JP2018122877A - 巻回体用の包装箱及びその製造方法 - Google Patents

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利香 松尾
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利香 松尾
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Abstract

【課題】痛み抑制領域の形成のために製造設備に大規模な改造を施す必要がなく、蓋の変形に伴い、長尺物の切断に支障を来すことの少ない巻回体用の包装箱及びその製造方法を提供する。【解決手段】巻芯2にフィルム3が巻かれた巻回体1に対向可能な底板11と、底板11の一側部に屈曲可能に接続される第一の側壁板14と、底板11の他側部に屈曲可能に接続されて第一の側壁板14に対向する第二の側壁板14Aとを有する握持可能な巻回体用の包装箱10であり、底板11の一側部に、フィルム3用の切断歯30を接着し、底板11の他側部と第二の側壁板14Aの接続部分26付近に、底板11と第一、第二の側壁板14・14Aが区画する空間方向に陥没可能な細長い平面略台形の痛み抑制領域40を形成する。痛み抑制領域40が選択的に使用できるよう陥没可能に形成されるので、既存の製函装置に必要があれば、僅かな改造を施すだけで容易に対応できる。【選択図】図3

Description

本発明は、芯に包装用のフィルム、アルミホイル、クッキングペーパー等が巻かれた巻回体用の包装箱及びその製造方法に関するものである。
食品の乾燥や酸化を防いだり、食品の香りが他の食品に移るのを防止する場合には、巻芯に食品包装用のフィルムが巻かれた巻回体が使用されるが、この巻回体は、専用の包装箱に収納して用いられるのが一般的である。
この種の包装箱は、図示しないが、巻回体を回転可能に収納する細長い本体箱と、この本体箱の開口した上部を開閉するボックスタイプの蓋とを備え、本体箱の後部を形成する後板上部に、蓋を形成する蓋板後部が上下方向に揺動可能に接続されている。本体箱の後板上部と蓋の蓋板後部との接続部中央付近には、角の無い面取り部が部分的に凹み形成されている。また、蓋の前部を形成する掩蓋片には、巻回体のフィルムを切断するV字形の切断刃が接着されている(特許文献1参照)。
上記構成において、食品の乾燥や酸化を防ぐ場合には、先ず、包装箱の中央部付近を握り、この握った包装箱の蓋を開けて巻回体からフィルムを必要な長さ分引き出し、この引き出したフィルムにより、食品を被覆して包装する。こうして食品を包装したら、包装箱の蓋を閉じ、包装箱を握った手を捻り、包装箱を内側に回転させれば、蓋の切断刃がフィルムを切断するので、食品の乾燥や酸化を防ぐことができる。これらの作業の際、包装箱の角の無い面取り部に手を接触させれば、包装箱を握りやすくなる。
特開2014‐136588号公報
従来における巻回体用の包装箱は、以上のように構成され、本体箱の後板上部と蓋の蓋板後部との接続部中央付近に面取り部が必ず凹み形成されるので、包装箱の握持が容易になり、操作性や取扱性が向上するものの、面取り部を凹み形成するには、既存の製函装置や製造工程では対応することができず、大規模で複雑な改造が必要になるという問題がある。
また、蓋の掩蓋片に切断刃が単に接着されるので、包装箱が強く握持されると、蓋が撓んで変形し、その結果、フィルムの切断に支障を来すことがある。フィルムを適切に切断するには、蓋の強度を向上させれば良いが、包装箱がカートン原紙の打ち抜きで一体形成される関係上、蓋のみの強度を向上させるのは困難である。
本発明は上記に鑑みなされたもので、痛み抑制領域の形成のために製造設備に大規模な改造を施す必要がなく、蓋の変形に伴い、長尺物の切断に支障を来すことの少ない巻回体用の包装箱及びその製造方法を提供することを目的としている。
本発明においては上記課題を解決するため、巻芯に長尺物が巻かれた巻回体に対向可能な底板と、この底板の一側部に接続される第一の側壁板と、底板の他側部に接続されて第一の側壁板に対向する第二の側壁板とを含む握持(握り持つ)可能なものであって、
底板の一側部に、巻回体の長尺物用の切断部材が取り付けられ、底板の他側部と第二の側壁板との接続部分付近に、底板と第一、第二の側壁板とが区画する空間方向に屈曲可能な痛み抑制領域が形成されることを特徴としている。
なお、第一、第二の側壁板の両端部にそれぞれ屈曲可能に接続される内フラップと、第二の側壁板の側部に屈曲可能に接続されて底板に対向する天板と、この天板に屈曲可能に接続されて第一の側壁板に対向可能な重ね胴板とを含み、
底板と天板のいずれか一方の両端部に、内フラップに対向可能な外蓋フラップがそれぞれ屈曲可能に接続され、
重ね胴板が、天板の側部に屈曲可能に接続されて第一の側壁板に重なる胴片と、この胴片の側部に連続した複数の小穴を介し接続される剥離片とに分割され、
第一の側壁板と重ね胴板の剥離片のいずれかに、これらを接着する複数の接着部が形成され、重ね胴板の剥離片には、複数の接着部のうち、少なくとも一部の接着部の周縁に部分的に沿う切り欠きが形成されることが好ましい。
また、底板の他側部と第二の側壁板との接続部分付近の少なくとも略中央に痛み抑制領域が形成され、接続部分付近の少なくとも略中央と痛み抑制領域との間に、折り込み用の多重折込線が形成されることが好ましい。
また、痛み抑制領域は、底板の他側部と第二の側壁板との接続部分から底板の他側部に形成される第一の痛み抑制部と、底板の他側部と第二の側壁板との接続部分から第二の側壁板に形成される第二の痛み抑制部とを含み、これら第一、第二の痛み抑制部が底板の両端部方向にそれぞれ伸長されており、底板の他側部と第二の側壁板との接続部分から第一、第二の痛み抑制部の周縁長辺までの幅がそれぞれ3.2〜5.5mmとされると良い。
また、痛み抑制領域の第一、第二の痛み抑制部がそれぞれ細長い平面略台形に形成されると良い。
また、本発明においては上記課題を解決するため、坪量が350〜600g/cmのカートン原紙を用い、請求項1ないし5のいずれかに記載した巻回体用の包装箱を製造することを特徴としている。
ここで、特許請求の範囲における巻回体には、少なくとも巻芯に長尺の食品用のフィルム、アルミホイル、クッキングペーパー、写真用や建築用のフィルムが巻かれた医薬品、家庭用品、化学用品、建築用品等が含まれる。この巻回体は、食品包装用に使用される場合、家庭用でも良いし、業務用でも良い。また、底板の他側部と第二の側壁板との接続部分付近には、底板の他側部と第二の側壁板との接続部分、及びその近傍が含まれる。痛み抑制領域は、底板の他側部と第二の側壁板との接続部分付近の中央、接続部分の中央とその近傍、あるいは接続部分の大部分に形成することができる。さらに、多重折込線には、二重折込線や三重以上の折込線が含まれる。
本発明によれば、包装箱の底板の他側部と第二の側壁板との接続部分付近に手の一部が当たり、使用時に手に痛みが生じると予想される場合には、包装箱内の空間方向に痛み抑制領域を曲げて押し込み、この痛み抑制領域を凹ませて陥没させれば良い。こうすれば、痛み抑制領域は、陥没により、角の無い面取り部になるので、包装箱が握りやすくなる。角の無い痛み抑制領域を特に必要としない場合には、痛み抑制領域を押し込んで陥没させることなく、角のある包装箱をそのまま使用することができる。
本発明によれば、痛み抑制領域の形成のために既存の製造設備に大規模な改造を施す必要がなく、しかも、蓋の変形に伴い、長尺物の切断に支障を来すのを減少させることができるという効果がある。
請求項2記載の発明によれば、未完成の包装箱を中空の略角筒形に形成し、包装箱の開口した両端部の一方の端部から巻回体を挿入し、包装箱の開口した両端部の複数の内フラップに接着剤を塗布してこれらを折り畳むとともに、後から折り畳んだ内フラップに外蓋フラップを折り重ねた後、内フラップと外蓋フラップとを接着して包装箱の両端部を閉塞すれば、形状の安定した巻回体用の包装箱を製造することができる。また、包装箱の重ね胴板から剥離片を除去すれば、重ね胴板の胴片が揺動可能となり、巻回体を覆う天板の開放が可能となる。天板が開放可能になれば、包装箱内に収納された巻回体を自由に取り扱うことができるので、巻回体の長尺物を簡易に引き出すことができる。
請求項3記載の発明によれば、包装箱から巻回体の長尺物を引き出す際、包装箱の略中央付近ではなく、角のある端部付近を握ると、手に痛みが生じるので、作業者は、凹んだ痛み抑制領域のある略中央付近を握るようになる。こうして作業者が凹んだ痛み抑制領域のある包装箱の略中央付近を握ることにより、包装箱をバランス良く操作することができ、操作性の向上が期待できる。また、底板の他側部と第二の側壁板との接続部分付近の略中央と痛み抑制領域との間に一重の折込線が単に形成される場合、包装箱の表面が部分的に割れて水等の液体が染み込み、その結果、包装箱の強度が低下したり、この強度低下に伴い、切断部材が脱落するおそれがあるが、二重以上の多重折込線を形成するので、包装箱のカートン原紙の浸水に伴う強度低下や切断部材の脱落を防ぐことが可能になる。
請求項4記載の発明によれば、第一、第二の痛み抑制部の幅がそれぞれ3.2〜5.5mmの範囲なので、底板の他側部と第二の側壁板との接続部分に多重折込線が必要以上に接近し、第一、第二の痛み抑制部の屈曲に支障を来すのを防止することが可能になる。また、第一、第二の痛み抑制部の面積が必要以上に拡大し、包装箱に収納された巻回体の回転に支障を来したり、包装箱自体が転がるのを防止することができる。
請求項5記載の発明によれば、第一、第二の痛み抑制部がそれぞれ細長い台形なので、これら第一、第二の痛み抑制部を包装箱の内方向に簡単に折り曲げることができる。
請求項6記載の発明によれば、包装箱を形成するカートン原紙の坪量が350〜600g/cmの範囲なので、カートン原紙の浸水に伴う強度不足で包装箱の実用性や耐久性が低下するのを防止することができる。また、カートン原紙の硬度が必要以上に高くなり、痛み抑制領域の形成等の加工作業に支障を来すのを抑制することが可能になる。
本発明に係る巻回体用の包装箱の実施形態を模式的に示す斜視説明図である。 本発明に係る巻回体用の包装箱の実施形態における巻回体を模式的に示す斜視説明図である。 本発明に係る巻回体用の包装箱の実施形態を模式的に示す断面説明図である。 本発明に係る巻回体用の包装箱の実施形態における内フラップと外蓋フラップとを模式的に示す斜視説明図である。 本発明に係る巻回体用の包装箱の実施形態を模式的に示す展開説明図である。 本発明に係る巻回体用の包装箱の実施形態におけるフィルムを切断する状態を模式的に示す斜視説明図である。 本発明に係る巻回体用の包装箱の実施形態における包装箱の切断歯を上方に向け、この切断歯で巻回体のフィルムを切断する状態を模式的に示す斜視説明図である。 本発明に係る巻回体用の包装箱の第2の実施形態を模式的に示す展開説明図である。 本発明に係る巻回体用の包装箱の第3の実施形態を模式的に示す展開説明図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態を説明すると、本実施形態における巻回体用の包装箱10は、図1ないし図7に示すように、巻回体1に対向して搭載可能な底板11と、この底板11の一側部に屈曲可能に接続される第一の側壁板14と、底板11の他側部に屈曲可能に接続されて第一の側壁板14に対向する第二の側壁板14Aと、この第二の側壁板14Aの側部に屈曲可能に接続されて底板11に対向する天板17と、この天板17に屈曲可能に接続されて第一の側壁板14に対向可能な重ね胴板18とを備えた握持可能な細長い箱であり、底板11の一側部に、巻回体1のフィルム3用の切断歯30を接着し、底板11の他側部と第二の側壁板14Aとの接続部分26付近に、底板11と第一、第二の側壁板14・14Aとが区画する巻回体1収納用の空間方向に陥没可能な痛み抑制領域40を形成するようにしている。
巻回体1は、図2や図3に示すように、包装箱10の底板11よりも短い巻芯2を備え、この巻芯2の外周面に透明帯形のフィルム3が20m〜50m程度、あるいは50m〜110m程度巻回されており、包装箱10内に回転可能に収納される。巻芯2は、所定の紙により、円筒形に形成される。また、フィルム3は、例えば耐熱性や耐水性等に優れるポリ塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン等により柔軟な薄膜に成形され、巻回体1から所定の長さ分引き出された後、包装箱10の切断歯30により切断され、食品の包装に利用される。
包装箱10は、図5に示すように、底板11、第一、第二の側壁板14・14A、天板17、重ね胴板18、及び痛み抑制領域40がカートン原紙24の打ち抜きにより一体形成される。この包装箱10の底板11、第一、第二の側壁板14・14A、天板17、及び重ね胴板18は、巻回体1に対応する細長い長方形にそれぞれ形成され、底板11の一側部と第一の側壁板14との間、底板11の他側部と第二の側壁板14Aとの間、第二の側壁板14Aの側部と天板17との間、及び天板17の側部と重ね胴板18との間には、包装箱10の組立を容易にする屈曲用の折線25がそれぞれ形成される。このような包装箱10は、第一の側壁板14の表面に重ね胴板18が接着された未完成の状態で図示しない製函機に平坦に折り畳んでセットされる。
カートン原紙24は、例えば化粧された加工紙や白板紙等からなり、表面に製品価値を高める所定の模様が印刷されるとともに、この所定の模様を保護する滑りにくいグロスニス等のニスが連続して塗布される。このカートン原紙24の坪量は、包装箱10の強度と加工性の両立を図る観点から、350〜600g/cm、好ましくは450〜580g/cm、より好ましくは500〜550g/cm、さらに好ましくは550g/cmが最適である。
これは、カートン原紙24の坪量が350g/cm未満の場合には、カートン原紙24が柔らかいので、加工が容易ではあるものの、カートン原紙24の浸水に伴う強度低下が著しく、実用性や耐久性に問題が生じるからである。これに対し、600g/cmを越える場合には、カートン原紙24の硬度が必要以上に高くなり、痛み抑制領域40の形成等の加工作業に支障を来すからである。
底板11の短辺の両端部には図1、図4、図5に示すように、包装箱10の開口した端部に対応する大きさの外蓋フラップ12がそれぞれ折線25を介し屈曲可能に接続され、各外蓋フラップ12が矩形に形成される。外蓋フラップ12の先端部には、天板17の裏面端部に重なる先細りの舌フラップ13が折線25を介し屈曲可能に接続され、これら外蓋フラップ12と舌フラップ13とが包装箱10の組立時にL字形に屈曲される。
第一の側壁板14の短辺の両端部には図4や図5に示すように、矩形あるいは一部切り欠かれた台形の内フラップ15がそれぞれ折線25を介し屈曲可能に接続され、各内フラップ15の表面が外蓋フラップ12に対向して接着される。この内フラップ15の表面には、ホットメルト接着剤の接着を容易にする複数本のミシン目16が間隔をおき斜めに並べて形成され、各ミシン目16が底板11や天板17の左右幅方向に連続して伸長される。
第二の側壁板14Aの短辺の両端部には図4や図5に示すように、包装箱10の開口した端部を被覆可能な内フラップ15Aがそれぞれ折線25を介し屈曲可能に接続され、各内フラップ15Aが矩形あるいは一部切り欠かれた台形等に形成されており、各内フラップ15Aが折り畳まれて対向する第一の側壁板14の内フラップ15裏面に接着される。この内フラップ15Aの表面には、ホットメルト接着剤の接着を容易にする複数本のミシン目16Aが間隔をおき斜めに並べて形成され、各ミシン目16Aが底板11や天板17の左右幅方向に連続して伸長される。
第一、第二の側壁板14・14Aの内フラップ15・15Aは、天板17の裏面端部との間に外蓋フラップ12の舌フラップ13を挟持するのであれば、同じ大きさや長さでも良いが、必要に応じて変更される。例えば図4に示すように、第一の側壁板14の内フラップ15が短く形成されるとともに、第二の側壁板14Aの内フラップ15Aが長く形成されたり、逆に第一の側壁板14の内フラップ15が長く形成され、第二の側壁板14Aの内フラップ15Aが短く形成される。
天板17は、図1、図3ないし図5に示すように、底板11と同じ大きさ・長さに形成され、底板11に対向して巻回体1を収納する空間を区画形成する。この天板17の短辺の両端部には、底板11の両端部に外蓋フラップ12が接続されない場合、巻回体1のフィルム3の引き出しに支障を来さないことを条件として、外蓋フラップ12がそれぞれ折線25を介し屈曲可能に接続される。
重ね胴板18は、図1、図4、図5に示すように、天板17の側部に接続されて第一の側壁板14の表面に重なる細長い胴片19と、この胴片19の側部にミシン目20を介して接続される細長い剥離片21とに分割され、この剥離片21の裏面長手方向に、第一の側壁板14の表面に接着剤により接着される複数の接着部22が所定の間隔をおき並べて形成されており、各接着部22が略円形に区画形成されて所定の接着剤が塗布される。
ミシン目20の両端部には、必要に応じ、胴片19と剥離片21との分離を容易にする略三角形の切り欠きがそれぞれ形成される。また、剥離片21の少なくとも表面長手方向には、複数の接着部22のうち、少なくとも一部の接着部22の周縁に部分的に沿う略半円弧形の切り欠き23が所定の間隔をおきそれぞれ形成され、この複数の切り欠き23を利用した押圧操作により、剥離片21の複数の接着部22間等が部分的に浮き上がり、第一の側壁板14の表面から剥離片21が徐々に、かつ簡単に剥離される。
このような重ね胴板18は、第一の側壁板14から剥離片21が複数の切り欠き23を介して剥離され、この剥離片21が胴片19からミシン目20に沿って除去されることにより、胴片19が揺動可能となって天板17の開放を可能とする。天板17が開放可能になると、包装箱10内に収納された巻回体1を自由に取り扱うことができ、巻回体1のフィルム3を所定の長さ分引き出すことができる。
切断歯30は、図3ないし図5に示すように、例えば生分解性樹脂により細長い長方形の薄板に成形され、両側のうち、少なくとも一側部の長手方向に複数の鋸歯31が連続して形成されるとともに、各鋸歯31が小さな三角形に形成されており、巻回体1から引き出されたフィルム3を迅速に切断できるよう、底板11の表面一側部に接着剤等により接着される。この切断歯30の生分解性樹脂としては、例えばバイオポリエステル、バクテリアセルロース、脂肪酸ポリエステル等があげられる。
切断歯30の一側部は、底板11の表面一側部と第一の側壁板14の表面側部との接続部分付近、換言すれば、境界の折線25付近に位置し、複数の鋸歯31が底板11の表面一側部から僅かに食み出ており、この僅かに食み出た複数の鋸歯31が巻回体1から引き出されたフィルム3を切断するよう機能する。切断歯30は、細長い長方形が主ではあるが、必要に応じ、細長い略へ字形等の薄板に成形される。
痛み抑制領域40は、図3や図5に示すように、底板11の他側部と第二の側壁板14Aとの接続部分26から底板11の他側部にかけて形成される第一の痛み抑制部41と、底板11の他側部と第二の側壁板14Aとの接続部分26から第二の側壁板14Aにかけて形成される第二の痛み抑制部43とを備え、底板11の他側部と第二の側壁板14Aとの接続部分26付近の少なくとも略中央に陥没可能に形成されており、接続部分26付近の少なくとも略中央との間に、折り込み用の二重折込線45が形成される。
痛み抑制領域40は、底板11の他側部と第二の側壁板14Aとの接続部分26付近に形成されるが、これは、底板11の一側部の切断歯30で巻回体1のフィルム3を切断する場合、切断歯30の反対側に位置する底板11の他側部と第二の側壁板14Aとの接続部分26付近に指やその指節線が強く接触することが少なくないからである。
第一の痛み抑制部41は、底板11の両端部方向(図5の上下方向)、換言すれば、包装箱10の長手方向に細長く伸長され、底板11の他側部から一側部方向に向かうにしたがい徐々に狭まる細長い台形に形成されており、底板11の他側部と第二の側壁板14Aとの接続部分26から周縁長辺42までの幅が3.2〜5.5mm、好ましくは4.0〜5.3mm、より好ましくは5.0mmとされる。この第一の痛み抑制部41は、ユーザーの掌の大きさを考慮した長さに形成される。第一の痛み抑制部41が細長い台形なのは、単なる長方形の場合には、第一の痛み抑制部41の折り込みに支障を来すからである。
第一の痛み抑制部41の幅が3.2〜5.5mmの範囲なのは、3.2mm未満の場合には、底板11の他側部と第二の側壁板14Aとの接続部分26に二重折込線45が必要以上に接近し、第一の痛み抑制部41の折り込みに支障を来すからである。これに対し、5.5mmを越える場合には、第一の痛み抑制部41の面積が必要以上に拡大し、包装箱10に収納された巻回体1の回転に支障を来したり、包装箱10の静置安定性が低下するからである。
第二の痛み抑制部43は、底板11の両端部方向、換言すれば、包装箱10の長手方向に細長く伸長され、第二の側壁板14Aから天板17方向に向かうにしたがい徐々に狭まる細長い台形に形成されており、底板11の他側部と第二の側壁板14Aとの接続部分26から周縁長辺44までの幅が3.2〜5.5mm、好ましくは4.0〜5.3mm、より好ましくは5.0mmとされる。この第二の痛み抑制部43も、ユーザーの掌の大きさを考慮した長さに形成される。第二の痛み抑制部43が細長い台形なのは、第一の痛み抑制部41の場合と同様、単なる長方形のときには、第二の痛み抑制部43を簡単に折り込むことができなくなるからである。
第二の痛み抑制部43の幅が3.2〜5.5mmの範囲なのは、第一の痛み抑制部41の場合と同様、3.2mm未満のときには、底板11の他側部と第二の側壁板14Aとの接続部分26に二重折込線45が過剰に接近し、第二の痛み抑制部43の折り込みが困難になるという理由に基づく。これに対し、5.5mmを越えるときには、第二の痛み抑制部43の面積が必要以上に拡大し、包装箱10に収納された巻回体1の回転に困難を来したり、包装箱10の静置安定性の低下を招くという理由に基づく。
このような第一、第二の痛み抑制部41・43は、相互に隣接して二重折込線45に包囲され、包装箱10の内方向に共に押し込まれ、陥没することにより、指に不快な刺激が生じない痛み抑制領域40を丸く形成するよう機能する。
二重折込線45は、二本の折込線からなり、第一、第二の痛み抑制部41・43の周縁部に沿うよう形成されており、凹凸を生じさせることにより、カートン原紙24の浸水に伴う強度低下や切断歯30の脱落を防止するよう機能する。これは、二重折込線45ではなく、一重の折込線の場合、包装箱10の表面が部分的に割れて水等の液体が染み込み、包装箱10表面のニスの欠けた部分からカートン原紙24が吸水し、その結果、カートン原紙24の強度が低下するからである。また、カートン原紙24が吸水して強度が低下すると、切断歯30が脱落するおそれがあるからである。この問題は、切断歯30が生分解性樹脂製造の場合、深刻である。
上記構成において、巻回体用の包装箱10を組み立てて製造・出荷する場合、製函機に平坦に折り畳んでセットされた未完成の包装箱10は、先ず、引き起こされて中空の角筒形に成形され、開口した両端部の一方の端部から既に製造された巻回体1が水平に挿入される。
巻回体1が挿入された包装箱10は、開口した両端部における一対の内フラップ15・15Aの表面にポリオレフィン系のホットメルト接着剤等がそれぞれ薄く塗布され、一対の内フラップ15・15Aが順次折り畳まれる(図4参照)とともに、後から折り畳まれた内フラップ15の表面に外蓋フラップ12が折り重ねられてその舌フラップ13が一対の内フラップ15・15Aと天板17との間に挟持され、内フラップ15と外蓋フラップ12との接着により、開口した両端部がそれぞれ閉塞される。
この際、包装箱10の各端部における一対の内フラップ15・15Aの長さが異なる場合には、長い内フラップ15Aを先に畳み、この長い内フラップ15Aの表面に短い内フラップ15を後から畳んで重ねれば良い。こうすれば、一対の内フラップ15・15Aの姿勢を安定させることができるので、この一対の内フラップ15・15Aの表面にホットメルト接着剤を適切に塗布したり、外蓋フラップ12の裏面を強固に接着することができる。
また、ホットメルト接着剤を塗布する場合には、内フラップ15・15Aの複数のミシン目16に沿ってホットメルト接着剤を複数に分け、ビート塗布することができる。こうすれば、例えポリオレフィン系のホットメルト接着剤が接着しにくくても、ホットメルト接着剤の塗布範囲、塗布位置、塗布量を安定させ、確実に接着することができる。
包装箱10の開口した両端部が閉塞されると、この包装箱10の両端部やその付近に紫外光が紫外光照射装置からそれぞれ照射され、包装箱10の各端部付近、具体的には、折り畳まれた接着状態の外蓋フラップ12とその付近が検査装置により検査される。検査の結果、包装箱10の両端部に外観上の問題がない場合には、包装箱10を良品とし、他の良品の包装箱10と共にまとめてダンボールで出荷することができる。
次に、巻回体用の包装箱10を購入して使用可能な状態にする場合には、包装箱10の重ね胴板18から剥離片21をミシン目20に沿って引き千切り、除去すれば、重ね胴板18の胴片19が揺動可能となり、巻回体1を被覆保護する天板17の開放が可能となる。天板17が開放可能になれば、包装箱10内に収納された巻回体1を自由に取り扱うことができるので、巻回体1のフィルム3を使用可能な状態とすることができる。
この際、包装箱10の底板11の他側部と第二の側壁板14Aとの接続部分26付近に指やその指節線が当たり、使用時に指に痛みが生じると予想される場合には、必要に応じ、包装箱10内の空間方向に二重折込線45で包囲された痛み抑制領域40を押し込み、痛み抑制領域40を凹ませて陥没させれば良い(図3参照)。痛み抑制領域40は、陥没により、角の無い面取り部になるので、包装箱10の中央部が握りやすくなる。したがって、痛み抑制領域40により、包装箱10の操作性や取扱性が向上するので、例え包装箱10の中央部を強く握持しても、指に不快な刺激が生じるのを有効に抑制することができる。
痛み抑制領域40を特に必要としない場合には、二重折込線45に包囲された痛み抑制領域40を押し込んで陥没させることなく、角のある包装箱10をそのまま使用すれば良い。
次に、包装箱10からフィルム3を引き出して食品の乾燥や酸化を防ぐ場合には、先ず、包装箱10の中央部付近を握持して底板11の切断歯30を上に向け(図6、図7参照)、包装箱10の天板17を開けて巻回体1からフィルム3を必要な長さ分引き出し、包装箱10の天板17を閉じた後、包装箱10を外側に傾けながら引き出したフィルム3により食品を被覆・包装するとともに、底板11の切断歯30でフィルム3を切断すれば、食品の乾燥や酸化を防ぐことができる。
これらの作業の際、包装箱10の中央部付近ではなく、角のある端部付近を強く握持すると、指に痛みが生じるので、作業者は、無意識のうちに陥没した痛み抑制領域40のある包装箱10の中央部付近を握持するようになる(図7参照)。こうして作業者が陥没した痛み抑制領域40のある包装箱10の中央部付近を握持することにより、包装箱10をバランス良く操作することができるので、操作性が向上し、引き出したフィルム3の切断が実に容易になる。
また、フィルム3を単に切断するのではなく、フィルム3を摘まんだ端部側から切断するようにすれば、必要量のフィルム3を簡単、かつ容易に切断することが可能になる(図7参照)。また、フィルム3を摘まんだ端部側から切断すると、包装箱10や切断歯30に過剰な負荷が作用するのを防ぐことができるので、包装箱10や切断歯30を最後まで最適な状態で使用することが可能になる。
上記構成によれば、包装箱10に痛み抑制領域40が必ず凹み形成されるのではなく、必要な場合にのみ選択的に使用することができるよう陥没可能に形成されるので、既存の製函装置に痛み抑制領域40用の抜き刃を取り付けるだけで簡単に対応することができる。したがって、痛み抑制領域40を形成するため、専用の製函装置を新たに導入する必要が全くない。また、基本的には既存の製函装置で対応することができるが、必要があれば、僅かな改造を施すだけで十分に対応することができる。
また、包装箱10の天板17ではなく、底板11に切断歯30が接着されるので、例え包装箱10が強く握持されても、天板17が撓んで変形することを防止することができる。したがって、フィルム3の切断に支障を来すのを有効に防止することができる。さらに、切断歯30が金属製ではなく、生分解性樹脂製の場合、安全性が向上し、切れ味に大きな変化がなく、しかも、廃棄時の分別や処分が実に容易となる。
次に、図8は本発明の第2の実施形態を示すもので、この場合には、痛み抑制領域40の表面に、包装箱10表面の模様とは異なる色彩46を塗布するようにしている。
異なる色彩46としては、特に限定されるものではないが、フィルム3を使用する者の注意を喚起する白色、黒色、赤色等があげられる。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、色彩46が包装箱10に痛み抑制領域40が形成され、この痛み抑制領域40が陥没可能であるのを作業者に視認・認識させることができるので、包装箱10の製品価値を向上させ、作業者の便宜を図ることができるのは明らかである。
次に、図9は本発明の第3の実施形態を示すもので、この場合には、痛み抑制領域40の第一、第二の痛み抑制部41・43の形をそれぞれ変更するようにしている。
この場合、第一の痛み抑制部41は、底板11の他側部から一側部方向に向かうにしたがい徐々に広がる細長い台形に形成される。また、第二の痛み抑制部43は、第二の側壁板14Aから天板17方向に向かうにしたがい徐々に広がる細長い台形に形成される。その他の部分については、上記実施形態と同様であるので説明を省略する。
本実施形態においても上記実施形態と同様の作用効果が期待でき、しかも、痛み抑制領域40の第一、第二の痛み抑制部41・43の形を必要に応じて変更し、包装箱10のデザイン性を向上させることができるのは明らかである。
なお、上記実施形態における第一、第二の側壁板14・14Aの内フラップ15・15Aには、巻回体1の巻芯2の開口した両端部にそれぞれ嵌合する巻戻り防止部を突出形成しても良い。また、第一の側壁板14の自由側部に、フィルム3の摘み操作を容易にする屈曲可能な摘みフラップを接続しても良い。また、剥離片21の裏面長手方向に複数の接着部22を所定の間隔をおき並べて形成しても良いが、第一の側壁板14の表面に複数の接着部22を所定の間隔をおき並べて形成しても良い。
また、剥離片21の少なくとも表面長手方向に、全ての接着部22の周縁に部分的に沿う切り欠き23を所定の間隔をおき形成しても良い。また、切断歯30を生分解性樹脂により長方形の薄板に成形してその少なくとも一側部長手方向に複数の鋸歯31を連続形成したが、両側部長手方向に複数の鋸歯31をそれぞれ連続形成することができる。また、切断歯30を金属や紙により長方形の薄板に成形してその少なくとも一側部長手方向に複数の鋸歯31を連続形成することができる。さらに、痛み抑制領域40の表面に、色彩の他、使用方法を示す注意書等を印刷することもできる。
本発明に係る巻回体用の包装箱及びその製造方法は、フィルムロール等の巻回体、家庭用品、化学製品、建築用品、食材等の製造分野で使用される。
1 巻回体
2 巻芯
3 フィルム(長尺物)
10 包装箱
11 底板
12 外蓋フラップ
14 第一の側壁板
14A 第二の側壁板
15 内フラップ
15A 内フラップ
17 天板
18 重ね胴板
19 胴片
20 ミシン目(複数の小穴)
21 剥離片
22 接着部
23 切り欠き
24 カートン原紙
26 底板の他側部と第二の側壁板との接続部分
30 切断歯(切断部材)
31 鋸歯
40 痛み抑制領域
41 第一の痛み抑制部
42 周縁長辺
43 第二の痛み抑制部
44 周縁長辺
45 二重折込線(多重折込線)
46 色彩

Claims (6)

  1. 巻芯に長尺物が巻かれた巻回体に対向可能な底板と、この底板の一側部に接続される第一の側壁板と、底板の他側部に接続されて第一の側壁板に対向する第二の側壁板とを含む握持可能な巻回体用の包装箱であって、
    底板の一側部に、巻回体の長尺物用の切断部材が取り付けられ、底板の他側部と第二の側壁板との接続部分付近に、底板と第一、第二の側壁板とが区画する空間方向に屈曲可能な痛み抑制領域が形成されることを特徴とする巻回体用の包装箱。
  2. 第一、第二の側壁板の両端部にそれぞれ屈曲可能に接続される内フラップと、第二の側壁板の側部に屈曲可能に接続されて底板に対向する天板と、この天板に屈曲可能に接続されて第一の側壁板に対向可能な重ね胴板とを含み、
    底板と天板のいずれか一方の両端部に、内フラップに対向可能な外蓋フラップがそれぞれ屈曲可能に接続され、
    重ね胴板が、天板の側部に屈曲可能に接続されて第一の側壁板に重なる胴片と、この胴片の側部に連続した複数の小穴を介し接続される剥離片とに分割され、
    第一の側壁板と重ね胴板の剥離片のいずれかに、これらを接着する複数の接着部が形成され、重ね胴板の剥離片には、複数の接着部のうち、少なくとも一部の接着部の周縁に部分的に沿う切り欠きが形成される請求項1記載の巻回体用の包装箱。
  3. 底板の他側部と第二の側壁板との接続部分付近の少なくとも略中央に痛み抑制領域が形成され、接続部分付近の少なくとも略中央と痛み抑制領域との間に、折り込み用の多重折込線が形成される請求項1又は2記載の巻回体用の包装箱。
  4. 痛み抑制領域は、底板の他側部と第二の側壁板との接続部分から底板の他側部に形成される第一の痛み抑制部と、底板の他側部と第二の側壁板との接続部分から第二の側壁板に形成される第二の痛み抑制部とを含み、これら第一、第二の痛み抑制部が底板の両端部方向にそれぞれ伸長されており、底板の他側部と第二の側壁板との接続部分から第一、第二の痛み抑制部の周縁長辺までの幅がそれぞれ3.2〜5.5mmとされる請求項1、2、又は3記載の巻回体用の包装箱。
  5. 痛み抑制領域の第一、第二の痛み抑制部がそれぞれ細長い平面略台形に形成される請求項4記載の巻回体用の包装箱。
  6. 坪量が350〜600g/cmのカートン原紙を用い、請求項1ないし5のいずれかに記載した巻回体用の包装箱を製造することを特徴とする巻回体用の包装箱の製造方法。
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