JP2017528327A - 無鉛ソルダー合金組成物及び無鉛ソルダー合金の製造方法 - Google Patents

無鉛ソルダー合金組成物及び無鉛ソルダー合金の製造方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、無鉛ソルダー合金組成物及び無鉛ソルダー合金の製造方法に関し、本発明の無鉛ソルダー合金組成物は、無鉛ソルダーSn−(0.1 〜2)wt% Cu、Sn−(0.5 〜 5)wt% Ag、又はSn−(0.1 〜 2)wt% Cu−(0.5〜5) wt% Agにセラミックス粉末が添加される。本発明によれば、従来の無鉛ソルダー(lead−free−solder)に対する代替品として作用する、新たな無鉛ソルダー合金組成を提供するので、広がり性、濡れ性、そして機械的な性質で従来のソルダーより優れた効果がある。【選択図】図2a

Description

本発明は、無鉛ソルダー合金組成物及び無鉛ソルダー合金の製造方法に関し、より詳細には、非毒性の組成を有しており、鉛(Pb)の毒性によって発生する環境問題を解決することで、鉛等のような有害な金属元素が環境に与える影響を最小化する無鉛ソルダー合金組成物及び無鉛ソルダー合金の製造方法に関する。
一般に、Sn−Pb系有鉛ソルダーは、長期にわたって電子機器の最も有効な接合材料として使用されてきた。しかし、ソルダーを使用した電子機器の廃棄時に酸性雨によって、ソルダー中に含有された鉛(Pb)成分が溶出されて地下水を汚染させ、これが人体に吸収されれば知能低下、生殖機能低下等、人体に害を与える環境汚染物質として指摘されている。このような有鉛ソルダーを用いた接合技術として、特に印刷回路基板に半導体チップや抵抗チップのような小型電子部品を実装するための接合材として用いられている。
特に、鉛(Pb)を含む製品は、厳しく制限されている実情で、Sn−Pbソルダーは、無鉛ソルダーに置き換えられている。マイクロ電子機器にPbの使用を禁止する多様な規制が存在する。従って、Sn−Pbソルダーは、環境的な無鉛ソルダーの開発のためにPb free Sn−Agソルダーで置き換えなければならない。このような理由で、最近はソルダー合金の製造時、鉛の使用を規制したり、排除したりすることにより環境親和的な無鉛ソルダー組成物は多様に開発され試みられてきた。
このような無鉛ソルダーと関連した技術が韓国登録特許第0209241号及び韓国登録特許第0814977号に提案されたことがある。
以下で従来技術として、韓国登録特許第0209241号及び韓国登録特許第0814977号に開示された無鉛ソルダー組成物、そして高温系無鉛ソルダー組成物とこれを用いた電子機器及び印刷回路基板を簡略に説明する。
韓国登録特許第0209241号である従来技術1の無鉛ソルダー組成物は、鈴(Sn)と、銀(Ag)と、ビスマス(Bi)と、インジウム(In)とからなった無鉛ソルダー組成物において、前記鈴(Sn)は82〜93重量%、銀(Ag)は2重量%、ビスマス(Bi)は3〜10重量%、インジウム(In)は2〜6重量%が配合されて組成されたことを特徴とする。
しかし、従来技術1による無鉛ソルダー組成物を具現するために必要なインジウム(In)が高価であり、ビスマス(Bi)を含むソルダーは、ビスマス(Bi)含量の増加に伴って延性が悪くなり、脆性を起こす問題点があった。
図1は、韓国登録特許第0814977号(以下「従来技術2」という)で無鉛ソルダー組成物の酸化物発生量の抑制原理を概略的に示す模式図である。図1に示すように従来技術1の高温系無鉛ソルダー組成物は、銅2〜5重量%、ニッケル0.001〜1.0重量%、シリコン0.001〜0.05未満の重量%、燐0.001〜0.2重量%、コバルト0.001〜0.01未満の重量%及び錫を残部に含む。
しかし、従来技術2も高温系無鉛ソルダー組成物を具現するために必要なインジウムが高価であるため、使用するのに限界があるという問題点があった。
また、図面には示していないが、最近、Sn,Ag,Bi,Cu,In,Zn等を含むソルダーの発達において、特にSn,Ag,Cuを含む組成に関心が集中している。それぞれ言及された無鉛ソルダーは問題点を持っている。例えば、Znは酸化とそれに伴うソルダーリング性の減少に敏感である。Biを含むソルダーは、Bi含量の増加に伴って延性が悪くなって脆性を起こす。Sn−Cuソルダーは、値段が安いが、濡れ性が非常に良くない。Inを含んだソルダーは高い。Agを含むソルダーにおいては、粗大な針状の金属間化合物であるAgSnを形成するのが容易であってソルダーリング性が接合部の強度を減少させる。結論として、無鉛ソルダーだけでなく、前述の短所(特に、濡れ性)を最少化することが要求される。
さらに、Sn−0.7Cu,Sn−3.5Ag,SAC305 solder(96.5wt%Sn−3.0wt%Ag−0.5wt%Cu)の微細構造は、樹脂相とSn,AgSn,CuSnからなる工程相とを含む。しかし、AgSnとCuSnの模様と構造は、ソルダーの信頼性のための重要な要素である。もし、マトリックス内でAgの含有量が2wt%より多ければ、AgSnの粗大な板状が発生し、これはソルダーリング性を弱化させる。一方、Sn−Ag合金内でAgの含有量が2wt%より小さければ、これは液相の温度を高め、液相+固相の共存領域を大きくし、接合部の強度を減少させるという短所がある。従って、このような金属間化合物の成長は、セラミックスナノ粉末添加強化剤を用いて抑制される必要がある。
本発明の目的は、上記のような従来技術の問題点を解決するためのものであって、Sn−Cuと添加剤、Sn−Agと添加剤、又はSn−Ag−Cuと添加剤を基にするSn−Cu,Sn−Ag,Sn−Ag−Cu合金を用いて、マイクロ電子パッケージングに用いられる基板及び電子部品について優れた濡れ性と広がり性を有し、特に人間環境に無害なソルダー合金を製造できるようにした無鉛ソルダー合金組成物及び無鉛ソルダー合金の製造方法を提供することである。
また、本発明のもう一つの目的は、Sn−Cu,Sn−Ag,Sn−Ag−Cu合金にセラミックスナノ粉末を添加剤として添加する過程において、ナノ粉末添加剤を通じてソルダー粒子の大きさを減少させ、致命的な針状のAgSnの大きさと厚さを最小化するため、接合強度を増加させ、濡れ性を向上させる無鉛ソルダー合金組成物及びソルダー合金の製造方法を提供することである。
また、本発明のもう一つの目的は、ソルダーの接合信頼性と濡れ性に対する信頼度の高いソルダー微細構造が得られ、ナノ粉末添加剤によってAgSn等の金属間化合物の微細構造が微細になり、その厚さが減少し、ソルダーの粒径もナノ粒子添加剤の添加によって減少するので、ソルダー接合部のクリープ(creep)と疲労特性を改善させることができるようにした無鉛ソルダー合金組成物及び無鉛ソルダー合金の製造方法を提供することである。
また、本発明のもう一つの目的は、ソルダーの材料によって濡れ性(wetting)の低下を防止して、接合部で被接合物の間に接触不良を防止するため、優れた機械的特性と濡れ性だけでなく、微細化されて均一な微細構造を有するソルダーを開発可能な無鉛ソルダー合金組成物及び無鉛ソルダー合金の製造方法を提供することである。
上記のような目的を達成するための本発明の特徴によれは、本発明は、無鉛ソルダーSn−(0.1〜2)wt%Cu、Sn−(0.5〜5)wt%Ag又はSn−(0.1〜2)wt%Cu−(0.5〜5)wt%Agにセラミックス粉末が添加された無鉛ソルダー合金組成物を通じて達成される。
また、本発明における前記セラミックス粉末に添加する添加剤は、La、SiC、Cu coated CNT(Cu−CNT)及びZrOの少なくとも何れか一つを含むことができる。
また、本発明における前記セラミックス粉末の含量は、Laが0.01〜1.0wt%、SiCは0.01〜1.0wt%、Cu−CNTは0.005〜1.0wt%であることを特徴とする。
また、本発明における前記セラミックス粉末の大きさは、10μm以下であることを特徴とする。
また、本発明は、Sn−Cu、Sn−Ag及びSn−Cu−Ag系の少なくとも何れか一つのソルダー粉末を混合するステップと、前記混合ソルダー粉末を溶融させるステップと、前記溶融された粉末に添加剤を添加するステップとを含む無鉛ソルダー合金の製造方法を通じて達成される。
また、本発明における前記添加剤の添加ステップを遂行する時、前記添加剤は、La、SiC、Cu coated CNT(Cu−CNT)及びZrOの少なくとも何れか一つのセラミックス粉末であることを特徴とする。
また、本発明における前記添加剤の添加ステップを遂行する時、前記セラミックス粉末の含量は、Laが0.01〜1.0wt%,SiCは0.01〜1.0wt%,Cu−CNTは0.005〜1.0wt%であることを特徴とする。
本発明によれば、従来の無鉛ソルダー(lead−free solder)に対する代替品として作用する新たな無鉛ソルダー合金組成を提供するので、広がり性、濡れ性、そして機械的な性質で従来のソルダーより優れた効果がある。
また、本発明は、ソルダーがSn−Cu,Sn−Ag,Sn−Ag−Cuを基盤金属とした3つの別途の合金系を基礎とし、これに追加されたナノメートル大きさのセラミックス粒子は、ソルダー合金のマトリックス組織とAgSn金属化合物を均一に微細化し、広がり性を向上させる効果がある。即ち、大きなAgSn金属化合物は、亀裂と空洞(void)を起こすことによってソルダー連結部に損傷を与え、ソルダー連結部の信頼度を落とすため、微細なAgSn化合物を含む本発明のソルダーは信頼度とソルダー連結部の寿命を増加させる。
また、本発明は、製造されたソルダー合金を通じて、ナノ粉末が添加されていない従来のSn−Ag−Cu合金に比して、より高い硬度を有して衝撃に対する抵抗が大きい効果がある。
また、本発明は、流動性(flow)と濡れ性(wetting properties)が向上して、はんだ付け部の不良を抑制する効果がある。
従来技術2に係る無鉛ソルダー組成物の酸化物発生量の抑制原理を概略的に示す模式図である。 本発明に係る無鉛ソルダー合金組成物の具現時、ナノ粉末が添加されないソルダーとナノ粉末が添加されたソルダーの金属間化合物の平均厚さを示す写真である。 本発明に係る無鉛ソルダー合金組成物の具現時、ナノ粉末が添加されないソルダーとナノ粉末が添加されたソルダーの平均結晶粒径を示す写真である。 本発明に係る無鉛ソルダー合金組成物の具現時、Sn−Cu,Sn−Ag及びSn−Cu−Ag無鉛ソルダーと添加剤が添加されたSn−Cu,Sn−Ag及びSn−Cu−Ag無鉛ソルダーの広がり性を比較したグラフである。 本発明に係る無鉛ソルダー合金組成物の具現時、Sn−Cu−Ag無鉛ソルダーと添加剤が添加されたSn−Cu−Ag無鉛ソルダーの濡れ性を測定した結果グラフである。 本発明に係る無鉛ソルダー合金組成物の具現時、Sn−Cu−Ag無鉛ソルダーと添加剤が添加されたSn−Cu−Ag無鉛ソルダーの硬度を測定した結果グラフである。 本発明に係る無鉛ソルダー合金の製造方法を示すブロック図である。 本発明に係る無鉛ソルダー合金組成物を用いて、無鉛ソルダーペーストの製造方法を示すブロック図である。
上述のような目的を達成するための本発明の特徴によると、本発明は、無鉛ソルダーSn−(0.1〜2)wt%Cu、Sn−(0.5〜5)wt%Ag、Sn−(0.1〜2)wt%Cu−(0.5〜5)wt%Agにセラミックス粉末が添加された無鉛ソルダー合金組成物を通じて達成される。
また、本発明における前記セラミックス粉末に添加する添加剤は、La、SiC、Cu coated CNT(Cu−CNT)及びZrOの少なくとも何れか一つを含むことができる。
また、本発明における前記セラミックス粉末の含量は、Laが0.01〜1.0wt%、SiCは0.01〜1.0wt%、Cu−CNTは0.005〜1.0wt%であることを特徴とする。
また、本発明における前記セラミックス粉末の大きさは、10μm以下であることを特徴とする。
また、本発明は、Sn−Cu、Sn−Ag及びSn−Cu−Ag系の少なくとも何れか一つのソルダー粉末を混合するステップと、前記混合ソルダー粉末を溶融させるステップと、前記溶融されたソルダー粉末に添加剤を添加するステップとを含む無鉛ソルダー合金の製造方法を通じて達成される。
また、本発明における前記添加剤の添加ステップを遂行する時、前記添加剤は、La、SiC、Cu coated CNT(Cu−CNT)及びZrOの少なくとも何れか一つのセラミックス粉末であることを特徴とする。
また、本発明における前記添加剤の添加ステップを遂行する時、前記セラミックス粉末の含量は、Laが0.01〜1.0wt%、SiCは0.01〜1.0wt%、Cu−CNTは0.005〜1.0wt%であることを特徴とする。
本明細書及び請求の範囲に使用された用語や単語は、発明者が自分の発明を最も最善の方法で説明するために、用語の概念を適切に定義できるという原則に即して本発明の技術的思想に符合する意味と概念として解釈すべきである。
明細書の全体において、どのような部分がどのような構成要素を「含む」とする時、これは特に反対される記載がない限り、別の構成要素を除外するのではなく、他の構成要素をさらに含むことができることを意味する。
以下、図面を参考にして、本発明に係る無鉛ソルダー合金組成物及び無鉛ソルダー合金の製造方法についての実施形態の構成を詳細に説明する。
図2には、本発明に係る無鉛ソルダー合金組成物の具現時、ナノ粉末が添加されないソルダーとナノ粉末が添加されたソルダーの金属間化合物の平均厚さが写真で示されており、図3には、本発明に係る無鉛ソルダー合金組成物の具現時、ナノ粉末が添加されないソルダーとナノ粉末が添加されたソルダーの平均結晶粒径が写真で示されており、図4には、本発明に係る無鉛ソルダー合金組成物の具現時、Sn−Cu、Sn−Ag及びSn−Cu−Ag無鉛ソルダーと添加剤が添加されたSn−Cu、Sn−Ag及びSn−Cu−Ag無鉛ソルダーの広がり性を比較したグラフが示されており、図5には、本発明に係る無鉛ソルダー合金組成物の具現時、Sn−Cu−Ag無鉛ソルダーと添加剤が添加されたSn−Cu−Ag無鉛ソルダーの濡れ性を測定した結果グラフが示されており、図6には、本発明に係る無鉛ソルダー合金組成物の具現時、Sn−Cu−Ag無鉛ソルダーと添加剤が添加されたSn−Cu−Ag無鉛ソルダーの硬度を測定した結果グラフが示している。
これらの図面によれば、本発明の無鉛ソルダー合金組成物は、無鉛ソルダーSn−(0.1〜2)wt%Cu、Sn−(0.5〜5)wt%Ag、Sn−(0.1〜2)wt%Cu−(0.5〜5)wt%Agにセラミックス粉末が添加される。
この時、前記セラミックス粉末に添加する添加剤は、La、SiC及びCu coated CNT(Cu−CNT)の少なくとも何れか一つを含み、前記セラミックス粉末の含量は、La が 0.01〜1.0wt%、SiCは0.01〜1.0wt%、Cu−CNTは0.005〜1.0wt%である。そして、前記セラミックス粉末の大きさは10μm以下であることが好ましい。
即ち、開発されたソルダー合金は、濡れ性と広がり性を改善した強化されたものであって、Sn−Cuと添加剤、Sn−Agと添加剤、又はSn−Ag−Cuと添加剤からなっている。選ばれた添加剤は、La、SiC、Cu−CNT(CNT:カーボンナノチューブ)のようなナノメートル級の大きさのセラミックス粉末である。代表的な無鉛ソルダーであるSn−Ag−Cu、Sn−Ag、Sn−Cu系のソルダー合金、ソルダーボール、ソルダーペーストを含むソルダー接合部及び工程は、AgSn、CuSn等の強化された金属間化合物を含むソルダー接合部を生成する。
この時、前記無鉛ソルダー合金組成物は、Sn−Cuソルダー合金でCuの含量は、0.1wt%〜2wt%(好ましくは、0.7wt%)からなっている。そして、Sn−Ag合金は、0.5〜5wt%(好ましくは、3.5wt%)のAgからなっている。また、Sn−Ag−Cu合金は、0.5〜5wt%(好ましくは、3wt%)のAgと0.1〜2wt%(好ましくは、0.5wt%)のCuからなっている。ソルダーに加えた添加剤は、La、SiC、Cu−コーティングCNT(カーボンナノチューブ)である。添加剤それぞれの組成は、0.01〜1.0wt%(好ましくは、0.05wt%)のLa、0.01〜1.0wt%(好ましくは、0.05wt%)のSiC、0.005〜1.0wt%(好ましくは、0.01wt%)のCu−CNTである。
無鉛ソルダー合金は、約96.5wt%のSn、3.0wt%の Ag、0.5wt%のCuと、ナノメートル級の大きさの粉末添加強化剤とからなっている。添加強化剤の組成は、0.01〜1.0wt%(好ましくは、0.05wt%)の La、0.01〜1.0wt%(好ましくは、0.05wt%)のSiC、0.005〜1.0wt%(好ましくは、0.01wt%)のCu−CNTからなっている。添加剤のないSn−3.0Ag−0.5Cu(SAC305)ソルダー合金と比較すれば、濡れ性(wettability)の向上のためにゼロ時間(zero cross time)は短いのがよいか、Sn−3.0%Ag−0.5%Cu合金のゼロ時間は、1.08sec、Sn−3.0%Ag−0.5%Cu合金にLaを添加した場合、約73.6%(0.285sec)で示され、SiCを添加した場合、76.8%(0.25sec)、Cu−CNTを添加した場合、27.7%(0.78sec)で示された。
そして、無鉛ソルダー合金は、約96.5wt%のSn、3.0wt%のAg、0.5wt%のCuにLa、SiC、Cu−CNTのようなナノ粉末添加強化剤からなっている。単一のSn−3.0wt%Ag−0.5wt%Cuソルダーの場合、平均結晶粒度は約30μmで観察された。添加剤が含まれたソルダーとSn−3.0wt%Ag−0.5wt%Cuソルダーを比較すれば、Laが添加された時、平均結晶粒度は、33.5%減少された20μm、SiCが添加された場合、40%減少された17.69μm、Cu−CNTが添加された場合、28.64%減少された21.07μmで示された。即ち、添加剤の添加によってソルダーの結晶粒が微細化された。一般に、金属の結晶粒が微細化されれば、Hall−Petch式により降伏強度と引張強度が増加する。
本発明による組成を用いてソルダーを製造する場合に、ソルダー合金内に微細な厚さを有する金属間化合物(intermetallic compound,IMC)を有することが分かる。平均金属間化合物の厚さは、添加剤のないSn−3.0wt%Ag−0.5wt%Cu (SAC3055)ソルダー合金の場合、平均金属間化合物の厚さは約2.7μmである。添加剤が含まれたソルダーとSn−3.0wt%Ag−0.5wt%Cuソルダーを比較すれば、Laが添加された時の平均金属間化合物の厚さは18%減少された2.2μmで示され、SiCが添加された場合、37%減少された1.84μm、Cu−CNTが添加された場合、7.8%減少された2.71μmで示された。
セラミックスナノ粉末が添加されたSn−3.0Ag−0.5Cuソルダー合金は、Sn−3.0Ag−0.5Cuソルダーの広がり性と比較して相当に高い広がり性を有する。このように増加された広がり性は、電子回路及び電気システムのソルダー組立に大きな長所となる。このような広がり性がよいソルダーは、はんだ付け時に敏感な電子部品や、回路基板によく広がってはんだ付け部がよく形成されるので、はんだ付け部の不良減少と強度向上等の長所として作用する。
ナノサイズのLa,SiC,Cu−CNTが添加されたソルダーの場合、はんだ付け時に溶融された後凝固される時、融点がSn(231)に比して遥かに高い La、SiC、Cu−CNTは、微細なナノサイズの固体で存在し、これによって添加された粉末が凝固時、固体核生成位置(seed、接種剤)として作用する。これにより、添加されたナノ粉末は、多くの核生成位置を提供してここで固体結晶が生成されるので、添加剤のないSn−3.0Ag−0.5Cuソルダーに比して結晶粒が微細化される。また、ナノサイズのLa,SiC,Cu−CNTは、ソルダー中のAgSn,CuSn等の金属間化合物(intermetallic compound,IMC)の成長を妨げて、金属間化合物が微細化されるため、ソルダーがより良い強度と特性を有するに寄与する。
本発明における添加強化剤の構成は、0.01〜1.0 wt%La(好ましくは、0.05 wt%);0.01〜1.0 wt%のSiC(好ましくは、0.05 wt%);0.005〜1.0 wt% Cu−CNT(好ましくは、0.01 wt%)として多様である。LaとSiCの含有量が0.01 wt%より小さい場合は、ソルダーリング性の向上は示されなかった。一方、1.0wt%以上過剰添加された場合には、ソルダーリング性が低下し、濡れ不良のディウェッティング(dewetting)現状が起こる。
同様に、Cu−CNTが0.005wt%以下に添加されれば、濡れ性の変化はなく、Cu−CNTが1.0wt%以上過剰添加されれば、ディウェッティング現状が起こる。
下記では、本発明においてソルダーの構成及び条件を表1に示した。
一方、上記表1でのように、ナノセラミックス粉末を以下のように2つ混合して添加する場合、含有量は次の通りである。
(1)LaとSiCの混合添加時、前記Laの含有量は0.01〜0.5wt%(好ましくは、0.02wt%)で、前記SiCの含有量は0.01〜0.5wt%(好ましくは、0.03wt%)である。
(2)SiCとCu−CNTの混合添加時、前記SiCの含有量は0.01〜0.5wt%(好ましくは、0.04wt%)で、前記Cu−CNTの含有量は0.005〜0.5wt%(好ましくは、0.01 wt% Cu−CNT)である。
(3)LaとCu−CNTの混合添加時、前記Laの含有量は0.01〜0.5 wt%(好ましくは、0.04 wt% La)で、前記Cu−CNTの含有量は0.005〜0.5 wt%(好ましくは、0.01 wt%)である。
(4)LaとZrOの混合添加時、前記Laの含有量は0.01〜0.1 wt%(好ましくは、0.005wt%)で、前記ZrOの含有量は0.01〜1.0wt%(好ましくは、0.5 wt%)である。
(5)SiCとZrOの混合添加時、前記SiCの含有量は0.01〜1.0 wt%(好ましくは、0.05 wt%)で、前記ZrOの含有量は0.01〜1.0 wt%(好ましくは、0.5 wt%ZrO)である。
(6)Cu−CNTとZrOの混合添加時、前記Cu−CNTの含有量は0.005〜1.0 wt%(好ましくは、0.01 wt%)で、前記ZrOの含有量は0.01〜1.0 wt%(好ましくは、0.5 wt%ZrO)である。
次に、ナノセラミックス粉末を以下のように3つ混合して添加する場合、含有量は次の通りである。
即ち、La,SiCとCu−CNTの混合添加時、前記Laの含有量は0.01〜0.5 wt%(好ましくは、0.02 wt%)で、前記SiCの含有量は0.01〜0.5 wt%(好ましくは、0.02 wt%)で、前記Cu−CNTの含有量は0.005〜0.5 wt%(好ましくは、0.01 wt%)である。
次に、ナノセラミックス粉末を以下のように4つ混合して添加する場合、含有量は次の通りである。
即ち、La,SiC,Cu−CNT及びZrOの4つの添加剤を混合する場合、前記Laの含有量は0.001〜0.1 wt%(好ましくは、0.005 wt%)で、前記SiCの含有量は0.01〜1.0 wt%(好ましくは、0.05 wt%)で、前記Cu−CNTの含有量は0.005〜1.0 wt%(好ましくは、0.01 wt%)で、前記ZrOの含有量は0.01〜1.0 wt%(好ましくは、0.4 wt%ZrO)である。
本発明の主要要素として、Snが含有された無鉛ソルダーSn−Cuと、Sn−AgとSn−Ag−Cu合金で、Sn−Cuと添加剤、Sn−Agと添加剤、及びSn−Ag−Cuと添加剤である。添加剤の添加は、ソルダーの濡れ性と広がり性を向上させる。
本発明の無鉛ソルダー合金組成物において、合金であるSn−Cu合金は、重量比0.1〜2wt%のCu(好ましくは、0.7wt%)からなっており、Sn−Ag合金は重量比0.5〜5wt%のAg(好ましくは、3.5wt%)からなっており、Sn−Ag−Cu合金は、基本的に重量比0.5〜5wt%のAg(好ましくは、3wt%)と重量比0.1〜2wt%のCu(好ましくは、0.5wt%)からなっている。
本ソルダー合金は、セラミックスナノ粒子、或いはカーボンナノチューブを添加剤としている。選ばれた添加剤としては、Lanthanum oxide(La)、Silicon carbide(SiC)、銅コーティングカーボンナノチューブ(copper−coated carbon nanotube,Cu−CNT)等である。
本発明の合金で製造できるソルダーペーストの例として、ソルダー粉末の大きさが20〜38μm(ソルダーペースト規格でtype4と分類される)の粉末合金を用いることができる。ナノ粒子添加剤は、La,SiC,Cu−CNTであり、それぞれ約30nm、70nm、20nmの平均直径を有する。添加剤は、ソルダーの微細構造の特性を改善し、AgSn、CuSn等のソルダー内の金属間化合物(IMC)の大きさを微細化して、ソルダーの機械的強度と濡れ性を向上させる。
ソルダーの最適のソルダーリング性(はんだ付け性)を実現するための濡れ性を向上させるために、添加剤を加えたソルダーの構成要素を最適の組成とするのが必要である。
実施形態として、それぞれのソルダーの最適の組成は次の通りである。
ソルダー材料は、基本材料と添加剤と構成され、それぞれの添加剤は所定の比率で含まなければならない。Laは、0.01〜1.0wt%(好ましくは、0.05wt%)が含まれ、SiCは0.01〜1.0wt%(好ましくは、0.05wt%)が含まれ、そして、Cu−CNTは0.005〜1.0wt%(好ましくは、0.01wt%)が含まられる。
もし、LaやSiCの比率が0.01wt%より低ければ、ソルダー材料のIMCは、Sn−3.0wt%Ag−0.5wt%Cu合金ソルダーのIMCより厚くなり、一方、LaやSiCの組成が1.0wt%以上多過ぎると、ソルダーは脆性を有することにより接合面の亀裂発生及びソルダーリング性が悪化されることがある。同様に、もしCu−CNTの比率が0.005wt%より低ければ、濡れ性の向上に影響がなく、Cu−CNTの比率が1.0wt%以上多過ぎると、流動性が低くなる傾向があり、ソルダーリング性が低下する。
本発明の無鉛ソルダー合金製造及び特性試験−微細構造とIMC分布を調べるために、SEMで測定した。また、ソルダーリング性を測定するために広がり性、濡れ性、微小硬度試験を行った。
1.本特許ソルダー合金の製造のために、SnAgCu、SnAg,SnCuと添加物を500℃で30分間溶融
2.微細構造の観察:結晶粒径(Grain size)、金属間化合物(IMC)の大きさ
3.硬度測定
4.濡れ性試験(Wetting balance test):ゼロ時間(Zero cross time)、250で
5.広がり性試験(Spreading tests):JIS−Z−3197
溶融のための製造条件は、表2に示した。
<試験>
*広がり性試験
広がり性試験は、JIS−Z−3197規格に基づいて実施した。先ず、A 30 mm×30 mm×0.3 mmの銅ピースを研磨した後、アルコールで洗浄する。乾燥後、均一な酸化膜を生成するために、150℃の温度で1時間加熱する。
0.3gのソルダー粉末を0.03gのフラックスと混合し、銅ピースの中央に置く。そのピースを30℃で加熱されて溶融されたソルダー槽(solder bath)に置く。暫くして、銅ピースの中央に位置したソルダー粉末が溶け始める。銅ピースを300℃で溶融されたソルダー槽に30秒間保持して、ソルダー粉末が完全に溶けて広がれば、銅ピースをソルダー槽で取り出し、常温で冷却させる。冷却された銅板上に広がったソルダーを用いて広がり性実験を行う。
*濡れ性試験
本発明の合金濡れ性測定のために、ウェッティングバランス試験機(RESCA SAT 5000)を用い、濡れ性試験片は、99.99%無酸素銅板10mm × 1mm × 30mmの大きさを用いた。銅試験片は、表面酸化層及び外部不純物を除去するために、炭化ケイ素のサンドペーパー(粒径 #1200 & #2400)を用いて機械的研磨を行い、以後、超音波洗浄した。ウェッティングバランス試験の以前に、銅試片は、BGAタイプのフラックス(SENJU,Sparkle Flux WF−6063M5)で少しコーティングし、さらに30秒間ソルダー溶湯の上で活性化させた。銅試片は、BGA250℃の溶融ソルダー(本発明のソルダー)に5秒間2mmの深さまで2.5mm/sの速度で浸漬した。濡れ性試験で各試片の平均ゼロ時間(zero cross time)が測定される。
<開発技術の動作説明>
ソルダーSn−0.7wt%Cu、Sn−3.5wt%Ag及びSn−3.0wt% Ag−0.5wt% Cuに平均粒径30nm であるLa、70nmであるSiC、20nmであるCu−CNTを添加する。これをアルミナ坩堝に入れて、10/minの昇温速度で加熱される炉(Furnace)で500℃の温度で1時間の間溶融する。ソルダー凝固後、サンプルを採取して研磨エッチングした後、微細構造を観察する。
*測定結果
微細構造:ナノ粒子が添加されたSn−3.0wt% Ag−0.5 wt% Cuソルダーと、ナノ粒子が添加されないSn−3.0wt% Ag−0.5wt% Cuソルダー微細構造を比較した時、結晶粒径と沈殿物、マトリックスの分散で明確な差異が現れる。Laが添加されたSn−3.0wt%Ag−0.5wt%CuのAgSn等の金属間化合物は微細化され、よく分散された。一方、ナノ粒子が添加されないSn−3.0wt% Ag−0.5wt% Cuソルダーの場合、AgSn等の金属間化合物が粗大化された。
商用Sn−3.0wt% Ag−0.5wt% Cuソルダー微細構造の微細化は、セラミックスナノ粒子添加によって、その物理的特性が向上することを示す。Sn−3.0wt%Ag−0.5wt%Cuにセラミックスナノ粒子を添加することによって微小硬度は増加するが、ナノ粒子が添加されないSn−3.0wt% Ag−0.5wt% Cuソルダーと比較して、Laが添加される場合、硬度が5%増加し、SiCが添加される場合、12.01%,Cu−CNTが添加される場合、3.72%が増加する。
結晶粒径(図2参照)は、電子顕微鏡で測定した微細構造を通じて確認した。ナノ粒子が添加されないSn−3.0wt%Ag−0.5wt%Cuソルダーの平均結晶粒径は、約30μmである。一方、Laが添加されたSn−3.0wt% Ag−0.5wt% Cuソルダーの平均結晶粒径は、約20μmである。SiCを添加した場合、平均結晶粒径は17.69μmであり、Cu−CNTを添加した場合、結晶粒径は21.07μmである。
また、ナノ粉末が添加されたSn−3.0wt% Ag−0.5wt%Cuソルダーの金属間化合物の厚さを測定した。La、SiC、Cu−CNTが添加されるか、添加されないSn−3.0wt% Ag−0.5wt%のCuソルダーの合金の金属間化合物の厚さの大略的な測定は、図3から分かる。
Sn−3.0wt% Ag−0.5wt%のCuソルダーで合金内の金属間化合物(IMC)は、大部分AgSnである。ナノ粉末が添加されないSn−3.0wt% Ag−0.5wt%Cuソルダーでの平均IMC厚さは、2.97μmである反面、Laが添加されたSn−3.0wt% Ag−0.5wt%CuソルダーのIMC厚さは、2.37μmである。SiCが添加されたものは1.84μmであり、Cu−CNTが添加されたものは2.71μmである。ナノセラミックス粒子の添加でSn−3.0wt% Ag−0.5wt Cuは、IMC厚さが薄くなり、強度を増加させる。微細な粒子を有する合金は、電位移動により多くの妨害をして、合金の機械的特性を増加させる。
*広がり性:本発明において製造したソルダーの広がり性を図4に示した。大略的に0.03gのフラックス(flux)と約0.3gの試料ソルダー合金を銅薄板の中央に置く。そして、銅薄板は300℃で保持される溶融ソルダー槽(bath)に置く。試料ソルダーは、直ぐに溶融し始め、30秒後に銅薄板をソルダー槽から取り出し、常温で冷やして広がり率を測定する。
*広がり率(spreading ratio)は、ナノ粉末が添加されないSn−3.0wt% Ag−0.5wt% Cuは77.77%で、Laが添加された場合、13%増加して88.19%を示し、SiCが添加された場合、1%増加して78.7%を示す。そして、Cu−CNTが添加された場合、76.38%程度となる。
そして、Sn−0.7Cu合金の広がり率は71%、Laが添加された場合、広がり率は73%で、SiCが添加された場合、74%である。Cu−CNTがSn−0.7Cu合金に添加された場合、75%を示す。
Sn−3.5Ag合金の広がり率は72%、Laが添加された場合、広がり率は74%を示し、SiCを添加した場合は74%、Cu−CNTを添加した場合は75%の広がり率を示す。
*濡れ性: Sn−3.0wt% Ag−0.5wt% Cuに、0.01〜1.0Wt%のLaを添加した場合(好ましくは、0.05wt%のLa)、純粋なSn−3.0wt% Ag−0.5wt% Cuソルダーと比較して遥かに低いzero cross timeで最上の濡れ性を有する。両合金の濡れ特性の比較は、図6に示した。
ここで、図6は、Sn−3.0wt% Ag−0.5wt% CuとLa,SiC,Cu−CNT,ZrOが添加されたSn−3.0wt% Ag−0.5wt% Cuの硬度測定を示すグラフである。
濡れ性のテストは、どのソルダーが与えられた時間内に基板やPCBにより強い結合で濡れることができるかについての情報を提供する。この濡れ性に対する重要な変数(parameter)は、ゼロ時間(zero force time)T0である。ナノ粉末が添加されないSn−3.0wt% Ag−0.5wt% Cuのゼロ時間は1.08秒、Laが添加された場合0.285秒、SiCが添加された場合0.25秒、Cu−CNTが添加された場合は0.78秒に向上した。
*硬度:ナノ粉末が添加されないSn−3.0wt% Ag−0.5wt% Cuの硬度は11.49 VHNで、Sn−3.0wt% Ag−0.5wt% CuにLaを添加した場合の硬度値は12.05VHNで、SiCを添加した場合の硬度値は12.01VHN、Cu−CNTを添加した場合の硬度値は11.86VHN、ZrOを添加した場合は13.3VHNに増加されたことを図6を通じて分かる。堅くて微細に分散されたAgSn相は、ナノ粉末が添加されないSn−3.0wt% Ag−0.5wt% Cuで示される、広く形成されたAgSnよりもっと効果的に圧力に抵抗して硬度が増加する。
本発明は、はんだ付け材として用いられる。具体的には、ソルダーペースト(paste)、ソルダーボール、ソルダー棒(bar)、ソルダーワイヤ等と、これを活用した電子製品のはんだ付けに用いられる。現代電子機器の高集積、低電力又は携帯性、大きさ、作動電圧等の要求に応じる需要を満たせるために小型化している。一つの深刻なイッシュは、電子機器のソルダーリング部の濡れ性、広がり性とそれらの強度である。これを改善するために向上した濡れ性と微細化されたAgSn化合物かるなるソルダーに対する要求が増加しているが、本開発ソルダーは、このような短所を改善するに用いられる。
図7には、本発明に係る無鉛ソルダー合金の製造方法がブロック図で示している。
本発明に係る無鉛ソルダー合金の製造方法は、ソルダー粉末混合ステップ(S100)、混合ソルダー粉末溶融ステップ(S110)及び添加剤の添加ステップ(S120)を含む。
ソルダー粉末混合ステップ(S100)は、Sn−Cu、Sn−Ag及びSn−Cu−Ag系の少なくとも何れか一つのソルダー粉末を混合するステップである。
添加剤の添加ステップ(S120)は、ソルダー粉末に添加剤を添加するステップであって、前記添加剤は、La、SiC、Cu coated CNT(Cu−CNT)及びZrOの少なくとも何れか一つのセラミックス粉末であることを特徴とし、前記セラミックス粉末の含量は、Laが0.01〜1.0wt%,SiCは0.01〜1.0wt%、Cu−CNTは0.005〜1.0wt%である。
図8には、本発明に係る無鉛ソルダー合金組成物を用いた無鉛ソルダーペーストを製造する方法がブロック図で示している。
本発明に無鉛ソルダー合金組成物を用いた無鉛ソルダーペーストを製造する方法は、粉末混合ステップ(S200)と、フラックスと粉末の混合ステップ(S210)と、混合されたソルダー溶解ステップ(S220)及び実験特性分析ステップ(S230)とを含む。
粉末混合ステップ(S200)は、ボールミル(ball mill)で粉末を混合するステップで、SAC(類型4,20〜38μmサイズ)、La(30nm)、混合条件(200rpm,1時間)で遂行する。
フラックスと粉末の混合ステップ(S210)は、適切な比率でフラックスと粉末を混合するステップで、ソルダーとフラックス混合比率を9:1で混合する。
混合されたソルダー溶解ステップS220は、混合されたソルダーを溶解するステップで、500℃の温度で30分間持続し、昇温速度は5℃/分で冷却する。
実験特性分析ステップ(S230)は、AgSn,CuSnの微細結晶粒構造(S232)、広がり性(S234)、濡れ性測定(S236)及び微小硬度(S238)測定を含む。
以上のように、本発明は、たとえ限定された実施形態と図面に基づいて説明されたが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明が属する分野で通常の知識を持つ者であれば、このような記載に基づいて様々な修正及び変形が可能である。
このため、本発明の範囲は、説明された実施形態に限定されて定められてはならず、後述する特許請求の範囲だけでなく、この特許請求の範囲と均等なものに定められなければならない。
本発明は、無鉛ソルダー合金組成物及び無鉛ソルダー合金の製造方法に関し、本発明の無鉛ソルダー合金組成物は、無鉛ソルダーSn−(0.1〜2)wt%Cu、Sn−(0.5〜5)wt%Ag、Sn−(0.1〜2)wt%Cu−(0.5〜5)wt%Agにセラミックス粉末が添加される。
本発明によれば、従来の無鉛ソルダー(lead−free solder)に対する代替品として作用する新たな無鉛ソルダー合金組成を提供するので、広がり性、濡れ性、そして機械的な性質で従来のソルダーより優れた効果がある。

Claims (7)

  1. 無鉛ソルダーSn−(0.1〜2)wt%Cu、Sn−(0.5〜5)wt%Ag、又はSn−(0.1〜2)wt%Cu−(0.5〜5)wt%Agにセラミックス粉末が添加された無鉛ソルダー合金組成物。
  2. 前記セラミックス粉末に添加する添加剤は、La、SiC、Cu coated CNT(Cu−CNT)及びZrOの少なくとも何れか一つを含む請求項1に記載の無鉛ソルダー合金組成物。
  3. 前記セラミックス粉末の含量は、Laが0.01〜1.0wt%、SiCは0.01〜1.0wt%、Cu−CNTは0.005〜1.0wt%である請求項2に記載の無鉛ソルダー合金組成物。
  4. 前記セラミックス粉末の大きさは、10μm以下である請求項1に記載の無鉛ソルダー合金組成物。
  5. Sn−Cu,Sn−Ag及びSn−Cu−Ag系の少なくとも何れか一つのソルダー粉末を混合するステップと、
    前記混合ソルダー粉末を溶融させるステップと、
    前記溶融されたソルダー粉末に添加剤を添加するステップと、を含む無鉛ソルダー合金の製造方法。
  6. 前記添加剤の添加ステップを遂行する時、前記添加剤は、La、SiC、Cu coated CNT(Cu−CNT)及びZrOの少なくとも何れか一つのセラミックス粉末である請求項1に記載の無鉛ソルダー合金の製造方法。
  7. 前記添加剤の添加ステップを遂行する時、前記セラミック粉末の含量は、Laが0.01〜1.0wt%、SiCは0.01〜1.0wt%、Cu−CNTは0.005〜1.0wt%である請求項6に記載の無鉛ソルダー合金の製造方法。
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