JP2018050335A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マルチプレクサの面積を縮小すると共に、消費電力の低減が可能な半導体装置の
駆動方法を提供する。
【解決手段】メモリ及びマルチプレクサを有する選択回路を有する半導体装置の動作方法
であって、メモリは、第1のトランジスタと第1の容量素子が接続し、第2のトランジス
タと第2の容量素子が接続する。マルチプレクサは、第3のトランジスタのソース及びド
レインの一方が第1の入力端子と接続し、他方が出力端子と接続し、第4のトランジスタ
のソース及びドレインの一方が第2の入力端子と接続し、他方が出力端子と接続する。ま
た、第1のトランジスタ、第1の容量素子、並びに第3のトランジスタのゲートが接続さ
れたノードに第1の電位を保持させた後、第1の電位より高い第2の電位をノードに保持
させるステップを有する。
【選択図】図1

Description

選択回路を有する半導体装置の駆動方法、及び当該半導体装置を用いた電子機器に関す
る。
集積回路において、入力信号を選択する選択回路の一例としてマルチプレクサが用いら
れている。マルチプレクサは、複数の入力信号から一つの出力信号を出力する回路である
。ここで、マルチプレクサを有する半導体装置の一例としてリコンフィギャラブル論理回
路を説明する。
リコンフィギャラブル論理回路は、複数の論理エレメントで構成される複数の論理ブロ
ックと、複数の論理ブロックを接続する配線と、プログラマブルスイッチと、入出力ブロ
ックとで構成される。
リコンフィギャラブル論理回路は、各論理エレメントの機能を変更することで、または
配線間接続によって、自由度の高い論理構成を得ることができる。例えば、論理エレメン
ト内のルックアップテーブルの出力をマルチプレクサで選択して、論理エレメントの論理
を変更させることが一般的である。この場合、マルチプレクサは、外部からの信号によっ
て動作が決定される方式以外に、メモリに予め記憶されたデータをもとに動作が決定され
る方式がある。このようなメモリとマルチプレクサよりなる回路をプログラマブルマルチ
プレクサという(特許文献1参照)。
ここで、特許文献2で示されるような代表的なマルチプレクサの構造について説明する
。図12(A)は、2入力1出力のマルチプレクサであり、SRAM(Static R
andom Access Memory)、トランジスタT11、及びトランジスタT
12を有する。トランジスタT11、T12は、入力端子と出力端子との間の導通を制御
するものであり、トランスファーゲートとも呼ばれる。トランジスタT11のソース及び
ドレインの一方は入力端子IN_Aと接続し、ソース及びドレインの他方は出力端子OU
Tと接続し、ゲートはSRAMの端子Dと接続する。トランジスタT12のソース及びド
レインの一方は入力端子IN_Bと接続し、ソース及びドレインの他方は出力端子OUT
と接続し、ゲートはSRAMの端子DBと接続する。SRAMに保持され、端子D及び端
子DBから出力される選択信号の論理値の組み合わせに応じて、入力端子IN_A及び入
力端子IN_Bに入力される信号の一方が出力端子OUTから出力される。
しかしながら、トランジスタT11及びT12がnチャネル型トランジスタの場合、ト
ランジスタT11またはT12から出力端子へ出力される信号の電位は、入力端子IN_
A及び入力端子IN_Bに入力される信号の電位から、トランジスタT11またはT12
のしきい値電圧分降下した電位となってしまう。
そのため、端子Dあるいは端子DBの電位を、入力端子IN_A及び入力端子IN_B
に入力される最高の電位より、しきい値電圧以上高くすることが必要である。このことは
、SRAMの電源電圧を高くすることを意味する。
例えば、入力端子IN_A及び入力端子IN_Bに入力される最高の電位を+1Vとし
、トランジスタT11及びT12のしきい値電圧を共に+0.5Vの場合、端子Dあるい
は端子DBの電位は+1.5V以上であることが必要である。しかしながら、高速動作(
この場合はマルチプレクサの抵抗を下げること)が必要な場合、端子Dあるいは端子DB
の電位を、+1.6V以上、好ましくは+1.7V以上とする必要がある。そのためには
、SRAMの高電位ノードの電位を+1.6V、好ましくは+1.7V以上とすることが
求められる。
そこで、図12(B)に示すように、トランジスタT11及びT12の代わりにトラン
スミッションゲートTG1及びトランスミッションゲートTG2を用いることで、入力信
号に対する出力信号の電位の変動を抑制する方法が用いられる。
米国特許第7030650号明細書 米国特許第6781865号明細書
しかしながら、図12(B)に示すトランスミッションゲートTG1及びトランスミッ
ションゲートTG2を有するマルチプレクサは、2つの異なる導電型のトランジスタで構
成される。このため、マルチプレクサの面積が増加してしまう。特に、pチャネル型トラ
ンジスタの電界効果移動度は、nチャネル型トランジスタの電界効果移動度の約3分の1
程度であるので、nチャネル型トランジスタと同等の電流を流すためには、pチャネル型
トランジスタのチャネル幅を大きくすることが求められる。この結果、例えば、pチャネ
ル型トランジスタはnチャネル型トランジスタの約3倍の面積が必要とされる。
また、SRAMに用いられるインバータは安定した状態であっても、高電位ノードと低
電位ノードの間に少なからず電流(待機電流)が流れる。待機電流は回路の微細化ととも
に著しく増大するため、近年では、待機時の消費電力の増加が問題となっている。そして
、待機電流はインバータの電源電圧に対して指数関数的に増大する。
特に、図12(A)に示すトランスファーゲートを有するマルチプレクサは、上記した
ようにSRAMの電源電圧をより高くすることが求められるため、待機電流が著しく大き
くなる。
そこで、本発明の一態様は、マルチプレクサの面積を縮小すると共に、消費電力の低減
が可能な半導体装置の駆動方法を提供する。
本発明の一態様は、メモリ及びマルチプレクサを有する選択回路を有する半導体装置の
動作方法であって、メモリは、第1のトランジスタのソース及びドレインの一方と第1の
容量素子が接続し、第2のトランジスタのソース及びドレインの一方と第2の容量素子が
接続する。マルチプレクサは、第3のトランジスタのソース及びドレインの一方が第1の
入力端子と接続し、ソース及びドレインの他方が出力端子と接続し、第4のトランジスタ
のソース及びドレインの一方が第2の入力端子と接続し、ソース及びドレインの他方が出
力端子と接続する。また、第1のトランジスタのソース及びドレインの一方、第1の容量
素子の一対の電極の一方、並びに第3のトランジスタのゲートが接続された第1のノード
に、第1の入力端子に入力される第1の信号および第2の入力端子に入力される第2の信
号の最高電位より高く、かつ、第1の入力端子に入力される第1の信号および第2の入力
端子に入力される第2の信号にかかわらず第3のトランジスタをオン状態とすることので
きる電位(第1の電位)を保持させ、第2のトランジスタのソース及びドレインの一方、
第2の容量素子の一対の電極の一方、並びに第4のトランジスタのゲートが接続された第
2のノードに、第1の入力端子に入力される第1の信号及び第2の入力端子に入力される
第2の信号にかかわらず第4のトランジスタをオフ状態とすることのできる電位を保持さ
せる第1のステップと、第1の入力端子に第1の信号を入力し、第2の入力端子に第2の
信号を入力し、第1の信号を出力端子から出力する第2のステップを有する。
本発明の一態様は、メモリ及びマルチプレクサを有する選択回路を有する半導体装置の
動作方法であって、メモリは、第1のトランジスタのソース及びドレインの一方と第1の
容量素子が接続し、第2のトランジスタのソース及びドレインの一方と第2の容量素子が
接続する。マルチプレクサは、第3のトランジスタのソース及びドレインの一方が第1の
入力端子と接続し、ソース及びドレインの他方が出力端子と接続し、第4のトランジスタ
のソース及びドレインの一方が第2の入力端子と接続し、ソース及びドレインの他方が出
力端子と接続する。また、第1のトランジスタのソース及びドレインの一方、第1の容量
素子の一対の電極の一方、並びに第3のトランジスタのゲートが接続された第1のノード
と、第2のトランジスタのソース及びドレインの一方、第2の容量素子の一対の電極の一
方、並びに第4のトランジスタのゲートが接続された第2のノードとの一方に第1の電位
を保持させた後、第1の電位より高い第2の電位を第1のノード及び第2のノードの一方
に保持させる第1のステップと、第1の入力端子に第1の信号を入力し、第2の入力端子
に第2の信号を入力し、第1の信号及び第2の信号の一方を出力端子から出力する第2の
ステップを有する。
なお、上記第1のステップにおいて、第1のトランジスタのソース及びドレインの他方
並びに第2のトランジスタのソース及びドレインの他方に互いに相補的な信号を入力して
、第1のノード及び第2のノードの一方に第1の電位を保持させて、第3のトランジスタ
及び第4のトランジスタの一方をオン状態とする。次に、第1のトランジスタのソース及
びドレインの他方及び第2のトランジスタのソース及びドレインの他方に同電位の信号を
入力して、第1のノード及び第2のノードの一方に第2の電位を保持させてもよい。
なお、第1のステップにおいて、第1のノード及び第2のノードの他方に、第3のトラ
ンジスタ及び第4のトランジスタの他方をオフ状態とする第3の電位を保持させてもよい
第1のノードと接続する第1のトランジスタ、及び第2のノードと接続する第2のトラ
ンジスタとして、ワイドギャップ半導体にチャネル領域を有するトランジスタを形成する
こと、また、第1の容量素子の容量および第2の容量素子の容量を適切に設定あるいは選
定することで、第1のノード及び第2のノードの電位を必要とする期間(10ミリ秒乃至
10年)にわたって保持できる。このため、使用していない状態における半導体装置の電
源遮断が可能であり、消費電力を低減することができる。また、半導体装置の起動時にお
いて第1のノード及び第2のノードに再度データを書き込む必要がなく、起動時間を短く
できると共に、消費電力を低減することができる。
また、第1のトランジスタのソース及びドレインの一方、第1の容量素子の一対の電極
の一方、並びに第3のトランジスタのゲートが接続された第1のノード、または第2のト
ランジスタのソース及びドレインの一方、第2の容量素子の一対の電極の一方、並びに第
4のトランジスタのゲートが接続された第2のノードに第1の電位を保持させた後、第1
の電位より高い第2の電位を第1のノードまたは第2のノードに保持させることで、トラ
ンスミッションゲートと、同等またはそれ以上の特性を得ることができる。このため、p
チャネル型トランジスタが不要であり、選択回路の面積を縮小することが可能である。
また、第3のトランジスタのゲートあるいは第4のトランジスタのゲートには、第1の
入力端子や第2の入力端子の信号の電位に関わらずそれらのトランジスタをオンとするこ
とのできる電位を与える。本発明の一態様においては、SRAM等のインバータを有する
回路を用いなくても、トランジスタT3、T4をオン状態またはオフ状態とすることが可
能であるため、待機電流が生じず、消費電力が大きく削減できる。
本発明の一態様により、選択回路を有する半導体装置の消費電力を低減することが可能
であると共に、半導体装置における選択回路の面積を縮小することが可能であり、半導体
装置の小型化が可能である。
本発明の一態様に係る選択回路を説明する回路図である。 本発明の一態様に係る選択回路の動作方法を説明するタイミングチャート図である。 本発明の一態様に係る選択回路の動作方法を説明する回路図である。 本発明の一態様に係る選択回路の動作方法を説明する回路図である。 本発明の一態様に係る半導体装置を説明するブロック図である。 選択回路の出力波形の例を説明する図である。 本発明の一態様に係る半導体装置を説明するブロック図である。 本発明の一態様に係る半導体装置を説明する上面図である。 本発明の一態様に係る半導体装置を説明する上面図である。 本発明の一態様に係る半導体装置を説明する断面図である。 本発明の一態様に係る半導体装置を説明する断面図である。 従来の選択回路を説明する回路図である。
以下では、実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は以下の
説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を
様々に変更し得ることは、当業者であれば容易に理解される。したがって、本発明は、以
下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
なお、「ソース」や「ドレイン」の機能は、異なる極性のトランジスタを採用する場合
や、回路動作において電流の方向が変化する場合などには入れかわることがある。このた
め、本明細書においては、「ソース」や「ドレイン」の用語は、入れかえて用いることが
できるものとする。
回路図上は独立している構成要素どうしが電気的に接続しているように図示されている
場合であっても、実際には、例えば配線の一部が電極としても機能する場合など、一の導
電膜が、複数の構成要素の機能を併せ持っている場合もある。本明細書において電気的に
接続とは、このような、一の導電膜が、複数の構成要素の機能を併せ持っている場合も、
その範疇に含める。
図面等において示す各構成の、位置、大きさ、範囲などは、理解の簡単のため、実際の
位置、大きさ、範囲などを表していない場合がある。このため、開示する発明は、必ずし
も、図面等に開示された位置、大きさ、範囲などに限定されない。
「第1」、「第2」、「第3」などの序数詞は、構成要素の混同を避けるために付すもの
である。
(実施の形態1)
本実施の形態では、選択回路を有する半導体装置及びその駆動方法の一形態について、
図1乃至図4を用いて説明する。
図1は、メモリMEM及びマルチプレクサMUXを有する選択回路PMUXの回路図で
ある。
図1において、メモリMEMはトランジスタT1、容量素子C1、トランジスタT2、
及び容量素子C2を有する。
トランジスタT1のソース及びドレインの一方は端子Dに接続され、ソース及びドレイ
ンの他方は容量素子C1の第1の電極に接続され、ゲートはワード線WLに接続される。
容量素子C1の第2の電極は端子Eに接続される。
トランジスタT2のソース及びドレインの一方は端子Eに接続され、ソース及びドレイ
ンの他方は容量素子C2の第1の電極に接続され、ゲートはワード線WLに接続される。
容量素子C2の第2の電極は端子Dに接続される。
マルチプレクサMUXは、トランジスタT3及びトランジスタT4を有する。
トランジスタT3のソース及びドレインの一方は入力端子IN_Aに接続され、ソース
及びドレインの他方は出力端子OUTに接続され、ゲートはトランジスタT1のソース及
びドレインの他方、及び容量素子C1の第1電極に接続される。当該接続領域をノードN
1とする。
トランジスタT4のソース及びドレインの一方は入力端子IN_Bに接続され、ソース
及びドレインの他方は出力端子OUTに接続され、ゲートはトランジスタT2のソース及
びドレインの他方、及び容量素子C2の第1電極に接続される。当該接続領域をノードN
2とする。
ここでは、容量素子C1の容量はノードN1の容量と等しく、容量素子C2の容量はノ
ードN2の容量と等しいものとする。なお、ノードN1の容量には配線間等の寄生容量の
他にトランジスタT3がオン状態の場合のゲート容量を含む。また、ノードN2の容量に
は配線間等の寄生容量の他にトランジスタT4がオン状態の場合のゲート容量を含む。
次に、選択回路の動作方法について、図2乃至図4を用いて説明する。
図2は、端子D、端子E、ワード線WL、ノードN1、ノードN2、入力端子IN_A
、入力端子IN_B、及び出力端子OUTの電位を示すタイミングチャートである。
端子Dの低電位をVD_L(例えば、0V)、高電位をVD_H(例えば、+1V)と
する。端子Eの低電位をVE_L(例えば、0V)、高電位をVE_H(例えば、+1V
)とする。
ワード線WLの低電位をVWL_L(例えば、0V)、高電位をVWL_H(例えば、
+2V)とする。
入力端子IN_A及び入力端子IN_Bの低電位をVIN_L(例えば、0V)、高電
位をVIN_H(例えば、+1V)とする。好ましくは、VD_H≦VIN_H、VE_
H≦VIN_H、VD_L≧VIN_L、VE_L≧VIN_Lとし、より好ましくは、
VD_H=VE_H=VIN_H、VD_L=VE_L=VIN_Lする。特に、VD_
HとVE_HをVIN_Hよりさらに低く、あるいは、VD_LとVE_LをVIN_L
よりさらに高くすれば、ワード線WLの電位変動をより小さくすることができるので、半
導体装置の消費電力を低減できる。
図3は、図2におけるプログラムモード40における選択回路PMUXの動作方法であ
り、図4は、図2におけるユーザーモード43における選択回路PMUXの動作方法であ
る。なお、プログラムモード40は、メモリMEMにデータを書込む第1の期間41、及
びノードN1またはノードN2の電位を制御し、マルチプレクサMUXの状態を決定する
第2の期間42を有する。また、ユーザーモード43は、入力端子IN_A及び入力端子
IN_Bに任意のデータを入力して、予め設定されたマルチプレクサMUXの状態に応じ
て出力する期間である。
なお、トランジスタT1乃至トランジスタT4のしきい値をそれぞれVth_T1乃至
Vth_T4とする。なお、Vth_T1及びVth_T2は同じしきい値電圧(例えば
、+1V)とする。また、Vth_T3及びVth_T4は同じしきい値電圧であり、且
つVth_T1及びVth_T2より低い値(例えば、+0.5V)とする。
図2及び図3(A)を用いて、プログラムモード40の第1の期間41における動作方
法について説明する。
プログラムモード40の第1の期間41では、入力端子IN_A及び入力端子IN_B
、の電位をそれぞれ低電位、即ちVIN_Lとする。入力端子IN_A及び入力端子IN
_Bと出力端子OUTは、トランジスタT3及びトランジスタT4で絶縁されているよう
に考えられるが、トランジスタT3及びトランジスタT4が通常のシリコンを用いたMO
Sトランジスタの場合、10ミリ秒より長い時間スケールでは、これらの間は導通してい
るものとみなせるので、出力端子OUTの電位もVIN_Lとなる。
次に、トランジスタT3またはトランジスタT4の一方をオン状態とするように、端子
D及び端子Eの一方を高電位とし、他方を低電位とする。例えば、トランジスタT3をオ
ン状態、トランジスタT4をオフ状態とするために、端子Dの電位を高電位、即ちVD_
Hとし、端子Eの電位を低電位、即ちVE_Lとする。また、ワード線WLに高電位、即
ちVWL_Hを印加する。
この結果、トランジスタT1及びトランジスタT2はオン状態となり、ノードN1の電
位は端子Dの高電位、即ちVD_Hとなり、ノードN2の電位は端子Eの低電位、即ちV
E_Lとなる。また、この段階でトランジスタT3はオン状態となり、トランジスタT4
はオフ状態となる。その後、ワード線WLの電位を低電位、即ちVWL_Lとする。
図2及び図3(B)を用いて、プログラムモード40の第2の期間42における動作方
法について説明する。
プログラムモード40の第2の期間42では、トランジスタT1及びトランジスタT2
をオフ状態とする。さらに、端子D及び端子Eを高電位、即ちVD_H、VE_Hとする
。このとき、ノードN1はフローティングであるため、トランジスタT1及び容量素子C
1の容量結合により、ノードN1の電位は、VD_H+α(ただし、α=(VE_H−V
E_L)/2)、となる。なお、ノードN2の電位はVE_Lのままである。また、この
段階でトランジスタT3はオン状態となり、トランジスタT4はオフ状態となる。
以上の動作方法により、ノードN1またはノードN2の電位を、各高電位より高くする
ことができる。即ち、マルチプレクサMUXに含まれるトランジスタT3またはT4のゲ
ートの電位を、入力端子IN_Aまたは入力端子IN_Bに入力される電位よりしきい値
電圧分高い電位あるいはそれ以上の電位とすることができる。
以上でプログラムモードが終了する。
図2及び図4を用いて、ユーザーモード43における動作方法について説明する。
ユーザーモード43では、端子D及び端子Eはそれぞれ高電位、即ちVD_H及びVE
_Hとし、ワード線WLは低電位、即ちVWL_Lとし、トランジスタT1及びトランジ
スタT2をオフ状態とする。
入力端子IN_A及び入力端子IN_Bの電位は任意とし、例えば、図2に示すような
パルスを与える。このとき、ノードN1の電位はVD_H+αであり、ノードN2の電位
はVE_Lであるため、トランジスタT3はオン状態、トランジスタT4はオフ状態とな
る。したがって、入力端子IN_Bに入力されたパルス(図4においてVIN_Bで示す
)は3出力端子OUTから出力されず、入力端子IN_Aに入力されたパルス(図4にお
いてVIN_Aで示す)のみが出力端子OUTから出力される。ここで、VD_H+α≧
VIN_H+Vth_T3であれば、入力端子IN_AからトランジスタT3のソース及
びドレインの一方に入力された信号の電位がトランジスタT3のソース及びドレインの他
方から出力された信号の電位においてほとんど低下せず、出力端子OUTから出力される
。VD_H=VE_H=VIN_H=+1V、VD_L=VE_L=VIN_L=0Vの
場合、α=+0.5Vであり、Vth_T3及びVth_T4を共に+0.5Vとすると
、入力端子IN_Aから入力されたパルスの高電位は、ほぼその電位を保ったまま出力端
子OUTから出力される。
なお、ノードN1の電位が高電位VD_Hの場合には、ノードN1の高電位と入力端子
IN_Aの高電位が同じであるため、出力端子OUTには、Vth_T3分低い電位、即
ちVIN_H−Vth_T3が出力されてしまう。例えば、Vth_T3及びVth_T
4が共に+0.5Vの場合、入力端子IN_Aから入力されたパルスは、入力端子IN_
Aより0.5V低い電位が出力端子OUTから出力される。
なお、容量素子C1の容量がノードN1の容量に比べて大きい場合、ノードN1の電位
の上昇量が増加するため好ましい。また、容量素子C2の容量がノードN2の容量に比べ
て大きい場合、ノードN2の電位の上昇量が増加するため好ましい。なお、ノードN1及
びノードN2で生じる寄生容量が大きいと、プログラムモードの第2の期間42における
ノードN1またはノードN2の電圧上昇量が低下するので、マルチプレクサMUX及びメ
モリMEMを近接させて、ノードN1及びノードN2で生じる寄生容量を低減することが
好ましい。
メモリMEMに含まれるトランジスタT1及びT2は、ワイドギャップ半導体にチャネ
ル領域を有するトランジスタとすることが好ましい。ワイドギャップ半導体とは、バンド
ギャップが2eV以上、好ましくは2.5eV以上、より好ましくは3eV以上である半
導体であり、代表的には、窒化ガリウム、窒化アルミニウム、窒化インジウム等の化合物
半導体、シリコンカーバイド、酸化物半導体等がある。酸化物半導体の代表例としては、
In−Ga−Zn系酸化物半導体、酸化インジウム、インジウム錫酸化物、インジウムガ
リウム酸化物、インジウム亜鉛酸化物、酸化錫、酸化亜鉛、酸化ガリウムなどを用いるこ
とができる。なお、これに限られず、ノードN1及びノードN2に保持するデータの保持
期間が短い場合、シリコン、化合物半導体等にチャネル領域を有するトランジスタを用い
ることができる。なお、酸化物半導体にチャネル領域を有するトランジスタの詳細につい
ては、実施の形態3において説明する。
ワイドギャップ半導体にチャネル領域を有するトランジスタはオフ電流が小さい。さら
に、酸化物半導体にチャネル領域を有するトランジスタはオフ電流が極めて小さい。代表
的には、室温(25℃)でのオフ電流(ここでは、単位チャネル幅(1μm)あたりの値
)は、100zA(1zA(ゼプトアンペア)は1×10−21A)以下、好ましくは1
0zA以下、さらに好ましくは100yA(1yA(ヨクトアンペア)は1×10−24
A)以下となる。このため、トランジスタT1及びトランジスタT2にワイドギャップ半
導体、さらに好ましくは酸化物半導体にチャネル領域を有するトランジスタを用いること
で、ノードN1及びノードN2の電位は任意の期間(10ミリ秒乃至10年)にわたって
保持できるため、使用していない状態における電源遮断が可能であり、消費電力を低減す
ることができる。また、起動時においてノードN1及びノードN2において再度データを
書き込む必要がなく、起動時間を短くできると共に、消費電力を低減することができる。
なお、トランジスタT1及びトランジスタT2には、ワイドギャップ半導体以外の半導
体を用いることも可能であり、例えば、バルクシリコンあるいは薄膜のシリコンを用いて
もよい。また、ノードN1及びノードN2の電位が時間と共に変動する場合は、適切な間
隔で上記のプログラムモードの動作方法を繰り返せばよい。なお、トランジスタT1及び
トランジスタT2に酸化物半導体にチャネル領域を有するトランジスタを用いることで、
プログラムモードを繰り返す間隔を長くすることができ、書換え回数を減らすことが可能
であるため、消費電力を低減することができる。
また、本実施の形態に示す選択回路は、図12(B)に示すようなトランスミッション
ゲートを用いた場合と、同等またはそれ以上の特性を得ることができる。このため、pチ
ャネル型トランジスタが不要であり、選択回路の面積を縮小することが可能である。また
、図12(B)に示すマルチプレクサに設けられるpチャネル型トランジスタに必要であ
った領域を図1に示すトランジスタT3及びトランジスタT4に用いることが可能であり
、トランジスタのチャネル幅を拡大することで、トランジスタT3及びトランジスタT4
のオン電流を高めることができる。この結果、トランジスタT3及びトランジスタT4の
応答速度が向上し、選択回路の高速動作が可能である。
なお、トランスファーゲートは、ゲートの電位が十分に高ければ、トランスミッション
ゲートよりもパルスの立ち上がりが急峻であり、パルスの中間電位(高電位でも低電位で
もない電位)の滞在時間が十分に短いという特徴を有する。出力端子OUTは何らかの経
路を経て、インバータに入力されるのであるが、パルスの中間電位が入力されると、イン
バータの高電位ノードと低電位ノードの間に貫通電流が生じる。このため消費電力が増大
するのみならず、インバータの劣化や破壊をもたらすこととなる。したがって、中間電位
が入力される時間は可能な限り短いことが望ましい。
図6に、トランスミッションゲートまたはトランスファーゲートを有する選択回路の出
力パルスの波形の数値計算結果を示す。ここで、トランジスタの特性としてはグラジュア
ルチャネルモデルを用いた。また、トランスミッションゲートとトランスファーゲートの
トランジスタのゲート容量は、負荷の容量に比べると十分に小さいものとして無視してい
る。また、入力パルスは無限に短い時間で電位0Vから+1Vに立ち上がるという理想的
な状態を想定する。
曲線Xは、トランスミッションゲートの出力パルスの波形である。nチャネル型トラン
ジスタ(しきい値電圧:+0.5V)のゲートの電位を+1V、pチャネル型トランジス
タ(しきい値電圧:−0.5V)のゲートの電位を0Vとした。チャネル幅はnチャネル
型トランジスタ、pチャネル型トランジスタとも実効的に等しいものとする。したがって
、現実的には、pチャネル型トランジスタのチャネル幅はnチャネル型トランジスタの3
倍ある。
図6から明らかなように、曲線Xは線形に上昇する。そのため、中間電位の滞在時間が
比較的長くなる。中間電位としては+0.4Vから+0.6Vを想定すればよい。トラン
スミッションゲートでは中間電位の滞在時間は図6にτ1で示される。
曲線Yは、トランスファーゲートの出力パルスの波形である。nチャネル型トランジス
タ(しきい値電圧:+0.5V)のゲートの電位を+1.6Vとした。チャネル幅は、上
記のトランスミッションゲートのnチャネル型トランジスタと等しいとする。曲線Yはよ
り急峻に立ち上がり、中間電位の滞在時間τ2は、τ1のおおよそ3分の1である。この
ため、より貫通電流の発生を抑制できる。
曲線Zは、曲線Yのトランスファーゲートの2倍のチャネル幅を有するトランスファー
ゲートの出力パルスの波形である。曲線Zはさらに急峻に立ち上がり、中間電位の滞在時
間は、τ2のおおよそ半分である。このため、より貫通電流の発生を抑制できる。
なお、本実施の形態では、選択回路として2入力1出力の選択回路を示したが、適宜2
n(nは1以上の整数)入力1出力の選択回路、あるいはその他の入力数と出力数を有す
る選択回路に適用することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、実施の形態1に示す選択回路を有する半導体装置について説明する
。なお、ここでは、半導体装置は、記憶装置、プロセッサ、中央演算処理装置(CPU)
、画像処理回路、DSP(Digital Signal Processor)、マイ
クロコントローラ、リコンフィギャラブル論理回路などの、半導体素子を用いた各種半導
体集積回路をその範疇に含む。また、本発明の半導体装置は、上記半導体集積回路を用い
たRFタグ、表示装置などの各種装置も、その範疇に含む。表示装置には、液晶表示装置
、有機発光素子(OLED)に代表される発光素子を各画素に備えた発光装置、電子ペー
パー、DMD(Digital Micromirror Device)、PDP(P
lasma Display Panel)、FED(Field Emission
Display)等が、その範疇に含まれる。本実施の形態では、半導体装置の一形態と
してリコンフィギャラブル論理回路を用いて説明する。
図5(A)は、リコンフィギャラブル論理回路50の一形態を示すブロック図である。
リコンフィギャラブル論理回路50は、リコンフィギャラブル論理回路50の周辺に沿っ
て設けられ、外部からの入力信号及び外部への出力信号を制御する入出力ブロック(図示
せず)と、様々な機能を実現できる複数の論理ブロック51と、論理ブロック51に接続
する配線55と、配線55の結線状態をスイッチ等によって変更するプログラマブルスイ
ッチ53とを有する。また、論理ブロック51には複数の論理エレメント57が含まれる
。また、リコンフィギャラブル論理回路50は、更に、マルチプライヤ(乗算器)、PL
L(Phase Locked Loop)ブロック、メモリ等を有していてもよい。マ
ルチプライヤ(乗算器)は、複数のデータの乗算を高速で行う機能を有する。PLLブロ
ックは、クロック信号を論理エレメント57内部の回路に供給する機能を有する。
図5(B)は、論理エレメント57の一形態を示すブロック図である。論理エレメント
57は、複数の回路構成(コンテキスト)に対応して各々設定されたコンフィギュレーシ
ョンデータを変更することによって、論理ブロック51の機能を適宜変更することができ
る。コンフィグレーションデータは、論理ブロック51に設けられているメモリに格納さ
れている。
論理エレメント57は、コンフィギュレーションメモリ及び選択回路を有するルックア
ップテーブルLUTと、レジスタ61と、レジスタ61及びルックアップテーブルLUT
の出力の切り替えを行うための選択回路PMUXとを有する。ここでは、選択回路PMU
Xとしては、実施の形態1に示すような、メモリMEM及びマルチプレクサMUXを有す
る、2入力1出力構造の選択回路を用いることができる。
ルックアップテーブルLUTは、入力信号に対して、コンフィギュレーションデータに
応じた演算処理を行い、信号を出力する。
レジスタ61は、ルックアップテーブルLUTで出力された信号の一部を保持する。ク
ロック信号CLKの入力により、当該レジスタ61に保持された信号をクロック信号CL
Kに同期させて選択回路PMUXに出力する。
選択回路PMUXは、ルックアップテーブルLUTから出力された出力信号と、レジス
タ61から出力された出力信号とを選択するための回路である。選択信号の入力に従い、
ルックアップテーブルLUTから出力された出力信号またはレジスタ61から出力された
出力信号を論理エレメント57から、別の論理エレメントへ出力する。
図5(B)において、実施の形態1に示す選択回路PMUXをレジスタ61及び出力端
子OUTの間に設けることができる。なお、ルックアップテーブルLUTに設けられる選
択回路に実施の形態1に示す選択回路を適用することができる。また、ルックアップテー
ブルLUTとレジスタ61の間に、実施の形態1に示す選択回路を設けることができる。
次に、論理エレメント57において、配線55とルックアップテーブルLUTの間に選
択回路PMUX_1乃至PMUX_4を設ける構成について、図7を用いて説明する。
図7(A)は、論理エレメント57において、選択回路PMUX_1乃至PMUX_4
を介して配線55及びルックアップテーブルLUTが接続された領域の拡大図である。図
7(B)は、図7(A)における配線55及び選択回路PMUX_1の接続部における拡
大図である。
選択回路PMUX_1はメモリMEM_1乃至MEM_3を有する。また、メモリME
M_1のノードN21にゲートが接続され、ソース及びドレインの一方が配線55Aに接
続されるトランジスタT21と、メモリMEM_1のノードN21にゲートが接続され、
ソース及びドレインの一方が配線55Bに接続されるトランジスタT22と、メモリME
M_1のノードN22にゲートが接続され、ソース及びドレインの一方が配線55Eに接
続されるトランジスタT23と、メモリMEM_1のノードN22にゲートが接続され、
ソース及びドレインの一方が配線55Fに接続されるトランジスタT24とを有する。
また、メモリMEM_2のノードN31にゲートが接続され、ソース及びドレインの一
方がトランジスタT21のソース及びドレインの他方に接続されるトランジスタT31と
、メモリMEM_2のノードN31にゲートが接続され、ソース及びドレインの一方が配
線55Cに接続されるトランジスタT32と、メモリMEM_2のノードN32にゲート
が接続され、ソース及びドレインの一方が配線55Dに接続されるトランジスタT33と
、メモリMEM_2のノードN32にゲートが接続され、ソース及びドレインの一方がト
ランジスタT24のソース及びドレインの他方に接続されるトランジスタT34とを有す
る。
また、メモリMEM_3のノードN41にゲートが接続され、ソース及びドレインの一
方がトランジスタT22のソース及びドレインの他方に接続されるトランジスタT41と
、メモリMEM_3のノードN41にゲートが接続され、ソース及びドレインの一方が、
トランジスタT32のソース及びドレインの他方に接続されるトランジスタT42と、メ
モリMEM_3のノードN42にゲートが接続され、ソース及びドレインの一方がトラン
ジスタT33のソース及びドレインの他方に接続されるトランジスタT43と、メモリM
EM_3のノードN42にゲートが接続され、ソース及びドレインの一方がトランジスタ
T23のソース及びドレインの他方に接続されるトランジスタT44とを有する。
トランジスタT31のソース及びドレインの他方、トランジスタT41のソース及びド
レインの他方、トランジスタT42のソース及びドレインの他方、トランジスタT43の
ソース及びドレインの他方、トランジスタT44のソース及びドレインの他方、及びトラ
ンジスタT34のソース及びドレインの他方が、出力端子OUTと接続する。出力端子O
UTは、ルックアップテーブルLUTの入力端子と接続する。
図7(A)に示すように、実施の形態1に示す選択回路PMUXを配線55及びルック
アップテーブルLUTの間に設けることができる。なお、図7(B)に示す選択回路PM
UX_1は6入力1出力である。
本実施の形態により、選択回路を有する半導体装置の消費電力を低減することが可能で
あると共に、半導体装置における選択回路の面積を縮小することが可能であり、半導体装
置の小型化が可能である。
(実施の形態3)
本実施の形態では、選択回路の構造について、図8乃至図10を用いて説明する。
図8及び図9は、選択回路のマルチプレクサ及びメモリにおける主要な構造物の位置と
形状を示す平面図であり、図10(A)は、図8及び図9の一点破線A−Bにおける断面
図であり、図10(B)は、図8及び図9の一点破線C−Dにおける断面図である。なお
、図10において、トランジスタ704a及びトランジスタ704bはそれぞれ、図1に
示すトランジスタT3及びトランジスタT4に相当し、トランジスタ750は、図1に示
すトランジスタT1に相当する。また、容量素子751は、図1に示す容量素子C1に相
当する。
トランジスタ704a及びトランジスタ704bは、nチャネル型トランジスタ(NM
OSFET)である。トランジスタ704a及びトランジスタ704bは、STI(Sh
allow Trench Isolation)702によって他の素子と絶縁分離さ
れている。STI702を用いることにより、LOCOSによる素子分離法で発生した素
子分離部のバーズビークを抑制することができ、素子分離部の縮小等が可能となる。一方
で、構造の微細化が要求されない半導体装置においてはSTI702の形成は必ずしも必
要ではなく、LOCOS等の素子分離手段を用いることもできる。
トランジスタ704aは、半導体基板701中に設けられたチャネル領域と、チャネル
領域を挟むように設けられた不純物領域705(ソース領域及びドレイン領域ともいう)
と、チャネル領域上に設けられたゲート絶縁膜706aと、ゲート絶縁膜706a上にチ
ャネル領域と重畳するように設けられたゲート電極707aとを有する。ゲート電極70
7aは単層または多層とすることができる。なお、ゲート電極707aを、加工精度を高
めるための第1の材料からなる第1の導電膜と、低抵抗化を目的とした第2の材料からな
る第2の導電膜との積層構造としてもよい。
トランジスタ704bは、トランジスタ704aと同様の構造を有し、半導体基板70
1中に設けられたチャネル領域と、チャネル領域を挟むように設けられた不純物領域70
5(ソース領域及びドレイン領域ともいう)と、チャネル領域上に設けられたゲート絶縁
膜706bと、ゲート絶縁膜706b上にチャネル領域と重畳するように設けられたゲー
ト電極707bとを有する。
また、半導体基板701中に設けられた不純物領域705には、コンタクトプラグ71
4a、コンタクトプラグ714c、及びコンタクトプラグ714dが接続されている。こ
こで、コンタクトプラグ714a、コンタクトプラグ714c、及びコンタクトプラグ7
14dは、トランジスタ704a及びトランジスタ704bのソース電極やドレイン電極
としても機能する。また、コンタクトプラグ714bは、トランジスタ704aのゲート
電極707aと配線719bを接続する。
また、不純物領域705とチャネル領域の間には、不純物領域705と異なる不純物領
域が設けられている。該不純物領域は、導入された不純物の濃度によって、LDD領域や
エクステンション領域としてチャネル領域近傍の電界分布を制御する機能を果たす。ゲー
ト電極707a及びゲート電極707bの側壁にはサイドウォール絶縁膜710を有する
。サイドウォール絶縁膜710を用いることで、LDD領域やエクステンション領域を形
成することができる。
トランジスタ704a及びトランジスタ704bは、公知のMOS(Metal Ox
ide Semiconductor)トランジスタの作製方法を用いて形成することが
できる。
コンタクトプラグ714a〜714dは、導電材料として、アルミニウム、チタン、ク
ロム、ニッケル、銅、イットリウム、ジルコニウム、モリブデン、銀、タンタル、または
タングステンからなる単体金属、またはこれを主成分とする合金を単層構造または積層構
造として用いる。例えば、シリコンを含むアルミニウム膜の単層構造、アルミニウム膜上
にチタン膜を積層する二層構造、タングステン膜上にチタン膜を積層する二層構造、銅−
マグネシウム−アルミニウム合金膜上に銅膜を積層する二層構造、チタン膜または窒化チ
タン膜と、そのチタン膜または窒化チタン膜上に重ねてアルミニウム膜または銅膜を積層
し、さらにその上にチタン膜または窒化チタン膜を形成する三層構造、モリブデン膜また
は窒化モリブデン膜と、そのモリブデン膜または窒化モリブデン膜上に重ねてアルミニウ
ム膜または銅膜を積層し、さらにその上にモリブデン膜または窒化モリブデン膜を形成す
る三層構造等がある。
コンタクトプラグ714a〜714dは、スパッタリング法、CVD法、メッキ法等に
より導電膜を形成した後、CMP(Chemical Mechanical Poli
shing)法、エッチング法等により平坦化処理を行い、導電膜の表面の不要な部分を
除去して形成することができる。
また、トランジスタ704a及びトランジスタ704bは、絶縁膜711により被覆さ
れている。絶縁膜711には保護膜としての機能を持たせることができ、外部からチャネ
ル領域への不純物の侵入を防止することができる。また、絶縁膜711をCVD法による
窒化シリコン等の材料とすることで、チャネル領域に単結晶シリコンを用いた場合には加
熱処理によって水素化を行うことができる。また、絶縁膜711に引張応力または圧縮応
力を有する絶縁膜を用いることで、チャネル領域を構成する半導体材料に歪みを与えるこ
とができる。nチャネル型のトランジスタの場合にはチャネル領域となるシリコン材料に
引張応力を、pチャネル型のトランジスタの場合にはチャネル領域となるシリコン材料に
圧縮応力を付加することで、各トランジスタの移動度を向上させることができる。絶縁膜
711はスパッタリング法またはCVD法により形成することができる。
絶縁膜711上には絶縁膜712が形成される。絶縁膜712は、酸化シリコン、酸化
窒化シリコン、窒化酸化シリコン、BPSG(Boron Phosphorus Si
licate Glass)、PSG(Phosphorus Silicate Gl
ass)、炭素を添加した酸化シリコン(SiOC)、フッ素を添加した酸化シリコン(
SiOF)、Si(OCを原料とした酸化シリコンであるTEOS(Tetr
aethyl orthosilicate)、HSQ(Hydrogen Silis
esquioxane)を原料とした絶縁体、MSQ(Methyl Silsesqu
ioxane)、OSG(Organo Silicate Glass)を原料とした
絶縁体、有機ポリマー系の材料等の絶縁体を用いることができる。特に半導体装置の微細
化を進める場合には、配線間の寄生容量が顕著になり信号遅延が増大するため、比誘電率
kが低く、代表的には3.0以下の材料を用いることが好ましい。また該絶縁膜にコンタ
クトプラグ714a、714bを埋め込んだ後にCMP処理を行うため、絶縁膜には機械
的強度が要求される。この機械的強度が確保できる限りにおいて、これらを多孔質(ポー
ラス)化させて低誘電率化することができる。絶縁膜712は、スパッタリング法、CV
D法、スピンコート法(Spin On Glass:SOGともいう)を含む塗布法等
により形成する。
絶縁膜712上には絶縁膜715が形成される。また、絶縁膜715中に配線719a
〜719dが埋め込まれている。配線719aは図1に示す入力端子IN_Aと接続する
と共に、コンタクトプラグ714aを介して、トランジスタ704aに接続する。配線7
19bは図1に示すノードN1の一部に相当し、コンタクトプラグ714bを介して、ト
ランジスタ704aのゲート電極707aと接続する。配線719cは図1に示す出力端
子OUTと接続すると共に、コンタクトプラグ714cを介して、トランジスタ704a
及びトランジスタ704bに接続する。配線719dは図1に示す入力端子IN_Bと接
続すると共に、コンタクトプラグ714dを介して、トランジスタ704bに接続する。
絶縁膜715は、スパッタリング法、CVD法、スピンコート法を含む塗布法等により
形成する。
配線719a〜719dは、例えば銅、アルミニウム等の低抵抗な導電性材料を用いる
ことが好ましい。低抵抗な導電性材料を用いることで、配線719a〜719dを伝播す
る信号のRC遅延を低減することができる。配線719a〜719dに銅を用いる場合に
は、半導体基板701のチャネル領域への銅の拡散を防止するため、絶縁膜712及び配
線719a〜719dの間にバリア膜を形成することが好ましい。バリア膜として、例え
ば窒化タンタル、窒化タンタルとタンタルとの積層、窒化チタン、窒化チタンとチタンと
の積層等による膜を用いることができるが、配線材料の拡散防止機能、及び配線材料や下
地膜等との密着性が確保される程度においてこれらの材料からなる膜に限られない。また
、コンタクトプラグ714a〜714d及び配線719a〜719dをデュアルダマシン
法を用いて、同一の材料を用いて形成してもよい。
図8(A)は、ゲート電極707a、707b、コンタクトプラグ714a〜714d
、及び配線719a〜719dの上面図である。
絶縁膜715及び配線719a〜719d上にはバリア膜724及び絶縁膜725が積
層される。また、バリア膜724及び絶縁膜725中にコンタクトプラグ723a、72
3bが埋め込まれている。
コンタクトプラグ723aは、配線719bに接続される。コンタクトプラグ723a
、723bはコンタクトプラグ714a〜714dと同様に形成することができる。
バリア膜724は、水素、水、及び酸素のブロッキング効果を有する絶縁膜で形成する
ことが好ましく、代表的には酸化アルミニウム膜で形成する。バリア膜724はスパッタ
リング法またはCVD法により形成することができる。
絶縁膜725は、加熱により酸素の一部が脱離する酸化絶縁膜を用いて形成することが
好ましい。加熱により酸素の一部が脱離する酸化絶縁膜としては、化学量論的組成を満た
す酸素よりも多くの酸素を含む酸化絶縁膜を用いることが好ましい。加熱により酸素の一
部が脱離する酸化絶縁膜は、加熱処理により酸化物半導体膜に酸素を拡散させることがで
きる。絶縁膜725の代表例としては、酸化シリコン、酸化窒化シリコン、窒化酸化シリ
コン、酸化ガリウム、酸化ハフニウム、酸化イットリウム、酸化アルミニウム、酸化窒化
アルミニウム等がある。
絶縁膜725は、50nm以上、好ましくは200nm以上3000nm以下、好まし
くは300nm以上1000nm以下とする。絶縁膜725を厚くすることで、絶縁膜7
25の酸素脱離量を増加させることができると共に、絶縁膜725及び後に形成される酸
化物半導体膜との界面における界面準位を低減することが可能である。
ここで、「加熱により酸素の一部が脱離する」とは、TDS(Thermal Des
orption Spectroscopy:昇温脱離ガス分光法)分析にて、酸素原子
に換算しての酸素の放出量が1.0×1018atoms/cm以上、好ましくは3.
0×1020atoms/cm以上であることをいう。
上記構成において、加熱により酸素放出される絶縁膜は、酸素が過剰な酸化シリコン(
SiO(X>2))であってもよい。酸素が過剰な酸化シリコン(SiO(X>2)
)とは、シリコン原子数の2倍より多い酸素原子を単位体積当たりに含むものである。単
位体積当たりのシリコン原子数及び酸素原子数は、ラザフォード後方散乱法により測定し
た値である。
絶縁膜725はスパッタリング法またはCVD法により形成することができる。また、
CVD法で絶縁膜を形成した後、該絶縁膜に酸素を添加してもよい。
図10(A)において、絶縁膜725上にトランジスタ750及び容量素子751が形
成される。
トランジスタ750は、絶縁膜725上に形成される一対の電極726a、726bと
、絶縁膜725及び一対の電極726a、726b上に形成される酸化物半導体膜731
aと、酸化物半導体膜731a上に形成されるゲート絶縁膜732と、ゲート絶縁膜73
2を介して酸化物半導体膜731aと重なるゲート電極733aとを有する。また、ゲー
ト絶縁膜732及びゲート電極733aを覆う絶縁膜727を有する。なお、図10(B
)においては、絶縁膜725上に、図1に示すトランジスタT2のチャネル領域として機
能する酸化物半導体膜731bが形成される。
図8(B)は、コンタクトプラグ723a、723b、及び一対の電極726a、72
6b、726c、726dの上面図である。図9(A)は、酸化物半導体膜731a、7
31b、ゲート電極733a、及び第2の電極733b、733cの上面図である。
なお、一対の電極726a、726bと酸化物半導体膜731aは接触するが、一対の
電極726a、726bと、ゲート電極733aとを、図8(B)及び図9(A)に示す
ような形状及び配置とすることにより、電極726bとゲート電極733aの間の寄生容
量を低減できる。
電極726bは容量素子751の第1の電極であるため、トランジスタ750のオフ状
態にともなって、電極726bの電位(すなわち、ゲート電極707aの電位)が低下す
る。ゲート電極707aの電位の低下は、選択回路の特性にとって好ましくないので、で
きるだけ少ないほうがよい。電極726a、726b、ゲート電極733aの形状と配置
を上記のようにすることで、電極726bとゲート電極733aの間の寄生容量を小さく
でき、ゲート電極707aの電位の低下を抑制できる。
容量素子751は、絶縁膜725上に形成される第1の電極として機能する電極726
b、ゲート絶縁膜732、及び第2の電極733bを有する。
一対の電極726a、726b、726c、726dは、コンタクトプラグ714a〜
714dと同様の材料を用いて形成することができる。なお、一対の電極726a、72
6b、726c、726dとして、酸化インジウム、酸化錫または酸化亜鉛を含む透明導
電材料を用いてもよい。一対の電極726a、726b、726c、726dは、スパッ
タリング法、CVD法、メッキ法等により形成することができる。
酸化物半導体膜731a、731bは、少なくともインジウム(In)若しくは亜鉛(
Zn)を含むことが好ましい。または、InとZnの双方を含むことが好ましい。また、
該酸化物半導体を用いたトランジスタの電気特性のばらつきを減らすため、それらと共に
、スタビライザーの一または複数を有することが好ましい。
スタビライザーとしては、ガリウム(Ga)、スズ(Sn)、ハフニウム(Hf)、ア
ルミニウム(Al)、またはジルコニウム(Zr)等がある。また、他のスタビライザー
としては、ランタノイドである、ランタン(La)、セリウム(Ce)、プラセオジム(
Pr)、ネオジム(Nd)、サマリウム(Sm)、ユウロピウム(Eu)、ガドリニウム
(Gd)、テルビウム(Tb)、ジスプロシウム(Dy)、ホルミウム(Ho)、エルビ
ウム(Er)、ツリウム(Tm)、イッテルビウム(Yb)、ルテチウム(Lu)等があ
る。
例えば、酸化物半導体として、一元系金属酸化物である酸化インジウム、酸化スズ、酸
化亜鉛、二元系金属酸化物であるIn−Zn系金属酸化物、Sn−Zn系金属酸化物、A
l−Zn系金属酸化物、Zn−Mg系金属酸化物、Sn−Mg系金属酸化物、In−Mg
系金属酸化物、In−Ga系金属酸化物、In−W系金属酸化物、三元系金属酸化物であ
るIn−Ga−Zn系金属酸化物(IGZOとも表記する)、In−Al−Zn系金属酸
化物、In−Sn−Zn系金属酸化物、Sn−Ga−Zn系金属酸化物、Al−Ga−Z
n系金属酸化物、Sn−Al−Zn系金属酸化物、In−Hf−Zn系金属酸化物、In
−La−Zn系金属酸化物、In−Ce−Zn系金属酸化物、In−Pr−Zn系金属酸
化物、In−Nd−Zn系金属酸化物、In−Sm−Zn系金属酸化物、In−Eu−Z
n系金属酸化物、In−Gd−Zn系金属酸化物、In−Tb−Zn系金属酸化物、In
−Dy−Zn系金属酸化物、In−Ho−Zn系金属酸化物、In−Er−Zn系金属酸
化物、In−Tm−Zn系金属酸化物、In−Yb−Zn系金属酸化物、In−Lu−Z
n系金属酸化物、四元系金属酸化物であるIn−Sn−Ga−Zn系金属酸化物、In−
Hf−Ga−Zn系金属酸化物、In−Al−Ga−Zn系金属酸化物、In−Sn−A
l−Zn系金属酸化物、In−Sn−Hf−Zn系金属酸化物、In−Hf−Al−Zn
系金属酸化物を用いることができる。
なお、ここで、例えば、In−Ga−Zn系金属酸化物とは、InとGaとZnを主成
分として有する酸化物という意味であり、InとGaとZnの比率は問わない。また、I
nとGaとZn以外の金属元素が入っていてもよい。
また、酸化物半導体として、InMO(ZnO)(m>0、且つ、mは整数でない
)で表記される材料を用いてもよい。なお、Mは、Ga、Fe、Mn及びCoから選ばれ
た一の金属元素または複数の金属元素を示す。また、酸化物半導体として、InSnO
(ZnO)(n>0、且つ、nは整数)で表記される材料を用いてもよい。
例えば、In:Ga:Zn=1:1:1(=1/3:1/3:1/3)、In:Ga:
Zn=2:2:1(=2/5:2/5:1/5)、あるいはIn:Ga:Zn=3:1:
2(=1/2:1/6:1/3)の原子数比のIn−Ga−Zn系金属酸化物やその組成
の近傍の酸化物を用いることができる。あるいは、In:Sn:Zn=1:1:1(=1
/3:1/3:1/3)、In:Sn:Zn=2:1:3(=1/3:1/6:1/2)
あるいはIn:Sn:Zn=2:1:5(=1/4:1/8:5/8)の原子数比のIn
−Sn−Zn系金属酸化物やその組成の近傍の酸化物を用いるとよい。
しかし、これらに限られず、必要とする半導体特性及び電気特性(電界効果移動度、し
きい値電圧等)に応じて適切な組成のものを用いればよい。また、必要とする半導体特性
を得るために、キャリア密度や不純物濃度、欠陥密度、金属元素と酸素の原子数比、原子
間距離、密度等を適切なものとすることが好ましい。
例えば、In−Sn−Zn系金属酸化物では比較的容易に高い移動度が得られる。しか
しながら、In−Ga−Zn系金属酸化物でも、バルク内欠陥密度を低くすることにより
移動度を上げることができる。
また、酸化物半導体膜731a、731bに形成することが可能な金属酸化物は、エネ
ルギーギャップが2eV以上、好ましくは2.5eV以上、より好ましくは3eV以上で
ある。このように、エネルギーギャップの広い酸化物半導体を用いることで、トランジス
タを高耐圧とすることができると共に、オフ電流を低減することができる。
さらに、酸化物半導体膜731a、731bにおいて、二次イオン質量分析法(SIM
S:Secondary Ion Mass Spectrometry)により得られ
る水素濃度を5×1018atoms/cm未満、好ましくは1×1018atoms
/cm以下、より好ましくは5×1017atoms/cm以下、さらに好ましくは
1×1016atoms/cm以下とすることが好ましい。
酸化物半導体膜731a、731bに含まれる水素は、金属原子と結合する酸素と反応
して水となると共に、酸素が脱離した格子(あるいは酸素が脱離した部分)には欠損が形
成されてしまう。また、水素の一部が酸素と結合することで、キャリアである電子が生じ
てしまう。これらのため、酸化物半導体膜の成膜工程において、水素を含む不純物を極め
て減らすことにより、酸化物半導体膜の水素濃度を低減することが可能である。このため
、水素をできるだけ除去し、高純度化させた酸化物半導体膜をチャネル領域とすることに
より、しきい値電圧のマイナスシフトを低減することができ、またトランジスタのソース
及びドレインにおけるリーク電流を、代表的には、オフ電流(単位チャネル幅(1μm)
あたりの値)を数百yA〜数百zAにまで低減することが可能であり、トランジスタの電
気特性を向上させることができる。
加熱処理により、酸化物半導体膜731a、731bの水素を低減することができる。
また、酸化物半導体膜731a、731bに含まれる酸素欠損を低減することで、酸素
欠損に起因するトランジスタの電気特性の変動を低減することができ、信頼性を高めるこ
とができる。また、酸化物半導体膜731a、731bは、化学量論比を満たす酸素より
も多くの酸素を含む酸素が添加された酸化物半導体膜を用いることが好ましい。酸化物半
導体膜に酸素を添加することで、酸素欠損を低減することが可能であり、酸素を添加する
方法としては、イオン注入法、イオンドーピング法、プラズマ処理等がある。また、酸化
物半導体膜に接するように加熱により酸素放出される絶縁膜を設けた後、加熱処理するこ
とで、加熱により酸素放出される絶縁膜から酸化物半導体膜へ酸素が拡散し、酸素欠損量
を低減することができる。
また、酸化物半導体膜731a、731bは、非晶質構造、単結晶構造、または多結晶
構造であってもよい。
また、酸化物半導体膜731a、731bとして、結晶部分を有するCAAC−OS(
C Axis Aligned Crystalline Oxide Semicon
ductorともいう。)膜を用いてもよい。
以下では、酸化物半導体膜の構造について説明する。
酸化物半導体膜は、単結晶酸化物半導体膜と非単結晶酸化物半導体膜とに大別される。
非単結晶酸化物半導体膜とは、非晶質酸化物半導体膜、微結晶酸化物半導体膜、多結晶酸
化物半導体膜、CAAC−OS(C Axis Aligned Crystallin
e Oxide Semiconductor)膜などをいう。
非晶質酸化物半導体膜は、膜中における原子配列が不規則であり、結晶成分を有さない
酸化物半導体膜である。微小領域においても結晶部を有さず、膜全体が完全な非晶質構造
の酸化物半導体膜が典型である。
微結晶酸化物半導体膜は、例えば、1nm以上10nm未満の大きさの微結晶(ナノ結
晶ともいう。)を含む。従って、微結晶酸化物半導体膜は、非晶質酸化物半導体膜よりも
原子配列の規則性が高い。そのため、微結晶酸化物半導体膜は、非晶質酸化物半導体膜よ
りも欠陥準位密度が低いという特徴がある。
CAAC−OS膜は、複数の結晶部を有する酸化物半導体膜の一つであり、ほとんどの
結晶部は、一辺が100nm未満の立方体内に収まる大きさである。従って、CAAC−
OS膜に含まれる結晶部は、一辺が10nm未満、5nm未満または3nm未満の立方体
内に収まる大きさの場合も含まれる。CAAC−OS膜は、微結晶酸化物半導体膜よりも
欠陥準位密度が低いという特徴がある。以下、CAAC−OS膜について詳細な説明を行
う。
CAAC−OS膜を透過型電子顕微鏡(TEM:Transmission Elec
tron Microscope)によって観察すると、結晶部同士の明確な境界、即ち
結晶粒界(グレインバウンダリーともいう。)を確認することができない。そのため、C
AAC−OS膜は、結晶粒界に起因する電子移動度の低下が起こりにくいといえる。
CAAC−OS膜を、試料面と概略平行な方向からTEMによって観察(断面TEM観
察)すると、結晶部において、金属原子が層状に配列していることを確認できる。金属原
子の各層は、CAAC−OS膜の膜を形成する面(被形成面ともいう。)または上面の凹
凸を反映した形状であり、CAAC−OS膜の被形成面または上面と平行に配列する。
一方、CAAC−OS膜を、試料面と概略垂直な方向からTEMによって観察(平面T
EM観察)すると、結晶部において、金属原子が三角形状または六角形状に配列している
ことを確認できる。しかしながら、異なる結晶部間で、金属原子の配列に規則性は見られ
ない。
断面TEM観察および平面TEM観察より、CAAC−OS膜の結晶部は配向性を有し
ていることがわかる。
CAAC−OS膜に対し、X線回折(XRD:X−Ray Diffraction)
装置を用いて構造解析を行うと、例えばInGaZnOの結晶を有するCAAC−OS
膜のout−of−plane法による解析では、回折角(2θ)が31°近傍にピーク
が現れる場合がある。このピークは、InGaZnOの結晶の(009)面に帰属され
ることから、CAAC−OS膜の結晶がc軸配向性を有し、c軸が被形成面または上面に
概略垂直な方向を向いていることが確認できる。
一方、CAAC−OS膜に対し、c軸に概略垂直な方向からX線を入射させるin−p
lane法による解析では、2θが56°近傍にピークが現れる場合がある。このピーク
は、InGaZnOの結晶の(110)面に帰属される。InGaZnOの単結晶酸
化物半導体膜であれば、2θを56°近傍に固定し、試料面の法線ベクトルを軸(φ軸)
として試料を回転させながら分析(φスキャン)を行うと、(110)面と等価な結晶面
に帰属されるピークが6本観察される。これに対し、CAAC−OS膜の場合は、2θを
56°近傍に固定してφスキャンした場合でも、明瞭なピークが現れない。
以上のことから、CAAC−OS膜では、異なる結晶部間ではa軸およびb軸の配向は
不規則であるが、c軸配向性を有し、かつc軸が被形成面または上面の法線ベクトルに平
行な方向を向いていることがわかる。従って、前述の断面TEM観察で確認された層状に
配列した金属原子の各層は、結晶のab面に平行な面である。
本明細書において、「平行」とは、二つの直線が−10°以上10°以下の角度で配置
されている状態をいう。従って、−5°以上5°以下の場合も含まれる。また、「垂直」
とは、二つの直線が80°以上100°以下の角度で配置されている状態をいう。従って
、85°以上95°以下の場合も含まれる。
なお、結晶部は、CAAC−OS膜を成膜した際、または加熱処理などの結晶化処理を
行った際に形成される。上述したように、結晶のc軸は、CAAC−OS膜の被形成面ま
たは上面の法線ベクトルに平行な方向に配向する。従って、例えば、CAAC−OS膜の
形状をエッチングなどによって変化させた場合、結晶のc軸がCAAC−OS膜の被形成
面または上面の法線ベクトルと平行にならないこともある。
また、CAAC−OS膜中の結晶化度が均一でなくてもよい。例えば、CAAC−OS
膜の結晶部が、CAAC−OS膜の上面近傍からの結晶成長によって形成される場合、上
面近傍の領域は、被形成面近傍の領域よりも結晶化度が高くなることがある。また、CA
AC−OS膜に不純物を添加する場合、不純物が添加された領域の結晶化度が変化し、部
分的に結晶化度の異なる領域が形成されることもある。
なお、InGaZnOの結晶を有するCAAC−OS膜のout−of−plane
法による解析では、2θが31°近傍のピークの他に、2θが36°近傍にもピークが現
れる場合がある。2θが36°近傍のピークは、CAAC−OS膜中の一部に、c軸配向
性を有さない結晶が含まれることを示している。CAAC−OS膜は、2θが31°近傍
にピークを示し、2θが36°近傍にピークを示さないことが好ましい。
CAAC−OS膜を用いたトランジスタは、可視光や紫外光の照射による電気特性の変
動が小さい。よって、当該トランジスタは、信頼性が高い。
なお、酸化物半導体膜は、例えば、非晶質酸化物半導体膜、微結晶酸化物半導体膜、C
AAC−OS膜のうち、二種以上を有する積層膜であってもよい。
また、酸化物半導体膜731a、731bは、複数の酸化物半導体膜が積層された構造
でもよい。例えば、酸化物半導体膜731a、731bを、第1の酸化物半導体膜と第2
の酸化物半導体膜の積層として、第1の酸化物半導体膜と第2の酸化物半導体膜に、異な
る組成の金属酸化物を用いてもよい。例えば、第1の酸化物半導体膜に二元系金属酸化物
乃至四元系金属酸化物の一を用い、第2の酸化物半導体膜に第1の酸化物半導体膜と異な
る二元系金属酸化物乃至四元系金属酸化物を用いてもよい。
また、第1の酸化物半導体膜と第2の酸化物半導体膜の構成元素を同一とし、両者の組
成を異ならせてもよい。例えば、第1の酸化物半導体膜の原子数比をIn:Ga:Zn=
1:1:1とし、第2の酸化物半導体膜の原子数比をIn:Ga:Zn=3:1:2とし
てもよい。また、第1の酸化物半導体膜の原子数比をIn:Ga:Zn=1:3:2とし
、第2の酸化物半導体膜の原子数比をIn:Ga:Zn=2:1:3としてもよい。
この時、第1の酸化物半導体膜と第2の酸化物半導体膜のうち、ゲート電極に近い側(
チャネル側)の酸化物半導体膜のInとGaの含有率をIn>Gaとするとよい。またゲ
ート電極から遠い側(バックチャネル側)の酸化物半導体膜のInとGaの含有率をIn
≦Gaとするとよい。
また、酸化物半導体膜731a、731bを4層構造とし、第1の酸化物半導体膜〜第
4の酸化物半導体膜の構成元素を同一とし、且つそれぞれの組成を異ならせてもよい。例
えば、第1の酸化物半導体膜の原子数比をIn:Ga:Zn=1:3:2とし、第2の酸
化物半導体膜の原子数比をIn:Ga:Zn=1:1:1とし、第3の酸化物半導体膜の
原子数比をIn:Ga:Zn=3:1:2とし、第4の酸化物半導体膜の原子数比をIn
:Ga:Zn=1:3:2としてもよい。
Ga及びZnよりInの原子数比が小さい酸化物半導体膜、代表的には原子数比がIn
:Ga:Zn=1:3:2である第1の酸化物半導体膜及び第4の酸化物半導体膜は、G
a、Zn、及びInの原子数比が同じ酸化物半導体膜、代表的には第2の酸化物半導体膜
、及びGa及びZnよりInの原子数比が大きい酸化物半導体膜、代表的には第3の酸化
物半導体膜と比較して、絶縁性が高い。また、原子数比がIn:Ga:Zn=1:3:2
である第1の酸化物半導体膜及び第4の酸化物半導体膜が非晶質構造であると、さらに絶
縁性が高まる。このため、第2の酸化物半導体膜及び第3の酸化物半導体膜がチャネル領
域として機能し、第1の酸化物半導体膜及び第4の酸化物半導体膜はゲート絶縁膜として
機能する。
また、第1の酸化物半導体膜〜第4の酸化物半導体膜の構成元素は同一であるため、第
1の酸化物半導体膜及び第4の酸化物半導体膜は、第2の酸化物半導体膜及び第3の酸化
物半導体膜それぞれとの界面におけるトラップ準位が少ない。このため、酸化物半導体膜
731a、731bを上記構造とすることで、トランジスタの経時変化や光BTストレス
試験によるしきい値電圧の変動量を低減することができる。
酸化物半導体では主として重金属のs軌道がキャリア伝導に寄与しており、Inの含有
率を多くすることにより、より多くのs軌道が重なるため、In>Gaの組成となる酸化
物はIn≦Gaの組成となる酸化物と比較して高い移動度を備える。また、GaはInと
比較して酸素欠損の形成エネルギーが大きく酸素欠損が生じにくいため、In≦Gaの組
成となる酸化物はIn>Gaの組成となる酸化物と比較して安定した特性を備える。
チャネル側にIn>Gaの組成となる酸化物半導体を適用し、バックチャネル側にIn
≦Gaの組成となる酸化物半導体を適用することで、トランジスタの電界効果移動度およ
び信頼性をさらに高めることが可能となる。
また、酸化物半導体膜731a、731bとして、結晶性の異なる酸化物半導体の積層
構造を適用してもよい。すなわち、単結晶酸化物半導体、多結晶酸化物半導体、非晶質酸
化物半導体、またはCAAC−OSを適宜組み合わせた構成としてもよい。また、酸化物
半導体膜731a、731bを積層構造とし、一部に非晶質酸化物半導体を適用すると、
酸化物半導体膜731a、731bの内部応力や外部からの応力を緩和し、トランジスタ
の特性ばらつきが低減され、また、トランジスタの信頼性をさらに高めることが可能とな
る。
酸化物半導体膜731a、731bの厚さは、1nm以上100nm以下、更に好まし
くは1nm以上30nm以下、更に好ましくは1nm以上50nm以下、更に好ましくは
3nm以上20nm以下とすることが好ましい。
酸化物半導体膜731a、731bにおいて、アルカリ金属またはアルカリ土類金属の
濃度は、1×1018atoms/cm以下、さらに好ましくは2×1016atom
s/cm以下であることが望ましい。アルカリ金属及びアルカリ土類金属は、酸化物半
導体と結合するとキャリアを生成する場合があり、トランジスタのオフ電流の上昇の原因
となるためである。
酸化物半導体膜731a、731bには、5×1018atoms/cm以下の窒素
が含まれてもよい。
酸化物半導体膜731a、731bは、スパッタリング法、塗布法、印刷法、パルスレ
ーザー蒸着法等を用いて形成することができる。
ゲート絶縁膜732は、酸化シリコン、酸化窒化シリコン、Ga−Zn系金属酸化物、
酸化アルミニウム、酸化窒化アルミニウム、酸化ガリウム、酸化窒化ガリウム、酸化イッ
トリウム、酸化窒化イットリウム、酸化ハフニウム、酸化窒化ハフニウム等を用いればよ
く、積層または単層で設ける。ゲート絶縁膜732は、スパッタリング法またはCVD法
により形成することができる。
ゲート電極733a及び第2の電極733b、733cは、アルミニウム、クロム、銅
、タンタル、チタン、モリブデン、タングステンから選ばれた金属元素、または上述した
金属元素を成分とする合金か、上述した金属元素を組み合わせた合金等を用いて形成する
ことができる。また、マンガン、ジルコニウムのいずれか一または複数から選択された金
属元素を用いてもよい。また、ゲート電極733aは、単層構造でも、二層以上の積層構
造としてもよい。例えば、シリコンを含むアルミニウム膜の単層構造、アルミニウム膜上
にチタン膜を積層する二層構造、窒化チタン膜上にチタン膜を積層する二層構造、窒化チ
タン膜上にタングステン膜を積層する二層構造、窒化タンタル膜または窒化タングステン
膜上にタングステン膜を積層する二層構造、チタン膜と、そのチタン膜上にアルミニウム
膜を積層し、さらにその上にチタン膜を形成する三層構造等がある。また、アルミニウム
に、チタン、タンタル、タングステン、モリブデン、クロム、ネオジム、スカンジウムか
ら選ばれた元素の膜、または複数組み合わせた合金膜、もしくは窒化膜を用いてもよい。
また、ゲート電極733a及び第2の電極733b、733cは、インジウム錫酸化物
、酸化タングステンを含むインジウム酸化物、酸化タングステンを含むインジウム亜鉛酸
化物、酸化チタンを含むインジウム酸化物、酸化チタンを含むインジウム錫酸化物、イン
ジウム亜鉛酸化物、酸化シリコンを添加したインジウム錫酸化物等の透光性を有する導電
性材料を適用することもできる。また、上記透光性を有する導電性材料と、上記金属元素
の積層構造とすることもできる。ゲート電極733a及び第2の電極733b、733c
は、一対の電極726a、726bと同様の形成方法を適宜用いることができる。
また、ゲート電極733aとゲート絶縁膜732との間に、In−Ga−Zn系酸窒化
物半導体膜、In−Sn系酸窒化物半導体膜、In−Ga系酸窒化物半導体膜、In−Z
n系酸窒化物半導体膜、Sn系酸窒化物半導体膜、In系酸窒化物半導体膜、金属窒化膜
(InN、ZnN等)等を設けることが好ましい。これらの膜は5eV以上、好ましくは
5.5eV以上の仕事関数を有し、酸化物半導体の電子親和力よりも大きい値であるため
、酸化物半導体を用いたトランジスタのしきい値電圧をプラスにシフトすることができ、
所謂ノーマリーオフのスイッチング素子を実現できる。例えば、In−Ga−Zn系酸窒
化物半導体膜を用いる場合、少なくとも酸化物半導体膜731a、731bより高い窒素
濃度、具体的には7原子%以上のIn−Ga−Zn系酸窒化物半導体膜を用いる。
絶縁膜727は、酸化シリコン、酸化窒化シリコン、窒化酸化シリコン、窒化シリコン
、酸化アルミニウム、酸化窒化アルミニウム、窒化酸化アルミニウム、窒化アルミニウム
等を用いればよく、積層または単層で設ける。
絶縁膜727上には絶縁膜728が形成される。また、絶縁膜727及び絶縁膜728
とゲート絶縁膜732を貫通するコンタクトプラグ735a、735d並びに絶縁膜72
7及び絶縁膜728を貫通するコンタクトプラグ735b、735cが形成される。絶縁
膜728、コンタクトプラグ735a〜735d上には絶縁膜730が形成され、絶縁膜
730中には配線737a、737bが埋めこまれる。
図9(B)は、コンタクトプラグ735a〜735d、及び配線737a、737bの
上面図である。
配線737a、737bはそれぞれ、図1に示す端子D及び端子Eと接続する。配線7
37aはコンタクトプラグ735aを介してトランジスタ750と接続し、配線737b
はコンタクトプラグ735bを介して容量素子751と接続する。トランジスタ750及
び容量素子751は、電極726bにより接続される。
絶縁膜728は絶縁膜712と同様に形成することができる。また、コンタクトプラグ
735a及びコンタクトプラグ735bはコンタクトプラグ714a〜714dと同様に
形成することができる。また、絶縁膜730は、絶縁膜715と同様に形成することがで
きる。また、配線737a及び配線737bは、配線719a〜719dと同様に形成す
ることができる。
配線737a及び配線737b上には、バリア膜740が設けられている。バリア膜7
40は、バリア膜724と同様に形成することができる。
なお、トランジスタ750として、図10の構造の代わりに、一対の電極が酸化物半導
体膜731a及びゲート絶縁膜732の間に設けられる構造とすることができる。
また、図10(A)に示すトランジスタ750はトップゲート構造であるが、適宜ボト
ムゲート構造とすることができる。ボトムゲート構造のトランジスタについて、図11を
用いて説明する。
図11は、図10に示す選択回路において、バリア膜724からバリア膜740の間に
おける他の形態である。
バリア膜724上には絶縁膜725が形成される。また、バリア膜724及び絶縁膜7
55中にコンタクトプラグ723が形成されている。
絶縁膜725上にトランジスタ780及び容量素子781が形成される。
トランジスタ780は、絶縁膜725上に形成される第1のゲート電極761aと、第
1のゲート電極761a上に形成される第1のゲート絶縁膜765と、第1のゲート絶縁
膜765上に形成される酸化物半導体膜767と、酸化物半導体膜767に接する一対の
電極769a、769bと、酸化物半導体膜767及び一対の電極769a、769b上
に形成される第2のゲート絶縁膜771と、第2のゲート絶縁膜771を介して酸化物半
導体膜767と重なる第2のゲート電極773aとを有する。また、第2のゲート絶縁膜
771及び第2のゲート電極773aを覆う絶縁膜775を有する。
なお、絶縁膜725上には絶縁膜760が形成される。また、絶縁膜760の中に、第
1のゲート電極761a、配線761b、及び配線761cが埋め込まれている。また、
配線761b、761cはそれぞれ、一対の電極769a、769bと接している。
容量素子781は、絶縁膜760及び配線761c上に形成される、第1の電極として
機能する電極769b、第2のゲート絶縁膜771、及び第2の電極773bを有する。
トランジスタ780はコンタクトプラグ735aを介して配線737aと接続する。容
量素子781はコンタクトプラグ735bを介して配線737bと接続する。トランジス
タ780及び容量素子781は、電極769bにより接続される。
第1のゲート電極761a、配線761b、及び配線761cは、図10に示すゲート
電極733aと同様に形成することができる。
第1のゲート絶縁膜765及び酸化物半導体膜767は、図10に示すゲート絶縁膜7
32及び酸化物半導体膜731a、731bと同様に形成することができる。
一対の電極769a、769bは、図10(A)に示す一対の電極726a、726b
と同様に形成することができる。
第2のゲート絶縁膜771は、図10に示すゲート絶縁膜732と同様に形成すること
ができる。
第2のゲート電極773a及び第2の電極773bは、図10に示すゲート電極733
aと同様に形成することができる。
絶縁膜775は、図10に示す絶縁膜727と同様に形成することができる。
本実施の形態に示すトランジスタ780は、酸化物半導体膜767、第1のゲート絶縁
膜765及び第2のゲート絶縁膜771を介して対向する第1のゲート電極761a及び
第2のゲート電極773aを有する。第1のゲート電極761aと第2のゲート電極77
3aに異なる電位を印加することで、トランジスタ780のしきい値電圧を制御し、好ま
しくは、しきい値電圧のマイナスシフトを抑制することができる。または、第1のゲート
電極761a及び第2のゲート電極773aに同電位を印加することで、トランジスタ7
80のオン電流を増加させることができる。
なお、トランジスタ780として、図11に示す構造の代わりに、一対の電極が酸化物
半導体膜767及び第1のゲート絶縁膜765の間に設けられる構造とすることができる
また、トランジスタ780として、第1のゲート電極761a及び第2のゲート電極7
73aを有するトランジスタを示したが、第1のゲート電極761aのみを有するトラン
ジスタとしてもよい。
以上のように、選択回路を有する半導体装置を作製することができる。
このような半導体装置は、既述の構成に限らず、発明の趣旨を逸脱しない範囲において
、任意に変更が可能である。例えば、図10においては、トランジスタ704a及びトラ
ンジスタ704bと、トランジスタ750との間に、配線を有する層を1層設けたが、こ
れを2層以上とすることができる。または、配線を用いず、コンタクトプラグのみによっ
て各素子を直接接続することができる。この場合、例えばシリコン貫通電極(Throu
gh Silicon Via:TSV)技術を用いることもできる。また、配線は銅等
の材料を絶縁膜中に埋め込むことで形成する場合について説明したが、例えばバリア膜、
配線材料層、及びバリア膜の三層構造としてフォトリソグラフィ工程により配線パターン
に加工したものを用いてもよい。
本実施の形態は、上記実施の形態と適宜組み合わせて実施することが可能である。

Claims (1)

  1. 第1のトランジスタ、第2のトランジスタ、第3のトランジスタ、第4のトランジスタ、第1の容量素子、及び第2の容量素子、を有し、
    前記第1のトランジスタのソース及びドレインの一方は、前記第1の容量素子の一対の電極の一方と電気的に接続され、
    前記第1のトランジスタのソース及びドレインの他方、並びに前記第2の容量素子の一対の電極の他方は、第1の端子と電気的に接続され、
    前記第2のトランジスタのソース及びドレインの一方は、前記第2の容量素子の一対の電極の一方と電気的に接続され、
    前記第2のトランジスタのソース及びドレインの他方、並びに前記第1の容量素子の一対の電極の他方は、第2の端子と電気的に接続され、
    前記第3のトランジスタのソース及びドレインの一方は、第1の入力端子と電気的に接続され、
    前記第3のトランジスタのソース及びドレインの他方は、出力端子と電気的に接続され、
    前記第4のトランジスタのソース及びドレインの一方は、第2の入力端子と電気的に接続され、
    前記第4のトランジスタのソース及びドレインの他方は、前記出力端子と電気的に接続され、
    第1のノードは、前記第1のトランジスタのソース及びドレインの一方、前記第1の容量素子の一対の電極の一方、並びに前記第3のトランジスタのゲートと電気的に接続され、
    第2のノードは、前記第2のトランジスタのソース及びドレインの一方、前記第2の容量素子の一対の電極の一方、並びに前記第4のトランジスタのゲートと電気的に接続されることを特徴とする半導体装置。
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