JP2018100041A - デフレクタ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】取付構造を簡素化することができるデフレクタ装置を提供する。
【解決手段】ドレン部材22には、メッシュタイプのデフレクタ13のロアデフレクタ16を取り付けるための第1係止部30が設けられている。ロアデフレクタ16には、第1係止部30が係止可能な第2係止部32が設けられている。このように、ドレン部材22にロアデフレクタ16の取付構造を設け、この取付構造を通じてロアデフレクタ16をドレン部材22に取り付けることにより、ロアデフレクタ16を車体側に組み付ける。
【選択図】図7
【解決手段】ドレン部材22には、メッシュタイプのデフレクタ13のロアデフレクタ16を取り付けるための第1係止部30が設けられている。ロアデフレクタ16には、第1係止部30が係止可能な第2係止部32が設けられている。このように、ドレン部材22にロアデフレクタ16の取付構造を設け、この取付構造を通じてロアデフレクタ16をドレン部材22に取り付けることにより、ロアデフレクタ16を車体側に組み付ける。
【選択図】図7
Description
本発明は、風の流れによる騒音を低減するデフレクタ装置に関する。
従来、風が流入する開口部において風の流れによる騒音を低減するデフレクタ装置が周知である(特許文献1〜3等参照)。この種のデフレクタ装置は、可動パネルが開状態となるとき、フロントパネルが可動して起立し、このフロントパネルで風除けをする。
しかし、フロントパネルを起立させて風除けとする構造の場合、大きな部材であるフロントパネルを収納状態から起立状態に切り替えるための構造が必要となるので、構造が複雑となってしまう問題があった。
本発明の目的は、取付構造を簡素化することができるデフレクタ装置を提供することにある。
前記問題点を解決するデフレクタ装置は、可動パネルにより開口される開口部から室内へ流体が浸入するのを抑制するドレン部材に、当該開口部において風による騒音を低減するメッシュタイプのデフレクタを取り付けるための第1係止部を設け、前記デフレクタに形成された第2係止部を前記第1係止部に係止することにより、前記デフレクタを前記ドレン部材に取り付ける。
本構成によれば、流体を排水するドレン部材をデフレクタの取付け先として利用する。このため、デフレクタの取り付けにおいては、ドレン部材にデフレクタ取り付け用の第1係止部を設け、第1係止部と組をなす第2係止部をデフレクタに設ければ済む。よって、デフレクタ装置において、デフレクタの取付構造を簡素化することが可能となる。
前記デフレクタ装置において、前記第1係止部及び前記第2係止部の組は、複数設けられていることが好ましい。この構成によれば、第1係止部及び第2係止部の複数の組によってデフレクタをしっかりと取付け先に取り付け固定することが可能となるので、デフレクタの取付強度確保に有利となる。
前記デフレクタ装置において、前記第1係止部及び前記第2係止部の組は、前記デフレクタの幅方向の両端に各々配置されていることが好ましい。この構成によれば、デフレクタを両端の第1係止部及び第2係止部で取付け先に固定することが可能となるので、デフレクタの取付強度確保に一層有利となる。
前記デフレクタ装置において、前記ドレン部材は、装置内のベースパネルの下面よりも下側に本体部が配置されるとともに、前記第1係止部が前記ベースパネルの上面よりも上側に突出するように配置されていることが好ましい。この構成によれば、ドレン部材にデフレクタ取付箇所を設けるにあたり、その取付箇所となる第1係止部のみをベースパネルの上面に飛び出させることが可能となるので、例えばドレン部材の取付構造などはベースパネルの裏面を活用することが可能となる。これにより、デフレクタの配置スペースにドレン部材が影響を及ぼし難くなり、デフレクタを十分長い範囲に延在させることが可能となる。よって、メッシュ部材でデフレクタの幅方向を広範囲に亘って覆うことが可能となるので風騒音抑制効果を得るのに有利となる。
前記デフレクタ装置において、前記デフレクタは、メッシュ部材と、当該メッシュ部材を支持する可動側のアッパーデフレクタと、前記メッシュ部材を支持する固定側のロアデフレクタとを備え、前記ロアデフレクタの両端の間は、前記ドレン部材とは別に形成された位置決め部によって位置が固定されていることが好ましい。この構成によれば、ロアデフレクタを第1係止部及び第2係止部によって取付け先に取り付けたとき、その取付状態を位置決め部によってしっかりと保持することが可能となる。よって、デフレクタの取付強度確保に一層有利となる。
前記デフレクタ装置において、前記可動パネルを開閉する駆動源は、前記可動パネルが収納される前記開口部の後方に配置されていることが好ましい。この構成によれば、例えば可動パネルの駆動源を開口部の前方に配置したとすると、駆動源を配置するための大きなスペースが必要となり、可動パネルの開口部が下がってしまう懸念や、開口部が後方に移動してしまう懸念があるが、可動パネルの駆動源を開口部の後方に配置したので、前述の懸念が生じない。よって、開口部を十分な高さに配置するとともに前方に配置することが可能となる。
前記デフレクタ装置において、前記可動パネルの前方に配置されたフロントパネルは、車体に取り付け固定された固定パネルであることが好ましい。この構成によれば、フロントパネルを可動させる構造が不要となるので、装置構成の簡素化に寄与する。
本発明によれば、デフレクタ装置において、取付構造を簡素化することができる。
以下、デフレクタ装置の一実施形態を図1〜図10に従って説明する。
図1及び図2に示すように、車両1の車体上壁2には、車体上壁2に設けられた開口部3を開閉するサンルーフ装置4が設けられている。本例のサンルーフ装置4は、例えば可動パネル5を水平方向にスライドさせることにより開口部3を開放するスライディングサンルーフである。可動パネル5は、開口部3の後方に配置された駆動源6(例えばモータ等)によって開閉作動する。
図1及び図2に示すように、車両1の車体上壁2には、車体上壁2に設けられた開口部3を開閉するサンルーフ装置4が設けられている。本例のサンルーフ装置4は、例えば可動パネル5を水平方向にスライドさせることにより開口部3を開放するスライディングサンルーフである。可動パネル5は、開口部3の後方に配置された駆動源6(例えばモータ等)によって開閉作動する。
図2に示すように、車両1は、サンルーフ装置4を開状態としたときに開口部3から室内に流入する風を要因とした騒音を低く抑えるデフレクタ装置9を備える。デフレクタ装置9は、主として、開口部3が開状態のときに開口部3の後端10に風が周期的に当たることによって発生してしまうウインドスロッブ音や、風の通り抜け時に発生する風切音などを生じ難くするためのものである。
図2〜図4に示すように、デフレクタ装置9は、メッシュタイプのデフレクタ13を備える。デフレクタ13は、風除け部分となるメッシュ部材14と、メッシュ部材14を支持する可動側のアッパーデフレクタ15と、メッシュ部材14を支持する固定側のロアデフレクタ16とを備える。アッパーデフレクタ15は、略英文字U状に形成され、メッシュ部材14の反対側に位置する両側の基端15aが車両1に回動可能に連結されている。
デフレクタ13は、可動パネル5が閉状態をとると、アッパーデフレクタ15が可動パネル5の内側に収納されることにより、メッシュ部材14が畳まれた収納状態をとる(図3参照)。デフレクタ13は、可動パネル5が開状態をとると、図示しない付勢部材によりアッパーデフレクタ15が基端15aの軸回りに回動して立ち上がり、メッシュ部材14が車体上壁2の上方に飛び出した開放状態をとる(図4参照)。
図3及び図4に示すように、車体上壁2の前部には、可動パネル5の前方に配置されたフロントパネル19が取り付け固定されている。本例のフロントパネル19は、固定型であって、例えば樹脂(例えばPC−PET)から形成されている。フロントパネル19は、装置内(サンルーフ装置4の内部)に設けられたベースパネル21に接着剤20を介して固定されている。接着剤20は、複数設けられるとともに、ウレタン接着剤が使用されている。ベースパネル21は、例えば金属からなり、開口部3に対向する部位が開口した略板状に形成されている。
図5に示すように、車両1には、開口部3から室内に流体(水等)が浸入するのを抑制するドレン部材22が設けられている。ドレン部材22は、開口部3から浸入した水等の流体を車外に排出するためのものである。ドレン部材22は、車幅方向の両端に配置されることにより、左右一対(計2つ)設けられている。
図6に示すように、ドレン部材22には、本体部23と、本体部23の上部が開口形成された凹部24と、凹部24に入り込んだ水等の流体を孔25から外部に排出する排出部26とが形成されている。凹部24は、ドレン部材22の上面ほぼ一体を開口することにより形成されている。排出部26は、ドレン部材22の角部から外側に円筒状に突出した形状に形成されている。
図6及び図7に示すように、ドレン部材22には、メッシュタイプのデフレクタ13(本例はロアデフレクタ16)を取り付けるための第1係止部30が設けられている。第1係止部30は、上方に突出した形状に形成されるとともに、水平方向に貫通した係止孔31が貫設されている。
デフレクタ13(本例はロアデフレクタ16)には、第1係止部30が係止可能な第2係止部32が設けられている。第2係止部32は、ロアデフレクタ16の長手方向の両端に一対(計2つ)設けられている。このように、第1係止部30及び第2係止部32の組は、複数(本例は2組)設けられるとともに、本例の場合、デフレクタ13の幅方向(図7の矢印W方向)の両端に各々配置されている。また、第1係止部30及び第2係止部32の組は、デフレクタ13の幅方向において左右対称に配置されている。
第2係止部32は、デフレクタ13の幅方向に対して交差する方向に延びる腕部33と、腕部33の先端において腕部33に対して交差する方向に延びる突起34とを有する形状に形成されている。デフレクタ13(本例はロアデフレクタ16)は、各組同士で第2係止部32の突起34を第1係止部30の係止孔31に係止することにより、ドレン部材22に取り付け固定されている。
図7に示すように、ドレン部材22は、装置内(サンルーフ装置4の内部)のベースパネル21の下面よりも下側に本体部23が配置されるとともに、第2係止部32がベースパネル21の上面よりも上側に突出するように配置されている。具体的には、ベースパネル21に開口孔37が切り欠き形成され、この開口孔37に凹部24を位置合わせしつつ、第2係止部32を開口孔37から上方に突出させることにより、ドレン部材22がベースパネル21の裏面に取り付けられている。
ドレン部材22は、本体部23に形成された係止孔38に取り付け可能な係止ピン39によって、ベースパネル21に取り付け固定されるとともに、上方に突出する係止片40がベースパネル21の開口孔37の縁部に係止されている。また、ベースパネル21及びドレン部材22の間には、流体が開口孔37に至るのを抑制するために開口孔37に沿って環状に形成されたシール材41が設けられている。
図8に示すように、ロアデフレクタ16の両端の間は、ドレン部材22とは別に形成された位置決め部44によって位置が固定されている。本例の位置決め部44は、ベースパネル21に取り付け固定されるとともに、ロアデフレクタ16の長手方向に沿って複数設けられている。このように、本例のロアデフレクタ16は、長手方向に延びる本体部45が、所定間隔をおいて複数配置された位置決め部44によって位置決めされている。
図9に示すように、ロアデフレクタ16の側面には、位置決め部44を係止するための突起46が設けられている。本例の突起46は、例えば段状に形成されるとともに、各々の位置決め部44と組をなすように複数設けられている。各々の位置決め部44は、両端がドレン部材22に取り付けられたロアデフレクタ16に対し、自身に形成された係止片47をロアデフレクタ16の突起46に係止することにより、ロアデフレクタ16を取り付け状態において位置決めする。
次に、図7及び図10を用いて、本発明の実施形態であるデフレクタ装置9の作用及び効果を説明する。
図7に示すように、メッシュ部材14の下端が取り付けられるロアデフレクタ16は、自身に設けられた車幅方向一対の第2係止部32(図7では片側のみ図示)を、ドレン部材22に形成された各々対向する第1係止部30(図7では片側のみ図示)に係止することにより、車体側に取り付け固定されている。本例の場合、第2係止部32の突起34を、第1係止部30の係止孔31に内側から挿し込むことにより、第1係止部30及び第2係止部32を係止する。これにより、ロアデフレクタ16をドレン部材22にしっかりと固定することが可能となる。
図7に示すように、メッシュ部材14の下端が取り付けられるロアデフレクタ16は、自身に設けられた車幅方向一対の第2係止部32(図7では片側のみ図示)を、ドレン部材22に形成された各々対向する第1係止部30(図7では片側のみ図示)に係止することにより、車体側に取り付け固定されている。本例の場合、第2係止部32の突起34を、第1係止部30の係止孔31に内側から挿し込むことにより、第1係止部30及び第2係止部32を係止する。これにより、ロアデフレクタ16をドレン部材22にしっかりと固定することが可能となる。
このように、本例のデフレクタ取付構造の場合、水等の流体を排出するドレン部材22をデフレクタの取付け先として利用する。このため、デフレクタ13の取り付けにおいては、ドレン部材22にデフレクタ取り付け用の第1係止部30を設け、第1係止部30と組をなす第2係止部32をデフレクタ13に設ければ済む。よって、デフレクタ装置9において、デフレクタ13の取付構造を簡素化することができる。また、ロアデフレクタ16を固定するための部品を新たに用意する必要もないので、デフレクタ装置9に必要となる部品の点数を少なく抑えることもできる。
第1係止部30及び第2係止部32の組は、複数設けられている。よって、第1係止部30及び第2係止部32の複数の組によってデフレクタ13(ロアデフレクタ16)をしっかりと取付け先(ドレン部材22)に取り付け固定することが可能となるので、デフレクタ13の取付強度確保に有利となる。
第1係止部30及び第2係止部32の組は、デフレクタ13(ロアデフレクタ16)の幅方向の両端に各々配置されている。よって、デフレクタ13(ロアデフレクタ16)を両端の第1係止部30及び第2係止部32で取付け先(ドレン部材22)に固定することが可能となるので、デフレクタ13の取付強度確保に一層有利となる。
図10に示すように、本例のデフレクタ取付構造を用いれば、デフレクタ13の存在範囲を図中の「R」の幅分、広くとることも可能となる。これは、ドレン部材22にデフレクタ取付箇所を設けるにあたり、第1係止部30のみをベースパネル21の上面に飛び出させることが可能となるので、例えばドレン部材22の取付構造などはベースパネル21の裏面を活用することが可能となるからである。よって、メッシュ部材14でデフレクタ13の幅方向(車幅方向)を広範囲に亘って覆うことが可能となるので、風騒音抑制効果を得るのに有利となる。
また、ドレン部材22には、デフレクタ13によって上方向(デフレクタ13が引っ張られる方向)に荷重がかかるので、ドレン部材22及びベースパネル21の間に配置されたシール材41によるシール性を向上することができる。さらに、デフレクタ13がシール材41によって引っ張られることにもなり、デフレクタ13のばたつきも抑制することができる。
ロアデフレクタ16の両端の間は、ドレン部材22とは別に形成された位置決め部44によって位置が固定されている。このため、ロアデフレクタ16を第1係止部30及び第2係止部32によって取付け先(ドレン部材22)に取り付けたとき、その取付状態を位置決め部44によってしっかりと保持することが可能となる。よって、デフレクタ13の取付強度確保に一層有利となる。
可動パネル5を開閉する駆動源6は、可動パネル5が収納される開口部3の後方に配置されている。ところで、例えば可動パネル5の駆動源6を開口部3の前方に配置したとすると、駆動源6を配置するための大きなスペースが必要となり、可動パネル5の開口部3が下がってしまう懸念や、開口部3が後方に移動してしまう懸念がある。一方、本例の場合、可動パネル5の駆動源6を開口部3の後方に配置したので、前述の懸念が生じない。よって、開口部3を十分な高さに配置するとともに前方に配置することができる。
本例の場合、フロントパネル19は、車体に取り付け固定された固定パネルである。よって、フロントパネル19を可動させる構造が不要となるので、装置構成の簡素化に寄与する。また、フロントパネル19を樹脂パネルとしたので、部品コストを低く抑えることができる。さらに、フロントパネル19を接着剤(本例はウレタン接着)により車体(本例はベースパネル21)に固定するので、フロントパネル19の取り付け構造が簡素に済む。また、デフレクタ装置9をメッシュタイプとしたので、部品コストを低く抑えることができるとともに、格納スペースの縮小化も実現することができる。
なお、実施形態はこれまでに述べた構成に限らず、以下の態様に変更してもよい。
・デフレクタ装置9は、可動パネル5の開作動に連動して付勢部材等により自ら開状態に切り替わる構造に限定されず、例えば専用の駆動源によってアッパーデフレクタ15が開状態に切り替えられる構成でもよい。
・デフレクタ装置9は、可動パネル5の開作動に連動して付勢部材等により自ら開状態に切り替わる構造に限定されず、例えば専用の駆動源によってアッパーデフレクタ15が開状態に切り替えられる構成でもよい。
・ドレン部材22は、車幅方向両端に配置されることに限らず、どの位置に配置されてもよい。
・ドレン部材22は、ベースパネル21の開口孔37に沿って配置されることにより、第1係止部30がベースパネル21の上面から飛び出す状態とされることに限定されない。例えば、第1係止部30をベースパネル21の端縁から迂回させて第2係止部32側に延出させる形状とすることにより、第1係止部30を第2係止部32に至らせてもよい。
・ドレン部材22は、ベースパネル21の開口孔37に沿って配置されることにより、第1係止部30がベースパネル21の上面から飛び出す状態とされることに限定されない。例えば、第1係止部30をベースパネル21の端縁から迂回させて第2係止部32側に延出させる形状とすることにより、第1係止部30を第2係止部32に至らせてもよい。
・ドレン部材22は、第1係止部30がベースパネル21の上面より上方に飛び出し、本体部23がベースパネル21の下面よりも下側に位置するように配置されることに限定されない。例えば、ドレン部材22全体がベースパネル21の上面に取り付けられるなど、他の配置態様に変更可能である。
・ドレン部材22の個数は、2つに限定されず、適宜変更可能である。
・第1係止部30及び第2係止部32の組は、1つでもよい。
・第1係止部30や第2係止部32の形状や位置等は、実施形態以外の他の例に適宜変更可能である。
・第1係止部30及び第2係止部32の組は、1つでもよい。
・第1係止部30や第2係止部32の形状や位置等は、実施形態以外の他の例に適宜変更可能である。
・位置決め部44は、取付状態のロアデフレクタ16の位置を固定できるものであれば、どのような構造としてもよい。
・フロントパネル19は、ベースパネル21に取り付けられることに限らず、車体に取り付け固定されていればよい。
・フロントパネル19は、ベースパネル21に取り付けられることに限らず、車体に取り付け固定されていればよい。
・フロントパネル19は、省略してもよい。
・デフレクタ装置9は、車両1に適用されることに限らず、他の装置や機器に適用可能である。
・デフレクタ装置9は、車両1に適用されることに限らず、他の装置や機器に適用可能である。
1…車両、3…開口部、6…駆動源、13…デフレクタ、14…メッシュ部材、15…アッパーデフレクタ、16…ロアデフレクタ、19…フロントパネル、21…ベースパネル、22…ドレン部材、23…本体部、30…第1係止部、32…第2係止部、44…位置決め部、W…幅方向。
Claims (7)
- 可動パネルにより開口される開口部から室内へ流体が浸入するのを抑制するドレン部材に、当該開口部において風による騒音を低減するメッシュタイプのデフレクタを取り付けるための第1係止部を設け、前記デフレクタに形成された第2係止部を前記第1係止部に係止することにより、前記デフレクタを前記ドレン部材に取り付ける
ことを特徴とするデフレクタ装置。 - 前記第1係止部及び前記第2係止部の組は、複数設けられている
請求項1に記載のデフレクタ装置。 - 前記第1係止部及び前記第2係止部の組は、前記デフレクタの幅方向の両端に各々配置されている
請求項2に記載のデフレクタ装置。 - 前記ドレン部材は、装置内のベースパネルの下面よりも下側に本体部が配置されるとともに、前記第1係止部が前記ベースパネルの上面よりも上側に突出するように配置されている
請求項1〜3のうちいずれか一項に記載のデフレクタ装置。 - 前記デフレクタは、メッシュ部材と、当該メッシュ部材を支持する可動側のアッパーデフレクタと、前記メッシュ部材を支持する固定側のロアデフレクタとを備え、
前記ロアデフレクタの両端の間は、前記ドレン部材とは別に形成された位置決め部によって位置が固定されている
請求項1〜4のうちいずれか一項に記載のデフレクタ装置。 - 前記可動パネルを開閉する駆動源は、前記可動パネルが収納される前記開口部の後方に配置されている
請求項1〜5のうちいずれか一項に記載のデフレクタ装置。 - 前記可動パネルの前方に配置されたフロントパネルは、車体に取り付け固定された固定パネルである
請求項1〜6のうちいずれか一項に記載のデフレクタ装置。
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