JP2014196628A - トイレ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】清潔なあるいはコンパクトなトイレ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】機能水を生成可能な機能水生成部と、前記機能水生成部により生成された機能水を貯留可能な貯水部と、前記貯水部に貯留された機能水を便器のボウルの表面または人体の局部を洗浄する人体洗浄ノズルの表面に向けて噴出する噴出部と、を備え、前記噴出部が前記貯水部に貯留された機能水を噴出するときに前記機能水生成部および前記貯水部を通過し前記噴出部に供給される洗浄水の流量は、前記機能水生成部により生成された機能水が前記貯水部に貯留されるときに前記貯水部に供給される機能水の流量よりも多いことを特徴とするトイレ装置が提供される。
【選択図】図2

Description

本発明の態様は、一般的に、トイレ装置に関する。
近年、清潔性の向上に伴い、例えば殺菌効果を有する機能水を人体洗浄用のノズルに吐水したり、機能水を便器に吐水したりする技術が知られている。例えば、次亜塩素酸水を機能水として便器のボウルの表面に噴霧するトイレ装置がある(特許文献1)。
一方で、意匠性の観点から、コンパクトなトイレ装置が求められている。そのためには、機能水を生成する機能水生成装置をコンパクト化させる必要がある。
しかし、機能水生成装置を小さくすると、機能水の生成量が少なくなる。すると、機能水を吐水あるいは噴霧するときの瞬間流量が減少する。そのため、例えば対象部位が便器のボウルの表面である場合において、便器のボウルの表面全体に万遍なく機能水を吐水あるいは噴霧することが困難となるという問題がある。
これに対して、機能水の生成量を少なくし、ポンプ等を使用することで機能水を吐水あるいは噴霧するときの瞬間流量を多くすることが、1つの手段として考えられる。しかし、この場合には、コストが大幅に増加するとともに、トイレ装置のコンパクト化を阻害するという問題がある。
特許第5029930号公報
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、清潔なあるいはコンパクトなトイレ装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、機能水を生成可能な機能水生成部と、前記機能水生成部により生成された機能水を貯留可能な貯水部と、前記貯水部に貯留された機能水を便器のボウルの表面または人体の局部を洗浄する人体洗浄ノズルの表面に向けて噴出する噴出部と、を備え、前記噴出部が前記貯水部に貯留された機能水を噴出するときに前記機能水生成部および前記貯水部を通過し前記噴出部に供給される洗浄水の流量は、前記機能水生成部により生成された機能水が前記貯水部に貯留されるときに前記貯水部に供給される機能水の流量よりも多いことを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、比較的少ない流量で機能水を生成することができるとともに、比較的多い流量の機能水を貯水部から噴霧ノズルへ流すことができる。これにより、比較的少ない水量の機能水を比較的多い瞬間流量で噴霧することができる。そのため、便器のボウルの表面全体に万遍なく機能水を噴霧することができる。また、人体洗浄ノズルの表面に比較的多い瞬間流量で機能水を噴霧することができ、人体洗浄ノズルの表面をより清潔にすることができる。そのため、清潔なトイレ装置を提供することができるとともに、コンパクトなトイレ装置を提供することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記噴出部が前記貯水部に貯留された機能水を噴出するときに前記機能水生成部および前記貯水部を通過し前記噴出部に供給される洗浄水の流量と、前記機能水生成部により生成された機能水が前記貯水部に貯留されるときに前記貯水部に供給される機能水の流量と、を調整する切替弁をさらに備えたことを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、切替弁を用いることで、簡単に流量を調整することができる。そのため、清潔なトイレ装置を提供することができるとともに、コンパクトなトイレ装置を提供することができる。
第3の発明は、第2の発明において、前記切替弁は、前記機能水生成部の下流側且つ前記貯水部の上流側に設けられ第1のポートと第2のポートとを有し、前記第1のポートが前記貯水部と連通し前記第2のポートが前記便器の排水配管と連通する第1の状態と、前記第1のポートおよび前記第2のポートが前記貯水部と連通する第2の状態と、を切替可能であり、前記機能水生成部により生成された機能水が前記貯水部に貯留されるときには、前記切替弁は、前記第1の状態となり、前記噴出部が前記貯水部に貯留された機能水を噴出するときには、前記切替部は、前記第2の状態となることを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、流路切替弁の構造を有する切替弁を用いることで、機能水が噴霧されるときの流量と、機能水が貯水部に貯留されるときの流量と、をより簡単に調整することができる。そのため、清潔なトイレ装置を提供することができるとともに、コンパクトなトイレ装置を提供することができる。
第4の発明は、第2または3の発明において、前記切替弁および前記貯水部は、前記機能水生成部と一体化されたことを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、機能水生成部、切替弁および貯水部を1つの装置としてユニット化することができるため、よりコンパクトなトイレ装置を実現することができる。
第5の発明は、第1〜4のいずれか1つの発明において、前記機能水生成部は、アルカリ性水と、機能水として寄与し前記貯水部に貯留される酸性水と、を生成する電解槽を有し、前記貯留部は、内部に格納された金属を有し、前記噴出部から噴出される機能水は、金属イオンを含む酸性水として前記ボウルの表面に噴出されることを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、噴出部から噴出される機能水は、金属イオンを含む酸性水である。金属イオン酸性水は、ケイ酸の重合を抑制し、ケイ酸に由来する水垢の生成を抑制することができる。そのため、より簡易的な機構によりケイ酸に由来する水垢の除去を容易にすることができる。
第6の発明は、第2の発明において、前記切替弁は、前記機能水生成部の上流側に設けられ第1のポートと第2のポートとを有し、前記第1のポートが前記貯水部と連通し前記第2のポートが前記便器の排水配管と連通する第1の状態と、前記第1のポートおよび前記第2のポートが前記貯水部と連通する第2の状態と、を切替可能であり、前記機能水生成部により生成された機能水が前記貯水部に貯留されるときには、前記切替弁は、前記第1の状態となり、前記噴出部が前記貯水部に貯留された機能水を噴出するときには、前記切替部は、前記第2の状態となることを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、流路切替弁の構造を有する切替弁を用いることで、機能水が噴霧されるときの流量と、機能水が貯水部に貯留されるときの流量と、をより簡単に調整することができる。また、機能水生成部により生成された機能水が無駄使いされることを抑制することができる。これにより、機能水生成部を長寿命化させることができる。
第7の発明は、第1または6の発明において、前記機能水生成部は、電解槽を有し次亜塩素酸を含む水を生成し、前記噴出部から噴出される機能水は、次亜塩素酸を含む水として前記ボウルの表面に噴出されることを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、噴出部から噴出される機能水は、次亜塩素酸を含む水である。次亜塩素酸を含む水は、より強い殺菌力を有する。そのため、より簡易的な機構により、便器のボウルの表面または人体洗浄ノズルの表面を殺菌し、清潔なトイレ装置を提供することができる。
本発明の態様によれば、清潔なあるいはコンパクトなトイレ装置が提供される。
本発明の実施の形態にかかるトイレ装置を表す模式図である。 本実施形態にかかるトイレ装置の要部構成を表すブロック図である。 本実施形態の金属イオン酸性水生成装置を表す模式的斜視図である。 本実施形態の金属イオン酸性水生成装置を表す模式図である。 本実施形態の金属イオン酸性水生成装置を表す模式図である。 本実施形態の金属イオン酸性水生成装置のハウジング内の流路を表す模式図である。 本実施形態の第1の流路切替弁を説明する模式図である。 本実施形態のディスク開口パターンを例示する模式的平面図である。 本実施形態の流路切替パターンを例示する模式的概略図である。 比較例の流路切替パターンを例示する模式的概略図である。 酸性水の流れを説明する模式図である。 酸性水の流れを説明する模式図である。 アルカリ性水の流れを説明する模式図である。 本発明の他の実施の形態にかかるトイレ装置の要部構成を表すブロック図である。 本実施形態の殺菌水生成装置を表す模式的断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施の形態にかかるトイレ装置を表す模式図である。
図1においては、説明の便宜上、衛生洗浄装置を表す模式図は模式的平面図であり、洋式腰掛便器を表す模式図は模式的断面図である。
図1に表したトイレ装置10は、洋式腰掛便器(以下説明の便宜上、単に「便器」と称する)800と、その上に設けられた衛生洗浄装置100と、を備える。便器800は、ボウル801を有する。衛生洗浄装置100は、ケーシング400と、便座200と、便蓋300と、を有する。便座200と便蓋300とは、ケーシング400に対して開閉自在にそれぞれ軸支されている。なお、便蓋300は、必ずしも設けられていなくともよい。
例えばケーシング400の下部には、噴霧ノズル(噴出部)473が設けられている。噴霧ノズル473は、便器800のボウル801の表面またはおしり洗浄ノズル(人体洗浄ノズル)439(図2参照)の表面に向けて水や殺菌水を噴出する。おしり洗浄ノズル439は、図示しない吐水口から水を噴射して便座200に座った使用者の「おしり」などを洗浄することができる。噴霧ノズル473は、ケーシング400の内部に設けられていてもよいし、ケーシング400の外部に付設されていてもよい。
なお、本願明細書において「水」という場合には、冷水のみならず、加熱されたお湯も含むものとする。
ケーシング400の内部には、機能水生成部510と、貯水部540と、が設けられている。機能水生成部510は、例えば酸性水や殺菌水などの機能水を生成する。貯水部540は、機能水生成部510が生成した機能水を貯留することができる。あるいは、貯水部540は、水を貯留することなく下流側へ供給することができる。
次に、本実施形態にかかるトイレ装置10について、図面を参照しつつさらに説明する。
図2は、本実施形態にかかるトイレ装置の要部構成を表すブロック図である。
図2は、水路系と電気系の要部構成を併せて表している。
図2に表したように、本実施形態にかかるトイレ装置10が備える衛生洗浄装置100は、給水手段401から供給された水をおしり洗浄ノズル439に導く第1の流路23を有する。第1の流路23の上流側には、バルブ413および熱交換器ユニット415が設けられている。バルブ413は、開閉可能な電磁バルブであり、ケーシング400の内部に設けられた制御装置180からの指令に基づいて水の供給を制御する。熱交換器ユニット415は、図示しない温水ヒータを有し、供給された水を加熱して所定の温水にする。
バルブ413および熱交換器ユニット415の下流には、VB(バキュームブレーカ)付きストレーナ419が設けられている。VB付きストレーナ419を通過した洗浄水は、電磁ポンプ435および流量調整弁437を介しておしり洗浄ノズル439へ導かれる。そして、洗浄水は、おしり洗浄ノズル439に設けられた図示しない吐水口から便座200に着座した使用者の「おしり」などへ向かって噴射される。
流量調整弁437は、おしり洗浄ノズル439や噴霧ノズル473への給水の開閉や切替を行う。第1の流路23は、流量調整弁437により、おしり洗浄ノズル439へ洗浄水などを導く流路(第1の流路23)と、噴霧ノズル473へ洗浄水などを導く第2の流路25と、に分岐される。
流量調整弁437と噴霧ノズル473との間には、金属イオン酸性水生成装置500が設けられている。つまり、金属イオン酸性水生成装置500は、第2の流路25の途中に設けられている。金属イオン酸性水生成装置500は、機能水生成部510と、切替弁506と、貯水部540と、を有する。
金属イオン酸性水生成装置500において、第2の流路25の上流側には、機能水生成部510が設けられている。機能水生成部510の下流側には、切替弁506が設けられている。機能水生成部510は、例えば電解槽などを有し、酸性水(機能水)とアルカリ性水とを生成する。本実施形態の切替弁506は、複数の流路切替弁を有していてもよい。
本実施形態では、切替弁506は、機能水生成部510から供給されたアルカリ性水を便器800の排水配管807(図1参照)に直接排出する。これによれば、アルカリ性水が便器800のボウル801の表面に接触することがない。そのため、アルカリ性水が酸性水の殺菌作用を低減させることを抑制することができる。
あるいは、切替弁506は、本実施形態の水垢抑制効果を阻害しない範囲内において機能水生成部510から供給されたアルカリ性水を便器800へ流してもよい。
また、切替弁506は、機能水生成部510から供給された酸性水を貯水部540へ導く。続いて、貯水部540では、機能水生成部510により生成された酸性水を使用し金属イオンを含む酸性水(金属イオン酸性水)が生成される。貯水部540において生成された金属イオン酸性水は、噴霧ノズル473へ導かれる。噴霧ノズル473は、貯水部540から供給された金属イオン酸性水をボウル801の表面へ噴霧する。
ここで、一般的に、トイレ装置10のコンパクト化が求められている。そのためには、機能水を生成する機能水生成部510をコンパクト化させる必要がある。しかし、機能水生成部510を小さくすると、機能水の生成量が少なくなる。すると、噴霧ノズル473が機能水を噴霧するときの瞬間流量が減少する。そのため、噴霧ノズル473が便器800のボウル801の表面全体に万遍なく機能水を噴霧することが困難となる。
例えば、機能水生成部510において生成される酸性水の流量は、約50ミリリットル/分(ml/min)程度である。例えば、機能生成部510において生成されるアルカリ性水の流量は、約300ml/min程度である。本発明者が得た知見によれば、噴霧ノズル473が便器800のボウル801の表面全体に万遍なく機能水を噴霧するためには、約250ml/min程度の流量が必要である。
これに対して、本実施形態では、噴霧ノズル473が機能水を噴霧するときに機能水生成部510および貯水部540を通過し噴霧ノズル473に供給される洗浄水の流量は、機能水生成部510において生成された機能水が貯水部540に貯留されるときの流量よりも多い。噴霧ノズル473が機能水を噴霧するとき(洗浄水が噴霧ノズル473に供給されるとき)には、機能水生成部510の機能は、停止している。
これによれば、比較的少ない流量で機能水を生成することができるとともに、比較的多い流量の機能水を貯水部540から噴霧ノズル473へ流すことができる。これにより、比較的少ない水量の機能水を比較的多い瞬間流量で噴霧することができる。そのため、便器800のボウル801の表面全体に万遍なく機能水を噴霧することができる。そのため、清潔なトイレ装置10を提供することができるとともに、コンパクトなトイレ装置10を提供することができる。
次に、本実施形態の金属イオン酸性水生成装置500について、図面を参照しつつさらに説明する。
図3は、本実施形態の金属イオン酸性水生成装置を表す模式的斜視図である。
図4は、本実施形態の金属イオン酸性水生成装置を表す模式図である。
図4(a)は、図3(a)に表した矢視B1の方向にみたときの金属イオン酸性水生成装置を表す模式的平面図である。図4(b)は、図4(a)に表した切断面A−Aにおける模式的断面図である。
金属イオン酸性水生成装置500は、金属イオンを含む酸性水を生成する。以下では、金属イオン酸性水生成装置500がアルミニウムイオンを含む酸性水(アルミニウムイオン酸性水)を生成する場合を例に挙げて説明する。この場合には、機能水(酸性水)は、アルミニウムイオンを含む。なお、本実施形態では、金属がアルミニウムである場合を例に挙げているが、金属としては、鉄、銅、アルミニウムなどでも同様の効果を発揮することができる。
金属イオン酸性水生成装置500は、機能水生成部(酸性水生成装置)510と、第1の流路切替弁520と、第2の流路切替弁530と、貯水部(アルミニウム槽)540と、を有する。図3に表した金属イオン酸性水生成装置500の切替弁506は、複数の流路切替弁(第1の流路切替弁520、第2の流路切替弁530)を有する。機能水生成部510は、電解槽を有し、酸性水とアルカリ性水とを生成する。
本実施形態では、第1の流路切替弁520および第2の流路切替弁530のいずれか一方は、機能水生成部510から供給されたアルカリ性水を便器800の排水配管807に直接排出することができる。
第1の流路切替弁520および第2の流路切替弁530のいずれか他方は、機能水生成部510から供給された酸性水を貯水部540へ導くことができる。
図4(b)に表したように、貯水部540は、タンク541と、アルミニウム543と、を有する。機能水生成部510から供給された酸性水は、タンク541内に貯留される。そして、タンク541内に設置されたアルミニウム543は、タンク541内に貯留された酸性水により浸漬された状態となる。
すると、酸性水に浸漬されたアルミニウム543は、所定の時間をかけて溶解(徐溶)する。これにより、タンク541内の酸性水は、アルミニウムイオンを含む酸性水(アルミニウムイオン酸性水)となる。つまり、貯水部540において、金属イオン(本実施形態ではAl3+)を含む酸性度の高い水溶液が生成される。
貯水部540により生成されたアルミニウムイオン酸性水は、噴霧ノズル473へ導かれる。噴霧ノズル473は、貯水部540から供給されたアルミニウムイオン酸性水をボウル801の表面へ噴霧する。
機能水生成部510は、第1の電解槽ケース511と、第2の電解槽ケース512と、を有する。第1の電解槽ケース511には、入水ポート513と、第2の出口ポート517と、が設けられている。第2の電解槽ケース512には、第1の出口ポート516が設けられている。第1の電解槽ケース511と第2の電解槽ケース512とは、互いに結合し、入水ポート513、第1の出口ポート516および第2の出口ポート517以外の部分において水密構造を有する。
また、機能水生成部510は、その内部に第1の電極板514および第2の電極板515を有し、制御装置180からの通電の制御によって、第1の電極板514と、第2の電極板515と、の間の空間(流路)を流れる水道水を電気分解できる。この際、陰極板(例えば第2の電極板515)においては酸(H)が消費され、陰極板の近傍ではpHが上昇する。すなわち、陰極板の近傍では、アルカリ性水が生成される。一方、陽極板(例えば第1の電極板514)においてはアルカリ(OH)が消費され、陽極板の近傍ではpHが下降する。すなわち、陽極板の近傍では、酸性水が生成される。
図4(b)に表した矢印A1、矢印A2および矢印A3のように、入水ポート513から機能水生成部510の内部(第1の電解槽ケース511と第2の電解槽ケース512との間)に導かれ第1の電極板514の近傍を通過した水は、第1の出口ポート516を通って第1の流路切替弁520へ導かれる。一方、図4(b)に表した矢印A1、矢印A4および矢印A5のように、入水ポート513から機能水生成部510の内部に導かれ第2の電極板515の近傍を通過した水は、第2の出口ポート517を通って第2の流路切替弁530へ導かれる。なお、図3(b)に表したように、第2の出口ポート517から出た水は、例えば可撓性チューブなどの配管408(図3(b)参照)を通って第2の流路切替弁530へ導かれる。
図5は、本実施形態の金属イオン酸性水生成装置を表す模式図である。
図5(a)は、機能水生成部を省略した状態において図3(a)に表した矢視B1の方向にみたときの金属イオン酸性水生成装置を表す模式的平面図である。図5(b)は、図5(a)に表した切断面B−Bにおける模式的断面図である。
図5(a)および図5(b)に表した矢印A6および矢印A7のように、機能水生成部510の第2の出口ポート517から供給された水は、第2の流路切替弁530へ向かって導かれる。このとき、図5(b)に表した矢印A8、矢印A9および矢印A11のように、機能水生成部510において生成されたスケールが第2の流路切替弁530に進入することを抑制するため、機能水生成部510から供給された水は、ストレーナ561を通って第2の流路切替弁530へ導かれる。
図6 は、本実施形態の金属イオン酸性水生成装置のハウジング内の流路を表す模式図である。
図6(a)は、図3(a)に表した矢視B2の方向にみたときのハウジングを表す模式的平面図である。図6(b)は、図6(a)に表した切断面C−Cにおける模式的断面図である。なお、図6(b)では、ハウジングだけでなく、第1の流路切替弁520を表している。
本実施形態の金属イオン酸性水生成装置500は、金属イオン酸性水生成装置500の外形のうちの少なくとも一部を形成するハウジング501を有する。図6(a)に表したように、ハウジング501は、大気開放流路502と、アルカリ性水流路503と、酸性水流路504と、を有する。図6(a)に表した矢印A12および図6(b)に表した矢印A13のように、ストレーナ561を通って第1の流路切替弁520へ導かれた水は、第1の流路切替弁520が複数のポートのうちから選択したポートを通り、その選択されたポートに連通した流路へ導かれる。
例えば、図6(b)に表した矢印A15のように、第1の流路切替弁520がアルカリ性水流路503に連通したポートを選択すると、水は、アルカリ性水流路503へ導かれる。一方、図6(b)に表した矢印A16のように、第1の流路切替弁520が酸性水流路504に連通したポートを選択すると、水は、酸性水流路504へ導かれる。また、図6(b)に表した矢印A14のように、第1の流路切替弁520は、大気開放流路502に連通したポートを選択すると、大気開放流路502内に空気を取り込むことができる。
なお、第2の流路切替弁530が設けられた部分のハウジング501の構造は、第1の流路切替弁520が設けられた部分のハウジング501の構造と同様である。また、第2の流路切替弁530における水の流れおよび空気の流れの概略は、第1の流路切替弁520における水の流れおよび空気の流れの概略と同様である。
ここで、第1の流路切替弁520および第2の流路切替弁530について、図面を参照しつつさらに説明する。なお、第2の流路切替弁530の構造および動作は、第1の流路切替弁520の構造および動作と同様であるため、以下では、第1の流路切替弁520を例に挙げて説明する。
図7は、本実施形態の第1の流路切替弁を説明する模式図である。
図7(a)は、本実施形態の第1の流路切替弁520の内部構造を表す模式的断面図である。図7(b)は、図7(a)に表した矢視B3の方向にみたときの模式的平面図である。図7(c)は、本実施形態のステータを表す模式的斜視図である。図7(d)は、本実施形態のパッキンを表す模式的斜視図である。
本実施形態の第1の流路切替弁520は、回転軸521と、ロータ(第1のディスク)522と、ステータ(第2のディスク)523と、パッキン524と、を有する。本実施形態の第1の流路切替弁は、ディスク式の切替弁である。
回転軸521は、例えばモータなどの駆動部529(図6(b)参照)と接続され、駆動部529から伝達される駆動力を受けて回転する。
ロータ522は、回転軸521と接続され、回転軸521と共に回転する。
図7(a)に表したように、ステータ523は、ロータ522と対面して設けられている。図7(b)に表したように、ステータ523は、大気開放ポート523aと、酸性水ポート523bと、アルカリ性水ポート523cと、を有する。大気開放ポート523aは、酸性水ポート523bおよびアルカリ性水ポート523cの位置よりも上方の位置に設けられている。
大気開放ポート523aは、ハウジング501に設けられた大気開放流路502と連通し、大気と連通している。酸性水ポート523bは、ハウジング501に設けられた酸性水流路504と連通し、貯水部540と連通している。アルカリ性水ポート523cは、ハウジング501に設けられたアルカリ性水流路503と連通し、便器800の排水配管807と連通している。
図7(c)に表したように、ロータ522と対面する側のステータ523の表面には、酸性水溝部523eと、アルカリ性水溝部523fと、が設けられている。酸性水溝部523eは、酸性水ポート523bと接続されている。アルカリ性水溝部523fは、アルカリ性水ポート523cと接続されている。
パッキン524は、例えばゴムなどの弾性を有する材料により形成され、ロータ522と対面する側の面と反対側の面に付設されている。図6(b)に表したように、第1の流路切替弁520がハウジング501に取り付けられた状態では、パッキン524は、ハウジング501と当接している。
パッキン524は、第1の仕切部524aと、第2の仕切部524bと、を有する。 第1の仕切部524aは、アルカリ性水ポート523cを通過したアルカリ性水が大気開放流路502に進入することを抑制する。あるいは、大気開放流路502を通った空気がアルカリ性水ポート523cを通過することを抑制する。
第2の仕切部524bは、酸性水ポート523bを通過した酸性水がアルカリ性水流路503に進入することを抑制する。あるいは、第2の仕切部524bは、アルカリ性水ポート523cを通過したアルカリ性水が酸性水流路504に進入することを抑制する。
図8は、本実施形態のディスク開口パターンを例示する模式的平面図である。
図8(a)は、アルカリ性水を排出するときのディスク開口パターンを表す模式的平面図である。図8(b)は、アルミニウムイオン酸性水を生成するときのディスク開口パターンを表す模式的平面図である。図8(c)は、噴霧を行うときのディスク開口パターンを表す模式的平面図である。図8(d)は、水抜きを行うときのディスク開口パターンを表す模式的平面図である。
図8(a)〜図8(d)に表したように、ロータ522は、第1の水供給ポート(第1のポート)522aと、第2の水供給ポート522bと、を有する。第1の水供給ポート522aおよび第2の水供給ポート522bのそれぞれは、第1の流路切替弁520よりも上流の流路と連通している。ロータ522は、図8(a)に表した矢印A18の一方向に回転することができる。
図8(a)に表したように、アルカリ性水を排出するときには、第1の水供給ポート522aは、アルカリ性水ポート523cと連通した位置に配置される。これにより、第1の流路切替弁520に供給されたアルカリ性水は、第1の水供給ポート522a、アルカリ性水ポート523cおよびアルカリ性水流路503を通って衛生洗浄装置100の外(便器800の排水配管807)へ排出される。つまり、アルカリ性水を排出するときには、第1の水供給ポート522aは、便器800の排水配管807と連通する。なお、金属イオン酸性水生成装置500が待機状態のときには、第1の水供給ポート522aは、図8(a)に表した位置(原点)にある。
図8(b)に表したように、アルミニウムイオン酸性水を生成するときには、第1の水供給ポート522aは、酸性水溝部523eと連通した位置に配置される。これにより、図8(b)に表した矢印A19のように、第1の流路切替弁520に供給された酸性水は、第1の水供給ポート522a、酸性水溝部523e、酸性水ポート523bおよび酸性水流路504を通って貯水部540へ導かれる。つまり、アルミニウムイオン酸性水を生成するときには、第1の水供給ポート522aは、貯水部540と連通する。
図8(c)に表したように、貯水部540において生成されたアルミニウムイオン酸性水を便器800のボウル801の表面に噴霧するときには、第1の水供給ポート522aは、酸性水ポート523bと連通した位置に配置される。これにより、第1の流路切替弁520に供給された水は、第1の水供給ポート522a、酸性水ポート523bおよび酸性水流路504を通って貯水部540へ導かれる。さらに、貯水部540において生成されたアルミニウムイオン酸性水は、便器800のボウル801の表面に噴霧される。
アルミニウムイオン酸性水を便器800のボウル801の表面に噴霧するときには、第2の流路切替弁530のディスク開口パターンは、第1の流路切替弁520のディスク開口パターンと同じになる。すなわち、第2の流路切替弁530においても、第1の水供給ポート522aは、酸性水ポート523bと連通した位置に配置される。これにより、第2の流路切替弁530に供給された水は、第1の水供給ポート522a、酸性水ポート523bおよび酸性水流路504を通って貯水部540へ導かれる。
これによれば、噴霧ノズル473がアルミニウムイオン酸性水を噴霧するときに機能水生成部510から第1の流路切替弁520へ供給される水は、第1の水供給ポート522aを通って貯水部540へ導かれる。また、噴霧ノズル473がアルミニウムイオン酸性水を噴霧するときに機能水生成部510から第2の流路切替弁530へ供給される水は、第1の水供給ポート522aを通って貯水部540へ導かれる。そのため、噴霧ノズル473がアルミニウムイオン酸性水を噴霧するときに貯水部540に供給される水の流量は、機能水生成部510において生成された機能水が貯水部540に貯留されるときに貯水部540に供給される水の流量よりも多い。
図8(d)に表したように、水抜きを行うときには、第1の水供給ポート522aは、大気開放ポート523aと連通した位置に配置される。これにより、大気開放流路502、大気開放ポート523aおよび第1の水供給ポート522aを通った空気が、第1の流路切替弁520に取り込まれる。
図7および図8においては、第1の流路切替弁520を例に挙げて説明した。第2の流路切替弁530の構造および動作は、第1の流路切替弁520の構造および動作と同様である。
すなわち、本実施形態の第2の流路切替弁520は、回転軸521と、ロータ522と、ステータ523と、パッキン524と、を有する。図8(a)〜図8(d)に表したように、第2の流路切替弁530のロータ522は、第1の水供給ポート(第2のポート)522aと、第2の水供給ポート522bと、を有する。つまり、本実施形態では、第1の流路切替弁520の第1の水供給ポートを「第1のポート」とし、第2の流路切替弁530の第1の水供給ポートを「第2のポート」とする。
ここで、図2に関して前述したように、一般的に、トイレ装置10のコンパクト化が求められている一方で、噴霧ノズル473が便器800のボウル801の表面全体に万遍なく機能水を噴霧することが困難となる。
これに対して、本実施形態では、機能水が貯水部540に貯留される場合において、第1の電極板514が陽極板であるときには、機能水生成部510の第1の出口ポート516から第1の流路切替弁520に供給される酸性水は、貯水部540へ導かれる(図8(b)参照)。このときには、第2の電極板515が陰極板である。機能水生成部510の第2の出口ポート517から第2の流路切替弁530に供給されるアルカリ性水は、便器800の排水配管807へ排出される(図8(a)参照)。
機能水生成部510においては、炭酸カルシウムなどのスケールが生成されることを抑制するため、第1の電極板514の極性と第2の電極板515の極性とを切り替える極性反転(ポールチェンジ)が行われることがある。
そこで、機能水が貯水部540に貯留される場合において、第1の電極板514が陰極板であるときには、機能水生成部510の第1の出口ポート516から第1の流路切替弁520に供給されるアルカリ性水は、便器800の排水配管807へ排出される(図8(a)参照)。このときには、第2の電極板515が陽極板である。機能水生成部510の第2の出口ポート517から第2の流路切替弁530に供給される酸性水は、貯水部540へ導かれる(図8(b)参照)。
一方で、噴霧ノズル473がアルミニウムイオン酸性水を噴霧する場合には、機能水生成部510の機能は、停止している。そのため、機能水生成部510から第1の流路切替弁520および第2の流路切替弁530のそれぞれに供給される水は、酸性水ではなく洗浄水(上水)である。そこで、機能水生成部510の第1の出口ポート516から第1の流路切替弁520に供給される洗浄水は、貯水部540へ導かれる(図8(c)参照)。また、機能水生成部510の第2の出口ポート517から第2の流路切替弁530に供給される洗浄水は、貯水部540へ導かれる(図8(c)参照)。
これによれば、噴霧ノズル473がアルミニウムイオン酸性水を噴霧するときに機能水生成部510および貯水部540を通過し噴霧ノズル473に供給される洗浄水の流量は、機能水生成部510において生成された機能水が貯水部540に貯留されるときの流量よりも多い。
このとき、機能水生成部510の機能が停止しているため、貯水部540において生成されたアルミニウムイオン酸性水は、第1の流路切替弁520および第2の流路切替弁530を通して第2の流路25の上流側から供給される洗浄水(上水)により押し出され噴霧ノズル473から噴霧される。
これによれば、比較的少ない流量で機能水を生成することができるとともに、比較的多い流量の機能水を貯水部540から噴霧ノズル473へ流すことができる。これにより、比較的少ない水量の機能水を比較的多い瞬間流量で噴霧することができる。そのため、便器800のボウル801の表面全体に万遍なく機能水を噴霧することができる。また、おしり洗浄ノズル439の表面に比較的多い瞬間流量で機能水を噴霧することができる。そのため、おしり洗浄ノズル439の表面をより清潔にすることができる。そのため、清潔なトイレ装置10を提供することができるとともに、コンパクトなトイレ装置10を提供することができる。
また、本実施形態の金属イオン酸性水生成装置500によれば、第1の流路切替弁520および第2の流路切替弁530を用いることで、アルミニウムイオン酸性水が噴霧されるときの流量と、機能水が貯水部540に貯留されるときの流量と、をより簡単に調整することができる。そのため、清潔なトイレ装置10を提供することができるとともに、コンパクトなトイレ装置10を提供することができる。
また、本実施形態の金属イオン酸性水生成装置500は、切替弁506(第1の流路切替弁520、第2の流路切替弁530)および貯水部540が機能水生成部510と一体化された構造を有する。これにより、機能水生成部510、切替弁506および貯水部540を1つの装置としてユニット化することができるため、よりコンパクトなトイレ装置10を実現することができる。
また、本実施形態では、噴霧ノズル473から噴霧される機能水は、アルミニウムイオンを含む酸性水である。アルミニウムイオン酸性水は、ケイ酸の重合を抑制し、ケイ酸に由来する水垢の生成を抑制することができる。そのため、より簡易的な機構によりケイ酸に由来する水垢の除去を容易にすることができる。
図9は、本実施形態の流路切替パターンを例示する模式的概略図である。
図10は、比較例の流路切替パターンを例示する模式的概略図である。
図8に関して前述したように、極性反転(ポールチェンジ)が行われることがある。そこで、まず、図10を参照しつつ比較例の流路切替パターンについて説明する。
図10に表した比較例では、流路切替弁は設けられていない。あるいは、図10に表した比較例では、1つの流路切替弁が設けられている。この場合には、図10(a)に表したように、第1の電極板514が陽極板である場合には、第1の電極板514の近傍では酸性水が生成されるため、「OUT1」として酸性水が排出される。一方、第2の電極板515が陰極板である場合には、第2の電極板515の近傍ではアルカリ性水が生成されるため、「OUT2」としてアルカリ性水が排出される。
続いて、図10(b)に表したように、極性反転が行われると、第1の電極板514が陰極板となり、第2の電極板515が陽極板となる。この場合には、第2の電極板515の近傍では酸性水が生成されるため、「OUT4」として酸性水が排出される。一方、第1の電極板514の近傍ではアルカリ性水が生成されるため、「OUT3」としてアルカリ性水が排出される。
このように、流路切替弁が設けられていない場合、あるいは1つの流路切替弁が設けられた場合には、極性反転が行われると、酸性水およびアルカリ性水のそれぞれの排出先が反転する。そのため、本比較例において、酸性水およびアルカリ性水のそれぞれを所定の排出先に排出するためには、機能水生成部510は、4つの出口ポートが必要となる。
これに対して、本実施形態では、2つの流路切替弁が設けられている。つまり、第1の流路切替弁520と、第2の流路切替弁530と、が設けられている。図9(a)および図9(b)に表した「○(白丸)」は、弁が開いていることを表している。図9(a)および図9(b)に表した「●(黒丸)」は、弁が閉じていることを表している。
図9(a)に表したように、第1の電極板514が陽極板である場合には、第1の電極板514の近傍では酸性水が生成されるため、酸性水は、第1の流路切替弁520へ供給される。このとき、第1の流路切替弁520は、酸性水ポート523bを選択し、酸性水が酸性水流路504へ流れるようにしている(図8(b)参照)。そのため、「OUT1」として酸性水が排出される。
一方、第2の電極板515が陰極板である場合には、第2の電極板515の近傍ではアルカリ性水が生成されるため、アルカリ性水は、第2の流路切替弁530へ供給される。このとき、第2の流路切替弁530は、アルカリ性水ポート523cを選択し、アルカリ性水がアルカリ性水流路503へ流れるようにしている(図8(a)参照)。そのため、「OUT2」としてアルカリ性水が排出される。
続いて、極性反転が行われると、第1の電極板514が陰極板となり、第2の電極板515が陽極板となる。その場合には、第2の電極板515の近傍で生成された酸性水は、第2の流路切替弁530へ供給される。このとき、第2の流路切替弁530は、酸性水ポート523bを選択し、酸性水が酸性水流路504へ流れるようにしている(図8(b)参照)。そのため、「OUT1」として酸性水が排出される。
一方、第1の電極板514の近傍で生成されたアルカリ性水は、第1の流路切替弁520へ供給される。このとき、第1の流路切替弁520は、アルカリ性水ポート523cを選択し、アルカリ性水がアルカリ性水流路503へ流れるようにしている(図8(a)参照)。そのため、「OUT2」としてアルカリ性水が排出される。
このように、本実施形態では、2つの流路切替弁が設けられているため、極性反転が行われても酸性水およびアルカリ性水のそれぞれの排出先を同じにすることができる。そのため、機能水生成部510は、2つの出口ポートを有することで、酸性水およびアルカリ性水のそれぞれを所定の排出先に排出することができる。
図11および図12は、酸性水の流れを説明する模式図である。
図11(a)は、図6(a)に表した切断面C−Cにおける模式的断面図である。図11(b)は、図11(a)に表した切断面D−Dにおける模式的断面図である。図12(a)は、図3(a)に表した矢視B2の方向にみたときの金属イオン酸性水生成装置を表す模式的平面図である。図12(b)は、図12に表した切断面E−Eにおける模式的断面図である。なお、図11(a)では、ハウジングだけでなく、第1の流路切替弁520を表している。
図9(a)に関して前述したように、酸性水が第1の流路切替弁520へ供給される場合には、第1の流路切替弁520は、酸性水ポート523bを選択し、酸性水が酸性水流路504へ流れるようにしている(図8(b)参照)。図12(b)に表した矢印A21のように、酸性水流路504を流れた酸性水は、貯水部540のタンク541へ導かれる。
一方、図9(b)に関して前述したように、酸性水が第2の流路切替弁530へ供給される場合には、第2の流路切替弁530は、酸性水ポート523bを選択し、酸性水が酸性水流路504へ流れるようにしている(図8(b)参照)。図11(b)に表した矢印A22のように、酸性水流路504を流れた酸性水は、貯水部540のタンク541へ導かれる。
図12(a)に表した矢印A23ならびに図12(b)に表した矢印A24および矢印A25のように、貯水部540において生成されたアルミニウムイオン酸性水は、噴霧ポート545を通って噴霧ノズル473へ導かれる。
図13は、アルカリ性水の流れを説明する模式図である。
図13(a)は、図3(a)に表した矢視B4の方向にみたときの金属イオン酸性水生成装置を表す模式的平面図である。図13(b)は、図13(a)に表した切断面F−Fにおける模式的断面図である。
図9(b)に関して前述したように、アルカリ性水が第1の流路切替弁520へ供給される場合には、第1の流路切替弁520は、アルカリ性水ポート523cを選択し、アルカリ性水がアルカリ性水流路503へ流れるようにしている(図8(a)参照)。図13(a)に表した矢印A26および図13(b)に表した矢印A27のように、アルカリ性水流路503を流れたアルカリ性水は、排水ポート526を通ってケーシング400の外(便器800の排水配管807)へ排出される。
一方、図9(a)に関して前述したように、アルカリ性水が第2の流路切替弁530へ供給される場合には、第2の流路切替弁530は、アルカリ性水ポート523cを選択し、アルカリ性水がアルカリ性水流路503へ流れるようにしている(図8(a)参照)。図13(a)に表した矢印A26および図13(b)に表した矢印A28ように、アルカリ性水流路503を流れたアルカリ性水は、排水ポート526を通ってケーシング400の外(便器800の排水配管807)へ排出される。
次に、本発明の他の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図14は、本発明の他の実施の形態にかかるトイレ装置の要部構成を表すブロック図である。
図15は、本実施形態の殺菌水生成装置を表す模式的断面図である。
図14は、水路系と電気系の要部構成を併せて表している。
図1に関して前述した衛生洗浄装置100と同様に、本実施形態の衛生洗浄装置100aは、便器800の上に設けられている。
図14に表したように、本実施形態の衛生洗浄装置100aは、流量調整弁437と噴霧ノズル473との間に、切替弁431と、殺菌水生成装置(機能水生成部)440と、貯水部450と、を有する。つまり、図2に関して前述した金属イオン酸性水生成装置500の代わりに、切替弁431と、殺菌水生成装置440と、貯水部450と、が設けられている。
図15に表したように、本実施形態の殺菌水生成装置440は、その内部に陽極板441および陰極板442を有し、制御装置180からの通電の制御によって、内部を流れる水道水を電気分解できる。ここで、水道水は、塩化物イオンを含んでいる。この塩化物イオンは、水源(例えば、地下水や、ダムの水や、河川などの水)に例えば食塩(NaCl)や塩化カルシウム(CaCl)などとして含まれている。そのため、その塩化物イオンを電気分解することにより次亜塩素酸が生成される。その結果、殺菌水生成装置440において電気分解された水(電解水)は、次亜塩素酸を含む液(機能水)に変化する。
次亜塩素酸は、殺菌成分として機能し、その次亜塩素酸を含む液すなわち殺菌水は、アンモニアや油分などによる汚れを効率的に除去あるいは分解したり、殺菌することができる。
なお、殺菌水生成装置440において生成される殺菌水(電解水、機能水)は、銀イオンや銅イオンなどの金属イオンを含む液であってもよい。あるいは、殺菌水生成装置440において生成される殺菌水は、電解塩素やオゾンなどを含む液であってもよい。あるいは、殺菌水生成装置440において生成される殺菌水は、酸性水やアルカリ水であってもよい。あるいは、殺菌水生成装置440は、電解槽ユニットに限定されるわけではない。すなわち、殺菌水は、殺菌剤および殺菌液を水に溶解させることによって生成される殺菌水であってもよい。
図14に表した切替弁431の構造および動作は、図3〜図8に関して前述した切替弁506の構造および動作と同様である。
すなわち、切替弁431は、第1の流路切替弁520と、第2の流路切替弁530と、を有する。第1の流路切替弁520は、第1の水供給ポート(第1のポート)522aと、第2の水供給ポート522bと、を有する。第2の流路切替弁530は、第1の水供給ポート(第2のポート)522aと、第2の水供給ポート522bと、を有する。つまり、図8に関して前述したように、第1の流路切替弁520の第1の水供給ポートを「第1のポート」とし、第2の流路切替弁530の第1の水供給ポートを「第2のポート」とする。
図14に表した貯水部450は、図示しないタンクを有する。図14に表した貯水部450のタンクは、図4(b)に関して前述した貯水部540のタンク541と同様である。本実施形態の貯水部450のタンクの内部には、アルミニウムは、設置されていない。そのため、殺菌水が貯水部450に貯留される場合には、殺菌水生成装置440から供給された殺菌水は、そのままの状態でタンク内に貯留される。
本実施形態では、殺菌水が貯水部450に貯留される場合には、流量調整弁437から第1の流路切替弁520に供給される水は、殺菌水生成装置440を通して貯水部450へ導かれる(図8(b)参照)。また、流量調整弁437から第2の流路切替弁530に供給される水は、便器800の排水配管807へ排出される(図8(a)参照)。
一方で、噴霧ノズル473が殺菌水を噴霧する場合には、流量調整弁437から第1の流路切替弁520に供給される洗浄水は、殺菌水生成装置440を通して貯水部540へ導かれる(図8(c)参照)。また、流量調整弁437から第2の流路切替弁530に供給される洗浄水は、殺菌水生成装置を通して貯水部540へ導かれる(図8(c)参照)。
これによれば、噴霧ノズル473が殺菌水を噴霧するときに殺菌水生成装置440および貯水部450を通過し噴霧ノズル473に供給される洗浄水の流量は、殺菌水生成装置440において生成された殺菌水が貯水部450に貯留されるときの流量よりも多い。
このとき、殺菌水生成装置440の機能が停止しているため、貯水部450において生成された殺菌水は、切替弁431および殺菌水生成装置440を通して第2の流路25の上流側から供給される洗浄水(上水)により押し出され噴霧ノズル473から噴霧される。
本実施形態によれば、切替弁431を用いることで、殺菌水が噴霧されるときの流量と、殺菌水が貯水部450に貯留されるときの流量と、をより簡単に調整することができる。また、殺菌水生成装置440により生成された殺菌水が無駄使いされることを抑制することができる。これにより、殺菌水生成装置440を長寿命化させることができる。また、本実施形態では、比較的少ない流量で、殺菌水生成装置440により殺菌水が生成されるため、より純度の高い殺菌水を生成することができる。そのため、強い殺菌力を有する殺菌水を生成することができる。
また、本実施形態では、噴霧ノズル473から噴霧される機能水は、次亜塩素酸を含む水である。そのため、より簡易的な機構により、便器800のボウル801の表面またはおしり洗浄ノズル439の表面を殺菌し、清潔なトイレ装置10を提供することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、金属イオン酸性水生成装置500および殺菌水生成装置440などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などや機能水生成部510、第1の流路切替弁520、第2の流路切替弁530および貯水部540の設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 トイレ装置、 23 第1の流路、 25 第2の流路、 100、100a 衛生洗浄装置、 180 制御装置、 200 便座、 300 便蓋、 400 ケーシング、 401 給水手段、 408 配管、 413 バルブ、 415 熱交換器ユニット、 419 VB付きストレーナ、 431 切替弁、 435 電磁ポンプ、 437 流量調整弁、 439 おしり洗浄ノズル、 440 殺菌水生成装置、 441 陽極板、 442 陰極板、 450 貯水部、 473 噴霧ノズル、 500 金属イオン酸性水生成装置、 501 ハウジング、 502 大気開放流路、 503 アルカリ性水流路、 504 酸性水流路、 506 切替弁、 510 機能水生成部、 511 第1の電解槽ケース、 512 第2の電解槽ケース、 513 入水ポート、 514 第1の電極板、 515 第2の電極板、 516 第1の出口ポート、 517 第2の出口ポート、 520 第1の流路切替弁、 521 回転軸、 522 ロータ、 522a 第1の水供給ポート、 522b 第2の水供給ポート、 523 ステータ、 523a 大気開放ポート、 523b 酸性水ポート、 523c アルカリ性水ポート、 523e 酸性水溝部、 523f アルカリ性水溝部、 524 パッキン、 524a 第1の仕切部、 524b 第2の仕切部、 526 排水ポート、 529 駆動部、 530 第2の流路切替弁、 540 貯水部、 541 タンク、 543 アルミニウム、 545 噴霧ポート、 561 ストレーナ、 800 便器、 801 ボウル、 807 排水配管

Claims (7)

  1. 機能水を生成可能な機能水生成部と、
    前記機能水生成部により生成された機能水を貯留可能な貯水部と、
    前記貯水部に貯留された機能水を便器のボウルの表面または人体の局部を洗浄する人体洗浄ノズルの表面に向けて噴出する噴出部と、
    を備え、
    前記噴出部が前記貯水部に貯留された機能水を噴出するときに前記機能水生成部および前記貯水部を通過し前記噴出部に供給される洗浄水の流量は、前記機能水生成部により生成された機能水が前記貯水部に貯留されるときに前記貯水部に供給される機能水の流量よりも多いことを特徴とするトイレ装置。
  2. 前記噴出部が前記貯水部に貯留された機能水を噴出するときに前記機能水生成部および前記貯水部を通過し前記噴出部に供給される洗浄水の流量と、
    前記機能水生成部により生成された機能水が前記貯水部に貯留されるときに前記貯水部に供給される機能水の流量と、
    を調整する切替弁をさらに備えたことを特徴とする請求項1記載のトイレ装置。
  3. 前記切替弁は、前記機能水生成部の下流側且つ前記貯水部の上流側に設けられ第1のポートと第2のポートとを有し、前記第1のポートが前記貯水部と連通し前記第2のポートが前記便器の排水配管と連通する第1の状態と、前記第1のポートおよび前記第2のポートが前記貯水部と連通する第2の状態と、を切替可能であり、
    前記機能水生成部により生成された機能水が前記貯水部に貯留されるときには、前記切替弁は、前記第1の状態となり、前記噴出部が前記貯水部に貯留された機能水を噴出するときには、前記切替部は、前記第2の状態となることを特徴とする請求項2記載のトイレ装置。
  4. 前記切替弁および前記貯水部は、前記機能水生成部と一体化されたことを特徴とする請求項2または3に記載のトイレ装置。
  5. 前記機能水生成部は、アルカリ性水と、機能水として寄与し前記貯水部に貯留される酸性水と、を生成する電解槽を有し、
    前記貯留部は、内部に格納された金属を有し、
    前記噴出部から噴出される機能水は、金属イオンを含む酸性水として前記ボウルの表面に噴出されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のトイレ装置。
  6. 前記切替弁は、前記機能水生成部の上流側に設けられ第1のポートと第2のポートとを有し、前記第1のポートが前記貯水部と連通し前記第2のポートが前記便器の排水配管と連通する第1の状態と、前記第1のポートおよび前記第2のポートが前記貯水部と連通する第2の状態と、を切替可能であり、
    前記機能水生成部により生成された機能水が前記貯水部に貯留されるときには、前記切替弁は、前記第1の状態となり、前記噴出部が前記貯水部に貯留された機能水を噴出するときには、前記切替部は、前記第2の状態となることを特徴とする請求項2記載のトイレ装置。
  7. 前記機能水生成部は、電解槽を有し次亜塩素酸を含む水を生成し、
    前記噴出部から噴出される機能水は、次亜塩素酸を含む水として前記ボウルの表面に噴出されることを特徴とする請求項1または6に記載のトイレ装置。
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