圧強度も高く、張力を高く設定してもロール表面
の摩耗を抑制し、長期にわたって所望のロールクラウン
を維持し得る。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の１実施例を図面に基づいて説
明する。図１は本発明を双ロール連続鋳造・圧延設備に
適用した場合のレイアウトを示すが、本発明はこれに限
らず、薄肉鋳片を連続鋳造する方式であれば同様に適用
し得ることは勿論である。
明する。図１は本発明を双ロール連続鋳造・圧延設備に
適用した場合のレイアウトを示すが、本発明はこれに限
らず、薄肉鋳片を連続鋳造する方式であれば同様に適用
し得ることは勿論である。
【００１４】図示するように、溶融金属を注入する双ロ
ール２からほぼ垂直方向に引き出される部分凝固した薄
肉鋳片１は、一定の曲率にしたがって水平方向にその移
動方向を変え、ピンチロール３を経てブライドル装置４
に送り込まれ、次いで、熱間圧延機５にて圧下された
後、冷却帯６にて所定温度まで冷却され、更にコイラー
用ピンチロール７を経て巻取機８にて巻き取られ、コイ
ル９を形成する。所望の長さに巻き取られたなら、前記
コイラー用ピンチロール７の前段に設けたシャー用ピン
チロール１０とシャー１１にて鋳片１を切断する。巻取
機８およびピンチロール７は図示の如く、ダブルで設け
ておき、一方の巻取を終えたなら他方の巻取が開始する
ようにすれば、ラインを中断することなく、作業を継続
することができる。
ール２からほぼ垂直方向に引き出される部分凝固した薄
肉鋳片１は、一定の曲率にしたがって水平方向にその移
動方向を変え、ピンチロール３を経てブライドル装置４
に送り込まれ、次いで、熱間圧延機５にて圧下された
後、冷却帯６にて所定温度まで冷却され、更にコイラー
用ピンチロール７を経て巻取機８にて巻き取られ、コイ
ル９を形成する。所望の長さに巻き取られたなら、前記
コイラー用ピンチロール７の前段に設けたシャー用ピン
チロール１０とシャー１１にて鋳片１を切断する。巻取
機８およびピンチロール７は図示の如く、ダブルで設け
ておき、一方の巻取を終えたなら他方の巻取が開始する
ようにすれば、ラインを中断することなく、作業を継続
することができる。
【００１５】本発明においては、図１に示すように、圧
延機５とその前のピンチロール３の間に、ブライドル装
置４を配設したものであるが、このブライドル装置４の
具体例を図２〜図５に示す。図２に示す如く、ブライド
ル装置内に設けるブライドルロール１２ａ，１２ｂは２
本を１組とし、各ロール軸は互いに平行であるがその水
平および高さ位置を異ならしめ、ピンチロール３からの
鋳片１が２本のロールに対し１８０°以上の巻付け角が
得られるようにする。即ち、ピンチロール３を経た鋳片
１はまず下方位置の圧延機側の一方のロール１２ａに巻
き付いた後、方向を逆に変えて上方位置のピンチロール
側の他方のロール１２ｂに巻き付いてから、再び移動方
向を最初の方向に変えて圧延機５に送り込まれる。
延機５とその前のピンチロール３の間に、ブライドル装
置４を配設したものであるが、このブライドル装置４の
具体例を図２〜図５に示す。図２に示す如く、ブライド
ル装置内に設けるブライドルロール１２ａ，１２ｂは２
本を１組とし、各ロール軸は互いに平行であるがその水
平および高さ位置を異ならしめ、ピンチロール３からの
鋳片１が２本のロールに対し１８０°以上の巻付け角が
得られるようにする。即ち、ピンチロール３を経た鋳片
１はまず下方位置の圧延機側の一方のロール１２ａに巻
き付いた後、方向を逆に変えて上方位置のピンチロール
側の他方のロール１２ｂに巻き付いてから、再び移動方
向を最初の方向に変えて圧延機５に送り込まれる。
【００１６】２本のブライドルロール１２ａ，１２ｂ
は、図３に示す如く、そのロール軸の両端を軸受けを介
して保持され、その一端側にブレーキ機構を有する駆動
装置１３を連設している。また、軸受け部および駆動部
を載置したフレーム部１４は、全体を上方開口の箱型に
形成され、該フレーム部１４はその圧延機５寄りの下面
に旋回軸１５を有している。更に、ブライドルロール１
２ａ，１２ｂは、その胴部周囲を断熱ガスシールカバー
１６にて包囲されており、鋳片の温度低下を防止してい
る。
は、図３に示す如く、そのロール軸の両端を軸受けを介
して保持され、その一端側にブレーキ機構を有する駆動
装置１３を連設している。また、軸受け部および駆動部
を載置したフレーム部１４は、全体を上方開口の箱型に
形成され、該フレーム部１４はその圧延機５寄りの下面
に旋回軸１５を有している。更に、ブライドルロール１
２ａ，１２ｂは、その胴部周囲を断熱ガスシールカバー
１６にて包囲されており、鋳片の温度低下を防止してい
る。
【００１７】また、本発明においては、図５に示すよう
に、フレーム部１４の側面に油圧シリンダ１７を設け、
そのシリンダロッドを直接フレーム部に取り付け、シリ
ンダ１７の駆動によりフレーム部、即ち、ブライドル装
置４を図の一点鎖線の如く、前記旋回軸１５を中心にし
て旋回し得るようにしている。このブライドル装置４の
旋回操作は、圧延機の圧延速度変動により張力が変化し
たり、ロールクラウンの摩耗により、蛇行量が許容範囲
を超えた時に、所定量旋回させることにより蛇行を修正
して被圧延材をセンターに戻すことを内容とする。この
ため図示のように、ブライドル装置４と圧延機５の間で
鋳片１の蛇行量を検出する赤外線センサのごとき非接触
式センサ１８を設置し、該センサからの信号を入力して
それに応じた旋回量を演算する制御部１９と、該制御部
からの信号により油圧シリンダ１７に指令を出す油圧ユ
ニット２０とを設けることが望ましい。
に、フレーム部１４の側面に油圧シリンダ１７を設け、
そのシリンダロッドを直接フレーム部に取り付け、シリ
ンダ１７の駆動によりフレーム部、即ち、ブライドル装
置４を図の一点鎖線の如く、前記旋回軸１５を中心にし
て旋回し得るようにしている。このブライドル装置４の
旋回操作は、圧延機の圧延速度変動により張力が変化し
たり、ロールクラウンの摩耗により、蛇行量が許容範囲
を超えた時に、所定量旋回させることにより蛇行を修正
して被圧延材をセンターに戻すことを内容とする。この
ため図示のように、ブライドル装置４と圧延機５の間で
鋳片１の蛇行量を検出する赤外線センサのごとき非接触
式センサ１８を設置し、該センサからの信号を入力して
それに応じた旋回量を演算する制御部１９と、該制御部
からの信号により油圧シリンダ１７に指令を出す油圧ユ
ニット２０とを設けることが望ましい。
【００１８】また、図６および図７は、ブライドル装置
として３本のブライドルロール２９ａ，２９ｂ，２９ｃ
を配設した例を示すもので、この場合各ロールの配列は
図６のように、鋳片１がループを形成する如く、３本の
ロール高さ位置を変えている。この例におけるブライド
ル装置の旋回機構は、図７に示すように、圧延機５側の
ブライドルロール２９ｃのみをシリンダ１７により旋回
させる構成としている。このようなブライドル装置で
は、鋳造に際し、ダミーシートをライン内に通す準備作
業の時、中央のブライドルロール２９ｂを昇降用アクチ
ュエータ３１により上昇させ（図の２９ｂ′の位置）、
ダミーシート３０を通した後、下降させてブライドルロ
ールとして使用するので作業性が良い、という特色があ
る。
として３本のブライドルロール２９ａ，２９ｂ，２９ｃ
を配設した例を示すもので、この場合各ロールの配列は
図６のように、鋳片１がループを形成する如く、３本の
ロール高さ位置を変えている。この例におけるブライド
ル装置の旋回機構は、図７に示すように、圧延機５側の
ブライドルロール２９ｃのみをシリンダ１７により旋回
させる構成としている。このようなブライドル装置で
は、鋳造に際し、ダミーシートをライン内に通す準備作
業の時、中央のブライドルロール２９ｂを昇降用アクチ
ュエータ３１により上昇させ（図の２９ｂ′の位置）、
ダミーシート３０を通した後、下降させてブライドルロ
ールとして使用するので作業性が良い、という特色があ
る。
【００１９】なお、本発明におけるブライドル装置の旋
回角度θ1 は、下記の式により設定することが好まし
い。図８に旋回させるブライドルロール、検出センサ、
圧延機の相互の位置関係を示すが、図において、Ａは正
しい鋳片エッジの経路、Ｂは蛇行による鋳片エッジの経
路を示している。
回角度θ1 は、下記の式により設定することが好まし
い。図８に旋回させるブライドルロール、検出センサ、
圧延機の相互の位置関係を示すが、図において、Ａは正
しい鋳片エッジの経路、Ｂは蛇行による鋳片エッジの経
路を示している。
【００２０】θ1 ＝Ｋ・ tan（Δｌ／ｌ1 ） ただし、Ｋ：薄肉鋳片の剛性による係数 Δｌ：検出センサ部の測定偏差 ｌ1 ：旋回させるブライドルロールと検出器間の距離 次に、本発明におけるブライドルロールの具体例を説明
する。この種のブライドルロールとしては、高温におけ
る耐摩耗性とある程度の強度と共に熱伝導率の低いこと
が要求されるが、これを満たすため、図３に示すよう
に、ロール本体を、複数枚の断熱ディスク材２１と補強
ディスク材２２とを交互に重ね合わせ、これら中心に軸
部材２３を貫通し、両側からフランジ２４にて押し付け
固定ねじ２５にて締結して形成する。このブライドルロ
ールの胴部にはクラウンを付け、巻き付け効果により鋳
片のセンタリングを行わせることが好ましい。軸部材２
３には冷却水を通すための冷却孔２６が形成され、その
一端には給排水可能なロータリジョイント２７が設けら
れている。
する。この種のブライドルロールとしては、高温におけ
る耐摩耗性とある程度の強度と共に熱伝導率の低いこと
が要求されるが、これを満たすため、図３に示すよう
に、ロール本体を、複数枚の断熱ディスク材２１と補強
ディスク材２２とを交互に重ね合わせ、これら中心に軸
部材２３を貫通し、両側からフランジ２４にて押し付け
固定ねじ２５にて締結して形成する。このブライドルロ
ールの胴部にはクラウンを付け、巻き付け効果により鋳
片のセンタリングを行わせることが好ましい。軸部材２
３には冷却水を通すための冷却孔２６が形成され、その
一端には給排水可能なロータリジョイント２７が設けら
れている。
【００２１】なお、ディスク材に軸部材を通す場合、図
４に示すように、ディスク材２１又は２２の中央部に矩
形の孔をあけ、これに同形断面の軸部材２３を通しても
良いし、或いはディスク材の孔が円形のときにはキー２
８にて円形断面の軸部材２３を止めればよい。
４に示すように、ディスク材２１又は２２の中央部に矩
形の孔をあけ、これに同形断面の軸部材２３を通しても
良いし、或いはディスク材の孔が円形のときにはキー２
８にて円形断面の軸部材２３を止めればよい。
【００２２】断熱ディスク材２１は、例えば、アスベス
ト或いはノンアスベスト系の断熱素材に、ＳＵＳ系のワ
イヤ又は金網（図４（ｃ））を補強材として混入して円
盤状に成形したものである。また、他方の補強ディスク
材２２は、前記断熱ディスク材２１とほぼ同径もしくは
僅かに小径でかつ厚みを薄く（１〜５mm程度）した、Ｓ
ＵＳ３０４系、Ｃｒ系、Ｃｏ−Ｍｏ系の鋼や鋳鋼等の金
属、或いはカーボン、窒化ケイ素セラミックス等の非金
属から成るもので、耐摩耗性や耐面圧強度を向上させる
機能を有する、特に、ＳＵＳ系ワイヤ又は金網を混入し
たディスクが有効である。また、金属系の補強ディスク
材の場合、断熱ディスク材２１と補強ディスク材２２の
ロール表面積の比率は、補強ディスク材が最大４０％を
超えない程度に抑えることが必要である。補強ディスク
材のロール表面積が全体の４０％を超えると、該ディス
ク材からの抜熱による鋳片の温度低下が顕著になるので
好ましくない。
ト或いはノンアスベスト系の断熱素材に、ＳＵＳ系のワ
イヤ又は金網（図４（ｃ））を補強材として混入して円
盤状に成形したものである。また、他方の補強ディスク
材２２は、前記断熱ディスク材２１とほぼ同径もしくは
僅かに小径でかつ厚みを薄く（１〜５mm程度）した、Ｓ
ＵＳ３０４系、Ｃｒ系、Ｃｏ−Ｍｏ系の鋼や鋳鋼等の金
属、或いはカーボン、窒化ケイ素セラミックス等の非金
属から成るもので、耐摩耗性や耐面圧強度を向上させる
機能を有する、特に、ＳＵＳ系ワイヤ又は金網を混入し
たディスクが有効である。また、金属系の補強ディスク
材の場合、断熱ディスク材２１と補強ディスク材２２の
ロール表面積の比率は、補強ディスク材が最大４０％を
超えない程度に抑えることが必要である。補強ディスク
材のロール表面積が全体の４０％を超えると、該ディス
ク材からの抜熱による鋳片の温度低下が顕著になるので
好ましくない。
【００２３】更に、ブライドル装置における隣り合う２
本のロールは、互いに各ディスク配置が千鳥配置、即
ち、例えば２本のブライドルロールを平面的に見た場
合、補強ディスク材２２の配列が、１本目と２本目のロ
ールで鋳片移動ラインにそって重ならないように配置す
ることが望ましい。このような配置により、鋳片の補強
ディスク材との接触伝熱による温度低下が同一箇所とな
らず分散される。
本のロールは、互いに各ディスク配置が千鳥配置、即
ち、例えば２本のブライドルロールを平面的に見た場
合、補強ディスク材２２の配列が、１本目と２本目のロ
ールで鋳片移動ラインにそって重ならないように配置す
ることが望ましい。このような配置により、鋳片の補強
ディスク材との接触伝熱による温度低下が同一箇所とな
らず分散される。
【００２４】
【発明の効果】以上の如く本発明の連続鋳造・圧延設備
によれば、圧延機前のブライドル装置の配置、即ち、直
接的にはブライドルロールの巻き付け効果により、その
上流側の操業上の影響を下流側の圧延機に及ぼすことが
なく、また、逆に圧延機入側の操業トラブルを上流側に
影響を及ぼさないようにすることができ、蛇行のない安
定した連続鋳造および圧延作業が行える。
によれば、圧延機前のブライドル装置の配置、即ち、直
接的にはブライドルロールの巻き付け効果により、その
上流側の操業上の影響を下流側の圧延機に及ぼすことが
なく、また、逆に圧延機入側の操業トラブルを上流側に
影響を及ぼさないようにすることができ、蛇行のない安
定した連続鋳造および圧延作業が行える。
【００２５】また、本発明の雰囲気制御された高温環境
に耐える断熱性の優れたブライドルロールにより、可及
的に薄肉鋳片の放熱ロスを抑制し、圧延機入側の鋳片の
温度低下を防止できる。しかも、このブライドルロール
により、耐面圧強度が高くなり、張力も高く設定しても
ロール表面の摩耗も抑制し、長期間にわたってロールク
ラウンを維持し、センタリング機能を発揮する。
に耐える断熱性の優れたブライドルロールにより、可及
的に薄肉鋳片の放熱ロスを抑制し、圧延機入側の鋳片の
温度低下を防止できる。しかも、このブライドルロール
により、耐面圧強度が高くなり、張力も高く設定しても
ロール表面の摩耗も抑制し、長期間にわたってロールク
ラウンを維持し、センタリング機能を発揮する。
【図１】本発明に係る連続鋳造圧延設備の一実施例を示
すレイアウト図。
すレイアウト図。
【図２】図１におけるピンチロール、ブライドル装置及
び圧延機の部分図。
び圧延機の部分図。
【図３】本発明のブライドルロールの具体例を示す断面
構造図。
構造図。
【図４】図３における断熱ディスク材及び補強ディスク
材の構造例を示す平面図。
材の構造例を示す平面図。
【図５】本発明におけるブライドル装置の旋回機構を示
す平面図。
す平面図。
【図６】本発明のブライドル装置の他の例を示す正面概
略図。
略図。
【図７】図６のブライドル装置の旋回機構を示す平面
図。
図。
【図８】本発明のブライドル装置の旋回角度の設定のた
めの平面説明図。
めの平面説明図。
１ 薄肉鋳片 ２ 双ロール ３ ピンチロール ４ ブライドル装置 ５ 圧延機 ６ 冷却装置 ７，７′ 巻取用ピンチロール ８，８′ 巻取機 ９，９′ コイル １０ シャー用ピンチロール １１ シャー １２，２９ ブライドルロール １３ 駆動装置 １４ フレーム部 １５ 旋回軸 １６ 断熱シールカバー １７ 油圧シリンダ １８ 検出センサ １９ 制御部 ２０ 油圧ユニット ２１ 断熱ディスク材 ２２ 補強ディスク材 ２３ 軸部材 ２４ 端部フランジ ２５ 固定ねじ ２６ 冷却孔 ２７ ロータリージョイント ２８ キー ３０ ダミーシート ３１ ブライドルロール昇降用アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ２１Ｂ 37/68 39/00 Ｆ 39/14 Ｈ Ｂ２２Ｄ 11/06 ３３０ Ｂ 11/12 Ａ
Claims (6)
- 【請求項１】 連続鋳造機で鋳造され送り出された薄肉
鋳片を水平方向に移動させながら圧延機にて圧延した後
巻取機にて巻き取るようにした薄肉鋳片用連続鋳造設備
において、前記圧延機の上流側に、雰囲気制御された高
温環境下で鋳片に張力を付与するブライドル装置を配設
したことを特徴とする薄肉鋳片用連続鋳造圧延設備。 - 【請求項２】 ブライドル装置は、少なくとも２本のブ
ライドルロールを１組として有すると共に水平方向に旋
回可能としたことを特徴とする請求項１記載の連続鋳造
圧延設備。 - 【請求項３】 隣り合う各ブライドルロールの補強ディ
スク材の配置が鋳片移動ラインにそって相互に異なるよ
うにしてなる請求項２項記載の連続鋳造圧延設備。 - 【請求項４】 圧延機入側に薄肉鋳片の蛇行検出センサ
を設けると共に、該センサの検出値に基づいて所定の旋
回量を演算する制御部と、この演算された旋回量にした
がってブライドル装置を旋回・揺動させる駆動部とを設
けることよりなる請求項２又は３記載の連続鋳造圧延設
備。 - 【請求項５】 ブライドル装置における圧延機側のブラ
イドルロールの旋回角度θ1 は下記の式により設定する
ことよりなる請求項４記載の連続鋳造圧延設備。 θ1 ＝Ｋ・ tan（Δｌ／ｌ1 ） ただし、 Ｋ：薄肉鋳片の剛性による係数 Δｌ：検出センサ部の測定偏差 ｌ1 ：旋回させるブライドルロールと検出センサ間の距
離 - 【請求項６】 それぞれ複数枚の断熱ディスク材と補強
ディスク材とを重ね合わせ、これらの中心に冷却構造の
軸部材を通して両側から圧縮固定してロール胴部を構成
したことを特徴とする請求項１〜５のいずれか１項記載
の連続鋳造圧延設備に使用するブライドルロール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7001390A JPH08187506A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 薄肉鋳片用連続鋳造圧延設備及びブライドルロール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7001390A JPH08187506A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 薄肉鋳片用連続鋳造圧延設備及びブライドルロール |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08187506A true JPH08187506A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11500172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7001390A Withdrawn JPH08187506A (ja) | 1995-01-09 | 1995-01-09 | 薄肉鋳片用連続鋳造圧延設備及びブライドルロール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08187506A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003534922A (ja) * | 2000-06-05 | 2003-11-25 | ヴォエスト・アルピーネ・インデュストリーアンラーゲンバウ・ゲーエムベーハー・ウント・コ | 金属ストリップの製造方法及び装置 |
| JP2009178765A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-13 | Mitsubishi-Hitachi Metals Machinery Inc | 連続鋳造鋳片の蛇行防止装置及び双ドラム式連続鋳造設備 |
| WO2015107998A1 (ja) * | 2014-01-20 | 2015-07-23 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 冷間圧延設備 |
| CN105251781A (zh) * | 2015-11-26 | 2016-01-20 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种冷连轧机控制方法 |
| JP2018500177A (ja) * | 2014-12-24 | 2018-01-11 | ポスコＰｏｓｃｏ | エンドレス圧延装置及びその制御方法 |
| JP2020192582A (ja) * | 2019-05-29 | 2020-12-03 | Ｊｆｅスチール株式会社 | ブライドルロール、冷間圧延装置、及び冷間圧延方法 |
| WO2022057924A1 (en) * | 2020-09-18 | 2022-03-24 | Jiangsu Shagang Group Co., Ltd. | Controlling surface wrinkles on thin strip produced by twin roll casting and hot rolling |
-
1995
- 1995-01-09 JP JP7001390A patent/JPH08187506A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003534922A (ja) * | 2000-06-05 | 2003-11-25 | ヴォエスト・アルピーネ・インデュストリーアンラーゲンバウ・ゲーエムベーハー・ウント・コ | 金属ストリップの製造方法及び装置 |
| JP2009178765A (ja) * | 2008-02-01 | 2009-08-13 | Mitsubishi-Hitachi Metals Machinery Inc | 連続鋳造鋳片の蛇行防止装置及び双ドラム式連続鋳造設備 |
| JP4592766B2 (ja) * | 2008-02-01 | 2010-12-08 | 三菱日立製鉄機械株式会社 | 連続鋳造鋳片の蛇行防止装置及び双ドラム式連続鋳造設備 |
| WO2015107998A1 (ja) * | 2014-01-20 | 2015-07-23 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 冷間圧延設備 |
| JP2015136702A (ja) * | 2014-01-20 | 2015-07-30 | Ｊｆｅスチール株式会社 | 冷間圧延設備 |
| CN105934285A (zh) * | 2014-01-20 | 2016-09-07 | 杰富意钢铁株式会社 | 冷轧设备 |
| US10207303B2 (en) | 2014-01-20 | 2019-02-19 | Jfe Steel Corporation | Cold rolling apparatus |
| JP2018500177A (ja) * | 2014-12-24 | 2018-01-11 | ポスコＰｏｓｃｏ | エンドレス圧延装置及びその制御方法 |
| CN105251781A (zh) * | 2015-11-26 | 2016-01-20 | 首钢京唐钢铁联合有限责任公司 | 一种冷连轧机控制方法 |
| JP2020192582A (ja) * | 2019-05-29 | 2020-12-03 | Ｊｆｅスチール株式会社 | ブライドルロール、冷間圧延装置、及び冷間圧延方法 |
| WO2022057924A1 (en) * | 2020-09-18 | 2022-03-24 | Jiangsu Shagang Group Co., Ltd. | Controlling surface wrinkles on thin strip produced by twin roll casting and hot rolling |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020402 |