JP2009292535A - ラップフィルム収納容器 - Google Patents

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JP2009292535A
JP2009292535A JP2008176313A JP2008176313A JP2009292535A JP 2009292535 A JP2009292535 A JP 2009292535A JP 2008176313 A JP2008176313 A JP 2008176313A JP 2008176313 A JP2008176313 A JP 2008176313A JP 2009292535 A JP2009292535 A JP 2009292535A
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Shuhei Noguchi
修平 野口
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Abstract

【課題】 樹脂フィルムやアルミホイル等のラップ収納容器は切断部分の強度が低くラップフィルムを何度も切断しているうちにきれいに切れない事が多い。又切断後蓋を開封するとラップフィルムが内側に巻き込まれて端部の引き出しが面倒であるという問題があった。
【解決手段】 蓋の先端部分に三角形状をした切刃取付部を設け剛性を持たせるか或いは先端部分にL型の切刃を使用したラップフィルム収納容器
【選択図】図1

Description

本発明は、樹脂フィルムやアルミホイル等食品等を包み込むラップフィルム収納容器に関するものである。
従来、ラップフィルム収納容器から樹脂フィルムやアルミホイルを引き出し切断する場合、その構造は概ね2通りあります。一つの方法は、容器本体の正面板の上端部分に切刃を取り付けたもので、ラップフィルムは容器下側に引っ張るようにして切断する。もう一つの方法は蓋板の先端から正面板に沿って下がり板を設けその先端に切刃を取り付けたものである。この場合ラップフィルムは容器上側に引っ張るようにして切断する。
発明が開発しようとする課題
そのため次の様な問題があった。
切刃が容器本体の正面板の上端部分に取り付けられている場合、ラップフィルムは切刃と蓋板との間に挟まれ切断されるが、切った後ラップフィルムは僅かな振動等でロールに付着してしまい次回ラップフィルムを引き出すのに時間が掛かるという問題があった。もう一つの方法として蓋板の先端から正面板に沿って下がり板を設けその先端に切刃を取り付けられている方法であるが、ラップフィルム切断時横又は上側方向の力が加わる為切刃部分の強度不足で下がり板先端が撓んでしまうという問題があった。一度撓むとラップフィルム切断面は直線的に切断が出来なくなる。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。
課題を解決するための手段
ラップフィルム収納容器1の内部上端に背面板側に隙間を持った上端板5を設け、これと垂直に立つ正面板7とを斜めに設置された斜面板6で連結した形状を有する容器とする。断面を見ると四角い容器の角が斜めにカットされた様な形状となる。又、蓋板2の先端には斜面板6と嵌合するような三角形状をした切刃取付部3を有し、その先端に切刃4を下向きに取り付けたものである。
この三角形状を使用しないもう一つの方法として、蓋板2の先端にL型切刃9を取り付けても良い。切刃取付部3及びL型切刃9は蓋板2の両側面に取り付けた蓋板側面板15と固定する。
更に蓋板2の中央位の位置に蓋板2の先端部分が外側開封出来る様な開封折れ線13を取り付けたものである。
以上を特徴とするラップフィルム収納容器である。
以下本発明を実施するための最良の形態について説明する。
本発明の最大の特徴はラップ収納容器のラップフィルム切断部分を斜めにカットした形状とし、これに嵌合するように蓋板先端部分に三角形状をした切刃取付部3を設けこれに切刃4を取り付けたことにある。これにより切断部分の剛性が増し長尺ラップフィルムや硬質のアルミホイール等でも確実にしかもきれいに切断が可能となった。更に繰り返し使用してもこの剛性は衰える事がないので、ラップフィルムがなくなるまで安定して使用可能である。
まず、ラップフィルム収納容器本体1の上部には上端板5を設ける。この上端板5と背面板11とは開口部12を設け、包装用ラップフィルム16はラップフィルム収納容器本体1の中からこの開口部12を通って引き出される。上端板5と正面板7は斜面板6によって連結される。これにより箱の一部を斜めにカットした形状となる。
蓋板2は底板9と同様の長さであるが、その先端には三角形状をした切刃取付部3を設ける。この三角形状をした切刃取付部3は斜面板6と勘合するような形状とする。又、蓋板2の両サイドには蓋板側面板15を設け、切刃取付部3と結合しておくと更に切刃の剛性が向上する。これにより外部から見るとラップフィルム収納容器本体1は四角の形状をしていることになる。切刃4は切刃取付部3の先端に切刃を下向きに取り付ける為、正面板7と平行な位置となる。蓋板2には中央部分に開封折れ線13を設け、蓋板2の先端部分が外側に自由に開けるようにして置く。ラップフィルム16切断時は蓋板2の先端部分を指で押さえて行うが、切断後は切刃取付部3を指で外側に押し上げる事により蓋板先端部分のみ開封することとなる。これによりラップフィルム収納容器1側に残ったラップフィルム10が見え次の引き出しが容易になる。一方蓋板2の背面板11側は開封され無い為、蓋板2先端部分が外側に開封されると逆作用で残ったラップフィルムを上端板5に押し付ける事となりラップフィルムが容器内部に引き込まれるのを防止することとなる。
切刃取付部3を使用しない方法として、ラップ収納容器1は前述と同じであるが、蓋板2の先端にL型切刃8を刃先を下向きに取り付けても同様の効果を生むことができる。
発明の効果
本発明は、ラップフィルム切断時ラップフィルムから受ける力を蓋板先端部分に取付けられた切刃取り付け部が確実に受けるため、ラップフィルムをきれいにしかも確実に何度でも切断することが可能である。特に、幅広のラップフィルムや硬めのアルミホイル等の素材では、現状一般的に使われているものと比較すると歴然の差が出来る事がわかる。L型切刃を使用したときも同様の効果を生むことができる。
蓋板中央部分に取り付けた開封折れ線を取り付けることにより、ラップフィルム切断後蓋板の背面板側はそのままで正面板側部分のみ外側に開くことになる。これにより開封時フィルムの巻き込みを防止できるだけでなく、ラップフィルムの引き出しが容易となり作業が楽になる効果がある。
ラップフィルム収納容器の断面図 ラップフィルム収納容器の側面図 ラップフィルム収納容器の断面図 ラップフィルム収納容器の蓋板にL型切刃を取り付けた図
符号の説明
1ラップフィルム収納容器
2蓋板
3切刃取付部
4切刃
5上端板
6斜面板
7正面板
8底板
9L型切刃
10ラップフィルム
11背面板
12開口部
13開封折れ線
14側面板
15蓋板側面版

Claims (4)

  1. 容器内部上端に背面板側に隙間を持った水平板を設け、これと垂直に立つ正面板とを斜めに設置された斜面板で連結した形状を有するラップフィルム収納用容器
  2. 蓋板の先端に請求項1と嵌合する三角形状をした切刃取り付け部を有し、その先端に切刃を下向きに取り付けたラップフィルム収納容器
  3. 蓋板の先端に、L型切刃の刃先を下向きに取り付けたラップフィルム収納容器
  4. 蓋板の中央部分に蓋板の先端部分が外側に開封できるように開封折れ線を設けたしたラップフィルム収納容器
JP2008176313A 2008-06-09 2008-06-09 ラップフィルム収納容器 Pending JP2009292535A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103449233A (zh) * 2012-05-28 2013-12-18 株式会社吴羽 包装容器
JP2015199507A (ja) * 2014-04-07 2015-11-12 共同印刷株式会社 シート包装箱
JP2017145063A (ja) * 2012-05-28 2017-08-24 株式会社クレハ 包装容器

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