JP2018080384A - カールを最小化した電解銅箔、それを含む電極、それを含む二次電池、およびその製造方法 - Google Patents

カールを最小化した電解銅箔、それを含む電極、それを含む二次電池、およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ロールツーロール(RTR)工程中に折れおよび/またはシワの発生が防止できるカールを最小化した電解銅箔およびその製造方法、そしてこの電解銅箔で製造され高生産性が担保できる電極および二次電池を提供する。
【解決手段】電解銅箔110は、第1面およびその反対側の第2面を有し、前記第1および第2面の表面粗さ(R)の差は0.3μm以下であり、前記第1および第2面のピーク数粗さ(Rpc)の差は96個以下であり、前記第1および第2面の220面集合組織係数[TC(220)]の差は0.39以下であり、前記第1および第2面でのクロム(Cr)付着量の差は2.5mg/m以下である。
【選択図】図1

Description

本発明はカールを最小化した電解銅箔、それを含む電極、それを含む二次電池、およびその製造方法に関するものである。
電解銅箔は、二次電池の陰極、軟性印刷回路基板(Flexible Printed Circuit Board:FPCB)などの多様な製品の製造に利用されている。
一般に、電解銅箔はロールツーロール(Roll To Roll:RTR)工程を通じて製造されるだけでなく、ロールツーロール(RTR)工程を通しての二次電池の陰極、軟性印刷回路基板(FPCB)などの製造に利用される。
ロールツーロール(RTR)工程は連続生産を可能とするので、製品の大量生産に適した工程と知られている。しかし、現実としては、ロールツーロール(RTR)工程中に頻繁に引き起こされている電解銅箔の折れおよび/またはシワの発生によって、ロールツーロール工程設備を中断してこのような問題点を解決してから前記設備を再稼働しなければならず、このような工程設備の中断および再稼働の繰り返しによって生産性の低下という深刻な問題が引き起こされている。
すなわち、ロールツーロール(RTR)工程中に引き起こされる電解銅箔の折れおよび/またはシワの発生は製品の連続生産を不可能とさせてロールツーロール(RTR)工程固有の長所を毀損し、その結果、製品の生産性の低下および歩留まりの低下を招く。
カールの激しい電解銅箔であるほどロールツーロール(RTR)工程中に折れおよび/またはシワが発生する危険が大きい。しかし、電解銅箔のカールに影響を及ぼす因子はこれまで正確に究明されていない。
したがって、本発明は前記のような関連技術の制限および短所に起因した問題点が防止できる電解銅箔、それを含む電極、それを含む二次電池、およびその製造方法に関するものである。
本発明の一観点は、ロールツーロール(RTR)工程中に折れおよび/またはシワの発生が防止できるカールを最小化した電解銅箔を提供することである。
本発明の他の観点は、ロールツーロール(RTR)工程中に折れおよび/またはシワの発生が防止できるカールを最小化した電解銅箔に製造されることによって、高生産性が担保できる電極を提供することである。
本発明のさらに他の観点は、ロールツーロール(RTR)工程中に折れおよび/またはシワの発生が防止できるカールを最小化した電解銅箔に製造されることによって、高生産性が担保できる二次電池を提供することである。
本発明のさらに他の観点は、ロールツーロール(RTR)工程中に折れおよび/またはシワの発生が防止できるカールを最小化した電解銅箔を製造する方法を提供することである。
前記で言及された本発明の観点の他にも、本発明の他の特徴および利点が以下で説明されるか、そのような説明から本発明が属する技術分野で通常の知識を有した者に明確に理解できるであろう。
前記のような本発明の一観点に従って、第1面とその反対側の第2面を有する電解銅箔において、前記第1面に向かうマット面(matte surface)および前記第2面に向かうシャイニー面(shiny surface)を含む銅層;前記マット面上の第1保護層;および前記シャイニー面上の第2保護層を含み、前記第1および第2面の表面粗さ(R)の差は0.3μm以下であり、前記第1および第2面のピーク数粗さ(peak count roughness:Rpc)の差は96個以下であり、前記第1および第2面の220面集合組織係数[TC(220)]の差は0.39以下であり、前記第1および第2保護層のそれぞれはクロム(Cr)を含み、前記第1および第2面でのクロム(Cr)付着量の差は2.5mg/m以下であることを特徴とする、電解銅箔が提供される。
前記第1および第2面のそれぞれの表面粗さ(R)は0.1〜0.55μmであり得る。
前記第1および第2面のそれぞれのピーク数粗さ(Rpc)は3〜106個であり得る。
前記第1および第2面のそれぞれの220面集合組織係数[TC(220)]は0.4〜1.32であり得る。
前記電解銅箔は25±15℃の常温で21〜55kgf/mmの降伏強度を有することができる。
前記電解銅箔は25±15℃の常温で3%以上の延伸率を有することができる。
本発明の他の観点に従って、第1面とその反対側の第2面を有する電解銅箔;および前記第1面上の第1活物質層を含むものの、前記電解銅箔は、前記第1面に向かうマット面および前記第2面に向かうシャイニー面を含む銅層;前記マット面上の第1保護層;および前記シャイニー面上の第2保護層を含み、前記第1および第2面の表面粗さ(R)の差は0.3μm以下であり、前記第1および第2面のピーク数粗さ(Rpc)の差は96個以下であり、前記第1および第2面の220面集合組織係数[TC(220)]の差は0.39以下であり、前記第1および第2保護層のそれぞれはクロム(Cr)を含み、前記第1および第2面でのクロム(Cr)付着量の差は2.5mg/m以下であることを特徴とする、二次電池用電極が提供される。
前記第1および第2面のそれぞれの表面粗さ(R)は0.1〜0.55μmであり得、前記第1および第2面のそれぞれのピーク数粗さ(Rpc)は3〜106個であり得、前記第1および第2面のそれぞれの220面集合組織係数[TC(220)]は0.4〜1.32であり得る。
前記電解銅箔は25±15℃の常温で21〜55kgf/mmの降伏強度および3%以上の延伸率を有することができる。
前記二次電池用電極は前記第2面上の第2活物質層をさらに含むことができ、前記第1および第2活物質層は、互いに独立して、炭素;Si、Ge、Sn、Li、Zn、Mg、Cd、Ce、NiまたはFeの金属;前記金属を含む合金;前記金属の酸化物;および前記金属と炭素の複合体からなる群から選択される一つ以上の活物質をそれぞれ含むことができる。
本発明のさらに他の観点に従って、陽極(cathode);前記二次電池用電極で構成された陰極(anode);前記陽極と陰極の間でリチウムイオンが移動できる環境を提供する電解質(electrolyte);および前記陽極と前記陰極を電気的に絶縁させる分離膜(separator)を含むことを特徴とする、二次電池が提供される。
本発明のさらに他の観点に従って、銅層を形成する段階;および前記銅層上に保護層を形成する段階を含むものの、前記銅層形成段階は、70〜90g/Lの銅イオン、80〜120g/Lの硫酸、10〜50ppmのビス(3−スルホプロピル)ジスルフィド[bis−(3−sulfopropyl)disulfide:SPS]、および10〜50ppmのポリエチレングリコール(PEG)を含む電解液を準備する段階;および前記電解液内に互いに離隔して配置された陽極板および回転陰極ドラムを40〜80A/dmの電流密度で通電させることによって電気メッキを遂行する段階を含み、前記電気メッキが遂行される間、前記電解液内の全体炭素量(Total Carbon:TC)は0.25g/L以下に維持され、前記電解液内の銀(Ag)濃度は0.2g/L以下に維持されることを特徴とする、電解銅箔の製造方法が提供される。
前記回転陰極ドラムの表面は#800〜#3000の粒度(Grit)を有する研磨ブラシで研磨され得る。
前記電解液準備段階は、銅ワイヤーを600〜900℃で30〜60分の間熱処理する段階;前記熱処理された銅ワイヤーを酸洗する段階;前記酸洗した銅ワイヤーを硫酸に投入する段階;および前記銅ワイヤーが投入された硫酸にビス(3−スルホプロピル)ジスルフィド(SPS)およびポリエチレングリコール(PEG)を添加する段階を含むことができる。
前記銅層形成段階は、前記電気メッキが遂行される間過酸化水素および空気を前記電解液に投入する段階をさらに含むことができる。
前記銅層形成段階は、前記電解液内の銀(Ag)濃度が0.2g/Lを超過することを防止するために、銀(Ag)をAgCl形態で沈殿させ得る塩素イオンを前記電解液に添加する段階をさらに含むことができる。
前記電解液はヒドロキシエチルセルロース(HEC)、有機硫化物、有機窒化物、グリコール(glycol)系高分子、およびチオ尿素(thiourea)系化合物で構成されたグループから選択される少なくとも一つの有機添加剤をさらに含むことができる。
前記保護層形成段階は0.5〜1.5g/LのCrを含む防錆液内に前記銅層を浸漬させる段階を含むことができる。
前記のような本発明に対する一般的な叙述は本発明を例示したり説明するためのものに過ぎず、本発明の権利範囲を制限しない。
本発明によれば、カールを最小化した電解銅箔を利用してロールツーロール(RTR)工程を通じて軟性印刷回路基板(FPCB)、二次電池などの中間部品および最終品を製造することによって、ロールツーロール(RTR)工程中に前記電解銅箔の折れやシワの発生を防止することができ、その結果、前記中間部品はもちろん最終品の生産性を向上することができる。
添付された図面は、本発明の理解を助け、本明細書の一部を構成するためのものであって、本発明の実施例を例示し、発明の詳細な説明とともに本発明の原理を説明する。
本発明の一実施例に係る二次電池用電極の断面図である。 ASME B46.1(2009)規格に従って得られた表面粗さプロファイルを例示した図面である。 電解銅箔のXRDグラフを例示した図面である。 電解銅箔のカール(curl)の程度を測定する方法を例示した図面である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
本発明の技術的思想および範囲を逸脱しない範囲内で本発明の多様な変更および変形が可能であることは当業者に自明である。したがって、本発明は特許請求の範囲に記載された発明およびその均等の範囲内に入る変更および変形を全て含む。
リチウムイオン二次電池は、陽極(cathode)、陰極(anode)、前記陽極と陰極の間でリチウムイオンが移動できる環境を提供する電解質(electrolyte)、および一つの電極で発生した電子が二次電池の内部を通じて他の電極に移動することによって無駄に消耗することを防止するために、前記陽極と陰極を電気的に絶縁させる分離膜(separator)を含む。
図1は本発明の一実施例に係る二次電池用電極の断面図である。
図1に例示された通り、本発明の一実施例に係る二次電池用電極100は、第1面S1とその反対側の第2面S2を有する電解銅箔110、前記第1面S1上の第1活物質層120a、および前記第2面S2上の第2活物質層120bを含む。図1は前記電解銅箔110の第1および第2面S1、S2の両方上に活物質層120a、120bがそれぞれ形成された例を示しているが、本発明はこれに限定されず、本発明の二次電池用電極100は活物質層として前記第1および第2活物質層120a、120bのうちいずれか一つのみを含むこともできる。
リチウム二次電池において、陽極活物質と結合する陽極集電体としてはアルミホイル(foil)が使われ、陰極活物質と結合する陰極集電体としては電解銅箔が使われるのが一般的である。
本発明の一実施例によれば、前記二次電池用電極100はリチウム二次電池の陰極に使われ、前記電解銅箔110は陰極集電体として機能し、前記第1および第2活物質層120a、120bは陰極活物質を含む。
図1に例示された通り、本発明の電解銅箔110はマット面(matte surface)MSおよびシャイニー面(shiny surface)SSを含む銅層111、前記銅層111の前記マット面MS上の第1保護層112a、および前記銅層111の前記シャイニー面SS上の第2保護層112bを含む。
前記マット面MSは前記電解銅箔110の第1面S1に向かう銅層111の面であり、前記シャイニー面SSは前記電解銅箔110の第2面S2に向かう銅層111の面である。
本発明の銅層111は電気メッキを通じて回転陰極ドラム上に形成され得るが、前記シャイニー面SSは電気メッキ過程で前記回転陰極ドラムと接触した面を指し示し、前記マット面MSは前記シャイニー面SSの反対側の面を指し示す。
シャイニー面SSがマット面MSに比べてより低い表面粗さ(Rz)を有するのが一般的であるが、本発明はこれに限定されず、シャイニー面SSの表面粗さ(Rz)がマット面MSの表面粗さ(Rz)と同一であるかそれよりも高くてもよい。
前記第1および第2保護層112a、112bは、前記銅層111の腐食を防止し、耐熱性を向上させるためのものであって、クロム(Cr)を含むことができる。
前述した通り、カール(curl)の激しい電解銅箔であるほどロールツーロール(RTR)工程中に折れおよび/またはシワが発生する危険が大きい。したがって、電解銅箔110のカールを引き起こす全ての因子を考慮して電解銅箔110を製造しなければならない。
本発明によれば、表面形状、表面プロファイル、表面の結晶構造、およびクロム(Cr)付着量のような因子に対する電解銅箔110の第1および第2面S1、S2の差が電解銅箔110のカールを引き起こすという事実が見出された。すなわち、前記因子に対する前記第1および第2面S1、S2の差は前記第1および第2面S1、S2での応力差を誘発し、このような応力差は電解銅箔110のカールを誘発する。したがって、電解銅箔110のカールを最小化するために、前記主要因子に対する前記第1および第2面S1、S2の差を最小化する必要がある。
結晶粒サイズと密接な関係にある表面形状と表面プロファイルは表面粗さ(R)およびピーク数粗さ(peak count roughness:Rpc)で代表され得、表面の結晶構造は220面集合組織係数[TC(220)]で代表され得る。
したがって、本発明によれば、電解銅箔110のカールを最小化するために、前記第1および第2面S1、S2の表面粗さ(R)の差は0.3μm以下であり、前記第1および第2面S1、S2のピーク数粗さ(Rpc)の差は96個以下であり、前記第1および第2面S1、S2の220面集合組織係数[TC(220)]の差は0.39以下である。
前記表面粗さ(R)は、JIS B 0601−1994規格に沿って測定され得る[測定長さ:4mm(cut off区間は除外)]。本発明の一実施例によれば、前記電解銅箔110の第1および第2面S1、S2のそれぞれの表面粗さ(R)は0.1〜0.55μmであり得る。
前記表面粗さ(R)が0.1μm未満である場合、陰極活物質と接触できる電解銅箔110の活性比表面積が過度に少ないため電解銅箔110と第1および第2活物質層120a、120bの間に十分な密着力を確保することができない。反面、表面粗さ(R)が0.55μmを超過する場合には、電解銅箔110の第1および第2面S1、S2が過度に不均一であるため陰極活物質のコーティング均一性が低下し、これによって電解銅箔110と第1および第2活物質層120a、120bの間の密着力が顕著に低下する。
以下では、図2を参照して本発明の主要因子の一つであるピーク数粗さ(Rpc)を具体的に説明する。
前記ピーク数粗さ(Rpc)は、表面中の任意の3地点のピーク数粗さ(Rpc)を測定し、その測定値の平均値を算出することによって得ることができる。前記地点のそれぞれのピーク数粗さ(Rpc)は、ASME B46.1(2009)規格に沿って得られた表面粗さプロファイルにおいて、4mmの単位サンプリング長当たり0.5μmの上位基準線(upper criteria line:C1)上にそびえている有効ピーク(P、P、P、P)の個数である。この時、前記有効ピークのうち隣り合う有効ピークの間には、−0.5μmの下位基準線(lower criteria line:C2)より深い少なくとも一つの谷(valley)が存在する。もし、上位基準線(C1)上にそびえている隣り合うピークの間に−0.5μmの下位基準線(C2)より深い谷が一つも存在しないのであれば、前記隣り合うピークの全てがピーク密度(PD)の測定に利用される「有効ピーク」となることはできず、「有効ピーク」の個数を求める際に前記ピークのうち相対的により低いピークは無視される。
本発明の一実施例によれば、前記電解銅箔110の第1および第2面S1、S2のそれぞれのピーク数粗さ(Rpc)はそれぞれ3〜106個であり得る。
前記ピーク数粗さ(Rpc)が3個未満の場合、陰極活物質と接触できる電解銅箔110の活性比表面積が過度に少ないため電解銅箔110と第1および第2活物質層120a、120bの間に十分な密着力を確保することができない。反面、ピーク数粗さ(Rpc)が106個を超過する場合には、過度に多い表面凹凸によって陰極活物質のコーティング均一性が低下し、これによって電解銅箔110と第1および第2活物質層120a、120bの間の密着力が顕著に低下する。
本発明の主要因子の一つである220面集合組織係数[TC(220)]は次のように測定および算出する。
まず、30°〜95°の回折角(2θ)の範囲でX線回折法(XRD)[Target:Copper K alpha1、2θinterval:0.01°、2θscan speed:3°/min]を実施することによって、n個の結晶面に対応するピークを有するXRDグラフ[例えば、図3に例示された通り、111面、200面、220面、および311面に該当するピークが表われたXRDグラフ]を得、このグラフから各結晶面(hkl)のXRD回折強度[I(hkl)]を求める。また、JCPDS(Joint Committee on Powder Diffraction Standards)によって規定された標準銅粉末の前記n個の結晶面のそれぞれに対するXRD回折強度[I(hkl)]を求める。引き続き、前記n個の結晶面のI(hkl)/I(hkl)の算術平均値を求めた後、前記算術平均値で220面のI(220)/I(220)を割ることによって、220面集合組織係数[TC(220)]を算出する。すなわち、220面集合組織係数[TC(220)]は下記の式1に基づいて算出される。
本発明の一実施例によれば、前記電解銅箔110の第1および第2面S1、S2のそれぞれの220面集合組織係数[TC(220)]はそれぞれ0.4〜1.32であり得る。
前記220面集合組織係数[TC(220)]が高いほど前記電解銅箔110がさらに緻密な結晶構造を有していることを意味するので、前記第1および第2面S1、S2のそれぞれの220面集合組織係数[TC(220)]は0.4以上であることが好ましい。
しかし、220面集合組織係数[TC(220)]が1.32を超過すると電解銅箔110の結晶構造が過度に緻密となって陰極活物質が安定的に接触できる活性場所が足りなくなり、その結果、電解銅箔110と陰極活物質の間に十分な接着力を確保することができなくなり、二次電池が充放電される時に電解銅箔110が第1および第2活物質層120a、120bとともに膨張および収縮しないため、電解銅箔110から第1および第2活物質層120a、120bが分離する危険が高くなる。
また、本発明によれば、電解銅箔110のカールを最小化するために、前記第1および第2面S1、S2でのクロム(Cr)付着量の差は2.5mg/m以下である。前記クロム(Cr)付着量は、AAS(Atomic Absorption Spectrometry)分析を通じて測定され得る。
本発明の一実施例によれば、前記第1および第2面S1、S2でのクロム(Cr)付着量は、それぞれ1〜5mg/mであり得る。
本発明の電解銅箔110は、常温(25±15℃)で21〜55kgf/mmの降伏強度を有することができる。前記降伏強度は、万能試験機(UTM)を利用して測定するが、この時、サンプルの幅は12.7mmであり、Grip間の距離は50mmであり、測定速度は50mm/minである。
電解銅箔110の降伏強度が21kgf/mm未満であると、電極100および二次電池の製造過程で加えられる力によってシワおよび/または折れが発生する危険がある。反面、電解銅箔110の降伏強度が22kgf/mmを超過すると、二次電池の製造工程の作業性が低下する。
本発明の電解銅箔110は、常温(25±15℃)で3%以上の延伸率を有することができる。電解銅箔110の延伸率が3%未満であると、電極100および二次電池の製造過程で加えられる力によって電解銅箔110が伸びずに破れる危険が大きくなる。
本発明の電解銅箔110は3〜20μmの厚さを有することができる。
前記第1および第2活物質層120a、120bは、互いに独立して、炭素;Si、Ge、Sn、Li、Zn、Mg、Cd、Ce、NiまたはFeの金属;前記金属を含む合金;前記金属の酸化物;および前記金属と炭素の複合体からなる群から選択される一つ以上の活物質を陰極活物質として含むことができる。
二次電池の充放電容量を増加させるために、前記第1および第2活物質層120a、120bはSiを所定量含んだ混合物で形成され得る。
以下では、本発明の一実施例に係る電解銅箔110の製造方法を具体的に説明する。
本発明の方法は、銅層111を形成する段階および前記銅層111上に保護層112a、112bを形成する段階を含む。
まず、70〜90g/Lの銅イオン、80〜120g/Lの硫酸、10〜50ppmのビス(3−スルホプロピル)ジスルフィド[bis−(3−sulfopropyl)disulfide:SPS]、および10〜50ppmのポリエチレングリコール(PEG)を含む電解液を準備する。
引き続き、50〜60℃の前記電解液内に互いに離隔して配置された陽極板および回転陰極ドラムを40〜80A/dmの電流密度で通電させることによって、電気メッキを遂行することによって前記銅層111を前記回転陰極ドラム上に形成させる。
本発明によれば、前記電気メッキが遂行される間、前記電解液内の全炭素量(Total Carbon:TC)が0.25g/L以下に維持されるように前記電解液が管理される。全炭素量(TC)は、全有機炭素(Total Organic Carbon:TOC)および全無機炭素(Total Inorganic Carbon:TIC)で構成され、TC測定設備を通じて分析され得る。
電解液の全炭素量(TC)を0.25g/L以下に維持させるために、高純度の銅ワイヤーを600〜900℃で30〜60分の間熱処理して有機物を燃やし、前記熱処理された銅ワイヤーを酸洗し、前記酸洗した銅ワイヤーを硫酸に投入することによって不純物が全くまたは殆どない電解液を準備した後、ここにビス(3−スルホプロピル)ジスルフィド(SPS)およびポリエチレングリコール(PEG)を添加する。
電解液の全炭素量(TC)を0.25g/L以下に維持させるために、オゾン処理を通じて電解液内の有機物を分解することによって前記全炭素量(TC)を低くすることもできる。また、前記電気メッキが遂行される間、過酸化水素および空気を前記電解液に投入することによって前記電解液の清浄度を向上させることができる。
本発明によれば、前記電気メッキが遂行される間、前記電解液内の銀(Ag)濃度は0.2g/L以下に維持される。
前記電気メッキが遂行される時、銀(Ag)が前記電解液に流入して前記電解液内の銀(Ag)濃度が0.2g/Lを超過することを防止するために、銀(Ag)をAgCl形態で沈殿させ得る塩素イオンを少量(例えば、15〜25ppm)前記電解液に添加することができる。
電解液の全炭素量(TC)および銀(Ag)濃度を0.25g/L以下および0.2g/L以下にそれぞれ管理し、40〜80A/dmの電流密度を適用することによって、電解銅箔110の第1および第2面S1、S2の表面粗さ(R)の差およびピーク数粗さ(Rpc)の差が0.3μm以下および96個以下にそれぞれ制御され得る。
前記電気メッキが遂行される間前記電解液から固形不純物を除去するための連続(または循環)濾過を31〜45m/hrの流量で遂行できる。前記流量が31m/hr未満であると、流速が低くなって過電圧が増加し銅層111が不均一に形成される。反面、前記流量が45m/hrを超過すると、フィルタの損傷が誘発されて電解液内に異物が流入する。
前述した通り、本発明の電解液は、10〜50ppmのビス(3−スルホプロピル)ジスルフィド(SPS)および10〜50ppmのポリエチレングリコール(PEG)を添加剤として含む。選択的に、前記電解液は、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)、有機硫化物、有機窒化物、グリコール系高分子、およびチオ尿素(thiourea)系化合物で構成されたグループから選択される少なくとも一つの有機添加剤をさらに含むことができる。
電解液内のSPS濃度が50ppmを超過すると、回転陰極ドラムの表面上で銅メッキが活性化して銅層111のシャイニー面SSおよび電解銅箔110の第2面S2の表面粗さ(R)が過度に高くなり、その結果、電解銅箔110の第1および第2面S1、S2の表面粗さ(R)の差が0.3μmを超過することになる。また、銅層111のシャイニー面SSの比表面積の増加によって、電解銅箔110の第2面S2でのクロム(Cr)付着量が過度に増加し、その結果、電解銅箔110の第1および第2面S1、S2でのクロム(Cr)付着量の差が2.5mg/mを超過する危険が増加する。
電解液内のPEG濃度が50ppmを超過すると、回転陰極ドラムの表面上に微細な銅メッキ核が生成されて銅層111のシャイニー面SSおよび電解銅箔110の第2面S2の表面粗さ(R)が過度に低くなり、その結果、電解銅箔110の第1および第2面S1、S2の表面粗さ(R)の差が0.3μmを超過することになる。また、銅層111のシャイニー面SSの比表面積の減少によって、電解銅箔110の第2面S2でのクロム(Cr)付着量が過度に減少し、その結果、電解銅箔110の第1および第2面S1、S2でのクロム(Cr)付着量の差が2.5mg/mを超過する危険が増加する。
一方、回転陰極ドラムの表面(電気メッキによって銅が析出される面)の研磨の程度も電解銅箔110の第2面S2の表面粗さ(R)、ピーク数粗さ(Rpc)、およびクロム付着量を制御する一つの要素である。本発明の一実施例によれば、#800〜#3000の粒度(Grit)を有する研磨ブラシで前記回転陰極ドラムの表面が研磨される。
電解銅箔110の第1および第2面S1、S2の220面集合組織係数[TC(220)]の差は電気メッキのための電流密度、回転陰極ドラムの研磨条件、および電解液内の添加剤の濃度によって決定される。特に、電解液内のSPSの濃度が120ppmを超過すると、電解銅箔110の第2面S2の集合組織が発達して前記第1および第2面S1、S2の220面集合組織係数[TC(220)]の差が0.39を超過することになる。また、PEGの濃度が90ppmを超過する場合にも、前記第1および第2面S1、S2の220面集合組織係数[TC(220)]の差が0.39を超過することになる。
前記のように製造された銅層111を、0.5〜1.5g/LのCrを含む防錆液内に浸漬(例えば、常温に2〜20秒の間)させた後乾燥させることによって、前記銅層111上に第1および第2保護層112a、112bをそれぞれ形成させる。
前記防錆液は、シラン化合物と窒素化合物のうち少なくとも1種以上をさらに含むことができる。例えば、前記防錆液は、0.5〜1.5g/LのCrおよび0.5〜1.5g/Lのシラン化合物を含むことができる。
このように製造された本発明の電解銅箔110上に陰極活物質をコーティングすることによって、本発明の二次電池用電極(すなわち、陰極)が製造され得る。
前記陰極活物質は、炭素;Si、Ge、Sn、Li、Zn、Mg、Cd、Ce、NiまたはFeの金属;前記金属を含む合金;前記金属の酸化物;および前記金属と炭素の複合体からなる群から選択され得る。
例えば、100重量部の陰極活物質用炭素に1〜3重量部のスチレンブタジエンゴム(SBR)および1〜3重量部のカルボキシメチルセルロース(CMC)を混合した後、蒸溜水を溶剤として使ってスラリーを調製する。引き続き、ドクターブレードを利用して前記電解銅箔110上に20〜100μmの厚さで前記スラリーを塗布し、110〜130℃で0.5〜1.5ton/cmの圧力でプレスする。
以上の方法で製造された本発明の二次電池用電極(陰極)とともに通常の陽極、電解質、および分離膜を利用してリチウム二次電池を製造することができる。
以下では、実施例および比較例を通じて本発明を具体的に説明する。ただし、下記の実施例は本発明の理解を助けるためのものに過ぎず、本発明の権利範囲はこれらの実施例に制限されない。
実施例1−3および比較例1−6
電解液内に互いに離隔して配置された陽極板および回転陰極ドラムを通電させることによって、前記回転陰極ドラム上に銅層を形成した。前記電解液は75g/Lの銅イオン、100g/Lの硫酸、20ppmの塩素イオン、SPS、およびPEGを含み、55℃に維持された。電気メッキのために加えられた電流密度、SPS濃度、PEGの濃度、全炭素量(TC)、銀(Ag)濃度および前記回転陰極ドラムの表面研磨に用いられた研磨ブラシの粒度は下記の表1の通りであった。前記電気メッキを通じて形成された銅層を防錆液に浸漬させた後乾燥させることによって電解銅箔を完成した。
前記のように製造された実施例1−3および比較例1−6の電解銅箔の第1面(銅層のマット面に隣接した電解銅箔の面)およびその反対側の第2面の表面粗さ(R)、ピーク数粗さ(Rpc)、220面集合組織係数[TC(200)]、クロム(Cr)付着量、および電解銅箔のカール(curl)の程度を下記のようにそれぞれ求め、その結果を下記の表2に表わした。
*表面粗さ(R)(μm)
Mahr社のMahrsurf M300粗さ測定器を利用してJIS B 0601−1994規格に沿って電解銅箔の第1および第2面の表面粗さ(R)をそれぞれ測定した[測定長さ:4mm(cut off区間は除外)]。
*ピーク数粗さ(Rpc)(ea)
Mahr社のMahrsurf M300粗さ測定器を利用して電解銅箔の第1および第2面のピーク数粗さ(Rpc)をそれぞれ測定した。前述した通り、ピーク数粗さ(Rpc)は任意の3地点のピーク数粗さ(Rpc)の平均値であり、前記地点のそれぞれのピーク数粗さ(Rpc)はASME B46.1(2009)規格に沿って得られた表面粗さプロファイルで4mmの単位サンプリング長当たり0.5μmの上位基準線上にそびえている有効ピークの個数である。上位基準線上にそびえている隣り合うピーク間に−0.5μmの下位基準線より深い谷が一つも存在しない場合には、「有効ピーク」の個数を求める際に前記ピークのうち相対的により低いピークは無視された。
*220面集合組織係数[TC(220)]
30°〜95°の回折角(2θ)範囲でX線回折法(XRD)[(i)Target:Copper K alpha1、(ii)2θinterval:0.01°、(iii)2θscan speed:3°/min]を実施することによって、n個の結晶面に対応するピークを有するXRDグラフを得、このグラフから各結晶面(hkl)のXRD回折強度[I(hkl)]を求めた。また、JCPDS(Joint Committee on Powder Diffraction Standards)により規定された標準銅粉末の前記n個の結晶面のそれぞれに対するXRD回折強度[I(hkl)]を求めた。引き続き、前記n個の結晶面のI(hkl)/I(hkl)の算術平均値を求めた後、前記算術平均値で220面のI(220)/I(220)を割ることによって前記電解銅箔110の220面集合組織係数[TC(220)]を算出した。すなわち、220面集合組織係数[TC(220)]は次の式1に基づいて算出された。
*防錆物質(クロム)電着量
電解銅箔の第2面をテープでマスキングして切断することによって、10cm×10cmのサンプルを得た。引き続き、前記電解銅箔の第1面を硝酸水溶液(硝酸と水を1:1で混合)で溶かした。このように生成された溶液を水で希釈して50mLの希釈液を得た。引き続き、前記希釈液を25℃で原子吸光光度計(Atomic Absorption Spectrometry:AAS)で分析して前記電解銅箔の第1面のクロム付着量を測定した。引き続き、同じ方法で前記電解銅箔の第2面のクロム付着量を測定した。
*電解銅箔のカール(curl)の程度(mm)
図4に図示された通り、電解銅箔の第1面上の任意の地点で十字型の切断ライン(8cm×8cm)に沿って切断した後、前記切断によって形成された4個のセグメントのカールの程度を定規(ruler)でそれぞれ測定し、この測定値の算術平均値を算出した。
表2からわかるように、電解銅箔の第1および第2面の表面粗さ(R)の差が0.3μmを超過する場合(比較例1)、ピーク数粗さ(Rpc)の差が96個を超過する場合(比較例2)、220面集合組織係数[TC(200)]の差が0.39を超過する場合(比較例3および4)、およびクロム(Cr)付着量の差が2.5mg/mを超過する場合(比較例5および6)において、電解銅箔のカール(curl)が10mmを超過するほど深刻であった。
100:二次電池電極
110:電解銅箔
111:銅層
112a:第1保護層
112b:第2保護層
120a:第1活物質層
120b:第2活物質層

Claims (18)

  1. 第1面とその反対側の第2面を有する電解銅箔において、
    前記第1面に向かうマット面(matte surface)および前記第2面に向かうシャイニー面(shiny surface)を含む銅層;
    前記マット面上の第1保護層;および
    前記シャイニー面上の第2保護層を含み、
    前記第1および第2面の表面粗さ(R)の差は0.3μm以下であり、
    前記第1および第2面のピーク数粗さ(peak count roughness:Rpc)の差は96個以下であり、
    前記第1および第2面の220面集合組織係数[TC(220)]の差は0.39以下であり、
    前記第1および第2保護層のそれぞれはクロム(Cr)を含み、
    前記第1および第2面でのクロム(Cr)付着量の差は2.5mg/m以下であることを特徴とする、電解銅箔。
  2. 前記第1および第2面のそれぞれの表面粗さ(R)は0.1〜0.55μmであることを特徴とする、請求項1に記載の電解銅箔。
  3. 前記第1および第2面のそれぞれのピーク数粗さ(Rpc)は3〜106個であることを特徴とする、請求項1に記載の電解銅箔。
  4. 前記第1および第2面のそれぞれの220面集合組織係数[TC(220)]は0.4〜1.32であることを特徴とする、請求項1に記載の電解銅箔。
  5. 25±15℃の常温で21〜55kgf/mmの降伏強度を有することを特徴とする、請求項1に記載の電解銅箔。
  6. 25±15℃の常温で3%以上の延伸率を有することを特徴とする、請求項1に記載の電解銅箔。
  7. 第1面とその反対側の第2面を有する電解銅箔;および
    前記第1面上の第1活物質層を含むものの、
    前記電解銅箔は、
    前記第1面に向かうマット面および前記第2面に向かうシャイニー面を含む銅層;
    前記マット面上の第1保護層;および
    前記シャイニー面上の第2保護層を含み、
    前記第1および第2面の表面粗さ(R)の差は0.3μm以下であり、
    前記第1および第2面のピーク数粗さ(Rpc)の差は96個以下であり、
    前記第1および第2面の220面集合組織係数[TC(220)]の差は0.39以下であり、
    前記第1および第2保護層のそれぞれはクロム(Cr)を含み、
    前記第1および第2面でのクロム(Cr)付着量の差は2.5mg/m以下であることを特徴とする、二次電池用電極。
  8. 前記第1および第2面のそれぞれの表面粗さ(R)は0.1〜0.55μmであり、
    前記第1および第2面のそれぞれのピーク数粗さ(Rpc)は3〜106個であり、
    前記第1および第2面のそれぞれの220面集合組織係数[TC(220)]は0.4〜1.32であることを特徴とする、請求項7に記載の二次電池用電極。
  9. 前記電解銅箔は25±15℃の常温で21〜55kgf/mmの降伏強度および3%以上の延伸率を有することを特徴とする、請求項7に記載の二次電池用電極。
  10. 前記第2面上の第2活物質層をさらに含み、
    前記第1および第2活物質層は、互いに独立して、炭素;Si、Ge、Sn、Li、Zn、Mg、Cd、Ce、NiまたはFeの金属;前記金属を含む合金;前記金属の酸化物;および前記金属と炭素の複合体からなる群から選択される一つ以上の活物質をそれぞれ含む、請求項7に記載の二次電池用電極。
  11. 陽極(cathode);
    請求項7〜請求項10のいずれか一項に記載された二次電池用電極で構成された陰極(anode);
    前記陽極と陰極の間でリチウムイオンが移動できる環境を提供する電解質(electrolyte);および
    前記陽極と前記陰極を電気的に絶縁させる分離膜(separator)を含むことを特徴とする、二次電池。
  12. 銅層を形成する段階;および
    前記銅層上に保護層を形成する段階を含むものの、
    前記銅層形成段階は、
    70〜90g/Lの銅イオン、80〜120g/Lの硫酸、10〜50ppmのビス(3−スルホプロピル)ジスルフィド[bis−(3−sulfopropyl)disulfide:SPS]、および10〜50ppmのポリエチレングリコール(PEG)を含む電解液を準備する段階;および
    前記電解液内に互いに離隔して配置された陽極板および回転陰極ドラムを40〜80A/dmの電流密度で通電させることによって電気メッキを遂行する段階を含み、
    前記電気メッキが遂行される間、前記電解液内の全炭素量(Total Carbon:TC)は0.25g/L以下に維持され、前記電解液内の銀(Ag)濃度は0.2g/L以下に維持されることを特徴とする、電解銅箔の製造方法。
  13. 前記回転陰極ドラムの表面は#800〜#3000の粒度(Grit)を有する研磨ブラシで研磨されたことを特徴とする、請求項12に記載の電解銅箔の製造方法。
  14. 前記電解液準備段階は、
    銅ワイヤーを600〜900℃で30〜60分の間熱処理する段階;
    前記熱処理された銅ワイヤーを酸洗する段階;
    前記酸洗した銅ワイヤーを硫酸に投入する段階;および
    前記銅ワイヤーが投入された硫酸にビス(3−スルホプロピル)ジスルフィド(SPS)およびポリエチレングリコール(PEG)を添加する段階を含むことを特徴とする、請求項12に記載の電解銅箔の製造方法。
  15. 前記銅層形成段階は、
    前記電気メッキが遂行される間過酸化水素および空気を前記電解液に投入する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項12に記載の電解銅箔の製造方法。
  16. 前記銅層形成段階は、
    前記電解液内の銀(Ag)濃度が0.2g/Lを超過することを防止するために、銀(Ag)をAgCl形態で沈殿させ得る塩素イオンを前記電解液に添加する段階をさらに含むことを特徴とする、請求項12に記載の電解銅箔の製造方法。
  17. 前記電解液は、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)、有機硫化物、有機窒化物、グリコール(glycol)系高分子、およびチオ尿素(thiourea)系化合物で構成されたグループから選択される少なくとも一つの有機添加剤をさらに含むことを特徴とする、請求項12に記載の電解銅箔の製造方法。
  18. 前記保護層形成段階は0.5〜1.5g/LのCrを含む防錆液内に前記銅層を浸漬させる段階を含むことを特徴とする、請求項12に記載の電解銅箔の製造方法。
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