JP2017145063A - 包装容器 - Google Patents

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Takayuki Seki
孝幸 関
利晴 塙
Toshiharu Hanawa
利晴 塙
和恵 桜井
Kazue Sakurai
和恵 桜井
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Abstract

【課題】ロール状に巻回されたラップフィルムを収容する包装容器に関して、ラップフィルム切断後、所定時間経過後にさらにラップフィルム切断を行うときでもラップフィルムが摘み易く、かつ、フィルム裂けがない、という使いやすさを改良した包装容器を提供する。
【解決手段】包装容器100は、本体前面板12の表面に、ラップフィルム1を仮止めするニス塗布層5を有し、該ニス塗布層5がラップフィルム1に対して、条件1を満たすT型剥離強度を有する。
(条件1)
JIS Z−0237:2009「粘着テープ・粘着シート試験方法」に準じて測定する。幅25mmのニス塗布層サンプル片とラップフィルムとのT型剥離強度が4.0×10−2N/25mm以上3.0×10−1N/25mm以下である。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロール状に巻回されたラップフィルムを収容する包装容器に関する。
ラップフィルムを収容する包装容器は、通常、円筒状の紙管にロール状に巻回されたフィルムロールを収容する容器本体と、該容器本体と一体に設けられた蓋体と、該蓋体の下端に設けられた切断手段と、から構成される。使用者は、蓋体を開けて、容器からラップフィルムを所定の長さだけ引き出した後、蓋体を閉じ、蓋前面板を一方の手の親指で押さえ付けてラップフィルムを固定しつつ、引き出されたラップフィルムを他方の手で引っ張ることで、ラップフィルムを切断する。
ラップフィルムを切断するときに、引き出したラップフィルムの切断端部が切断時の弾みで箱内に巻き戻る(次の引き出しが困難になってしまう)問題がある。そこで、容器本体の本体前面板に仮止め部を設けてその係止力を高めることが試みられてきた(例えば、特許文献1を参照。)。特許文献1では、仮止め部の形状を特定形状とすることによって、ラップフィルムの係止性能を高め、ラップフィルムの剥ぎ取りを容易とし、ラップフィルムの横滑りを抑制している。ここで、仮止め部としては架橋性硬化ニスが例示されている。
特開平7−33139号公報
しかし、仮止め部については、特許文献1の段落0006で指摘しているようにその係止力を高め、面積を小さくすることが試みられ、或いは、特許文献1の発明のように、仮止め部の形状を見直して、改良するにとどまっていた。したがって、ラップフィルムを仮止めするニス塗布層において、ニス塗布層へのラップフィルムの密着力又は粘着力が、使いやすさにどのように影響を与えることかは知られていなかった。
本発明の目的は、ロール状に巻回されたラップフィルムを収容する包装容器に関して、ラップフィルム切断後、所定時間経過後にさらにラップフィルム切断を行うときでもラップフィルムが摘み易く、かつ、フィルム裂けがない、という使いやすさを改良した包装容器を提供することである。
本発明者らは、ニス塗布層に対するラップフィルムのT型剥離強度を所定範囲にすることで、前記の観点から、使用者が使いやすい包装容器となることを見出し、本発明を完成させた。すなわち、本発明に係る包装容器は、矩形の本体底面板と、該本体底面板の長辺に立設された本体前面板及び本体後面板と、前記本体底面板の短辺に立設された本体左側面板及び本体右側面板と、を有し、ラップフィルムがロール状に巻回されたフィルムロールを収容する、上面が開口した容器本体と、前記本体後面板の上端辺に連接され、前記容器本体の上面開口部を閉鎖時に覆う蓋天面板と、該蓋天面板に連接され、前記本体前面板の外側に重ねて配置される蓋前面板と、を有する蓋体と、前記フィルムロールから繰り出され、前記本体前面板と前記蓋前面板との間から引き出されたラップフィルムを切断する前記蓋前面板に設けられた切断手段と、を備える包装容器において、前記本体前面板の表面に、前記ラップフィルムを仮止めするニス塗布層を有し、該ニス塗布層が前記ラップフィルムに対して、条件1を満たすT型剥離強度を有することを特徴とする。
(条件1)
JIS Z−0237:2009「粘着テープ・粘着シート試験方法」に準じて測定する。幅25mmのニス塗布層サンプル片と前記ラップフィルムとのT型剥離強度が4.0×10−2N/25mm以上3.0×10−1N/25mm以下である。
本発明に係る包装容器では、前記ニス塗布層が、前記本体前面板の表面のうち、前記蓋前面板と重なる領域の全部又は一部に塗布されていることが好ましい。前記の観点からより使いやすくなる。
本発明に係る包装容器では、前記本体前面板は、該本体前面板に形成された切り線を含んでなるフラップを有し、該フラップの前面に前記ニス塗布層が設けられていることが好ましい。ラップフィルムの引出角度に応じて、フラップの角度が変化するので、ラップフィルムの巻き戻りが生じにくく、また、ラップフィルムを摘み易い。
本発明に係る包装容器では、前記ニス塗布層は、塗布部と非塗布部とを交互に配置した塗布パターン、塗布部が非塗布部を取り囲んでいる塗布パターン又は塗布部を前記容器本体の長辺方向に沿って配置した塗布パターンのいずれか一つ、又は、それらの塗布パターンを組み合わせたものを有していても良い。T型剥離強度を所定範囲内に収めやすく、時間が経過することによるラップフィルムの強密着を抑制することにより、ラップフィルムを摘んだ時の抵抗を軽減し、摘んだ時の縦裂けを防止することができる。
本発明に係る包装容器では、前記ニス塗布層はUV硬化性ニス層であることが好ましい。ニス塗布層とラップフィルムとの鏡面密着性がより高まる。
本発明の包装容器は、ラップフィルム切断後、所定時間経過後にさらにラップフィルム切断を行うときでもラップフィルムが摘み易く、かつ、フィルム裂けがない、という点で使いやすい。
本実施形態に係る包装容器の一例を示す斜視図である。 図1に示す包装容器の蓋を閉じた状態を示す正面図である。 本発明に係る包装容器の他形態を示す容器本体の部分拡大斜視図である。 フラップを有する本体前面板の正面図である。 フラップにおけるニス塗布層の塗布パターンの例を示す図であり、(a)は、塗布部と非塗布部とを交互に斜線状に配置した塗布パターン、(b)は島状の塗布部を、間隔を空けて複数個並べて配置した塗布パターン、(c)は塗布部が島状の非塗布部を取り囲んでいる塗布パターン、(d)は横線状の塗布部を容器本体の長辺方向に沿って配置した塗布パターン、である。 図4に示した塗布パターンの変形例を示す図である。
次に、本発明について実施形態を示して詳細に説明するが本発明はこれらの記載に限定して解釈されない。本発明の効果を奏する限り、実施形態は種々の変形をしてもよい。
図1は、本実施形態に係る包装容器の一例を示す斜視図である。図2は、図1に示す包装容器の正面図である。本実施形態に係る包装容器100は、矩形の本体底面板11と、本体底面板11の長辺に立設された本体前面板12及び本体後面板13と、本体底面板11の短辺に立設された本体左側面板14及び本体右側面板15と、を有し、ラップフィルム1がロール状に巻回されたフィルムロール40を収容する、上面が開口した容器本体10と、本体後面板13の上端辺13aに連接され、容器本体10の上面開口部を閉鎖時に覆う蓋天面板21と、蓋天面板21に連接され、本体前面板12の外側に重ねて配置される蓋前面板22と、を有する蓋体20と、フィルムロール40から繰り出され、本体前面板12と蓋前面板22との間から引き出されたラップフィルム1を切断する蓋前面板22に設けられた切断手段30と、を備える包装容器において、本体前面板12の表面に、ラップフィルム1を仮止めするニス塗布層5を有し、ニス塗布層5がラップフィルム1に対して、条件1を満たすT型剥離強度を有する。ここで、ニス塗布層5は、本体前面板12の表面のうち、蓋前面板22と重なる領域S1の全部又は一部に設けられていることが好ましい。使用者が指で押さえる箇所にニス塗布層5が重なることとなるので、前記の観点からより使いやすくなる。なお、図1は、ニス塗布層5を領域S1の一部に設けた形態を示している。
詳細な試験条件については、実施例において説明するが、条件1は、次のとおりである。JIS Z−0237:2009「粘着テープ・粘着シート試験方法」に準じて測定する。幅25mmのニス塗布層サンプル片とラップフィルムとのT型剥離強度が4.0×10−2N/25mm以上3.0×10−1N/25mm以下である。
サンプル片とラップフィルムとのずり強度は、ラップフィルム1をニス塗布層5に対して平行(せん断方向)にずらしたときのずり強度を意味する。ここで、JIS Z−0237:2009では、180°引きはがし粘着力に相当するが、本発明では、鏡面密着性に起因する強度であるため、ずり強度としている。また、サンプル片とラップフィルムとのT型剥離強度は、ラップフィルム1をニス塗布層5に対して垂直に引っ張りあげたときのT型剥離強度を意味する。ここで、JIS Z−0237:2009では、90°引きはがし粘着力に相当するが、本発明では、鏡面密着性に起因する強度であるため、T型剥離強度としている。本発明者らの検討によれば、ラップカートンに適したニス強度にはずり強度の他、T型剥離強度が重要な役割を果たしていることが判った。T型剥離強度が4.0×10−2N/25mm未満であるとラップフィルムを端からカットしようとするときにラップフィルムがずれ易くなりカット性が悪化する。また、T型剥離強度が3.0×10−1N/25mmを超えると、ラップフィルムが密着しすぎて摘まみにくく、ラップフィルムの縦裂けが生じやすくなる。一方、ずり強度は9.0N/25mm以上であればラップフィルムがカートン内部に巻き戻ってしまう巻き戻り現象を防止する係止機能を十分に果たすことが判った。T型剥離強度がカット性に影響を与える理由としてはカットの際には蓋前面板をフィルムで本体前面板から離れる方向に引っ張ることになるため、本体前面板に密着したラップが垂直方向に引っ張られラップがニス面から離れ易くなるためである。したがって、このような問題が生じにくく、使用しやすい包装容器とするためには、ずり強度が9.0N/25mm以上、好ましくは12.0N/25mm以上、より好ましくは14.0N/25mm以上であり、T型剥離強度が4.0×10−2N/25mm以上3.0×10−1N/25mm以下、好ましくは7.8×10−2N/25mm以上2.5×10−1N/25mm以下、より好ましくは9.8×10−2N/25mm以上2.0×10−1N/25mm以下とするのが良い。サンプル片の25mm幅は、図1のW‐W´方向における幅であり、ニス塗布層が測定幅全体に均一に存在するようにサンプリングを行う。ニス塗布形状によりニス塗布層が部分的に点在する場合はその平均的部分について測定を行う。なお、フィルムと圧着させる幅が25mmとすれば足りるので、例えば、フィルム幅を25mmとすればサンプル片の幅を25mmにしなくても良い。つまり、圧着させる幅として幅25mmで区切られていればよい。また、サンプル片の高さは、ニス塗布層をすべて包含する高さより大きければよい。非ニス塗布層は、ラップフィルムとの圧着がされても密着しないので、ずり強度とT型剥離強度の結果にほとんど影響を及ぼさないからである。また、ニス塗布層が幅25mmに満たない場合は測定可能な幅で測定し25mm幅に換算しても良い。なお、ずり強度とT型剥離強度の測定では、最大ピークを読み取る。
ラップフィルム1は、例えば、ラップフィルム、アルミニウム箔、加熱調理用の紙シートである。ラップフィルムは、例えば、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリメチルペンテンフィルム、ポリエステルフィルム、エチレン酢酸ビニル共重合体フィルムである。自己接着力の強い塩化ビニリデン系樹脂のラップフィルムに適用する場合は、本発明の効果が一層顕著となる。また、ラップフィルムには、可塑剤、安定化剤などの各種助剤を含有する形態を包含する。加熱調理用の紙シートは、紙基材の片面又は両面にシリコン樹脂加工又はフッ素樹脂加工を施したシートである。ラップフィルム1は、単層であるか、又は積層であるかを問わない。ラップフィルム1の厚さは、特に限定されないが、ラップフィルムの場合には、一般に、5〜20μmである。
フィルムロール40は、所定の幅及び所定長さを有するラップフィルム1を、ロール状に巻回してなる。
包装容器100は、容器本体10と、蓋体20と、切断手段30とを備える横長の略直方体形状の箱である。包装容器100は、紙、プラスチックなどの板材で形成されている。板材の厚さは、一般に、0.45〜0.75mmである。なお、本発明は、包装容器100の材質及び板材の厚さに制限されない。
容器本体10は、フィルムロール40を収容する部分である。容器本体10は、本体底面板11と、本体前面板12と、本体後面板13と、本体左側面板14と、本体右側面板15とを有し、上面開口部を有する。
本体底面板11は、長辺と短辺とを有する矩形である。その長辺の長さは、フィルムロール40の幅より長ければ特に限定されないが、一般に、フィルムロール40の幅よりも2〜10mm長く設定することが好ましい。より好ましくは、3〜6mmである。その短辺の長さは、フィルムロール40の直径の長さより長ければ特に限定されないが、一般に、フィルムロール40の直径の長さよりも1〜8mm長く設定することが好ましい。より好ましくは、3〜6mmである。本体前面板12及び本体後面板13は、本体底面板11とほぼ同じ寸法で形成された矩形である。本体左側面板14及び本体右側面板15は、略正方形であり、その各辺の長さは、本体底面板11の短辺の長さとほぼ同じである。上面開口部は、本体前面板12と、本体後面板13と、本体左側面板14と、本体右側面板15との上端辺で形成され、フィルムロール40の出し入れ及びフィルムロール40からのラップフィルム1の引き出しを可能とする。
蓋体20は、容器本体10の上面開口部を開閉自在に覆う部分である。蓋体20は、蓋天面板21と、蓋天面板21に連接する蓋前面板22と、蓋左側面板24と、蓋右側面板25とを有する。容器本体10と蓋体20とは、本体後面板13の上端辺13aに蓋天面板21が連接して、一体に設けられている。上面開口部を閉鎖時には、蓋天面板21が上面開口部を覆い、蓋前面板22が本体前面板12の外側に重ねて配置され、蓋左側面板24及び蓋右側面板25が、それぞれ本体左側面板14及び本体右側面板15の外側に重ねて配置される。
切断手段30は、ラップフィルム1を切断するためのものである。その材質及び形状は特に限定されないが、例えば、厚紙、プラスチック、金属などで形成された鋸刃状の切断刃である。切断手段30は、一般に、蓋前面板22の裏面(容器本体側の表面)に取付けられ、蓋前面板22の下端辺22aから刃の先端部を突出させている。図1に示す包装容器100では、蓋前面板22の下端辺22aが、包装容器100の長手方向(以降、包装容器100の長手方向とは、図1のW‐W´方向である。)の中央部が最も凸となる全体が略V字形状に形成されており、切断手段30もこの形状に合わせて略V字形状に形成されている。なお、本実施形態では、図1に示すような蓋前面板22及び切断手段30が略V字形状である形態に限定されない。例えば、蓋前面板22の下端辺22a及び切断手段30を直線形状、略U字形状とすることができる。
ニス塗布層5を領域S1の一部に設ける場合、図1に示すように、本体前面板12の上端辺12aの下側にW‐W´方向に沿って本体左側面板14側の端から本体右側面板15側の端まで設けることが好ましい。途中で非ニス塗布層部分があってもよい。ニス塗布層5の高さ(本体前面板の高さ方向の長さ)は、例えば、3mm〜15mm、好ましくは5〜10mmである。
本体前面板の他形態として、本体前面板の上端側にフラップを設けてもよい。図3は、本発明に係る包装容器の他形態を示す容器本体の部分拡大斜視図である。図4は、フラップを有する本体前面板の正面図である。図3に示すように、本体前面板12は、本体前面板12に形成された切り線を含んでなるフラップ12b、すなわち、本体前面板12の上端辺12aに連接され、容器本体10の外側に突出したフラップ12bを有し、フラップ12bの前面にニス塗布層5が設けられている。フラップ12bを設けることで、ラップフィルムの巻き戻りが生じにくく、また、ラップフィルムを摘み易い。さらにラップフィルムの引出角度に応じて、フラップ12bの角度が変化するので、ニス塗布層5とラップフィルムとを密着させやすくなる。また、ラップフィルムを切断するときには、ニス塗布層5に対してラップフィルムを180°、すなわち平行にすることができるので、フィルムをずれにくくすることができる。フラップ12bにニス塗布層5を設ける形態は、フラップ12bの表面の全面に設けるか、一部分に設ける。図3及び図4では、フラップ12bの表面の一部分にニス塗布層5bを設けた形態を示した。W‐W´方向に沿ってフラップ12bの端から端までニス塗布層5(5b)が配置されていることが好ましい。ニス塗布層5(5b)の高さ(本体前面板の高さ方向の長さ)は、例えば、3mm〜15mm、好ましくは5〜10mmである。ニス塗布層5bの塗布パターンは、図4に示したように、塗布部5bと非塗布部5dとを交互に縦線状に配置し、さらに横線状の塗布部5bを組み合わせた櫛形の塗布パターンを有することが好ましい。図4に示した櫛形の塗布パターンのほか、図5(a)に示すように容器本体10の長辺方向に沿って塗布部5bと非塗布部5dとを交互に斜線状に配置した塗布パターンとしても良い。ここで、斜線状を縦線状に変形した塗布パターンとしても良い(不図示)。また、図5(b)に示すように島状の塗布部5bを、間隔を空けて複数個並べて配置した塗布パターンとしても良い。図5(b)の塗布パターンは、塗布部と非塗布部とを交互に配置した塗布パターンの変形にあたる。また、図5(c)に示すように塗布部5bが非塗布部5dを取り囲んでいる塗布パターンとしても良い。図5(c)では、より具体的には、塗布部5bが、複数個、間を空けて並べた島状の非塗布部5dを取り囲んでいる塗布パターンとなっている。また、図5(d)に示すように塗布部5bを容器本体10の長辺方向に沿って配置した塗布パターンとしても良い。図5(d)では、より具体的には、塗布部5bが横線状の塗布パターンを有する。図6に示すように、図4の塗布部5bと非塗布部5dとを交互に縦帯状に配置した部分(櫛形に相当する部分)において、横帯状の塗布部5b(櫛形の歯の根元に相当する部分)を設けない塗布パターンに変形させても良い。さらに、塗布部を島状、点状、複数の点からなるドット柄とした塗布パターン、又は、非塗布部を島状、ドット状、点状、複数の点からなるドット柄とした塗布パターンなど種々変形をしても良い。また、本実施形態では、これらの例示した塗布パターンを適宜組み合わせたものとしても良い。このような塗布パターンとすることで、T型剥離強度を所定範囲内に調整しやすく、また、フィルムを下から摘み剥がす際には常に接着面積が半減されるため、時間が経過することによるラップフィルムの強密着を抑制することができる。さらに、図3及び図4に示すように、フラップ12b以外の本体前面板12の上端辺12a側にニス塗布層5a,5cをさらに設けることが好ましい。ラップフィルムを切断するときにフラップ12bでカバー出来ない範囲も密着させてフィルムのすべりを効果的に止めることが出来る。使用しないときにはフラップ12bが本体前面板12から持ち上がり、ラップフィルムはニス塗布層5bに密着したままであるが、ニス塗布層5a,5cとは剥がれた状態となりやすい。この状態のときは、使用者が次にラップフィルムを使用するときに、ラップフィルムを摘まみ易くなる。
ニス塗布層5,5a,5b,5cは、ラップフィルム1に対して粘着性を有する塗膜であれば、従来公知のものがすべて採用できるが、架橋性硬化ニスを塗布し、乾燥した塗膜であることが好ましい。架橋性硬化ニスとしては、UV(紫外線)硬化性ニスが好ましい。UV(紫外線)ニスの種類は、特に制限はなく、例えば、ラジカル重合型、付加重合型、カチオン重合型である。ニス塗布層5,5a,5b,5cは、本体前面板12の最上層に塗布されていればよく、本体前面板12の原紙表面とニス塗布層との間に印刷層、耐水性の透明層などの他の塗布層があってもよい。ニス塗布層5,5a,5b,5cは、印刷層の上に、耐水性の透明層を介在することなく、設けることが好ましい。
ニス塗布層5,5a,5b,5cのラップフィルム1に対する密着性能は、例えば、ニス塗布層のUV照射量、乾燥速度などの成膜条件、領域S1に対するニス塗布層の面積割合、ニス塗布層の印刷パターン、ニス表面の平滑性、ニス成分の調整などによって調整することができる。ニス塗布層の印刷パターンは、例えば、べた(全面塗り)、ドット状又は網目状であり、また、図3又は図4で示したように、櫛形様に塗布部と非塗布部とを交互に配置したパターンである。ニス塗布層のUV照射量、乾燥速度などの成膜条件において、例えばUV積算照射量を多くすると照射量に応じて、T型剥離強度が高まり、所定照射量を超えると逆にT型剥離強度が低くなる傾向がある。したがって、照射量の多少を調整することで、T型剥離強度を調整することができる。また、領域S1に対するニス塗布層の面積割合が高ければ、密着性能を高めることができ、低ければ密着性能を抑えることができる。さらに、ニス塗布層の印刷パターンについて、塗布部と非塗布部とを交互に配置したパターンとすれば、フィルムカット後、時間経過した後にカット行う場合に、フィルムの密着が強くなりすぎるという問題が抑制できる。
次に、実施例を示しながら本発明についてさらに詳細に説明するが、本発明は実施例に限定して解釈されない。
[ずり強度及びT型剥離強度の測定]
JIS Z−0237:2009「粘着テープ・粘着シート試験方法」に準じて測定を行う。
(ニス塗布部のサンプル片の作製)
SPニス(ストッパーニス、東洋インキ社製FDPCA KP−WRAP ワニス)と希釈溶剤(東洋インキ社製KPワニス用溶剤C)を10:3の容積割合で混合したものを塗布液とし、図4に示す印刷パターンにて塗布した。高圧水銀ランプを照射し、塗布膜を硬化させた。ライン速度あるいはUVランプ照射力、灯数を調整してUV積算照射量を24mj/cm〜207mj/cmと変化させることで、ずり強度及びT型剥離強度の異なる包装容器のサンプルA、B、C、Dを作製した。図4に示すように、フラップ12bのうち、領域S2を切り出し、ニス塗布部のサンプル片A、B、C、Dを得た。領域S2の幅は25mmとし、左高さは15mm、右高さは19mmとした。領域S2は、全体がラップフィルムと密着するが、ニス塗布部5bとニス非塗布部5dとからなる。領域S2における塗布パターンは、上端辺1mm下から5mm下まではベタ塗り(ニス塗布部5bである)とし、上端辺の5mm下から14mm下までは、ニス非塗布部5dとしたパターンである。
領域S2の幅25mmの選定は、切り取ったときにニス塗布層が存在する領域から選ぶことが可能である。例えば、ニス塗布層5bが測定全幅に渡って連続して存在する領域から選ぶことが好ましい。あるいは、ニス塗布層5bに代えてニス塗布層5cが測定全幅に渡って連続して存在する領域から選んでもよい。図5(a)又は図5(b)のように、ニス塗布部とニス非塗布部とが交互に存在するような、測定全幅に渡って連続してニス塗布層が存在する領域がない場合においては、複数のニス塗布部が形成するニス塗布パターン全体の輪郭を想定し、その輪郭線が取り囲む部分をニス塗布部とみなす。図5(a)及び図5(b)に、輪郭線6を点線で示した。なお、図5(c)のように、ニス非塗布部がニス塗布部に囲まれている場合は、ニス塗布部が取り囲む部分をニス塗布部とみなす。なお、測定領域の幅25mmが得られない場合には、測定値について25mm換算を行う。最後に、サンプル片の裏面(SPニスを塗布した面の裏面)に両面テープを貼り付ける。1個の包装容器から幅25mmのサンプル片がW−W’方向に沿って複数個得られる場合には、使い易さとしてより重要な領域であるカートンの中央部(カートン全長の1/2の箇所を含む範囲)で少なくとも一つのサンプル片についてずり強度及びT型剥離強度が所定範囲に入るか否かの評価を行なうのが好ましい。また、それら全てのサンプル片についてずり強度及びT型剥離強度が所定範囲に入るか否かの評価を行なっても良い。それら全てのサンプル片についてずり強度及びT型剥離強度が所定範囲に入る場合は、より使いやすい包装容器となる。
(フィルム片の作製)
ラップフィルム(クレハ社製、商品名NEWクレラップ)を幅25mm、長さ100mmの大きさに切り出した。このとき、長さ方向をフィルム引き出し方向に一致させた。長さ方向の一端側につかみ代として紙テープ(幅25mm、長さ15mm)を貼り付けた。このとき、紙テープの幅方向とラップフィルム片の幅方向を一致させて貼り付けた。なお、室内環境は、23±5℃、40±20%RHの条件とした。
(ニス塗布層とフィルム片の圧着)
ニス塗布層が上に向くようにサンプル片Aを鉄板の上に置く。このとき、前記両面テープを鉄板に貼り付ける。次にフィルム片の長さ方向の端のうち、紙テープを貼り付けた端とは反対側の端部分をニス塗布層に被せる。このとき、フィルム片の幅25mmとサンプル片の幅25mmとが一致する方向で被せる。この結果、サンプル片Aの全面がフィルム片で被せられる。なお、ニス塗布層に密着するフィルム片の面は、ラップ下側(巻き芯方向を向く面)とする。JIS Z−0237:2009に記載の2kgのローラー圧着装置を用いて、ローラーをフィルム片の幅方向に転がし、フィルム片とニス塗布層とを圧着させ、測定用圧着品Aを作製する。サンプル片B、C、Dについてもそれぞれについて測定用圧着品B、C、Dを作製する。
(T型剥離強度の測定)
サンプル片を貼着した面の法線が上方向を向くように、鉄板を台に固定し、測定用圧着品Aのフィルム片の紙テープ側を、鉄板よりも上方にあるテンシロン(オリエンテック社製、型番RTA−100)で挟み、300mm/分の引っ張り速度で、T型剥離試験を行う。測定値は最大値とする。測定用圧着品B、C、Dについてもそれぞれについて測定を行う。
(ずり強度の測定)
鉄板を、サンプル片を貼着した面の法線が水平方向を向くように台にテンシロン(下方側)で挟み、測定用圧着品Aのフィルム片の紙テープ側をテンシロン(上方側)で挟み、300mm/分の引っ張り速度で、ずり強度試験を行う。測定値は最大値とする。フィルム片が極端に低い値で切れた場合は、フィルムの端面が荒れていると判断し、データから除外する。測定用圧着品B、C、Dについてもそれぞれについて測定を行う。
包装容器のサンプルA、B、C、Dから切り出したニス塗布層サンプル片A、B、C、DのT型剥離強度及びずり強度を表1に示した。
(巻き戻り評価)
包装容器のサンプルA、B、C、Dのそれぞれについて、ラップフィルムの中央からカットを行い、カット後、蓋体を開いてラップフィルムの下方から息を吹きかけラップフィルムが、ニス塗布層から剥がれ、容器本体内側に巻き戻ってしまうかを確認した。n数は5とした。巻き戻りがない場合を合格、巻き戻りがある場合を不合格とした。結果を表2に示す。T型剥離強度の弱いサンプルAは、巻き戻りが簡単に起こるため、問題ありと判断し、サンプルB,C,Dは問題なしと判断した。
(端からカットした場合のカット性(フィルムのずれ)評価)
包装容器のサンプルA、B、C、Dのそれぞれについて、ラップフィルムの端からカットを行う。本体前面板とラップフィルムとのなす角度θを固定し、カットを各5回実施し、ラップフィルムがニス塗布層からずれて良好なカットができなかった場合を0点、ややずれたがカットは可能であった場合には1点、ずれずにカットが良好にできた場合を2点として、点数付し、平均値を求めた。角度θは、次のとおりとする。本体底面板を水平におく。このとき、本体前面板の法線は、水平方向を向いている。この本体前面板の法線の角度を0°の基準とする。ラップフィルムの引き出し方向を水平より下方に向けてカットを行うときの本体前面板の法線とラップフィルムの引き出し方向とのなす角度をθとする。θが90°の場合には、ラップフィルムが、切断手段に当たらないのでカットができないこととなる。なお、上記の説明は、θの取り方を説明するために便宜上、本体底面板を水平においたが、実際のカットの作業では、θを所定角度に固定してカットすればよく、作業性を考慮して包装容器の向きを変更してもよい。結果を表3に示す。ずり強度の弱いサンプルAは、θが15°以上において、平均値が1点を下回り、問題ありと判断し、サンプルB,C,Dはθによらず、平均値が1点以上であったため、問題なしと判断した。
(摘まみ易さ評価)
包装容器のサンプルA、B、C、Dのそれぞれについて、ラップフィルムを摘まんだときの摘まみ易さについて官能評価を行った。「ラップフィルムを摘まむ、ラップフィルムを引き出す、ラップフィルムをカットする」の一連の作業を連続で行った場合を連続評価とする。前記一連の作業において、「ラップフィルムをカットする」と「ラップフィルムを摘まむ」とを24時間あけた場合を24時間後評価とする。サンプルA、B、C、Dのそれぞれについて、一連の作業を20人が1回ずつ評価を行った。ラップフィルムを摘まみ易い場合を5点、やや摘まみ易い場合を4点、普通である場合を3点、やや摘まみにくい場合を2点、摘まみにくい場合を1点、として、点数付し、平均値を求めた。結果を表4に示す。T型剥離強度の強いサンプルDは、連続評価において平均値が3点をやや下回り、24時間後評価において平均値が3点を大きく下回ったので、問題ありと判断し、サンプルA,B,Cは、連続評価、24時間後評価のいずれも平均値が3点以上であったため、問題なしと判断した。
(フィルム縦裂けの発生の評価)
摘まみ易さ評価(24時間後評価結果)において、ラップフィルムを摘んだときのラップフィルムの縦裂けの発生有無を評価した。縦裂けがない場合を合格、縦裂けがある場合を不合格とした。結果を表5に示す。T型剥離強度の強いサンプルDは、縦裂けが起こるので、問題ありと判断し、サンプルA,B,Cは問題なしと判断した。
(まとめ)
表6に評価結果をまとめた。すべての評価で問題なしと評価されたのは、サンプルB,Cである。したがって、ずり強度及びT型剥離強度が高ければよいというのではなく、それぞれ所定範囲の値を有する包装容器とすることが必要である。
1 ラップフィルム
5 ニス塗布層
5a,5b,5c ニス塗布層(塗布部)
5d ニス非塗布部(非塗布部)
6 輪郭線
10 容器本体
11 本体底面板
12 本体前面板
12a 本体前面板の上端辺
12b フラップ
13 本体後面板
13a 本体後面板の上端辺
14 本体左側面板
15 本体右側面板
20 蓋体
21 蓋天面板
22 蓋前面板
22a 蓋前面板の下端辺
24 蓋左側面板
25 蓋右側面板
30 切断手段
40 フィルムロール
100 包装容器
O 長手方向の中央部
S1、S2 領域
W‐W´ 包装容器の長手方向
H‐H´ 包装容器の高さ方向
D‐D´ 包装容器の奥行き方向

Claims (5)

  1. 矩形の本体底面板と、該本体底面板の長辺に立設された本体前面板及び本体後面板と、前記本体底面板の短辺に立設された本体左側面板及び本体右側面板と、を有し、ラップフィルムがロール状に巻回されたフィルムロールを収容する、上面が開口した容器本体と、
    前記本体後面板の上端辺に連接され、前記容器本体の上面開口部を閉鎖時に覆う蓋天面板と、該蓋天面板に連接され、前記本体前面板の外側に重ねて配置される蓋前面板と、を有する蓋体と、
    前記フィルムロールから繰り出され、前記本体前面板と前記蓋前面板との間から引き出されたラップフィルムを切断する前記蓋前面板に設けられた切断手段と、を備える包装容器において、
    前記本体前面板の表面に、前記ラップフィルムを仮止めするニス塗布層を有し、該ニス塗布層が前記ラップフィルムに対して、条件1を満たすT型剥離強度を有することを特徴とする包装容器。
    (条件1)
    JIS Z−0237:2009「粘着テープ・粘着シート試験方法」に準じて測定する。幅25mmのニス塗布層サンプル片と前記ラップフィルムとのT型剥離強度が4.0×10−2N/25mm以上3.0×10−1N/25mm以下である。
  2. 前記ニス塗布層が、前記本体前面板の表面のうち、前記蓋前面板と重なる領域の全部又は一部に塗布されていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  3. 前記本体前面板は、該本体前面板に形成された切り線を含んでなるフラップを有し、該フラップの前面に前記ニス塗布層が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の包装容器。
  4. 前記ニス塗布層は、塗布部と非塗布部とを交互に配置した塗布パターン、塗布部が非塗布部を取り囲んでいる塗布パターン又は塗布部を前記容器本体の長辺方向に沿って配置した塗布パターンのいずれか一つ、又は、それらの塗布パターンを組み合わせたものを有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の包装容器。
  5. 前記ニス塗布層はUV硬化性ニス層であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の包装容器。
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