JP2014062388A - トイレ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】より簡易的に水垢の生成を抑制することができるトイレ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】便器のボウルの表面を洗浄水により洗浄する洗浄手段と、前記洗浄手段の動作が終了した後、前記ボウルの表面に残存した水に空気を吹きかけることで前記水を前記ボウルの表面から吹き飛ばす吹き飛ばし手段と、を備えたことを特徴とするトイレ装置が提供される。
【選択図】図2

Description

本発明の態様は、一般的に、トイレ装置に関する。
例えば大便器あるいは小便器のボウル面を洗浄水で洗浄した後にボウル面に残った残水が蒸発してボウル面が乾燥すると、水垢がボウル面に付着することがある。水垢がボウル面に付着すると、ボウル面が汚れてしまう。また、水垢はボウル面に強固に付着しているため、水垢を取り除くことは難しい。そのため、水垢の生成を抑制する技術が求められている。さらに、ケイ酸成分の水垢は、カルシウム成分やマグネシウム成分などの水垢よりも強固に便器の釉薬表面に固着する。そのため、ケイ酸成分の水垢を容易に除去できる技術が切望されている。
ここで、カルシウムイオンおよびマグネシウムイオンを主成分とするスケールの付着を防止する衛生洗浄装置がある(特許文献1)。しかし、特許文献1に記載された衛生洗浄装置では、装置が大掛かりになるという問題がある。
次に、pH4〜6の水素イオン濃度を有する殺菌性上水を生成し、その殺菌性上水を被洗浄物体に供給する殺菌性上水供給式洗浄用住設機器がある(特許文献2)。また、洗浄操作がなされて所定時間が経過した後に、機能水をボウル部へ吐出する水栓式大便器がある(特許文献3)。しかし、特許文献2および特許文献3には、ケイ酸成分の水垢に関する記載はない。水垢の生成を抑制する点においては、改善の余地がある。
特開2004−270185号公報 特開平7−136660号公報 特開2004−92278号公報
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、より簡易的に水垢の生成を抑制することができるトイレ装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、便器のボウルの表面を洗浄水により洗浄する洗浄手段と、前記洗浄手段の動作が終了した後、前記ボウルの表面に残存した水に空気を吹きかけることで前記水を前記ボウルの表面から吹き飛ばす吹き飛ばし手段と、を備えたことを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、吹き飛ばし手段は、ボウルの表面に残存した水に空気を吹きかけることで、ボウルの表面に残存した水をボウルの表面から吹き飛ばす。これにより、より簡易的に、ボウルの表面における水垢の生成を抑制することができる。そのため、ボウルの表面に水垢が生成し難いトイレ装置を提供することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記吹き飛ばし手段は、前記便器のリム部に設けられ前記空気が前記ボウルの表面へ向かって吹き出される吹きかけ口を有することを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、吹き飛ばし手段は、便器のリム部に設けられた吹きかけ口を有する。そのため、吹き飛ばし手段は、ボウルの表面に比較的近い距離から空気を水に吹きかけることができる。そのため、吹き飛ばし手段は、ボウルの表面に残存した水を効率よく吹き飛ばすことができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記吹き飛ばし手段は、前記水を前記便器の溜水部へ向かって吹き飛ばすことを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、ボウルの表面に残存した水は、溜水部へ向かって吹き飛ばされる。そのため、ボウルの表面に残存した水がトイレ装置の外へ吹き飛ばされることを抑制することができる。
第4の発明は、第1〜第3のいずれか1つの発明において、便蓋と、前記便蓋の開閉および前記吹き飛ばし手段の駆動を制御する制御部と、をさらに備え、前記制御部は、前記便蓋が閉じた状態のときに、前記吹き飛ばし手段を駆動する制御を実行することを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、吹き飛ばし手段がボウルの表面に残存した水を吹き飛ばす際には、便蓋は、閉じた状態である。そのため、ボウルの表面に残存した水がトイレ装置の外へ吹き飛ばされることをより確実に抑制することができる。これにより、水が使用者にかかることを抑制することができる。
第5の発明は、第1の発明において、前記便器の後端部の上部に配置され使用者の局部を乾燥する局部乾燥手段をさらに備え、前記吹き飛ばし手段は、前記局部乾燥手段と兼用されたことを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、吹き飛ばし手段は、局部乾燥手段と兼用されている。そのため、吹き飛ばし手段を局部乾燥手段とは別に設ける必要はない。これにより、より簡易的に、ボウルの表面における水垢の生成を抑制することができる。
第6の発明は、第5の発明において、便蓋と、前記便蓋の開閉および前記吹き飛ばし手段の駆動を制御する制御部と、をさらに備え、前記制御部は、前記便蓋が閉じた状態のときに、前記吹き飛ばし手段を駆動する制御を実行することを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、吹き飛ばし手段がボウルの表面に残存した水を吹き飛ばす際には、便蓋は、閉じた状態である。そのため、ボウルの表面に残存した水がトイレ装置の外へ吹き飛ばされることをより確実に抑制することができる。これにより、水が使用者にかかることを抑制することができる。
第7の発明は、第6の発明において、前記吹き飛ばし手段は、前記便蓋に空気を吹きかけることで、前記水を前記便器の溜水部へ向かって吹き飛ばすことを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、吹き飛ばし手段は、ボウルの後部に配置されていても、閉じた状態の便蓋に空気を吹きかけることで、ボウルの表面の略全体に残存した水を溜水部へ吹き飛ばすことができる。そのため、ボウルの表面の略全体において、水垢の生成が抑制される。
第8の発明は、第6または第7の発明において、前記局部乾燥手段は、前記空気を加熱する加熱手段を有し、前記制御部は、前記使用者の局部を乾燥する際には前記加熱手段を駆動し、前記水を前記ボウルの表面から吹き飛ばす際には前記加熱手段を駆動せず、前記水を前記ボウルの表面から吹き飛ばす際の前記空気の風速は、前記使用者の局部を乾燥する際の前記空気の風速よりも速いことを特徴とするトイレ装置である。
このトイレ装置によれば、制御部は、水をボウルの表面から吹き飛ばす際には加熱手段を駆動しない。そのため、吹き飛ばし手段がボウルの表面から水を吹き飛ばす際には、加熱されていない空気がボウルの表面に残存した水に吹き付けられる。そのため、ボウルの表面に残存した水を、乾燥させることなくボウルの表面から吹き飛ばすことができる。また、水に吹き付けられる空気の風速が比較的速いため、ボウルの表面に残存した水を比較的素早く飛ばすことができる。これにより、水垢の生成が効率的に抑制される。
本発明の態様によれば、より簡易的に水垢の生成を抑制することができるトイレ装置が提供される。
本発明の実施の形態にかかるトイレ装置を表す模式的斜視図である。 本実施形態にかかるトイレ装置の要部構成を表すブロック図である。 本実施形態にかかるトイレ装置の動作の概略を例示するタイミングチャート図である。 本実施形態の吹き飛ばし手段の具体例を例示する模式図である。 本実施形態の吹き飛ばし手段の他の具体例を例示する模式的斜視図である。 本具体例の吹き飛ばし手段を例示する模式的断面図である。 本具体例の吹き飛ばし手段から吹き出される空気の風向きおよび風速を例示する模式的断面図である。 本実施形態の吹き飛ばし手段のさらに他の具体例を例示する模式的斜視図である。 本実施形態の吹き飛ばし手段のさらに他の具体例を例示する模式的斜視図である。 本実施形態の吹き飛ばし手段のさらに他の具体例を例示する模式的斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施の形態にかかるトイレ装置を表す模式的斜視図である。
図2は、本実施形態にかかるトイレ装置の要部構成を表すブロック図である。
なお、図2は、水路系と電気系の要部構成を併せて表している。
図1に表したトイレ装置10は、洋式腰掛便器(以下説明の便宜上、単に「便器」と称する)800と、その上に設けられた衛生洗浄装置100と、を備える。衛生洗浄装置100は、ケーシング400と、便座200と、便蓋300と、を有する。便座200と便蓋300とは、ケーシング400に対して開閉自在にそれぞれ軸支されている。
ケーシング400の内部には、便座200に座った使用者の「おしり」などの洗浄を実現する身体洗浄機能部などが内蔵されている。また、例えばケーシング400には、使用者が便座200に座ったことを検知する着座検知センサ404が設けられている。着座検知センサ404が便座200に座った使用者を検知している場合において、使用者が例えばリモコンなどの操作部を操作すると、洗浄ノズル(以下説明の便宜上、単に「ノズル」と称する)473を便器800のボウル801内に進出させることができる。なお、図1に表した衛生洗浄装置100では、ノズル473がボウル801内に進出した状態を表している。
ノズル473の先端部には、ひとつあるいは複数の吐水口474が設けられている。そして、ノズル473は、その先端部に設けられた吐水口474から水を噴射して、便座200に座った使用者の「おしり」などを洗浄することができる。
但し、本実施形態では、便座200に座った使用者の「おしり」などの洗浄を実現する身体洗浄機能部は、必ずしも設けられていなくともよい。
図2に表したように、衛生洗浄装置100は、水道や貯水タンクなどの図示しない給水源から供給された水を噴霧ノズル481や洗浄手段420などに導く第1の流路101を有する。第1の流路101の上流側には、電磁弁431が設けられている。電磁弁431は、開閉可能な電磁バルブであり、ケーシング400の内部に設けられた制御部405からの指令に基づいて水の供給を制御する。
電磁弁431の下流には、第1の切替弁471が設けられている。第1の切替弁471は、噴霧ノズル481や洗浄手段420への給水の開閉や切替を行う。第1の流路101は、第1の切替弁471により、洗浄手段420へ水を導く第2の流路102と、噴霧ノズル481などへ水を導く第3の流路103と、に分岐される。
第1の切替弁471の下流の第2の流路102の途中には、洗浄手段420が設けられている。洗浄手段420は、便器800のボウル801の表面を洗浄水により洗浄する。
第1の切替弁471の下流の第3の流路103の途中には、殺菌水生成装置450が設けられている。殺菌水生成装置450は、例えば次亜塩素酸などを含む殺菌水を生成する。殺菌水生成装置450としては、例えば、電解槽ユニットが挙げられる。電解槽ユニットは、制御部405からの通電の制御によって、陽極板(図示せず)と陰極板(図示せず)との間の空間(流路)を流れる水道水を電気分解する。なお、殺菌水は、次亜塩素酸を含むものには限定されない。
殺菌水生成装置450の下流には、第2の切替弁472が設けられている。第2の切替弁472は、噴霧ノズル481への給水の開閉や切替を行う。第3の流路103は、第2の切替弁472により、噴霧ノズル481へ水を導く第4の流路104と、例えばノズル473などへ水を導く第5の流路105と、に分岐される。噴霧ノズル481は、第2の切替弁472から供給された殺菌水あるいは洗浄水をボウル801へ噴霧する。
例えばケーシング400の下部には、ボウル801に紫外線(UV:ultraviolet)を照射するUV光源483が設けられている。噴霧ノズル481およびUV光源483は、ケーシング400の内部に設けられていてもよいし、ケーシング400の外部に付設されていてもよい。
また、本実施形態にかかるトイレ装置10には、吹き飛ばし手段460が設けられている。吹き飛ばし手段460は、ボウル801の表面に残存した水に空気を吹きかけることで、ボウル801の表面に残存した水をボウル801の表面から吹き飛ばす。これについては、後に詳述する。
本願明細書において、「吹き飛ばす」あるいは「吹き飛ばされる」には、物体の表面において「押し流す」あるいは「押し流される」ことが含まれるものとする。
制御部405は、図示しない電源回路から電力を供給され、トイレ室への使用者の入室を検知する入室検知センサ402や、便座200の前方にいる使用者を検知する人体検知センサ403や、便座200への使用者の着座を検知する着座検知センサ404や、操作部(例えばリモコン)などからの信号に基づいて、電磁弁431や、第1の切替弁471や、洗浄手段420や、殺菌水生成装置450や、第2の切替弁472や、UV光源483や、吹き飛ばし手段460や、噴霧ノズル481などの動作を制御することができる。
着座検知センサ404は、使用者が便座200に着座する直前において便座200の上方に存在する人体や、便座200に着座した使用者を検知することができる。すなわち、着座検知センサ404は、便座200に着座した使用者だけではなく、便座200の上方に存在する使用者を検知することができる。このような着座検知センサ404としては、例えば、赤外線投受光式の測距センサなどを用いることができる。
人体検知センサ403は、便器800の前方にいる使用者、すなわち便座200から前方へ離間した位置に存在する使用者を検知することができる。つまり、人体検知センサ403は、トイレ室に入室して便座200に近づいてきた使用者を検知することができる。このような人体検知センサ403としては、例えば、赤外線投受光式の測距センサなどを用いることができる。
入室検知センサ402は、トイレ室のドアを開けて入室した直後の使用者や、トイレ室に入室しようとしてドアの前に存在する使用者を検知することができる。つまり、入室検知センサ402は、トイレ室に入室した使用者だけではなく、トイレ室に入室する前の使用者、すなわちトイレ室の外側のドアの前に存在する使用者を検知することができる。このような入室検知センサ402としては、焦電センサや、ドップラーセンサなどのマイクロ波センサなどを用いることができる。マイクロ波のドップラー効果を利用したセンサや、マイクロ波を送信し反射したマイクロ波の振幅(強度)に基づいて被検知体を検出するセンサなどを用いた場合、トイレ室のドア越しに使用者の存在を検知することが可能となる。つまり、トイレ室に入室する前の使用者を検知することができる。
図1に表したトイレ装置10では、ケーシング400の上面に凹設部409が形成され、この凹設部409に一部が埋め込まれるように入室検知センサ402が設けられている。入室検知センサ402は、便蓋300が閉じた状態では、その基部付近に設けられた透過窓310を介して使用者の入室を検知する。そして、例えば、入室検知センサ402が使用者を検知すると、制御部405は、入室検知センサ402の検知結果に基づいて便蓋300を自動的に開くことができる。あるいは、入室検知センサ402が使用者を検知しなくなってから所定時間が経過すると、制御部405は、入室検知センサ402の検知結果に基づいて便蓋300を自動的に閉じることができる。
着座検知センサ404および人体検知センサ403は、ケーシング400の前方の中央部に設けられている。但し、着座検知センサ404、人体検知センサ403、および入室検知センサ402の設置形態は、これだけに限定されず、適宜変更することができる。
ケーシング400には、便座200に座った使用者の「おしり」などに向けて温風を吹き付けて乾燥させる「局部乾燥手段」や、「脱臭ユニット」や、「室内暖房ユニット」などの各種の機構が適宜設けられていてもよい。この際、ケーシング400の側面には、脱臭ユニットからの排気口407及び室内暖房ユニットからの排出口408が適宜設けられる。但し、本実施形態においては、「脱臭ユニット」や「室内暖房ユニット」などは、必ずしも設けられていなくともよい。局部乾燥手段については、後に詳述する。
ここで、洗浄手段420による洗浄動作が終了した後にボウル801に残った残水が蒸発してボウル801の表面が乾燥すると、水垢がボウル801に付着することがある。通常、残水中の水分が蒸発する過程でケイ酸濃度が増加すると、ケイ酸の重合が促進される。これにより、コーヒーステイン現象(液滴中の溶媒の蒸発によって溶質が液滴の外郭へ流動しリング状に堆積する現象)が起き、強固な水垢が形成される。水垢がボウル801に付着すると、ボウル801が汚れてしまう。また、水垢はボウル801に強固に付着しているため、水垢を取り除くことは難しい。
また、ボウル801の表面に光触媒層が形成されている場合において、光触媒層の表面に水垢が形成されると、その部位の光触媒の活性が著しく低下し、復元不能な場合がある。
すなわち、光触媒を活性化させるためには、あるいは光触媒の活性を維持するためには、光触媒層が形成されたボウル801の表面に紫外線を定期的に照射する必要がある。すなわち、光触媒は、紫外線を照射されると、励起して酸化還元反応を生ずる。その結果、雑菌や細菌や臭気物質などの有機物を分解する分解作用と、表面が水に濡れやすい親水作用と、を得ることができる。光触媒層がボウル801の表面に形成されている場合には、汚物の付着を抑制したり、汚物を分解できるため、便器800の清掃負担を軽減し、きれいな便器800を維持することができる。
ここで、本願明細書において、「光触媒」とは、光を照射すると、酸化作用および還元作用の少なくともいずれかが促進されるものをいう。あるいは、「光触媒」とは、光を照射すると、親水性が向上するものをいう。
「光触媒」の材料としては、例えば、金属の酸化物を用いることができる。そのような酸化物としては、例えば、酸化チタン(TiOx)、酸化亜鉛(ZnOx)、酸化スズ(SnOx)などを挙げることができる。これらのうちでも、特に、酸化チタンは、光触媒として活性であり、また、安定性や安全性などの点でも優れる。
また、本願明細書において、「紫外線」とは、可視光線よりも波長が短く、軟X線よりも波長が長い光をいう。具体的には、波長が10ナノメータ〜400ナノメータの光をいう。
しかし、光触媒層の表面に水垢が形成されると、紫外線が水垢の下の光触媒層に照射されない。すると、光触媒の活性が著しく低下する場合がある。また、水膜がボウル801の表面に形成されている状態で、その水膜に紫外線が照射されると、ケイ酸の重合が促進される。そのため、光触媒層と強固に固着する水垢が形成される。これにより、その部位の光触媒の活性が著しく低下し、復元不能な場合がある。
これに対して、本実施形態にかかるトイレ装置10では、制御部405は、洗浄手段420による洗浄動作が終了した後、ボウル801の表面が乾燥する前に、吹き飛ばし手段460を駆動させる。すると、吹き飛ばし手段460は、ボウル801の表面に残存した水に空気を吹きかけることで、ボウル801の表面に残存した水をボウル801の表面から吹き飛ばす。例えば、ボウル801の表面の水は、便器800の溜水部805へ向かって吹き飛ばし手段460により吹き飛ばされる。
本実施形態によれば、より簡易的に、ボウル801の表面における水垢の生成を抑制することができる。そのため、ボウル801の表面に水垢が生成し難いトイレ装置10を提供することができる。
次に、本実施形態にかかるトイレ装置10の動作について、図面を参照しつつ説明する。
図3は、本実施形態にかかるトイレ装置の動作の概略を例示するタイミングチャート図である。
例えば、使用者が操作部(例えばリモコン)などを操作すると、洗浄手段420は、制御部405からの信号に基づいて、便器800のボウル801の表面を洗浄水により洗浄する(タイミングt1〜t2)。洗浄手段420による洗浄動作が終了してから所定時間が経過すると、あるいは入室検知センサ402が使用者を検知しなくなってから所定時間が経過すると、制御部405は、便蓋300を自動的に閉じる(タイミングt3)。制御部405が便蓋300を閉じるトリガは、これだけに限定されない。例えば、制御部405は、着座検知センサ404や人体検知センサ403などからの信号に基づいて便蓋300を自動的に閉じてもよい。
続いて、制御部405は、例えば第2の切替弁472(図2参照)および噴霧ノズル481の動作を制御し、噴霧ノズル481から殺菌水をボウル801へ噴霧する(タイミングt4〜t5)。続いて、吹き飛ばし手段460は、ボウル801の表面が乾燥する前に、制御部405からの信号に基づいて駆動する。そして、吹き飛ばし手段460は、ボウル801の表面に残存した水に空気を吹きかけることで、ボウル801の表面に残存した水をボウル801の表面から吹き飛ばす。例えば、吹き飛ばし手段460により吹き飛ばされた水は、便器800の溜水部805へ向かう。
続いて、制御部405は、UV光源483の動作を制御し、ボウル801の表面に紫外線を照射する。
本実施形態によれば、ボウル801の表面に残存した水は、溜水部805へ向かって吹き飛ばされる。そのため、ボウル801の表面に残存した水がトイレ装置10の外へ吹き飛ばされることを抑制することができる。また、吹き飛ばし手段460がボウル801の表面に残存した水を吹き飛ばす際には、便蓋300は、閉じた状態である。そのため、ボウル801の表面に残存した水がトイレ装置10の外へ吹き飛ばされることをより確実に抑制することができる。これにより、水が使用者にかかることを抑制することができる。
また、ボウル801の表面における水垢の生成が抑制されるため、ボウル801の表面に光触媒層が形成されている場合でも、光触媒の活性が著しく低下し、復元不能となることを抑制することができる。
次に、本実施形態の吹き飛ばし手段460の具体例について、図面を参照しつつ説明する。
図4は、本実施形態の吹き飛ばし手段の具体例を例示する模式図である。
なお、図4(a)は、本具体例の吹き飛ばし手段を例示する模式的平面図である。図4(b)は、本具体例の吹き飛ばし手段を例示する模式的断面図である。説明の便宜上、図4(a)では、衛生洗浄装置100を省略している。図4(b)は、図4(a)に表した切断面A−Aにおける模式的断面図である。但し、説明の便宜上、図4(b)に表した衛生洗浄装置100は、平面図で表されている。
本具体例の便器800は、リム部803を有する。リム部803は、ボウル801の上端の周縁部に設けられている。言い換えれば、リム部803は、便器800の開口部の周縁部に設けられている。リム部803は、ボウル801へ向かって略水平に突出した突出部803aを有する。突出部803aの下面803bには、吹きかけ口804が形成されている。吹きかけ口804は、吹き飛ばし手段460の一部に含まれる。つまり、本具体例の吹き飛ばし手段460は、吹きかけ口804を有する。
本具体例の吹き飛ばし手段460は、送風部461を有する。送風部461は、例えばケーシング400の内部に設けられ、空気を送り出す。送風部461から送り出された空気は、リム部803の内部を通り、図4(b)に表した矢印A1のように吹きかけ口804からボウル801の表面へ向かって吹き出される。これにより、本具体例の吹き飛ばし手段460は、ボウル801の表面に残存した水に空気を吹きかけ、ボウル801の表面に残存した水をボウル801の表面から吹き飛ばすことができる。また、吹きかけ口804がリム部803に設けられているため、本具体例の吹き飛ばし手段460は、ボウル801の表面に比較的近い距離から空気を水に吹きかけることができる。そのため、本具体例の吹き飛ばし手段460は、ボウル801の表面に残存した水を効率よく吹き飛ばすことができる。
図5は、本実施形態の吹き飛ばし手段の他の具体例を例示する模式的斜視図である。
なお、図5は、便座200および便蓋300が開いた状態を表している。
本具体例の衛生洗浄装置100は、便座200に座った使用者の局部を乾燥させる局部乾燥手段を有する。局部乾燥手段は、ケーシング400に内蔵されている。つまり、局部乾燥手段は、便器800の後端部の上部に配置されている。本具体例では、吹き飛ばし手段460は、局部乾燥手段と兼用されている。
すなわち、本具体例の吹き飛ばし手段460は、送風部463と、配管部464と、ダンパー465と、を有する。送風部463および配管部464の少なくともいずれかの内部には、空気を加熱する加熱手段466が設けられている。配管部464の一端は、送風部463に接続されている。配管部464の他端は、ケーシング400の前面406に接続されている。ケーシング400の前面406に接続された配管部464の他端は、温風吹出口を形成する。ダンパー465は、温風吹出口を覆う閉止部材として機能する。吹き飛ばし手段460(局部乾燥手段)が使用者の局部などに向けて温風を吹き付ける際には、ダンパー465が開く。
図6は、本具体例の吹き飛ばし手段を例示する模式的断面図である。
図7は、本具体例の吹き飛ばし手段から吹き出される空気の風向きおよび風速を例示する模式的断面図である。
なお、図6および図7は、図5に表した切断面B−Bにおける模式的断面図である。図7(a)は、吹き飛ばし手段460が水を吹き飛ばす場合における空気の風向きおよび風速を例示する模式的断面図である。図7(b)は、吹き飛ばし手段460が使用者の局部を乾燥する場合における空気の風向きおよび風速を例示する模式的断面図である。但し、説明の便宜上、図6〜図7(b)に表した衛生洗浄装置100は、平面図で表されている。
図7(a)に表した矢印A3および図7(b)に表した矢印A4の向きは、空気の風向きを表している。図7(a)に表した矢印A3および図7(b)に表した矢印A4の長さは、空気の風速を表している。相対的に長い矢印で表された風速は、相対的に短い矢印で表された風速よりも速い。言い換えれば、相対的に短い矢印で表された風速は、相対的に長い矢印で表された風速よりも遅い。
図6に表した矢印A2のように、吹き飛ばし手段460が水を吹き飛ばす場合には、本具体例の吹き飛ばし手段460から吹き出された空気は、閉じた状態の便蓋300へ向かう。便蓋300へ向かった空気は、閉じた状態の便蓋300の表面(ボウル801の側の面)で反射しボウル801の表面へ向かう。これにより、本具体例の吹き飛ばし手段460は、ボウル801の表面に残存した水に空気を吹きかけ、ボウル801の表面に残存した水をボウル801の表面から吹き飛ばすことができる。
本具体例の吹き飛ばし手段460は、ボウル801の後部に配置されていても、閉じた状態の便蓋300に空気を吹きかけることで、ボウル801の表面の略全体に残存した水を溜水部805へ吹き飛ばすことができる。そのため、ボウル801の表面の略全体において、水垢の生成が抑制される。
図7(b)に表した矢印A4のように、吹き飛ばし手段460が便座200に座った使用者の局部を乾燥する場合には、吹き飛ばし手段460から吹き出された空気は、略水平方向へ向かう。吹き飛ばし手段460が局部を乾燥するときの空気の風速は、吹き飛ばし手段460が水を吹き飛ばすときの空気の風速よりも遅い。吹き飛ばし手段460が便座200に座った使用者の局部を乾燥する場合には、制御部405は、加熱手段466を駆動する。これにより、加熱された空気が使用者の局部に吹き付けられる。
これに対して、図7(a)に表した矢印A3のように、吹き飛ばし手段460がボウル801の表面に残存した水を吹き飛ばす場合には、吹き飛ばし手段460から吹き出された空気は、閉じた状態の便蓋300へ向かう。吹き飛ばし手段460が水を吹き飛ばすときの空気の風速は、吹き飛ばし手段460が局部を乾燥するときの空気の風速よりも速い。吹き飛ばし手段460が水を吹き飛ばす場合には、制御部405は、加熱手段466を駆動しない。
これによれば、加熱されていない空気がボウル801の表面に残存した水に吹き付けられる。そのため、ボウル801の表面に残存した水を、乾燥させることなくボウル801の表面から吹き飛ばすことができる。また、水に吹き付けられる空気の風速が比較的速いため、ボウル801の表面に残存した水を比較的素早く飛ばすことができる。これにより、水垢の生成が効率的に抑制される。
本具体例によれば、吹き飛ばし手段460が局部乾燥手段と兼用されているため、吹き飛ばし手段を局部乾燥手段とは別に設ける必要はない。これにより、より簡易的に、ボウル801の表面における水垢の生成を抑制することができる。
また、吹き飛ばし手段460が空気を吹き出す際には、便蓋300は、閉じた状態である。そのため、ボウル801の表面に残存した水がトイレ装置10の外へ吹き飛ばされることをより確実に抑制することができる。これにより、水が使用者にかかることを抑制することができる。
図8は、本実施形態の吹き飛ばし手段のさらに他の具体例を例示する模式的斜視図である。
なお、図8(a)は、本具体例の吹き飛ばし手段を例示する模式的平面図である。図8(b)は、本具体例の吹き飛ばし手段を例示する模式的断面図である。説明の便宜上、図8(a)では、便蓋300およびケーシング400を省略している。図8(b)は、図8(a)に表した切断面C−Cにおける模式的断面図である。但し、説明の便宜上、図8(b)に表した衛生洗浄装置100は、平面図で表されている。
本具体例の便座200は、吹きかけ口204を有する。吹きかけ口204は、吹き飛ばし手段460の一部に含まれる。つまり、本具体例の吹き飛ばし手段460は、吹きかけ口204を有する。図8(a)および図8(b)に表したように、吹きかけ口204は、便座200の下面に設けられ、ボウル801に臨んでいる。
本具体例の吹き飛ばし手段460は、送風部461を有する。本具体例の送風部461は、図4に関して前述した送風部と同様のものである。送風部461から送り出された空気は、便座200の内部を通り、図8(b)に表した矢印A5のように吹きかけ口204からボウル801の表面へ向かって吹き出される。本具体例によれば、便器800の構造をより簡略化しつつ、ボウル801の表面に残存した水に便座200からの空気を吹き付けることで、その水をボウル801の表面から吹き飛ばすことができる。また、その他の効果についても、図4に関して前述した効果と同様の効果が得られる。
図9は、本実施形態の吹き飛ばし手段のさらに他の具体例を例示する模式的斜視図である。
なお、図9(a)は、本具体例の吹き飛ばし手段を例示する模式的平面図である。図9(b)は、本具体例の吹き飛ばし手段を例示する模式的断面図である。説明の便宜上、図9(a)では、ケーシング400を省略している。図9(b)は、図9(a)に表した切断面D−Dにおける模式的断面図である。但し、説明の便宜上、図9(b)に表した衛生洗浄装置100は、平面図で表されている。
本具体例の便蓋300は、吹きかけ口304を有する。吹きかけ口304は、吹き飛ばし手段460の一部に含まれる。つまり、本具体例の吹き飛ばし手段460は、吹きかけ口304を有する。図9(a)に表したように、吹きかけ口304は、便蓋300の下面に設けられ、ボウル801に臨んでいる。具体的には、トイレ装置10を上方からみたときに、吹きかけ口304は、便座200の開口部201の内側に相当する便蓋300の下面に設けられている。言い換えれば、吹きかけ口304は、便座200の開口部201を介してボウル801に臨んでいる。
本具体例の吹き飛ばし手段460は、送風部461を有する。本具体例の送風部461は、図4に関して前述した送風部と同様のものである。送風部461から送り出された空気は、便蓋300の内部を通り、図9(b)に表した矢印A6のように吹きかけ口304からボウル801の表面へ向かって吹き出される。本具体例によれば、便器800および便座200の構造をより簡略化しつつ、ボウル801の表面に残存した水に便座200からの空気を吹き付けることで、その水をボウル801の表面から吹き飛ばすことができる。また、その他の効果についても、図4に関して前述した効果と同様の効果が得られる。
図10は、本実施形態の吹き飛ばし手段のさらに他の具体例を例示する模式的斜視図である。
本具体例の吹き飛ばし手段460は、小便器900に設けられている。つまり、本具体例のトイレ装置20は、小便器900を備える。本実施形態の吹き飛ばし手段460は、洋式腰掛便器800に設けられることに限定されない。
例えば、本具体例の小便器900は、ライニングユニット520を介して壁面510に取り付けられている。小便器900は、リム部903を有する。リム部903は、小便器900の開口部907の周縁部に設けられている。リム部903には、吹きかけ口904が形成されている。吹きかけ口904は、小便器900のボウル901に臨んでいる。
吹きかけ口904は、吹き飛ばし手段460の一部に含まれる。つまり、本具体例の吹き飛ばし手段460は、吹きかけ口904を有する。
本具体例の吹き飛ばし手段460は、送風部461を有する。本具体例の送風部461は、図4に関して前述した送風部と同様のものである。送風部461は、例えばライニングユニット520の内部に設けられている。
送風部461から送り出された空気は、リム部903の内部を通り、図10(b)に表した矢印A7のように吹きかけ口904からボウル901の表面へ向かって吹き出される。これにより、本具体例の吹き飛ばし手段460は、ボウル901の表面に残存した水に空気を吹きかけ、ボウル901の表面に残存した水をボウル901の表面から吹き飛ばすことができる。また、吹きかけ口904がリム部903に設けられているため、本具体例の吹き飛ばし手段460は、ボウル901の表面に比較的近い距離から空気を水に吹きかけることができる。そのため、本具体例の吹き飛ばし手段460は、ボウル901の表面に残存した水を効率よく吹き飛ばすことができる。
ボウル901の表面に残存した水は、小便器900の排水口905へ向かって吹き飛ばされる。そのため、ボウル901の表面に残存した水がトイレ装置20の外へ吹き飛ばされることを抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、吹き飛ばし手段460などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などや吹きかけ口804、204、304、904およびダンパー465(あるいは温風吹出口)の設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、本実施形態では、吹き飛ばし手段460が洋式腰掛便器800を備えるトイレ装置10や小便器900を備えるトイレ装置20に設けられた場合を例に挙げて説明した。但し、吹き飛ばし手段460が設けられる装置は、これだけに限定されず、例えば洗面化粧台における手洗い器や、キッチンや、オストメイトなどであってもよい。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10、20 トイレ装置、 100 衛生洗浄装置、 101 第1の流路、 102 第2の流路、 103 第32の流路、 104 第4の流路、 105 第5の流路、 200 便座、 201 開口部、 204 吹きかけ口、 300 便蓋、 304 吹きかけ口、 310 透過窓、 400 ケーシング、 402 入室検知センサ、 403 人体検知センサ、 404 着座検知センサ、 405 制御部、 406 前面、 407 排気口、 408 排出口、 409 凹設部、 420 洗浄手段、 431 電磁弁、 450 殺菌水生成装置、 460 吹き飛ばし手段、 461 送風部、 463 送風部、 464 配管部、 465 ダンパー、 466 加熱手段、 471 第1の切替弁、 472 第2の切替弁、 473 洗浄ノズル、 474 吐水口、 481 噴霧ノズル、 483 UV光源、 510 壁面、 520 ライニングユニット、 800 洋式腰掛便器、 801 ボウル、 803 リム部、 803a 突出部、 803b 下面、 804 吹きかけ口、 805 溜水部、 900 小便器、 901 ボウル、 903 リム部、 904 吹きかけ口、 905 排水口、 907 開口部

Claims (8)

  1. 便器のボウルの表面を洗浄水により洗浄する洗浄手段と、
    前記洗浄手段の動作が終了した後、前記ボウルの表面に残存した水に空気を吹きかけることで前記水を前記ボウルの表面から吹き飛ばす吹き飛ばし手段と、
    を備えたことを特徴とするトイレ装置。
  2. 前記吹き飛ばし手段は、前記便器のリム部に設けられ前記空気が前記ボウルの表面へ向かって吹き出される吹きかけ口を有することを特徴とする請求項1記載のトイレ装置。
  3. 前記吹き飛ばし手段は、前記水を前記便器の溜水部へ向かって吹き飛ばすことを特徴とする請求項1または2に記載のトイレ装置。
  4. 便蓋と、
    前記便蓋の開閉および前記吹き飛ばし手段の駆動を制御する制御部と、
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記便蓋が閉じた状態のときに、前記吹き飛ばし手段を駆動する制御を実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のトイレ装置。
  5. 前記便器の後端部の上部に配置され使用者の局部を乾燥する局部乾燥手段をさらに備え、
    前記吹き飛ばし手段は、前記局部乾燥手段と兼用されたことを特徴とする請求項1記載のトイレ装置。
  6. 便蓋と、
    前記便蓋の開閉および前記吹き飛ばし手段の駆動を制御する制御部と、
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記便蓋が閉じた状態のときに、前記吹き飛ばし手段を駆動する制御を実行することを特徴とする請求項5記載のトイレ装置。
  7. 前記吹き飛ばし手段は、前記便蓋に空気を吹きかけることで、前記水を前記便器の溜水部へ向かって吹き飛ばすことを特徴とする請求項6記載のトイレ装置。
  8. 前記局部乾燥手段は、前記空気を加熱する加熱手段を有し、
    前記制御部は、前記使用者の局部を乾燥する際には前記加熱手段を駆動し、前記水を前記ボウルの表面から吹き飛ばす際には前記加熱手段を駆動せず、
    前記水を前記ボウルの表面から吹き飛ばす際の前記空気の風速は、前記使用者の局部を乾燥する際の前記空気の風速よりも速いことを特徴とする請求項6または7に記載のトイレ装置。
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