JP2017128862A - 洗面化粧台 - Google Patents

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野田 昇作
Shosaku Noda
昇作 野田
陽介 佐々木
Yosuke Sasaki
陽介 佐々木
久美子 勝田
Kumiko Katsuta
久美子 勝田
勇蔵 池田
Yuzo Ikeda
勇蔵 池田
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Abstract

【課題】吐出された機能水により排水栓の上面における黴の発生や細菌の繁殖を抑制することができる洗面化粧台を提供することを目的とする。【解決手段】排水口が設けられたボウル部および前記排水口を開閉可能な排水栓を有する洗面台と、前記ボウル部に水道水を吐出する吐水部を有する水栓装置と、除菌作用を有する機能水を吐出する機能水吐出装置と、を備え、前記機能水吐出装置から吐出された前記機能水のうちの少なくとも一部は、前記排水栓の上面に着水し、前記吐水部から吐出された前記水道水は、前記機能水の吐出中に前記上面に着水しないように前記排水栓から離れた位置に着水することを特徴とする洗面化粧台が提供される。【選択図】図5

Description

本発明の態様は、一般的に、洗面化粧台に関する。
一般的に、排水口が設けられたボウル部を有する洗面台と、ボウル部に水を吐出する吐水部を有する水栓装置と、を備えた洗面化粧台が知られている。また、除菌作用を有する機能水を生成する電解水生成手段と、電解水生成手段により生成された機能水を水周り設備に散布する電解水散布手段と、を備えた水周り設備洗浄装置が知られている(特許文献1)。特許文献1に記載された水周り設備洗浄装置によれば、ボウル部の表面における菌の繁殖を抑えることができる。
洗面化粧台のボウル部の表面を流れる水のほとんど全ては、排水口へ流れる。そのため、ボウル部のうちで排水口は、最も濡れる機会が多い。濡れた箇所には黴や細菌が繁殖しやすいため、排水口では黴や細菌が多く繁殖している。また、例えば使用者の操作により排水口を開閉させることができる排水栓が排水口の部分に常設されている場合においては、排水栓にも黴や細菌が繁殖しやすい。したがって、排水栓の上面に機能水を吐出することが望ましい。
ここで、排水栓の上面に機能水を吐出する場合において、機能水が排水栓の上面に着水している最中に、吐水装置から吐出された通常水(例えば水道水)が排水栓の上面に着水すると、機能水は、排水栓の上面の菌と反応する前に通常水により排水口へ流される。この場合には、排水栓の上面における黴の発生や細菌の繁殖を抑制する効果が低いという問題がある。
特開平10−28721号公報
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、吐出された機能水により排水栓の上面における黴の発生や細菌の繁殖を抑制することができる洗面化粧台を提供することを目的とする。
第1の発明は、排水口が設けられたボウル部および前記排水口を開閉可能な排水栓を有する洗面台と、前記ボウル部に水道水を吐出する吐水部を有する水栓装置と、除菌作用を有する機能水を吐出する機能水吐出装置と、を備え、前記機能水吐出装置から吐出された前記機能水のうちの少なくとも一部は、前記排水栓の上面に着水し、前記吐水部から吐出された前記水道水は、前記機能水の吐出中に前記上面に着水しないように前記排水栓から離れた位置に着水することを特徴とする洗面化粧台である。
この洗面化粧台によれば、機能水吐出装置から吐出された機能水のうちの少なくとも一部は、排水栓の上面に着水する。一方で、吐水部から吐出された水道水は、機能水の吐出中に排水栓の上面に着水しないように排水栓から離れた位置に着水する。これにより、機能水が排水栓の上面に着水している最中に、排水栓の上面が吐水部から吐出された水道水によって覆われることを抑えることができる。そのため、機能水が排水栓の表面の菌と反応する前に、水道水によって排水口へ流されることを抑制することができる。したがって、吐出された機能水により排水栓の上面における黴の発生や細菌の繁殖を抑制することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記水栓装置は、正面からみたときに上下方向において前記排水栓と重ならない位置に配置されたことを特徴とする洗面化粧台である。
この洗面化粧台によれば、水栓装置が正面からみたときに上下方向において排水栓と重ならない位置に配置されているため、水栓装置の「吐水始め」および「吐水終わり」に吐水部から垂れる水が排水栓に当たることを抑えることができる。言い換えると、吐水部から吐出される水道水の着水位置の軌跡上に排水栓が重ならないようになるため、水道水が排水栓に当たる可能性を低減させることができる。これにより、機能水が排水栓の表面の菌と反応する前に、水道水によって排水口へ流されることを抑制することができる。
第3の発明は、第1の発明において、前記ボウル部の表面は、前記排水口に向かって下方へ傾斜し、前記排水栓が前記排水口を開いた状態において、前記排水栓の上面の縁部は、前記排水口よりも高い位置に設けられたことを特徴とする洗面化粧台である。
この洗面化粧台によれば、排水栓が排水口を開いた状態において、排水栓の上面の縁部が排水口よりも高い位置に設けられているため、ボウル部の表面を流れる水道水が排水口に向かって流れ込む際に、流れの勢いで排水栓の上面に乗って流れることを抑制することができる。
第4の発明は、第3の発明において、前記排水栓が前記排水口を開いた状態において、前記排水栓の上面の縁部は、前記吐水部から吐出された前記水道水が前記ボウル部に着水する着水領域よりも高い位置に設けられたことを特徴とする洗面化粧台である。
この洗面化粧台によれば、排水栓が排水口を開いた状態において、排水栓の上面の縁部が吐水部から吐出された水道水がボウル部に着水する着水領域よりも高い位置に設けられているため、吐水部から吐出された水道水がボウル部に着水する際に生ずる水しぶきが、排水栓の上面に当たることを抑制することができる。
第5の発明は、第3または4の発明において、前記水道水が前記吐水部から最大流量で吐出されたときに前記ボウル部から前記排水口の内部へ流れる前記水道水の厚さは、前記排水栓が前記排水口を開いた状態における前記排水栓と前記排水口との間の隙間よりも薄いことを特徴とする洗面化粧台である。
この洗面化粧台によれば、水道水が吐水部から最大流量で吐出されたときにボウル部から排水口の内部へ流れる水道水の厚さが、排水栓が排水口を開いた状態における排水栓と排水口との間の隙間よりも薄いため、吐水部から吐出された水道水が排水口に向かって流れる際に、排水栓の上面に流れることを抑制することができる。
本発明の態様によれば、吐出された機能水により排水栓の上面における黴の発生や細菌の繁殖を抑制することができる洗面化粧台が提供される。
本発明の実施の形態にかかる洗面化粧台を表す模式的斜視図である。 本実施形態にかかる洗面化粧台の要部構成を表すブロック図である。 本実施形態の機能水吐出装置の具体例を例示する模式的斜視図である。 本実施形態の機能水生成部の具体例を表す模式的断面図である。 本実施形態のボウル部の近傍を表す模式的斜視図である。 本実施形態のボウル部を上から眺めた模式的平面図である。 図6に表した切断面C7−C7における模式的断面図である。 図6に表した切断面C8−C8における模式的断面図である。 図6に表した切断面C9−C9における模式的断面図である。 図7に表した切断面C10−C10における模式的断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる洗面化粧台を表す模式的斜視図である。
図2は、本実施形態にかかる洗面化粧台の要部構成を表すブロック図である。
図3は、本実施形態の機能水吐出装置の具体例を例示する模式的斜視図である。
図4は、本実施形態の機能水生成部の具体例を表す模式的断面図である。
本実施形態にかかる洗面化粧台100は、洗面台110と、水栓装置120と、機能水吐出装置130と、を備える。図1に表したように、洗面台110は、例えばキャビネット192の上に設けられている。洗面台110の上には、化粧鏡191が設けられていてもよい。なお、洗面台110の周囲に配置される部材は、キャビネット192および化粧鏡191だけには限定されない。
なお、本願明細書において、「上」、「下」、「右」および「左」という記載は、洗面化粧台100の前で洗面化粧台100を見た人を基準とした上、下、右および左をそれぞれいう。また、本願明細書においては、洗面化粧台100から、洗面化粧台100の前に居る人へ向かう方向を「前」方向とし、その逆方向を「後」方向とする。
洗面台110は、ボウル部111を有する。また、洗面台110は、排水口113(図5参照)を有する。排水口113の上には、排水栓112(図5参照)が設けられている。排水口113および排水栓112の詳細については、後述する。
図2に表したように、水栓装置120は、吐水部121を有する。吐水部121は、ボウル部111に水道水167を吐出する。具体的に説明すると、水栓装置120は、分岐金具142および開閉弁144を介して給水源145に接続されている。分岐金具142は、例えばボウル部111の下に設けられている。水道水167は、水栓装置120の操作部である操作レバー122への手動操作により開閉弁144が開状態となった際に、開閉弁144を通って吐水部121からボウル部111に吐出される。なお、本実施形態において、操作レバー122および開閉弁144は、互いに一体に設けられている。
機能水吐出装置130は、操作部131を有する。例えば使用者が操作部131を操作すると、機能水吐出装置130は、除菌作用を有する機能水161を霧状に吐出する。霧状の機能水161の粒子径は、分布をもっており、サブミクロンオーダーのものから、2000マイクロメートル(μm)を越えるものまで存在する。霧状の機能水161の平均粒子径は、例えば約200μm以上1500μm以下程度である。図2に表したように、機能水吐出装置130は、分岐金具142および電磁弁143を介して給水源145に接続されている。電磁弁143は、例えばボウル部111の下に設けられている。電磁弁143と機能水吐出装置130との間には、機能水生成部150が設けられている。
機能水生成部150は、除菌作用を有する機能水161を生成する。例えば、図4に表したように、機能水生成部150は、陽極151と、陰極152と、を内部に有し、制御部141から出力された通電の制御信号により、陽極151と、陰極152と、の間の空間(流路)を流れる水道水を電気分解することができる。水道水は、塩化物イオンを含んでいる。塩化物イオンは、水源(例えば、地下水や、ダムの水や、河川などの水)に例えば食塩(NaCl)や塩化カルシウム(CaCl)などとして含まれている。
そこで、電圧が陽極151と陰極152との間に供給されると、式(1)に表した反応が陰極152において生ずる。

+e → 1/2H↑ ・・・(1)
一方で、電圧が陽極151と陰極152との間に供給されると、式(2)および式(3)に表した反応が陽極151において生ずる。

2OH → 2e+HO+1/2O↑ ・・・(2)
Cl → e+1/2Cl ・・・(3)
式(3)において発生した塩素は気泡としては存在しにくく、ほとんどの塩素は水に溶解する。そのため、式(3)において発生した塩素については、式(4)に表した反応が生ずる。このようにして、塩化物イオンを電気分解することにより次亜塩素酸(HClO)が生成される。その結果、機能水生成部150において電気分解された水は、次亜塩素酸を含む液に変化する。

Cl+HO → HClO+H+Cl ・・・(4)
次亜塩素酸は、除菌成分として機能する。次亜塩素酸を含む液は、例えばボウル部111や排水口113、排水口113の内部116、ヘアキャッチャー165(図9参照)などに付着している細菌を除菌することができる。
機能水が細菌と反応すると、式(5)に表した反応が生ずる。

R−H+HClO → R−OH+H+Cl ・・・(5)

式(5)の中に表した「R−H」は、有機物であり、例えば細菌の細胞である。式(5)の中に表した「R−OH」は、分解された有機物である。これにより、細菌の細胞が変性され、除菌(殺菌)が行われる。そして、機能水が細菌と反応すると、除菌成分(HClO)が失われるため、結果として、機能水(除菌水)の濃度が下がる。
また、時間が経つと、式(6)に表した反応が生ずる。

2HClO → 2H+2Cl+O ・・・(6)

このように、時間が経つと、除菌成分(HClO)が失われるため、結果として、機能水(除菌水)の濃度が下がる。
なお、本実施形態の機能水生成部150は、次亜塩素酸を含む液を生成することには限定されない。例えば、機能水生成部150において生成される機能水161は、オゾンなどを含む液であってもよい。また、機能水生成部150は、陽極板および陰極板を有する電解槽ユニットに限定されるわけではない。
制御部141が電磁弁143に信号を送信し電磁弁143を開くと、給水源145から供給された水道水は、分岐金具142および電磁弁143を通って機能水生成部150に供給される。機能水生成部150に供給された水道水は、機能水生成部150において機能水161として生成され、機能水吐出装置130からボウル部111に吐出される。
例えば、図3に表したように、機能水吐出装置130は、操作部131と、機能水吐水部132と、照射部133と、を有する。機能水吐出装置130は、例えば使用者が操作部131を操作すると、機能水生成部150により生成された機能水161を機能水吐水部132からボウル部111に向けて吐出する。機能水吐出装置130は、照射部133から光を放出し、機能水吐水部132から吐出された機能水161に光を照射してもよい。
機能水吐出装置130から吐出された機能水161のうちの少なくとも一部は、排水栓112の上面に着水する。また、吐水部121から吐出された水道水167は、機能水吐出装置130が機能水161を吐出している最中に排水栓112の上面に着水しないように、排水栓112から離れた位置に着水する。これについて、図面を参照しつつさらに説明する。
図5は、本実施形態のボウル部の近傍を表す模式的斜視図である。
図6は、本実施形態のボウル部を上から眺めた模式的平面図である。
図7は、図6に表した切断面C7−C7における模式的断面図である。
図8は、図6に表した切断面C8−C8における模式的断面図である。
図5〜図8に表したように、ボウル部111は排水口113を有する。図7および図8に表したように、ボウル部111の表面115には、排水口113に向かって下方に傾斜した排水勾配が形成されている。排水口113の上には、排水栓112が設けられている。排水栓112は、排水口113の部分に常設され、上下方向に昇降することにより排水口113を開閉することができる。
本実施形態にかかる洗面化粧台100では、機能水吐出装置130から霧状に吐出された機能水161は、排水栓112を含む所定領域A1に着水する。すなわち、機能水吐出装置130から霧状に吐出された機能水161のうちの少なくとも一部は、排水栓112の上面117に着水する。
ここで、機能水吐出装置から吐出された機能水が排水栓の上面に着水している最中に、吐水装置から吐出された水道水が排水栓の上面に着水すると、機能水は、排水栓の上面の菌と反応する前に水道水により排水口へ流される。この場合には、排水栓の上面における黴の発生や細菌の繁殖を抑制する効果が比較的低いという問題がある。
これに対して、本実施形態にかかる洗面化粧台100では、図5および図7に表したように、機能水吐出装置130が機能水161を吐出している最中に、吐水部121から吐出された水道水167は、排水栓112の上面117に着水しないように排水栓112の上面117から離れた位置に着水する。
これによれば、機能水161が排水栓112の上面117に着水している最中に、排水栓112の上面117が吐水部121から吐出された水道水167によって覆われることを抑えることができる。そのため、機能水161が排水栓112の表面(例えば、上面117)の菌と反応する前に、水道水167によって排水口113へ流されることを抑制することができる。したがって、機能水吐出装置130から吐出された機能水161により排水栓112の上面117における黴の発生や細菌の繁殖を抑制することができる。
また、図7に表したように、本実施形態にかかる洗面化粧台100を正面からみたときに、水栓装置120は、上下方向において排水栓112と重ならない位置に配置されている。言い換えれば、本実施形態にかかる洗面化粧台100を正面からみたときに、水栓装置120は、排水栓112から左右方向にずれた位置に配置されている。
これによれば、水栓装置120の「吐水始め」および「吐水終わり」に吐水部121から垂れる水道水167が排水栓112に当たることを抑えることができる。言い換えると、吐水部121から吐出される水道水167の着水位置の軌跡上に排水栓112が重ならないようになるため、水道水167が排水栓112に当たる可能性を低減させることができる。これにより、機能水161が排水栓112の表面(例えば、上面117)の菌と反応する前に、水道水167によって排水口113へ流されることを抑制することができる。
図9は、図6に表した切断面C9−C9における模式的断面図である。
図9に表したように、ボウル部111の表面115は、排水口113に向かって下方へ傾斜している。そのため、吐水部121からボウル部111に吐出された水道水167は、ボウル部111の表面115に沿って流れ、排水口113の内部116に流入する。
ここで、排水栓112が排水口113を開いた状態において、排水栓112の上面117の縁部118は、排水口113よりも高い位置に設けられている。例えば、排水栓112が排水口113を開いた状態において、排水栓112の上面117の縁部118は、排水口113よりも距離D1だけ高い位置に設けられている。これによれば、ボウル部111の表面115を流れる水道水167が排水口113に向かって流れ込む際に、流れの勢いで排水栓112の上面117に乗って流れることを抑制することができる。
また、図9に表したように、吐水部121から吐出された水道水167は、排水栓112の上面117に着水しないように排水栓112の上面117から離れた着水領域A2なに着水する。排水栓112が排水口113を開いた状態において、排水栓112の上面117の縁部118は、着水領域A2よりも高い位置に設けられている。例えば、排水栓112が排水口113を開いた状態において、排水栓112の上面117の縁部118は、着水領域A2のうちで最も高い位置よりも距離D2だけ高い位置に設けられている。
これによれば、吐水部121から吐出された水道水167がボウル部111に着水する際に生ずる水しぶきが、排水栓112の上面117に当たることを抑制することができる。
また、水道水167が吐水部121から最大流量で吐出されたときにボウル部111から排水口113の内部116へ流れる水道水167の厚さは、排水栓112が排水口113を開いた状態における排水栓112と排水口113との間の隙間よりも薄い。言い換えれば、水道水167が吐水部121から最大流量で吐出されたときにボウル部111から排水口113の内部116へ流れる水道水167と排水口113との間の距離D3は、排水栓112が排水口113を開いた状態における排水栓112と排水口113との間の距離D4よりも長い。
これによれば、吐水部121から吐出された水道水167が排水口113に向かって流れる際に、排水栓112の上面117に流れることを抑制することができる。
図10は、図7に表した切断面C10−C10における模式的断面図である。
図7および図10に表したように、機能水161は、機能水吐出装置130から円錐状に吐出される。円錐状に吐出された機能水161の内部の空間は、霧状の機能水161で満たされている。つまり、機能水吐出装置130から吐出された機能水161の吐水形態は、充円錐吐水である。これにより、排水栓112の上面117おける黴の発生や細菌の繁殖をより確実に抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、機能水吐出装置130および機能水生成部150などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などや水栓装置120および機能水吐出装置130の設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
100 洗面化粧台、 110 洗面台、 111 ボウル部、 112 排水栓、 113 排水口、 115 表面、 116 内部、 117 上面、 118 縁部、 120 水栓装置、 121 吐水部、 122 操作レバー、 130 機能水吐出装置、 131 操作部、 132 機能水吐水部、 133 照射部、 141 制御部、 142 分岐金具、 143 電磁弁、 144 開閉弁、 145 給水源、 150 機能水生成部、 151 陽極、 152 陰極、 161 機能水、 165 ヘアキャッチャー、 167 水道水、 191 化粧鏡、 192 キャビネット、 A1 所定領域、 A2 着水領域

Claims (5)

  1. 排水口が設けられたボウル部および前記排水口を開閉可能な排水栓を有する洗面台と、
    前記ボウル部に水道水を吐出する吐水部を有する水栓装置と、
    除菌作用を有する機能水を吐出する機能水吐出装置と、
    を備え、
    前記機能水吐出装置から吐出された前記機能水のうちの少なくとも一部は、前記排水栓の上面に着水し、
    前記吐水部から吐出された前記水道水は、前記機能水の吐出中に前記上面に着水しないように前記排水栓から離れた位置に着水することを特徴とする洗面化粧台。
  2. 前記水栓装置は、正面からみたときに上下方向において前記排水栓と重ならない位置に配置されたことを特徴とする請求項1記載の洗面化粧台。
  3. 前記ボウル部の表面は、前記排水口に向かって下方へ傾斜し、
    前記排水栓が前記排水口を開いた状態において、前記排水栓の上面の縁部は、前記排水口よりも高い位置に設けられたことを特徴とする請求項1記載の洗面化粧台。
  4. 前記排水栓が前記排水口を開いた状態において、前記排水栓の上面の縁部は、前記吐水部から吐出された前記水道水が前記ボウル部に着水する着水領域よりも高い位置に設けられたことを特徴とする請求項3記載の洗面化粧台。
  5. 前記水道水が前記吐水部から最大流量で吐出されたときに前記ボウル部から前記排水口の内部へ流れる前記水道水の厚さは、前記排水栓が前記排水口を開いた状態における前記排水栓と前記排水口との間の隙間よりも薄いことを特徴とする請求項3または4に記載の洗面化粧台。
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