JP2018035572A - ホイールローダおよびホイールローダの制御方法 - Google Patents

ホイールローダおよびホイールローダの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】掘削した土砂等の掘削物を積込対象に積み込む際におけるオペレータの操作を支援可能なホイールローダを提供する。
【解決手段】ホイールローダ1は、運転室6と、前輪3aと、前輪3aを回転可能に支持するフロントフレーム5aと、バケット32と、先端部がバケット32に接続され、かつ基端部がフロントフレーム5aに回転可能に支持されたブーム31と、積込対象と前輪3aとの間の距離を測定するためのセンサ40と、ホイールローダ1の動作を制御するコントローラとを備える。コントローラは、ホイールローダ1が走行することによってセンサ40によって測定された距離が閾値以下になると、衝突回避のための所定の動作をホイールローダ1に実行させる。
【選択図】図5

Description

本発明は、ホイールローダおよびホイールローダの制御方法に関する。
自走式作業車両であるホイールローダは、車両を走行させるための走行装置と、掘削などの各種の作業を行うための作業機とを備えている。走行装置と作業機とは、エンジンからの駆動力によって駆動される。
特許文献1には、前輪側の車軸ケース上にバケットの下方を通してバケットの配設位置よりも前方の路面状態を撮像するビデオカメラまたはレーザ距離センサが設けられたホイールローダが開示されている。また、このホイールローダは、運転席に着座したオペレータから見える位置に、ビデオカメラが撮像した映像またはレーザ距離センサが測定した距離を表示する表示装置を備えている。これにより、オペレータは、作業機の下方に位置する路面の状態を監視することができる。
特許文献2には、2台のカメラで構成される視覚センサを備えた自動掘削機(たとえば、ホイールローダ)が開示されている。自動掘削機は、自動掘削のために、視覚センサを利用して、掘削対象またはダンプトラックまでの距離を測定する。
また、ホイールローダのオペレータは、作業機のバケットによって掬い取られた土砂をダンプトラックの荷台に積込むとき、アクセルペダルとブームレバーとを同時に操作する。これにより、ホイールローダは、前進するとともに、ブーム上げを実行する。なお、このような積込み作業は、「ダンプアプローチ」とも呼ばれている。
特開2008−303574号公報 特開平10−88625号公報
ところで、積込み作業の際には、オペレータは、前輪の先端がダンプトラックの側面に衝突しないように、かつ、作業機(特に、ブームの下端部)がダンプトラックの側面(詳しくは、ベッセルの上部)に衝突しないように、ホイールローダを操作する必要がある。このように、オペレータは、上下の2箇所を同時に確認しながら、積込み作業を行う必要がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、その目的は、掘削した土砂等の掘削物を積込対象(たとえば、ダンプトラック)に積み込む際におけるオペレータの操作を支援可能なホイールローダおよびホイールローダの制御方法を提供することにある。
本発明のある局面に従うと、掘削した掘削物を積込対象に積み込むホイールローダは、運転室と、前輪と、前輪を回転可能に支持するフロントフレームと、バケットと、先端部がバケットに接続され、かつ基端部がフロントフレームに回転可能に支持されたブームと、積込対象と前輪との間の距離を測定するためのセンサと、ホイールローダの動作を制御するコントローラとを備える。コントローラは、ホイールローダが走行することによってセンサによって測定された距離が閾値以下になると、衝突回避のための所定の動作をホイールローダに実行させる。
したがって、オペレータがブームの位置に注目しすぎるあまり、前輪の位置の確認が疎かになってしまった場合であっても、前輪が積込対象に衝突してしまうことを回避可能となる。よって、ホイールローダによれば、掘削した土砂等の掘削物を積込対象に積み込む際におけるオペレータ操作を補助することができる。
好ましくは、センサは、運転室の屋根の第1の位置に設置されている。また好ましくは、第1の位置は、屋根の前端部である。
上記の構成によれば、センサが屋根の後端部に設置される場合に比べて、センサの設置位置の高さを低くすることができる。
好ましくは、センサは、ブームの支持位置よりもフロントフレームの前端部に近い、フロントフレームにおける第2の位置に設置されている。また好ましくは、第2の位置は、前輪の車軸の上方である。
上記の構成によれば、センサより前方に前輪が位置することになるため、センサによって前輪とダンプトラックとの間の距離を測定することができる。
好ましくは、所定の動作は、ホイールローダの走行を停止させる動作である。
上記の構成によれば、測定された距離が閾値以下になるとホールローダの走行が停止するため、前輪が積込対象に衝突してしまうことを回避可能となる。
好ましくは、所定の動作は、所定の報知音を出力する動作である。
上記の構成によれば、ブームが積込対象に衝突する前にオペレータが報知音を聞くことにより、オペレータは、積込対象との衝突を回避する操作を行うことが可能となる。
好ましくは、コントローラは、センサによって測定された距離が短くなるにつれて、報知音の音量を大きくするか、あるいは報知音の間隔を短くする。
上記の構成によれば、距離に関わらず一定の音量の報知音を連続的にまたは一定間隔で出力する構成に比べ、オペレータに対して、強い注意喚起を促すことができる。
好ましくは、ホイールローダは、ホイールローダを操作するための操作レバーをさらに備える。所定の動作は、操作レバーを振動させる動作である。
上記の構成によれば、ブームが積込対象に衝突する前にオペレータが操作レバーの振動を感知することにより、オペレータは、積込対象との衝突を回避する操作を行うことが可能となる。
好ましくは、コントローラは、ブームの角度が所定の値以上であることを条件に、所定の動作をホイールローダに実行させる。
オペレータの注意が前輪の位置よりもブームの位置に対して払わるような状態にホイールローダがなったことを条件に、所定の動作をホイールローダに実行させることができる。
好ましくは、コントローラは、ブームの先端部の位置が基端部の位置よりも高くなったことを条件に、所定の動作をホイールローダに実行させる。
上記の構成によれば、センサによって測定された距離が閾値以下であって、かつブームが略水平状態になると、所定の動作をホイールローダに実行させることができる。
好ましくは、コントローラは、バケットのチルト角度が第1の値以上であることを条件に、所定の動作をホイールローダに実行させる。
上記の構成によれば、ホイールローダが積載対象に近づいている場合であっても、バケットに掘削物が積載されていないときには、衝突を回避するための所定の動作が実行されることを抑止することができる。
好ましくは、コントローラは、チルト角度が第1の値よりも小さい第2の値以下である場合、所定の動作を実行しない。
上記の構成によれば、ホイールローダは、ブーム上げの自動制御を停止するため、オペレータは、荷切をすることができる。
好ましくは、コントローラは、オペレータ操作に基づく所定の入力を受け付けた場合には、所定の動作の実行を停止させる。
上記の構成によれば、積載対象との距離が閾値以下になった場合に所定の動作を実行させるといった制御を、オペレータ操作によって強制的に停止させることが可能となる。
好ましくは、ホイールローダは、ホイールローダの前進と後進とを切り替える前後進切替レバーをさらに備える。オペレータ操作は、前後進切替レバーが前進位置から後進位置に切り替える操作である。
上記の構成によれば、積載対象との距離が閾値以下になった場合に所定の動作を実行させるといった制御を、前後進切替レバーの切替操作によって強制的に停止させることが可能となる。
好ましくは、コントローラは、ホイールローダが前進状態から後進状態に遷移すると、所定の動作の実行を停止させる。
上記の構成によれば、積載対象との距離が閾値以下になった場合に所定の動作を実行させるといった制御を、後進状態のときには停止させることが可能となる。
本発明の他の局面に従うと、制御方法は、掘削した掘削物を積込対象に積み込むホイールローダにおいて実行される。この制御方法は、積込対象とホイールローダの車輪との間の距離を測定するステップと、ホイールローダが走行することによって、測定された距離が閾値以下になることを検出するステップと、測定された距離が閾値以下になると、衝突回避のための所定の動作をホイールローダに実行させるステップとを備える。
したがって、オペレータがブームの位置に注目しすぎるあまり、前輪の位置の確認が疎かになってしまった場合であっても、前輪が積込対象に衝突してしまうことを回避可能となる。よって、ホイールローダによれば、掘削した土砂等の掘削物を積込対象に積み込む際におけるオペレータ操作を補助することができる。
上記の発明によれば、掘削物を積込対象に積み込む際におけるオペレータ操作を補助することができる。
ホイールローダの側面図である。 ホイールローダの上面図である。 ホイールローダの斜視図である。 センサのセンシング範囲を説明するための模式図である。 ダンプアプローチを説明するための図である。 ホイールローダのシステム構成を表したブロック図である。 ホイールローダの処理の流れを説明するためのフローチャートである。 ホイールローダの側面図である。 ホイールローダの上面図である。 ホイールローダの斜視図である。 センサのセンシング範囲を説明するための模式図である。 バケットのチルト角度θを説明するための図である。 荷切の状態を表した図である。
以下、実施形態について図に基づいて説明する。実施形態における構成を適宜組み合わせて用いることは当初から予定されていることである。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
以下、ホイールローダについて、図面を参照しながら説明する。以下の説明において、「上」「下」「前」「後」「左」「右」とは、運転席に着座したオペレータを基準とする用語である。
また、以下では、掘削した掘削物を積載するための積込対象として、ダンプトラックを例に挙げて説明するが、これに限定されるものではなく、たとえば、土砂用コンテナ等の自走することができない積載対象であってもよい。
[実施の形態1]
<全体構成>
図1は、実施形態に基づくホイールローダ1の側面図である。図2は、ホイールローダ1の上面図である。
図1および図2に示されるように、ホイールローダ1は、本体5、作業機30、車輪3a,3b、および運転室6を備えている。ホイールローダ1は、車輪3a,3bが回転駆動されることにより自走可能であると共に、作業機30を用いて所望の作業を行うことができる。
本体5は、フロントフレーム5aとリアフレーム5bとを有している。フロントフレーム5aとリアフレーム5bとは、センタピン81により互いに左右方向に揺動可能に連結されている。
フロントフレーム5aとリアフレーム5bとに渡って、一対のステアリングシリンダ82が設けられている。ステアリングシリンダ82は、図示しないステアリングポンプからの作動油によって駆動される油圧シリンダである。ステアリングシリンダ82が伸縮することによって、フロントフレーム5aがリアフレーム5bに対して揺動する。これにより、ホイールローダ1の進行方向が変更される。
フロントフレーム5aには、作業機30および一対の前輪3aが取り付けられている。フロントフレーム5aは、前輪3aを回転可能に支持する。作業機30は、本体5の前方に配設されている。作業機30は、油圧ポンプ119(図3参照)からの作動油によって駆動される。作業機30は、ブーム31と、一対のリフトシリンダ33と、バケット32と、ベルクランク34と、チルトシリンダ35と、ベルクランク34の先端部とバケット32とを連結するチルトロッド36とを有している。
ブーム31は、フロントフレーム5aに回転可能に支持されている。ブーム31の基端部(基端部)が、ブームピン7によって、フロントフレーム5aに揺動可能に取り付けられている。リフトシリンダ33の一端はフロントフレーム5aに取り付けられている。リフトシリンダ33の他端は、ブーム31に取り付けられている。フロントフレーム5aとブーム31とは、リフトシリンダ33により連結されている。リフトシリンダ33が油圧ポンプ119からの作動油によって伸縮することによって、ブーム31がブームピン7を中心として上下に揺動する。
なお、図1では、リフトシリンダ33のうちの一方のみを図示しており、他方を省略している。
バケット32は、ブーム31の先端に回転可能に支持されている。バケット32は、バケットピン39によって、ブーム31の先端部に揺動可能に指示されている。チルトシリンダ35の一端はフロントフレーム5aに取り付けられている。チルトシリンダ35の他端はベルクランク34に取り付けられている。ベルクランク34とバケット32とは、図示しないリンク装置によって連結されている。フロントフレーム5aとバケット32とは、チルトシリンダ35、ベルクランク34およびリンク装置により連結されている。チルトシリンダ35が、油圧ポンプ119からの作動油によって伸縮することによって、バケット32がバケットピン39を中心として上下に揺動する。
リアフレーム5bには、運転室6および一対の後輪3bが取り付けられている。運転室6は、本体5に搭載されている。運転室6には、オペレータが着座するシート、および後述する操作用の装置などが内装されている。
ホイールローダ1は、積込対象としてのダンプトラックと前輪3aとの間の距離(以下、「距離D」とも称する)を測定するためのセンサ40をさらに備えている。センサ40は、運転室6の屋根61に設置されている。詳しくは、センサ40は、屋根61の上に設置されている。より詳しくは、センサ40は、屋根61の前端部に設置されている。
後述するが、センサ40は、ダンプトラックと前輪3aの前端部との間の距離を測定する。センサ40は、少なくとも、前輪3aの前端部および前輪3aの前方地形を含む領域をセンシングする。なお、センサ40は、距離を測定するための装置であればよく、センサ40としては、超音波センサ、レーザセンサ、赤外線センサ、カメラ等の各種のデバイスを利用できる。
図3は、ホイールローダ1の斜視図である。図3に示すように、オペレータ操作に基づいてブーム31を上昇させることにより、バケット32を上昇させることができる。バケットに掘削した土砂等の掘削物が積載されている状態で、オペレータがバケット32のチルト角度(図12の角度θ)を小さくすることにより、掘削物をダンプトラック等の積込対象に積み込むことが可能となる。
図4は、センサ40のセンシング範囲を説明するための模式図である。図4に示されるように、センサ40の光軸48が水平面から角度δ+φ/2だけ下向きとなるように、センサ40が配置されている。角度δは、少なくとも、前輪3aの前端部および前輪3aの前方地形を含む領域をセンシングできる角度である。φは、センシング可能な範囲を表す角度(センサ40がカメラの場合には画角)である。
このような配置により、センサ40は、積込対象としてのダンプトラックと前輪3aとの間の距離を測定することができる。なお、センサ40によって得た情報は、ホイールローダ1の後述するコントローラ110(図8)に送れて、データ処理がなされる。
なお、上記においては、センサ40が2つの前輪3aをセンシング可能となる姿勢で屋根61の上に設置されているが、これに限定されるものではない。2つの前輪3aのうちいずれか一方をセンシング可能となるような姿勢で、センサ40を屋根61の上に設置してもよい。
センサ40を屋根61の下側に設置してもよい。このような構成の場合には、センサ40は、運転室6のフロントガラス62を介して、センサ40の前方をセンシングすることになる。
<ダンプアプローチ>
図5は、ダンプアプローチを説明するための図である。図5(A)は、ダンプアプローチ時における一般的なオペレータ操作を説明するための図である。図5(B)は、ダンプアプローチ時において、オペレータが、図5(A)の状態よりもブーム31を上昇させた場合を表した図である。
図5(A)に示すように、オペレータは、区間Q11では、アクセル操作を行う。具体的には、オペレータは、図示しないアクセルペダルを踏む。さらに、オペレータは、区間Q11では、ブーム31を上げるために、後述するブーム操作レバー122(図6)を操作する。これにより、区間Q11では、ホイールローダ1がダンプトラック900に向かって走行するとともに、ブーム上げ操作が実行される。
なお、オペレータが区間Q11でアクセル操作を行う理由は、ホイールローダ1を走行させるためというよりは、リフトシリンダ33に対して油量を十分に供給するための意味合いが濃い。エンジン回転数を上げて、油圧ポンプからの作動油の出力を確保している。したがって、区間Q11で車速を落とすために、オペレータがブレーキペダルを踏み込んだとしても、オペレータはアクセルペダルを踏み続けている。
区間Q11に続く区間Q12においては、オペレータは、アクセル操作をやめて、ブレーキ操作を行う。具体的には、オペレータは、アクセルペダルを踏むのを止めて、図示しないブレーキペダルを踏む。これにより、オペレータは、ホイールローダ1をダンプトラック900の手前で停止させる。その後、オペレータは、後述するバケット操作レバー123(図6)を操作して、バケット32によって掬い取られた土砂をダンプトラック900の荷台に積み込む。
このような一連の操作を行った場合、バケット32の通過軌跡は、典型的には、破線Laとして表される。
図5(B)に示すように、オペレータは、区間Q21では、区間Q11と同様に、アクセル操作を行う。これにより、区間Q21では、区間Q11と同様に、ホイールローダ1がダンプトラック900に向かって走行するとともに、ブーム上げ操作が実行される。区間Q21に続く区間Q22においては、区間Q12と同様に、オペレータは、アクセル操作をやめて、ブレーキ操作を行う。
ところで、区間Q21の最終位置では、区間Q11の最終位置のときよりも、ブーム31のブーム角が大きくなっている。このため、区間Q21の最終位置では、区間Q11の最終位置のときよりも、バケット32の高さが高くなっている。
図5(B)に示すように、区間Q21において、ブーム31を図5(A)に示した以上の高さまで上昇させた場合、区間Q22において、以下の事象が起こり得る。ブーム31の下端部31aがダンプトラック900のベッセル901に衝突することを避けるために、オペレータがブーム31に視線を向けたままホイールローダ1を前進させていると、オペレータが目標としている位置にバケット32が到達する前に、前輪3aの前端部がダンプトラック900の側面に衝突してしまう。そこで、本実施の形態では、このような事象をセンサ40を用いて回避する。なお、図5(B)においては、バケット32の通過軌跡を、破線Lbとして表している。
ホイールローダ1は、センサ40を用いて、ダンプトラック900と前輪3aとの間の距離Dを測定する。ホイールローダ1のコントローラ110は、ホイールローダ1が走行することによってセンサ40によって測定された距離Dが閾値以下になると、ホイールローダ1の走行を停止させる。
したがって、オペレータがブーム31の位置に注目しすぎるあまり、前輪3aの位置の確認が疎かになってしまった場合であっても、前輪3aがダンプトラック900に衝突してしまうことを回避可能となる。よって、ホイールローダ1によれば、ダンプアプローチ時におけるオペレータ操作を補助することができる。
<機能的構成>
図6は、ホイールローダ1のシステム構成を表したブロック図である。図6に示すように、ホイールローダ1は、ブーム31と、バケット32と、リフトシリンダ33と、チルトシリンダ35と、センサ40と、コントローラ110と、ブーム角度センサ112と、バケット角度センサ113と、エンジン118と、油圧ポンプ119と、操作レバー120と、操作弁131,141,153と、モニタ151と、スピーカ152と、ブレーキシリンダ154と、ブレーキ155とを備える。
操作レバー120は、前後進切替操作レバー121と、ブーム操作レバー122と、バケット操作レバー123と、バイブレータ124,125,126とを含んでいる。コントローラ110は、判定部1101を含んでいる。
コントローラ110は、ホイールローダ1の全体的な動作を制御する。コントローラ110は、図示しないアクセルペダルの操作に基づき、エンジン118の回転数等を制御する。また、コントローラは、操作レバー120によるオペレータ操作に基づく信号を受信し、当該操作に応じた動作をホイールローダ1に実行させる。
油圧ポンプ119は、エンジン118の出力によって駆動する。油圧ポンプ119は、操作弁131を介して、ブーム31を駆動するリフトシリンダ33に作動油を供給する。ブーム31の上下動作は、運転室6に備えられたブーム操作レバー122の操作によって制御可能である。また、油圧ポンプ119は、操作弁141を介して、バケット32を駆動するチルトシリンダ35に作動油を供給する。バケット32の動作は、運転室6に備えられたバケット操作レバー123の操作によって制御可能である。
コントローラ110は、図示しないブレーキペダルの操作に基づいた指令信号を操作弁153に送る。操作弁153は、当該指令信号に基づいた油圧の作動油を、油圧ポンプ119からブレーキシリンダ154に供給する。これにより、ブレーキペダルの操作に応じた力がブレーキ155に作用する。
コントローラ110は、センサ40からセンシング結果を逐次受信する。コントローラ110の判定部1101は、ダンプアプローチの際に、センサ40によって測定された距離Dが閾値Th以下となったかないかを判定する。コントローラ110は、判定部1101によって距離Dが閾値Th以下になったと判定されると、ホイールローダ1の走行を停止させる制御を行う。
コントローラ110は、ブーム角度センサ112からブーム角度に応じた信号を受信する。コントローラ110は、バケット角度センサ113からチルト角度に応じた信号を受信する。ブーム角度センサ112およびバケット角度センサ113から出力される信号(センシング結果)の利用方法については後述する。
コントローラ110は、モニタ151に各種の画像を表示させる。コントローラ110は、スピーカ152に所定の音を出力させる。モニタ151およびスピーカ152の利用方法については後述する。
バイブレータ124は、前後進切替操作レバー121を振動させるための装置である。バイブレータ125は、ブーム操作レバー122を振動させるための装置である。バイブレータ126は、バケット操作レバー123を振動させるための装置である。バイブレータ124〜126の利用方法については後述する。
<制御構造>
図7は、ホイールローダ1の処理の流れを説明するためのフローチャートである。図7に示すように、ステップS2において、コントローラ110は、前進中か否かを判断する。コントローラ110は、前進中であると判断した場合(ステップS2においてYES)、ステップS4において、センサ40によって測定された距離Dが閾値Th以下であるか否かを判断する。コントローラ110は、前進中でないと判断した場合(ステップS2においてNO)、処理をステップS2に戻す。
コントローラ110は、距離Dが閾値Th以下であると判断した場合(ステップS4においてYES)、ステップS6において、ホイールローダ1の走行を停止させる。典型的には、コントローラ110は、オペレータがブレーキ操作を行わなくても、ブレーキをかける。コントローラ110は、距離Dが閾値Thよりも長いと判断した場合(ステップS4においてNO)、処理をステップS2に戻す。
上記においては、コントローラ110は、距離Dが閾値Th以下になった場合、ホイールローダ1の走行を停止させる制御を行う。このような制御を、オペレータ操作によって、強制的に停止させてもよい。このようなオペレータ操作としては、たとえば、図示しない所定のボタンの押下操作、ブーム操作レバー122を用いてブーム31を下げる操作、前後進切替操作レバー121を前進位置から後進位置に切り替える操作が挙げられる。なお、ホイールローダ1においては、前後進切替操作レバー121を前進位置から後進位置に切り替える操作は、ホイールローダ1の前進時(停止していないとき)においても行われる。
<利点>
(1)以上のように、センサ40は、運転室6の屋根61の所定位置に設置されている。コントローラ110は、ホイールローダ1が走行することによってセンサ40によって測定された距離Dが閾値Th以下になると、衝突回避のための所定の動作としてホイールローダ1の走行を停止させる。
これによれば、ホイールローダ1は、ダンプアプローチ時において、前輪3aがダンプトラック900に衝突する前に、走行を停止する。それゆえ、オペレータが前輪3aの位置の確認を怠った場合であっても、前輪3aがダンプトラック900に衝突してしまうことを回避可能となる。したがって、ホイールローダ1によれば、ダンプアプローチ時におけるオペレータ操作を補助することができる。
(2)詳しくは、上記所定位置は、屋根61の前端部である。これによれば、センサ40が屋根61の後端部に設置される場合に比べて、センサ40の設置位置の高さを低くすることができる。
[実施の形態2]
本実施の形態に係るホイールローダについて、図面を参照して説明する。なお、実施の形態1のホイールローダ1と異なる構成について説明し、ホイールローダ1と同様な構成については、その説明を繰り返さない。
図8は、実施形態に基づくホイールローダ1Aの側面図である。図9は、ホイールローダ1Aの上面図である。図10は、ホイールローダ1Aの斜視図である。
図8,9,10に示されるように、ホイールローダ1Aは、センサ40の代わりにセンサ40Aを備える点以外は、ホイールローダ1Aと同様のハードウェア構成を備える。
センサ40Aは、フロントフレーム5aの上面に設置されている。センサ40Aは、ブーム31の支持位置よりもフロントフレーム5aの前端部51(図10参照)に近い所定位置に設置されている。詳しくは、ブームピン7の位置に寄りもフロントフレーム5aの前端部に近い位置に設置されている。典型的には、センサ40Aは、前輪3aの車軸52の上方に配置されている。
センサ40Aは、図9のY方向において、上面視で、左のブーム31と、チルトシリンダ35との間に設置されている。センサ40Aは、図9の上面視において、光軸が左斜め前方を向くように配置されている。
センサ40Aは、センサ40と同様に、ダンプアプローチ時においては、ダンプトラック900と左側の前輪3aとの間の距離Dを測定する。なお、センサ40Aは、距離Dを測定するための装置であればよく、センサ40Aとしては、超音波センサ、レーザセンサ、赤外線センサ、カメラ等の各種のデバイスを利用できる。
なお、図9のY方向において、上面視で、右のブーム31とチルトシリンダ35との間にセンサ40Aを設置してもよい。あるいは、図9の上面視において、チルトシリンダ35の真下にセンサ40Aを設置してもよい。また、センサ40Aは、左側の前輪3aとダンプトラック900との間の距離Dを測定する構成である必要は必ずしもない。右側の前輪3aおよび左側の前輪3aの少なくとも一方と、ダンプトラック900との間の距離を測るように、センサ40を設置してもよい。
図11は、センサ40Aのセンシング範囲を説明するための模式図である。図11に示されるように、センサ40Aの光軸49が左側の前輪3aの前方に位置するように、センサ40Aが配置されている。なお、左側の前輪3aの前方の所定領域をセンシング可能な程度に、光軸49と左側の前輪3aとが交差するように、センサ40Aを設置してもよい。
このような配置により、センサ40Aは、積込対象としてのダンプトラックと前輪3aとの間の距離Dを測定することができる。なお、センサ40Aによって得た情報は、ホイールローダ1Aのコントローラ110に送れて、データ処理がなされる。
ホイールローダ1Aにおいても、ホイールローダ1と同様の制御が実行される。具体的には、コントローラ110は、ホイールローダ1Aが走行することによってセンサ40Aによって測定された距離Dが閾値Th以下になると、衝突回避のための所定の動作としてホイールローダ1Aの走行を停止させる。
これによれば、ホイールローダ1Aは、ダンプアプローチ時において、前輪3aがダンプトラック900に衝突する前に、走行を停止する。それゆえ、オペレータが前輪3aの位置の確認を怠った場合であっても、前輪3aがダンプトラック900に衝突してしまうことを回避可能となる。したがって、ホイールローダ1Aによれば、ダンプアプローチ時におけるオペレータ操作を補助することができる。
<<変形例>>
実施の形態1に係るホイールローダ1および実施の形態2に係るホイールローダ1Aとの変形例については、図面を参照して説明する。
(1)衝突回避のための所定の動作について
上記の実施の形態1,2においては、コントローラ110は、ホイールローダ1Aが走行することによってセンサ40,40Aによって測定された距離Dが閾値Th以下になると、所定の動作としてホイールローダ1の走行を停止させる。しかしながら、所定の動作は、ホイールローダ1の走行を停止させる動作に限定されるものではない。
コントローラ110は、ホイールローダ1の走行を停止させる代わりに、スピーカ152から所定の報知音(警告音)を出力させてもよい。あるいは、コントローラ110は、モニタ151に所定の警告表示を行わせてもよい。これらによれば、オペレータは、異常に気付くことが可能となる。具体的には、オペレータは、ホイールローダ1,1Aがダンプトラックに衝突しそうな状態となっていることに気付くことが可能となる。
スピーカ152から所定の報知音(警告音)を出力させる場合には、センサ40,40Aによって測定された距離Dが短くなるにつれて報知音の音量を大きくするか、あるいは報知音の間隔を短くすることが、注意喚起の観点から好ましい。
コントローラ110は、バイブレータ124〜126に対して振動を開始する指令を送信してもよい。なお、バイブレータ124〜126の振動により、各操作レバー121,122,123は振動する。これによっても、オペレータは、異常に気付くことが可能となる。
なお、ブーム31の上昇の動作と、スピーカ152からの所定の警告音の出力と、モニタ151における所定の警告表示と、バイブレータ124〜126とを、適宜組み合わせて実行するように、ホイールローダ1,1Aを構成してもよい。
(2)ブーム角度を考慮した制御
ブーム31の角度が所定の値未満である場合には、ブーム31の角度が所定の値以上である場合よりも、ブーム31と前輪3aとの位置が近い。また、ブーム31が上昇するにつれて、オペレータの注意が前輪3aの位置よりもブーム31およびバケット32の位置に対して払わることになる。それゆえ、ブーム31の角度が所定の値以上であることを条件に、上記所定の動作をホイールローダ1,1Aに実行させるように、コントローラ110を構成してもよい。
たとえば、コントローラ110は、ブーム31の先端部の位置がブーム31の基端部の位置よりも高くなったことを条件に、上記所定の動作をホイールローダ1,1Aに実行させる。これによれば、コントローラ110は、センサ40,40Aによって測定された距離Dが閾値Th以下であって、かつブーム31が略水平状態になると、所定の動作をホイールローダ1,1Aに実行させることができる。
(3)チルト角度を考慮した制御
図12は、バケット32のチルト角度θを説明するための図である。なお、図12では、ホイールローダ1を例示している。図12に示すように、ダンプアプローチ時には、土砂等の掘削物がバケット32に積載されているため、オペレータは、チルト角度θを所定の角度(以下、「角度θ1」とも称する)よりも大きくする必要がある。
そこで、距離Dが閾値Th以下になった場合に、所定の動作を常に開始するのではなく、バケット32のチルト角度が所定の角度θ1以上となったことを条件に、所定の動作を開始するように、ホイールローダ1,1Aを構成してもよい。
これによれば、バケット32に掘削物を積載している状態でホイールローダ1,1Aがダンプトラック900に近づいている状況の場合には、距離Dが閾値Th以下になると、所定の動作が実行される。その一方で、バケット32に掘削物を積載していない状態でホイールローダ1,1Aがダンプトラック900に近づいている状況の場合には、距離Dが閾値Th以下になっても所定の動作が実行されることはない。
このように、ホイールローダ1、1Aがダンプトラック900に近づいている場合であっても、バケット32に掘削物が積載されていないときには、所定の動作が実行されることを抑止することができる。
図13は、荷切の状態を表した図である。なお、図13では、ホイールローダ1を例示している。図13に示すように、オペレータは、ダンプトラック900のベッセル901に掘削物を積載していった場合、ベッセル901の高さを超えて掘削物がベッセル901に盛られた状態になり得る。このような場合、オペレータは、バケット32のチルト角度を上記の角度θ1よりも小さい所定の角度(以下、「角度θ2」)以下にして、ベッセル901の上側の掘削物をバケット32を操作して地面に落とす。典型的には、バケット32のチルト角度θをゼロ度(刃先32aが本体5に対して水平となる状態)にして、ベッセル901から溢れた土砂を、ダンプトラック900に対してホイールローダ1、1Aとは反対側の地面に落とす。
オペレータがこのような荷切の処理を行なおうとしているときに、距離Dが閾値Th以下になったからといってホイールローダ1の走行が停止してしまうと、荷切が行えない。そこで、コントローラ110は、チルト角度θが角度θ1よりも小さい角度θ2以下である場合、ホイールローダ1の走行を停止させる制御を実行しない。これにより、オペレータは、荷切をすることができる。
(4)後進状態における制御停止
ホイールローダ1、1Aの後進時には、距離Dが閾値Th以下であっても、前輪3aがダンプトラック900に衝突することはないため、所定の動作を実行させる必要はない。そこで、ホイールローダ1,1Aが前進状態から後進状態に遷移すると、上記所定の動作の実行を停止させるように、コントローラ110を構成してもよい。これによれば、不要な制御が実行されることを抑制できる。
今回開示された実施の形態は例示であって、上記内容のみに制限されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A ホイールローダ、3a 前輪、3b 後輪、5 本体、5a フロントフレーム、5b リアフレーム、6 運転室、7 ブームピン、30 作業機、31 ブーム、31a 下端部、32 バケット、32a 刃先、33 リフトシリンダ、34 ベルクランク、35 チルトシリンダ、36 チルトロッド、39 バケットピン、40,40A センサ、48,49 光軸、51 前端部、52 車軸、61 屋根、62 フロントガラス、81 センタピン、82 ステアリングシリンダ、900 ダンプトラック、901 ベッセル、Q11,Q12,Q21,Q22 区間。

Claims (17)

  1. 掘削した掘削物を積込対象に積み込むホイールローダであって、
    運転室と、
    前輪と、
    前記前輪を回転可能に支持するフロントフレームと、
    バケットと、
    先端部が前記バケットに接続され、かつ基端部が前記フロントフレームに回転可能に支持されたブームと、
    前記積込対象と前記前輪との間の距離を測定するためのセンサと、
    前記ホイールローダの動作を制御するコントローラとを備え、
    前記コントローラは、前記ホイールローダが走行することによって前記センサによって測定された距離が閾値以下になると、衝突回避のための所定の動作を前記ホイールローダに実行させる、ホイールローダ。
  2. 前記センサは、前記運転室の屋根の第1の位置に設置されている、請求項1に記載のホイールローダ。
  3. 前記第1の位置は、前記屋根の前端部である、請求項2に記載のホイールローダ。
  4. 前記センサは、前記ブームの支持位置よりも前記フロントフレームの前端部に近い、前記フロントフレームにおける第2の位置に設置されている、請求項1に記載のホイールローダ。
  5. 前記第2の位置は、前記前輪の車軸の上方である、請求項4に記載のホイールローダ。
  6. 前記所定の動作は、前記ホイールローダの走行を停止させる動作である、請求項1から5のいずれか1項に記載のホイールローダ。
  7. 前記所定の動作は、所定の報知音を出力する動作である、請求項1から5のいずれか1項に記載のホイールローダ。
  8. 前記コントローラは、前記センサによって測定された距離が短くなるにつれて、前記報知音の音量を大きくするか、あるいは報知音の間隔を短くする、請求項7に記載のホイールローダ。
  9. 前記ホイールローダを操作するための操作レバーをさらに備え、
    前記所定の動作は、前記操作レバーを振動させる動作である、請求項1から5のいずれか1項に記載のホイールローダ。
  10. 前記コントローラは、前記ブームの角度が所定の値以上であることを条件に、前記所定の動作を前記ホイールローダに実行させる、請求項1から9のいずれか1項に記載のホイールローダ。
  11. 前記コントローラは、前記ブームの前記先端部の位置が前記基端部の位置よりも高くなったことを条件に、前記所定の動作を前記ホイールローダに実行させる、請求項10に記載のホイールローダ。
  12. 前記コントローラは、前記バケットのチルト角度が第1の値以上であることを条件に、前記所定の動作を前記ホイールローダに実行させる、請求項1から9のいずれか1項に記載のホイールローダ。
  13. 前記コントローラは、前記チルト角度が前記第1の値よりも小さい第2の値以下である場合、前記所定の動作を実行しない、請求項12に記載のホイールローダ。
  14. 前記コントローラは、オペレータ操作に基づく所定の入力を受け付けた場合には、前記所定の動作の実行を停止させる、請求項1から13のいずれか1項に記載のホイールローダ。
  15. 前記ホイールローダの前進と後進とを切り替える前後進切替レバーをさらに備え、
    前記オペレータ操作は、前記前後進切替レバーが前進位置から後進位置に切り替える操作である、請求項14に記載のホイールローダ。
  16. 前記コントローラは、前記ホイールローダが前進状態から後進状態に遷移すると、前記所定の動作の実行を停止させる、請求項1から15のいずれか1項に記載のホイールローダ。
  17. 掘削した掘削物を積込対象に積み込むホイールローダの制御方法であって、
    前記積込対象と前記ホイールローダの車輪との間の距離を測定するステップと、
    前記ホイールローダが走行することによって、測定された前記距離が閾値以下になることを検出するステップと、
    測定された前記距離が前記閾値以下になると、衝突回避のための所定の動作を前記ホイールローダに実行させるステップとを備える、ホイールローダの制御方法。
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