JP2017143175A - 磁気記憶装置 - Google Patents

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Masateru Kado
昌輝 門
剛 近藤
Takeshi Kondo
剛 近藤
博史 森瀬
Hiroshi Morise
博史 森瀬
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Yasuaki Otera
泰章 大寺
拓哉 島田
Takuya Shimada
拓哉 島田
ミカエル アルノー カンサ
Arnaud Quinsat Michael
ミカエル アルノー カンサ
中村 志保
Shiho Nakamura
志保 中村
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Abstract

【課題】記憶密度を向上できる磁気記憶装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、磁気記憶装置は、第1方向に延びる第1磁性体と、前記第1方向に延びる第2磁性体と、を含む。前記第2磁性体と前記第1磁性体との間の距離は、前記第1方向に沿って周期的に変化する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、磁気記憶装置に関する。
磁性細線に記録された情報を磁壁の移動により移動させる磁気記憶装置が提案されている。磁気記憶装置において、記憶密度の向上が望まれている。
特開2013−187257号公報
本発明の実施形態は、記憶密度を向上できる磁気記憶装置を提供する。
本発明の実施形態によれば、磁気記憶装置は、第1方向に延びる第1磁性体と、前記第1方向に延びる第2磁性体と、を含む。前記第2磁性体と前記第1磁性体との間の距離は、前記第1方向に沿って周期的に変化する。
図1(a)及び図1(b)は、第1の実施形態に係る磁気記憶装置を例示する模式図である。 図2(a)〜図2(f)は、第1の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法を例示する工程順模式的断面図である。 図3(a)及び図3(b)は、第1の実施形態に係る別の磁気記憶装置を例示する模式的斜視図である。 第1の実施形態に係る別の磁気記憶装置を例示する模式的斜視図である。 図5(a)及び図5(b)は、第2の実施形態に係る磁気記憶装置を例示する模式図である。 図6(a)〜図6(f)は、第2の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法を例示する工程順模式的断面図である。 第3の実施形態に係る磁気記憶装置を例示する模式図である。
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1(a)及び図1(b)は、第1の実施形態に係る磁気記憶装置を例示する模式図である。
図1(b)は斜視図である。図1(a)は、図1(b)の一部の断面図である。
図1(b)に示すように、本実施形態に係る磁気記憶装置110は、第1磁性体10と、第2磁性体20と、を含む。これらの磁性体は、例えば、磁性層である。
第1磁性体10は、第1方向に延びる。第2磁性体20も、第1方向に延びる。
第1方向をZ軸方向とする。Z軸方向に対して垂直な1つの方向をX軸方向とする。Z軸方向及びX軸方向に対して垂直な方向をY軸方向とする。
この例では、絶縁層15がさらに設けられている。絶縁層15は、第1磁性体10と第2磁性体20との間に設けられている。第1磁性体10は、導電性である。第2磁性体20は、導電性または絶縁性である。第2磁性体20が導電性である場合、絶縁層15は、第2磁性体20を第1磁性体10と絶縁する。
磁気記憶装置110において、第1電極51、第2電極52及び制御部70が設けられる。第1磁性体10は、第1端10e及び第2端10fを含む。第2端10fは、Z軸方向(第1方向)において、第1端10eと並ぶ。第1電極51は、第1端10eと電気的に接続される。第2電極52は、第2端10fと電気的に接続される。第1磁性体10、第1電極51及び第2電極52は、1つの記憶部81に含まれる。
制御部70は、第1電極51及び第2電極52と電気的に接続される。制御部70は、第1電極51及び第2電極52を介して第1磁性体10に電流を供給する。電流により、第1磁性体10の磁化(第1磁化10m)が、Z軸方向に沿って移動する。
図1(a)は、Z軸方向を含む平面における断面図である。本実施形態においては、図1(a)に示すように、第2磁性体20と第1磁性体10との間の距離dg0は、Z軸方向(第1方向)に沿って周期的に変化する。
例えば、第2磁性体20は、複数の第1領域21及び複数の第2領域22を含む。これらの領域は、Z軸方向に沿って交互に並ぶ。例えば、第2領域22のZ軸方向(第1方向)における位置は、第1領域21の第1方向における位置とは異なる。
第1磁性体10は、複数の第3領域13及び複数の第4領域14を含む。これらの領域は、Z軸方向に沿って交互に並ぶ。第3領域13は、X−Y平面(Z軸方向に対して直交する面)内において、第1領域21と重なる。第4領域14は、X−Y平面(Z軸方向に対して直交する面)内において、第2領域22と重なる。
第1領域21と第3領域13との間の第1距離dg1は、第2領域22と第4領域14との間の第2距離dg2よりも短い。このような第1距離dg1及び第2距離dg2が、Z軸方向に沿って交互に並ぶ。
この例では、第1磁性体10は、第2磁性体20の周りを囲む。第1磁性体10は、Z軸方向(第1方向)に延びる管状である。第2磁性体20は、Z軸方向(第1方向)に延びる管状である。
第2磁性体20の径d2は、第1磁性体10の径d1よりも小さい。この例では、第1磁性体10の径d1は実質的に均一である。一方、第2磁性体20の径d2は、第1方向に沿って周期的に変化している。
例えば、第1磁性体10は、Z軸方向(第1方向)と交差する方向に沿った磁化容易軸を有する。第1磁性体10の少なくとも一部の第1磁化10mは、Z軸方向と交差する成分を有する。第1磁性体10は、例えば、垂直磁化膜である。
例えば、第1状態において、第1磁化10mは、管の内側を向く。第2状態において、第1磁化10mは、管の外側を向く。これらの2つの状態は、記録される情報に対応する。第1磁性体10は、記憶層に対応する。電流により、記録された情報が、第1磁性体10中をZ軸方向に沿って移動する。
例えば、第2磁性体20は、Z軸方向(第1方向)に沿う成分を有する磁化容易軸を有する。第2磁性体20の磁化(第2磁化20m)は、Z軸方向に沿う成分を有する。第2磁性体20は、例えば、面内磁化膜である。
第1磁性体10の第3領域13において、第1磁性体10と第2磁性体20との間の距離(第1距離dg1)は短い。第1磁性体10の第3領域13は、第2磁性体20の影響を受ける。例えば、第3領域13における磁化は、第2磁性体20の第2磁化20mに対して反平行になる。第3領域13は、例えば、第1磁性体10における磁壁に対応する。
一方、第1磁性体10の第4領域14において、第1磁性体10と第2磁性体20との間の距離(第2距離dg2)は長い。第1磁性体10の第4領域14においては、第2磁性体20の影響が小さい。例えば、第4領域14における磁化は、管の内側方向、または、管の外側方向に沿う。第4領域14は、例えば、第1磁性体10における磁区に対応する。
電流が第1磁性体10に供給されたときに、第1磁性体10の第1磁化10mは、複数の第4領域14の位置に、離散的に移動する。
実施形態においては、第2磁性体20からの静磁場に起因して、第1磁性体10におけるポテンシャルが変調される。これにより、第1磁性体10における磁壁の移動の安定性が向上する。例えば、第1磁性体10における磁区の移動の安定性が向上する。
例えば、第2磁性体20が設けられず、第1磁性体10が設けられる第1参考例がある。この参考例においては、安定した磁壁の移動が困難である。一方、第1磁性体10の厚さを周期的に変える第2参考例がある。この参考例において、厚さを周期的に均一に変えることは、比較的難しい。
実施形態においては、第1磁性体10に加えて、第2磁性体20を設ける。そして、これらの2つの磁性体の間の距離dg0を周期的に変化させる。そして、距離dg0が短い領域において、これらの磁性体の間の磁気的な相互作用が利用される。これにより、磁壁の移動の安定性が向上する。この構成においては、第1磁性体10の厚さは、変化させなくても良い。例えば、製造条件の範囲が拡大できる。素子を微細化し、記憶密度を高めた場合においても、安定した動作が得られる。実施形態によれば、記憶密度を向上できる磁気記憶装置が提供できる。
磁気記憶装置110においては、第1磁性体10の側面は、円筒状であり、第2磁性体の側面のX−Y平面内の位置が、第1方向に沿って周期的に変化している。
例えば、第1磁性体10は、第1側面10sを有する。第1側面10sは、第1方向に対して垂直な第2方向と交差する。第2方向は、X−Y平面内の任意の方向である。第1磁性体10は、第1外側面10aと、第1内側面10bと、を有する。第1側面10sは、第1外側面10aまたは第1内側面10bである。この例では、第1側面10sは、第1方向に延びる筒状である。第1側面10sの第2方向に沿う位置は、実質的に変化しない。第1側面10sの第2方向に沿う位置のZ軸方向(第1方向)における変動幅(第1変動幅dp1)は、小さい。
一方、第2磁性体20は、第2側面20sを有する。第2側面20sは、上記の第2方向(X−Y平面内の任意の方向)と交差する。第2磁性体20は、第2外側面20aと、第2内側面20bと、を有する。第2側面20sは、第2外側面20aまたは第2内側面20bである。第2側面20sの第2方向に沿う位置は、大きく変化する。第2側面20sの第2方向に沿う位置のZ軸方向(第1方向)における変動幅(第2変動幅dp2)は、大きい。第1変動幅dp1は、第2変動幅dp2よりも小さい。
例えば、第1磁性体10の第1厚さt1(第2方向に沿う厚さ)は、実質的に一定である。これにより、第1磁性体10中の磁壁の移動が均一に行われ易い。
実施形態において、例えば、第3領域13の幅(第1方向に沿う長さ)は、第4領域14の幅(第1方向に沿う長さ)よりも短い。
既に説明したように、第2磁性体20と第1磁性体10との間の距離dg0は、第1方向に沿って周期的に変化する。距離dg0の変化の周期を周期pp1とする。
実施形態において、例えば、第2磁性体20と第1磁性体10との間の距離dg0が短い位置において、その距離dg0は、周期pp1よりも小さい。
第1領域21と第3領域13との間の第1距離dg1は、第2領域22と第4領域14との間の第2距離dg2よりも短い。第1距離dg1は、第1領域21と第1磁性体10との間の第2方向(第1方向に対して垂直な方向)に沿った距離である。第2距離dg2は、第2領域22と第1磁性体10との間の第2方向に沿った距離である。そして、第1距離dg1は、第2距離dg2よりも短い。この第1距離dg1は、周期pp1(第2磁性体20と第1磁性体10との間の距離dg0の変化の周期)よりも短い。第1距離dg1が、周期pp1よりも十分に小さいことで、第2磁性体20が、第1磁性体10に効果的に作用できる。
実施形態において、第1距離dg1は、例えば、周期pp1の1/5以下である。第1距離dg1は、例えば、周期pp1の1/10以下でも良い。磁壁(磁区)の高い制御性が得られる。
実施形態において、第2距離dg2は、第1距離dg1の2倍以上である。第2距離dg2は、第1距離dg1の4倍以上でも良い。磁壁(磁区)の高い制御性が得られる。
実施形態において、第1磁性体10の第1厚さt1(第2方向に沿う厚さ)は、例えば、0.3nm以上15nm以下である。第2磁性体10の第2厚さt2(第2方向に沿う厚さ)は、例えば、0.3nm以上30nm以下である。
図1(b)に示すように、磁気記憶装置110は、第3磁性体33と、第4磁性体34と、第1中間層31nと、さらに含む。第3磁性体33は、例えば、第1磁性体10と連続している。第1中間層31nは、第3磁性体33と第4磁性体34との間に設けられている。第4磁性体34及び第1中間層31nは、例えば、第1記録再生部31となる。制御部70は、第4磁性体34と電気的に接続される。
この例では、第3磁性体33は、第1方向において第1磁性体10と重ならない部分を含んでいる。第4磁性体34は、第1方向において第1磁性体10と重ならない。
例えば、第3磁性体33の磁化は、第1磁性体10の磁化に応じて変化する。例えば、第3磁性体33が第1磁性体10の第1端10eに接続されている。このとき、第3磁性体33の磁化は、第1磁性体10の第1端10eにおける磁化に対応する。
第4磁性体34の磁化は、実質的に固定されている。第3磁性体33の磁化と、第4磁性体34の磁化と、の間の角度に応じて、例えば、第4磁性体34と第1磁性体10との間の電気抵抗が変化する。例えば、第4磁性体34と第2電極52との間に流れる電流により、第3磁性体33の磁化(すなわち、第1磁性体10の第1端10eにおける第1磁化10m)が検出される。これにより、第1磁性体10に記録された情報(磁化)が検出される。これにより、再生動作が行われる。
一方、例えば、第4磁性体34及び第1電極51などにより、第1磁性体10の第1磁化10mの制御が行われても良い。すなわち、記録動作が行われる。
図1(b)に示すように、基板60が設けられても良い。基板60は、面60a(例えば主面)を有する。面60aは、例えば、Z軸方向に対して実質的に垂直である。面60aの上に、第1磁性体10及び第2磁性体20が設けられる。これらの磁性体は、面60aに対して垂直に延びる。
以下、磁気記憶装置110の製造方法の例について説明する。
図2(a)〜図2(f)は、第1の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法を例示する工程順模式的断面図である。
図2(a)に示すように、基板60の上に、基層65を形成する。基層65は、例えば、非磁性である。基層65は、例えば、酸化シリコンなどを含む。
図2(b)に示すように、基層65に孔65oを形成する。孔65oの延びる方向がZ軸方向に対応する。
図2(c)に示すように、孔65oの内壁に第1磁性体10となる磁性膜を形成する。第1磁性体10は、筒状である。
図2(d)に示すように、孔65oの残余の空間に膜15fを形成する。
図2(e)に示すように、膜15fに孔15oを形成する。孔15oの径は、Z軸方向に沿って周期的に変化する。例えば、膜15fとして、エッチングレートの異なる複数の膜を交互に積層して積層膜を形成する。この積層膜にエッチングにより形成して孔15oを形成する。エッチングレートの差に応じて、孔15oの径が周期的に変化する。径が周期的に変化する孔15oは、例えば、Boschプロセスにより形成しても良い。この他、陽極酸化を行い、そのときの電圧を周期的に変化させても良い。これにより、径がZ軸方向に沿って周期的に変化した孔15oが得られる。これらの方法により、絶縁層15が得られる。
図2(f)に示すように、絶縁層15の表面に第2磁性体20となる磁性膜を形成する。
上記の第1磁性体10の形成において、例えば、Pt膜とCo膜との積層膜を成膜することで、垂直磁性金属膜が得られる。この積層膜は、例えばCVD(Chemical Vapor Deposition)により形成される。この垂直磁性金属膜が第1磁性体10となる。
上記の第2磁性体20の形成において、例えば、Co膜を成膜することで、面内磁性膜が得られる。このCo膜は、例えばCVDにより形成される。この面内磁性膜が第2磁性体20となる。
第1電極51、第2電極52、第3磁性体33、第4磁性体34及び第1中間層31nは、適宜形成される。これにより、磁気記憶装置110が得られる。
本実施形態において、第1磁性体10は、例えば、合金を含む。この合金は、Co及びFeの少なくともいずれかと、第1元素と、を含む。この第1元素は、Ni、Pt、Ph、Pd、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、O、B、Ga、Ge、Si、Al、Mn、Mg、Zr及びHf のの少なくともいずれかを含む。第1磁性体10は、例えば、Co及びFeの少なくともいずれかを含む第1膜と、第1膜と積層され上記の第1元素を含む第2膜と、を含んでも良い。
図3(a)及び図3(b)は、第1の実施形態に係る別の磁気記憶装置を例示する模式的斜視図である。
図3(a)及び図3(b)に示すように、本実施形態に係る別の磁気記憶装置111及び112においても、第1磁性体10及び第2磁性体20が設けられる。さらに、第1電極51、第2電極52、制御部70、第3磁性体33、第4磁性体34及び第1中間層31nが設けられ。これらについては、磁気記憶装置110と同様なので説明を省略する。
磁気記憶装置111においては、第5磁性体35、第6磁性体36及び第2中間層32nがさらに設けられている。第5磁性体35は、第1磁性体10と連続している。この例では、第5磁性体35は、第1磁性体10の第2端10fと連続している。第2中間層32nは、第5磁性体35と第6磁性体36との間に設けられる。第6磁性体36及び第2中間層32nは、第2記録再生部32となる。
磁気記憶装置112においては、第6磁性体36及び第2中間層32nがさらに設けられている。第2中間層32nは、第3磁性体33と第6磁性体36との間に設けられる。第6磁性体36及び第2中間層32nは、第2記録再生部32となる。
例えば、第6磁性体36の磁化は、実質的に固定されている。このように、磁気記憶装置111及び112においては、第1記録再生部31及び第2記録再生部32が設けられている。これらの記録再生部においては、記録動作及び再生動作が実施されても良い。これらの記録再生部の一方において、記録動作が行われ、他方において、再生動作が行われても良い。磁気記憶装置111及び112において、基板60がさらに設けられても良い。磁気記憶装置111及び112においても、記憶密度を向上できる。
図4は、第1の実施形態に係る別の磁気記憶装置を例示する模式的斜視図である。
図4に示すように、本実施形態に係る別の磁気記憶装置113においては、第1磁性体1及び第2磁性体20に加えて、磁性体10A及び磁性体20Aが設けられている。この例で、絶縁層15Aが設けられている。さらに、第1電極51、第2電極52、制御部70、第3磁性体33、第4磁性体34及び第1中間層31nが設けられている。これらについては、磁気記憶装置110と同様なので説明を省略する。
磁気記憶装置113においては、管状の磁性体が分断されて、第1磁性体10及び磁性体10Aとなる。そして、別の磁性体が分断されて、第2磁性体20及び磁性体20Aとなる。絶縁膜が分断されて、絶縁層15及び絶縁層15Aとなる。磁性体10A、磁性体20A及び絶縁層15Aのそれぞれの構成については、第1磁性体10、第2磁性体20及び絶縁層15のそれぞれの構成と同様である。
磁気記憶装置113において、第1磁性体10の、X−Y断面(第1方向に対して垂直な断面)における表面は、弧状である。このように、実施形態において、第1磁性体10の、X−Y断面における表面の少なくとも一部は、例えば、弧状である。
磁気記憶装置113においては、第5磁性体35、第6磁性体36及び第2中間層32nが設けられている。第5磁性体35は、磁性体10Aと連続している。この例では、第5磁性体35は、磁性体10Aの第1端10Aeと連続している。第2中間層32nは、第5磁性体35と第6磁性体36との間に設けられる。第6磁性体36及び第2中間層32nは、第2記録再生部32となる。
磁性体10Aと電気的に接続された第3電極53が設けられる。制御部70は、第3電極53と電気的に接続される。
第1磁性体10、第1電極51及び第2電極52は、1つの記憶部81に含まれる。磁性体10A、第3電極53及び第2電極52は、別の記憶部82に含まれる。この例では、第2電極52は、2つの記憶部において、共用されている。
磁気記憶装置113においても、記憶密度を向上できる。
(第2の実施形態)
図5(a)及び図5(b)は、第2の実施形態に係る磁気記憶装置を例示する模式図である。
図5(b)は斜視図である。図5(a)は、図5(b)の一部の断面図である。
図5(b)に示すように、本実施形態に係る磁気記憶装置120も、第1磁性体10と、第2磁性体20と、を含む。第1磁性体10及び第2磁性体20は、第1方向に延びる。以下、磁気記憶装置120について、磁気記憶装置110と同様の部分については、説明を適宜省略する。
図5(a)は、Z軸方向を含む平面の断面図である。本実施形態においても、第2磁性体20と第1磁性体10との間の距離dg0は、Z軸方向(第1方向)に沿って周期的に変化する。
この例では、第2磁性体20は、第1磁性体10の周りに設けられている。すなわち、第1磁性体10は、第1方向に延びる管状であり、第2磁性体20は、第1磁性体10の周りに設けられている。第2磁性体20の径d2(内径)は、第1方向に沿って周期的に変化している。
これにより、第1磁性体10と第2磁性体20との間の距離dg0が周期的に変化している。第2磁性体20からの静磁場に起因して、第1磁性体10におけるポテンシャルが変調される。これにより、第1磁性体10における磁壁の移動の安定性が向上する。例えば、第1磁性体10における磁区の移動の安定性が向上する。
例えば、距離dg0が短い領域において、これらの磁性体の間の磁気的な相互作用が利用される。磁気記憶装置120においても、記憶密度を向上できる。
この例においても、第1磁性体10は、第1側面10sを有する。第1側面10sは、第1方向に対して垂直な第2方向と交差する。第1側面10sは、第1外側面10aまたは第1内側面10bである。第1側面10sの第2方向に沿う位置のZ軸方向(第1方向)における変動幅(第1変動幅dp1)は、小さい。
一方、第2磁性体20は、第2側面20sを有する。第2側面20sは、第2方向と交差する。第2側面20sは、第2外側面20aまたは第2内側面20bである。第2側面20sの第2方向に沿う位置のZ軸方向(第1方向)における変動幅(第2変動幅dp2)は、大きい。第1変動幅dp1は、第2変動幅dp2よりも小さい。
磁気記憶装置120においても、例えば、第3領域13の幅(第1方向に沿う長さ)は、第4領域14の幅(第1方向に沿う長さ)よりも短い。
第2磁性体20と第1磁性体10との間の距離dg0は、第1方向に沿って周期的に変化する。距離dg0の変化の周期を周期pp1とする。磁気記憶装置120においても、例えば、第2磁性体20と第1磁性体10との間の距離dg0が短い位置において、その距離dg0は、周期pp1よりも小さい。第1距離dg1は、第2距離dg2よりも短い。この第1距離dg1は、周期pp1よりも短い。第1距離dg1が、周期pp1よりも十分に小さいことで、第2磁性体20が、第1磁性体10に効果的に作用できる。
磁気記憶装置120において、第1距離dg1は、例えば、周期pp1の1/5以下である。第1距離dg1は、例えば、周期pp1の1/10以下でも良い。磁壁(磁区)の高い制御性が得られる。
磁気記憶装置120において、第2距離dg2は、第1距離dg1の2倍以上である。第2距離dg2は、第1距離dg1の4倍以上でも良い。磁壁(磁区)の高い制御性が得られる。
以下、磁気記憶装置120の製造方法の例について説明する。
図6(a)〜図6(f)は、第2の実施形態に係る磁気記憶装置の製造方法を例示する工程順模式的断面図である。
図6(a)に示すように、基板60の上に、基層65を形成する。基層65は、例えば、非磁性である。
図6(b)に示すように、基層65に孔65oを形成する。孔65oの延びる方向は、Z軸方向に対応する。孔65oの径は、Z軸方向に沿って周期的に変化する。このような孔65oの形成は、図2(e)において孔15oの形成方法に関して説明した方法などを利用できる。
図6(c)に示すように、孔65oの内壁に第2磁性体20となる磁性膜を形成する。第2磁性体20は、筒状である。第2磁性体20の径は、Z軸方向に沿って周期的に変化する。
図6(d)に示すように、孔65oの残余の空間に膜15fを形成する。
図6(e)に示すように、膜15fに孔15oを形成する。これにより、絶縁層15が形成される。
図6(f)に示すように、孔15oの表面に第1磁性体10となる磁性膜を形成する。第1磁性体10は、Z軸方向に延びる。
上記の第1磁性体10の形成において、例えば、Pt膜とCo膜との積層膜を成膜することで、垂直磁性金属膜が得られる。この積層膜は、例えば、CVDにより形成される。この垂直磁性金属膜が第1磁性体10となる。
上記の第2磁性体20の形成において、例えば、Co膜を成膜することで、面内磁性膜が得られる。Co膜は、例えば、CVDにより形成される。この面内磁性膜が第2磁性体20となる。
第1電極51、第2電極52、第3磁性体33、第4磁性体34及び第1中間層31nは、適宜形成される。これにより、磁気記憶装置120が得られる。
磁気記憶装置120においても、磁気記憶装置111及び112と同様に、第5磁性体35、第6磁性体36及び第2中間層32nを設けても良い。
磁気記憶装置120においても、磁気記憶装置113と同様に、磁性体が第1方向に沿って分断されても良い。すなわち、第1磁性体10、第2磁性体20及び絶縁層15に加えて、磁性体10A、磁性体20A及び絶縁層15Aが設けられても良い。
(第3の実施形態)
図7は、第3の実施形態に係る磁気記憶装置を例示する模式図である。
図7に示すように、本実施形態に係る磁気記憶装置130は、複数の記憶部81を含む。記憶部81は、例えば、第1及び第2の実施形態について説明した構成を有する。 磁気記憶装置130において、複数の記憶部81が、例えばX軸方向及びY軸方向に沿ってアレイ状に並ぶ。
磁気記憶装置130において、第1共通ゲート線セレクタGLS1、第2電極セレクタS52、第1電極セレクタS51、ビット線セレクタBLS、ワード線セレクタWLS、及び第2共通ゲート線セレクタGLS2が設けられる。
第1共通ゲート線セレクタGLS1は、複数の第1共通ゲート線GL1と接続されている。第1共通ゲート線GL1は、例えば、X軸方向に延びる。
第2電極セレクタS52は、複数の第1共通配線CL1と接続されている。第1共通配線CL1は、例えば、Y軸方向に延びる。
第1電極セレクタS51は、複数の第2共通配線CL2と接続されている。第2共通配線CL2は、例えばY軸方向に延びる。
ビット線セレクタBLSは、複数のビット線BLと接続されている。ビット線BLは、例えば、Y軸方向に延びる。
ワード線セレクタWLSは、複数のワード線WLと接続されている。ワード線WLは、例えば、X軸方向に延びる。
第2共通ゲート線セレクタGLS2は、複数の第2共通ゲート線GL2と接続されている。第2共通ゲート線GL2は、例えば、X軸方向に延びる。
磁気記憶装置130において、複数の第1トランジスタTR1と、複数の第2トランジスタTR2と、複数の第3TR3と、が設けられる。
第1トランジスタTR1及び第3トランジスタTR3は、例えば、複数の記憶部81の下に設けられている。第2トランジスタTR2は、複数の記憶部81の上に設けられている。
第1トランジスタTR1のゲートは、第1共通ゲート線GL1と接続されている。第1トランジスタTR1のゲート以外の端子の一方は、第1共通配線CL1と接続されている。第1トランジスタTR1のゲート以外の端子の他方は、1つの記憶部81の第2電極52と接続されている。
第2トランジスタTR2のゲートは、第2共通ゲート線GL2と接続されている。第2トランジスタTR2のゲート以外の端子の一方は、1つの記憶部81の第4磁性体34と接続されている。第2トランジスタTR2のゲート以外の端子の他方は、固定電位(例えば、グランド電位)に接続されている。
第3トランジスタTR3のゲートは、第1共通ゲート線GL1と接続されている。第3トランジスタTR3のゲート以外の端子の一方は、第2共通配線CL2と接続されている。第3トランジスタTR3のゲート以外の端子の他方は、第1電極51と接続されている。
上記のトランジスタ及びセレクタにより、複数の記憶部81のいずれかへの情報の記録及び再生が行われる。
磁壁移動メモリにおいて、磁性細線が設けられる。磁性細線の磁化に基づく情報の記録再生と、磁性細線の磁壁のシフト動作と、が行われる。磁壁移動メモリは、シフトレジスタ型のメモリである。このような磁気記憶装置において、大容量化のために、垂直磁化膜で形成された高アスペクトの磁性細線が用いられる。例えば、垂直磁化膜の磁性細線は、中空のチューブ状である。この磁性細線においては、例えば、磁化容易軸は、径方向である。メモリ動作において、垂直磁化膜の磁性細線中の磁壁の移動において、高い安定性が求められる。実施形態によれば、磁壁の移動の安定性が向上できる。これにより、高い記憶密度が得られる。
実施形態においては、単純なチューブ型の垂直磁化膜の磁壁移動層(第1磁性体10)の内側または外側に、第2磁性体20が設けられる。これらの間に絶縁層15が設けられる。絶縁層15の径は、チューブの長さ方向に沿って周期的に変化する。径は、内径及び外径の少なくともいずれかである。第2磁性体20は、チューブの長さ方向に向いた磁化を有する。このような構成により、第2磁性体20からの静磁場に起因するポテンシャル変調が生じる。これにより、磁壁移動層における磁壁のピンニングが制御される。これにより、磁壁の移動の安定性が向上する。
実施形態によれば、記憶密度を向上できる磁気記憶装置が提供できる。実施形態によれば、動作安定性を向上できる磁気記憶装置が提供できる。
本願明細書において、「垂直」及び「平行」は、厳密な垂直及び厳密な平行だけではなく、例えば製造工程におけるばらつきなどを含むものであり、実質的に垂直及び実質的に平行であれば良い。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、磁気記憶装置に含まれる第1磁性体、第2磁性体、絶縁層、第3〜第6磁性体、及び、電極などの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施の形態として上述した磁気記憶装置を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての磁気記憶装置も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…第1磁性体、 10A…磁性体、 10Ae…第1端、 10a…第1外側面、 10b…第1内側面、 10e…第1端、 10f…第2端、 10m…第1磁化、
10s…第1側面、 13…第3領域、 14…第4領域、 15…絶縁層、 15A…絶縁層、 15f…膜、 15o…孔、 20…第2磁性体、 20A…磁性体、 20a…第2外側面、 20b…第2内側面、 20m…第2磁化、 20s…第2側面、 21…第1領域、 22…第2領域、 31…第1記録再生部、 31n…第1中間層、 32…第2記録再生部、 32n…第2中間層、 33〜36…第3〜第6磁性体、 51〜53…第1〜第3電極、 60…基板、 60a…面、 65…基層、 65o…孔、 70…制御部、 81、82…記憶部、 110、111、112、113、120、130…磁気記憶装置、 BL…ビット線、 BLS…ビット線セレクタ、 CL1、CL2…第1、第2共通配線、 GL1、GL1…第1、第2共通ゲート線、 GLS1、GLS2…第1、第2共通ゲート線セレクタ、 S51、S52…第1、第2電極セレクタ、 TR1〜TR3…第1〜第3トランジスタ、 WL…ワード線、 WLS…ワード線セレクタ、 d1、d2…径、 dg0…距離、 dg1、dg2…第1、第2距離、 dp1、dp2…第1、第2変動幅、 pp1…周期、 t1、t2…第1、第2厚さ

Claims (20)

  1. 第1方向に延びる第1磁性体と、
    前記第1方向に延びる第2磁性体と、
    を備え、
    前記第2磁性体と前記第1磁性体との間の距離は、前記第1方向に沿って周期的に変化する、磁気記憶装置。
  2. 前記第1磁性体は、前記第2磁性体の周りを囲む前記第1方向に延びる管状である、請求項1記載の磁気記憶装置。
  3. 前記第2磁性体は、前記第1方向に延びる管状である、請求項2記載の磁気記憶装置。
  4. 前記第1磁性体は、前記第1方向に延びる管状であり、
    前記第2磁性体は、前記第1磁性体の周りに設けられた、請求項1記載の磁気記憶装置。
  5. 前記第2磁性体の径は、前記第1方向に沿って周期的に変化する、請求項3または4に記載の磁気記憶装置。
  6. 前記第1磁性体は、前記第1方向に対して垂直な第2方向と交差する第1側面を有し、
    前記第2磁性体は、前記第2方向と交差する第2側面を有し、
    前記第1側面の前記第2方向に沿う位置の前記第1方向における第1変動幅は、前記第2側面の前記第2方向に沿う位置の前記第1方向における第2変動幅よりも小さい、請求項1〜4のいずれか1つに記載の磁気記憶装置。
  7. 前記第2磁性体は、第1領域と、第2領域と、を含み、
    前記第2領域の前記第1方向における位置は、前記第1領域の前記第1方向における位置とは異なり、
    前記第1領域と前記第1磁性体との間の前記第1方向に対して垂直な第2方向に沿った第1距離は、前記第2領域と前記第1磁性体との間の前記第2方向に沿った第2距離よりも短く、
    前記第1距離は、前記第2磁性体と前記第1磁性体との間の前記距離の前記変化の周期よりも短い、請求項1〜4のいずれか1つに記載の磁気記憶装置。
  8. 前記第1距離は、前記周期の1/5以下である、請求項7記載の磁気記憶装置。
  9. 前記第2距離は、前記第1距離の2倍以上である、請求項7または8に記載の磁気記憶装置。
  10. 前記第1磁性体と前記第2磁性体との間に設けられた絶縁層をさらに備え、
    前記第2磁性体は、導電性であり、
    前記第1磁性体と電気的に絶縁されている、請求項1〜9のいずれか1つに記載の磁気記憶装置。
  11. 前記第2磁性体は、絶縁性である、請求項1〜9のいずれか1つに記載の磁気記憶装置。
  12. 第1電極と、
    第2電極と、
    をさらに備え、
    前記第1磁性体は、導電性であり、
    前記第1磁性体は、第1端と、前記第1方向において前記第1端と並ぶ第2端と、を含み、
    前記第1電極は、前記第1端と電気的に接続され、
    前記第2電極は、前記第2端と電気的に接続された、請求項1〜11のいずれか1つに記載の磁気記憶装置。
  13. 前記第1電極及び前記第2電極と電気的に接続された制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記第1電極及び前記第2電極を介して前記第1磁性体に電流を供給する、請求項12記載の磁気記憶装置。
  14. 前記第1磁性体と連続した第3磁性体と、
    第4磁性体と、
    前記第3磁性体と前記第4磁性体との間に設けられた第1中間層と、
    をさらに備えた、請求項12または13に記載の磁気記憶装置。
  15. 前記第3磁性体は、前記第1方向において前記第1磁性体と重ならない部分を含み、
    前記第4磁性体は、前記第1方向において前記第1磁性体と重ならない、請求項14記載の磁気記憶装置。
  16. 前記第1磁性体と連続した第5磁性体と、
    第6磁性体と、
    前記第5磁性体と前記第6磁性体との間に設けられた第2中間層と、
    をさらに備えた、請求項14または15に記載の磁気記憶装置。
  17. 前記第1磁性体は、前記第1方向と交差する方向に沿った磁化容易軸を有し、
    前記第2磁性体は、前記第1方向に沿う成分を有する磁化容易軸を有する、請求項1〜16のいずれか1つに記載の磁気記憶装置。
  18. 前記第1磁性体は、Co及びFeの少なくともいずれかと、第1元素と、を含む合金を含み、
    前記第1元素は、Ni、Pt、Ph、Pd、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、O、B、Ga、Ge、Si、Al、Mn、Mg、Zr及びHfの少なくともいずれかを含む、請求項1〜17のいずれか1つに記載の磁気記憶装置。
  19. 前記第1磁性体は、
    Co及びFeの少なくともいずれかを含む第1膜と、
    第1膜と積層され第1元素を含むの第2膜と、
    を含み、
    前記第1元素は、Ni、Pt、Ph、Pd、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、O、B、Ga、Ge、Si、Al、Mn、Mg、Zr及びHfの少なくともいずれかを含む、請求項1〜17のいずれか1つに記載の磁気記憶装置。
  20. 前記第1磁性体の、前記第1方向に対して垂直な断面における表面の少なくとも一部は、弧状である、請求項1記載の磁気記憶装置。
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