JP5028815B2 - 離型シートを備えた粘着シート - Google Patents

離型シートを備えた粘着シート Download PDF

Info

Publication number
JP5028815B2
JP5028815B2 JP2006040795A JP2006040795A JP5028815B2 JP 5028815 B2 JP5028815 B2 JP 5028815B2 JP 2006040795 A JP2006040795 A JP 2006040795A JP 2006040795 A JP2006040795 A JP 2006040795A JP 5028815 B2 JP5028815 B2 JP 5028815B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
release sheet
pressure
sensitive adhesive
adhesive sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006040795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007215827A (ja
Inventor
寿夫 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2006040795A priority Critical patent/JP5028815B2/ja
Publication of JP2007215827A publication Critical patent/JP2007215827A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5028815B2 publication Critical patent/JP5028815B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、粘着面に離型シートを備えてなる、救急絆創膏や外用貼付剤等の粘着シートに関する。
上記粘着シートは、使用時に離型シートを引き剥がして粘着面を露出させ、これを患部に貼り付ける。その際、粘着面が単に1枚の離型シートで覆われていると捲り難いので、粘着面の中央でオーバーラップする2枚の離型シートを設けて、離型シートを捲り易く構成したものが知られている(特許文献1)。
ところで、離型シートは粘着面から引き剥がされた後で廃棄されるものであるが、2枚の離型シートを備える粘着シートの場合、引き剥がした後では、別々に分離した2枚の離型シートが存在することとなるので、これを廃棄するのが面倒であったり、手間取ったりするといった問題がある。
特開2002−65726号公報
上記従来の事情に鑑み、本発明の目的は、廃棄される離型シートが1枚のみであって、しかも、離型シートの剥離作業を行い易い粘着シートを提供することである。
本発明は、上記要望に応えるべく創案されたものであって、以下の特徴を備えた粘着シートを提供するものである。
すなわち、本発明の粘着シートは、粘着面を1枚の離型シートで覆ってなる。そして、離型シートは、粘着面に接する内表面とは反対側の外表面に、引き剥がし用のタブを取り付けて構成されている。当該引き剥がし用のタブは、その一部分のみが離型シート外表面に固定されている(他の部分は固定されていない)。
本発明の粘着シートにおいて、上記引剥し用タブは、シート材料を2つに折り畳んで構成されていてもよい。その場合には、第1折畳片が離型シートの外表面に固定され、第2折畳片が離型シートの外形輪郭内に納まる位置に折り返されて構成される。
また、上記引剥し用タブは、その端部が離型シートの外形輪郭を超えて突出する、折り畳まれていない平坦な1枚のシート材から構成してもよい。この場合には、少なくとも当該突出部分は、離型シート外表面に固定されておらず、他の部分が離型シート外表面に固定される。
本発明の粘着シートにおいては、粘着面を覆う離型シートが1枚のみであるため、当該離型シートを捲り取った後における廃棄作業が簡単となる。しかも、離型シートの外表面には、捲り取るのを容易にするために、引剥し用タブが固定されている。
すなわち、引剥し用タブは、その一部分が離型シート外表面に固定されていて、他の部分は離型シート外表面には固定されていない(つまり、離型シートの外表面に載っているに過ぎない、あるいは離型シートの外形輪郭を超えて突出している)。したがって、この固定されていない部分を摘んで、簡単に離型シートを捲り取ることができる。
なお、引剥し用タブを2つに折り畳んで構成する場合には、一方の折畳片を他方の折畳片よりも長く構成し、その部分に着色を施すことが好ましい。また、引剥し用タブを折り畳まない平坦な1枚のシート材から構成する場合には、離型シートの外形輪郭を超えて突出する当該シート材の突出部を着色することが好ましい。
着色した部分が目印となって、使用者は、より簡単にこの部分を摘んで、離型シートを捲り取ることができる。
本発明の実施形態を、添付の図面を参照して、以下に詳細に説明する。
≪第1実施形態(図1〜図3)≫
図1は、本発明の第1実施形態に係る粘着シート10を真上から見た平面図である。図2は、引剥し用タブ30を摘んで、離型シート20を捲り取っている状態を示す斜視図である。
粘着シート10は、その片面が薬剤等を含有する粘着面10aとされている。本発明においては、この粘着面10aを1枚のフィルム状の離型シート20で覆っている。離型シート20が1枚のみであるから、これを捲り取った後での廃棄が簡単かつ便利なものとなる。
離型シート20は、粘着面10aに接する内表面とは反対側の外表面に、引き剥がし用のタブ30を備えている。この引剥し用タブ30を摘んで捲り取ることで、離型シート20を簡単に引き剥がすことができる。
なお、粘着シートおよび薬剤等は一般的に知られたものであり、離型シート20についても、それ自体は、ポリプロピレン等の材料から製造される一般的なものである。
≪引剥し用タブの構成≫
本発明においては、引剥し用タブは、その一部分のみが離型シート外表面に固定されていて、他の部分が離型シートに固定されていなければ足りる。そのように構成されている限り、固定されていないタブ部分を摘んで、離型シートを簡単に捲り取ることができる。
そのような条件が満足される限り、引剥し用タブの具体的な構成が特定のものに限定されるものではない。第1実施形態では、そのような引剥し用タブの一例として、以下に説明するような構成を採用している。
図3は、粘着シート10の側面図であって、引剥し用タブ30が固定された離型シート20上の箇所を部分的に拡大して示している。図2および図3から分かるように、引剥し用タブ30は、細長い矩形の一枚のシート材を、折畳線30aにおいて2つに折り畳んで構成されている。
図3において下方側に位置する第1折畳片31において、引剥し用タブ30は、適当な接着剤等により、離型シート20の外表面に固定されている。図3において上方側に位置する第2折畳片32は、第1折畳片31よりも長く構成されていて、その一部分32aが第1折畳片31を超えて、図3中右側へと突出している。この突出した部分32aを摘み上げることで、離型シート20を粘着シート10から捲り取ることができる。
なお、この突出部32aには、例えば青色等の適当な着色を施すことが好ましい。着色した場合には、この部分が目印となって、使用者は、さらに簡単にその部分を摘み上げることができる。
≪粘着シートの形状≫
図示した粘着シート10は、直交する2辺11、12を含む矩形形状としているが、本発明においては、粘着シート10の形状は、矩形以外にも、円形、楕円形、多角形、その他任意のものを採用できる。ただ、矩形形状の粘着シート10は、製造ラインにおいて大量生産するのに適した形状である。
また図示の例では、離型シート20は、粘着シート10とほぼ同一形状をなしており、直交する2辺21、22を含む矩形形状とされている。したがって、図1においては、粘着シート10の第1辺11、第2辺12は、それぞれ、離型シート20の第1辺21、第2辺22と重なって現れる。
≪引剥し用タブの位置≫
図示したような矩形形状の粘着シート10および離型シート20を採用した場合には、引剥し用タブ30の折畳線30aは、離型シートの第1辺21よりも内側にズラして配置することが好ましい(図1参照)。もし仮に、折畳線30aを第1辺21に沿って配置すると、製造ライン中での第1辺21に沿う切断工程において、引剥し用タブ30も一緒に切断され得る。そこで、これを防止するために、図示したように、引剥し用タブ30の折畳線30aを、離型シート20の第1辺21よりも内側にズラして配置することが好ましい。
一方、引剥し用タブ30は、その側辺については、離型シート20の第2辺22に沿って延在していることが好ましい。
このような配置にすると、上記切断工程で切断される以前の状態において、図1中粘着シート10よりも上方側に隣接する他の粘着シート(図示せず)にまで渡って延在する1つの引剥し用タブ30を離型シート20に固定しておき、その後、第2辺22に沿って切断することで、当該不図示の粘着シートに対しても引剥し用タブ30を同時に形成できるというメリットがある。
なお、図1から分かるように、引剥し用タブ30は、その全体が離型シート20の外形輪郭内に納まっている(その外方へ飛び出していない)。すなわち、第1折畳片31の上に折り畳まれた第2折畳片32は、離型シート20の外形輪郭内に納まる位置に折り返されている。
このような構成を採用すると、複数の粘着シート10を積み重ねた場合に、その積層体の側方にヒラヒラと突出するタブ部分が存在することがない。つまり、複数の粘着シートを積み重ねて袋体にパッケージするのに好都合となる。
≪第2実施形態(図4)≫
図4は、本発明の第2実施形態に係る粘着シートを示す斜視図である。第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、粘着シート10が1枚の離型シート20で覆われており、この離型シート20に引剥し用タブが固定されている。
第2実施形態においては、引剥し用タブ60の具体的構成のみが第1実施形態と異なるので、その点についてのみ説明する。
引剥し用タブ60は、ストリップ状の平坦な1枚のシート材料から構成されていて、第1実施形態の場合のように折り畳まれてはいない。この引剥し用タブ60は、その一端が離型シート20の外形輪郭を超えて外方に突出している。したがって、この突出部60aを摘んで、離型シート20を簡単に捲り取ることができる。
なお、この突出部60aには、例えば青色等の適当な着色を施すことが好ましい。着色した場合には、この部分が目印となって、使用者は、さらに簡単にその部分を摘み上げることができる。
なお、第2実施形態の粘着シートにおいては、引剥し用タブ60の一部が離型シート20の外形輪郭を超えて外部に突出しているので、この突出量があまりに大きいとパッケージングに不利となることも考えられる。しかし、突出量を適度に抑えれば、それ程問題とはならないし、折り畳まない平坦なシート状の引剥し用タブ60は、その構成が単純で製造コストを抑えることができるというメリットがある。
本発明の第1実施形態に係る粘着シートを真上から示す平面図。 図1の粘着シートの使用方法を説明する斜視図。 図1の粘着シートの部分拡大側面図。 本発明の第2実施形態に係る粘着シートを説明する斜視図。
符号の説明
10 粘着シート
10a 粘着面
11 粘着シートの第1辺
12 粘着シートの第2辺
20 離型シート
21 離型シートの第1辺
22 離型シートの第2辺
30 引剥し用タブ
30a 折畳線
31 第1折畳片
32 第2折畳片
32a 着色部(突出部)
60 引剥し用タブ
60a 着色部(突出部)

Claims (2)

  1. 粘着面(10a)を1枚のフィルム状の離型シート(20)のみで覆ってなる粘着シートであって、
    離型シート(20)は、粘着面に接する内表面とは反対側の外表面に、引き剥がし用のタブ(30)を取り付けて構成されていて、
    当該引き剥がし用のタブ(30)は、その一部分のみが離型シート外表面に固定されており、
    上記引き剥がし用のタブ(30)は、シート材料を2つに折り畳んで構成されていて、第1折畳片(31)が離型シートの外表面に固定されていて、第2折畳片(32)が離型シート(20)の外形輪郭内に納まる位置に折り返されており、
    当該粘着シートは、直角に交差する第1辺(11)および第2辺(12)を含む矩形形状をなすとともに、上記離型シート(20)も、粘着シートの第1辺(11)および第2辺(12)に重なる第1辺(21)および第2辺(22)を含む矩形形状をなしており、
    折り畳まれた上記引き剥がし用のタブ(30)は、その折畳線(30a)を離型シートの第1辺(21)よりも内側に位置させた状態で、離型シートの第2辺(22)に沿って延在していることを特徴とする、粘着シート。
  2. 上記引き剥がし用のタブ(30)は、第1折畳片(31)よりも第2折畳片(32)の方が長くなるように折り畳まれていて、
    第2折畳片(32)は、第1折畳片(31)を超えて延在する部分(32a)が着色されていることを特徴とする、請求項1記載の粘着シート。
JP2006040795A 2006-02-17 2006-02-17 離型シートを備えた粘着シート Expired - Fee Related JP5028815B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006040795A JP5028815B2 (ja) 2006-02-17 2006-02-17 離型シートを備えた粘着シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006040795A JP5028815B2 (ja) 2006-02-17 2006-02-17 離型シートを備えた粘着シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007215827A JP2007215827A (ja) 2007-08-30
JP5028815B2 true JP5028815B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=38493695

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006040795A Expired - Fee Related JP5028815B2 (ja) 2006-02-17 2006-02-17 離型シートを備えた粘着シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5028815B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5276608B2 (ja) * 2009-09-18 2013-08-28 久光製薬株式会社 粘着テープ包装袋
GB201222770D0 (en) * 2012-12-18 2013-01-30 Systagenix Wound Man Ip Co Bv Wound dressing with adhesive margin

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5657235U (ja) * 1979-10-11 1981-05-18
GB2157958A (en) * 1984-05-03 1985-11-06 Ernest Edward Austen Bedding Ball game net support
JP3754744B2 (ja) * 1996-03-01 2006-03-15 株式会社共和 粘着フィルム
JP3889561B2 (ja) * 2000-08-31 2007-03-07 岡山大鵬薬品株式会社 粘着シートの離型紙構造
JP4499428B2 (ja) * 2004-01-07 2010-07-07 新タック化成株式会社 創傷保護絆創膏

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007215827A (ja) 2007-08-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4572228B2 (ja) 衛生薄葉紙収納箱
CA2927314A1 (en) Opening/closing device for a disposable flexible container
JP4785050B2 (ja) ラベルシート
JP2011184067A (ja) ブリスターパック及びその製造方法
JP5028815B2 (ja) 離型シートを備えた粘着シート
JP2007112475A (ja) ラップフィルム収納カートン
JP4961768B2 (ja) 離型シートを備えた粘着シート
JP3773503B2 (ja) ラベル用シート
JP2009039505A (ja) 清掃用具
JP6039200B2 (ja) 衛生薄葉紙収納箱
JP5028816B2 (ja) 離型シートを備えた粘着シート
JP2018122877A (ja) 巻回体用の包装箱及びその製造方法
JP5480109B2 (ja) 蓋材及び包装体
JP3006690U (ja) 薄葉紙の収納・取出し容器
JP6539994B2 (ja) 巻取体及びその製造方法、並びに内容物入り包装袋の製造方法
JP6293493B2 (ja) 粘着シート
JP3211763U (ja) 携帯用粘着ごみ取り具
JP6165547B2 (ja) ラップフィルム収納箱
JP3160106U (ja) 指カバー
JP4629366B2 (ja) ウェッブコーナー型紙容器
JP7160542B2 (ja) シート積層体
JP4989283B2 (ja) 貼付剤
JP3933481B2 (ja) 湯切り孔付き蓋材
JP2009276474A (ja) 剥離紙付き粘着ラベル
JP2016169051A (ja) 包装袋

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081205

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110628

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120412

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120529

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120611

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees