JPH09165030A - シート分配ケース - Google Patents

シート分配ケース

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JPH09165030A
JPH09165030A JP31218796A JP31218796A JPH09165030A JP H09165030 A JPH09165030 A JP H09165030A JP 31218796 A JP31218796 A JP 31218796A JP 31218796 A JP31218796 A JP 31218796A JP H09165030 A JPH09165030 A JP H09165030A
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D83/00Containers or packages with special means for dispensing contents
    • B65D83/08Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession
    • B65D83/0847Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession through an aperture at the junction of two walls
    • B65D83/0852Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession through an aperture at the junction of two walls with means for assisting dispensing
    • B65D83/0882Containers or packages with special means for dispensing contents for dispensing thin flat articles in succession through an aperture at the junction of two walls with means for assisting dispensing and for cutting interconnected articles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cartons (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属製などの切断部材を紙製のケースから容
易に分離できるとともに、フィルムの切断時に切断部材
の固定部の変形を生じにくくする。 【構成】 箱本体10の前側板12を覆う掩蓋片18に
は、その先部に切断部材22が取り付けられている。掩
蓋片18にはミシン目32および33が設けられてお
り、側蓋片19a等を蓋板17から切断した分離部Bを
掴んで引くことにより、ミシン目32および33に沿っ
て分離部BおよびB4部が切断されるので、B4部に固
定された切断部材22を一緒に除去することができる。
一方、ミシン目33は、掩蓋片18の中央部付近を避け
た端部のみに形成されているので、切断部材22が固定
されている掩蓋片18の先部の強度を高く維持すること
ができ、ラップフィルムの切断時にこの先部に変形など
が生じにくく、確実にラップフィルムを切断することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食品包装などに用いられ
る合成樹脂製のラップフィルム、アルミホイル、台所用
紙シートなどの各種シートを、所望の長さに切断して使
用するシート分配ケースに係り、特に使用後にケースか
ら切断部材を容易に分離できるようにしたシート分配ケ
ースに関する。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のラップフィルム用のシート
分配ケースを示す斜視図である。この従来例は、例えば
特開平2−45349号公報に開示されているものと同
種のものである。図7に示すシート分配ケースにおい
て、符号1は直方体形状の紙製の箱本体であり、その内
部に、コアの周面に円筒状に巻かれたラップフィルムW
が収納されている。箱本体1の背板2には、開口部3を
覆う蓋板4が開閉自在に連設されている。さらに、この
蓋板4の先端には前側板5と重なり合う掩蓋片6が設け
られており、この掩蓋片6の先端部の裏側には金属製の
切断部材7がかしめ固定または接着などの手段により取
付けられている。この切断部材7は先端に鋸歯を有して
おり、この鋸歯が掩蓋片6の先端からわずかに突出して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種のシート分配ケ
ースでは、紙製の箱に金属製の切断部材7が取り付けら
れているため、ラップフィルムを使いきった後の廃棄処
理または用紙の再生の際に、金属製の切断部材7を分離
して別個に処分しなくてはならないという環境問題が生
じている。ところが、図7の従来例においては、掩蓋片
6の裏側に取り付けられている切断部材7を剥がす際に
指で掴むための取りかかり部分がないため、実際には切
断部材7の鋸歯の部分を掴んで掩蓋片6から剥がさなけ
ればならなくなり、切断部材7の除去作業が容易ではな
く、また切断部材7の鋸歯により指を傷つける危険性が
ある。
【0004】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、掩蓋片の先端に取り付けられた切断部材の除去を
容易としたシート分配ケースを提供することを目的とし
ている。
【0005】さらに本発明は、掩蓋片に切断部材を除去
するための切込線を設けた場合に、この切込線の存在に
より、切断部材でシートを切断する際の掩蓋片の強度が
低下するのを防止できるようにしたシート分配ケースを
提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、紙材料などか
ら形成されているシート分配ケースの一部を切断分離可
能な分離部とし、この分離部を指で保持してこの分離部
と共に切断部材を除去できるようにしたものである。
【0007】すなわち本発明は、内部にシートが収納さ
れている箱本体と、この箱本体に連設され且つ箱本体の
開口部を塞ぐ蓋板と、前記蓋板の先端から延長され箱本
体の前側板と重なる掩蓋片と、前記掩蓋片の先端の裏側
に取り付けられた切断部材とを有するシート分配ケース
において、前記掩蓋片には、切込線により切断分離可能
な分離部が形成されて、この分離部と一緒に切断部材が
除去可能とされており、前記切込線は、掩蓋片の中央部
を除く部分に形成されていることを特徴とするものであ
る。
【0008】本発明は、特に、切断部材の歯は、掩蓋片
の中央部が箱本体の底板の方向へ突出するV字形状であ
り、切込線は、掩蓋片での前記切断部材のV字形状の頂
部を除く部分に形成されているものである場合に有効で
ある。
【0009】上記において、切込線は、掩蓋片にて切断
部材の縁に沿って形成されており、切断部材と共に掩蓋
片の先端部分が、前記切込線をきっかけとして切断分離
可能とされているものであり、
【0010】あるいは、切込線は、切断部材を横断して
掩蓋片の先端の縁部に延び、前記切込線の部分にて切断
分離可能な分離部が掩蓋片の側端部に形成されており、
切断部材の端部がこの分離部に固定されて、前記分離部
と共に切断部材を掩蓋片の裏側へ剥がすことにより、切
断部材と掩蓋片とのかしめ部が分離可能とされているも
のである。
【0011】
【作用】本発明では、掩蓋片に、切込線により分離可能
な分離部が部分的に形成されており、この切込線をきっ
かけとして掩蓋片の先端部を切断分離することにより、
切断部材が取付けられている掩蓋片の一部を切断して除
去することができる。または切込線の部分から掩蓋片の
一部を切断して分離部を分離し、この分離部と共に切断
部材を掩蓋片から剥がして、掩蓋片と切断部材とのかし
め部を外すことができるようにしている。
【0012】ただし、前記切込線は掩蓋片の中央部を除
く部分に形成されているため、掩蓋片の中央部では、掩
蓋片の強度が切込線により低下させられることがなく、
切断部材でシートを切断するときに、切断に必要な掩蓋
片の強度を確保できる。
【0013】特に、切断部材の歯がV字形状の場合に
は、切断部材でシートを切断するときに、V字形状の頂
部にて掩蓋片に変形力が大きく作用する。したがって、
このV字形状の頂部に相当する部分に切込線を設けない
構造とすることにより、V字形状の頂部でシートを切断
する際の、掩蓋片の強度を高くできる。
【0014】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によって説明す
る。図1は本発明おけるシート分配ケースの第1の実施
例を示す斜視図、図2はその正面図、図3はケースの右
端部の一例を示す部分斜視図である。図1に示すシート
分配ケースは一例としてコアに巻かれたラップフィルム
Wが収納されるものである。ラップフィルムWは例えば
塩化ビニリデン系、塩化ビニール系、ポリエチレン系、
ポリプロピレン系、あるいはブタジエン系などの合成樹
脂フィルムである。
【0015】このシート分配ケースは厚紙材料により形
成されたものである。その箱本体10は、底板11、前
側板12、背板13ならびに、底板11と前側板12と
背板13の両端部をつなぐ2枚の端板14a,14bか
ら成り、これらの各板部により5面が覆われ且つ上方の
1面が開口部15となる立方体形状である。箱本体10
の背板13の上縁部には連続して蓋板17が延びてい
る。蓋板17の先端部には掩蓋片18が連続して且つほ
ぼ直角に折曲げられて形成されている。前記背板13と
蓋板17との境界部は、素材である厚紙に折り癖を付け
たヒンジ部16となっている。前記蓋板17の両側端に
は側蓋片19aと19bがほぼ直角に折曲げられてい
る。
【0016】図3は、一方の側蓋片19aと掩蓋片18
との接続構造を示している。掩蓋片18の図示右端部に
は接合片21aがほぼ直角に折曲げられており、この接
合片21aが側蓋片19aの内側に重ねられ、側蓋片1
9aと接合片21aとが互いに接着固定されている。ま
た分配ケースの図示左側端部においても、掩蓋片18の
左端に接合片21bが折曲げられ、この接合片21bが
側蓋片19bの内側に重ねられて、両者が接着固定され
ている。蓋板17により箱本体10の開口部15が塞が
れると、掩蓋片18が前側板12の外側に重ねられ、ま
た側蓋片19a,19bおよび接合片21a,21b
が、端板14a,14bの外側に重ねられる。
【0017】図1および図2に示すように、掩蓋片18
の縁部18aはほぼV字形状である。掩蓋片18の裏側
には縁部18aに沿って切断部材22が取付けられてお
り、この切断部材22の鋸歯22aが縁部18aからわ
ずかに突出している。切断部材22は薄い鉄板により形
成されており、対をなすかしめ爪22bが複数組突設さ
れ、掩蓋片18の縁部18aと同様にほぼV字形状であ
る。また鋸歯22aもV字形状に配列している。前記か
しめ爪22bが掩蓋片18に裏面側から差し込まれて掩
蓋片18の表面にて曲げられ、これにより切断部材22
が掩蓋片18にかしめ固定されている。また図1に示す
ように、箱本体10の前側板12の中央部であって前記
掩蓋片18に覆われる部分にはフィルム保留部材23が
設けられている。
【0018】図3に示すように、切断部材22を除去す
るための分離部BがB1ないしB4で示す各部により構
成されている。分離部のB1は、側蓋片19aの一部分
であり、B2は接合片21aの一部分である。互いに接
着固定されている側蓋片19aと接合片21aには、両
片を貫通して切り込まれた円弧状のミシン目31が形成
され、このミシン目31によりB1部とB2部が互いに
接着されたまま側蓋片19aと接合片21aとから切断
分離できるようになっている。また掩蓋片18の右端部
には前記B2部と連続するほぼ三角形状のB3部がミシ
ン目32により切断分離可能となっている。このミシン
目32の切込線32aは、それぞれがやや長く且つ間隔
が狭くなっており比較的きれいに切断できるようになっ
ている。掩蓋片18には縁部18aに沿う所定幅の帯状
のB4部が設けられ、これはB3部と連続している。こ
のB4部は、ミシン目33により掩蓋片18から切断分
離できるようになっている。このミシン目33は、前記
ミシン目32の終端部からほぼV字形状に形成された切
断部材22に沿って形成されている。
【0019】ただし、図1および図2に示すように、こ
のミシン目33はV字形状に形成された切断部材22の
頂部となる中央付近以外の部分、すなわち掩蓋片18の
左右両端部にのみ部分的に形成されている。なお、この
ミシン目33は、短ピッチの細かな切り込み穴33aか
ら成る穴群が、間隔を開けて形成されて切込線を形成し
ているものである。この穴群が間隔を開けて形成されて
いることにより、前記ミシン目32よりも比較的ラフな
切断となる。
【0020】以下、第1実施例の切断部材の除去方法に
ついて説明する。第1の実施例では、ラップフィルムを
使用し終わったときに、B1部とB2部を指で掴み、ミ
シン目31により、側蓋片19aと接合片21aとから
B1部とB2部を切断分離する。そのままケース前方へ
引っ張ると、ミシン目32およびミシン目33に沿っ
て、掩蓋片18の一部であるB3部とB4部が徐々に切
断分離される。ミシン目33は、掩蓋片18の中央部付
近には形成されていないが、このミシン目が形成されて
いない部分では、切断部材22の鋸歯22a側とは反対
側の縁部に沿って掩蓋片18の切断が進行してゆく。切
断部材22は、金属板で形成されているので、前記B3
部およびB4部と共に切断部材22を引っ張ると、切断
部材22の縁部で掩蓋片18を容易に切断することがで
きる。ミシン目が形成されていない部分で、切断部材2
2の縁部に沿って掩蓋片18に切断が進行してゆくと、
この切断は、掩蓋片18の図示左側の端部に形成された
ミシン目33に合流し、切断部材22の部分で掩蓋片1
8の一部を確実に切断分離することができる。
【0021】図4は本発明の第2の実施例を示すシート
分配ケースの正面図、図5はその右端部の部分斜視図、
図6は切断部材の除去動作を説明する部分斜視図であ
る。この実施例では、シート分配ケースの右端部にのみ
分離部Cが設けられている。この分離部CはC1〜C3
で示す各部により構成されている。分離部CのC1部は
側蓋片19aの全部であり、C2部は接合片21aの全
部である。またC3部は、前記C2部と連続して、掩蓋
片18の右端部に三角形状に形成されている。C1部す
なわち側蓋片19aと蓋板17との折曲げ境界部にはミ
シン目35が形成されている。またC3部はミシン目3
6により掩蓋片18から切断分離可能となっている。
【0022】このミシン目36は、ミシン目35に連続
し、掩蓋片18にて斜めに形成され、切断部材22が設
けられている部分を横断して、掩蓋片18の先端の縁部
に延びている。なお、第2の実施例では、図3に示した
B4部のように、掩蓋片18の縁部18aに沿う帯状の
部分が分離部に含まれていない。そして三角形状のC3
部では、(イ)の部分にあるかしめ爪22bにより切断
部材22の右端部分が固定されている。
【0023】第2の実施例では、箱本体10内のラップ
フィルムWを使い終わった時点で、まず、分離部CのC
1部とC2部(互いに接着されている側蓋片19aと接
合片21a)を指で掴み、ミシン目35により蓋板17
から切断分離し、さらにC2部と連続しているC3部を
ミシン目36により掩蓋片18から切断分離する。そし
て図6に示すように、蓋板17と掩蓋片18とを箱本体
10から上方へ持ち上げた状態で、前記C1部、C2部
およびC3部を、掩蓋片18の裏側方向で且つ掩蓋片1
8の縁部18aに沿って引っ張る。これにより、切断部
材22のかしめ爪22bが右側のものから左側のものへ
順番に外れて行き、切断部材22を掩蓋片18の裏面か
ら引き剥がすことができる。
【0024】この実施例では、分離部CがC1部とC2
部とC3部のみにより構成されており、この部分をミシ
ン目35と36により切断した後は、切断部材22がか
しめ爪22bの部分にて掩蓋片18から引き剥がされ
る。したがってこの引き剥がしを容易にするために、か
しめ爪22bを短いものにするなどして、かしめ係合力
を弱くしておくことが好ましい。ただし図5にて(イ)
で示す部分のかしめ爪22bは分離部Cを構成するC3
部と強固に固定されている必要があるため、この(イ)
で示す部分ではかしめ爪22bによる固定強度を高くし
ておくことが必要である。
【0025】第1の実施例では、掩蓋片18の先部に帯
状に形成されているB4部を切断するためのミシン目3
3が掩蓋片18の中央部付近を避けた両端付近に形成さ
れており、また第2の実施例では、掩蓋片18の縁部1
8aに沿うミシン目が形成されていない。このように掩
蓋片18の先部の切断部材22が設けられている中央部
にミシン目が形成されていないため、掩蓋片18の切断
部材22が設けられている部分の強度を高く維持するこ
とができる。特に、ラップフィルムWを切断するとき
に、最も大きな力が作用する切断部材22のV字状の頂
部の部分に、ミシン目が形成されていないため、この頂
部での掩蓋片18の強度を高く維持できる。よってラッ
プフィルムWの切断動作の際に、切断部材22が設けら
れている部分の変形、特にV字形状の頂部での変形が生
じにくくなり、ラップフィルムWを確実に切断できる。
【0026】なお上記各実施例では、掩蓋片18の縁部
18aがV字形状になっているが、この縁部が直線形状
であっても同じである。またシートはラップフィルムに
限られず、アルミホイルまたは台所用紙シートなどであ
ってもよい。さらに切断部材22は金属製のみならずプ
ラスチック材料製であってもよい。また前記各実施例で
は、切断部材22がかしめ爪22bにより掩蓋片18に
かしめ固定されているが、切断部材22が接着剤により
掩蓋片18に固定されていてもよい。この場合、図4〜
図6に示す第1の実施例においては、前記接着部分を剥
がすことにより切断部材22が掩蓋片18から剥離除去
されることになる。
【0027】
【発明の効果】本発明では、掩蓋片の端部にミシン目を
設けたことにより、シート分配ケースを廃棄処理する際
に切断部材を掩蓋片から除去しやすくなる。一方、ミシ
ン目は掩蓋片の中央部付近を避け端部にのみ形成されて
いるので、切断部材が固定されている掩蓋片の先端部分
の強度を高く維持することができ、ラップフィルムの切
断時に掩蓋片の中央部で変形などが生じにくくなるた
め、確実にラップフィルムを切断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート分配ケースの第1実施例を示す
全体斜視図、
【図2】第1の実施例のシート分配ケースの正面図、
【図3】第1の実施例のシート分配ケースの右端部を示
す部分斜視図、
【図4】第2の実施例のシート分配ケースを示す正面
図、
【図5】第2の実施例のシート分配ケースの右端部を示
す部分斜視図、
【図6】第2の実施例のシート分配ケースの切断部材の
除去動作を示す部分斜視図、
【図7】従来のシート分配ケースを示す斜視図、
【符号の説明】
10 箱本体 11 底板 12 前側板 13 背板 14a,14b 端板 15 開口部 16 ヒンジ部 17 蓋板 18 掩蓋片 19a,19b 側蓋片 21a,21b 接合片 22 切断部材 22a 鋸歯 22b かしめ爪 B,C 分離部 W ラップフィルム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にシートが収納されている箱本体
    と、この箱本体に連設され且つ箱本体の開口部を塞ぐ蓋
    板と、前記蓋板の先端から延長され箱本体の前側板と重
    なる掩蓋片と、前記掩蓋片の先端の裏側に取り付けられ
    た切断部材とを有するシート分配ケースにおいて、前記
    掩蓋片には、切込線により切断分離可能な分離部が形成
    されて、この分離部と一緒に切断部材が除去可能とされ
    ており、前記切込線は、掩蓋片の中央部を除く部分に形
    成されていることを特徴とするシート分配ケース。
  2. 【請求項2】 切断部材の歯は、掩蓋片の中央部が箱本
    体の底板の方向へ突出するV字形状であり、切込線は、
    掩蓋片での前記切断部材のV字形状の頂部を除く部分に
    形成されている請求項1記載のシート分配ケース。
  3. 【請求項3】 切込線は、掩蓋片にて切断部材の縁に沿
    って形成されており、切断部材と共に掩蓋片の先端部分
    が、前記切込線をきっかけとして切断分離可能とされて
    いる請求項1または2記載のシート分配ケース。
  4. 【請求項4】 切込線は、切断部材を横断して掩蓋片の
    先端の縁部に延び、前記切込線の部分にて切断分離可能
    な分離部が掩蓋片の側端部に形成されており、切断部材
    の端部がこの分離部に固定されて、前記分離部と共に切
    断部材を掩蓋片の裏側へ剥がすことにより、切断部材と
    掩蓋片とのかしめ部が分離可能とされている請求項1ま
    たは2記載のシート分配ケース。
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