JPWO2016088586A1 - 自動水栓装置 - Google Patents
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Abstract
Description
このように構成された本発明においては、センサが被検知物を検知している間に第1の吐水を行い、センサが被検知物を検知しなくなると第2の吐水を開始して、この第2の吐水を、第1の吐水を停止した後に停止する。これにより、手洗などによって流れ出た汚れが手洗器のボウルなどに付着した状態で乾燥して固着する可能性があるときに、このような第2の吐水を適切に行うことができ、無駄な吐水を抑制しつつ、手洗器のボウルなどに汚れが付着した状態で乾燥して固着してしまうことを抑制することができる。したがって、ボウルなどを清潔に保つことが可能となる。
このように構成された本発明においては、第1の吐水と第2の吐水とを切り替える制御を行って、センサが被検知物を検知している間に第1の吐水を行い、センサが被検知物を検知しなくなると、第1の吐水を停止して、この後に第2の吐水を所定期間行う。これにより、第2の吐水をより適切に行うことができ、無駄な吐水を抑制しつつ、ボウルなどを清潔に保つことが可能となる。
このように構成された本発明においては、第1及び第2の吐水のそれぞれに適切な吐水形態を適用することで、無駄な吐水を適切に抑制しつつ、ボウルなどをより清潔に保つことが可能となる。また、上記のように第1の吐水と第2の吐水との吐水形態を異ならせることで、センサが被検知物を検知している間に行われる吐水と、センサが被検知物を検知していない間に行われる吐水とを、利用者に適切に把握させることができる。
このように構成された本発明においては、第1及び第2の吐水をそれぞれに適した吐水部から行わせることで、無駄な吐水を適切に抑制しつつ、ボウルなどをより清潔に保つことが可能となる。また、上記のように異なる吐水部から第1の吐水と第2の吐水とを行うことで、センサが被検知物を検知している間に行われる吐水と、センサが被検知物を検知していない間に行われる吐水とを、利用者に適切に把握させることができる。
このように構成された本発明においては、第1及び第2の吐水のそれぞれに適切な吐水形態を適用すると共に、第1及び第2の吐水をそれぞれに適した吐水部から行わせることで、無駄な吐水を適切に抑制しつつ、ボウルなどをより清潔に保つことが可能となる。
このように構成された本発明においては、第1の吐水部の吐水口と第2の吐水部の吐水口とが先端部において近接する位置に設けられるので、第1の吐水部からの吐水を利用した手洗などによる着水範囲に第2の吐水部からの水を吐水することができ、手洗などによって流れ出た汚れを、第2の吐水部からの吐水によって適切に洗い流すことができる。
このように構成された本発明においては、手洗器のボウルなどが汚れるのは利用者が手などを洗った後であるため、第1の吐水を行う度に第2の吐水を行うことで、ボウルなどをより清潔に保つことができる。
このように構成された本発明においては、機能水を用いて第2の吐水部からの吐水を行うので、手洗器のボウルなどを効果的に清潔に保つことができる。
このように構成された本発明においては、第2の吐水部からの吐水を開始するときに、電磁弁の通電開始後に機能水生成部の通電を開始して、電力が安定している状態において機能水生成部の通電を開始するので、容量の小さな電源にも適切に対処することができ、装置を小型化することが可能となる。
このように構成された本発明においては、更に、第2の吐水部からの吐水を終了するときにも、機能水生成部の通電の停止後に電磁弁の通電を停止して、電力が安定している状態において電磁弁を開から閉へと動作させるので、より容量の小さな電源にも適切に対処することができ、装置をより小型化することが可能となる。
このように構成された本発明においては、自動水栓装置の使用頻度に基づいて機能水生成部の通電時間を調整することで、例えば学習した使用頻度が多いほど通電時間を短くすることで、機能水生成部に与える負荷を軽減して、機能水生成部の寿命(耐久年数)を長くすることができる。
このように構成された本発明においては、第1の吐水を行う度に第2の吐水を行うのではなく、第1の吐水を所定回数行う毎に第2の吐水を行うので、第2の吐水の回数を減らすことで、節水することができる。
このように構成された本発明においては、第1の吐水を終了した後、センサが被検知物を検知しない状態が所定時間継続したときに、第2の吐水を行うので、第1の吐水の終了及びその後の第2の吐水の開始を、利用者に報知することができる。そのため、例えば第2の吐水として機能水を用いた場合、機能水が利用者の手にかかると、機能水の濃度によっては肌荒れが生じてしまったり、機能水特有の匂い(塩素臭い匂いなど)が残ってしまったりする場合があるが、上記のようにして第2の吐水の開始を利用者に報知することで、機能水が利用者の手にかかることで生じ得る問題を適切に防止することができる。
このように構成された本発明においては、第1の吐水を終了してから第2の吐水を開始するまでの間に、センサが被検知物を検知した場合、第2の吐水ではなく第1の吐水を行うので、第1の吐水後においてセンサが一時的な非検知状態から検知状態へと切り替わった場合(例えば利用者が手洗中にセンサの検知範囲外に一時的に手を移動させた場合)に、第2の吐水を開始させずに、第1の吐水を適切に再開させることができる。そのため、利用者が第2の吐水の終了まで待たずに手洗などを再開することができる。
このように構成された本発明においては、第2の吐水中にセンサが被検知物を検知した場合に、第2の吐水を中止して、第1の吐水を行うので、利用者が第2の吐水の終了まで待たずに手洗などを行うことができる。
第1の吐水部からの吐水を用いた手洗などによって流れ出た水(汚水)は、第1の吐水部の吐水範囲よりも広い範囲に落ちる傾向にあるが、このように構成された本発明によれば、第1の吐水部よりも吐水口からの水の吐出角度が大きい第2の吐水部からの吐水を用いることで、広い範囲に吐水することができる。これにより、手洗器のボウルなどを効果的に清潔に保つことができる。
上記したような第2の吐水形態を適用した場合には、第2の吐水部による吐水範囲を利用者が予想することは困難であるが、このように構成された本発明によれば、第2の吐水部による吐水範囲とほぼ同じ範囲を照明部によって照射するので、第2の吐水部による吐水範囲を利用者に適切に報知することができ、利用者の望まない箇所に着水してしまうことを抑制することができる。
このように構成された本発明においては、第2の吐水部による吐水が開始される前に、照明部からの光によって第2の吐水部の吐水範囲を利用者に予め報知するので、利用者の望まない箇所に着水してしまうことを効果的に抑制することができる。
まず、図1は、本発明の実施形態による自動水栓装置を適用した手洗器を斜め上方から見た斜視図である。図1に示すように、手洗器5は、主に、人体などの被検知物の検知状態に応じて吐水と吐水の停止とを自動で行う自動水栓装置1と、この自動水栓装置1から吐水された水を受け止め、図示しない排水口から排水するボウル3と、を有する。
次に、図2乃至図6を参照して、本発明の実施形態による自動水栓装置の詳細について説明する。
なお、本実施形態においては、本発明における機能水として電解水を用いる例を挙げて説明するが、電解水の代わりに、電解水以外の上記したような除菌水を用いてもよいことは言うまでもない。
次に、本発明の実施形態においてコントローラ40によって実行される制御について具体的に説明する。
まず、本発明の第1実施形態においてコントローラ40が行う制御について説明する。
センサ信号は、センサ14が被検知物を検知している場合にオンとなり、センサ14が被検知物を検知していない場合にはオフとなる(以下では、センサ信号がオンである、センサ14が被検知物を検知している状態を「検知状態」と呼び、センサ信号がオフである、センサ14が被検知物を検知していない状態を「非検知状態」と呼ぶ)。また、第2の電磁弁28の駆動信号は、第2の電磁弁28の開閉の状態に相当し、第1の電磁弁25の駆動信号は、第1の電磁弁25の開閉の状態に相当し、電解槽37の駆動信号は、電解槽37のオン/オフ(言い換えると電解槽37の作動/非作動の状態)に相当し、LED15の駆動信号は、LED15のオン/オフの状態に相当する。
この場合、コントローラ40は、最初に、第1の通電電力を電解槽37に印加することで、電解槽37において第1の濃度の電解水を生成させて、この第1の濃度の電解水を、第2の流路18を介して第2の吐水部13から吐水させ、この後に、第1の通電電力よりも低い第2の通電電力を電解槽37に印加することで、電解槽37において第1の濃度よりも低い第2の濃度の電解水を生成させて、この第2の濃度の電解水を第2の流路18に供給する。例えば、第1の濃度の電解水としては、十分な除菌機能を有する濃度の電解水が適用され、第2の濃度の電解水としては、第2の流路18などに与える影響がかなり小さい濃度の電解水(好適には第2の流路18内に充填された第1の濃度の電解水を十分に薄めることができる濃度の電解水)が適用される。なお、電解槽37に印加する第2の通電電力を0にすると、電解槽37への通電が停止されて、第2の濃度が0になり、上述した例のように、通常水が第2の流路18に供給されることとなる。
このような他の例によっても、比較的高い第1の濃度の電解水の吐水後に、比較的低い第2の濃度の電解水を第2の流路18に供給するので、この第2の濃度の電解水によって第2の流路18内の電解水の濃度を薄めることができ、電解水に因る第2の流路18などの腐食(劣化)を抑制することができる。
ここでは、上述した基本制御と同様の制御については、その説明を適宜省略するものとする。具体的には、時刻t21から時刻t22までの制御、及び時刻t24以降の制御については、基本制御と同様であるため、その説明を省略し、時刻t22から時刻t24までの制御についてのみ説明する。
ここでは、上述した基本制御と同様の制御については、その説明を適宜省略するものとする。具体的には、時刻t31から時刻t33までの制御、及び時刻t35以降の制御については、基本制御と同様であるため、その説明を省略し、時刻t34から時刻t35までの制御についてのみ説明する。
なお、厳密には、手洗用吐水を終了してから3秒経過した時点で、第2の電磁弁28が開弁するように、コントローラ40は、手洗用吐水を終了してから3秒経過する前の時点で、つまり手洗用吐水を終了してから3秒未満の所定の時間が経過したときに、LED15をオンにする。
次に、本発明の第1実施形態による自動水栓装置の作用効果について説明する。
次に、本発明の第2実施形態においてコントローラ40が行う制御について説明する。上記した第1実施形態では、手洗用吐水において、第1の吐水部12からの泡沫吐水のみを行っていたが、第2実施形態では、手洗用吐水において、第1の吐水部12からの泡沫吐水だけでなく、第2の吐水部13からの噴霧吐水も行う。具体的には、第2実施形態では、コントローラ40は、手洗用吐水において、最初に第2の吐水部13からの噴霧吐水を所定時間行い、その後に第1の吐水部12からの泡沫吐水を行う。
ここでは、時刻t54以降の制御については、第1実施形態による基本制御と同様であるため、その説明を省略し、時刻t51から時刻t54までの制御についてのみ説明する。
なお、第2実施形態による手洗用吐水に係る制御フローの終了後にも、上述した図13に示したアフター吐水に係る制御フローが同様に実行される。
次に、本発明の第2実施形態による自動水栓装置の作用効果について説明する。ここでは、上述した第1実施形態と異なる作用効果についてのみ説明する。
次に、上記した実施形態の変形例について説明する。なお、以下で示す変形例は、適宜組み合わせて、上記した実施形態に適用することができる。
上記した実施形態では、第1の吐水部12から泡沫吐水を行っていたが、つまり本発明における第1の吐水形態として泡沫吐水を示したが、本発明における第1の吐水形態として、泡沫吐水を適用することに限定はされない。本発明における第1の吐水形態として、小さな径を有する多数の吐水口から水をシャワー状に吐水させるシャワー吐水や、比較的大きな径を有する1つ又はそれ以上の吐水口から直線状に水を吐水させるストレート吐水(厳密には、上記した実施形態で示した泡沫吐水は、このストレート吐水に含まれる)や、泡沫吐水とシャワー吐水とを組み合わせた吐水形態など、種々の吐水形態を適用可能である。
また、第1の吐水形態と第2の吐水形態との間で、吐水部から流体を吐出させる形態(泡沫吐水や噴霧吐水など)を異ならせることに限定はされず、吐水部から流体を吐出させる形態を異ならせる代わりに、吐水部から吐出させる流体の種類を異ならせてもよい。例えば、第1の吐水形態として、吐水部から通常水を吐水させる形態を適用し、第2の吐水形態として、吐水部から電解水を吐水させる形態を適用してもよい。若しくは、第1の吐水形態として、吐水部から電解水を吐水させる形態を適用し、第2の吐水形態として、吐水部から通常水を吐水させる形態を適用してもよい。加えて、第1の吐水形態及び第2の吐水形態の両方に、吐水部から電解水を吐水させる形態を適用することとし、第1の吐水形態に適用する電解水の濃度と、第2の吐水形態に適用する電解水の濃度とを異ならせてもよい。
また、第1の吐水形態と第2の吐水形態との間で、吐水部から流体を吐出させる形態(泡沫吐水や噴霧吐水など)を異ならせると共に、吐水部から吐出させる流体の種類(通常水又は電解水)を異ならせてもよい。
このような変形例を適用した場合、以下のような吐水形態の例が考えられる。第1の例では、手洗用吐水において通常水を噴霧吐水させ、アフター吐水において電解水を噴霧吐水させることができる。第2の例では、手洗用吐水において通常水を泡沫吐水させ、アフター吐水において電解水を泡沫吐水させることができる。第3の例では、手洗用吐水において、電解水を噴霧吐水させた後に通常水を泡沫吐水させ、アフター吐水において、電解水を噴霧吐水させることができる。なお、上記した第2実施形態では、手洗用吐水において、通常水を噴霧吐水させた後に通常水を泡沫吐水させ、アフター吐水において、電解水を噴霧吐水させていた。
上述した実施形態では、電解水を用いてアフター吐水を行っていたが、電解水を用いずに、通常水を用いてアフター吐水を行ってもよい。その場合、第2の流路18上に電解槽37を設けなくてもよい。このような通常水を用いたアフター吐水によっても、手洗によって流れ出た汚れが手洗器5のボウル3などに付着した状態で乾燥して固着してしまうことを抑制することができる。
上記した実施形態では、第1の電磁弁25及び第2の電磁弁28の2つの電磁弁を用いて、第1の吐水部12からの吐水と第2の吐水部13からの吐水とを切り替えていたが、1つの電磁弁のみを用いて、第1の吐水部12からの吐水と第2の吐水部13からの吐水とを切り替えてもよい。
上記した実施形態では、手洗用吐水の停止後、所定時間が経過してからアフター吐水を行っていたが(図7や図14など参照)、他の例では、手洗用吐水の停止後、間を空けずに、アフター吐水を行ってもよい、つまりアフター吐水を手洗用吐水と連続させて行ってもよい。
更に他の例では、手洗用吐水の実行中にアフター吐水を開始して、アフター吐水を手洗用吐水とオーバーラップさせてもよい。その場合、センサ14が検知状態にある間に手洗用吐水を行い、センサ14が検知状態から非検知状態へと切り替わったときに、手洗用吐水を継続しつつ、アフター吐水を開始して、手洗用吐水の終了時期とアフター吐水の開始時期とをオーバーラップさせればよい。但し、手洗用吐水をアフター吐水よりも前に停止するものとする、言い換えるとアフター吐水を手洗用吐水の停止後に停止するものとする。
上記した実施形態による自動水栓装置1では、2つの流路(第1の流路17及び第2の流路18)を用いて、2つの吐水部(第1の吐水部12及び第2の吐水部13)から、2種類の形態により吐水(泡沫吐水及び噴霧吐水)を行っていた。具体的には、第1実施形態では、手洗用吐水として、第1の流路17を介して第1の吐水部12から泡沫吐水を行い、アフター吐水として、第2の流路18を介して第2の吐水部13から噴霧吐水を行っていた(図7など参照)。他の例では、1つの流路と1つの吐水部のみを用いて、1種類の形態の吐水によって、手洗用吐水及びアフター吐水の両方を行ってもよい。具体的には、他の例では、噴霧吐水を行うことが可能な吐水部のみを用いて、この噴霧吐水によって、手洗用吐水及びアフター吐水の両方を行う。
なお、以下では、上記した実施形態による自動水栓装置1の構成要素(図2参照)と同一の構成要素については同一の符号を付し、それらの説明を適宜省略するものとする。つまり、ここで特に説明しない構成要素は、自動水栓装置1と同様であるものとする。
なお、変形例5による自動水栓装置1bにおいて、「第2の吐水部13」及び「第2の流路18」について「第2の」の文言を付しているのは、「第1の」吐水部及び流路の存在を前提にしているのではなく、上記した実施形態による自動水栓装置1の第2の吐水部13及び第2の流路18と同様の構成を有するという理由による。
上記した実施形態では、本発明による自動水栓装置を手洗器5に適用していたが、本発明の適用はこれに限定されない。本発明による自動水栓装置を、キッチンなどに適用してもよい。そうした場合、アフター吐水を行うことによって、キッチンの使用によって生じた汚れ(汚水)がシンクなどに付着した状態で乾燥して固着してしまうことを抑制することができる。
3 ボウル
5 手洗器
11 吐水管
12 第1の吐水部
12a 第1の吐水口
13 第2の吐水部
13a 第2の吐水口
14 センサ
15 LED
17 第1の流路
18 第2の流路
21 共通流路
25 第1の電磁弁
28 第2の電磁弁
37 電解槽
40 コントローラ
Claims (18)
- 被検知物を検知すると自動で吐水する自動水栓装置であって、
上記被検知物を検知するセンサと、
上記センサが被検知物を検知している間に第1の吐水を行い、上記センサが被検知物を検知していない間に第2の吐水を行うための制御を実行する制御部と、を有し、
上記制御部は、上記センサが被検知物を検知している間に上記第1の吐水を行い、上記センサが被検知物を検知しなくなると上記第2の吐水を開始して、この第2の吐水を、上記第1の吐水を停止した後に停止する、ことを特徴とする自動水栓装置。 - 上記制御部は、上記センサが被検知物を検知している間に上記第1の吐水を行い、上記センサが被検知物を検知しなくなると、上記第1の吐水を停止して、この後に上記第2の吐水を所定期間行うように、上記第1の吐水と上記第2の吐水とを切り替える制御を行う、請求項1に記載の自動水栓装置。
- 上記第1の吐水と上記第2の吐水とは吐水形態が異なる、請求項1又は2に記載の自動水栓装置。
- 上記第1の吐水と上記第2の吐水とは異なる吐水部から吐水される、請求項1乃至3の何れか1項に記載の自動水栓装置。
- 第1の吐水形態により吐水する第1の吐水部と、
上記第1の吐水形態とは異なる第2の吐水形態により吐水する第2の吐水部と、を更に有し、
上記制御部は、上記第1の吐水部からの吐水を上記第1の吐水として行い、上記第2の吐水部からの吐水を上記第2の吐水として行い、上記第1の吐水部からの吐水と上記第2の吐水部からの吐水とを切り替える制御を行う、請求項1乃至4の何れか1項に記載の自動水栓装置。 - 上記第1の吐水部の吐水口と上記第2の吐水部の吐水口とは、上記自動水栓装置の先端部において近接する位置に設けられている、請求項5に記載の自動水栓装置。
- 上記制御部は、上記第1の吐水を行う度に、上記第1の吐水の停止後に上記第2の吐水を行う、請求項1乃至6の何れか1項に記載の自動水栓装置。
- 通電されることにより動作し、水を改質して機能水を生成する機能水生成部を更に有し、
上記第2の吐水部は、上記機能水生成部によって生成された機能水を吐水する、請求項5に記載の自動水栓装置。 - 開閉することにより、上記第2の吐水部からの吐水の実行と停止とを切り替える電磁弁を更に有し、
上記制御部は、上記機能水生成部及び上記電磁弁に対する制御を更に行い、上記第2の吐水部からの吐水を開始する場合に、上記電磁弁を開弁させた後に、上記機能水生成部の通電を開始する、請求項8に記載の自動水栓装置。 - 上記制御部は、上記第2の吐水部からの吐水を終了する場合に、上記機能水生成部の通電を停止した後に、上記電磁弁を閉弁させる、請求項8又は9に記載の自動水栓装置。
- 上記制御部は、上記機能水生成部に対する制御を更に行い、上記自動水栓装置の使用頻度を学習して、この使用頻度に基づいて上記機能水生成部の通電時間を調整する、請求項8に記載の自動水栓装置。
- 上記制御部は、上記第1の吐水を所定回数行う毎に、上記第2の吐水を行う、請求項1乃至6及び請求項8乃至11の何れか1項に記載の自動水栓装置。
- 上記制御部は、上記センサが被検知物を検知しなくなり、上記第1の吐水を停止した後、上記センサが被検知物を検知しない状態が所定時間継続したときに、上記第2の吐水を行う、請求項1乃至12の何れか1項に記載の自動水栓装置。
- 上記制御部は、上記第1の吐水を停止した後において、上記所定時間が経過するまでの間に、上記センサが被検知物を検知した場合、上記第2の吐水を行わずに、上記第1の吐水を行う、請求項13に記載の自動水栓装置。
- 上記制御部は、上記第2の吐水を行っている間に、上記センサが被検知物を検知した場合、上記第2の吐水を停止して、上記第1の吐水を行う、請求項1乃至14の何れか1項に記載の自動水栓装置。
- 上記第2の吐水部による第2の吐水形態は、上記第1の吐水部による第1の吐水形態よりも、吐水口からの水の吐出角度が大きい、請求項5に記載の自動水栓装置。
- 上記第2の吐水部による吐水範囲とほぼ同じ範囲を光で照射する照明部を更に有する、請求項16に記載の自動水栓装置。
- 上記照明部は、上記第2の吐水部からの吐水が開始される前に光の照射を開始する、請求項17に記載の自動水栓装置。
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