JP6832570B2 - 便器装置 - Google Patents
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Description
更に便器装置1は、薬液散布によってボウル22を除菌することが可能である。そして、その除菌処理は、ボウル洗浄指令に対するボウル洗浄、つまり便器装置1が使用されたあとのボウル洗浄に組み合わせて実行するようにしており、その結果、除菌処理のための洗浄水の消費が抑えられる。
装置状態には、通常状態と除菌予定状態とがある。タイムチャートには装置状態として除菌予定状態(時刻T2、T8参照)のみを示している。
通常状態はボウル洗浄指令に対してボウル洗浄のみを実行する状態である(時刻T1、T7参照)。
これに対して、除菌予定状態はボウル洗浄指令に対するボウル洗浄に組み合わせて除菌処理を実行する状態である(時刻T3、T4、T7、T8参照)。除菌予定状態は、そのような除菌処理が所定回数(1回でもよい)実行されると自動的に解除されて、通常状態に戻る(時刻T6、T9参照)。更に通常状態に戻った時点から所定時間(ΔT1)が経過すると便器装置は自動的に除菌予定状態になるように制御される(時刻T8参照)。なお便器装置が最初に除菌予定状態になるのは、例えば便器装置1に電源投入がなされた時点、あるいは操作部14で所定の指令操作がなされた時点にするとよい。このようにして本実施形態では、除菌処理が定期的に実行される。
ボウル洗浄に組み合わせて除菌処理を行う具体的な態様としては、例えばボウル22から排水したあと、ボウル22に給水して溜水を標準水位に戻す途中で除菌処理を行う等の方法があるが、これに限定されるわけではない。
タイムチャートC1について説明したように、除菌予定状態である間になされたボウル洗浄指令に対してボウル洗浄と除菌処理とを組み合わせて実行すれば、基本的には除菌処理を所定時間毎に実行できる。しかしながら除菌予定状態になってからボウル洗浄指令がなされないと除菌処理もされないままになる。その対処として、除菌予定状態になってからボウル洗浄指令がなされないまま所定待機時間(ΔT2)が経過すると、ボウル洗浄と除菌処理とを組み合わせて自動的に実行するようにするとよい(時刻T10〜T12参照)。
便器装置1は除菌予定状態であると想定している。ボウル洗浄指令がなされて、給水が開始され、僅かな時間だけボウル22の水位が上昇している(時刻T13参照)。これはトラップ管11cの開放端11eを一時的に上昇移動させることによる。このようにしてから開放端11eを下位置まで移動させれば、一時的に増えた溜水を排水管に一気に排出することができる(時刻T14参照)。更にその後、給水を続けながら開放端11eを通常位置まで上昇移動させており、これによってボウル22の水位が上昇し始める(時刻T15参照)。そしてボウル洗浄後の給水を標準水位よりも低い除菌水位で一旦停止して、除菌処理を実行する(時刻T16参照)。この除菌処理が終わったあと、給水を再開して標準水位に戻している(時刻T17参照)。
なお従来便器装置において、ボウル22から排水したあとの給水において、その給水に洗浄剤等を含ませて微小なバブルを生じさせる技術が知られている。本実施形態にそのような技術を適用した場合は、前記一連の動作において、除菌水位までの給水は泡なしで行い、除菌処理を実行し、その後の通常水位までの給水は泡ありで行うようにするとよい。そうすれば除菌処理がバブルによって妨げられないので効果的になる。
タイムチャートC4、C5では、装置状態、指令操作、ボウル洗浄動作、除菌処理動作、報知動作を要素として示している。またタイムチャートC4、C5の横軸は時間経過を示している。
タイムチャートC4では、ボウル洗浄と除菌処理とを組み合わせた一連の動作の開始時点から終了時点まで報知を行っている(時刻T18参照)。
タイムチャートC5では、除菌予定状態の開始時点から終了時点まで報知を行っている(時刻T19参照)。
この例のように除菌処理を予め報知すれば、除菌処理前に使用者の退室を促すことができる。なお変形例として、報知部17を除菌予定状態になったときに点灯させ、除菌処理中には点滅させてもよい。
タイムチャートC6では、人感センサー15が人体検知している間は、ボウル洗浄と除菌処理とを組み合わせた一連の動作において薬液の散布を行わずに待機する(時刻T22参照)。そして、その後人感センサー15が人体検知をしなくなってから薬液の散布を開始している(時刻T23参照)。
タイムチャートC7では、便蓋センサー16が便蓋閉を検知していない間(便蓋開)は、ボウル洗浄と除菌処理とを組み合わせた一連の動作において薬液の散布を開始せずに待機する(時刻T24参照)。そして、その後便蓋センサー16が便蓋閉を検知した時点で薬液の散布を開始している(時刻T25参照)。
この例のように使用者が退室したあと、あるいは便蓋25が閉じられたあと、除菌処理(薬液散布)を開始すれば、薬液に臭気や毒性があったとしても使用者への悪影響が抑えられる。
13a タイマー
13 制御部
17 報知部
Claims (7)
- ボウル洗浄に組み合わせるように、ボウル洗浄指令によるボウルからの排水のあとに開始し、ボウルへの給水による溜水が標準水位に戻るまでに終了する、薬液散布によるボウル除菌処理を実行する機能を有しており、
ボウル洗浄指令に対するボウル洗浄に組み合わせて前記除菌処理を実行するか否かを、前回にボウル洗浄に組み合わせて前記除菌処理を実行したときからの経過時間に基づいて決定するようにしており、
ボウル洗浄に組み合わせて前記除菌処理を実行する場合は、ボウル洗浄後の給水を通常水位よりも低い除菌水位で一旦停止して前記除菌処理を実行し、そのあと給水を再開して通常水位に戻すようにしており、
前記除菌水位までの給水は泡なしで行い、前記除菌処理をしたあとの前記通常水位までの給水は泡ありで行うことを特徴とする便器装置。 - 前記経過時間を計時するタイマーと、
前記経過時間が所定時間を超えていれば、ボウル洗浄指令に対するボウル洗浄に組み合わせて前記除菌処理を実行させる一方、所定時間を超えていなければ、ボウル洗浄指令に対するボウル洗浄のみを実行させる制御部とを備えることを特徴とする請求項1に記載の便器装置。 - 前記経過時間が前記所定時間を超えたあと、ボウル洗浄指令を受けないまま所定待機時間が経過すると、ボウル洗浄と前記除菌処理とを組み合わせて自動的に実行することを特徴とする請求項2に記載の便器装置。
- 前記所定時間、前記所定待機時間の少なくとも一方は、使用者が設定変更可能であることを特徴とする請求項3に記載の便器装置。
- 前記除菌処理の実行を予め報知する報知部を更に備えることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の便器装置。
- 前記除菌処理では、使用者が退室したあとに前記薬液の散布を開始することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の便器装置。
- 前記除菌処理では、便蓋が閉じられたあとに前記薬液の散布を開始することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の便器装置。
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