JP2003312652A - 包装フィルムの収納容器 - Google Patents

包装フィルムの収納容器

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JP2003312652A
JP2003312652A JP2002124603A JP2002124603A JP2003312652A JP 2003312652 A JP2003312652 A JP 2003312652A JP 2002124603 A JP2002124603 A JP 2002124603A JP 2002124603 A JP2002124603 A JP 2002124603A JP 2003312652 A JP2003312652 A JP 2003312652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
packaging film
lid
film
front side
Prior art date
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Abandoned
Application number
JP2002124603A
Other languages
English (en)
Inventor
Kingo Miyahara
欽吾 宮原
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SWORK KK
Original Assignee
SWORK KK
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Publication date
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装フィルムを容易に掴み素早く引き出すこ
とができ、また、部材の配設も極く簡単で連続使用の場
合は包装作業が捗り、使用上の便利さと能率を上げる事
ができる包装フィルムの収納容器を提供する。 【解決手段】 ロール状に巻かれた包装フィルム2を収
納する直方体の箱に形成し、上面と前側面7を覆う蓋を
有する容器1の前側面7に包装フィルムを掴むための開
口10を配設する。さらには、包装フィルム2の端部2
Aを持ち上げる部材11を配設あるいは別個に持ち上げ
部材13または16を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食品包装などに用
いられるロール状に巻かれた包装フィルムを引き出す作
業を容易に素早く行える包装フィルムの収納容器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ロール状に巻かれた包装フィルムを収納
するケースの構成は、例えば特公平4−19092号公
報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、包装フィルムの
収納容器より包装フィルムを引き出し、切断すると、容
器の前側面には、切断された包装フィルムが容器内へ戻
ってしまうのを防止するための粘着テープが貼着あるい
は粘着剤等が塗布加工されていて、切断された包装フィ
ルムの端部が粘着部に密着するため、次に引き出そうと
しても容器の前側面に密着状となっている包装フィルム
の端部を指先で掴み難い欠点があった。
【0004】そこで、本発明の目的は、たとえ包装フィ
ルムが容器の前側面に密着状となっていても、包装フィ
ルムを指先で容易かつ確実に掴み素早く引き出すことが
できる包装フィルムの収納容器を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1に係る包装フィルムの収納容器
は、ロール状に巻かれた包装フィルムを収納する直方体
の箱に形成した容器の上面には、容器上面を覆う上蓋と
容器の前側面を覆う前蓋からなる蓋が配設され、該前蓋
の下端縁には包装フィルムを切断する切断部材が配設さ
れているものにおいて、前記容器の前側面には指入れ用
の開口を配設したことを特徴とするものである。
【0006】また、本発明の請求項2に係る包装フィル
ムの収納容器は、ロール状に巻かれた包装フィルムを収
納する直方体の箱に形成した容器の上面には、容器上面
を覆う上蓋と容器の前側面を覆う前蓋からなる蓋が配設
され、該前蓋の下端線には包装フィルムを切断する切断
部材が配設されているものにおいて、前記容器の前側面
には切断された包装フィルムの先端を持ち上げる部材を
配設したことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1ないし図3において、1は、
芯3にロール状に巻かれた包装フィルム2を内部に収納
した直方体の箱に形成した容器であって、容器1には上
蓋4と前蓋5が一体状となった蓋が配設されている。
【0008】6は、前蓋5の下端縁に配設した鋸歯状の
切断部材、7は、容器1の前側面であって、その中央位
置の上方には包装フィルム2の巻き戻り防止用の例えば
粘着テープを貼付あるいは粘着剤を塗布加工した粘着部
8が設けられ、その下方には冂形にミシン線9が入れら
れている。
【0009】そこで、冂形のミシン線9を切り、容器1
内へ押し倒すと図2および図3の如く容器1の前側面7
に指入れ用の開口10が形成されることとなる。この状
態のもとで、蓋を開けて容器1内の包装フィルムを適宜
の長さに引き出した後、蓋を閉じ前蓋5を押さえると、
包装フィルム2は前側面7の粘着部8と前蓋5に挟ま
れ、前側面7に密着した状態となる。そこで、包装フィ
ルム2を引っ張ると、包装フィルム2は切断部材6によ
り切断される。
【0010】次に包装フィルム2を引き出す作業を行う
際には、図3の如く前蓋5を上げて指入れ用の開口10
に指を入れ、包装フィルムの端部2Aを指先で裏面から
持ち上げて掴むことが容易に行え、素早く引き出すこと
ができる。なお、冂形のミシン線9を底辺にもミシン線
を入れ、囗形として全周を切り取り、指入れ用の開口を
形成しても良い。開口の大きさ形状は何等限定されるこ
とはない。
【0011】図4ないし図7において、容器1の前側面
7の略中央部には上辺を除いた残り三辺に凵形のミシン
線9が入れられており、図5の如く凵形のミシン線9を
切り、指先が入る程度の間隙12を形成するよう外方へ
曲げ起こして包装フィルムの端部2Aの持ち上げ部材1
1となす。この状態のもとで、蓋を開けて容器1内の包
装フィルム2を適宜の長さに引き出した後、蓋を閉じ前
蓋5を押さえると、包装フィルム2は前側面7の粘着部
8と前蓋5に挟まれ、前側面7に密着した状態となる。
そこで包装フィルム2を引っ張ると包装フィルム2は切
断部材6により切断される。
【0012】次に包装フィルム2を引き出す作業を行う
際には、図5および図6の如く前蓋5を上げると、持ち
上げ部材11の弾性により包装フィルム2の端部2Aが
裏面より持ち上げられ、次に図7の如く前側面7との間
に形成される間隙12に指を入れ、包装フィルムの端部
2Aを指先で裏面から持ち上げて掴むことが容易に行
え、素早く引き出すことができる。
【0013】図8ないし図11において、持ち上げ部材
11を容器1とは別個の独立した部材で着脱可能に構成
した例を示す。まず図8ないし図10において、13は
例えば紙製材料より復元力の強い樹脂材料からなる横長
片の一側を折曲部14より折曲し、残りの他側を折り部
15よりくの字に折り曲げ、加工成形した持ち上げ部材
であって、図9および図10の如く容器1の前側面7の
上端より挟み込んで取り付ければ、持ち上げ部材11と
同様に間隙12を形成して包装フィルムの端部2Aを持
ち上げることができる外、持ち上げ部材13の着脱も容
易に行える。
【0014】図11は持ち上げ部材の他例を示したもの
である。16は、例えば樹脂材料からなる横長片の中間
位置でくの字に曲げ加工した持ち上げ部材であって、そ
の上半分の背面に両面接着テープ17を貼着してなり、
使用に際しては、持ち上げ部材16を容器1の前側面上
方に貼り付けることにより、包装フィルムの端部2Aを
持ち上げる作用を有するものである。また持ち上げ部材
16の上半分表面には、包装フィルム2の巻き戻り防止
用の粘着部18を設けた構成にすれば、容器1本体に粘
着部を設ける加工工程を省くことも可能となる。
【0015】なお、本実施の形態の材質、形状は、本発
明の目的を達成するものであれば何等限定されるもので
はない。
【0016】
【発明の効果】本発明に係る包装フィルムの収納容器に
おいては、フィルムの引出しのための前蓋を少し開くと
前側面に設けられた指入れ用の開口に容易に指を入れて
包装フィルムを容易に掴み、素早く引き出すことができ
る。また、前側面に包装フィルムの持ち上げ部材を配設
したので、包装フィルムを容易に掴み素早く引き出すこ
とで、もって包装フィルムの引き出し切断の作業を円滑
に連続して行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の請求項1の実施の形態に係る包装フィ
ルムの収納容器の全体斜視図である。
【図2】図1の包装フィルムの収納容器の使用の状態を
示す斜視図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】本発明の請求項2の実施の形態に係る包装フィ
ルムの収納容器の全体斜視図である。
【図5】図4の包装フィルムの収納容器の持ち上げ部材
を切り起こした全体斜視図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】図4の包装フィルムの収納容器の使用の状態を
示す斜視図である。
【図8】着脱可能な包装フィルムの持ち上げ部材の斜視
図である。
【図9】着脱可能な持上げ部材を容器に装着した全体斜
視図である。
【図10】図9のC−C線断面図である。
【図11】持ち上げ部材のさらに他の実施の形態を示す
斜視図である。
【符号の説明】
1 包装フィルムの収納容器 2 包装フィルム 2A 包装フィルムの端部 3 芯 4 上蓋 5 前蓋 6 切断部材 7 前側面 8 粘着部 9 ミシン線 10 開口 11 持ち上げ部材 12 間隙 13 持ち上げ部材 14 曲折部 15 折り部 16 持ち上げ部材 17 両面接着テープ 18 粘着部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール状に巻かれた包装フィルムを収納
    する直方体の箱に形成した容器の上面には、容器上面を
    覆う上蓋と容器の前側面を覆う前蓋からなる蓋が配設さ
    れ、該前蓋の下端縁には包装フィルムを切断する切断部
    材が配設されているものにおいて、 前記容器の前側面には指入れ用の開口を配設したことを
    特徴とする包装フィルムの収納容器。
  2. 【請求項2】 ロール状に巻かれた包装フィルムを収納
    する直方体の箱に形成した容器の上面には、容器上面を
    覆う上蓋と容器の前側面を覆う前蓋からなる蓋が配設さ
    れ、該前蓋の下端線には包装フィルムを切断する切断部
    材が配設されているものにおいて、 前記容器の前側面には切断された包装フィルムの先端を
    持ち上げる部材を配設したことを特徴とする包装フィル
    ムの収納容器。
JP2002124603A 2002-04-25 2002-04-25 包装フィルムの収納容器 Abandoned JP2003312652A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005014933A (ja) * 2003-06-24 2005-01-20 Etsuro Tezuka ラップ材の引出し補助具
JP2009113840A (ja) * 2007-11-07 2009-05-28 Kyodo Printing Co Ltd 包装用容器
JP6194095B1 (ja) * 2016-12-26 2017-09-06 彰 白石 ラップフィルム収納容器
JP2020079096A (ja) * 2018-11-12 2020-05-28 長人 小林 ラップフィルムカートン及びラップフィルム保持具

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Effective date: 20060114

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