JP2017149276A - 車両用バックドア - Google Patents

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Abstract

【課題】バックドア本体の骨格強度を低下させることなく、バックドア本体に雨垂れプロテクタを取付けることができる車両用バックドアを提供する。
【解決手段】車両用バックドア10では、バックドア本体20の車両上方側において車両幅方向両端部に一対で雨垂れプロテクタ50が取付けられている。雨垂れプロテクタ50は、取付部52と、樋部54とを備えている。取付部52は、接着部材36の車両幅方向外側においてドアインナパネル26とドアアウタパネル28とに挟込まれ、かつ、車両上下方向に沿って延設されている。樋部54は、取付部52の車両幅方向外側端に接続され、バックドア本体20の開時にバックドア本体20の車両幅方向縁部から落下する水をバックドア開口部14側へ導く。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用バックドアに関する。
特許文献1には、バックドア用雨垂れチャンネルが開示されている。雨垂れチャンネルは、車体の後部開口部を車両上下方向に開閉するバックドアの車両幅方向両端部に一対となって取付けられている。雨垂れチャンネルでは、バックドアの開時にバックドアのアウタパネルやガラスの表面を伝わって流れる雨水を集めることができ、集められた雨水を後部開口部よりも外側に雨垂れ状に落下させることができる。
特許第3908161号公報
上記雨垂れチャンネルは、バックドアの骨格部材としてのインナパネルに取付孔を形成し、この取付孔に雨垂れチャンネルにも形成された孔を介して固定ピンを挿入することにより、バックドアに取付けられている。このため、バックドアの雨垂れチャンネルの取付部位において骨格強度が低くなるので、改善の余地があった。
本発明は上記事実を考慮し、バックドア本体の骨格強度を低下させることなく、バックドア本体に雨垂れプロテクタを取付けることができる車両用バックドアを得ることが目的である。
請求項1に記載された発明に係る車両用バックドアは、車両前後方向を厚さ方向とするドアインナパネルの端部とドアインナパネルの車両後方側に配置されると共に車両前後方向を厚さ方向とするドアアウタパネルの端部とが接着部材を介して接合され、車両上下方向へ回動することでバックドア開口部を開閉するバックドア本体と、バックドア本体の車両上方側において車両幅方向両端部に一対で配置され、接着部材の車両幅方向外側においてドアインナパネルとドアアウタパネルとに挟込まれ、かつ、車両上下方向に沿って延設された取付部と、取付部の車両幅方向外側端に接続され、バックドア本体の開時にバックドア本体の車両幅方向縁部から落下する水をバックドア開口部側へ導く樋部とを有する雨垂れプロテクタと、を備えている。
上記車両用バックドアは、バックドア本体と、雨垂れプロテクタとを備える。バックドア本体は、車両前後方向を厚さ方向とするドアインナパネルの端部と、ドアインナパネルの車両後方側に配置されると共に車両前後方向を厚さ方向とするドアアウタパネルの端部とを接着部材を介して接合している。このバックドア本体は車両上下方向へ回動することでバックドア開口部を開閉する。雨垂れプロテクタは、バックドア本体の車両上方側において、車両幅方向両端部に一対で配置される。
ここで、雨垂れプロテクタは、取付部と、樋部とを有する。樋部は、取付部の車両幅方向外側端に接続され、バックドア本体の開時にバックドア本体の車両幅方向縁部から落下する水をバックドア開口部側へ導く。取付部は、接着部材の車両幅方向外側においてドアインナパネルとドアアウタパネルとに挟込まれ、かつ、車両上下方向に沿って延設される。このため、骨格部材としてのドアインナパネルに取付孔を形成せずに、ドアインナパネルとドアアウタパネルとの間に雨垂れプロテクタを取付けることができる。
上記車両用バックドアは、バックドア本体の骨格強度を低下させることなく、バックドア本体に雨垂れプロテクタを取付けることができるという優れた効果を有する。
第1実施の形態に係る車両用バックドアのバックドア本体及びバックドア開口部を車両下方側から見た拡大断面図(図2及び図3に示されるA−A線で切った断面図)である。 図1に示されるバックドア本体及びバックドア開口部を車両後方側から見た背面図である。 図2に示されるバックドア本体及びドア開口部の要部を拡大して示す拡大背面図である。 図2に示されるバックドア本体及びドア開口部の要部を拡大して車両側面側から見た拡大側面図である。 (A)は図1〜図4にそれぞれ示されるバックドア本体に取付けられる雨垂れプロテクタを車両後方側から見た斜視図、(B)は(A)に示される雨垂れプロテクタを車両上方側から見た斜視図、(C)は(A)に示される雨垂れプロテクタを車両前方側から見た斜視図である。 第2実施の形態に係る車両用バックドアのバックドア本体の要部を示す図1に対応する拡大断面図である。
(第1実施の形態)
以下、本発明の第1実施の形態に係る車両用バックドアについて、図1〜図5を用いて説明する。図中、適宜示される矢印FRは車両前方向を示し、矢印INは車両幅方向内側を示す。また、矢印UPは車両上方向を示している。
[車両用バックドアの構成]
図2に示されるように、本実施の形態に係る車両用バックドア10は車体12の車両後端部に設けられている。車両用バックドア10の上端部は、車両幅方向を軸方向として車体12にヒンジ(図示省略)により結合されている。これにより、車両用バックドア10は、車両上下方向へ回動することでバックドア開口部14を開閉可能としている。
車両用バックドア10は、バックドア本体20と、バックドア本体20の車両上下方向中間から車両上方側において車両前後方向に貫通し車両幅方向を長手方向とするリヤ窓開口部22を車両後方側から塞ぐリヤウインドガラス24と、を含んで構成されている。リヤウインドガラス24は、車両前後方向を厚さ方向とし、リヤ窓開口部22に対して略同一形状に形成され、リヤ窓開口部22よりも大きい寸法に形成されている。
バックドア本体20は、リヤドアインナパネル(以下、単に「ドアインナパネル」という)26とリヤドアアウタパネル(以下、単に「ドアアウタパネル」という)28とを接合して形成されている。ドアインナパネル26は、車両前後方向を厚さ方向とし、車両幅方向を長手方向とし、かつ、車両上下方向を幅方向として、車両後方視において矩形状に形成されている。ドアアウタパネル28は、ドアインナパネル26の車両後方側に配置され、ドアインナパネル26と同様に矩形状に形成されている。バックドア本体20の車両幅方向両端部には、車両上下方向中間から車両上方側へ立設された左右一対のバックドア縦柱30、32がバックドア骨格部材として設けられている。さらに、バックドア本体20には、左右一対のバックドア縦柱30の上部とバックドア縦柱32の上部とに掛渡されて、車両幅方向を長手方向として延在されたバックドア横柱34がバックドア骨格部材として設けられている。すなわち、左右一対のバックドア縦柱30、32及びバックドア横柱34に周囲が囲まれてリヤ窓開口部22が形成されている。
ここで、図1に示されるように、車両後方側から見て右側のバックドア縦柱32は、ドアインナパネル26とドアアウタパネル28とを車両前後方向に重ねて接合され、車両平面視において矩形状の閉断面構造に形成されている。詳しく説明すると、ドアインナパネル26は、車両幅方向を厚さ方向とする内側壁26Aと、内側壁26Aの車両前方端から車両幅方向外側に屈曲された前側壁26Bと、前側壁26Bの車両幅方向外側端から車両後方側へ屈曲された外側壁26Cとを有する。つまり、ドアインナパネル26は、車両平面視において、車両後方側が開放されたU字形状に形成されている。外側壁26Cの車両後方端には車両幅方向外側へ屈曲され、かつ、延出されたフランジ26Dが外側壁26Cと一体に形成されている。フランジ26Dは、ドアインナパネル26の車両幅方向外側の端部とされている。
一方、バックドア縦柱32のドアアウタパネル28は、車両前後方向を厚さ方向とする板状に形成されている。ドアアウタパネル28の車両幅方向外側の端部28Dは、ドアインナパネル26のフランジ26Dと車両前後方向に対向する位置に配置されている。
本実施の形態では、ドアインナパネル26、ドアアウタパネル28は、いずれも樹脂材料により形成されている。樹脂材料として、炭素繊維入り強化プラスチック、又はガラス繊維入り強化プラスチックが使用されている。ドアインナパネル26のフランジ(端部)26Dとドアアウタパネル28の端部28Dとの間には接着部材36が設けられ、フランジ26Dと端部28Dとは接着部材36を介して接合(接着)されている。接着部材36として、例えばウレタン樹脂系接着材が使用されている。
バックドア縦柱32の内部32Aには補強部材40が設けられている。補強部材40は、例えば金属製の板材により形成され、車両平面視においてドアインナパネル26よりも一回り小さいサイズのU字形状に形成されている。そして、バックドア縦柱32において、ドアアウタパネル38の車両後方側の表面には接着部材42を介してリヤウインドガラス24が接着されている。
また、図1に示されるように、バックドア縦柱32の車両幅方向外側には、バックドア開口部14の側壁となるサイメンアウタ44が配置されている。サイメンアウタ44は、バックドア縦柱32のドアインナパネル26と車両前方側において対向するリヤパネル46に接合されている。
なお、車両後方側から見て左側のバックドア縦柱30、サイメンアウタ並びにリヤパネルの構造は、バックドア縦柱32、サイメンアウタ44並びにリヤパネル46の構造と左右対称の同一構造であるので、説明を省略する。
そして、車両用バックドア10は、図1〜図4に示されるように、バックドア本体20に加えて、バックドア本体20の車両上方側端部において、車両後方側から見て車両幅方向両端部に左右一対で配置された雨垂れプロテクタ(雨垂れ防止部材)50を備えている。図5(A)〜図5(C)に示されるように、雨垂れプロテクタ50は、取付部52と、樋部54とを含んで構成されている。
詳しく説明すると、取付部52は、図1〜図4及び図5(A)〜図5(C)に示されるように、車両前後方向を板厚方向とし、バックドア縦柱30又は32に沿って車両上下方向を長手方向として延設され、車両幅方向を幅方向とする矩形板状に形成されている。この取付部52は、図1に示されるように、接着部材36の車両幅方向外側においてバックドア縦柱30又は32のドアインナパネル26のフランジ26Dとドアアウタパネル28の端部28Dとに挟込まれて取付けられている。取付部52は単にフランジ26Dと端部28Dとの間に挟込まれているので、バックドア縦柱30又は32への雨垂れプロテクタ50の取付けに接着部材、ねじ或いはクリップは必要とされない。
一方、樋部54は、図5(A)〜図5(C)に示されるように、取付部52の車両幅方向外側端に接続され、車両前方側へ凹む樋状に形成されている。本実施の形態において、雨垂れプロテクタ50は樹脂材料によって形成され、樋部54は取付部52と一体に成形されている。
図1〜図4及び図5(A)〜図5(C)に示される樋部54を詳しく説明する。樋部54の上部は、取付部52に接続された車両幅方向内側の内壁541とこの内壁541に対向して配置された車両幅方向外側の外壁542とが車両前方側において一体に形成され、車両平面視においてU字状又はV字状の第1樋部位54Aとして構成されている。樋部54の下部は、第1樋部位54Aの外壁542がそのまま車両下方側へ延設された外壁543とこの外壁543の車両前方端から車両幅方向に屈曲された前壁544とが一体に形成され、車両平面視においてL字状の第2樋部位54Bとして構成されている。取付部52の車両下方端、第1樋部位54Aの内壁541の車両下方端並びに第2樋部位54Bの前壁544の車両上方端は、連結部位54Cを介して一体に接続されている。樋部54は、バックドア本体20の開時に、バックドア本体20の車両幅方向縁部から落下する水をバックドア開口部14のリヤパネル46側へ導く構成とされている。ここで、開時とは、車両用バックドア10を車両上方側へ移動し、バックドア開口部14を開放して車体12の後部の荷室が車両後方視において見える状態のときである。
(本実施の形態の作用及び効果)
以上説明したように、本実施の形態に係る車両用バックドア10は、図1〜図4に示されるように、バックドア本体20と、雨垂れプロテクタ50とを備える。バックドア本体20は、車両前後方向を厚さ方向とするドアインナパネル26のフランジ26Dと、ドアインナパネル26の車両後方側に配置されると共に車両前後方向を厚さ方向とするドアアウタパネル28の端部28Dとを接着部材を36介して接合している。このバックドア本体20は車両上下方向へ回動することでバックドア開口部14を開閉する。雨垂れプロテクタ50は、バックドア本体20の車両上方側において、車両幅方向両端部に一対で配置される。
ここで、図5(A)〜図5(C)に示されるように、雨垂れプロテクタ50は、取付部52と、樋部54とを有する。樋部54は、取付部52の車両幅方向外側端に接続され、バックドア本体20の開時にバックドア本体20の車両幅方向縁部から落下する水をバックドア開口部14側へ導く。図1に示されように、取付部52は、接着部材36の車両幅方向外側においてドアインナパネル26のフランジ26Dとドアアウタパネル28の端部28Dとに挟込まれ、かつ、車両上下方向に沿って延設される。このため、骨格部材としてのバックドア縦柱30及び32においてドアインナパネル26の外側壁26Cに取付孔を形成せずに、ドアインナパネル26とドアアウタパネル28とで取付部52を挟込んでバックドア本体20に雨垂れプロテクタ50を取付けることができる。従って、車両用バックドア10は、バックドア本体20の骨格強度を低下させることなく、バックドア本体20に雨垂れプロテクタ50を取付けることができる。
また、上記車両用バックドア10では、上記の通り、図1に示されるドアインナパネル26の外側壁26Cに取付孔を形成しないので、外側壁26C及び内側壁26Aの車両前後方向の寸法を、取付孔の径寸法に相当する分、小さくすることができる。このため、バックドア縦柱30及び32において、骨格部材としての断面形状に自由度を持たせることができる。
さらに、車両用バックドア10では、図1に示されるように、雨垂れプロテクタ50の取付部52が、バックドア縦柱30及び32のドアインナパネル26のフランジ26Dとドアアウタパネル28の端部28Dとに挟込まれて取付けられる。このため、取付部52とフランジ26Dとが密着され、かつ、取付部52と端部28Dとが密着されるので、外部からフランジ26Dと端部28Dとの隙間を介してドアインナパネル26とドアアウタパネル28との間への水の浸入を防止することができる。これにより、浸入した水による接着部材36の劣化を効果的に抑制又は防止することができる。加えて、取付部52とフランジ26Dとが線状又は面状に密着され、かつ、取付部52と端部28Dとが同様に線状又は面状に密着されるので、雨垂れプロテクタ50の取付強度を向上させることができる。
また、車両用バックドア10では、図1に示されるように、雨垂れプロテクタ50の取付部52がフランジ26Dと端部28Dとに挟込まれて取付けられるので、取付部52にねじやクリップを差込む取付孔が必要とされない。このため、取付部52の車両幅方向の寸法を小さくすることができるので、車両幅方向において雨垂れプロテクタ50を小型化することができる。加えて、上記ねじやクリップが必要とされないので、車両用バックドア10の部品点数を削減することができる。
さらに、車両用バックドア10では、図1に示されるように、雨垂れプロテクタ50の取付部52がフランジ26Dと端部28Dとに挟込まれて取付けられるので、この取付位置が車両幅方向外側へ移動する。加えて、上記の通り、雨垂れプロテクタ50の車両幅方向の寸法が小さくなる。このため、雨垂れプロテクタ50の車両幅方向の寸法ばらつきが小さくなるので、雨垂れプロテクタ50とそれに近接するサイメンアウタ44との間隔精度を向上させることができる。これにより、雨垂れプロテクタ50とサイメンアウタ44との接触をなくすことができるので、例えばサイメンアウタ44の塗装剥がれを防止することができる。
(第2実施の形態)
次に、図6を用いて、本発明の第2実施の形態に係る車両用バックドア10について説明する。なお、本実施の形態の説明において、第1実施の形態に係る車両用バックドア10の構成要素と同一の構成要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
図6に示されるように、本実施の形態に係る車両用バックドア10は、第1実施の形態に係る車両用バックドア10に対して、係止部26Eと、被係止部52Eとを更に備えている。詳しく説明すると、係止部26Eは、バックドア縦柱32のドアインナパネル26において接着部材36とフランジ26Dの車両幅方向外側端との中間に形成され、フランジ26Dの端部28D側の表面から端部28Dへ向かって突出された部位である。車両後方視を省略しているが、係止部26Eは、円柱状、角柱状、楕円柱状等の突起形状に形成され、1個、又は車両上下方向に一定の間隔を持って複数形成されている。係止部26Eの高さ(車両前後方向の寸法)hは、雨垂れプロテクタ50の取付部52の厚さtと同一か、又は厚さtより小さい寸法に設定されている。係止部26Eはフランジ26Dと一体に形成されている。
一方、被係止部52Eは、雨垂れプロテクタ50の取付部52において係止部26Eに対応する位置に形成されている。被係止部52Eは、取付部52を厚さ方向(車両前後方向)に貫通し、かつ、係止部26Eと係合される開口形状を有する孔状の部位である。被係止部26Eは、係止部26Eに対応して形成されるので、係止部26Eと同一数で形成されている。なお、バックドア縦柱30に取付けられる雨垂れプロテクタ50は、バックドア縦柱32に取付けられる雨垂れプロテクタ50と同一構造により構成されている。
(本実施の形態の作用及び効果)
以上説明したように、本実施の形態に係る車両用バックドア10は、前述の第1実施の形態に係る車両用バックドア10によって得られる作用効果と同様の作用効果を得ることができる。
また、本実施の形態に係る車両用バックドア10では、図6に示されるように、バックドア縦柱30、32のフランジ26D(ドアインナパネル26)に係止部26Eが形成され、雨垂れプロテクタ50の取付部52に被係止部52Eが形成される。係止部26Eと被係止部52Eとが係合されることにより、フランジ26Dと端部28Dとの間から雨垂れプロテクタ50の抜けを防止することができるので、雨垂れプロテクタ50の取付強度を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、係止部26Eがフランジ26Cに形成されているが、係合部はドアアウタパネル28の端部28Dに形成してもよい。また、係止部26Eは孔状の部位とし、被係止部52Eは突状の部位としてもよい。
[上記実施の形態の補足説明]
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、上記実施の形態では、バックドア本体のドアインナパネル及びドアアウタパネルが樹脂材料により形成されているが、本発明は、ドアインナパネル、ドアアウタパネルのいずれか一方を樹脂材料、いずれか他方を金属材料により形成してもよい。勿論、本発明は、ドアインナパネル、ドアアウタパネルの双方を金属材料により形成してもよい。
10 車両用バックドア
20 バックドア本体
26 ドアインナパネル
26D フランジ(端部)
28 ドアアウタパネル
28D 端部
30、32 バックドア縦柱
36 接着部材
50 雨垂れプロテクタ
52 取付部
54 樋部

Claims (1)

  1. 車両前後方向を厚さ方向とするドアインナパネルの車両幅方向外側の端部と当該ドアインナパネルの車両後方側に配置されると共に車両前後方向を厚さ方向とするドアアウタパネルの車両幅方向外側の端部とが接着部材を介して接合され、車両上下方向へ回動することでバックドア開口部を開閉するバックドア本体と、
    前記バックドア本体の車両上方側において車両幅方向両端部に一対で配置され、前記接着部材の車両幅方向外側において前記ドアインナパネルと前記ドアアウタパネルとに挟込まれ、かつ、車両上下方向に沿って延設された取付部と、当該取付部の車両幅方向外側端に接続され、前記バックドア本体の開時に当該バックドア本体の車両幅方向縁部から落下する水を前記バックドア開口部側へ導く樋部とを有する雨垂れプロテクタと、
    を備えた車両用バックドア。
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