JP2017537014A - シェル形状のハウジング部を調整するためのデバイス、そうしたデバイスにおいて使用するための支持フレームおよびそうしたデバイスを備えた車両 - Google Patents

シェル形状のハウジング部を調整するためのデバイス、そうしたデバイスにおいて使用するための支持フレームおよびそうしたデバイスを備えた車両 Download PDF

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Abstract

本発明はシェル形状のハウジング部、例えばミラーハウジングの調整のためのデバイスに関する。デバイスは第1のヒンジ構造(3,20,25,30,60)を用いて支持フレーム(83)が配置されるベース部(2)を備える。デバイスはキャリアフレームが、それを用いて支持フレームが自動車のボディに沿って存在する折畳みポジションと支持フレームがボディに対して交差するよう配向される非折畳みポジションの間で上向きに延びる第1の回動軸線(5)の周りでベース部に対し回動可能である第1のアクチュエータ(4)を備える。第2のヒンジ構造(30,35,60,63)を用いて、ミラー面を支持するためのキャリア(6)が支持フレーム上に配置される。装置はそれを用いてキャリアが支持フレームに対して回動可能である第2のアクチュエータ(7)を備え、キャリアおよび反射面は支持フレームに対して回動のみ可能であり/実質的に上向きに延びる第2のヒンジ軸線と実質的に交差する。

Description

本発明は、例えばミラーキャップのようなシェル形状のハウジング部を調整するためのデバイスに関する。
特に、そのようなデバイスは、ミラーデバイスまたはいわゆるミラー調整デバイスを、特に内部ミラーデバイスまたは例えば自動車用の外部ミラーデバイスのような外部ミラーデバイスを形成する。当該デバイスは、特に自動車のボディに取り付けるためのベース部であって、その上には第1のヒンジ構造を用いて支持フレームが配置されるベース部を備え、さらに、それを用いて、支持フレームが例えば自動車のボディに沿って実質的に当接するフォールデッドインポジションと、支持フレームが例えばボディに対して実質的に交差するように配向されるフォールデッドアウトポジションとの間で、実質的に上向き方向に延びる第1のヒンジ軸線を中心としてベース部に対して支持フレームが回動可能である第1の、例えば電気的なアクチュエータを備える。
例えば、そのようなデバイスは、例えば、ミラーキャップのような支持フレーム上に取り付けられたシェル形状のハウジング部をパーキングポジションから使用ポジションまで回転させるために使用することができる。シェル形状のハウジング部は、通常、調整のためのデバイスの少なくとも一部を取り囲み、したがってシェル形状のハウジングはデバイスを少なくとも部分的に保護することができる。通常、支持フレームには、ミラーアジャスターによって保持されたミラー面のポジションを微調整するためにミラーアジャスターが設けられる。このために、支持フレーム上に取り付けられたミラーアジャスターは、通常、実質的に水平な調整軸線の周りで、ある程度、ミラー面を調整することができるようにするための第1の調整アクチュエータと、実質的に垂直な調整軸線の周りで、ある程度、ミラー面を調整あるいは微調整することができるようにするための第2の調整アクチュエータとを備える。
しかしながら、そのようなデバイスは、たいてい比較的大きく、たいてい多くの部品を含み、その結果、たいてい構造が比較的複雑であり、かつ/または例えば多くの部品のためにかつ/またはそうしたデバイスを組み立てるために必要な多くの作業のために製造に比較的コストがかかり、かつ/または比較的早期に損傷する可能性がある。
したがって、こうした欠点を少なくとも部分的に相殺することができるデバイス、特に外部ミラーデバイスを提供することが望ましい。
本発明は、代替デバイス、特に外部ミラーデバイスの提供を意図する。特に、本発明は、改善されたデバイスの提供を意図する。より詳細には、本発明は、プレアンブルに記載されたタイプのデバイスを提供することを意図し、これによって、好ましくは、一つ以上の利点の保全と共に上記の欠点の一つ以上を相殺することができる。
この目的のために、支持フレーム上には、サポートが、特にミラー面を支持するためのサポートが、第2のヒンジ構造を用いて配置され、デバイスはさらに、それを用いてサポートが支持フレームに対して回動可能である第2の、例えば電気的なアクチュエータを備え、一方、サポートおよびおそらくその上で支持されるミラー面は、実質的に上向き方向と実質的に交差するように延びる第2のヒンジ軸線のみを中心として支持フレームに対して回動可能である。
サポートおよびおそらくその上で支持されるミラー面は、実質的に上向き方向に対して実質的に交差するように延びる第2のヒンジ軸線を中心としてのみ支持フレームに対して回動可能であり、かつ、支持フレームに対して実質的に垂直な調整軸線を中心として、ミラー面(存在する場合)をある程度調整または微調整されることを可能とする第2の調整アクチュエータが存在しないので、デバイスは、例えば、比較的少数の部品および/または比較的少数のコストがかさみかつ/または故障に敏感な部品しか含まず、かつ/または比較的安価なものとなる。したがってデバイスは二つの積重ねられるかあるいは階段状の自由度を有することができる。なぜなら、支持フレームはベース部に対して1自由度を有することができ、サポートは支持フレームに対して1自由度を有することができるからである。
好ましくは、デバイスはちょうど二つのアクチュエータを備えていてもよい。二つのアクチュエータの採用されたセットは、最も好ましくは、2自由度でのサポートの角変位を微調整するために二つのヒンジ軸線を中心としてサポートをベース部に対して回動させるのに適しており、かつ、フォールデッドインポジション、例えば駐車ポジション、非常フォールデッドインポジションまたはオーバーフォールドポジションから、フォールドアウトポジション、例えば使用ポジションへとサポートを移動させることができるように、第1のヒンジ軸線を中心としてサポートを(その上にそれが配置される支持フレームと共に)回動させるのに適していてもよい。
本発明による有利な実施形態では、サポートは支持フレームを少なくとも部分的に取り囲む。支持フレームの周りで少なくとも部分的に延在できるサポートは、最も好ましくは、第1のヒンジ軸線を画定するベース部のシャフトを少なくとも部分的に取り囲むこともできる。その結果、例えばサポートによって形成されるかまたはサポート上に設けられるミラーキャップのようなシェル形状のハウジング部を、二つの自由度を伴ってベース部に対して動作させることができる。
好ましくは、ミラー面は、固定的にまたは堅固に、すなわち実質的に移動できないように、サポート上に設けることができる。このミラー面は、例えば、シェル形状のハウジング部によって形成されたミラーキャップと協働して調整することができる。可能であれば、ミラー面は、シェル形状のハウジング部と共に、実質的に支持フレームの周りに延びかつ第2の好ましくは実質的に水平なヒンジ軸線の周りで支持フレームに対して動作させることができる実質的に閉じたハウジングを形成することができる。さらに、このハウジングは、支持フレームと共に、第1の好ましくは実質的に垂直なヒンジ軸線の周りでベース部に対して動作させることができる。
支持フレームは、少なくとも第1のボールヒンジ構造を用いて、ベース部に対して動作可能に取り付けられてもよい。追加的にまたは代替的に、サポートは、少なくとも第2のボールヒンジ構造を用いて支持フレームに対して動作可能に取り付けることができる。第1のボールヒンジ構造の中心または中点と、第2のボールヒンジ構造の中心または中点とは、実質的に互いに一致してもよい。第1のボールヒンジ構造および第2のボールヒンジ構造は実質的に複合ボールヒンジを形成することができる。二つのボールヒンジ構造は、好ましくは、共通中心または中点を有するダブルまたは複合ボールヒンジ構造を協働で形成できることに留意されたい。これにより、サポートがベース部に対して動作させられたときに、ベース部とサポートとの間に間隙などの開口が生じるのを回避することができる。好ましい実施形態では、サポートのシェル形状のヒンジ部は、ベース部のヒンジ部と支持フレームのヒンジ部との間で少なくとも部分的に延在することができる。さらに、協働するボールヒンジ構造によって、例えば、ヒンジ軸線の周りに配置されたスプリングを用いてボールヒンジ構造が支持フレームを介して互いに押し付けられたときサポートをベース部上で安定して支持することができる。ミラーキャップまたはその他のシェル形状のハウジング部は、サポートに対して動作不可能に接続されてもよく、あるいはその一体部分であってもよいので、同様に防止可能であるのは、サポートがベース部に対して動かされたときにシェル形状のハウジング部とベース部との間に間隙などの開口が生じることである。これに関して、本発明の一態様によるそのようなデバイスは、欧州特許出願公開EP2492145B1から知られているようなデバイスよりも大きな利点を提供するが、このデバイスにおいては、二つの調整アクチュエータを有する、関連するベース部に堅固に取り付けられたミラーアジャスターを用いて、ベース部または関連するデバイスのいわゆるフットの周りで上記ミラーキャップを回転させることを可能とするために、ミラーキャップの下面には比較的大きな開口が存在する。さらに、本発明は、非常フォールデッドインポジションからフォールデッドアウトポジションへと、好ましくは比較的素早く、サポートおよびおそらくはその上に設けられたハウジング部を復帰させることが二つのアクチュエータのうちの一つを用いて行うことができ、したがって、これは、EP2492145B1号の教示に従ったデバイスに関しては必要であるように手動でまたは余分なアクチュエータを用いて行われる必要がない、という利点を提供する。
これによってEP2492145B1から知られているようなミラーキャップの下面の比較的大きな開口を省くことができる本発明の一態様によるデバイスのエレガントな構造は、例えば、比較的簡単かつ効果的に、降雨があるときまたは車が洗われているとき、デバイス内に望ましくないことに最終的に水が入ってしまうのを防止できる。サポートとミラー面(存在する場合)が極端に調整されたポジションにある場合でさえ、デバイスには間隙またはその他の開口が存在しなくなり、したがって例えば水の浸入を防止することができる。
付加的にまたは代替的に、本デバイスのエレガントな構造は、デバイスに沿って流れる空気の空気抵抗および/または騒音生成を比較的小さくできるという効果に寄与する。サポートおよびミラー面(存在する場合)が極端に調整されたポジションにあるときでさえ、本デバイスには、それを経て、サポートとベース部との間を通る空気がデバイスに流入できる間隙またはその他の開口が存在しなくなる。
本発明はさらに、そのようなデバイスを備えた車両に関する。
本発明のさらなる有利な実施形態は従属請求項に記載されている。
本発明を図面に示される例示的な実施形態に基づいてさらに説明する。
本発明の一態様によるデバイスの第1実施形態の概略斜視図である。 図1のデバイスの概略斜視図であり、図1では示されていた、いくつかの部品が省略されている。 図2のデバイスの概略断面図であり、図2では示されていた、いくつかの部品が省略されている。 本発明の一態様によるデバイスの第2実施形態の概略斜視図である。 図4のデバイスの概略斜視図であり、図4では示されていた、いくつかの部品が省略されている。 図5のデバイスの概略断面図であり、図5では示されていた、いくつかの部品が省略されている。
図面は、本発明の好ましい実施形態の概要を単に示しているに過ぎない。図面において、同様のまたは対応する部分は、同じまたは対応する参照数字で示されている。
図1ないし図3は本発明の一態様によるデバイス1の第1の例示的実施形態を示し、図4ないし図6はデバイス1の代替実施形態を示す。デバイス1は、例えば、外部ミラーデバイス1、特に自動車用の外部ミラーデバイスであってもよい。
デバイス1は、特に自動車のボディに取り付けるためのベース部2を備える。第1のヒンジ構造3,25,20,60,30を用いて、支持フレーム3がベース部2上に配置される。デバイス1は、第1のアクチュエータ4、例えば電気的なアクチュエータ4を備え、これを用いて、支持フレーム3は、フォールデッドインポジション(このポジションでは支持フレーム3は例えば自動車のボディに沿って実質的に当接する)と、フォールデッドアウトポジション(このポジションでは支持フレーム3は例えばボディに対して実質的に交差するように配向される)との間で、実質的に上向き方向に延びる第1のヒンジ軸線5を中心としてベース部2に対して回動可能である。
フォールデッドアウトポジションは、例えば、外部ミラーデバイスの使用ポジションであってもよく、そして、フォールデッドインポジションは、例えば、パーキングポジション(このポジションでは、デバイス1および/またはおそらくその中またはその上に設けられるミラーキャップは、例えば横方向に、ボディに対してそれほど遠くへは突出しない)であってもよいことに留意されたい。
第2のヒンジ構造35,65,30,60を用いて、支持フレーム3上にはサポート6が配置される。第1および第2のヒンジ構造は別々の構造ではなく、例えば二重ボールヒンジ20,60,30などの一体構造によって部分的に形成されてもよいことに留意されたい。
特に、サポート6は、ミラー面を直接的または間接的に支持するように構成することができる。例えば、サポート6は、その上にミラーガラスを実質的に固定的にまたは堅固に取り付けるように構成することができる。代替的に、例えば、ミラー面はサポート6上にコーティングされてもよい。サポート6は、特にミラー面を支持するのに適していてもよいが、サポート6は、代替実施形態では、例えば代替的または追加的に、一つ以上の代替要素、特に、例えばカメラおよび/またはディスプレイ、および/またはフラッドライトまたはその他の光源のような、車両のドライバーがその後方にかつ/またはドライバーに隣接して位置する領域を少なくとも部分的に観察することを容易にするための要素を支持するのに適していてもよい。そうした要素は、例えば、サポート6上にまたはサポート6によって設けられたシェル形状のハウジング部によって少なくとも部分的に取り囲まれてもよい。
さらに、デバイス1は、第2のアクチュエータ7、好ましくは電気的なアクチュエータ7を備える。この第2のアクチュエータ7を用いて、サポート6を支持フレーム3に対して回動させることが可能である。
サポート6およびおそらくその上に支持されるミラー面は、実質的に上向き方向に対して実質的に交差するように延びる第2のヒンジ軸線8のみを中心として支持フレーム3に対して回動可能であることに留意されたい。サポート6および/またはミラー面(存在する場合)は、例えば、ある程度、支持フレーム3に対して前後に回動することができるが、例えば、ミラー面が車両のボディに対してより平行に延びるポジションと、ミラー面が車両のボディに対してより横向きとなるポジションとの間で、支持フレーム3に対して調整することはできない。
第1および第2のヒンジ軸線5,8は仮想軸線であってもよいことに留意されたい。さらに、ヒンジ軸線5,8は、実質的に互いに交差するように、例えば互いに直交するように配置されてもよいことに留意されたい。追加的にまたは代替的に、これらの(仮想)ヒンジ軸線5,8は、最も好ましくはダブルボールヒンジ20,60,30の中心において、実質的に互いに交差してもよい。
好ましい実施形態では、サポート6は、少なくとも部分的に支持フレーム3の周りで延在することができる。
サポート6は、例えばミラーキャップまたはカメラ用のハウジングの一部のようなシェル形状のハウジング部を形成することができ、あるいはミラーキャップなどのハウジング部の一体部分であってもよいことに留意されたい。代替的に、サポート6は、このサポート6に固定的にまたは堅固に取り付けられるシェル形状のハウジング部を備えるように構成されてもよい。
好ましくは、おそらく存在するミラーキャップまたはその他のシェル形状のハウジング部は、固定的または堅固に、すなわち実質的に動くことができないようにサポート6上に設けられてもよい。
付加的に、または代替的に、例えばミラーガラスによって形成されてもよいミラー面が、固定的にまたは堅固に、すなわち実質的に動くことができないようにサポート6上に設けられてもよい。
したがって、ミラー面およびシェル形状のハウジング部は、いずれも、サポート6上に固定的にまたは堅固に設けることができ、そして一方または両方がサポートの一体部分を形成してもよい。
一実施形態では、ミラー面は、シェル形状のハウジング部と共に、実質的に閉じたハウジングを形成することができるが、これは支持フレーム3の周りで実質的に延在し、かつ、好ましくは実質的に水平方向に延びることができる第2のヒンジ軸線8の周りで支持フレーム3に対して動作することができる。さらに、ハウジングは、実質的にその中に配置された支持フレーム3と共に、第1の好ましくは実質的に垂直なヒンジ軸線5を中心としてベース部2に対して動作することができる。
代替実施形態では、ミラーキャップなどのシェル形状のハウジング部を支持するのは支持フレーム3であってもよい。支持フレーム3は、例えば、シェル形状のハウジング部と一体的に形成されてもよく、あるいは、支持フレーム3上に固定的にあるいは堅固に取り付けられるミラーキャップのようなシェル形状のハウジング部を備えるように構成されてもよい。上述した実施形態と同様に、この代替実施形態においても、ミラー面は、固定的にまたは堅固に、すなわち実質的に不動であるようにサポート6上に設けられてもよい。開口がハウジング部に設けられてもよく、これはミラー面が少なくとも部分的に可視であることを実現する。そのような実施形態においては、ハウジング部、例えばミラーキャップは、支持フレーム3と共に、第1の、好ましくは実質的に垂直なヒンジ軸線5の周りでベース部2に対して動作することができる。しかしながら、支持フレーム3は、特に実質的に水平なヒンジ軸線8を中心としてではなく、別のヒンジ軸線を中心として、ベース部2に対して動作することができないので、風などの使用中にハウジング部に負荷をかける外部負荷は、望ましくないことに、第1のヒンジ軸線5を中心として支持フレーム3に対して結合されたハウジング部を専ら回転させようとすることがある。したがって、ハウジング部へのそのような外部負荷は、ハウジング部、好ましくはミラーキャップを実質的に水平な軸線の周りで回転させない。そのような実施形態では、ハウジング部と実質的に固定的にまたは堅固に接続されていないミラー面は、このハウジング部によって駆動風から分離させることができるので、デバイス1は、おそらく相対的に重い負荷がかけられている間、実質的に固定的にまたは堅固にその上に設けられたシェル形状のハウジング部を有する支持フレーム3をデバイス1が保持しなければならない場合ほどの堅固さを伴わずに、支持フレーム3に対してミラー面を備えたサポート6を保持するだけでよい。第2のアクチュエータ7および第2のドライブトレイン70(存在する場合)が、それによってサポート6が支持フレーム3に対して望ましくない回転から拘束される力、例えば摩擦力に打ち勝つのに適していなければならない場合、そのような実施形態における第2のアクチュエータ7は、比較的軽量な、したがって、例えば、比較的コンパクトでかつ/または安価な設計とすることができる。これは、ミラー面を備えたサポート6が、サポート6上ではなく、支持フレーム3に配置されるシェル形状のハウジング部によって少なくとも部分的に風から保持できる場合には、克服すべき力を比較的制限することができるからである。
実施形態では、支持フレーム3は、第1のボールヒンジ構造30,60,20を用いてベース部2に対して動作可能に配置されてもよい。しかしながら、これは、支持フレーム3がベース部に対して二つの自由度を持つことを必要とすること、および/または支持フレーム3がベース部2に対して二つの軸線を中心として回転可能である必要があることを意味しない。デバイス1は、好ましくは、支持フレーム3がベース部2に対して第1のヒンジ軸線5を中心としてのみ回転できるように構成することができる。
付加的に、または代替的に、サポート6は、第2のボールヒンジ構造60,30を用いて。支持フレーム3に対して動作可能に取り付けられてもよい。しかしながら、これは、支持フレーム3に対するサポート6の動作が二つの自由度を有するべきであること、および/またはサポート6は支持フレームに対して二つの軸線を中心として回転可能である必要があることを意味しない。上述したように、これは、サポート6が、おそらくその上で支持されるミラー面と共に、第2のヒンジ軸線8の周りでのみ支持フレーム3に対して回動可能であるからである。支持フレーム3およびサポート6は、例えばこのために、協働するヒンジ手段35,65を備えてもよく、これは、例えば図1ないし図3の例示的実施形態においてはやはり事実であるように、サポート6および支持フレーム3が第2の(仮想)ヒンジ軸線8を中心として回転することを可能とするために、例えば、回転可能に懸架されたピボット35を備えることができる。
少なくとも部分的に第1のボールヒンジ構造を用いてベース部2に対して動作可能に取り付けられた支持フレーム3は、付加的に、やはり別なヒンジ要素25,30を用いて、ベース部2に対して動作可能に取り付けられてもよいことは当業者には明らかである。
さらに、少なくとも部分的に第2のボールヒンジ構造60,30を用いて、支持フレーム3に対して動作可能に取り付けられたサポート6は、付加的に、やはり別なヒンジ要素35,65を用いて、支持フレーム3に対して動作可能に取り付けられてもよいことは当業者には明らかである。
そのような別なヒンジ要素25,30,35,65は、例えば、それぞれの部品2,3,6間で支持接続部またはカップリングといった構造的な接続部またはカップリングを形成することができる。さらに、それぞれのボールヒンジ構造の部分20,30,60は上記部品2,3,6間にシールを提供することができるが、このシールは、互いに動作可能なそれぞれの部品2,3,6間に、それを通って風または降水が意図せずしてデバイス1内に浸入し得る間隙が生じるのを防止することができる。それぞれのボールヒンジ構造の上記部分20,30,60は、付加的に、軸受または支持接続部またはカップリングを形成することもできるが、ボールヒンジ構造は、そのような接続部またはカップリングを形成する必要はない。
第1のボールヒンジ構造30,20の中心または中点、および第2のボールヒンジ構造60,30の中心または中点は、実質的に互いに一致してもよい。第1のボールヒンジ構造30,20および第2のボールヒンジ構造60,30は、複合ボールヒンジ構造30,60,20を実質的に形成することができる。二つのボールヒンジ構造は、この場合、共通の中心または中点を有する複合ボールヒンジ構造30,60,20を形成することができる。
例えば図3および図6に示す例示的実施形態を含む好ましい実施形態においては、サポート6のシェル形状のヒンジ部60は、ベース部2のヒンジ部20と支持フレーム3のヒンジ部30との間に少なくとも部分的に延在することができ、そして二重または複合ボールヒンジ構造を形成するために両者間に嵌合状態で配置されてもよい。サポート6のヒンジ部60は実質的に、その凹状内面62”,61’および凸状外面61”,62’が互いに離間しかつ/または互いに実質的に平行に延びる凸状シェル60として形成されてもよい。凹状内面62”,61’および凸状外面61”,62’は、二つの球状セグメント62”,61’,61”,62’として形成することができ、仮想球の中心または仮想中点は実質的に一致してもよい。
実質的にシェル形状であってもよいサポート6のヒンジ部60は、それを通って第1のヒンジ軸線5のシャフト25が延在できる開口を備えていてもよいことに留意されたい。この開口は好ましくはスロット状であり、一方、スロットの長さ方向は第2のヒンジ軸線8を中心とした方向に延在することができ、これによって開口は、サポート6が第1のヒンジ軸線5を中心として支持フレーム3と共に回動するのを容易にできるだけでなく、開口はまた、サポート6が第2のヒンジ軸線を中心として支持フレームに対して回動させられるのを容易にできる。
例えば、図1ないし図3からさらに分かるように、実施形態では、サポート6の実質的にシェル形状のヒンジ部60の、球状セグメント61”として形成された凸状外面61”はベース部2のヒンジ部20内に嵌合状態で配置することができ、このヒンジ部20は球状セグメント21”として形成された凹状内面21”を有する。
さらに、サポート6の実質的にシェル形状のヒンジ部分60は、球状セグメント62”の形状の凹状内面62”を有することができ、一方、サポート6のヒンジ部分60内には、支持フレーム3のヒンジ部30の、球状セグメント31”として形成された凸状外面31”が嵌合状態で配置される。有利なことには、この場合、サポート6のヒンジ部60の球状セグメント61”として形成された凸状外面61”の球形状の仮想中心63”と、サポート6のヒンジ部60の、球状セグメント62”として形成された凹状内面62”の球形状の仮想中心64”は実質的に一致してもよい。これらの実質的に一致する仮想中心63”,64”は、実質的に第1のヒンジ軸線5の上に、そして実質的に第2のヒンジ軸線8の上に配置することができる。
サポート6は、こうして、ボールヒンジ構造60,30を用いて支持フレーム3に対して動作可能に取り付けることができるが、このボールヒンジ構造60,30はサポート6および支持フレーム3を互いに保持するのに適している必要はないことに留意されたい。これは、例えば、異なる方法で達成することもできる。例えば、これは、少なくとも部分的に、上述した協働するヒンジ手段35,65を用いて実施することができる。ボールヒンジ構造60,30は、例えば、少なくとも部分的に、サポートおよび支持フレームの手動回転時、例えばサポートと支持フレームとの間に間隙が生じ、これによって、例えば、駆動風または降雨が望ましくないことにデバイス1に浸入するのを防止するために設けられてもよい。しかしながら、他の手段を用いて、サポートと支持フレームとの間の閉鎖を実現できる。例えば、支持フレーム3は、その周囲に少なくとも部分的に配置されたサポート6の部分円筒形状の凹状ヒンジ部分に隣接するように、部分円筒形状の凸状ヒンジ部分を有することができる。
そうしたボールヒンジ構造は異なるように設計することができることに留意されたい。例えば、ベース部2は、例えば図4ないし図6の例示的な実施形態の場合と同様に、実施形態では、凹状およびカップ形状ではないが、例えば、サポート6のヒンジ部60の凹状内面61’によって形成された凹状球状セグメント61’が少なくとも部分的にその周りに配置される球状セグメント21’を備えるヒンジ部20を備えてもよい。支持フレーム3は、例えば、ヒンジ部30を有することができ、このヒンジ部30には、少なくとも部分的にサポート6のヒンジ部60の凸状外面62’の周りに存在する凹状の球状セグメント形状の内面31’が設けられる。例えば、そのような場合には、一致する仮想中心63’,64’は、デバイス1内に比較的低く配置することができる。
第2のヒンジ軸線8をサポートの下面および/またはシェル形状のハウジング部の下面の近くに、例えばそれぞれの下面の3,2または1cm以下だけ上方または下方に配置することによって、ボールヒンジを比較的小さく設計することができる。結果として、構造は比較的小さく留まることができるが、これは、例えば、空気抵抗を制限できるので、かつ/または設計の自由度の増大および/またはより美的なデバイス、特により美的な外部ミラーデバイスをもたらすので有利であろう。例えば、ベース部2は、それを経て、例えば、アクチュエータの制御および/または電力供給のためのかつ/またはセンサー(存在する場合)のためのケーブルが延びることができる比較的薄いかまたは幅狭なスティックまたはチューブとして実施することができ、一方、チューブの上には、例えば、半球として実質的に成形されミラーキャップを配置することができる。
図4ないし図6の実施形態では、第2のヒンジ軸線8はサポートの真下にあり、例えば図1ないし図3に示す実施形態のそれに対応するボールヒンジ構造を備えた代替実施形態では、第2のヒンジ軸線8、したがってまた一致する仮想中心63”,64”は、対照的に、サポートの下面の真上に、例えば支持フレーム3内にかつ/またはサポート6内に配置されたレベルに存在してもよい。一致する仮想中心63”,64”の、例えばミラーキャップまたはその他のシェル形状のハウジング部内に配置された高さでの、そうした相対的に高い配置は、ときおり、例えば美的理由のために実際に望ましいことがある。
サポート6は、この実施形態では、したがって、少なくとも部分的にボールヒンジ構造60,20によってベース部2に対して動作可能に配置できるので、この場合に防止できるのは、サポートがベース部に対して動くときに間隙などの開口がベース部2とサポート6との間に生じることである。シェル形状のハウジング部は、サポート6と動作不可能に接続することができあるいはその一体部分とすることができるので、同様に防止できるのは、サポート6がベース部2に対して動くときに間隙などの開口がハウジング部とベース部2との間に生じることである。
デバイス1のこのエレガントな構造は、例えば降水があるときまたはデバイス1が設けらた乗用車またはその他の車両が洗われているとき、デバイス1内に望ましくないことに最終的に水が入ってしまうのを防止できる。サポート6およびミラー面(存在する場合)が極端に調整されたポジションにある場合でさえ、デバイス1には間隙またはその他の開口が存在せず、したがって水の浸入を防止することができる。付加的にまたは代替的に、デバイス1のこのエレガントな構造はまた、通常は望ましくない、デバイス1に沿って流れる空気の空気抵抗および/または騒音生成を比較的小さくできるという効果に寄与できる。
例えば図4ないし図6の例示的実施形態の場合のように、ベース部2のヒンジ部20は、(例えば、図1ないし図3の例示的な実施形態の場合のように)頂部に向かって開いているカップまたはシェル形状のヒンジ部20ではなく、逆に、それは、少なくとも部分的に球状セグメント21’の少なくとも一部が上を向くボール形状または球形状であり、デバイス1内への水の浸入を非常に良好に防止することができる。特に、ベース部2内への望ましくない水の最終的な侵入を比較的良好に防止することができる。
既に述べたように、第1のアクチュエータ4を用いて、支持フレーム3は、実質的に上向き方向に延びる第1のヒンジ軸線5を中心として、ベース部2に対して回動可能であり、これによって、例えば、サポート6およびハウジング部および/またはおそらくその上に取り付けられるミラー面は、例えばフォールデッドインポジションまたはパーキングポジションからフォールデッドアウトポジションまたは使用ポジションへと、またはその逆へと移動させられる。この目的のために、デバイス1は、例えば、第1のアクチュエータ4によって駆動される第1のドライブトレイン40を備えることができる。第1のドライブトレイン40の出力歯車41、例えばウォーム41は、第1のヒンジ軸線5の周りに少なくとも部分的に延在しかつ第1のヒンジ軸線5に対して実質的に回転不可能に配置されてもよい第1の主歯部42と係合できる。第1の主歯部42は、例えば歯車42または歯車セグメントであっても、あるいはそれによって形成されてもよい。好ましくは、第1の主歯部42の歯は、第1のヒンジ軸線5の周りに少なくとも部分的に延びる仮想円または仮想円筒上に実質的に配置されてもよい。
第1の主歯部42を第1のヒンジ軸線5に対して「実質的に回転不可能」に配置することができるということは、主歯部は基本的に回転不可能にロックできるが、例えば、それが望ましいとき、例えばサイクリストまたは歩行者または物体がミラーキャップ(存在する場合)またはその他のシェル形状のハウジング部と衝突するとき、回転できるようにルーズになるための能力を有することを意味し得る。このようにして、非常操作時、例えばサイクリスト、歩行者または物体との衝突時には、支持フレーム3、したがってそれに結合されたサポート6およびミラーキャップ(存在する場合)またはその他のシェル形状のハウジング部は、フォールデッドアウトポジションから非常フォールデッドインポジション(これは、例えば、実質的に、フォールデッドインポジションまたはパーキングポジションに実質的に対応し得るか、あるいは、他方で、歩行者またはサイクリストが、例えばミラーキャップまたはその他のシェル形状のハウジング部の後部に衝突するとき、例えばいわゆるオーバーフォールドポジションによって形成され得る)へと第1のヒンジ軸線5を中心として回動することができる。
第1の主歯部42は、例えば、第1の主歯部42が、第1のヒンジ軸線5を中心とする回転に対して、好ましくは、例えばサポート6を介して支持フレームと接続されたミラーキャップあるいはその他のシェル形状のハウジング部の側方端部に物体または人が衝突した結果として所定のトルクが支持フレーム3に作用したときにロック解除されるよう構成されたスリップカップリングまたはその他のカップリング25,26,27,28,29を用いて、実質的にロックされるようにベース部2と結合されてもよい。
上述した主歯部42は、例えば、好ましくは円筒形状のシャフト25の周りに回転可能に配置され、そしてシャフト25の中心軸線が実質的に上向き方向に延びる第1の(仮想)ヒンジ軸線5と実質的に整列するように配置されてもよい。シャフト25は、ベース部2と回転不可能に連結されてもよく、好ましくはその一部を形成してもよい。デバイス1は、例えばシャフト25のスロット27内でスライド可能なリング26上の爪を用いて、シャフト25上に回転不可能に、但し軸方向にスライド可能に配置されたロッキングリング26をさらに備えることができる。ロッキングリング26および例えば歯車42によって形成された主歯部42は、例えば、突起28およびキャビティ24を用いて互いに係合するように構成されてもよく、これにより、ロッキングリング26はシャフト周りの主歯部42の回転に抗することができる。ロッキングリング26および主歯部42は、突起とキャビティとが互いに係合するように、互いに向かって付勢されることが最も好ましいであろうことに留意されたい。例えば、図4ないし図6の実施形態から分かるように、これは、実施形態では、例えば一端に固定されるか、または軸方向にスライドできないストッパー要素に当接してもよいスプリング要素80を用いて行うことができる。例えばサポート6を介して支持フレーム3に連結されたシェル形状のハウジング部の側方端部と物体または人が衝突する結果として、支持フレーム3に所定のトルクが作用するとき、この目的のために例えばランオン面29を備えていてもよい突起およびキャビティは緩く滑ることができる。その結果、主歯部42はシャフト25から外れ、そして支持フレーム3と共に(そしてサポート6およびミラーキャップ(存在する場合)あるいはその他のシェル形状のハウジング部と共に)シャフト25の周りを回転することができ、したがって第1の仮想ヒンジ軸線5の周りを回転することができる。
例えば、スプリング要素80によって、非常動作(および第1のヒンジ軸線5周りのシェル形状のハウジング部の回転)後、主歯部42は再び、シャフト25に実質的に回転不能に結合されることができる。当業者には明らかであるように、支持フレーム3と、それに接続されたシェル形状のハウジング部(存在する場合)とは、第1のアクチュエータ4によって、その後、使用ポジションにリセットされることができる。したがって、そのようなデバイス1によって、ただ二つのアクチュエータ4,7を用いて、ミラーキャップのようなシェル形状のハウジング部を開閉させ、さらに第1および第2の軸5,8を中心として微調整することができるだけでなく、さらに非常動作後にハウジング部を使用状態へとリセットすることができる。
さらに、既に上述したように、サポート6は、実質的に上向き方向に対して実質的に交差するように延びる第2の(仮想)ヒンジ軸線8を中心として支持フレーム3に対して回動可能であることに留意されたい。例えば、これは、第2のアクチュエータ7が、その出力歯車71が第2の主歯部72と噛合する第2のドライブトレイン70を駆動するようにデバイス1を構成することによって達成されてもよい。この第2の主歯部72は、好ましくは、第2の(仮想)ヒンジ軸線の周りで少なくとも部分的に延在することができ、かつ、さらに上記第2のヒンジ軸線8に対して実質的に回転不可能に配置することができる。
例えば車両の使用者の要求または希望に適合するために、外部ミラーデバイスのミラー面は、多くの場合、例えば、一方側における約−15°,−12°,−10°または−8°と他方側における約+15°,+12°,+10°または+8°との間の角度といった、比較的小さな角度だけ回転または回動させられることが可能である必要があるので、例えばせいぜい約40°、約35°または約30°の比較的小さい角度にわたって同様に第2の主歯部72が第2のヒンジ軸線8の周りで延在するならば十分であろう。しかしながら、有利なことには、第2の主歯部72は、対照的に、より大きな角度にわたって、例えば少なくとも90°,120°または160°にわたって延在してもよく、その結果、例えば、ミラーガラスは、車両の運転者が、例えば、整列駐車するときに、ミラーガラスを介して車両の隣にある地面、溝または縁石を見ることができるように回動可能である。
第1の主歯部42は、好ましくは、比較的小さな微調整範囲、例えば一方において約−15°,−12°,−10°または−8°と、他方において+15°,+12°,+10°または+8°との間の、たとえば約−10°から約+10°の範囲において外部ミラーデバイスのミラー面を適合させると共に、パーキングポジションと、例えばそこからミラー面を任意選択で例えばユーザーの要求または希望に適合させることができる中立使用ポジションのような使用ポジションとの間でミラーキャップまたはその他のシェル形状のハウジング部を調整することを可能とするために使用可能であるので、第1の主歯部42が広がる最小角度は第2の主歯部72が広がることができる最小角度よりもかなり大きくすることができる。したがって、例えば、第1の主歯部42が40°ないし80°の最小角回転、例えば約60°の最小角回転を可能にし得ることが望ましいであろう。
第2の主歯部72は、例えば、歯車または歯車セグメントであってもよく、あるいはそれによって形成されてもよい。好ましくは、その歯は、実質的に、第2のヒンジ軸線8の周りの仮想円または仮想円筒上に配置されてもよい。
デバイス1、特に自動車用の外部ミラーデバイスは、支持フレーム3、したがってまたそれに結合されたサポート6およびミラー面(存在する場合)が、フォールデッドアウトポジションから適合されたフォールデッドアウトポジションへとミラー面(存在する場合)を調整できるようにするために、第1のヒンジ軸線5を中心として、フォールデッドアウトポジションから第1のアクチュエータ4を用いて回動させることができるように構成されてもよいことに留意されたい。好ましくは、ミラー面(存在する場合)は、所望の角度、例えば所望の視角を設定することができるように、両方の回転方向に、すなわち時計回りおよび反時計回りの両方に、中立ポジションから調整することができる。
本発明によるデバイス1、特に自動車用の外部ミラーデバイスの実施形態では、第1のアクチュエータ4および/または第1のドライブトレイン40は、支持フレーム3内にまたはその上に取り付けられてもよい。付加的にまたは代替的に、第2のアクチュエータ7および/または第2のドライブトレイン70は、支持フレーム3内にまたはその上に取り付けられてもよい。例えば、両アクチュエータ4,7および両ドライブトレイン40,70は、支持フレーム3が第1のヒンジ軸線5を中心として回動するとき、支持フレーム3と共に動作することができる。支持フレーム3は、アクチュエータ4,7またはドライブトレイン40,70の歯車、シャフトまたはベアリングなどの構成要素を支持フレーム3上にかつ/またはその中に固定するための取り付け手段を備えてもよいことに留意されたい。
任意選択で、デバイス1は、センサー軸線またはセンサーシャフトを有する回転センサー、好ましくはポテンショメーターまたはホールセンサーを備えることができ、そしてデバイス1は、フォールデッドアウトポジションとフォールデッドインポジションとの回動ルートの制限された部分の間に、かつ/またはフォールデッドインポジションとフォールデッドアウトポジションとの間の回動ルートの制限された部分の間に、センサー線軸またはセンサーシャフトを回転させるよう構成される。そのようなセンサーは、例えば、参照により本明細書中に組み込まれるオランダ特許出願NL2012808に記載されている。
このセンサーは、フォールデッドインポジションとフォールデッドアウトポジションとの間で、かつ/またはフォールデッドアウトポジションとフォールデッドインポジションとの間で、デバイス1の第1のヒンジ軸線5を中心として、支持フレーム3と共に回動できるように、少なくとも第1のヒンジ軸線5またはいわゆる回転軸線5に対する回転に抗するように、支持フレーム3に対してあるいはその上に固定されてもよいことに留意されたい。デバイス1は、センサーシャフトを駆動するためのセンサー駆動要素をさらに備えることができ、この駆動要素は、例えば、ベース部2に固定されることによって、少なくともヒンジ軸線に対して回転に抗するように固定され、そしてデバイス1は、フォールデッドインポジションとフォールデッドアウトポジションとの間で、かつ/またはフォールデッドアウトポジションとフォールデッドインポジションとの間で、支持フレーム3と共に回動するセンサーの回動動作の限定された部分の間に、センサー駆動要素がセンサー軸線またはセンサーシャフトを回転させるように構成される。
代替的に、センサーは、少なくとも第1のヒンジ軸線5またはいわゆる回転軸線5に対する回転に抗するように、ベース部2の中またはその上に、例えば、第1のヒンジ軸線5の周囲でかつその方向に延在する、そのシャフト25の中または上に固定することができ、一方、デバイス1は、センサーシャフトを駆動するためのセンサー駆動要素をさらに備えることができる。上述した駆動要素は、支持フレーム3と共に、支持フレームのフォールデッドインポジションとフォールデッドアウトポジションとの間で回動することができ、かつ/またはその逆も可能である。デバイス1はさらに、フォールデッドインポジションとフォールデッドアウトポジションとの間で、かつ/またはフォールデッドアウトポジションとフォールデッドインポジションとの間で支持フレーム3と共に回動する駆動要素の回動運動の限定された部分の間に駆動要素がセンサーシャフトを回転させるように構成されてもよい。
実施形態では、センサーシャフトは、駆動要素と協働するために被駆動要素に結合されても、かつ/またはそれを備えてもよく、駆動要素および被駆動要素は、フォールデッドインポジションとフォールデッドアウトポジションとの間の支持フレーム3の回動動作の制限された部分の間にかつ/または、フォールデッドアウトポジションとフォールデッドインポジションとの間の支持フレーム3の回動動作の制限された部分の間に駆動要素が被駆動要素を駆動するように、対応する歯部を備える。当該歯部は、例えば、いわゆるインボリュートまたはエボルベント歯部であってもよい。
付加的にまたは代替的に、被駆動要素は駆動要素の対応するロッキング部と協働するためのブロッキング部を含むことができ、ブロッキング部およびロッキング部は、フォールデッドインポジションとフォールデッドアウトポジションとの間の支持フレーム3の回動動作および/またはその逆の動作の一部の間に、駆動要素が回転に抗して被駆動要素をロックするように構成されてもよい。好ましくは、ブロッキング部およびロッキング部は、対応する丸みのあるあるいは円形のガイド面を備えることができ、駆動要素のブロッキング部の円形ガイド面の一部が被駆動要素のロッキング部の円形ガイド面に沿って案内され得るように対応し、これによって、センサーシャフトの中心軸線を中心とする被駆動要素の回転が防止される。
さらに、被駆動要素は、被駆動要素の他の歯よりもさらに外側に突出する少なくとも一つの歯を含むことができ、この比較的遠くに突出する歯の上面またはいわゆるトップランドは、被駆動要素のロッキング部の円形ガイド面を形成する。好ましくは、被駆動要素のロッキング部の円形ガイド面を画定する歯は、被駆動要素のその他の歯またはいわゆる通常の歯の歯厚またはピッチに関して、比較的大きな歯厚またはいわゆる円形厚みを有することができる。
駆動要素の歯は、駆動要素の周囲、例えば外周の比較的小さい部分に沿って、好ましくは外周の1/24〜1/6に沿って、より好ましくは1/18〜1/12に沿って、例えば外周の約1/14または約1/15に沿って配置されてもよい。追加的または代替的に、被駆動要素の歯の歯接触面は、被駆動要素の周囲、例えば外周の比較的大きな部分に沿って、好ましくは外周の1/2〜9/10に沿って、より好ましくは外周の少なくとも3/4に沿って、例えば周囲の約5/6に沿って配置されてもよい。
支持フレーム3がベース部2に対して特定のポジションで、すなわち例えば第1のドライブトレイン40における遊びの結果として第1のヒンジ軸線5の周りを支持フレーム3が意図せずして僅かに回転することに抗することができるように保持できることを確実にするために、デバイス1は、そのような回転に抗する手段を備えることができる。したがって、第1のドライブトレイン40は、例えば、第1のドライブトレイン40にウォーム41およびウォームと係合すると共にそれと協働する歯部42を含むことによって自己ロック構造であってもよく、この結果、ウォーム41の軸線またはシャフトが、第1のアクチュエータ4によって例えば間接的に駆動させられ回転させられるとき、支持フレーム3は第1のヒンジ軸線5を中心に回転可能であるが、それが外力によって第1のヒンジ軸線5を中心として支持フレーム3を回転させようとするとき、ウォーム41の歯部とそれに係合する歯部42は、ウォーム41をその軸線またはシャフトを中心として実質的に回転させることができず、したがってデバイス1は実質的にセルフロッキング状態となることができる。
付加的にまたは代替的に、デバイス1は、例えば少なくとも部分的に支持フレーム3およびベース部2を互いに押し付け、それらをその状態で保持することによって支持フレーム3とベース部2との間に高い摩擦手段が存在するように構成されてもよい。この摩擦は振動を減衰させるために必要であるかもしれず、これはミラー表面における視界画像の安定性にとって有益である。最も好ましくは、支持フレーム3は、このために、ベース部2に対して付勢されていてもよい。
サポート6は、その目的のために適切な手段を用いて、支持フレーム3に対して特定のポジションで保持することができることに留意されたい。したがって、デバイス1は、サポート6を支持フレーム3に対して特定のポジションで、すなわちサポート6が望ましくないことに第2のヒンジ軸線8を中心として意図せずに僅かに回転するのを防止できるように保持できることを実現するように構成することができる。例えば第2のドライブトレイン70は、このために、例えばドライブトレイン70にウォーム71およびウォームと係合すると共にそれと協働する歯部72を含むことによって自己ロック構造であってもよく、この結果、ウォーム41の軸線またはシャフトが、第2のアクチュエータ7によって例えば間接的に駆動させられ回転させられるとき、サポート6は第2のヒンジ軸線8を中心に回転可能であるが、それが外力によって第2のヒンジ軸線8を中心としてサポート6を回転させようとするとき、ウォーム71の歯部とそれに係合する歯部72は、ウォーム71をその軸線またはシャフトを中心として実質的に回転させることができない。追加的にまたは代替的に、デバイス1は、例えば少なくとも部分的に支持フレーム3およびサポートを互いに相対的に堅固に取り付けかつ/または互いに向かう方向にそれらを付勢することによって、支持フレーム3とサポート6との間に高い摩擦手段が存在するように構成されてもよい。したがって、サポート6は、サポートおよび支持フレームを摩擦によって互いに対して一時的に保持するために支持フレーム3に対して押し付けられてもよい。デバイスは、このために、スプリングのような付勢要素を備えることができる。
実施形態では、例えば、支持フレーム3のヒンジ部30,60とサポート6との間でベース部のヒンジ部20をクランプすることによって、単一の付勢要素が、支持フレーム3をサポート6に押し付け、サポート6をベース部2に押し付けることができ、これによって同時に、サポートに対する支持フレームの望ましくない回転ならびにベース部に対するサポートの望ましくない回転を防止できることは当業者にとって明白である。
明らかであるように、デバイス1は車両に設けられてもよい。さらに、本発明はまた、そのようなデバイス1を備えた車両、好ましくは例えば乗用車、キャンパー、バスまたはトラックといった自動車にも関する。
さらに、本発明はまた、本発明の態様によるデバイス1において使用するように構成された支持フレーム3にも関し、支持フレーム3は、デバイス1のベース部2に回動可能に取り付けられるよう構成され、これによって支持フレーム3は、実質的に上向き方向に延びる第1のヒンジ軸線5を中心としてベース部2に対してフォールデッドインポジションとフォールデッドアウトポジションとの間で回動可能である。ここで、支持フレーム3はさらに、サポート6、特にミラー面を支持するためのサポートが支持フレーム3上に配置されることを可能とするように構成され、これによって、サポート6は、使用中、実質的に上向き方向と実質的に交差するように延びる第2のヒンジ軸線8を中心としてのみ支持フレーム3に対して回動可能である。最も好ましくは、支持フレーム3はさらに、使用中にそれを用いてフォールデッドインポジションとフォールデッドアウトポジションとの間で実質的に上向き方向に延びる第1のヒンジ軸線5を中心として支持フレーム3がベース部2に対して回動可能である第1の、例えば電気的なアクチュエータ4を保持するように、かつ/または、使用中にそれを用いて実質的に上向き方向と実質的に交差するように延びる第2のヒンジ軸線8を中心として支持フレーム3に対してサポート6が回動可能である第2の、例えば電気的なアクチュエータ7を保持するように構成されてもよい。
明瞭化および簡潔な説明のために、要素または特徴は、同じまたは異なる例示的な実施形態の一部として本明細書には記載されており、本発明の範囲は、記載された要素または特徴の全てまたは一部の組み合わせを含む実施形態を包含し得ることに留意されたい。
図示され説明されたデバイスのそれぞれおよび図示され説明されたデバイスのそれぞれの要素は、それぞれまた別々に記載され図示されていると理解され、そして別個に適用可能でありかつ/または少なくとも一つの別な要素と組み合わせて適用可能であり、それぞれそのように本明細書で説明されていると理解されることは明白である。
さらに、本発明は本明細書に記載された例示的な実施形態に限定されないことに留意されたい。数多くの変形が可能である。そうした変形は当業者には明らかであり、特許請求の範囲に記載されたような本発明の範囲内であると理解される。
1 外部ミラーデバイス
2 ベース部
3 支持フレーム
4 第1のアクチュエータ
5 第1の仮想ヒンジ軸線
6 サポート
7 第2のアクチュエータ
8 第2の仮想ヒンジ軸線
20 第1のボールヒンジ構造
21 球状セグメント
24 キャビティ
25 シャフト
26 ロッキングリング
27 スロット
28 突起
29 カップリング
30 第2のボールヒンジ構造
31 球状セグメント
35 第2のヒンジ構造
40 第1のドライブトレイン
41 ウォーム
42 第1の主歯部
60 第1のボールヒンジ構造
62 球状セグメント
63 仮想中心
64 仮想中心
65 第2のヒンジ構造
70 第2のドライブトレイン
71 ウォーム
72 第2の主歯部
80 スプリング要素

Claims (22)

  1. 例えばミラーキャップのようなシェル形状のハウジング部を調整するためのデバイス、特に自動車用のミラーデバイスであって、特に、その上に第1のヒンジ構造を用いて支持フレームが配置される前記自動車のボディに対する取り付けのためのベース部を備え、さらに、それを用いて、前記支持フレームが例えば前記自動車の前記ボディに沿って実質的に当接するフォールデッドインポジションと、前記支持フレームが例えば前記ボディに対して実質的に交差するように配向されるフォールデッドアウトポジションとの間で実質的に上向き方向に延びる第1のヒンジ軸線の周りで前記ベース部に対して前記支持フレームが回動可能である第1の、例えば電気的なアクチュエータを備え、一方、前記支持フレーム上には、特にミラー面を支持するためのサポートが、第2のヒンジ構造を用いて配置され、前記デバイスはさらに、それを用いて前記サポートが前記支持フレームに対して回動可能である第2の、例えば電気的なアクチュエータを備え、前記サポートは、前記実質的に上向き方向と実質的に交差するように延びる第2のヒンジ軸線のみを中心として前記支持フレームに対して回動可能である、デバイス。
  2. 前記サポートは、少なくとも部分的に前記支持フレームの周りで延在する、請求項1に記載のデバイス。
  3. 前記サポートは、シェル形状のハウジング部、例えばミラーキャップを形成し、あるいは前記サポートは、前記サポート上に固定的に搭載される、ミラーキャップのようなシェル形状のハウジング部を備えるよう構成される、請求項1または請求項2に記載のデバイス。
  4. シェル形状のハウジング部、例えばミラーキャップは、前記サポート上に、堅固にまたは固定的に、すなわち実質的に動かないように設けられる、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のデバイス。
  5. 前記支持フレームは、少なくとも部分的に、第1のボールヒンジ構造を用いて、前記ベース部に対して動作可能に取り付けられている、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のデバイス。
  6. 前記サポートは、少なくとも部分的に、第2のボールヒンジ構造を用いて、前記支持フレームに対して動作可能に取り付けられている、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載のデバイス。
  7. 前記第1のボールヒンジ構造の中心または中点および前記第2のボールヒンジ構造の中心または中点は、前記第1のボールヒンジ構造および前記第2のボールヒンジ構造が実質的にダブルボールヒンジ構造または複合ボールヒンジ構造を形成するように実質的に一致する、請求項5または請求項6に記載のデバイス。
  8. 前記サポートのシェル形状のヒンジ部は、前記ベース部のヒンジ部と前記支持フレームのヒンジ部との間に少なくとも部分的に延在する、請求項1ないし請求項7のいずれか1項に、特に請求項7に記載のデバイス。
  9. 前記サポートの実質的にシェル形状のヒンジ部の、球状のセグメントとして形成された凹状内面は前記ベース部のヒンジ部の周囲に嵌合状態で配置されており、前記ヒンジ部は、球形のセグメントとして形成された凸状外面を有し、かつ、例えば実質的に球形またはボール形状のヒンジ部とすることができる、請求項1ないし請求項8のいずれか1項に、特に請求項8に記載のデバイス。
  10. 前記実質的にシェル形状のヒンジ部は、少なくとも部分的に球状のセグメントとして形成された凸状外面を有し、一方、前記サポートの前記ヒンジ部の周囲には、前記支持フレームのヒンジ部分の、球状のセグメントとして形成された凹状内面が嵌合状態で配置される、請求項9に記載のデバイス。
  11. 前記サポートの前記ヒンジ部の、球状のセグメントとして形成された前記凹状内面の球形状の仮想中心と、前記サポートの前記ヒンジ部の、球状のセグメントとして形成された前記凸状外面の球形状の仮想中心とが実質的に一致する、請求項10に記載のデバイス。
  12. 前記サポートの実質的にシェル形状のヒンジ部の、球状のセグメントとして形成された凸状外面は前記ベース部のヒンジ部内に嵌合状態で配置されており、前記ヒンジ部は、球状のセグメントとして形成された凹状内面を有する、請求項1ないし請求項8のいずれか1項に、特に請求項8に記載のデバイス。
  13. 前記実質的にシェル形状のヒンジ部は、少なくとも部分的に球状のセグメントとして形成された凹状内面を有し、一方、前記サポートの前記ヒンジ部内には前記支持フレームのヒンジ部の、球状のセグメントとして形成された凸状外面が嵌合状態で配置される、請求項12に記載のデバイス。
  14. 前記サポートの前記ヒンジ部の、球状のセグメントとして形成された前記凸状外面の球形状の仮想中心と、前記サポートの前記ヒンジ部の、球状のセグメントとして形成された、前記凹状内面の球形状の仮想中心とは実質的に一致する、請求項13に記載のデバイス。
  15. 前記デバイスは、非常動作の際に、前記支持フレーム、したがってまたそれに結合された前記サポートと、もし存在する場合には前記ミラーキャップとが、前記フォールデッドアウトポジションから、フォールデッドクリアポジション、好ましくは非常フォールデッドインポジションへと前記第1のヒンジ軸線を中心として回動するように構成される、請求項1ないし請求項14のいずれか1項に記載のデバイス。
  16. 前記第1のアクチュエータによって駆動されるドライブトレインの出力歯車は、少なくとも部分的に前記第1のヒンジ軸線の周りに延在すると共に前記第1のヒンジ軸線に対して実質的に回転不可能に配置された第1の主歯部と係合する、請求項1ないし請求項15のいずれか1項に記載のデバイス。
  17. 前記第1の主歯部は、例えば、好ましくは、前記サポートを介して前記支持フレームと接続されたミラーキャップの側方端部に物体または人が衝突した結果として前記支持フレームに所定のトルクが作用するときにロック解除されるよう構成されたスリップカップリングまたはその他のカップリングを用いて、前記第1の主歯部が前記第1のヒンジ軸線を中心とする回転に抗するように実質的にロックされるように前記ベース部と結合される、請求項16に記載のデバイス。
  18. 前記第2のアクチュエータによって駆動される第2のライブトレインの出力歯車は第2の主歯部に係合し、前記第2の主歯部は少なくとも部分的に前記第2のヒンジ軸線の周りに延在し、かつ、前記第2のヒンジ軸線に対して実質的に回転不可能に配置される、請求項1ないし請求項17のいずれか1項に記載のデバイス。
  19. 前記デバイスは、前記支持フレーム、したがってまたそれに結合された前記サポートと、もし存在する場合には前記ミラーキャップとを、前記フォールデッドアウトポジションから適合フォールデッドアウトポジションへと、もし存在する場合には前記ミラーキャップを調整可能とするために、前記第1のヒンジ軸線を中心として前記フォールデッドアウトポジションから前記第1のアクチュエータによって回動させることができるように構成される、請求項1ないし請求項18のいずれか1項に記載のデバイス。
  20. 請求項1ないし請求項19のいずれか1項に記載のデバイスにおいて使用するために構成された支持フレームであって、前記支持フレームは、前記支持フレームが、前記フォールデッドインポジションと前記フォールデッドアウトポジションとの間で実質的に上向き方向に延びる第1のヒンジ軸線の周りで前記ベース部に対して前記支持フレームが回動可能であるように、前記デバイスのベース部上に回動可能に取り付けられるよう構成されており、前記支持フレームは、前記サポートが使用中に実質的に上向き方向に対して実質的に交差するように延びる第2のヒンジ軸線の周りでのみ前記支持フレームに対して回動可能であるように、前記支持フレーム上にサポートを、特にミラー面を支持するためのサポートを配置するようにさらに構成されている、支持フレーム。
  21. 前記支持フレームは、それを用いることで使用中に前記フォールデッドインポジションと前記フォールデッドアウトポジションとの間で実質的に上向き方向に延びる前記第1のヒンジ軸線の周りで前記ベース部に対して前記支持フレームが回動可能である第1の、例えば電気的なアクチュエータを保持するようさらに構成されており、かつ、それを用いることで前記サポートが使用中に前記実質的に上向き方向に対して実質的に交差するように延在する前記第2のヒンジ軸線の周りで前記支持フレームに対して回動可能である第2の、例えば電気的なアクチュエータを保持するようさらに構成されている、請求項20に記載の支持フレーム。
  22. 請求項1ないし請求項19のいずれか1項に記載されたデバイスを備えた車両。
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