JP6358553B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents
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また、この衛生洗浄装置によれば、通常使用時に、大気開放ポートを通って空気が取り込まれることを抑え、誤って洗浄水が排出されることを抑えることができる。
また、この衛生洗浄装置によれば、通常使用時に、大気開放ポートを通って空気が取り込まれることを抑え、誤って洗浄水が排出されることを抑えることができる。
図1は、本発明の実施の形態にかかる衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を表す模式的斜視図である。
図2は、水路系と電気系の要部構成を併せて表している。
なお、電解槽ユニット450において生成される殺菌水(電解水)は、銀イオンや銅イオンなどの金属イオンを含む液であってもよい。あるいは、電解槽ユニット450において生成される殺菌水は、電解塩素やオゾンなどを含む液であってもよい。あるいは、電解槽ユニット450において生成される殺菌水は、酸性水やアルカリ性水であってもよい。あるいは、殺菌水は、殺菌剤および殺菌液を水に溶解させることによって生成される殺菌水であってもよい。つまり、殺菌水を生成する装置は、電解槽ユニット450に限定されない。
流量調整弁463は、洗浄ノズル473の進退動作に伴って移動する。つまり、流量調整弁463は、洗浄ノズル473と共に移動する。
図4は、本実施形態のケーシングの内部を表す模式的斜視図である。
図3(a)は、洗浄ノズル473がボウル801内に進出した状態を上方から眺めた模式的平面図である。図3(b)は、洗浄ノズル473を省略した状態を上方から眺めた模式的平面図である。
図5は、本発明の他の実施の形態にかかる衛生洗浄装置の要部構成を表すブロック図である。
図6は、本実施形態の金属イオン酸性水生成装置を表す模式的斜視図である。
図7は、本実施形態の他の排水経路有する金属イオン酸性水生成装置を表す模式的斜視図である。
図8は、各要部構成の高さ方向の位置関係を表すブロック図である。
本実施形態にかかる衛生洗浄装置100aは、水道や貯水タンクなどの給水源から供給された水を洗浄ノズル473の吐水口474に導く第1の流路(配管)403を有する。流路403の上流側には、電磁弁(バルブ)431が設けられている。電磁弁431の下流側には、サブタンク433およびポンプ435を介して熱交換器ユニット440が設けられている。ポンプ435は、流路401内の水の流れに脈動を与え、洗浄ノズル473の吐水口474から吐水される水に脈動を与えることができる。なお、ポンプ435は、必ずしも設けられていなくともよい。
第1の流路切替弁520が大気開放ポート523aを選択し大気と連通すると、第1の流路切替弁520の下流側の水が逆流し、ケーシング400の内部に流れることがある。これは、第2の流路切替弁530についても同様である。
すると、図3および図4に関して前述したように、衛生洗浄装置100が故障するおそれがある。
図9は、本実施形態の金属イオン酸性水生成装置を表す模式図である。
図9(a)は、図6(a)に表した矢視B1の方向にみたときの金属イオン酸性水生成装置を表す模式的平面図である。図9(b)は、図9(a)に表した切断面A−Aにおける模式的断面図である。
図9(b)に表したように、電解槽510は、第1の電解槽ケース511と、第2の電解槽ケース512と、を有する。第1の電解槽ケース511には、入水ポート513と、第2の出口ポート517と、が設けられている。第2の電解槽ケース512には、第1の出口ポート516が設けられている。第1の電解槽ケース511と第2の電解槽ケース512とは、互いに結合し、入水ポート513、第1の出口ポート516および第2の出口ポート517以外の部分において水密構造を有する。
図10(a)は、電解槽を省略した状態において図6(a)に表した矢視B1の方向にみたときの金属イオン酸性水生成装置を表す模式的平面図である。図10(b)は、図10(a)に表した切断面B−Bにおける模式的断面図である。
図11(a)は、図6(a)に表した矢視B2の方向にみたときのハウジングを表す模式的平面図である。図11(b)は、図11(a)に表した切断面C−Cにおける模式的断面図である。なお、図11(b)では、ハウジングだけでなく、第1の流路切替弁520を表している。
図12(a)は、本実施形態の第1の流路切替弁520の内部構造を表す模式的断面図である。図12(b)は、図12(a)に表した矢視B3の方向にみたときの模式的平面図である。図12(c)は、本実施形態のステータを表す模式的斜視図である。図12(d)は、本実施形態のパッキンを表す模式的斜視図である。
ロータ522は、回転軸521と接続され、回転軸521と共に回転する。
図12(a)に表したように、ステータ523は、ロータ522と対面して設けられている。図12(b)に表したように、ステータ523は、大気開放ポート523aと、酸性水ポート(配管連通ポート)523bと、アルカリ性水ポート(配管連通ポート)523cと、を有する。大気開放ポート523aは、酸性水ポート(配管連通ポート)523bおよびアルカリ性水ポート(配管連通ポート)523cの位置よりも上方の位置に設けられている。
第2の仕切部524bは、酸性水ポート523bを通過した酸性水がアルカリ性水流路503に進入することを抑制する。あるいは、第2の仕切部524bは、アルカリ性水ポート523cを通過したアルカリ性水が酸性水流路504に進入することを抑制する。
図13(a)は、アルカリ性水を排出するときのディスク開口パターンを表す模式的平面図である。図13(b)は、アルミニウムイオン酸性水を生成するときのディスク開口パターンを表す模式的平面図である。図13(c)は、便器噴霧を行うときのディスク開口パターンを表す模式的平面図である。図13(d)は、水抜きを行うときのディスク開口パターンを表す模式的平面図である。
図15は、比較例の流路切替パターンを例示する模式的概略図である。
続いて、図15(b)に表したように、極性反転が行われると、第1の電極板514が陰極板となり、第2の電極板515が陽極板となる。この場合には、第2の電極板515の近傍では酸性水が生成されるため、「OUT4」として酸性水が排出される。一方、第1の電極板514の近傍ではアルカリ性水が生成されるため、「OUT3」としてアルカリ性水が排出される。
一方、第2の電極板515が陰極板である場合には、第2の電極板515の近傍ではアルカリ性水が生成されるため、アルカリ性水は、第2の流路切替弁530へ供給される。このとき、第2の流路切替弁530は、アルカリ性水ポート523cを選択し、アルカリ性水がアルカリ性水流路503へ流れるようにしている(図13(a)参照)。そのため、「OUT2」としてアルカリ性水が排出される。
一方、第1の電極板514の近傍で生成されたアルカリ性水は、第1の流路切替弁520へ供給される。このとき、第1の流路切替弁520は、アルカリ性水ポート523cを選択し、アルカリ性水がアルカリ性水流路503へ流れるようにしている(図13(a)参照)。そのため、「OUT2」としてアルカリ性水が排出される。
図16(a)は、図11(a)に表した切断面C−Cにおける模式的断面図である。図16(b)は、図16(a)に表した切断面D−Dにおける模式的断面図である。図17(a)は、図6(a)に表した矢視B2の方向にみたときの金属イオン酸性水生成装置を表す模式的平面図である。図17(b)は、図17(a)に表した切断面E−Eにおける模式的断面図である。なお、図16(a)では、ハウジングだけでなく、第1の流路切替弁520を表している。
図18(a)は、図6(a)に表した矢視B4の方向にみたときの金属イオン酸性水生成装置を表す模式的平面図である。図18(b)は、図18(a)に表した切断面F−Fにおける模式的断面図である。
図19(a)は、図11(a)に表した切断面C−Cにおける模式的断面図である。図19(b)は、図19(a)に表した切断面G−Gにおける模式的断面図である。図20(a)は、図17(a)に表した切断面E−Eにおける模式的断面図である。図20(b)は、本実施形態のアルミニウム槽のタンクを表す模式的概略図である。なお、図19(a)では、ハウジングだけでなく、第1の流路切替弁520を表している。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (4)
- ケーシングと、
前記ケーシングに対して進退自在に設けられ、複数の噴出孔を有し前記噴出孔から水を噴射して使用者の身体を洗浄する洗浄ノズルと、
前記洗浄ノズルに水を導く配管と、
前記配管の途中に設けられ、前記複数の噴出孔に選択的に連通可能な複数のポートと、大気と連通する大気開放ポートと、を有し、前記複数のポートと前記大気開放ポートとが連通可能とされてなる流路切替弁と、
前記大気開放ポートの大気開放側に設けられ、前記ケーシングの外に水を排出する排水経路と、
を備え、
前記流路切替弁は、
前記流路切替弁よりも上流側の配管と連通する水供給ポートを有し、待機状態において位置する待機位置から一方向に回転可能な第1のディスクと、
前記第1のディスクと対面して設けられ、前記水供給ポートに供給された水を前記流路切替弁よりも下流側の配管に連通させる配管連通ポートと、前記大気開放ポートと、を有する第2のディスクと、
を有し、
前記待機位置から前記大気開放ポートまでの前記第1のディスクの回転角度は、前記待機位置から前記配管連通ポートまでの前記第1のディスクの回転角度よりも大きく、
前記流路切替弁に設けられたシールから漏れる水は、前記排水経路に流れることを特徴とする衛生洗浄装置。 - ケーシングと、
前記ケーシング内に設けられ便器のボウルの表面に水を噴霧する便器噴霧ノズルと、
前記便器噴霧ノズルに水を導く配管と、
前記配管の途中に設けられ、前記便器噴霧ノズルとの連通および非連通のうちのいずれかを選択可能な複数のポートと、大気と連通する大気開放ポートと、を有し、前記複数のポートと前記大気開放ポートとが連通可能とされてなる流路切替弁と、
前記大気開放ポートの大気開放側に設けられ、前記ケーシングの外に水を排出する排水経路と、
を備え、
前記流路切替弁は、
前記流路切替弁よりも上流側の配管と連通する水供給ポートを有し、待機状態において位置する待機位置から一方向に回転可能な第1のディスクと、
前記第1のディスクと対面して設けられ、前記水供給ポートに供給された水を前記流路切替弁よりも下流側の配管に連通させる配管連通ポートと、前記大気開放ポートと、を有する第2のディスクと、
を有し、
前記待機位置から前記大気開放ポートまでの前記第1のディスクの回転角度は、前記待機位置から前記配管連通ポートまでの前記第1のディスクの回転角度よりも大きく、
前記排水経路は、前記ケーシングが有する下側のプレートに形成されていることを特徴とする衛生洗浄装置。 - 前記流路切替弁に設けられたシールから漏れる水は、前記排水経路に流れることを特徴とする請求項2記載の衛生洗浄装置。
- 前記大気開放ポートは、前記配管連通ポートの位置よりも高い位置に設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
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