JP6165547B2 - ラップフィルム収納箱 - Google Patents

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Description

本発明は、特に食品包装用のラップフィルム、アルミホイル、クッキングシート等(以下、「ラップフィルム」と称す)のフィルム巻回体を収容するラップフィルム収納箱に関する。
ラップフィルムは、通常、紙製の芯体に巻回されて筒状のフィルム巻回体を構成し、その状態で紙製の直方体状のラップフィルム収納箱に収納されている。通常、ラップフィルム収納箱の掩蓋片の先端には、フィルム巻回体から引き出されたラップフィルムを切断する、金属、紙又は樹脂製の鋸刃などの切断部が設けられている。
ところで、ラップフィルムを切断した後、切断後に残ったラップフィルムが収納箱内のフィルム巻回体に巻き戻ることがある。このようにラップフィルムが巻き戻ると、次の使用時に再びラップフィルムの先端部を剥がして引き出すのに手間がかかり、使い勝手を大きく損なうこととなる。そこで、ラップフィルム収納箱の前板に、切断後に残るラップフィルムを粘着して仮留めしておく仮留め部を設けることが提案されている(特許文献1、2参照)。
特許文献1に記載の技術では、前板の両端部に亘る帯状の仮留め部を形成し、その仮留め部には、長手中央部と長手両端部の3ヶ所で幅の狭くなる切欠き部が設けられている。また、特許文献2に記載の技術では、フィルム保持部が正面板の幅方向の中央部に塗布される第1の保持部と、この第1の保持部の両側に間隔を設けてなり、かつケース本体の正面板の左右最端部にまで塗布されている筋状の第2の保持部を備えている。
特許第3195468号公報 特開2005−212894号公報
しかしながら、切断部により切断されたラップフィルムの切断端には、裂け目や傷ができやすいため、ラップフィルムを仮留め部から剥がすときに、その裂け目や傷を起点にラップフィルムが裂けることがある。よって、仮留め部からラップフィルムを剥がす際にラップフィルムが裂けないようにする工夫が必要である。ラップフィルムを剥がす際、無意識的にラップフィルムの中央付近をつまむ人がほとんどであるが、上述の特許文献1の箱において、ラップフィルムの中央付近をつまんで、仮留め部から剥がそうとした場合、仮留め部の底板側に突出した部分のラップフィルムの切断端に力が集中的にかかり、その部分からラップフィルムが裂ける恐れがある。
上述の特許文献2の箱において、仮留め部からラップフィルムを剥がそうとした場合、初めから、仮留め部の強い接着力に反してラップフィルムを剥がす必要があるため、ラップフィルムが裂けやすい。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、仮留め部でラップフィルムの巻き戻りを防止しつつ、次の使用時にラップフィルムの中央部をつまんで、ラップフィルムを裂けないように仮留め部から剥離できるラップフィルム収納箱を提供することをその目的とする。
本発明者は、鋭意研究を重ねた結果、仮留め部のラップフィルムに対する接着性をラップフィルムの切断端に向かって弱くすることで上記種々の課題が解決されることを見出し、本発明をなすに至った。すなわち、本発明は下記(1)〜(5)を提供する。
(1)ラップフィルムの筒状のフィルム巻回体を収納するラップフィルム収納箱であって、前記フィルム巻回体から引き出されたラップフィルムを切断する切断部と、収納箱の表面に形成され、前記切断部により切断された後に残る前記フィルム巻回体のラップフィルムを仮留めする仮留め部と、を有し、前記仮留め部は、前記ラップフィルムの幅方向に形成され、当該仮留め部のラップフィルムの幅方向の少なくとも中央部は、前記ラップフィルムに対する接着性が前記ラップフィルムの切断端に向かって弱くなるように形成され、前記仮留め部の少なくとも一部が、前記ラップフィルムの切断端に向かい幅の狭くなる形体を有し、当該形体を前記ラップフィルムの幅方向に並べることによって、前記ラップフィルムに対する前記仮留め部の接着性が弱くなっており、前記ラップフィルムの切断端に向かい幅の細くなる形体の先端が、前記ラップフィルムの中央側に向けられている、ラップフィルム収納箱。
(2)ラップフィルムの筒状のフィルム巻回体を収納するラップフィルム収納箱であって、前記フィルム巻回体から引き出されたラップフィルムを切断する切断部と、収納箱の表面に形成され、前記切断部により切断された後に残る前記フィルム巻回体のラップフィルムを仮留めする仮留め部と、を有し、前記仮留め部は、前記ラップフィルムの幅方向に形成され、当該仮留め部のラップフィルムの幅方向の少なくとも中央部は、前記ラップフィルムに対する接着性が前記ラップフィルムの切断端に向かって弱くなるように形成され、前記仮留め部の少なくとも一部が、複数の点からなる形体を有し、当該複数の点の個数の密度を前記ラップフィルムの切断端に向かって下げる、及び/又は、前記複数の点の1点当たりの面積を小さくすることによって、前記ラップフィルムに対する前記仮留め部の接着性が弱くなっている、ラップフィルム収納箱。
(3)前記仮留め部を前記ラップフィルムの幅方向に7等分したときの中央部の少なくとも3つの各領域において、前記ラップフィルムに対する接着性が前記ラップフィルムの切断端に向かって弱くなっている、(1)又は(2)に記載のラップフィルムの収納箱。
(4)前記仮留め部を前記ラップフィルムの幅方向に7等分したときの全ての各領域において、前記ラップフィルムに対する接着性が前記ラップフィルムの切断端に向かって弱くなっている、(1)〜(3)のいずれかに記載のラップフィルム収納箱。
(5)前記仮留め部が、UV硬化のニスにより形成されている、(1)〜(4)のいずれかに記載のラップフィルム収納箱。
本発明のラップフィルム収納箱は、切断後のラップフィルムがラップフィルム収納箱内に巻き戻るのを防ぐとともに、仮留めされたラップフィルムのカット端側をつまんだ際に、剥離初期は容易に剥離できることでつまみ性を容易とし、かつ巻戻りを積極的に防止するための仮留め部の上方の領域を剥がすころには、ラップフィルムのカット端からの距離は遠くなるため、ラップフィルムのカット端から裂けるための抵抗はかかりにくく、ラップフィルムが裂けるトラブルを防ぐことができる。また、ラップフィルムが裂けるトラブルを修復する時に切断具の刃先に手指が当たり、手指を傷つけることがあったが、ラップフィルムが裂けるトラブル自体を防ぐことができるため、トラブルを修復する作業が必要でなくなり、そのため手指を傷つけることがなくなる。
本発明のラップフィルム収納箱の概略を示す斜視図である。 ラップフィルム収納箱の展開図である。 蓋部を開放したラップフィルム収納箱の斜視図である。 開封片を切り取る様子を示すラップフィルム収納箱の斜視図である。 仮留め部の例を示す前板の正面図である。 仮留め部の他の例を示す前板の正面図である。 仮留め部の他の例を示す説明図である。 仮留め部の他の例を示す説明図である。 仮留め部の他の例を示す説明図である。 仮留め部の他の例を示す説明図である。 つまみ片のあるラップフィルム収納箱の斜視図である。
本発明について、以下具体的に説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明はその実施の形態のみに限定されるものではない。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。また、図面中、上下左右等の位置関係は、特に断らない限り、図面に示す位置関係に基づくものとする。さらに、図面の寸法比率は、図示の比率に限定されるものではない。
図1はラップフィルム収納箱1の概略を示す斜視図であり、図2は図1のラップフィルム収納箱1の表面側の展開図である。図3は蓋部を開けた状態のラップフィルム収納箱1の斜視図である。
図1及び図2に示すようにラップフィルム収納箱1は、全体が直方体形状を有し、例えば掩蓋片10、蓋板11、脇掩蓋片12等からなる蓋部13と、前板14、底板15、後板16、脇板17、折返し片18等からなる収納部19と、開封片20とを有している。なお、折返し片18は、前板14の裏面(内面)側に折り返されるものであり、外観には現れない。
図3に示すように収納部19は、上面開口19aを有する直方体状に形成され、例えば透明のラップフィルムFが円筒状の芯体に巻かれたフィルム巻回体Rを上面開口部19aから収納できる。
図1に示すように蓋部13の蓋板11は、後板16の上端縁から前方に延びて収納部19の上面開口19aを覆っている。掩蓋片10は、蓋板11の前端縁から前板14側に延びて前板14の前面を覆っている。
なお、ラップフィルム収納箱1を構成する原紙としては、例えば、ボール紙、コートボール紙、段ボール等が挙げられるが、これらに限定されず、当業界で公知の紙類を適宜選択して用いることができる。原紙は、これらの素材に、エンボス加工、印刷加工、ポリエチレン等を用いたラミネート加工が施されたものであっても構わない。
開封片20は、収納部19の前板14の前面下部に位置し、ラップフィルム収納箱1の長手方向に沿って帯状に形成されている。開封片20は、掩蓋片10の先端縁に切り取り線21を介して接続されている。開封前、開封片20の裏面側は、図2に示す前板14の複数の接着部22に接着している。この開封片20によって蓋部13が封止されており、図4に示すように開封片20を切り取り線21に沿って切り取ることによって蓋部13を開封することができる。
掩蓋片10の先端部の裏側には、図3及び図4に示すように収納部19のフィルム巻回体Rから引き出されたラップフィルムFを切断する切断部としての鋸刃30が設けられている。鋸刃30は、ラップフィルム収納箱1(掩蓋片10)の長手方向の両側端に亘って形成されている。鋸刃30は、開封片20を切り取った時に、掩蓋片10の先端縁から下方に突出する位置に形成されている。鋸刃30によって切断されたラップフィルムFの先端には、切断端F1が形成される。なお、この鋸刃30などの切断部の材質は、金属、プラスチック、バルカナイズドファイバー等であり、切断部の形状は、直線状、V状、アーチ状等従来公知のものであれば特に制限はない。
図2及び図3に示すように前板14の表面には、切断後に残るフィルム巻回体RのラップフィルムFを仮留めする仮留め部40が形成されている。仮留め部40は、例えばUV硬化のニスにより形成され、粘着性を有している。仮留め部40は、ラップフィルム収納箱1の長手方向の両端部間に亘り、当該長手方向(ラップフィルムFの幅方向)に沿って連続的に形成されている。仮留め部40は、例えば前板14の両端から20mm以内の両端付近まで形成されている。例えば仮留め部40は、図5に示すように全体が帯状に形成され、その長手方向の中央部Cは、ラップフィルムFに対する接着性がラップフィルムFの切断端F1(前板14の下側)に向かって弱くなるように形成されている。
具体的には、仮留め部40の中央部Cは、前板14の長手方向(図5のX方向)に沿って延在された同幅のベース部40aと、ベース部40aのラップフィルムの切断端F1側に設けられ、切断端F1に向かい幅の狭くなる三角状の形体40bから構成されている。形体40bは、前板14の長手方向に複数並べられて、中央部Cの下端は、ジグザグ形状(鋸形状)になっている。中央部Cは、仮留め部40を前板14の長手方向に7等分したときの中央に近い3つの領域C1、C2、C3から構成されている。よって、この3つの狭小の各中央領域C1、C2、C3において、それぞれラップフィルムFの切断端F1側に向かって面積が減少し接着性が低下している。逆に、各中央領域C1、C2、C3において、それぞれラップフィルムFの切断端F1側から前板14の上端側に向かって面積が増大し接着性が増している。各中央領域C1、C2、C3内では、複数の同じ形体40bの繰り返しになっている。仮留め部40の中央部Cの両側の側部Sは、上下幅が一定に形成されている。例えば中央領域Cと側部Sの上下幅は同じになっている。
切断後のラップフィルムFは、前板14に配置されている仮留め部40に貼り着き仮留めされる。そして、次の使用時には、ラップフィルムFの中央部をつまみ、ラップフィルムFを仮留め部40から剥がし、所望長さ引き延ばし、蓋部13を閉めた状態で鋸刃30によりラップフィルムFを切断する。
本実施の形態によれば、仮留め部40の中央部CのラップフィルムFに対する接着性が切断端F1に向かって弱くなっているので、ラップフィルムFの中央をつまんで、仮留め部40から剥がす際に、初めは仮留め部40の接着力が弱く、ラップフィルムFの中央付近の切断端F1をつまみ易いと共に、仮留め部40から抵抗なくラップフィルムFを引き剥がすことができる。したがって、ラップフィルムFの切断端F1に鋸刃30でできた傷等があっても、仮留め部40から剥がす際に傷を起点にラップフィルムFが裂けることを抑制できる。また、仮留め部40のラップフィルムFの切断端F1から離れる方向の上部では、十分な接着力があるので、ラップフィルムFの巻き戻りを防止できる。なお、仮留め部40の上部に接着力があっても、ラップフィルムFの切断端F1から距離があるので、切断部F1から裂けが生じることはない。よって、仮留め部40でラップフィルムFの巻き戻りを防止しつつ、次の使用時にラップフィルムFの中央部をつまんで、ラップフィルムFを、裂けないように仮留め部40から剥離できる。
なお、仮留め部40とラップフィルムFの接着性評価を行ったところ、仮留め部40をラップフィルムFの切断端F1に向かって弱くなるように形成した場合でも、ラップフィルムFを摘まんで仮留め部40から剥がす際に、初めは仮留め部40の接着力が弱いが、切断端F1から離れる上部では、巻き戻りを防止するのに十分な接着力がある結果となった。
また、上記実施の形態では、仮留め部40をラップフィルムFの幅方向に7等分したときの中央部の3つの各領域C1、C2、C3において、ラップフィルムFに対する接着性が切断端F1に向かって弱くなるようにしたので、ラップフィルムFの中央部をつまみ易くしつつ、そのラップフィルムFの剥離を好適に行うことができる。
なお、ラップフィルムFに対する接着性を切断端F1に向けて弱くする領域は、仮留め部40を7等分したときの中央の5つの領域であってもよい。また、例えば図6に示すように仮留め部40を7等分した時の全ての領域において、ラップフィルムFに対する接着性を切断端F1に向けて弱くしてもよい。
上記実施の形態では、ラップフィルムFの切断端F1に向かい幅の狭くなる形体40bを並べて、仮留め部40の接着性を切断部F1に向けて弱くしたので、仮留め部40からラップフィルムFを引き剥がす感覚が連続的に変化し、ラップフィルムFの操作が容易になる。
また、図7に示すようにラップフィルムFの切断端F1に向かい幅の細くなる形体40bの先端が、ラップフィルムFの中央P側に向けられていてもよい。ラップフィルムFの中央付近をつまんで、仮留め部40から引き剥がす際には、つまみ位置から放射状にラップフィルムFが剥がれていくため、形体40bの先端をラップフィルムFの中央P側に向けることで、より効果的にラップフィルムの裂けを抑制できる。この際に、放射状の中心は、つまみ位置に由来するため、手の大きさの関係上一点でなくてもよいが、ラップフィルムの切断端F1の幅方向(前板14の長手方向)の中央Pから15cm以内の範囲とするのが好ましい。
また、上記実施の形態では、三角形状の形体40bにより仮留め部40の接着性を切断部F1に向けて弱くしていたが、これに限られず、他の形体で仮留め部40の接着性を弱くしてもよい。
例えば図8に示すように切断端F1に向かい幅の狭くなる形体40bの先端が平坦(形体40bが台形状)になっていてもよい。また、図9に示すように先細になる形体40bの隣同士の間が湾曲形状であってもよい。
さらに図10に示すように形体40bが複数の円形の点から構成されていてもよい。この場合、各点が同じ径を有し、その点の数の密度がラップフィルムFの切断端F1に向かって下がるようにしてもよい。また、複数の点の1点当たりの面積を切断端F1に向けて小さくしてもよい。また、これらの点を組み合わせてもよい。
形体40bは、これらの限られず他の形状、配置を有するものであってもよい。また、仮留め部40の形体40b部分を除くベース部40aなどの上部は、積極的に係止機能を発現するために、フィルム幅方向の接着強度が同じ、例えば同幅のものであってもよい。この場合、同幅部分の幅は、10mm以下であることが好ましい。このような範囲であれば、ラップフィルムFが収納部19へ巻き戻ることを防止することと、次の使用の際のラップフィルムFの引き剥がしを容易にすることとのバランスが取りやすく好ましい。また、仮留め部40の上部の接着強度は、フィルム幅方向に同じでなくてもよい。
また、その他、本発明の仮留め部40のラップフィルムFに対する接着性が下方に向かうほど弱くなることを達成させる手段は、特に限定されるものではなく、例えば、仮留め部40内で素材を変更する方法であってもよい。
以上の実施の形態では、仮留め部40が、UV硬化のニスにより形成されていたが、これに特に限定するものではなく、接着性樹脂のような粘着型であっても、非粘着性の表面平滑等による自己密着型であってもよい。
また、以上の実施の形態において、図11に示すように前板14に前方に浮き上がるつまみ片50を設けてもよい。つまみ片50は、例えば前板14に切り込み51を入れることにより形成され、折返し板18が前板14の裏面側に折れることにより生じる反作用により、浮き上がる。このような機構と本発明における仮留め部40の併用により、ラップフィルムFをよりつまみやすくすることができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、ラップフィルム収納箱において、フィルムの巻き戻りを防止しつつ、仮留め部から剥がす際のラップフィルムの裂けを抑制する際に有用である。
1 ラップフィルム収納箱
10 掩蓋片
11 蓋板
13 蓋部
14 前板
19 収納部
19a 上面開口
20 開封片
30 鋸刃
40 仮留め部
40b 形体
C 中央部
S 側部
R フィルム巻回体
F ラップフィルム
F1 切断端

Claims (5)

  1. ラップフィルムの筒状のフィルム巻回体を収納するラップフィルム収納箱であって、
    前記フィルム巻回体から引き出されたラップフィルムを切断する切断部と、
    収納箱の表面に形成され、前記切断部により切断された後に残る前記フィルム巻回体のラップフィルムを仮留めする仮留め部と、を有し、
    前記仮留め部は、前記ラップフィルムの幅方向に形成され、当該仮留め部のラップフィルムの幅方向の少なくとも中央部は、前記ラップフィルムに対する接着性が前記ラップフィルムの切断端に向かって弱くなるように形成され
    前記仮留め部の少なくとも一部が、前記ラップフィルムの切断端に向かい幅の狭くなる形体を有し、当該形体を前記ラップフィルムの幅方向に並べることによって、前記ラップフィルムに対する前記仮留め部の接着性が弱くなっており、
    前記ラップフィルムの切断端に向かい幅の細くなる形体の先端が、前記ラップフィルムの中央側に向けられている、ラップフィルム収納箱。
  2. ラップフィルムの筒状のフィルム巻回体を収納するラップフィルム収納箱であって、
    前記フィルム巻回体から引き出されたラップフィルムを切断する切断部と、
    収納箱の表面に形成され、前記切断部により切断された後に残る前記フィルム巻回体のラップフィルムを仮留めする仮留め部と、を有し、
    前記仮留め部は、前記ラップフィルムの幅方向に形成され、当該仮留め部のラップフィルムの幅方向の少なくとも中央部は、前記ラップフィルムに対する接着性が前記ラップフィルムの切断端に向かって弱くなるように形成され
    前記仮留め部の少なくとも一部が、複数の点からなる形体を有し、当該複数の点の個数の密度を前記ラップフィルムの切断端に向かって下げる、及び/又は、前記複数の点の1点当たりの面積を小さくすることによって、前記ラップフィルムに対する前記仮留め部の接着性が弱くなっている、ラップフィルム収納箱。
  3. 前記仮留め部を前記ラップフィルムの幅方向に7等分したときの中央部の少なくとも3つの各領域において、前記ラップフィルムに対する接着性が前記ラップフィルムの切断端に向かって弱くなっている、請求項1又は2に記載のラップフィルムの収納箱。
  4. 前記仮留め部を前記ラップフィルムの幅方向に7等分したときの全ての各領域において、前記ラップフィルムに対する接着性が前記ラップフィルムの切断端に向かって弱くなっている、請求項1〜3のいずれかに記載のラップフィルム収納箱。
  5. 前記仮留め部が、UV硬化のニスにより形成されている、請求項1〜4のいずれかに記載のラップフィルム収納箱。
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