JP5304514B2 - 鉛フリーはんだ材料及び電子部品実装構造並びに鉛フリーはんだ材料の製造方法 - Google Patents

鉛フリーはんだ材料及び電子部品実装構造並びに鉛フリーはんだ材料の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、鉛フリーはんだ材料及びそれを用いた電子部品実装構造並びに鉛フリーはんだ材料の製造方法に関する。
現在、環境への配慮から、回路基板等の実装に使用されるはんだは、従来の鉛(Pb)と錫(Sn)とを含むはんだ(Pb−Sn系はんだ)から鉛(Pb)を含まない鉛フリーはんだへ移行しつつある。しかし、鉛フリーはんだは、鉛(Pb)が有する応力吸収・応力緩和効果が得られないため、耐久性においてPb−Sn系はんだに劣ることがある。
又、鉛フリーはんだに移行する以前は、Pb−Sn系はんだによって半導体素子と回路基板等が接合され、その際の接合温度(リフローピーク温度)は約230℃であった。これに対して、鉛フリーはんだを用いる際の接合温度は約260℃にまで上昇し、これに伴い環境に対する負荷(装置出力・プロセス時間)が増加している。
このような現状に鑑みて、例えば平均直径0.01μm〜5μmでアスペクト比1.0〜10の金属ファイバーやセラミックファイバーを添加・分散させた鉛フリーはんだ材料が開示されている。開示の鉛フリーはんだ材料によれば、一般的に靭性が低く亀裂が発生しやすい高融点鉛フリーはんだによる接合部において発生した亀裂の進展を抑制でき、接合構造の耐久性が向上する効果が得られる。
特開2008−36691号公報
しかしながら、開示の鉛フリーはんだ材料は、環境に対する負荷の増加に対しては十分に考慮されていない。
そこで、環境に対する負荷を低減することが可能な鉛フリーはんだ材料及びそれを用いた電子部品実装構造並びに鉛フリーはんだ材料の製造方法を提供することを課題とする。
はんだ中に球状のセラミックス添加され、前記セラミックスは、ガラス粉末及びフィラー粉末を含み、前記ガラス粉末の配合割合は、前記セラミックス全量に対して80vol%以上であり、前記フィラー粉末はジルコニアである鉛フリーはんだ材料であることを要件とする。
開示の技術によれば、環境に対する負荷を低減することが可能な鉛フリーはんだ材料及びそれを用いた電子部品実装構造並びに鉛フリーはんだ材料の製造方法を提供することができる。
本実施の形態に係る鉛フリーはんだ材料を用いた半導体装置を模式的に例示する断面図である。 球状の一例を説明するための図である。 球状のセラミックスの作製方法を示すフローチャートの例である。 球状のセラミックスの作製方法を示すフローチャートの他の例である。 比較例1で設定したリフロー炉の温度プロファイルを例示する図である。 実施例1で設定したリフロー炉の温度プロファイルを例示する図である。 実施例2で設定したリフロー炉の温度プロファイルを例示する図である。 はんだ中へのセラミックスの添加量と環境に対する負荷との関係を示す表である。 はんだ中へのセラミックスの添加量と年間消費電力削減量との関係を示すグラフである。 はんだ中へのセラミックスの添加量と接合強度との関係を示す表である。 はんだ中へのセラミックスの添加量と接合強度との関係を示すグラフである。
以下、図面を参照して、実施の形態の説明を行う。
まず、本実施の形態に係る鉛フリーはんだ材料を用いた半導体装置(電子部品実装構造)について説明する。図1は、本実施の形態に係る鉛フリーはんだ材料を用いた半導体装置を模式的に例示する断面図である。図1を参照するに、半導体装置30は、半導体素子10と、回路基板20と、接合電極35とを有する。半導体装置30において、半導体素子10と回路基板20とは、接合電極35を介して電気的に接続されている。なお、半導体装置30において、半導体素子10と回路基板20との間に、アンダーフィルが充填されていても構わない。
半導体素子10は、素子本体11と、パッシベーション膜12と、ボンディングパッド13と、バリアメタル14とを有する。素子本体11は、例えばシリコンからなる薄板化された半導体基板(図示せず)上に半導体集積回路(図示せず)等が形成されたものである。
パッシベーション膜12は、素子本体11の一方の面に形成されたボンディングパッド13を覆うように設けられている。パッシベーション膜12は、開口部12xを有し、開口部12x内にはボンディングパッド13の一部が露出している。ボンディングパッド13は、素子本体11の半導体集積回路(図示せず)等と電気的に接続されている。パッシベーション膜12の材料としては、例えばシリコン窒化物等を用いることができる。ボンディングパッド13の材料としては、例えばAl等を用いることができる。バリアメタル14は、開口部12x内に露出するボンディングパッド13上に形成されている。バリアメタル14の材料としては、例えばNi等を用いることができる。
回路基板20は、基板本体21と、ソルダーレジスト膜22と、電極23と、めっき膜24とを有する。基板本体21は、絶縁層、ビア、配線層等(図示せず)を有する構造体である。基板本体21は、例えばシリコン、セラミックス、有機系の絶縁樹脂(エポキシ系樹脂やポリイミド系樹脂等)等を主成分とする材料を用いることができる。なお、本実施の形態では、基板本体21が有機系の絶縁樹脂である場合を例にして、以下の説明を行う。
ソルダーレジスト膜22は、基板本体21の一方の面に形成された電極23を覆うように設けられている。ソルダーレジスト膜22は、開口部22xを有し、開口部22x内には電極23の一部が露出している。電極23は、基板本体21の配線層(図示せず)等と電気的に接続されている。ソルダーレジスト膜22の材料としては、例えば感光性樹脂組成物等を用いることができる。電極23の材料としては、例えばCu等を用いることができる。めっき膜24は、開口部22x内に露出する電極23上に形成されている。めっき膜24としては、例えばNi膜とAu膜とを積層したNi/Au膜等を用いることができる。
接合電極35は、一方の面が回路基板20のめっき膜24上に形成され、他方の面が半導体素子10のバリアメタル14上に形成されている。すなわち、接合電極35は、めっき膜24とバリアメタル14とを電気的に接続している。接合電極35は、はんだ31中にセラッミクス32を所定量添加した構造を有する。セラッミクス32の配合割合は、接合電極35全量に対して、例えば10〜50vol%とすることができる。
はんだ31の材料は、Snを含む材料(Pbフリー)であれば特に限定はされないが、一例として、Sn−3.0Ag−0.5Cu等のSn−Ag−Cu系のはんだ材料を挙げることができる。
セラッミクス32としては、ガラス粉末とフィラー粉末とを含む材料を用いることができる。ガラス粉末の配合割合は、セラッミクス32全量に対して、例えば80vol%以上とすることができる。
ガラス粉末の組成の一例を挙げれば、ZnO:40〜60vol%、B:15〜35vol%、SiO:5〜20vol%、MgO:4〜20vol%、P:0.2〜8vol%である。フィラー粉末の一例を挙げれば、アルミナ(Al)、ジルコニア(ZrO)、ジルコン(ZrO・SiO)、ステアタイト(MgO・SiO)、フォルステライト(2MgO・SiO)である。
はんだ31中に添加されるセラミックス32は、球状であることが好ましい。セラミックス32が球状であると、例えばセラミックス32が円柱状等である場合に比べて表面積が増えるため、高温に晒されたセラミックス32の温度保持特性(蓄熱作用)が向上するからである。セラミックス32の温度保持特性(蓄熱作用)が向上すると、後述するように、リフロー炉を用いて半導体素子10と回路基板20とを接合する際の、リフロー炉の消費電力を削減することが可能となり、環境に対する負荷(CO排出量等)を低減することができる。なお、球状とは、必ずしも真球状である必要はなく、真球状に近い形状も含む。真球状に近い形状の一例としては、例えば図2に示すような、多面体において隣接する頂点が円弧状又は直線状に接続された形状等が挙げられる。
セラッミクス32の平均粒径は、約1μm以上約100μm以下とすることが好ましい。セラッミクス32の平均粒径が約1μmよりも小さいと後述する蓄熱作用が発揮され難いからである。又、セラッミクス32の平均粒径が約100μmよりも大きいと好ましくない理由は以下のとおりである。すなわち、市場に流通するはんだボールの最小径が約100μmであるため、セラッミクス32の平均粒径はそれ以下(約100μm以下)としなければいけないからである。
又、後述する球状のセラッミクス32の作製方法は、微粉末の集合体を形成する方法であり、微粒子集合体の径が大きくなるに従って空孔が含有される割合が増える。空孔が含有された微粒子集合体を焼成した場合、出来上がった焼結体であるセラミックス32が脆くなる上、セラミックス32の温度保持特性(蓄熱作用)が大幅に低下する。そのため、セラッミクス32の平均粒径を約100μm以下として、空孔が含有される割合を抑制しなければいけないからである。
なお、ガラス粉末、フィラー粉末に成形助剤を混ぜた状態でバルクを形成・焼成し、これをメカニカルに砕いて徐々に粒子形状を球に近づける方法を用いれば、セラッミクス32の平均粒径を約100μmよりも大きくできる可能性がある。しかしながら、この方法は製造工程が多くなる上(プロセス時間が長時間化する)、一度焼成したセラミックスを粉砕して粒子形状を整えるためには、別途、より硬いセラミックスを用いる必要があり、不純物混入の虞が高まるため、好ましい方法ではない。
本実施の形態に係る鉛フリーはんだ材料を用いた半導体装置30は、リフロー炉を用いた加熱プロセス・冷却プロセスにより、接合電極35を溶融させて半導体素子10と回路基板20とを接合し、製造することができる。
一般に、リフロー炉を用いた冷却プロセスにおいて、急激に温度を下げると、はんだが急激に収縮するため、はんだと半導体素子及び回路基板との界面が剥がれる虞がある。従って、リフロー炉を用いた冷却プロセスでは、はんだの温度を急激に下げず徐々に下げるよう、リフロー炉の温度プロファイルを設定している。
ところで、接合電極35は、はんだ31中に球状のセラミックス32を所定量添加した鉛フリーはんだである。又、球状のセラミックス32は、リフロー炉を用いた加熱プロセスにおいて熱を蓄積するが、その温度保持特性(蓄熱作用)は、円柱状のセラミックス等よりも大きい。そのため、リフロー炉を用いた冷却プロセスにおいて、球状のセラミックス32の周囲に存在するはんだ31は、球状のセラミックス32の蓄熱作用により温め続けられる。すなわち、リフロー炉を用いた冷却プロセスにおいて、リフロー炉の温度を従来より低く設定しても、球状のセラミックス32の蓄熱作用により、はんだ31の温度は急激には下がらず、従来と同様にはんだ31の温度は徐々に下がる。
このように、はんだ31中に球状のセラミックス32を所定量添加した鉛フリーはんだ(接合電極35)を用いることにより、リフロー炉を用いた冷却プロセスにおいて、リフロー炉の温度を従来より低く設定することできる。その結果、リフロー炉を用いた冷却プロセスを短縮化すること(リフロー炉の消費電力を削減すること)が可能となり、環境に対する負荷(CO排出量等)を低減することができる。
次に、セラッミクス32(球状のセラミックス)の作製方法について説明する。図3は、球状のセラミックスの作製方法を示すフローチャートの例である。図3を参照するに、まず、原料混合・粉砕を行う(S101)。具体的には、アルミナ(Al)やジルコニア(ZrO)等のセラミックス製メディア(ボール)を入れた合成樹脂製容器にガラス粉末、フィラー粉末を秤量して有機溶媒とともに混合し、ボールミル装置を使って湿式粉砕することにより粉末の形状を整える。
次に、乾燥・整粒を行う(S102)。具体的には、ガラス粉末、フィラー粉末からなるスラリーの有機溶媒を乾燥させ、乾燥後の粉末を篩掛けして(有機溶媒乾燥後、粉末同士がくっついて見かけの粉末形状が大きくなるため)粉末形状を整える。
次に、球状に成形を行う(S103)。具体的には、ガラス粉末、フィラー粉末からなる原料粉に流動運動を与えながら成形助剤(バインダー)を散布し、雪だるまを作るときのように原料粉が転がりながら球状に成形される現象を利用して所望の大きさに粒子形状を調整する。なお、例えばパウレック製転動流動コーティング装置「マルチプレックス」を用いることにより、原料粉に流動運動を与えることができる。
次に、焼成を行う(S104)。具体的には、ガラス粉末、フィラー粉末、バインダーからなる成形体を大気圧、約1200〜約1600℃の雰囲気で焼成することにより、所望の大きさの球状の焼結体(ボール)が得られる。なお、例えば東海高熱工業製落下式急速焼成炉「タワーキルン」を用いることにより、成形体を焼成することができる。このようにして、球状のセラミックスを作製することができる。
セラッミクス32(球状のセラミックス)は以下のような方法で作製しても構わない。図4は、球状のセラミックスの作製方法を示すフローチャートの他の例である。図4を参照するに、まず、原料混合・粉砕を行う(S201)。具体的には、アルミナ(Al)やジルコニア(ZrO)等のセラミックス製メディア(ボール)を入れた合成樹脂製容器にガラス粉末、フィラー粉末、成形助剤(バインダー)を秤量して有機溶媒とともに混合し、ボールミル装置を使って湿式粉砕することにより粉末の形状を整え、スラリーを作製する。
次に、スラリーを乾燥させ球状に成形する(S202)。具体的には、ステップ201で作製したガラス粉末、フィラー粉末、成形助剤からなるスラリーをスプレードライヤーに供給し、約70〜約140℃程度に加熱した窒素とともに霧状に噴射することにより、スラリー中の粒子が窒素による加熱下で結合して、顆粒状粒子が成形される。
次に、焼成を行う(S203)。具体的には、ガラス粉末、フィラー粉末、バインダーからなる成形体を大気圧、約1200〜約1600℃の雰囲気で焼成することにより、所望の大きさの球状の焼結体(ボール)が得られる。なお、例えば東海高熱工業製落下式急速焼成炉「タワーキルン」を用いることにより、成形体を焼成することができる。このようにして、球状のセラミックスを作製することができる。なお、セラッミクス32(球状のセラミックス)は、上記方法ではなく、公知のアルコキシド法、液中加水分解法等によって作製しても構わない。
接合電極35(鉛フリーはんだ材料のはんだボール)は、球状のセラッミクス32を、はんだ31中に添加・調合し、はんだ31の融点以上(液相線温度)セラミックス32の融点以下の温度で溶融した後に冷却することにより作製できる。例えば、はんだ31としてSn−Ag−Cu系のはんだ材料を用いた場合の融点は約220℃である。又、セラッミクスの融点は一般に約600℃以上である。従って、この場合には、セラッミクス32を、はんだ31中に添加・調合し、例えば260℃の温度で溶融した後に冷却することにより、接合電極35(鉛フリーはんだ材料のはんだボール)を作製できる。
このように、本実施の形態では、半導体素子と回路基板とが接合電極を介して電気的に接続されている半導体装置において、接合電極に球状のセラミックスを添加した鉛フリーはんだを用いる。そのため、リフロー炉を用いた冷却プロセスにおいて、球状のセラミックスの周囲に存在するはんだは、球状のセラミックスの蓄熱作用により温め続けられる。すなわち、リフロー炉を用いた冷却プロセスにおいて、リフロー炉の温度を従来より低く設定しても、球状のセラミックスの蓄熱作用により、はんだの温度は急激には下がらず、従来と同様にはんだの温度は徐々に下がる。その結果、リフロー炉を用いた冷却プロセスを短縮化すること(リフロー炉の消費電力を削減すること)が可能となり、環境に対する負荷(CO排出量等)を低減することができる。
なお、はんだ中に球状のセラミックスを添加した鉛フリーはんだ材料を介して回路基板と接合される電子部品は、半導体素子には限定されない。例えば抵抗やコンデンサを含む受動部品、トランジスタやICを含む半導体素子等を含む様々な電子部品が、はんだ中に球状のセラミックスを添加した鉛フリーはんだ材料を介して回路基板の片面又は両面上に接合された電子部品実装構造を実現することができる。又、2個以上の部品が、はんだ中に球状のセラミックスを添加した鉛フリーはんだ材料を介して、相互に接合された部品接合構造を実現することができる。部品の一例を挙げれば、上述の電子部品、線材、放熱等に利用される金属板等である。
以下、比較例及び実施例を参照しながら、接合電極に球状のセラミックスを添加した鉛フリーはんだを用いることにより、環境に対する負荷を低減することが可能であることを示す。
〈比較例1〉
比較例1では、図1において、接合電極35(はんだ31中にセラッミクス32を所定量添加した構造)に代えて、接合電極35X(セラミックス32を添加せず、はんだ31のみからなる構造)を用いて、半導体素子10と回路基板20とを接合した例を示す。
始めに、はんだ31の材料としてSn−3.0Ag−0.5Cuを用い、セラミックス32を添加しない粒径600μmのはんだボール(接合電極35X)を作製した。
次いで、作製したはんだボール(接合電極35X)を用い、図1に示す半導体素子10のバリアメタル14と回路基板20のめっき膜24とを接合した。具体的には、半導体素子10とはんだボール(接合電極35X)と回路基板20とをチップボンダーで仮接合した後、リフロー炉(ピーク温度設定:260℃)に投入した。
図5は、比較例1で設定したリフロー炉の温度プロファイルを例示する図である。図5に示すように、リフロー炉は加熱ゾーン9箇所、冷却ゾーン3箇所から構成される。装置入口からピーク温度領域付近までが約6分で、ピーク温度領域から装置出口までの時間が約3分となるよう温度プロファイルを設定し、半導体素子10のバリアメタル14と回路基板20のめっき膜24とをはんだボール(接合電極35X)を溶融させて接合した。
このときの冷却速度は約1℃/秒となった。又、半導体素子10と回路基板20とを接合する際のリフロー炉の消費電力は13kWとなり、1日8時間の使用を1年間続けた場合の年間消費電力は37,960kWhで、CO排出量は14,728kgと算出された。
又、半導体素子10のバリアメタル14と回路基板20のめっき膜24とを接合したはんだボール(接合電極35X)の接合強度を評価したところ、接合強度は平均で2.31kgとなることがわかった。
〈実施例1〉
実施例1では、図1において、接合電極35として、はんだ31に球状のセラミックス32を10vol%添加したはんだボールを用いて、半導体素子10と回路基板20とを接合した例を示す。
始めに、図3の方法により、平均粒径5μmの球状のセラッミクス32を作製した(球状のセラッミクス32は、図4の方法等により作製しても構わない)。球状のセラミックス32の組成は、ガラス粉末を85vol%(ZnO:40vol%、B:25vol%、SiO:7vol%、MgO:16vol%、P:7vol%)、フィラー粉末(ZrO)を15vol%とした。
次いで、球状のセラッミクス32をはんだ31に添加し、はんだ31を90vol%、球状のセラミックス32を10vol%含む鉛フリーはんだを作製した。なお、はんだ31の材料としては、Sn−3.0Ag−0.5Cuを用いた。球状のセラミックス32のはんだ31中への添加は、自転・公転攪拌混合機を用いて行った。
次いで、球状のセラミックス32を添加したはんだ31をSUS製ディンプルプレートに印刷充填し、窒素雰囲気で260℃に加熱して、粒径600μmのはんだボール(接合電極35)を作製した。
次いで、作製したはんだボール(接合電極35)を用い、図1に示す半導体素子10のバリアメタル14と回路基板20のめっき膜24とを接合した。具体的には、半導体素子10とはんだボール(接合電極35)と回路基板20とをチップボンダーで仮接合した後、リフロー炉(ピーク温度設定:260℃)に投入した。
図6は、実施例1で設定したリフロー炉の温度プロファイルを例示する図である。図6に示すように、リフロー炉は加熱ゾーン9箇所、冷却ゾーン3箇所から構成される。装置入口からピーク温度領域付近までが約6分で、ピーク温度領域から装置出口までの時間が約2分となるよう温度プロファイルを設定し、半導体素子10のバリアメタル14と回路基板20のめっき膜24とをはんだボール(接合電極35)を溶融させて接合した。
このときの冷却速度は約1.5℃/秒となった。すなわち、はんだ31に球状のセラミックス32を10vol%添加したことにより、ピーク温度領域で高温に晒された球状のセラミックス32の蓄熱作用によりはんだ31が温め続けられるため、冷却速度を比較例1より速くすることが可能となった。冷却速度を比較例1より速くしても、球状のセラミックス32の蓄熱作用によりはんだ31が温め続けられるため、はんだ31の温度が急激に下がることはなく、はんだ31の温度を比較例1と同等の早さで徐々に下げることができる。
又、冷却速度が速くなった結果、半導体素子10と回路基板20とを接合する際のリフロー炉の消費電力は12.5kWに下がり(比較例1では13.0kW)、1日8時間の使用を1年間続けた場合の年間消費電力は36,500kWhに下がった(比較例1では37,960kWh)。すなわち、実施例1では、比較例1を基準としたときの年間消費電力削減量を1,460kWhとすることができた。
又、実施例1のCO排出量は14,162kgに下がった(比較例1では14,728kg)。すなわち、実施例1では、比較例1を基準としたときのCO排出削減量を566kgとすることができた。
又、半導体素子10のバリアメタル14と回路基板20のめっき膜24とを接合したはんだボール(接合電極35)の接合強度を評価したところ、接合強度は平均で2.12kgとなり、比較例1の2.31kgよりは低下するものの、実用上問題のない範囲であることがわかった。
更に、半導体素子10のバリアメタル14と回路基板20のめっき膜24とを接合したはんだボール(接合電極35)の断面をSEMで確認したところ、はんだボール(接合電極35)とバリアメタル14との界面、及びはんだボール(接合電極35)とめっき膜24との界面においてクラック等の発生は確認されなかった。
〈実施例2〉
実施例2では、図1において、接合電極35として、はんだ31に球状のセラミックス32を40vol%添加したはんだボールを用いて、半導体素子10と回路基板20とを接合した例を示す。
始めに、実施例1で作製した球状のセラッミクス32をはんだ31に添加し、はんだ31を60vol%、球状のセラミックス32を40vol%含む鉛フリーはんだを作製した。なお、はんだ31の材料としては、Sn−3.0Ag−0.5Cuを用いた。球状のセラミックス32のはんだ31中への添加は、自転・公転攪拌混合機を用いて行った。
次いで、球状のセラミックス32を添加したはんだ31をSUS製ディンプルプレートに印刷充填し、窒素雰囲気で260℃に加熱して、粒径600μmのはんだボール(接合電極35)を作製した。
次いで、作製したはんだボール(接合電極35)を用い、図1に示す半導体素子10のバリアメタル14と回路基板20のめっき膜24とを接合した。具体的には、半導体素子10とはんだボール(接合電極35)と回路基板20とをチップボンダーで仮接合した後、リフロー炉(ピーク温度設定:260℃)に投入した。
図7は、実施例2で設定したリフロー炉の温度プロファイルを例示する図である。図7に示すように、リフロー炉は加熱ゾーン9箇所、冷却ゾーン1箇所から構成される。装置入口からピーク温度領域付近までが約6分で、ピーク温度領域から装置出口までの時間が約30秒となるよう温度プロファイルを設定し、半導体素子10のバリアメタル14と回路基板20のめっき膜24とをはんだボール(接合電極35)を溶融させて接合した。
このときの冷却速度は約5℃/秒となった。すなわち、はんだ31に球状のセラミックス32を40vol%添加したことにより、ピーク温度領域で高温に晒された球状のセラミックス32の蓄熱作用によりはんだ31が温め続けられるため、冷却速度を比較例1より速くすることが可能となった。冷却速度を比較例1より速くしても、球状のセラミックス32の蓄熱作用によりはんだ31が温め続けられるため、はんだ31の温度が急激に下がることはなく、はんだ31の温度を比較例1と同等の早さで徐々に下げることができる。
又、実施例2は実施例1よりも球状のセラミックス32の添加量が多いため、冷却速度を実施例1よりも更に速くすることが可能となった。すなわち、冷却速度を実施例1より速くしても、球状のセラミックス32の添加量を10vol%から40vol%に増やしたことにより蓄熱作用が向上したため、はんだ31の温度が急激に下がることはなく、はんだ31の温度を比較例1及び実施例1と同等の早さで徐々に下げることができる。このように、球状のセラミックス32の添加量が多いほど、冷却速度を速くできることが確認された。
又、冷却速度が速くなった結果、半導体素子10と回路基板20とを接合する際のリフロー炉の消費電力は、冷却ゾーンを比較例1の3箇所から1箇所に削減できるため10kWに下がり(比較例1では13.0kW)、1日8時間の使用を1年間続けた場合の年間消費電力は29,200kWhに下がった(比較例1では37,960kWh)。すなわち、実施例2では、比較例1を基準としたときの年間消費電力削減量を8,760kWhとすることができた。
又、実施例2のCO排出量は11,330kgに下がった(比較例1では14,728kg)。すなわち、実施例2では、比較例1を基準としたときのCO排出削減量を3,399kgとすることができた。
又、半導体素子10のバリアメタル14と回路基板20のめっき膜24とを接合したはんだボール(接合電極35)の接合強度を評価したところ、接合強度は平均で1.85kgとなり、比較例1の2.31kgよりは低下するものの、実用上問題のない範囲であることがわかった。
更に、半導体素子10のバリアメタル14と回路基板20のめっき膜24とを接合したはんだボール(接合電極35)の断面をSEMで確認したところ、はんだボール(接合電極35)とバリアメタル14との界面、及びはんだボール(接合電極35)とめっき膜24との界面においてクラック等の発生は確認されなかった。
〈実施例3〜5〉
実施例3では、図1において、接合電極35として、はんだ31に球状のセラミックス32を20vol%添加したはんだボールを用いて、実施例1及び2と同様な確認を行った。
又、実施例4では、図1において、接合電極35として、はんだ31に球状のセラミックス32を30vol%添加したはんだボールを用いて、実施例1及び2と同様な確認を行った。
更に、実施例5では、図1において、接合電極35として、はんだ31に球状のセラミックス32を50vol%添加したはんだボールを用いて、実施例1及び2と同様な確認を行った。
実施例3〜5の結果を、比較例1並びに実施例1及び2の結果と合わせて、図8〜図11にまとめた。なお、図8は、はんだ中へのセラミックスの添加量と環境に対する負荷との関係を示す表、図9は、はんだ中へのセラミックスの添加量と年間消費電力削減量との関係を示すグラフ(図8の表中のデータに基づいてプロットしたもの)、図10及び図11は、はんだ中へのセラミックスの添加量と接合強度との関係を示す表及びグラフである。なお、図8において、原単位とは1kWhの電気を発電する時に排出されるCOの量である。
図8及び図9を参照するに、半導体素子10と回路基板20とを接合する際のリフロー炉の消費電力(年間消費電力)は、はんだ31中への球状のセラミックス32の添加量を増やすほど減少することが確認された。すなわち、リフロー炉の年間消費電力削減量は、はんだ31中への球状のセラミックス32の添加量を増やすほど増加し、はんだ31中への球状のセラミックス32の添加はリフロー炉の年間消費電力削減に大きく寄与することができる。
又、リフロー炉の年間消費電力が削減されたことにともない、CO排出量が減少し、CO排出削減量が増加する。すなわち、CO排出削減量は、はんだ31中への球状のセラミックス32の添加量を増やすほど増加し、はんだ31中への球状のセラミックス32の添加はリフロー炉のCO排出量削減に大きく寄与することができる。
又、図10及び図11を参照するに、半導体素子10のバリアメタル14と回路基板20のめっき膜24とを接合したはんだボール(接合電極35)の接合強度(平均値)は、はんだ31中への球状のセラミックス32の添加量を増やすほど減少することが確認された。しかしながら、接合強度(平均値)の減少量は小さく、はんだ31へ50vol%の球状のセラミックス32を添加した場合にも、1.70kgの接合強度(平均値)が確保されている。1.70kgの接合強度(平均値)は、実用上十分な接合強度である。すなわち、接合強度(平均値)は、はんだ31中への球状のセラミックス32の添加量を増やすほど減少するが、はんだ31中への球状のセラミックス32の添加量が50vol%以下であれば、実用上十分な接合強度(平均値)が確保できる。
このように、半導体素子と回路基板とを接合する際に、所定量の球状のセラミックスを添加した鉛フリーはんだを用いることにより、ピーク温度領域で高温に晒された球状のセラミックスの蓄熱作用によりはんだが温め続けられる。その結果、球状のセラミックスを添加していないはんだを用いる場合に比べて、半導体素子と回路基板との接合時の冷却プロセスの短縮化(リフロー炉の消費電力の削減)が可能となり、環境に対する負荷(CO排出量等)を低減することができる。
なお、はんだ中への球状のセラミックスの添加量は、約10vol%以上約50vol%以下であることが好ましい。はんだ中への球状のセラミックスの添加量が10vol%よりも少ないと、環境に対する負荷(CO排出量等)を低減する効果が十分に得られないためである。又、はんだ中への球状のセラミックスの添加量が50vol%よりも大きいと、実用上十分な接合強度(平均値)が確保できないためである。
以上、好ましい実施の形態及び実施例について詳説したが、上述した実施の形態及び実施例に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態及び実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
以上の実施の形態及び実施例1〜5を含む実施の形態及び実施例に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
はんだ中に球状のセラミックスを添加した鉛フリーはんだ材料。
(付記2)
前記セラミックスの配合割合は、全量に対して10vol%以上50vol%以下である付記1記載の鉛フリーはんだ材料。
(付記3)
前記セラミックスは、平均粒径1μm以上100μm以下である付記1又は2記載の鉛フリーはんだ材料。
(付記4)
前記はんだは、Sn−Ag−Cu系である付記1乃至3の何れか一に記載の鉛フリーはんだ材料。
(付記5)
前記セラミックスは、ガラス粉末及びフィラー粉末を含む付記1乃至4の何れか一に記載の鉛フリーはんだ材料。
(付記6)
1個以上の電子部品が、付記1乃至5の何れか一に記載の鉛フリーはんだ材料を介して、回路基板の片面又は両面上に接合された電子部品実装構造。
(付記7)
2個以上の部品が、付記1乃至5の何れか一に記載の鉛フリーはんだ材料を介して、相互に接合された部品接合構造。
(付記8)
はんだ中に球状のセラミックスを添加・調合する工程と、
前記セラミックスを添加・調合した前記はんだを、前記はんだの融点以上(液相線温度)であり前記セラミックスの融点以下である温度で溶融した後に冷却する工程と、を有する鉛フリーはんだ材料の製造方法。
10 半導体素子
11 素子本体
12 パッシベーション膜
13 ボンディングパッド
14 バリアメタル
12x、22x 開口部
20 回路基板
21 基板本体
22 ソルダーレジスト膜
23 電極
24 めっき膜
30 半導体装置
31 はんだ
32 セラッミクス
35 接合電極

Claims (6)

  1. はんだ中に球状のセラミックス添加され、
    前記セラミックスは、ガラス粉末及びフィラー粉末を含み、
    前記ガラス粉末の配合割合は、前記セラミックス全量に対して80vol%以上であり、
    前記フィラー粉末はジルコニアである鉛フリーはんだ材料。
  2. 前記セラミックスの配合割合は、全量に対して10vol%以上50vol%以下である請求項1記載の鉛フリーはんだ材料。
  3. 前記セラミックスは、平均粒径1μm以上100μm以下である請求項1又は2記載の鉛フリーはんだ材料。
  4. 前記はんだは、Sn−Ag−Cu系である請求項1乃至3の何れか一項記載の鉛フリーはんだ材料。
  5. 1個以上の電子部品が、請求項1乃至4の何れか一項記載の鉛フリーはんだ材料を介して、回路基板の片面又は両面上に接合された電子部品実装構造。
  6. はんだ中に球状のセラミックスを添加・調合する工程と、
    前記セラミックスを添加・調合した前記はんだを、前記はんだの融点以上(液相線温度)であり前記セラミックスの融点以下である温度で溶融した後に冷却する工程と、を有し、
    前記セラミックスは、ガラス粉末及びフィラー粉末を含み、
    前記ガラス粉末の配合割合は、前記セラミックス全量に対して80vol%以上であり、
    前記フィラー粉末はジルコニアである鉛フリーはんだ材料の製造方法。
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