JP2017227867A - 電子写真感光体、電子写真感光体の製造方法、プロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の一態様は、電子写真感光体の感度を良好に保ったまま、電子写真感光体のゴースト現象による画像劣化を抑制し得る電子写真感光体、および、該電子写真感光体の製造方法を提供することに向けたものである。
また、本発明の他の態様は、高品位な電子写真画像の形成に資するプロセスカートリッジおよび電子写真画像形成装置を提供することに向けたものである。
該中間層が、
金属酸化物と、
一般式(1)で示される化合物、一般式(2)で示される化合物及び一般式(3)で示される化合物から選択される少なくとも1種の化合物と、
を含有する電子写真感光体が提供される。
該製造方法が、
金属酸化物と、一般式(1)で示される化合物、一般式(2)で示される化合物及び一般式(3)で示される化合物から選択される少なくとも1種の化合物と、を含有する中間層用塗布液の塗膜を該支持体上に形成する工程、および
該塗膜を乾燥させて該中間層を形成する工程を有する電子写真感光体の製造方法が提供される。
また、本発明のさらに他の態様は、前記電子写真感光体、帯電手段、露光手段、現像手段、および転写手段を有する電子写真画像形成装置が提供される。
また、前記一般式(3)で示される化合物は、アセナフテノン構造を有する。アセナフテノン構造は、五員環構造および五員環に結合している=O基に由来して、双極子モーメントが高い構造である。双極子モーメントが高い構造を有する化合物は、当該化合物中に電荷が滞留しにくい性質を有することが知られている。したがって、一般式(3)で示される化合物を中間層に用いることで、感光層から中間層への電子の流れがスムーズとなり、ゴーストの原因となる感光層中の電荷の滞留を抑制できる。
また、R7、R15、R17、R18、および、R24から選択される少なくとも1つが、ヒドロキシ基またはカルボキシ基であることが、金属酸化物への錯体形成の点からより好ましい。
また、一般式(1)中のR1〜R7、一般式(2)中のR8〜R16、または、一般式(3)中のR17〜R24が、それぞれ独立に水素原子、ヒドロキシ基、または、カルボキシ基であることが好ましい。
支持体としては、導電性を有するもの(導電性支持体)であることが好ましい。導電性の支持体としては、例えば、アルミニウム、ステンレス鋼、銅、鉄、ニッケル、金、亜鉛などの金属または合金が挙げられる。アルミニウムやアルミニウム合金製の支持体の場合は、ED(Extrusion Drawing)管、EI(Extrusion Ironing)管や、これらを切削、電解複合研磨(電解作用を有する電極と電解質溶液とによる電解および研磨作用を有する砥石による研磨)、湿式または乾式ホーニング処理したものを用いることもできる。また、金属支持体や、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリイミド樹脂などの樹脂支持体、ガラスなどの絶縁性支持体上に導電性の薄膜を形成したものも挙げられる。導電性の薄膜としては、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、クロム、銀、金などの金属薄膜、酸化インジウム、酸化スズ、酸化亜鉛、酸化インジウム−酸化スズ合金等の導電性材料の薄膜、銀ナノワイヤーを加えた導電性インクの薄膜が挙げられる。
支持体の表面には、電気的特性の改善やレーザー光の散乱による干渉縞の抑制を目的として、陽極酸化などの電気化学的な処理や、湿式ホーニング処理、ブラスト処理、切削処理、粗面化処理、またはアルマイト処理を施してもよい。
支持体と後述する中間層との間には、レーザー光の散乱による干渉縞の抑制や、支持体の傷の被覆などを目的として、導電層を設けてもよい。導電層は、導電性粒子と結着樹脂とを含むことが好ましい。
導電層は、支持体上に導電層用塗布液を塗布して塗膜を形成し、これを加熱乾燥(熱硬化)させることによって形成できる。導電層用塗布液は、例えば、導電性粒子を結着樹脂および溶剤とともに分散して得ることができる。
導電性粒子を溶剤中で分散させるための分散方法としては、例えば、ペイントシェーカー、サンドミル、ボールミル、液衝突型高速分散機を用いた方法が挙げられる。
導電層の膜厚は5μm以上40μm以下であることが好ましく、特には10μm以上30μm以下であることがより好ましい。
支持体または導電層と、後述の感光層と、の間には、上述した中間層が設けられる。
中間層は、支持体上または導電層上に中間層用塗布液を塗布して塗膜を形成し、これを乾燥させることによって形成できる。
中間層には、上述したもの以外にも例えば、有機樹脂微粒子、レベリング剤などを含有させてもよい。有機樹脂粒子としては、シリコーン粒子等の疎水性有機樹脂粒子や、架橋型ポリメタクリレート樹脂(PMMA)粒子等の親水性有機樹脂粒子を用いることができる。
中間層の膜厚は、0.5μm以上40μm以下であることが好ましく、特には1μm以上30μm以下であることがより好ましい。
中間層上には、感光層(電荷発生層、電荷輸送層)が形成される。電子写真感光体の感光層は、主に、(1)積層型感光層と、(2)単層型感光層とに大別される。(1)積層型感光層は、電荷発生物質を含有する電荷発生層と、電荷輸送物質を含有する電荷輸送層とを有する。(2)単層型感光層は、電荷発生物質および電荷輸送物質を共に含有する単層の感光層である。
積層型感光層は、電荷発生物質を含有する電荷発生層と、電荷輸送物質を含有する電荷輸送層とを有する。支持体側から電荷発生層、電荷輸送層の順で積層された順層型の積層型感光層が好ましい。以下においては順層型の積層型感光層について述べる。
電荷発生層は、電荷発生物質を含み、さらに結着樹脂を含むことが好ましい。
電荷発生層は、電荷発生層用塗布液を塗布して塗膜を形成し、得られた塗膜を乾燥させることによって形成できる。電荷発生層用塗布液は、例えば、電荷発生物質を結着樹脂および溶剤とともに分散処理して得ることができる。
また、電荷発生層は電荷発生物質の蒸着膜であってもよい。
電荷輸送層は、電荷輸送物質を含み、さらに結着樹脂を含むことが好ましい。
電荷輸送層は、電荷輸送層用塗布液を塗布して塗膜を形成し、得られた塗膜を乾燥させることによって形成できる。電荷輸送層用塗布液は、例えば、電荷輸送物質と結着樹脂とを溶剤に溶解させて得ることができる。
また、電荷輸送層には、酸化防止剤、紫外線吸収剤、可塑剤などを必要に応じて添加することもできる。
単層型感光層は、電荷発生物質および電荷輸送物質を含む。
単層型感光層は、感光層用塗布液の塗膜を形成し、この塗膜を乾燥させることで形成できる。感光層用塗布液は、電荷発生物質、電荷輸送物質および結着樹脂を溶剤に混合して調製できる。電荷発生物質、電荷輸送物質および結着樹脂としては、上記「(1)積層型感光層」における材料の例示と同様である。
また、感光層(電荷輸送層)上に、該感光層を保護し、耐摩耗性やクリーニング性の向上などを目的として、保護層(第2電荷輸送層)を設けてもよい。
本発明の一態様に係るプロセスカートリッジは、これまで述べてきた電子写真感光体と、帯電手段、現像手段およびクリーニング手段からなる群より選択される少なくとも1つの手段と、を一体に支持し、電子写真画像形成装置本体に着脱自在である。
酸化亜鉛粒子(個数平均一次粒子径:50nm、比表面積(以下、BET値):17.2m2/g、粉体抵抗:2.0×107Ω・cm)100部をトルエン500部と攪拌混合し、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン(商品名:KBM−603、信越化学工業(株)製)1.0部を添加し、2時間攪拌した。その後、トルエンを減圧蒸留にて留去し、120℃で3時間焼き付けを行い、表面処理された酸化亜鉛粒子M1を得た。
中間層用塗布液1において、金属酸化物粒子、化合物1を表4に示すように種類および含有量を変更した以外は、中間層用塗布液1と同様にして中間層用塗布液2〜28を調製した。なお、中間層用塗布液25〜28では金属酸化物粒子(酸化亜鉛粒子M1)を用いなかった。
ルチル型酸化チタン(商品名:PT−401L、石原産業社製、平均一次粒子径130nm)と、このルチル型酸化チタンに対して3質量%のメチルジメトキシシラン(商品名:TSL8117、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社(旧:東芝シリコーン社)製)とを、高速流動式混合混練機(商品名:SMG300、株式会社カワタ社製)に投入し、回転周速34.5m/秒で高速混合して表面処理酸化チタンT1を得た。得られた表面処理酸化チタンT1を、メタノール/1−プロパノールの混合溶媒中でボールミルによって分散させることにより、疎水化処理酸化チタンの分散スラリーとした。
中間層用塗布液1において、前記化合物1を用いなかった以外は中間層用塗布液1と同様にして中間層用塗布液31を調製した。
中間層用塗布液1において、前記化合物1を2,3−ジヒドロキシアントラキノンに変更した以外は中間層用塗布液1と同様にして中間層用塗布液32を調製した。
ポリビニルブチラール(商品名:BM−1)10部を、メチルエチルケトン42.5部と1−ブタノール42.5部の混合溶媒に溶解させた。次いで、式(3)で表される化合物である前記化合物18を0.15部加え、回転数60rpmのロール架台で、23±3℃雰囲気下で1日放置し、中間層用塗布液41を調製した。
中間層用塗布液41において、前記化合物18を0.15部に代えて、表5に示す化合物およびその配合量に変更した以外は、中間層用塗布液41と同様にして中間層用塗布液42〜53を調製した。
中間層用塗布液41において、ポリビニルブチラール(商品名:BM−1)10部に代えて、ポリビニルブチラール(商品名:BM−1)2.85部およびブロック化イソシアネート(スミジュールBL3175)7.15部に変更した以外は中間層用塗布液41と同様にして、中間層用塗布液54を調製した。
中間層用塗布液41において、ポリビニルブチラール(商品名:BM−1)10部に代えて、フェノール樹脂(商品名:J−325、DIC製)10部を用い、メチルエチルケトン42.5部と1−ブタノール42.5部の混合溶媒に代えて、メタノール42.5部と1−メトキシプロパノール42.5部の混合溶媒を用いた以外は中間層用塗布液41と同様にして、中間層用塗布液55を調製した。
中間層用塗布液1における酸化亜鉛粒子M1の作製において、酸化亜鉛粒子(個数平均一次粒子径:50nm、比表面積:17.2m2/g、粉体抵抗:2.0×107Ω・cm)100部に代えて、酸化亜鉛粒子(個数平均一次粒径:50nm、BET値:19m2/g、粉体抵抗:2.5×107Ω・cm)100部を用いた以外は酸化亜鉛粒子M1の作製と同様にして、表面処理された酸化亜鉛粒子M2を得た。
中間層用塗布液56において、金属酸化物粒子である酸化亜鉛粒子M2、式(3)で表される化合物である化合物18を、表6に示すように種類および含有量を変更した以外は、中間層用塗布液56と同様にして中間層用塗布液57〜74を調製した。
M3は、酸化亜鉛粒子M3を示す。酸化亜鉛粒子M3は、個数平均一次粒径35nmの酸化亜鉛粒子を、酸化亜鉛粒子M2の作製と同様に表面処理して得た。
M4は、酸化チタン粒子M4を示す。酸化チタン粒子M4は、個数平均一次粒径50nmの酸化チタン粒子を、酸化亜鉛粒子M2の作製と同様に表面処理して得た。
M5は、酸化チタン粒子M5を示す。酸化チタン粒子M5は、個数平均一次粒径100nmの酸化チタン粒子を、酸化亜鉛粒子M2の作製と同様に表面処理して得た。
M6は、酸化チタン粒子M6を示す。酸化チタン粒子M6は、個数平均一次粒径200nmの酸化チタン粒子を、酸化亜鉛粒子M2の作製と同様に表面処理して得た。
M7は、酸化スズ粒子M7を示す。酸化スズ粒子M7は、個数平均一次粒径50nmの酸化スズ粒子を、酸化亜鉛粒子M2の作製と同様に表面処理して得た。
中間層用塗布液41、56において、式(3)で示される化合物である化合物18を用いなかった以外は同様にして、中間層用塗布液81、82を調製した。
中間層用塗布液41において、式(3)で示される化合物である化合物18に代えて、それぞれ、4−ヒドロキシフルオレノン、2,3−ジヒドロキシアントラキノンを用いた以外は同様にして、中間層用塗布液83、84を調製した。
直径24mmのアルミニウムシリンダー(JIS−A3003、アルミニウム合金、長さ257.5mm)を支持体(導電性支持体)とした。
次に、中間層用塗布液1を上記支持体に浸漬塗布して塗膜を形成し、得られた塗膜を20分間170℃で乾燥させることによって、膜厚が30μmの中間層を形成した。
製造した評価用の電子写真感光体を、キヤノン(株)製レーザービームプリンター(商品名:LBP7700C)の改造機に装着して評価を行った。詳しくは以下の通りである。
製造した評価用の電子写真感光体を、ゴースト評価と同様の改造を行ったレーザービームプリンター(商品名:LBP7700C、キヤノン(株)製)の改造機に装着して評価を行った。詳しくは以下の通りである。
実施例1において、中間層用塗布液1を表7のように変更した以外は実施例1と同様にして、電子写真感光体を作製し、評価した。評価結果を表7に示す。
実施例1において、中間層塗布液1を表7のように変更した以外は実施例1と同様にして、電子写真感光体を作製し、評価した。評価結果を表7に示す。
実施例1において、下記(1)〜(4)に記載の点を変更した以外は実施例1と同様にして電子写真感光体を製造した。
(1):アルミニウムシリンダーの長さを、257.5mmから261.5mmに変更した。
(2):中間層用塗布液1に代えて、表8に記載の中間層用塗布液を用いた。
(3):形成した中間層の膜厚が、30μmから表8に記載の膜厚となるように変更した。
(4):正孔輸送層塗布液を、電荷発生層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を35分間120℃で乾燥させることによって、膜厚が18μmの正孔輸送層(電荷輸送層)を形成することに代えて、正孔輸送層塗布液を、電荷発生層上に浸漬塗布し、得られた塗膜を40分間120℃で乾燥させることによって、膜厚が15μmの正孔輸送層を形成した。
実施例1のゴースト評価において、温度22℃湿度30%RHの環境下に代えて、温度23℃湿度40%RHの環境下で行い、電子写真感光体の表面電位を、初期暗部電位が−570V、明部電位が−100Vとなるように設定することに代えて、初期暗部電位が−500V、初期明部電位が−90Vとなるように設定した以外は、実施例1と同様にして製造した評価用の電子写真感光体の評価を行った。
製造した評価用の電子写真感光体を、レーザービームプリンター(商品名:CP3525dn、日本ヒューレットパッカード(株)製)の改造機に装着して評価を行った。詳しくは以下の通りである。
・塗料での検証方法
塗料(中間層用塗布液)において化合物が金属酸化物と錯体を形成していることの検証は以下の方法で行った。
中間層の塗料(中間層用塗布液)を調製し、中間層の分散溶剤を用いて、塗料濃度を1/100に希釈した。中間層用の分散溶剤を用いて、化合物を溶解して測定したUVスペクトルと、中間層の塗料を希釈して測定したUVスペクトルとを比較した。中間層用塗布液1〜24、29、56〜74は長波長側にシフトしていることから、錯体を形成していることを確認した。
化合物が金属酸化物と錯体を形成していることの検証は以下の方法で行った。
中間層から、幅1cm、高さ3cm、厚さ0.3μmの膜を切り出し、得られた膜のUVスペクトルを得た。そして、中間層に用いた一般式(1)〜(3)で示される化合物自体のUVスペクトルと、膜のUVスペクトルとを比較した。実施例1〜44で得られた電子写真感光体では長波長側にシフトしていることから、錯体を形成していることを確認した。
2 軸
3 帯電手段
4 露光光
5 現像手段
6 転写手段
8 定着手段
7 クリーニング手段
9 プロセスカートリッジ
10 案内手段
101 支持体
102 中間層
103 電荷発生層
104 電荷輸送層
P 転写材
Claims (8)
- 支持体と、中間層と、感光層と、をこの順に有する電子写真感光体であって、
該中間層が、
金属酸化物と、
一般式(1)で示される化合物、一般式(2)で示される化合物及び一般式(3)で示される化合物から選択される少なくとも1種の化合物と、
を含有することを特徴とする電子写真感光体。
- 前記中間層中の、前記一般式(1)で示される化合物、一般式(2)で示される化合物及び一般式(3)で示される化合物の含有量が、前記中間層の全質量に対して、0.1質量%以上50質量%以下である請求項1に記載の電子写真感光体。
- 前記一般式(1)で示される化合物、一般式(2)で示される化合物及び一般式(3)で示される化合物から選択される少なくとも1種の化合物が、前記金属酸化物と錯体を形成している請求項1または2に記載の電子写真感光体。
- 前記金属酸化物が、酸化亜鉛、酸化チタン及び酸化スズから選択される少なくとも1種を含有する粒子である請求項1から3のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 前記中間層中の、前記一般式(1)で示される化合物、一般式(2)で示される化合物及び一般式(3)で示される化合物の含有量が、金属酸化物の含有量に対して、0.05質量%以上20質量%以下である請求項1から4のいずれか1項に記載の電子写真感光体。
- 支持体と、中間層と、感光層と、をこの順に有する電子写真感光体を製造する電子写真感光体の製造方法であって、
該製造方法が、
金属酸化物と、一般式(1)で示される化合物、一般式(2)で示される化合物及び一般式(3)で示される化合物から選択される少なくとも1種の化合物と、を含有する中間層用塗布液の塗膜を該支持体上に形成する工程、および
該塗膜を乾燥させて該中間層を形成する工程を有する電子写真感光体の製造方法:
- 請求項1から5のいずれか1項に記載の電子写真感光体と、帯電手段、現像手段およびクリーニング手段からなる群より選ばれた少なくとも1つの手段と、を一体に支持し、電子写真画像形成装置本体に着脱自在であるプロセスカートリッジ。
- 請求項1から5のいずれか1項に記載の電子写真感光体、帯電手段、露光手段、現像手段および転写手段を有する電子写真画像形成装置。
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