JP5028815B2 - 離型シートを備えた粘着シート - Google Patents
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すなわち、本発明の粘着シートは、粘着面を1枚の離型シートで覆ってなる。そして、離型シートは、粘着面に接する内表面とは反対側の外表面に、引き剥がし用のタブを取り付けて構成されている。当該引き剥がし用のタブは、その一部分のみが離型シート外表面に固定されている(他の部分は固定されていない)。
すなわち、引剥し用タブは、その一部分が離型シート外表面に固定されていて、他の部分は離型シート外表面には固定されていない(つまり、離型シートの外表面に載っているに過ぎない、あるいは離型シートの外形輪郭を超えて突出している)。したがって、この固定されていない部分を摘んで、簡単に離型シートを捲り取ることができる。
着色した部分が目印となって、使用者は、より簡単にこの部分を摘んで、離型シートを捲り取ることができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係る粘着シート10を真上から見た平面図である。図2は、引剥し用タブ30を摘んで、離型シート20を捲り取っている状態を示す斜視図である。
本発明においては、引剥し用タブは、その一部分のみが離型シート外表面に固定されていて、他の部分が離型シートに固定されていなければ足りる。そのように構成されている限り、固定されていないタブ部分を摘んで、離型シートを簡単に捲り取ることができる。
そのような条件が満足される限り、引剥し用タブの具体的な構成が特定のものに限定されるものではない。第1実施形態では、そのような引剥し用タブの一例として、以下に説明するような構成を採用している。
図3において下方側に位置する第1折畳片31において、引剥し用タブ30は、適当な接着剤等により、離型シート20の外表面に固定されている。図3において上方側に位置する第2折畳片32は、第1折畳片31よりも長く構成されていて、その一部分32aが第1折畳片31を超えて、図3中右側へと突出している。この突出した部分32aを摘み上げることで、離型シート20を粘着シート10から捲り取ることができる。
図示した粘着シート10は、直交する2辺11、12を含む矩形形状としているが、本発明においては、粘着シート10の形状は、矩形以外にも、円形、楕円形、多角形、その他任意のものを採用できる。ただ、矩形形状の粘着シート10は、製造ラインにおいて大量生産するのに適した形状である。
また図示の例では、離型シート20は、粘着シート10とほぼ同一形状をなしており、直交する2辺21、22を含む矩形形状とされている。したがって、図1においては、粘着シート10の第1辺11、第2辺12は、それぞれ、離型シート20の第1辺21、第2辺22と重なって現れる。
図示したような矩形形状の粘着シート10および離型シート20を採用した場合には、引剥し用タブ30の折畳線30aは、離型シートの第1辺21よりも内側にズラして配置することが好ましい(図1参照)。もし仮に、折畳線30aを第1辺21に沿って配置すると、製造ライン中での第1辺21に沿う切断工程において、引剥し用タブ30も一緒に切断され得る。そこで、これを防止するために、図示したように、引剥し用タブ30の折畳線30aを、離型シート20の第1辺21よりも内側にズラして配置することが好ましい。
このような配置にすると、上記切断工程で切断される以前の状態において、図1中粘着シート10よりも上方側に隣接する他の粘着シート(図示せず)にまで渡って延在する1つの引剥し用タブ30を離型シート20に固定しておき、その後、第2辺22に沿って切断することで、当該不図示の粘着シートに対しても引剥し用タブ30を同時に形成できるというメリットがある。
このような構成を採用すると、複数の粘着シート10を積み重ねた場合に、その積層体の側方にヒラヒラと突出するタブ部分が存在することがない。つまり、複数の粘着シートを積み重ねて袋体にパッケージするのに好都合となる。
図4は、本発明の第2実施形態に係る粘着シートを示す斜視図である。第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、粘着シート10が1枚の離型シート20で覆われており、この離型シート20に引剥し用タブが固定されている。
第2実施形態においては、引剥し用タブ60の具体的構成のみが第1実施形態と異なるので、その点についてのみ説明する。
10a 粘着面
11 粘着シートの第1辺
12 粘着シートの第2辺
20 離型シート
21 離型シートの第1辺
22 離型シートの第2辺
30 引剥し用タブ
30a 折畳線
31 第1折畳片
32 第2折畳片
32a 着色部(突出部)
60 引剥し用タブ
60a 着色部(突出部)
Claims (2)
- 粘着面(10a)を1枚のフィルム状の離型シート(20)のみで覆ってなる粘着シートであって、
離型シート(20)は、粘着面に接する内表面とは反対側の外表面に、引き剥がし用のタブ(30)を取り付けて構成されていて、
当該引き剥がし用のタブ(30)は、その一部分のみが離型シート外表面に固定されており、
上記引き剥がし用のタブ(30)は、シート材料を2つに折り畳んで構成されていて、第1折畳片(31)が離型シートの外表面に固定されていて、第2折畳片(32)が離型シート(20)の外形輪郭内に納まる位置に折り返されており、
当該粘着シートは、直角に交差する第1辺(11)および第2辺(12)を含む矩形形状をなすとともに、上記離型シート(20)も、粘着シートの第1辺(11)および第2辺(12)に重なる第1辺(21)および第2辺(22)を含む矩形形状をなしており、
折り畳まれた上記引き剥がし用のタブ(30)は、その折畳線(30a)を離型シートの第1辺(21)よりも内側に位置させた状態で、離型シートの第2辺(22)に沿って延在していることを特徴とする、粘着シート。
- 上記引き剥がし用のタブ(30)は、第1折畳片(31)よりも第2折畳片(32)の方が長くなるように折り畳まれていて、
第2折畳片(32)は、第1折畳片(31)を超えて延在する部分(32a)が着色されていることを特徴とする、請求項1記載の粘着シート。
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