JP6850614B2 - 自動車ドアの吸音構造 - Google Patents

自動車ドアの吸音構造 Download PDF

Info

Publication number
JP6850614B2
JP6850614B2 JP2017005067A JP2017005067A JP6850614B2 JP 6850614 B2 JP6850614 B2 JP 6850614B2 JP 2017005067 A JP2017005067 A JP 2017005067A JP 2017005067 A JP2017005067 A JP 2017005067A JP 6850614 B2 JP6850614 B2 JP 6850614B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
sound absorbing
absorbing material
drain hole
sound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017005067A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018114771A (ja
Inventor
小原 義弘
義弘 小原
北斗 吉崎
北斗 吉崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority to JP2017005067A priority Critical patent/JP6850614B2/ja
Publication of JP2018114771A publication Critical patent/JP2018114771A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6850614B2 publication Critical patent/JP6850614B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

本発明は、自動車ドアの内部に吸音材が設けられた自動車ドアの吸音構造に関するものである。
図8及び図9に示すように、従来、ドアアウターパネル101とドアインナーパネル102で構成される自動車のドア100の内部にドアホールシール10を設けて、ドア100内部の防音性と防水性を向上させたものが知られている。
ドアホールシール10は、高発泡のスポンジゴムシートからなるもので、ドアインナーパネル102に形成された開口部Hを覆うように、シート本体部11の周縁に取付けられたPEフィルム12を、ブチルゴムシール剤13を使用してドアインナーパネル102の車内側に取付けられている。
また、ドアアウターパネル101とドアインナーパネル102の間には、ドアガラス110を昇降させる機構が設けられている。ドアガラス110の下端は、上下方向に延び、ドアインナーパネル102に固定されたレール111に昇降自在に案内されたガイド部112に保持されるとともに、ガイド部112にはレール111の上下に取付けられたワイヤガイド(図示しない)に架け渡されたワイヤ(図示しない)が連結され、ワイヤはドラム113に巻き付けられている。ドラム113に巻き付けられたワイヤは、モータ114の正回転又は逆回転によって上方向又は下方向に移動させられ、それに連動してガイド部112とともにドアガラス110を昇降させるようにしている。
しかし、ドアホールシール10はドアインナーパネル102の車内側に取付けられたものであり、ドアアウターパネル101とドアインナーパネル102の間において進入した音のエネルギーを減衰させるものではない。
これに対して、図10に示すように、ドアアウターパネル101とドアインナーパネル102の間の底部に形成された水抜き孔Rを防音材200で上から覆って、特に水抜き孔Rからドアパネル内に進入する音を減衰させるものがある(特許文献1)。
この防音材200は、非通水性の袋201の中に多数のチップ状発泡弾性体202を封入したものであり、防音材200には排水用の縦溝(図示しない)が形成され、縦溝を上方から下方に伝わって流れた水は水抜き孔Rに導かれて車外に排水されるようになっている。
特開2014−94659号公報
しかしながら、図10に記載されたような防音材200は、水抜き孔Rからドアパネル内に進入する音に狙いを定めてその音を減衰させるものであるので、図10の矢印Sで示したように、車外からドアアウターパネル101に向かってくる音をドアアウターパネル101とドアインナーパネル102の間で減衰させるものではない。
特にドアアウターパネル101とドアインナーパネル102の間は、ドアガラス110を昇降させる機構が設けられ入り組んだ構造であるので吸音材の設置は困難であるのに加えて、ドアガラス110を伝わって水が入り込んでくる恐れがあり耐水性を考慮する必要がある。
そのため従来からドアアウターパネル101とドアインナーパネル102の間(ドアパネル間)に吸音材を設けてドアパネル間の音を減衰させたものはなく、また吸音材を設けようとする発想すらなかった。
一方、ドアの軽量化に伴いドアパネル101,102間に進入する音が増大する可能性もあるので、ドアホールシール10にかえて、あるいはドアホールシール10とともにドアパネル内に進入した音のエネルギーを幅広い周波数で減衰させる性能を持つ軽い製品が必要とされる。
そこで、本発明の目的とするところは、ドアパネル間に進入した音を効率良く減衰させる自動車ドアの吸音構造を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、自動車ドア(100)の内部に吸音材が設けられた自動車ドアの吸音構造であって、
前記ドア(100)を構成するドアアウターパネル(101)とドアインナーパネル(102)の間に、板状又はシート状の吸音材(30)を立設させ、
さらに、前記ドアアウターパネル(101)とドアインナーパネル(102)の間の底部にはドア(100)内の水を排出する水抜き孔(R)が形成され、
前記吸音材(30)に一体又は別体で設けられ下方に延びる突出片(42)を、前記水抜き孔(R)を完全に塞ぐことなく前記水抜き孔(R)に差し込んで前記吸音材(30)を固定することを特徴とする。
また本発明は、前記吸音材(30)は、遮水する表皮を有することを特徴とする。
また本発明は、前記吸音材(30)の車外側面は、前記ドアアウターパネル(101)の車内側面に固着されていることを特徴とする。
また本発明は、前記突出片(42)は、前記水抜き孔(R)に圧入されることを特徴とする。
また本発明は、前記突出片(42)は、前記吸音材(30)に別体で設けられた、耐水性を有する樹脂製のクリップであることを特徴とする。
なお、括弧内の記号は、図面および後述する発明を実施するための形態に記載された対応要素または対応事項を示す。
本発明によれば、ドアを構成するドアアウターパネルとドアインナーパネルの間に、板状又はシート状の吸音材を立設させたので、ドアパネル間に進入する音のエネルギーをドアパネルの内部で直接減衰させることができる。
例えば、ドアインナーパネルの車内側に設けられたドアホールシールによってもドアパネル間に進入した音のエネルギーを減衰させることは可能であるが、本発明の吸音材は、ドアホールシールよりも車外側に設けられているので車外側からドアパネル間に進入した音を効率的に減衰させることができる。本発明の吸音材をドアホールシールと併用すればさらにドアパネル間に進入した音のエネルギーを大きく減衰させることができる。
また、本発明によれば、ドアアウターパネルとドアインナーパネルの間に、板状又はシート状の吸音材を立設させるだけでよいので簡易な構造である。
また、本発明によれば、吸音材は、遮水する表皮を有するので、水が進入しやすいドアパネル間であっても劣化するおそれは少ない。
また、本発明によれば、吸音材の車外側面をドアアウターパネルの車内側面に固着するようにしたので、吸音材を安定した状態でドアパネル間に取付けることができる。
また、本発明によれば、前記ドアアウターパネルとドアインナーパネルの間の底部にはドア内の水を排出する水抜き孔が形成され、吸音材に一体又は別体で設けられ下方に延びる突出片を、水抜き孔に差し込んで吸音材を固定するので、吸音材の取付けを簡単に行うことができるとともに、吸音材取付け時の位置決めも容易である。
また、水抜き孔の近傍に吸音材が設けられることで車外から水抜き孔を介して伝わる音のエネルギーについても減衰させることもできる。
さらに、突出片は水抜き孔を完全に塞ぐことなく差し込まれるので水抜き孔の機能はそのまま維持される。
また、本発明によれば、突出片は、水抜き孔に圧入されるので単に突出片を水抜き孔に差し込むだけでよく取付けはさらに簡単である。
また、本発明によれば、突出片は、吸音材に別体で設けられた樹脂製のクリップで耐水性を有するので、水が進入しやすいドアパネル間であっても劣化するおそれは少ない。
本発明の実施形態に係る自動車ドアの吸音構造を示す図8のA−A線拡大断面図である。 図1に示した吸音材周りの構成を示す拡大斜視図である。 図1に示した吸音材に設けられた突出片が水抜き孔に差し込まれた状態を部分的に示す拡大断面図である。 本発明の実施形態に係る別の自動車ドアの吸音構造を示す図8のA−A線拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るさらに別の自動車ドアの吸音構造を示す図8のA−A線拡大断面図である。 自動車のタイヤ下部にスピーカーを設置したときの周波数と音圧レベルの関係を示すグラフであり、(a)は運転手の耳元にマイクを設置した場合を示し、(b)はドア内側近傍にマイクを設置した場合を示した。 自動車のドア側方にスピーカーを設置したときの周波数と音圧レベルの関係を示すグラフであり、(a)は運転手の耳元にマイクを設置した場合を示し、(b)はドア内側近傍にマイクを設置した場合を示した。 自動車の外観側面図である。 従来例に係る自動車ドアの吸音構造を示す図8のA−A線拡大断面図である。 従来例に係る別の自動車ドアの吸音構造を示す図8のA−A線拡大断面図である。
図面を参照して、本発明の実施形態に係る自動車ドアの吸音構造について説明する。従来例と同一部分には同一の符号を付した。
この吸音構造は、図1に示すように、ドア100を構成するドアアウターパネル101とドアインナーパネル102の間にシート状(板状であってもよい)の吸音材30をドアアウターパネル101とドアインナーパネル102の間の底部から立設させたものである。
ドアアウターパネル101とドアインナーパネル102の間には、ドアガラス110を昇降させる機構が設けられている。すなわち、ドアガラス110の下端は、上下方向に延び、ドアインナーパネル102に固定されたレール111に昇降自在に案内されたガイド部112に保持されるとともに、ガイド部112にはレール111の上下に取付けられたワイヤガイド(図示しない)に架け渡されたワイヤ(図示しない)が連結され、ワイヤはドラム113に巻き付けられている。そのドラム113に巻き付けられたワイヤは、モータ114の正回転又は逆回転によって上方向又は下方向に移動させられ、それに連動してガイド部112とともにドアガラス110を昇降させるようにしている。
なお、ドアインナーパネル102に形成された開口部Hを覆うようにドアホールシール10がドアインナーパネル102の車内側でドアトリム103との間に設けられている。ドアホールシール10は、高発泡のスポンジゴムシートからなるもので、シート本体部11の周縁に取付けられたPEフィルム12を、ブチルゴムシール剤13を使用してドアインナーパネル102に取付けている。
そして、吸音材30はそれに別体で設けられた突出片40によって、ドアアウターパネル101とドアインナーパネル102の間、より具体的には、ドアアウターパネル101と、ドアパネル101,102間に格納されるドアガラス110との間に立設させている。吸音材30は、ドアアウターパネル101に対して略平行で、ドアガラス110に当接してドアガラス110の昇降に支障をきたすことがないようにドアガラス110との間に隙間をあけて設けられている。また、吸音材30はドアアウターパネル101に対しても隙間をあけて設けられている。
吸音材30は、吸音性能を有するとともに遮水する表皮を有し、且つ音の入射方向が変わっても吸音性能が同一である材料で構成されている。
吸音材30としては、例えば、EPDM,CR,SBR,NBR等の合成ゴムやエラストマー、ポリウレタンがあげられる。本実施形態では、吸音材30としてEPDM製スポンジゴムシートを使用した。
吸音材30をドアパネル101,102間に立設させる突出片40(41,42,43)は、図2に示すように、吸音材30の中央部と左右端部(ドア100に吸音材30が立設されたときは、吸音材30のドア前方端部とドア後方端部)の三か所に設けられ、吸音材30の上部及び下部を挟み込んで固定する把持部50(51,52,53)の下端に、さらに下方に向かって延びるように設けられている。
そして、特に吸音材30の中央部に設けられた把持部52の下端に設けられた突出片42は、他の突出片41,43よりも突出量が大きく、その先端42aはヘアピン状になっていて吸音材30の板厚方向に拡大又は縮小自在に弾力性を有している。また、吸音材30をドアパネル101,102間に設置したとき、突出片42の先端42aの車内側にはさらに車内側に向けて飛び出した係止突起42bが形成されている。また、係止突起42bの上部には係止突起42bとの連結位置から上方に向けて車内側に傾斜した押さえ板42cが設けられている。
このようにしてなる突出片42は、ドアアウターパネル101とドアインナーパネル102の間の底部中央に設けられた、ドア100内の水を排出する水抜き孔Rに上方から差し込まれる。
この突出片42を水抜き孔Rに差し込むときは、突出片42の先端42aは弾性変形により収縮し、係止突起42bが水抜き孔Rの上方から下方に抜けると突出片42の先端42aは弾性変形により拡大することにより、押さえ板42cは押圧する状態で水抜き孔Rに当接する。
このように、突出片42の先端42aを、水抜き孔Rに圧入することによって簡易に吸音材30をドアパネル101,102間に立設させた状態で固定する。
このとき、図3に示すように、突出片42は水抜き孔Rを完全に塞ぐことなく差し込まれるので水抜き孔Rの機能はそのまま維持され、ドアパネル101,102間に車外から進入してきた水は水抜き孔Rと突出片42の隙間Mから下方に流れ車外に排出されるようになっている。
なお、水抜き孔Rは、ドアアウターパネル101とドアインナーパネル102の間の底部の中央に通常形成されているので、既設の水抜き孔Rに対して吸音材30の中央に設けられた突出片42が差し込まれるように位置決めされている。
特に吸音材30の取付け時に作業者はその取付位置について心配する必要がないので作業効率がよく短時間でしかも正確な位置に取付けることができる。
また、吸音材30の両端部に設けられた突出片41,43の先端41a,43aは、車内側及び下方に突出した曲面形状で弾力性を有し、吸音材30の中央に設けられた突出片42が差し込まれたときには、ドアアウターパネル101とドアインナーパネル102の間の底部の両端部に当接して吸音材30の両端部を支持するようになっている。ドアアウターパネル101とドアインナーパネル102の間の底部の両端部にも水抜き孔が形成されているがそれら水抜き孔に突出片41,43の先端41a,43aは差し込まれるようになっていない。なお、突出片41,43の先端41a,43aの構造を、吸音材30の中央に設けられた突出片42の先端42aの構造と同様にして、水抜き孔に差し込むようにして吸音材30を固定することもできる。
なお、把持部50同士、つまりドア前方端部(左端部)の把持部51と中央部の把持部52及び、中央部の把持部52とドア後方端部(右端部)の把持部53は支持バー55に固定されていて、吸音材30から把持部50が容易に外れないようにしてある。
突出片41,42,43は、樹脂製のクリップで耐水性を有するものを使用していて、水が進入しやすいドアパネル101,102間で劣化するおそれを少なくしている。
以上のような自動車ドアの吸音構造によれば、ドア100を構成するドアアウターパネル101とドアインナーパネル102の間に、シート状の吸音材30を立設させたので、ドアパネル101,102間に進入する音のエネルギーをドアパネル101,102の内部で直接減衰させることができる。
本実施形態では、ドアホールシール10と併用しているのでドアパネル101,102間に進入した音のエネルギーを大きく減衰させることができる。
次に、ドアアウターパネル101とドアインナーパネル102の間の底部に立設された吸音材30の効果について実験した結果を、図6及び図7に示す。
図6に示したものは、自動車のタイヤ下部にスピーカーを設置したときの周波数と音圧レベルの関係を示すグラフであり、図7に示したものは、自動車のドア側方にスピーカーを設置したときの周波数と音圧レベルの関係を示すグラフである。また、それぞれ、(a)は運転手の耳元にマイクを設置した場合を示し、(b)はドア内側近傍(ドアパネルの前方中央でドアインナーパネル102から20mm車内側に離れた位置)にマイクを設置した場合を示したものである。ここでは、吸音材30を設けない場合を点線で示し、吸音材30を設けた場合を実線で示している。
これによれば、図7(a)で示した自動車のドア側方から進入する音を運転手の耳元で検知した場合は吸音材30を設置したときと設置しないときでは周波数に対する音圧レベルは同等かあるいは吸音材30を設置した方が僅かによいといえるが、図6(a),図6(b),図7(b)で示したそれ以外の場合では、吸音材30を設置した方が設置しない場合と比較して幅広い周波数帯において音圧レベルを抑えることができ、効果が大きいことは明らかである。
なお、本実施形態では、吸音材30を立設させるための突出片42を吸音材30の上部及び下部を挟み込んで固定する把持部52の下端に形成するようにしたが、突出片の構造は特に限定されるものではなく、吸音材30に安定して取付けられたものであればよい。
例えば、図4に示すように、上部が開口した把持部62のその開口部に、吸音材30の下端を嵌め入れるとともに、把持部62の開口した車内側上端部62aを車外側に折り曲げ、弾力性によって車外側に押圧する構造にして、吸音材30をドアアウターパネル101に押し当てるようにしたものであってもよい。このとき、吸音材30を両面テープや接着剤によってドアアウターパネル101の内側に貼り付けにより固着するようにしてもよい。なお、把持部62の下端には、図2で示した突出片42が形成されている。
また、図5に示すように、突出片42を設けるものではなく、吸音材30を両面テープや接着剤によってドアアウターパネル101の内側に貼り付けたものであってもよい。
また、吸音材30の高さは、図5に示すように、ドアアウターパネル101の内側を上から下まで大きく覆う方が好ましいが、図1,図4で示したようにドアアウターパネル101の内側を半分程度、あるいは僅かであっても覆うものであれば、ドアパネル101,102間に進入する音のエネルギーをドアパネル101,102の内部で直接減衰させるものなので、音圧レベルを減衰させる効果は大きい。
さらには、本実施形態では、吸音材30に対して突出片42を別体のもので構成したが突出片を吸音材とともに一体成型したものであってもよい。
10 ドアホールシール
11 シート本体部
12 PEフィルム
13 ブチルゴムシール剤
30 吸音材
40 突出片
41 突出片
41a 先端
42 突出片
42a 先端
42b 係止突起
42c 押さえ板
43 突出片
43a 先端
50 把持部
51 把持部
52 把持部
53 把持部
55 支持バー
62 把持部
62a 車内側上端部
100 ドア
101 ドアアウターパネル
102 ドアインナーパネル
103 ドアトリム
110 ドアガラス
111 レール
112 ガイド部
113 ドラム
114 モータ
200 防音材
201 袋
202 チップ状発泡弾性体
H 開口部
M 隙間
R 水抜き孔

Claims (5)

  1. 自動車ドアの内部に吸音材が設けられた自動車ドアの吸音構造であって、
    前記ドアを構成するドアアウターパネルとドアインナーパネルの間に、板状又はシート状の吸音材を立設させ、
    さらに、前記ドアアウターパネルとドアインナーパネルの間の底部にはドア内の水を排出する水抜き孔が形成され、
    前記吸音材に一体又は別体で設けられ下方に延びる突出片を、前記水抜き孔を完全に塞ぐことなく前記水抜き孔に差し込んで前記吸音材を固定することを特徴とする自動車ドアの吸音構造。
  2. 前記吸音材は、遮水する表皮を有することを特徴とする請求項1に記載の自動車ドアの吸音構造。
  3. 前記吸音材の車外側面は、前記ドアアウターパネルの車内側面に固着されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の自動車ドアの吸音構造。
  4. 前記突出片は、前記水抜き孔に圧入されることを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれか一つに記載の自動車ドアの吸音構造。
  5. 前記突出片は、前記吸音材に別体で設けられた、耐水性を有する樹脂製のクリップであることを特徴とする請求項1乃至4のうちいずれか一つに記載の自動車ドアの吸音構造。
JP2017005067A 2017-01-16 2017-01-16 自動車ドアの吸音構造 Active JP6850614B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017005067A JP6850614B2 (ja) 2017-01-16 2017-01-16 自動車ドアの吸音構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017005067A JP6850614B2 (ja) 2017-01-16 2017-01-16 自動車ドアの吸音構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018114771A JP2018114771A (ja) 2018-07-26
JP6850614B2 true JP6850614B2 (ja) 2021-03-31

Family

ID=62983703

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017005067A Active JP6850614B2 (ja) 2017-01-16 2017-01-16 自動車ドアの吸音構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6850614B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS578499Y2 (ja) * 1978-03-30 1982-02-18
JP3466334B2 (ja) * 1995-07-14 2003-11-10 三菱電機株式会社 車両用スピーカ装置
JP2006213172A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Toyota Motor Corp 車両用ドア構造
WO2009144818A1 (ja) * 2008-05-30 2009-12-03 パイオニア株式会社 スピーカシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018114771A (ja) 2018-07-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9216630B2 (en) Water shield
JP4729087B2 (ja) 車両のドア構造
JP6126046B2 (ja) サンルーフ装置の排水構造
WO2007097278A1 (ja) ドア用シール材
JP5860967B2 (ja) 車両用ドア
US20160144803A1 (en) Structure of door trim and door inner belt for vehicle
JP6854261B2 (ja) グロメット
JP6850614B2 (ja) 自動車ドアの吸音構造
JP2006044635A (ja) 自動車のドア構造
JP5434805B2 (ja) 車両のフロントピラー構造
JP3706347B2 (ja) 自動車用ドア構造
JP3754412B2 (ja) 自動車用ドア構造
KR101416359B1 (ko) 선루프 글래스 부상 방지장치 및 이를 포함하는 선루프 조립체
JP6330610B2 (ja) 車両用サイドドア構造
JP4657636B2 (ja) 自動車用ドア
JP6467128B2 (ja) 自動車用ディビジョンバー
KR100774745B1 (ko) 자동차 도어의 인사이드 벨트 웨더스트립
CN107444082B (zh) 车辆用门
JP2010052646A (ja) 車両用ドアの防水構造
JP5431543B2 (ja) 自動車用シール構造
JP2005022477A (ja) 自動車用ドア構造
JP6096609B2 (ja) 車両用ドア
JP4409543B2 (ja) 自動車のトランクフロントトリム構造
JPS647049Y2 (ja)
JP2010235092A (ja) 自動車のドア

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210302

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210308

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6850614

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250